JPH0562006U - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JPH0562006U
JPH0562006U JP277692U JP277692U JPH0562006U JP H0562006 U JPH0562006 U JP H0562006U JP 277692 U JP277692 U JP 277692U JP 277692 U JP277692 U JP 277692U JP H0562006 U JPH0562006 U JP H0562006U
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JP
Japan
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holding table
lead wire
coil
coil device
coil component
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Application number
JP277692U
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Inventor
慶彦 川島
覚 北原
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TDK Corp
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板への実装作業の自動化を図った
コイル装置を提供すること。 【構成】 本装置10は、コイル部品30に保持台20
を装着したものである。保持台20は、コイル部品30
の各巻線33,33の両延在部をリード線34として所
定間隔を保ちつつ下方向に突出するように保持してい
る。リード線34の下方向先端34aは、テーパ状にし
ている。保持台20の側壁200,210の外周面に
は、一対の凹部201,一対の凹部211を備えてい
る。当該装置10をプリント基板に実装する場合は、チ
ャッキング用の爪を保持台20の凹部201,211に
差し入れて、本装置10を保持して基板の実装領域に搬
送して位置決めを行う。位置決めを行った後は、チャッ
キング用の爪を降下させ、リード線34の下方向先端3
4aを基板の貫通孔に挿通させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器等の電子部品実装用のプリント基板に実装されるコイル装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコイル装置は、例えば図6に示すように構成されていた(例え ば、実公昭62-25859号公報)。同図に示すコイル装置1は、一対のコアカバー2 ,3内に図示しないコアを収容し、巻線4,4を一対施した後、巻線4,4の両 延在部をリード線5としてコアカバー2,3のベース6に形成されたスリット状 の引出し溝7に横方向から挿入して保持したものである。
【0003】 このコイル装置1をプリント基板(貫通接続型)に実装する場合は、まず、こ の装置1を基板の実装領域に搬送して位置決めを行い、リード線5を基板の貫通 孔に挿通させ、半田付け作業により貫通孔に装着されたハトメに接続して行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコイル装置1のリード線5は、スリット状の引出し溝7 により保持されているだけなので、リード線5のピッチ精度が出ない虞がある。 このため、実装作業は手作業により行わざるを得ず、作業効率が悪かった。また 、リード線を基板の貫通孔に挿通させる作業も手間取っていた。
【0005】 そこで、本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、プリント基板への実 装作業の自動化を図ったコイル装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、巻線をコアに巻装して成るコイル部品と 、このコイル部品に装着されると共に前記巻線の両延在部をリード線として所定 間隔を保ちつつ下方向に突出するように保持する保持台とを有し、当該装置を搬 送可能な係止部を少なくとも一対具備したことを特徴とするコイル装置である。 また、前記リード線の下方先端をテーパ状とするのが好ましい。
【0007】
【作用】
このように構成された本考案によれば、リード線のピッチ精度は保持台により 確保され、係止部により当該装置の位置決め及び搬送が容易となる。これにより 、プリント基板への実装作業の自動化が図れる。
【0008】 また、リード線の下方先端をテーパ状とすることにより、プリント基板の貫通 孔にリード線を容易に挿通させることができる。これにより、プリント基板への 実装作業の自動化がより一層図れる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
【0010】 図1は本考案のコイル装置10の一実施例の概略斜視図、図2は図1における A−A線断面図、図3は図1におけるB−B線断面図である。
【0011】 本コイル装置10は、プリント基板(図示省略)に実装されるものであり、コ イル部品30に保持台20を装着した構造を有している。このコイル部品30は 、一対のコアカバー31a,31b内に環状のコア32を収容し、コアカバー3 1a,31bに一対の巻線33,33を巻装したものである。また、保持台20 は、コイル部品30の各巻線33,33の両延在部をリード線34として所定間 隔を保ちつつ下方向に突出するように保持している。なお、リード線34は、下 方向先端34aがテーパ状になっている。
【0012】 前記両コアカバー31a,31bは、樹脂部材からなり、図3に示すように、 コア32を収容するための円形外周壁310a,310b及びこれに同心の円形 内周壁320a,320bが形成され、更に後述する図4及び図5の分解斜視図 に示すように、円形外周壁310a,310bの下方から略接線方向に延在する ようにベース半体330a,330bが形成されている。両コアカバー31a, 31bを組合わせることにより、円形外周壁310a,310bと円形内周壁3 20a,320bとの間にコア32を収容できるものであり、ベース半体330 a,330bは後述する保持台20の凹部230′の内寸法に一致したベース3 30を形成する。また、各ベース半体330a,330bには、リード線34を 挿通させるためのスリット状の引出し溝340を備えている。また、両コアカバ ー31a,31bには、後述する図4の分解斜視図に示すように、両コアカバー 31a,31bを結合するための絶縁仕切板360が挿入可能な溝350を備え ている。また、コアカバー31a,31bの接合面は、段差部を設けてもよく、 設けなくてもよい。
