JPH0561986A - 輪郭内データ塗りつぶし回路 - Google Patents
輪郭内データ塗りつぶし回路Info
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- JPH0561986A JPH0561986A JP3043246A JP4324691A JPH0561986A JP H0561986 A JPH0561986 A JP H0561986A JP 3043246 A JP3043246 A JP 3043246A JP 4324691 A JP4324691 A JP 4324691A JP H0561986 A JPH0561986 A JP H0561986A
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- data
- circuit
- output
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 輪郭データの輪郭内をハードウェアで塗りつ
ぶすことを目的とする。 [構成] 輪郭データを1ライン毎に走査し、各ライン
の左端から数えて奇数番目の“1”から次の偶数番目の
“1”までの間の“0”を“1”に置き換える回路を論
理回路にて構成する。
ぶすことを目的とする。 [構成] 輪郭データを1ライン毎に走査し、各ライン
の左端から数えて奇数番目の“1”から次の偶数番目の
“1”までの間の“0”を“1”に置き換える回路を論
理回路にて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトルデータで与え
られた文字や図形を表示したり印字したりするときにこ
れらの文字や図形の輪郭内をハード的に自動的に塗りつ
ぶす輪郭内データ塗りつぶし回路に関する。
られた文字や図形を表示したり印字したりするときにこ
れらの文字や図形の輪郭内をハード的に自動的に塗りつ
ぶす輪郭内データ塗りつぶし回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等で文字を表示したり
印字する場合、文字を縮小,拡大したり回転させるのに
便利なため、近年の多くのワードプロセッサは、文字デ
ータをベクトルフォントで持つようになってきている。
また、図形のデータもベクトルで持つのが普通になって
きている。このベクトルデータを、表示するために画面
の各ドット(画素)に展開した場合、それをそのまま出
力すると、その文字や図形の輪郭のみが表示されること
になる。例えば、「A」というベクトルフォントをビッ
トデータに展開した場合、その輪郭部分のみが「表示」
を示すデータ“1”となり、それ以外は「無表示」の
“0”となる(尚、実際には、展開したとき横1ライン
のデータ“1”が多数連続する箇所は両端のみ“1”と
し中間は“0”となるようにソフトウェアにて展開す
る。このように展開したデータ例を、図9に示す。)。
図9のデータをそのまま表示すると、図10に示す様に
なる。この様な白抜き文字は見づらいので、通常は、文
字内を塗りつぶしたデータを図11に示す様に表示させ
る。
印字する場合、文字を縮小,拡大したり回転させるのに
便利なため、近年の多くのワードプロセッサは、文字デ
ータをベクトルフォントで持つようになってきている。
また、図形のデータもベクトルで持つのが普通になって
きている。このベクトルデータを、表示するために画面
の各ドット(画素)に展開した場合、それをそのまま出
力すると、その文字や図形の輪郭のみが表示されること
になる。例えば、「A」というベクトルフォントをビッ
トデータに展開した場合、その輪郭部分のみが「表示」
を示すデータ“1”となり、それ以外は「無表示」の
“0”となる(尚、実際には、展開したとき横1ライン
のデータ“1”が多数連続する箇所は両端のみ“1”と
し中間は“0”となるようにソフトウェアにて展開す
る。このように展開したデータ例を、図9に示す。)。
図9のデータをそのまま表示すると、図10に示す様に
なる。この様な白抜き文字は見づらいので、通常は、文
字内を塗りつぶしたデータを図11に示す様に表示させ
る。
