JPH05307370A - 液晶表示装置の駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置の駆動回路

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JPH05307370A
JPH05307370A JP11154292A JP11154292A JPH05307370A JP H05307370 A JPH05307370 A JP H05307370A JP 11154292 A JP11154292 A JP 11154292A JP 11154292 A JP11154292 A JP 11154292A JP H05307370 A JPH05307370 A JP H05307370A
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JP
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screen
ram
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JP11154292A
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Hiroshi Tsuda
博司 津田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安価でかつ開発効率のよい2画面方式の液晶
表示装置駆動回路を提供する。 【構成】 ホストからの表示データを2つの表示メモリ
ブロック2a、2bに格納する時、表示データが上半画
面に対応する場合は、ホストからのアドレスを表示コン
トローラ1に受け渡し、表示コントローラ1は上半画面
に対応する表示メモリブロック2aにアクセスし、格納
する。表示データが下半画面に対応する場合は、ホスト
からのアドレスを下半画面に対応するアドレスに変換し
てこれに基づき表示コントローラ1は下半画面に対応す
る表示メモリブロック2bにアクセスし、格納する。各
表示メモリブロックに格納された表示データを表示装置
3に送出する時は、表示コントローラ1は2つの表示メ
モリブロック2a、2bに同時にアクセスし、2つのブ
ロック2a、2bは同一のアドレスの表示データを同時
に、対応する半画面に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置の駆動回路
に関し、より詳細には2画面方式の液晶表示装置を駆動
するための駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
機器の表示装置には小型、低価格、低消費電力の特徴を
有する2画面方式の液晶パネルが多く使用されるように
なってきた。
【0003】一方、ワークステーションのように高機能
な情報機器においては、要求される表示能力(高精細、
大画面、カラー表示等)から、依然CRT装置が広く使
われている。
【0004】しかしながら、ここにきてワークステーシ
ョンに於いても、高速なパーソナルコンピュータとして
の用途から、小型化、低価格化、低消費電力化への要望
が急速に強まっている。
【0005】この要望を満たすため、ワークステーショ
ンに於いても2画面方式の液晶パネルを導入しようとす
ると、以下に詳述するように、表示メモリ(以下、V−
RAMという)上のデータ配置と、液晶パネルが要求す
る表示データのタイミングにより、実現には多大な労力
と複雑な回路が必要となる。
【0006】一般的なワークステーションに於ける、V
−RAMの配置と画面との関係を解像度が1024×7
68ライン(ヨコ×タテ)の場合を例にに図5に基づき
説明する。
【0007】通常、表示データの1ドット分はカラー情
報も含め、nビット(=1ワード)で表現される。例え
ば、256色表示の場合は、1ワードは8ビットとな
る。表示データのV−RAM上の配置は、画面左上を原
点(アドレス=0)として、右へ向かって順次アドレス
を1ずつインクリメントし、右端(アドレス=3FF
H)までくると、2ライン目の左端(アドレス=400
H)へとつながっていく。以下、同様に3ライン目、4
ライン目とつながっていき、768ライン目の右端(ア
ドレス=BFFFFH)で終了する。従って、解像度が
1024×768ラインの場合、最低768キロワード
のメモリがV−RAMとして必要なことになる。通常、
上記の例においては、V−RAMとして1メガワード
(FFFFFH×nビット)の容量を有する汎用メモリ
が用いられ、残りの256キロワードの容量は未使用の
まま残される。
【0008】上の例での表示データのV−RAM上の配
置を2画面方式液晶パネルの場合に適用すると、アドレ
ス=0Hからアドレス=5FFFFHまでが上半画面の
表示データとなり、アドレス=60000Hからアドレ
ス=BFFFFHまでが下半画面の表示データとなる。
