JP3319031B2 - 表示装置 - Google Patents
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- JP3319031B2 JP3319031B2 JP11774693A JP11774693A JP3319031B2 JP 3319031 B2 JP3319031 B2 JP 3319031B2 JP 11774693 A JP11774693 A JP 11774693A JP 11774693 A JP11774693 A JP 11774693A JP 3319031 B2 JP3319031 B2 JP 3319031B2
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に関し、詳し
くは、液晶に表示するキャラクタを所定の方向に滑らか
にスクロールさせる表示装置に関する。
くは、液晶に表示するキャラクタを所定の方向に滑らか
にスクロールさせる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャラクタを表示する表示装置において
は、一般に、表示するキャラクタを横方向あるいは縦方
向に表示内容を移動させる、いわゆるスクロールを行う
ようになっている。
は、一般に、表示するキャラクタを横方向あるいは縦方
向に表示内容を移動させる、いわゆるスクロールを行う
ようになっている。
【0003】このようなスクロールを行う表示装置とし
ては、例えば、従来、セグメント表示形の表示装置で
は、図6に示すように、5×7ドットの液晶セルで9個
の表示領域A1〜A9が形成されている場合、各表示領
域A1〜A9の各液晶のセグメント電極に、それぞれセ
グメント線S1〜S5、S6〜S10、・・・・S41
〜S45が接続されており、各セグメント線S1〜S
5、S6〜S10、・・・・S41〜S45には、図外
の駆動回路からそれぞれ表示データに応じた電圧が供給
される。そして、この表示データに対応した電圧は、メ
モリから読み出されたキャラクタの文字フォントに基づ
いて設定され、この文字フォントは、図7(a)に示す
ように、各表示領域A1〜A9の液晶セルのドット数に
対応した1キャラクタ分づつの文字フォントのデータで
ある。
ては、例えば、従来、セグメント表示形の表示装置で
は、図6に示すように、5×7ドットの液晶セルで9個
の表示領域A1〜A9が形成されている場合、各表示領
域A1〜A9の各液晶のセグメント電極に、それぞれセ
グメント線S1〜S5、S6〜S10、・・・・S41
〜S45が接続されており、各セグメント線S1〜S
5、S6〜S10、・・・・S41〜S45には、図外
の駆動回路からそれぞれ表示データに応じた電圧が供給
される。そして、この表示データに対応した電圧は、メ
モリから読み出されたキャラクタの文字フォントに基づ
いて設定され、この文字フォントは、図7(a)に示す
ように、各表示領域A1〜A9の液晶セルのドット数に
対応した1キャラクタ分づつの文字フォントのデータで
ある。
【0004】したがって、液晶の表示を、例えば、横方
向(図7中左方向)にスクロールするには、現在表示さ
せているキャラクタの文字フォントを1キャラクタ分、
すなわち、液晶の1表示領域A1〜A9分だけスクロー
ル方向に移動させたセグメント線S1〜S5、S6〜S
10、・・・・S41〜S45に供給し、スクロール方
向の終端部の1キャラクタ分のフォントを削除するとと
もに、メモリから次に表示させるべき1キャラクタ分の
文字フォントを読み出して、スクロール方向と反対方向
の最後の表示領域A9に供給する。その結果、最初、図
7(a)に示す表示内容が、図7(b)に示すように、
1キャラクタ分スクロールされる。同様のスクロールを
行うと、図7(c)に示すように、1キャラクタ分づつ
スクロールされる。
向(図7中左方向)にスクロールするには、現在表示さ
せているキャラクタの文字フォントを1キャラクタ分、
すなわち、液晶の1表示領域A1〜A9分だけスクロー
ル方向に移動させたセグメント線S1〜S5、S6〜S
10、・・・・S41〜S45に供給し、スクロール方
向の終端部の1キャラクタ分のフォントを削除するとと
もに、メモリから次に表示させるべき1キャラクタ分の
文字フォントを読み出して、スクロール方向と反対方向
の最後の表示領域A9に供給する。その結果、最初、図
7(a)に示す表示内容が、図7(b)に示すように、
1キャラクタ分スクロールされる。同様のスクロールを
行うと、図7(c)に示すように、1キャラクタ分づつ
スクロールされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示装置にあっては、キャラクタの文字フォ
ントを1キャラクタ分づつメモリに記憶し、そのままス
クロール処理を行っていたため、1キャラクタ分づつス
クロールされ、スクロールに滑らかさに欠ける。その結
果、スクロールさせた場合、液晶の表示内容が認識し難
いという問題があった。
うな従来の表示装置にあっては、キャラクタの文字フォ
ントを1キャラクタ分づつメモリに記憶し、そのままス
クロール処理を行っていたため、1キャラクタ分づつス
クロールされ、スクロールに滑らかさに欠ける。その結
果、スクロールさせた場合、液晶の表示内容が認識し難