【0003】文字データをベクトルフォントで持ち、表
示あるいは印字するときに輪郭内部を塗りつぶす場合、
従来は、表示する各画素(ドット)が表示対象文字の輪
郭内にくるか輪郭外となるかをソフトウェアにて識別
し、輪郭内部であればそのデータを“0”から“1”に
ソフト的に書き直し、それを表示装置の方に送り、図1
1のように表示するようにしている。以上は、「表示」
について説明したが、「印字」の場合についても同様で
ある。
示あるいは印字するときに輪郭内部を塗りつぶす場合、
従来は、表示する各画素(ドット)が表示対象文字の輪
郭内にくるか輪郭外となるかをソフトウェアにて識別
し、輪郭内部であればそのデータを“0”から“1”に
ソフト的に書き直し、それを表示装置の方に送り、図1
1のように表示するようにしている。以上は、「表示」
について説明したが、「印字」の場合についても同様で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文字や図形を表示した
り印字するときに、上述した従来技術のように、各ドッ
トが輪郭内部であるか否かを一々ソフトウェアで識別処
理し輪郭内部のデータを書き直していたのでは、CPU
の負担が大きく、また、処理に時間がかかるという問題
がある。
り印字するときに、上述した従来技術のように、各ドッ
トが輪郭内部であるか否かを一々ソフトウェアで識別処
理し輪郭内部のデータを書き直していたのでは、CPU
の負担が大きく、また、処理に時間がかかるという問題
がある。
【0005】本発明の目的は、輪郭のデータが与えられ
たときに輪郭内部のデータを塗りつぶしたデータをハー
ド的に生成し出力装置(表示装置,印字装置等)に出力
する輪郭内データ塗りつぶし回路を提供することにあ
る。
たときに輪郭内部のデータを塗りつぶしたデータをハー
ド的に生成し出力装置(表示装置,印字装置等)に出力
する輪郭内データ塗りつぶし回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、表示あるい
は印字するパターンがベクトルで与えられ該ベクトルを
処理装置にてドットパターンに展開した展開パターンを
取り込んで出力装置に出力する回路において、前記展開
パターンの1ライン上の一方の端から奇数番目と偶数番
目の“1”のデータの間に“0”のデータがあるときは
これを“1”に変換し出力装置に出力する論理回路を設
けることで、達成される。
は印字するパターンがベクトルで与えられ該ベクトルを
処理装置にてドットパターンに展開した展開パターンを
取り込んで出力装置に出力する回路において、前記展開
パターンの1ライン上の一方の端から奇数番目と偶数番
目の“1”のデータの間に“0”のデータがあるときは
これを“1”に変換し出力装置に出力する論理回路を設
けることで、達成される。
【0007】
【作用】処理装置側がベクトルで与えられたデータを表
示用,印字用にドットパターンに展開しこの展開パター
ンつまり輪郭データを出力すると、これを取り込んだ輪
郭内データ塗りつぶし回路が、輪郭内の“0”のデータ
を“1”に置き換えて出力するので、処理装置側の塗り
つぶし処理に対する負担はなく、短時間に輪郭内データ
の塗りつぶしが可能となる。
示用,印字用にドットパターンに展開しこの展開パター
ンつまり輪郭データを出力すると、これを取り込んだ輪
郭内データ塗りつぶし回路が、輪郭内の“0”のデータ
を“1”に置き換えて出力するので、処理装置側の塗り
つぶし処理に対する負担はなく、短時間に輪郭内データ
の塗りつぶしが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る輪郭内データ
塗りつぶし回路を適用したデータ処理装置の全体構成図
である。このデータ処理装置は、各種演算を行い他の回
路を制御する処理装置(CPU)1と、表示装置,プリ
ンタ等の出力装置2と、表示装置に表示する1画面分の
データを格納するイメージメモリ3と、詳細は後述する
輪郭内データ塗りつぶし回路4と、これらを相互に接続
するバス5とで構成されている。
明する。図1は、本発明の一実施例に係る輪郭内データ
塗りつぶし回路を適用したデータ処理装置の全体構成図
である。このデータ処理装置は、各種演算を行い他の回