【0009】従来、表示装置としてCRT装置を用いる
場合、ホストとのインターフェースを行い、且つV−R
AMに対してアドレス信号及び複数の制御信号を出力す
るCRT用表示コントローラを備え、該CRT用表示コ
ントローラにより、アドレス=0から順次アドレスを1
ずつインクリメントしながらアドレス=BFFFFHま
での表示データを順次V−RAMからCRT装置へ送出
し、アドレス=0に戻るという動作を繰り返す。
【0010】しかしながら、2画面方式液晶パネルを駆
動する場合は、図6に示すように上半画面の表示データ
(例えばアドレス=0H)と、下半画面の表示データ
(例えばアドレス=6000H)とを同時に夫々の半画
面の液晶表示回路に対し送出する必要がある。
【0011】これを実現する第1の方法は、パーソナル
コンピュータで行われたのと同様に上半画面の表示デー
タと、下半画面の表示データとを同時にV−RAMより
出力するためのLCD用表示コントローラを新たに開発
することである。
【0012】また、第2の方法は、液晶表示のためのフ
レームバッファメモリを備えることである。以下、図7
に基づきこの第2の方法を説明する。
【0013】図7に記載の駆動回路はホストからのアド
レスが入力され、ホストとのインターフェース、V−R
AMへのアクセス、及びCRTの表示タイミングを作成
するCRT用表示コントローラ71と、CRT用表示コ
ントローラ71の制御のもとデータバスを介してホスト
から送られてきた表示データを保持すると共にCRT7
3へ格納されている表示データをシリアルに送出するV
−RAM72とを備える。この部分はCRT用の表示回
路を構成する。V−RAM72からの表示データはCR
T73にシリアルに出力されるとともにLCDフレーム
バッファコントローラ(LCDFBC)74にも出力さ
れている。LCDフレームバッファコントローラ74は
V−RAM72からの表示データをいったんフレームバ
ッファメモリ(FB−RAM)75に蓄え、上下半画面
の2つの表示データを図6に示したような液晶表示装置
76の表示タイミングに合わせて液晶表示装置(LC
D)76に送出するものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の方法、即ち
LCD用表示コントローラを新たに開発する方法では、
パーソナルコンピュータではV−RAMとして通常のダ
イナミックRAMが使用されるのに対して、ワークステ
ーションでは、高速かつ高精細な表示が要求されること
から、V−RAMとしてデュアルポートRAMが使用さ
れており、このためLCD用表示コントローラを設計す
る際には、複雑な回路設計とタイミング設計とが必要と
なる。従って、LCD用表示コントローラの開発は多大
な時間と労力を要することとなる。
【0015】また、ワークステーションはパーソナルコ
ンピュータに比べ、その需要量がはるかに少なく、コン
トローラの単価は、いきおい高価なものとなってしま
い、ひてはワークステーション自体のコストアップにつ
ながる。
【0016】更に、表示を行う為のソフトウエアについ
ても新たにLCD用表示コントローラ用に開発しなけれ
ばならない。
【0017】また上記第2の方法、即ち液晶表示のため
のフレームバッファメモリを備える方法では、第1の方
法に比べ比較的容易に回路を実現することができ、且つ
表示を行う為のソフトウエアもCRT用表示コントロー
ラのものをほとんど変更せず使用できるという利点はあ
るが、1画面分の大容量なフレームバッファメモリが余
分に必要となり製品のコストアップとなる。
【0018】従って、本発明の目的は、複雑な回路設計
やタイミング設計を要すことなく実現可能で、しかも、
付加的な大容量メモリ等を必要としない2画面方式の液
晶表示装置の駆動回路を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明によれ
ば、上半画面と下半画面とからなる2画面方式の液晶表
示装置を駆動するための駆動回路であって、該回路が、
同一のアドレスにてアクセスされ、各々が液晶表示装置
の半画面に対応する表示データを格納するための2つの
表示メモリブロックと、ホストからのアドレスが下半画
面移行アドレスに達するまではホストからのアドレスを
出力し、ホストからのアドレスが下半画面移行アドレス
を越えた場合は、ホストからのアドレスを下半画面に対
応するアドレスに変換して出力するアドレス変換回路
と、前記アドレス変換回路からのアドレスに基づき表示
データを対応する一方の表示メモリブロックに格納する
ようにアドレス及び格納制御信号を発生するとともに、
2つの表示メモリブロックの同一アドレスに格納された
表示データが同時に両メモリブロックからそれぞれ対応
する半画面に順次出力されるようにアドレス及び出力制
御信号を発生する表示コントローラとを具備してなるこ
とを特徴とする液晶表示装置の駆動回路によって達成さ
れる。
【0020】
【作用】上記構成にてなる駆動回路によれば、ホストか
らの表示データを2つの表示メモリブロックに格納する