いという問題があった。
【0006】なお、この場合、液晶の表示を1ドット毎
に行うことのできる、いわゆるフルドット表示の表示装
置を使用すると、ドット毎のスクロールを行うことがで
き、スクロールを滑らかなものとすることができるが、
この場合には、ドット毎の表示データの設定が必要とな
り、表示装置自体が高価なものとなるという新たな問題
があった。
に行うことのできる、いわゆるフルドット表示の表示装
置を使用すると、ドット毎のスクロールを行うことがで
き、スクロールを滑らかなものとすることができるが、
この場合には、ドット毎の表示データの設定が必要とな
り、表示装置自体が高価なものとなるという新たな問題
があった。
【0007】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであって、簡単で、かつ安価な構成で、滑らか
なスクロールを行うことのできる表示装置を提供するこ
とを目的としている。
れたものであって、簡単で、かつ安価な構成で、滑らか
なスクロールを行うことのできる表示装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、キ
ャラクタの文字フォントを記憶する記憶手段から該文字
フォントを複数個読み出して液晶表示部に複数のキャラ
クタを並べて表示し、該記憶手段から文字フォントを表
示順序に従って読み出し、該液晶表示部における表示を
スクロールする表示装置において、前記表示装置は、1
キャラクタを表示する表示領域と該表示領域に対応した
複数のセグメント電極を複数有する液晶表示部と、複数
のキャラクタ分の記憶領域を有し、1キャラクタ分の文
字フォントを、予め設定された横または縦のスクロール
方向に対し縦または横方向に複数に分割した文字フォン
トを、各々、前記記憶領域の各1キャラクタ分の記憶領
域の、前記スクロール方向に寄せた位置に記憶する記憶
手段と、前記1キャラクタ分の記憶領域に対応した複数
のセグメント線を複数有し、前記液晶表示部の各セグメ
ント電極に対し、前記各1キャラクタ分の複数のセグメ
ント線のうち、前記分割された文字フォントのスクロー
ル方向の分割幅に対応する数のセグメント線のみが順次
連続して接続されたセグメント駆動手段と、を備え、前
記分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出
し、前記セグメント駆動手段により、前記分割した文字
フォント毎に前記液晶表示部に出力して前記各キャラク
タの文字フォントを表示させるとともに、前記液晶表示
部での文字フォントの表示位置を、前記分割した文字フ
ォント毎に前記スクロール方向に移動させて、前記液晶
表示部での文字フォントの表示を前記分割した文字フォ
ント毎に前記スクロール方向にスクロールさせることに
より、上記目的を達成している。
ャラクタの文字フォントを記憶する記憶手段から該文字
フォントを複数個読み出して液晶表示部に複数のキャラ
クタを並べて表示し、該記憶手段から文字フォントを表
示順序に従って読み出し、該液晶表示部における表示を
スクロールする表示装置において、前記表示装置は、1
キャラクタを表示する表示領域と該表示領域に対応した
複数のセグメント電極を複数有する液晶表示部と、複数
のキャラクタ分の記憶領域を有し、1キャラクタ分の文
字フォントを、予め設定された横または縦のスクロール
方向に対し縦または横方向に複数に分割した文字フォン
トを、各々、前記記憶領域の各1キャラクタ分の記憶領
域の、前記スクロール方向に寄せた位置に記憶する記憶
手段と、前記1キャラクタ分の記憶領域に対応した複数
のセグメント線を複数有し、前記液晶表示部の各セグメ
ント電極に対し、前記各1キャラクタ分の複数のセグメ
ント線のうち、前記分割された文字フォントのスクロー
ル方向の分割幅に対応する数のセグメント線のみが順次
連続して接続されたセグメント駆動手段と、を備え、前
記分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出
し、前記セグメント駆動手段により、前記分割した文字
フォント毎に前記液晶表示部に出力して前記各キャラク
タの文字フォントを表示させるとともに、前記液晶表示
部での文字フォントの表示位置を、前記分割した文字フ
ォント毎に前記スクロール方向に移動させて、前記液晶
表示部での文字フォントの表示を前記分割した文字フォ
ント毎に前記スクロール方向にスクロールさせることに
より、上記目的を達成している。
【0009】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記記憶手段は、1キャラクタ分の文字フォント
を縦方向に複数に分割した文字フォントを記憶し、前記
分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出し
て、1キャラクタ分を前記液晶表示部に表示出力すると
ともに、前記分割した文字フォント毎に前記液晶表示部
での表示位置を横方向に移動させて、前記液晶表示部で
の文字フォントの表示を前記分割した文字フォント毎に
横方向にスクロールさせてもよい。
うに、前記記憶手段は、1キャラクタ分の文字フォント
を縦方向に複数に分割した文字フォントを記憶し、前記