路を制御する処理装置(CPU)1と、表示装置,プリ
ンタ等の出力装置2と、表示装置に表示する1画面分の
データを格納するイメージメモリ3と、詳細は後述する
輪郭内データ塗りつぶし回路4と、これらを相互に接続
するバス5とで構成されている。
【0009】図2は、輪郭内データ塗りつぶし回路4の
構成図である。この塗りつぶし回路4は、CPU1側か
らバス5に出力された輪郭データを、一ライン毎に取り
込むラッチ回路10と、ラッチ回路10が取り込んだデ
ータから輪郭内データ“0”を“1”に置き換えるペイ
ント回路11と、置き換えた後のデータを一時蓄え、バ
ス5を通して出力装置2に出力する読み出しバッファ1
2とから成る。
構成図である。この塗りつぶし回路4は、CPU1側か
らバス5に出力された輪郭データを、一ライン毎に取り
込むラッチ回路10と、ラッチ回路10が取り込んだデ
ータから輪郭内データ“0”を“1”に置き換えるペイ
ント回路11と、置き換えた後のデータを一時蓄え、バ
ス5を通して出力装置2に出力する読み出しバッファ1
2とから成る。
【0010】図3及び図4は図2に示す塗りつぶし回路
4の詳細構成図であり、1図として表示することができ
ないので、2つの図に分けている(図3が左半分を、図
4が右半分を示すものである。)。塗りつぶし回路は、
好適には、一ラインのデータを一度に取り込んで輪郭内
データであるか否かを論理判定し輪郭内データ“0”を
“1”に置き換える構成とすることが好ましいが、本実
施例では、16ビットのCPUを使用する関係で、一ラ
インのデータを左端から16ドットづつ取り込んで輪郭
内データを塗りつぶしたデータを生成し出力するように
している。
4の詳細構成図であり、1図として表示することができ
ないので、2つの図に分けている(図3が左半分を、図
4が右半分を示すものである。)。塗りつぶし回路は、
好適には、一ラインのデータを一度に取り込んで輪郭内
データであるか否かを論理判定し輪郭内データ“0”を
“1”に置き換える構成とすることが好ましいが、本実
施例では、16ビットのCPUを使用する関係で、一ラ
インのデータを左端から16ドットづつ取り込んで輪郭
内データを塗りつぶしたデータを生成し出力するように
している。
【0011】図3のバス5から取り込まれた16ビット
(各ビットが表示画面の1ドットに対応する。)の輪郭
データは、8ビットづつラッチ回路10a,10bにラ
ッチされる。ラッチ回路10a,10bにラッチされた
16ビットの輪郭データは、図4のペイント回路11
a,11b,11c,11dに送られ、各ペイント回路
11a〜11dで後述するように処理される。ラッチ回
路11eは、16ビット毎の各境界での連続性を制御す
るために設けたものであり、前回の輪郭データを処理し
て得た16ビット目の出力信号をoD15、前回の処理
でのキャリーアウトCo3、前回の輪郭データの16ビ
ット目の入力信号iD15を、夫々ii0,ii1,i
i2として出力する。ペイント回路11a〜11dの出
力信号OD0〜OD15は、読み出し用バッファ回路1
2a,12bに送られて一時蓄えられ、このバッファ回
路12a,12bの出力信号がバス5を介して出力装置
に送られる。ペイント回路11a〜11dは同一構成で
あり、その詳細回路を図5に示す。このペイント回路
は、8個のオアゲートと、12個のアンドゲートと、1
3個のノット回路で構成される。
(各ビットが表示画面の1ドットに対応する。)の輪郭
データは、8ビットづつラッチ回路10a,10bにラ
ッチされる。ラッチ回路10a,10bにラッチされた
16ビットの輪郭データは、図4のペイント回路11
a,11b,11c,11dに送られ、各ペイント回路
11a〜11dで後述するように処理される。ラッチ回
路11eは、16ビット毎の各境界での連続性を制御す
るために設けたものであり、前回の輪郭データを処理し
て得た16ビット目の出力信号をoD15、前回の処理
でのキャリーアウトCo3、前回の輪郭データの16ビ
ット目の入力信号iD15を、夫々ii0,ii1,i
i2として出力する。ペイント回路11a〜11dの出
力信号OD0〜OD15は、読み出し用バッファ回路1