【0013】 前記保持台20は、樹脂又は金属等の部材からなる箱状を有している。この保 持台20の側壁200,210の外周面には、チャッキング用の爪を差し入れて 当該コイル装置10を搬送可能な係止部としての一対の凹部201,一対の凹部 211を備えている。
【0014】 保持台20の一方の側壁200には、コイル部品30の軸方向の位置を規制す ると共にコイル部品30の離脱を防止する固定部202と、同じくコイル部品3 0の離脱を防止する凸部203とを具備している。固定部202は、上端が内側 に突出した略L字状を有し、固定部202の周辺の側壁200を刳り貫いて適宜 の大きさとし、ベース330に対する押圧力が所定の値となるようにしている。 その押圧力により上端の突出部がベース330を保持台20の底部230に押え 付けるように作用する。また、凸部203は、コイル部品30を保持台20に対 して上方から挿入し易すく、しかも上方へ抜け難い断面直角三角形状を有してい る。
【0015】 保持台20の底部230には、その縁側に半田付け作業を確実とすることを目 的としてガス抜き用の空間を形成するための突部231が形成され、コアカバー 31a,31bのベース330に備えられた引出し溝340に対応する底部23 0の位置に、リード線34を挿通させるための4つの挿通孔232を備えている 。
【0016】 次に、上記構成の実施例のコイル装置10の一製造方法を図4及び図5をも参 照して説明する。
【0017】 まず、図4に示すように、コア32をコアカバー31a,31b内に収容する 。次に、コアカバー31a,31bに巻線33を一対巻装し半田揚をした後、各 巻線33のリード線34をベース330の引出し溝340に挿入する。次に、絶 縁仕切板360をコアカバー31a,31bの溝350に挿入して絶縁仕切板3 60を溶着して固定する。次に、図5に示すように、リード線34が保持台20 の挿通孔232に挿入するようにコイル部品30を保持台20に装着する。その 後、リード線34の下方向先端(34a)をテーパ状に加工する。このようにし て本装置10が製造される。
【0018】 次に、上記構成の実施例のコイル装置10のプリント基板への実装作業につい て説明する。
【0019】 まず、チャッキング用の爪を保持台20の側壁200,210の外周面に設け られた凹部201,211に差し入れて、本装置10を保持して基板の実装領域 に搬送して位置決めを行う。位置決めを行った後は、チャッキング用の爪を降下 させ、リード線34の下方向先端34aを基板の貫通孔に挿通させる。次に、リ ード線34を半田等により貫通孔に装着されたハトメに接続して実装作業が終了 する。
【0020】 このように構成された上記実施例のコイル装置10によれば、保持台20の側 壁200,210の外周面にチャッキング用の係止瓜が差し入れ可能な凹部20 1,211を備えているため、自動機械による当該コイル装置10の搬送,位置 決めが可能となる。また、リード線34の下方向先端34aをテーパ状にしてリ ード線34を基板の貫通孔に容易に挿通できるようにしているので、自動機械に よる挿通作業も可能となり、プリント基板への実装作業の自動化がより一層図れ る。更に、コアカバー31,32は分割構造としているため、組立が容易となる 。
【0021】 なお、本考案は上記実施例に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々 に変形実施できる。例えば、リード線34のピッチ精度を確保する部材と、当該 装置10を搬送可能な凹部201,211を備えた部材は、本実施例の如く同一 部材(保持台20)でなく、別部材としてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、以下の効果を奏する。
【0023】 請求項1記載の考案によれば、リード線のピッチ精度は保持台により確保され 、係止部により当該装置の位置決め及び搬送が容易となるので、プリント基板へ の実装作業の自動化を図ったコイル装置を提供することができる。
【0024】 請求項2記載の考案によれば、リード線の下方先端をテーパ状としているので 、リード線をプリント基板の貫通孔に容易に挿通させることができるので、プリ ント基板への実装作業の自動化をより一層図ったコイル装置を提供することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコイル装置の一実施例の概略斜視図で
ある。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】本考案のコイル装置の一製造方法を説明するた
めの分解斜視図である。
【図5】本考案のコイル装置の一製造方法を説明するた
めの分解斜視図である。
【図6】従来のコイル装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 コイル装置 20 保持台 200,210 側壁(保持台の側面) 201,211 凹部(係止部) 30 コイル部品 32 コア 33 巻線 34 リード線 34a リード線の下方向先端

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線をコアに巻装して成るコイル部品
    と、このコイル部品に装着されると共に前記巻線の両延
    在部をリード線として所定間隔を保ちつつ下方向に突出
    するように保持する保持台とを有し、当該装置を搬送可
    能な係止部を少なくとも一対具備したことを特徴とする
    コイル装置。
  2. 【請求項2】 前記リード線の下方先端をテーパ状とし
    た請求項1記載のコイル装置。
JP277692U 1992-01-29 1992-01-29 コイル装置 Withdrawn JPH0562006U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297037A (ja) * 1994-04-27 1995-11-10 Tokyo Parts Ind Co Ltd バルントランス
CN100357573C (zh) * 2001-07-26 2007-12-26 本田技研工业株式会社 用于内燃机的阀控制装置
JP2019197804A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 Tdk株式会社 コイル部品およびコイル装置
JP2021150314A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 株式会社村田製作所 インダクタ部品

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Effective date: 19960404