時は、格納すべき表示データが上半画面に対応する表示
データの場合は、ホストからのアドレスにて、表示デー
タを上半画面に対応する表示メモリブロックに格納し、
格納すべき表示データが下半画面に対応する表示データ
の場合は、ホストからのアドレスを下半画面に対応する
アドレスに変換して、この変換されたアドレスにて、表
示データを下半画面に対応する表示メモリブロックに格
納する。各表示メモリブロックに格納された表示データ
を表示装置に送出する時は、2つの表示メモリブロック
の同一のアドレスの表示データを同時に、対応する半画
面に出力する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
き詳述する。
【0022】図1に本発明にてなる2画面方式の液晶表
示装置の駆動回路の一例の構成を示す。
【0023】図示の駆動回路はVRAMにアクセスする
際のアドレス及びV−RAMからの表示データ出力を制
御するコントロール信号を発生する表示コントローラ1
と、ブロックとして見た場合、互いのアドレスが同一と
見做せる2つのブロック、V−RAM第1ブロック2a
とV−RAM第2ブロック2bとに分割されたV−RA
M2を有しており、各V−RAMブロックには表示コン
トローラ1からのアドレスとコントロール信号、及びデ
ータバスを介してホストからの表示データが入力されて
おり、表示コントローラ1の制御のもと、ホストからの
表示データを所定のアドレスに格納し、また格納された
表示データをシリアルに出力するものである。V−RA
M第1ブロック2a及びV−RAM第2ブロック2bか
らのシリアル出力は夫々液晶表示装置3の上半画面と下
半画面に供給されている。
【0024】図3に本発明でのV−RAM2の配置と画
面との関係を示す。
【0025】V−RAM2は上半画面用のV−RAM第
1ブロック2aと下半画面用のV−RAM第2ブロック
2bとに分割されており、本実施例においては1メガワ
ードのV−RAM2が、アドレス=0Hからアドレス=
7FFFFHのV−RAM第1ブロック2aとアドレス
=80000Hからアドレス=FFFFFHのV−RA
M第2ブロック2bとに分割されている。
【0026】表示ライン数は768ラインであるから、
上半画面用の表示データはV−RAM第1ブロックのア
ドレス=0Hからアドレス=5FFFFHまでのアドレ
スに格納され、下半画面用の表示データはV−RAM第
2ブロックのアドレス=80000Hからアドレス=D
FFFFHまでのアドレスに格納される。
【0027】アドレスの60000Hから7FFFFH
及びE0000HからFFFFFHは未使用のまま残さ
れる。
【0028】ところで、V−RAM2は実際には複数の
RAMチップから構成されており、表示コントローラは
上記したアドレスの上位何ビットかに基づき、この複数
のRAMチップのなかからいずれかのチップを選択し、
残りのビットにて、このチップに対して、アドレスを指
定している。
【0029】従って、アドレスの最上位ビットをチップ
の選択情報から除くことにより、アドレス=80000
Hは、アドレス=0Hと見做せることになる。この意味
においては、最上位ビットは上ブロック2aと下ブロッ
ク2bとの選択ビットと見做せ、それより下位のビット
でアドレス、各ブロックの同一のアドレスを指定してい
ると考えることもできる。
【0030】従って、アドレスの最上位ビットを無視す
ることにより、V−RAM第1ブロックのアドレス=8
0000Hからアドレス=DFFFFHはアドレス=0
Hからアドレス=5FFFFHによってアクセスされる
ことになり、上半画面と下半画面とへは、各々のV−R
AMブロックの同一のアドレスでアクセスされる表示デ
ータを送出すればよいことになる。
【0031】表示コントローラ1は、既存のCRT用の
表示コントローラで、先に述べたようにアドレスの最上
位ビットをチップの選択情報から除くように構成されて
おり、同一のアドレス、同一のコントロール信号がV−
RAM第1ブロック2aとV−RAM第2ブロック2b
に同時に供給されるようになっている。これにより各V
−RAMブロックからは、図4に示すように、同一のア
ドレスの表示データが、同一のタイミングで出力される
ことになる。
【0032】ここで、アドレスの最上位ビットをチップ
の選択情報から除くということは、そのようにチップ選
択回路を構成することだけを意味するものではなく、選
択された結果を無視して、V−RAM第1ブロック2a
にアクセスする際に、同時にV−RAM第2ブロック2
bにもアクセスするように、例えばV−RAM第1ブロ
ック2aに対するチップ選択信号をV−RAM第2ブロ
ック2bにも供給するようにすることも含むことはいう
までもない。
【0033】上記したように表示コントローラ1はデー
タの送出時にはV−RAM第1ブロック2aとV−RA
M第2ブロック2bとを区別しないが、表示データをV
−RAM2に書込むときは、V−RAM第1ブロック2