2a,12bに送られて一時蓄えられ、このバッファ回
路12a,12bの出力信号がバス5を介して出力装置
に送られる。ペイント回路11a〜11dは同一構成で
あり、その詳細回路を図5に示す。このペイント回路
は、8個のオアゲートと、12個のアンドゲートと、1
3個のノット回路で構成される。
【0012】次に、上述した構成の輪郭内データ塗りつ
ぶし回路の動作について説明する。例えば図12の上段
に示す一ライン64ビットの輪郭データが16ビットづ
つCPU側からバス5に出力されたとする。“1”のデ
ータは、左端から2番目,3番目,5番目,8番目,1
3番目,28番目,37番目,45番目,57番目,6
1番目であり、その他は“0”である。この“0”のデ
ータのうち輪郭内部のデータは、5〜8番目の間,13
〜28番目の間,37〜45番目の間、57〜61番目
の間であり、この部分のデータ“0”を“1”に置き換
えて図12の最下段データとすることで、塗りつぶしが
できる。2番目と3番目に“1”のデータが連続する
が、この部分は、文字の上端部に当たるため“1”が連
続するのであり、4番目の“0”を挟んで5番目の
“1”が次の線の輪郭の始まりとなる。本実施例は、文
字の上端部で2つの“1”が連続する場合についても対
処するものである。もし、展開パターンが図9に示す様
に、上端部でも必ず“0”を間に挟むようになっている
場合には、連続する2つの“1”について対処する回路
構成は不要となる。
ぶし回路の動作について説明する。例えば図12の上段
に示す一ライン64ビットの輪郭データが16ビットづ
つCPU側からバス5に出力されたとする。“1”のデ
ータは、左端から2番目,3番目,5番目,8番目,1
3番目,28番目,37番目,45番目,57番目,6
1番目であり、その他は“0”である。この“0”のデ
ータのうち輪郭内部のデータは、5〜8番目の間,13
〜28番目の間,37〜45番目の間、57〜61番目
の間であり、この部分のデータ“0”を“1”に置き換
えて図12の最下段データとすることで、塗りつぶしが
できる。2番目と3番目に“1”のデータが連続する
が、この部分は、文字の上端部に当たるため“1”が連
続するのであり、4番目の“0”を挟んで5番目の
“1”が次の線の輪郭の始まりとなる。本実施例は、文
字の上端部で2つの“1”が連続する場合についても対
処するものである。もし、展開パターンが図9に示す様
に、上端部でも必ず“0”を間に挟むようになっている
場合には、連続する2つの“1”について対処する回路
構成は不要となる。
【0013】本実施例では、最初の16ビット(図12
の例で、“0110100100001000”の輪郭
データがコントロール信号WRITE−Nの立ち上がり
でラッチ回路10に取り込まれ、後段のペイント回路に
送られる。このラッチ回路に取り込まれた信号iD0〜
iD15のうち、最初の4つの信号iD0〜iD3がペ
イント回路11dの入力端d,e,f,gに入力され
る。ラッチ回路11eからペイント回路11dに出力さ
れる信号ii0,ii1,ii2は、入力端a,b,c
に入力される。
の例で、“0110100100001000”の輪郭
データがコントロール信号WRITE−Nの立ち上がり
でラッチ回路10に取り込まれ、後段のペイント回路に
送られる。このラッチ回路に取り込まれた信号iD0〜
iD15のうち、最初の4つの信号iD0〜iD3がペ
イント回路11dの入力端d,e,f,gに入力され
る。ラッチ回路11eからペイント回路11dに出力さ
れる信号ii0,ii1,ii2は、入力端a,b,c
に入力される。
【0014】ラッチ11eの出力信号ii0,ii1,
112の初期値はいずれも“0”であり、信号iD0〜
iD3は、図12の例では“0110”である。つま
り、図5の入力端子a〜gに“0000110”が入力
する。これにより、ペイント回路11dのJ端子出力は
“0”,K端子出力は“1”,L端子出力は“1”,M
端子出力は“0”,N端子出力(キャリー出力)は
“0”となる。このJ,K,L,M端子出力は夫々0番
目〜3番目までの出力信号oD0〜oD3として読み出
し用のバッファ回路12に送られ、ここに一時蓄えられ
る。
112の初期値はいずれも“0”であり、信号iD0〜
iD3は、図12の例では“0110”である。つま
り、図5の入力端子a〜gに“0000110”が入力
する。これにより、ペイント回路11dのJ端子出力は
“0”,K端子出力は“1”,L端子出力は“1”,M
端子出力は“0”,N端子出力(キャリー出力)は
“0”となる。このJ,K,L,M端子出力は夫々0番
目〜3番目までの出力信号oD0〜oD3として読み出
し用のバッファ回路12に送られ、ここに一時蓄えられ
る。
【0015】ペイント回路11cのd,e,f,g入力
端子には、16ビットの輪郭データ中の次の4つの信号
iD4,iD5,iD6,iD7(図12の例では、
“1001”)が入力される。a入力端子には、1ビッ
ト下位の出力データoD3(ペイント回路11dのM端
子出力)が入力され、b入力端子にはペイント回路11
dのキャリー出力(N端子出力)が入力され、c入力端
子には1ビット下位の入力信号iD3が入力される。こ
のように、a〜g入力端子に“0001001”が入力
されると、ペイント回路11cのJ,K,L,M,N端
子出力は、“11110”となる。つまり、出力信号o
D4〜oD7は“1111”となり、これがバッファ1
2に送られる。
端子には、16ビットの輪郭データ中の次の4つの信号
iD4,iD5,iD6,iD7(図12の例では、
“1001”)が入力される。a入力端子には、1ビッ
ト下位の出力データoD3(ペイント回路11dのM端
子出力)が入力され、b入力端子にはペイント回路11
dのキャリー出力(N端子出力)が入力され、c入力端
子には1ビット下位の入力信号iD3が入力される。こ
のように、a〜g入力端子に“0001001”が入力
されると、ペイント回路11cのJ,K,L,M,N端
子出力は、“11110”となる。つまり、出力信号o
D4〜oD7は“1111”となり、これがバッファ1
2に送られる。
【0016】以下、同様にして、ペイント回路11bの
a〜g端子への入力信号は“1010000”となって
そのJ〜N端子出力は“00000”となり、ペイント
回路11aのa〜g端子への入力信号は“000100
0”となってそのJ〜N端子出力は“11111”とな
る。このようにして16ビットの信号処理が終了する
と、バッファ12に蓄えられた信号oD0〜oD15
“0110111100001111”が、コントロー
ル信号READ−Nの立ち上がりでバス5に出力され、
出力装置に送られる。そして、次の16ビットの輪郭デ
ータ(図12の例では、“0000000000010
000”)がラッチ回路10にラッチされる。このと
き、ラッチ回路11eの出力(ii0,ii1,ii
2)は(1,1,0)となるので、回路11dのJ〜N
端子の出力は“11111”となる。以下、同様の処理
が繰り返され、図12の最下段の結果が得られる。
a〜g端子への入力信号は“1010000”となって
そのJ〜N端子出力は“00000”となり、ペイント
回路11aのa〜g端子への入力信号は“000100
0”となってそのJ〜N端子出力は“11111”とな
る。このようにして16ビットの信号処理が終了する
と、バッファ12に蓄えられた信号oD0〜oD15
“0110111100001111”が、コントロー
ル信号READ−Nの立ち上がりでバス5に出力され、
出力装置に送られる。そして、次の16ビットの輪郭デ
ータ(図12の例では、“0000000000010
000”)がラッチ回路10にラッチされる。このと
き、ラッチ回路11eの出力(ii0,ii1,ii
2)は(1,1,0)となるので、回路11dのJ〜N
端子の出力は“11111”となる。以下、同様の処理
が繰り返され、図12の最下段の結果が得られる。
【0017】図6は、前述した塗りつぶし回路を適用し
たデータ処理装置の別実施例の構成図である。本実施例
では、イメージメモリ3とCPU1との間に塗りつぶし
回路4が介在する構成になっている。この構成では、C
PU1が輪郭データをイメージメモリ3に書き込み、イ
メージメモリ3内の輪郭データを出力装置2に出力する
ときに、塗りつぶし回路4がこの輪郭データを取り込ん
で塗りつぶしたデータを作成し、出力装置2に出力する
ようになっている。