aとV−RAM第2ブロック2bとを区別する必要があ
る。
【0034】そこで、表示コントローラ1はホストがV
−RAM2に、表示データ書込みのためアクセスする際
に、V−RAM第1ブロック2aにアクセスするか、V
−RAM第2ブロック2bにアクセスするかを判断しア
クセスを制御するための手段を備えている。このような
手段は表示コントローラ1に与えられたアドレスの最上
位ビットをテストしその結果に基づきいずれか一方のV
−RAMブロックにのみ書込み信号を出力するソフトウ
エアとして実現されてもよいが、簡単な回路とすること
もできる。そのような回路は例えば、アドレスの最上位
ビット信号及びその反転信号が夫々一方の入力端子に入
力され、他方の入力端子にはホストのメモリアクセスを
示す信号(MEM)が入力され、出力が夫々のV−RA
Mブロックの書込み制御信号となる2つのANDゲート
によって実現することができる。
【0035】ところで、ホストがV−RAM2に、表示
データ書込みのためアクセスする際には、ホストからの
アドレスは0HからBFFFFHの一連のアドレスとし
て与えられるが、本発明におけるV−RAMのデータ配
置では上画面と下画面とで不連続なアドレスとなること
から、本発明のV−RAMのデータ配置を実現するた
め、下半画面の表示データをアクセスするときは、ホス
トからのアドレスを下半画面に対応するアドレスに変換
して、表示コントローラ1に受け渡す必要がある。
【0036】4は、このために表示コントローラ1に対
して前置されたアドレス変換回路であって、ホストがV
−RAMに表示データをアクセスする際にホストからの
アドレスを受けとり、アクセスするアドレスが上半画面
のものか下半画面ものかを判断し、上半画面の場合はそ
のまま出力し、下画面の場合は、V−RAM第1ブロッ
ク2aでの最終アドレスとV−RAM第2ブロック2b
での先頭アドレスとの差を加算してCRT用表示回路1
に出力するものである。
【0037】図2はアドレス変換回路4の構成を示す回
路図である。
【0038】アドレス変換回路4はV−RAM第1ブロ
ック2aの上半画面用の最終アドレスとV−RAM第2
ブロック2bの先頭アドレスとの差をオフセットアドレ
スとして保持するオフセットアドレスレジスタ21を備
えている。図3に示した例ではオフセットアドレスは2
0000Hとなる。
【0039】オフセットアドレスレジスタ21は加算器
22の一方の入力dに接続されており、加算器22の他
方の入力cにはホストからのアドレスが供給されてい
る。加算器22はオフセットアドレスレジスタ21に格
納されたオフセットアドレスとホストからのアドレスと
を加算してeに出力する。
【0040】マルチプレクサ23はa入力、b入力の2
つの入力を有し、選択端子SELにLOW信号が印加さ
れるa入力を、選択端子SELにHIGH信号が印加さ
れるb入力を出力端子Xに出力するもので、ホストから
のアドレスがa入力に、加算器22からの出力がb入力
に夫々供給されている。
【0041】アドレス変換回路4はまた、下画面への移
行アドレスを保持する下半画面アドレス比較用レジスタ
24を備えている。図3に示した例では下半画面への移
行アドレスは60000Hになる。
【0042】比較器25は2つの入力P、Qを有し、P
≧Qのとき、出力SをHIGHにするものであり、入力
Pにはホストからのアドレスが、入力Qには下半画面ア
ドレス比較用レジスタ24からの移行アドレスが夫々供
給されている。
【0043】比較器25の出力はANDゲート26の一
方の入力端子に入力されており、ANDゲート26の他
方の入力端子にはホストのメモリアクセスを示す信号
(MEM)が入力されている。
【0044】ANDゲート26からの出力はマルチプレ
クサ23の選択端子SELに入力されている。
【0045】以上の構成にてなるアドレス変換回路4に
よれば、ホストからのアドレスが下画面への移行アドレ
スを越えない限りは、ホストからのアドレスをそのまま
マルチプレクサ23を介して出力し、ホストのメモリア
クセスを示す信号(MEM)がHIGHのときに、ホス
トからのアドレスが下半画面への移行アドレスを越えた
場合は、マルチプレクサ23からの出力を、ホストから
のアドレスに代えて、ホストからのアドレスにオフセッ
トアドレスを加算したアドレスに切り替えて出力する。
【0046】これによれば、図3の例では、ホストから
の0から5FFFFHまでのアドレスはそのまま表示コ
ントローラ1に出力されるが、60000HからBFF
FFHまでのアドレスは80000HからBFFFFH
に変換されて表示コントローラ1に出力される。
【0047】表示コントローラ1は受け渡されたアドレ
スに基づき0から5FFFFHまでのアドレスを発生
し、このアドレスをV−RAM第1ブロック2aとV−
RAM第2ブロック2bとに出力すると共に、先にも述
べたように受け渡されたアドレスの最上位ビットに基づ
きV−RAM第1ブロック2aにアクセスするかV−R
AM第2ブロック2bにアクセスするかを判断し、最上