たデータ処理装置の別実施例の構成図である。本実施例
では、イメージメモリ3とCPU1との間に塗りつぶし
回路4が介在する構成になっている。この構成では、C
PU1が輪郭データをイメージメモリ3に書き込み、イ
メージメモリ3内の輪郭データを出力装置2に出力する
ときに、塗りつぶし回路4がこの輪郭データを取り込ん
で塗りつぶしたデータを作成し、出力装置2に出力する
ようになっている。
【0018】図7は、上述した塗りつぶし回路とその周
辺回路の詳細図である。図7において、9はコントロー
ル回路、19はRAMである。また、バッファ20は、
CPUのデータバスとRAM19との間に設けられ、ペ
イントモード(PMODE)信号を受けると、CPUの
データバスとRAM19との接続を遮断するようになっ
ている。CSはRAM19のチップセレクト信号、OE
はアウトプットイネーブル、WEはライトイネーブル、
ASはアドレスストローブ、DSはデータストローブ、
RWはCPUからのリードライト制御信号、DACKは
CPUに対しデータの受け取り,書き込みが完了したこ
とを示す信号あるいはCPUに対するウェイト信号、P
MODEは塗りつぶし動作開始制御信号であり、各信号
はコントロール回路9で制御される。
辺回路の詳細図である。図7において、9はコントロー
ル回路、19はRAMである。また、バッファ20は、
CPUのデータバスとRAM19との間に設けられ、ペ
イントモード(PMODE)信号を受けると、CPUの
データバスとRAM19との接続を遮断するようになっ
ている。CSはRAM19のチップセレクト信号、OE
はアウトプットイネーブル、WEはライトイネーブル、
ASはアドレスストローブ、DSはデータストローブ、
RWはCPUからのリードライト制御信号、DACKは
CPUに対しデータの受け取り,書き込みが完了したこ
とを示す信号あるいはCPUに対するウェイト信号、P
MODEは塗りつぶし動作開始制御信号であり、各信号
はコントロール回路9で制御される。
【0019】CPUから送られてくる輪郭データは、一
時このRAM19に蓄えられる。このRAM19内に格
納された輪郭データをCPUが読み出す場合、Pモード
信号をコントロール回路9に出力する。これにより、バ
ッファ20はRAM19とデータバスとの接続を遮断す
る。この状態で、CPUがアドレスバスにてRAM19
の番地を指定すると、その番地に格納されている輪郭デ
ータがRAM19から読み出されるが、この輪郭データ
は、データバスにそのまま出力されることはなく、塗り
つぶし回路4に送られ、ここで塗りつぶされたデータが
作成され、データバスに出力される。本実施例での塗り
つぶし時間は数百ns〜1μs程度なので、その間、C
PUをウェイトさせる必要がある。また、塗りつぶした
データはRAM19上に保存されず、表示,印字等の出
力優先のスピード回路といえる。図8は、図7とは別の
実施例に係る周辺回路の構成図である。図8において、
バッファ21は、Pモードでオンとなるようになってい
る。通常の場合には、CPUはこのRAM19に対しリ
ード,ライトが可能となっており、CPUは、先ずこの
RAM19に輪郭データを書き込む。塗りつぶし用の元
データがRAM19にセットされたら、CPUはPモー
ド信号をセットする。これにより、バッファ20がオフ
(遮断)、バッファ21がオン(導通)となる。
時このRAM19に蓄えられる。このRAM19内に格
納された輪郭データをCPUが読み出す場合、Pモード
信号をコントロール回路9に出力する。これにより、バ
ッファ20はRAM19とデータバスとの接続を遮断す
る。この状態で、CPUがアドレスバスにてRAM19
の番地を指定すると、その番地に格納されている輪郭デ
ータがRAM19から読み出されるが、この輪郭データ
は、データバスにそのまま出力されることはなく、塗り
つぶし回路4に送られ、ここで塗りつぶされたデータが
作成され、データバスに出力される。本実施例での塗り
つぶし時間は数百ns〜1μs程度なので、その間、C
PUをウェイトさせる必要がある。また、塗りつぶした
データはRAM19上に保存されず、表示,印字等の出
力優先のスピード回路といえる。図8は、図7とは別の
実施例に係る周辺回路の構成図である。図8において、
バッファ21は、Pモードでオンとなるようになってい
る。通常の場合には、CPUはこのRAM19に対しリ
ード,ライトが可能となっており、CPUは、先ずこの
RAM19に輪郭データを書き込む。塗りつぶし用の元
データがRAM19にセットされたら、CPUはPモー
ド信号をセットする。これにより、バッファ20がオフ
(遮断)、バッファ21がオン(導通)となる。
【0020】CPUがアドレスバスを通してRAMの番
地に対しリード命令を発行する。これにより、当該番地
の輪郭データがRAM19からデータバス側に出力され
る。しかし、この輪郭データは、バッファ20に阻まれ
てCPUのデータバスには出力されず、バッファ21を
介して塗りつぶし回路4に取り込まれる。塗りつぶし回
路4は、上述した塗りつぶし作業を行い、塗りつぶした
データをバッファ21を介してRAM19側に出力す
る。
地に対しリード命令を発行する。これにより、当該番地
の輪郭データがRAM19からデータバス側に出力され
る。しかし、この輪郭データは、バッファ20に阻まれ
てCPUのデータバスには出力されず、バッファ21を
介して塗りつぶし回路4に取り込まれる。塗りつぶし回
路4は、上述した塗りつぶし作業を行い、塗りつぶした
データをバッファ21を介してRAM19側に出力す
る。
【0021】CPUは、前記のリード命令発行後一定時
間待ってライト命令を発行し、CPUのデータバス上の
データをライト命令で指定した番地に書き込もうとする
が、バッファ20が遮断状態になっているので、このラ
イト命令で書き込まれるのは、塗りつぶし回路4からバ
ッファ21を通して出力されたデータつまり塗りつぶさ
れたデータとなる。上述したリード・ライト各一動作
で、1ラインまたは1バイトまたは1ワード分のデータ
の塗りつぶしが終了する。後は、必要なライン分だけ同
じ動作が繰り返され、塗りつぶされたデータがRAM1
9内で完成する。Pモードが解除され、バッファ21が
オフ,バッファ20がオンとなると、RAM19内の塗
りつぶされたデータが出力装置側に出力される。この実
施例では、CPUは、Pモード信号を出力するだけで、
後は塗りつぶし作業を意識せずに動作し、塗りつぶし回
路4がCPUのRAM19に対するリード・ライトのバ
スサイクルを利用して塗りつぶし作業を実行し、塗りつ
ぶしデータが作成される。
間待ってライト命令を発行し、CPUのデータバス上の
データをライト命令で指定した番地に書き込もうとする
が、バッファ20が遮断状態になっているので、このラ
イト命令で書き込まれるのは、塗りつぶし回路4からバ
ッファ21を通して出力されたデータつまり塗りつぶさ
れたデータとなる。上述したリード・ライト各一動作
で、1ラインまたは1バイトまたは1ワード分のデータ
の塗りつぶしが終了する。後は、必要なライン分だけ同
じ動作が繰り返され、塗りつぶされたデータがRAM1
9内で完成する。Pモードが解除され、バッファ21が
オフ,バッファ20がオンとなると、RAM19内の塗
りつぶされたデータが出力装置側に出力される。この実
施例では、CPUは、Pモード信号を出力するだけで、
後は塗りつぶし作業を意識せずに動作し、塗りつぶし回
路4がCPUのRAM19に対するリード・ライトのバ
スサイクルを利用して塗りつぶし作業を実行し、塗りつ
ぶしデータが作成される。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ハードウェアにて輪郭
データの塗りつぶしが行われるので、データが実際に出
力(表示あるいは印字)されるまで短時間で済み、ま
た、ソフトウェアが簡単となってCPUの負荷が軽減す
るという効果がある。
データの塗りつぶしが行われるので、データが実際に出
力(表示あるいは印字)されるまで短時間で済み、ま
た、ソフトウェアが簡単となってCPUの負荷が軽減す
るという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る塗りつぶし回路を適用
したデータ処理装置の構成図である。
したデータ処理装置の構成図である。
【図2】図1に示す塗りつぶし回路の構成図である。