位ビットが0なら(即ち7FFFFH以下なら)V−R
AM第1ブロック2aに、最上位ビットが1なら(即ち
80000H以上なら)V−RAM第2ブロック2bに
表示データの書き込み信号を出力し、表示データを選択
されたV−RAMの所定のアドレスに格納する。この動
作により、図3に示すデータ配置がV−RAM2上に実
現される。
【0048】V−RAM2に格納された表示データは、
図3の例に従えば、表示コントローラ1に対して表示エ
リアのサイズを1024ドット×384ラインと指定す
ると、表示コントローラ1によりV−RAM第1ブロッ
ク2aとV−RAM第2ブロック2bとから、図4に示
すように、同一タイミングで0Hから5FFFFHまで
の表示データと80000HからBFFFFHまでの表
示データがそれぞれ順次出力され、再びアドレス=0及
び80000Hに戻るという動作を繰り返し、2画面方
式液晶表示装置に表示データを表示することが可能とな
る。
【0049】以上、詳述してきたように、本実施例によ
れば、既存のCRT用の表示コントローラを使用し、該
表示コントローラにホストからアドレスを変換して受け
渡すアドレス変換回路を前置することにより、ホストか
らは従来と同様にV−RAMにアクセスできるととも
に、同一のタイミングで液晶表示装置の上半画面と下半
画面とに順次表示データを出力することができる。
【0050】
【発明の効果】上記の記載から明らかなように、本発明
によれば、既存のワークステーション等で用いられてい
るCRT用の表示回路に簡単なアドレス変換回路を付加
することにより、2画面方式の液晶表示装置の駆動回路
を実現することができ、開発期間の短縮、労力及び開発
費用の削減と製品コストの低減を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にてなる2画面方式の液晶表示装置のた
めの駆動回路の一例を示す構成図である。
【図2】図1の駆動回路におけるアドレス変換回路の詳
細な回路構成を示す図である。
【図3】V−RAMのデータ配置を示す図である。
【図4】表示データの送出しタイミングを示す図であ
る。
【図5】従来のV−RAMのデータ配置を示す図であ
る。
【図6】従来のV−RAMのデータ配置にて、2画面方
式の液晶表示装置を駆動する際に必要となる表示データ
の送出しタイミングを示す図である
【図7】従来の2画面方式の液晶表示装置を駆動するた
めの回路の構成図である。
【符号の説明】
1 表示コントローラ 2 V−RAM 3 液晶表示装置 4 アドレス変換回路 21、24 レジスタ 22 加算器 23 マルチプレクサ 25 比較回路 26 ANDゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上半画面と下半画面とからなる2画面方
    式の液晶表示装置を駆動するための駆動回路であって、
    該回路が、同一のアドレスにてアクセスされ、各々が液
    晶表示装置の半画面に対応する表示データを格納するた
    めの2つの表示メモリブロックと、ホストからのアドレ
    スが下半画面移行アドレスに達するまではホストからの
    アドレスを出力し、ホストからのアドレスが下半画面移
    行アドレスを越えた場合は、ホストからのアドレスを下
    半画面に対応するアドレスに変換して出力するアドレス
    変換回路と、前記アドレス変換回路からのアドレスに基
    づき表示データを対応する一方の表示メモリブロックに
    格納するようにアドレス及び格納制御信号を発生すると
    ともに、2つの表示メモリブロックの同一アドレスに格
    納された表示データが同時に両メモリブロックからそれ
    ぞれ対応する半画面に順次出力されるようにアドレス及
    び出力制御信号を発生する表示コントローラとを具備し
    てなることを特徴とする液晶表示装置の駆動回路。
JP11154292A 1992-04-30 1992-04-30 液晶表示装置の駆動回路 Pending JPH05307370A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014126A (en) * 1994-09-19 2000-01-11 Sharp Kabushiki Kaisha Electronic equipment and liquid crystal display
KR100635938B1 (ko) * 1999-01-15 2006-10-18 삼성전자주식회사 듀얼 스캔 구동 방식을 이용한 액정표시장치

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KR100635938B1 (ko) * 1999-01-15 2006-10-18 삼성전자주식회사 듀얼 스캔 구동 방식을 이용한 액정표시장치

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