【図3】図2に示す塗りつぶし回路の詳細構成図(左半
分)である。
分)である。
【図4】図2に示す塗りつぶし回路の詳細構成図(右半
分)である。
分)である。
【図5】図3,図4に示す回路11a〜11dの内部論
理回路である。
理回路である。
【図6】本発明の別実施例のデータ処理装置の構成図で
ある。
ある。
【図7】塗りつぶし回路とその周辺回路の接続構成図で
ある。
ある。
【図8】塗りつぶし回路とその周辺回路の別の接続構成
図である。
図である。
【図9】記号Aの輪郭データである。
【図10】図9の輪郭データの印字例を示す図である。
【図11】図10の輪郭データを塗りつぶしたデータの
印字例を示す図である。
印字例を示す図である。
【図12】塗りつぶし回路の塗りつぶし作業の説明図で
ある。
ある。
1…処理装置、2…出力装置、3…イメージメモリ、4
…塗りつぶし回路、5…バス、9…コントロール回路、
10…ラッチ回路、11…ペイント回路、12…読出用
バッファ回路、20,21…バッファ回路。
…塗りつぶし回路、5…バス、9…コントロール回路、
10…ラッチ回路、11…ペイント回路、12…読出用
バッファ回路、20,21…バッファ回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 表示あるいは印字するパターンがベクト
ルデータとして与えられ該ベクトルを処理装置にてドッ
トパターンに展開した展開パターンを取り込んで出力装
置に出力する回路において、前記展開パターンの1ライ
ン上の一方の端から奇数番目と偶数番目の“1”のデー
タの間に“0”のデータがあるときはこれを“1”に変
換し出力装置に出力する論理回路を備えることを特徴と
する輪郭内データ塗りつぶし回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3043246A JPH0561986A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 輪郭内データ塗りつぶし回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3043246A JPH0561986A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 輪郭内データ塗りつぶし回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561986A true JPH0561986A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=12658530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3043246A Pending JPH0561986A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 輪郭内データ塗りつぶし回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561986A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134677A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-18 | Photo Composing Mach Mfg Co Ltd | 画像輪郭処理回路 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3043246A patent/JPH0561986A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134677A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-18 | Photo Composing Mach Mfg Co Ltd | 画像輪郭処理回路 |
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