分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出し
て、1キャラクタ分を前記液晶表示部に表示出力すると
ともに、前記分割した文字フォント毎に前記液晶表示部
での表示位置を横方向に移動させて、前記液晶表示部で
の文字フォントの表示を前記分割した文字フォント毎に
横方向にスクロールさせてもよい。
【0010】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記記憶手段は、1キャラクタ分の文字フォントを
横方向に複数に分割した文字フォントを記憶し、前記分
割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出して、
1キャラクタ分を前記液晶表示部に表示出力するととも
に、前記分割した文字フォント毎に前記液晶表示部での
表示位置を縦方向に移動させて、前記液晶表示部での文
字フォントの表示を前記分割した文字フォント毎に縦方
向にスクロールさせてもよい。
に、前記記憶手段は、1キャラクタ分の文字フォントを
横方向に複数に分割した文字フォントを記憶し、前記分
割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出して、
1キャラクタ分を前記液晶表示部に表示出力するととも
に、前記分割した文字フォント毎に前記液晶表示部での
表示位置を縦方向に移動させて、前記液晶表示部での文
字フォントの表示を前記分割した文字フォント毎に縦方
向にスクロールさせてもよい。
【0011】
【0012】
【作用】本発明の表示装置によれば、記憶手段に1キャ
ラクタ分の文字フォントをスクロール方向に複数に分割
した文字フォントを記憶し、該分割した文字フォント毎
に記憶手段から読み出して、1キャラクタ分を液晶に表
示出力するとともに、該分割した文字フォント毎に液晶
での表示位置をスクロール方向に移動させて、液晶の表
示を該分割した文字フォント毎にスクロールさせている
ので、液晶の表示をキャラクタ単位よりも細かい単位で
スクロールさせることができ、液晶の表示を滑らかにス
クロールさせることができる。
ラクタ分の文字フォントをスクロール方向に複数に分割
した文字フォントを記憶し、該分割した文字フォント毎
に記憶手段から読み出して、1キャラクタ分を液晶に表
示出力するとともに、該分割した文字フォント毎に液晶
での表示位置をスクロール方向に移動させて、液晶の表
示を該分割した文字フォント毎にスクロールさせている
ので、液晶の表示をキャラクタ単位よりも細かい単位で
スクロールさせることができ、液晶の表示を滑らかにス
クロールさせることができる。
【0013】また、記憶手段に、1キャラクタ分の文字
フォントを横方向に2分割した文字フォントを1キャラ
クタ分の記憶領域にスクロール方向に寄せて記憶し、液
晶の1キャラクタ分のセグメント電極に接続されるべき
セグメント線を該2分割した文字フォントのスクロール
方向の該分割幅に対応する数のセグメント線のみ順次連
続して接続すると、記憶手段として既存の1キャラクタ
分の文字フォントを記憶するものを使用することがで
き、記憶手段を有効に活用することができる。
フォントを横方向に2分割した文字フォントを1キャラ
クタ分の記憶領域にスクロール方向に寄せて記憶し、液
晶の1キャラクタ分のセグメント電極に接続されるべき
セグメント線を該2分割した文字フォントのスクロール
方向の該分割幅に対応する数のセグメント線のみ順次連
続して接続すると、記憶手段として既存の1キャラクタ
分の文字フォントを記憶するものを使用することがで
き、記憶手段を有効に活用することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0015】図1〜図5は、本発明の表示装置の一実施
例を示す図であり、本実施例は、セグメント形表示を5
×7ドットで表示する表示装置に適用したものである。
例を示す図であり、本実施例は、セグメント形表示を5
×7ドットで表示する表示装置に適用したものである。
【0016】図1は、その表示装置1の回路ブロック図
であり、表示装置1は、ファクシミリ装置やコピー機等
の表示装置に適用される。
であり、表示装置1は、ファクシミリ装置やコピー機等
の表示装置に適用される。
【0017】表示装置1は、入出力回路2、命令デコー
ダ回路3、表示データ用RAM(Random Access Memor
y)4、アドレスカウンタ5、キャラクタゼネレータ用R
OM(Read Only Memory)6、セグメント用タイミング
合成回路7、セグメントドライバ回路8、液晶表示部
9、タイミング発生回路10、コモン用タイミング合成
回路11及びコモンドライバ回路12等を備えており、
ファクシミリ装置やコピー機等のマイクロコンピュータ
からの表示命令に基づいてキャラクタを表示出力する。
ダ回路3、表示データ用RAM(Random Access Memor
y)4、アドレスカウンタ5、キャラクタゼネレータ用R
OM(Read Only Memory)6、セグメント用タイミング
合成回路7、セグメントドライバ回路8、液晶表示部
9、タイミング発生回路10、コモン用タイミング合成
回路11及びコモンドライバ回路12等を備えており、
ファクシミリ装置やコピー機等のマイクロコンピュータ
からの表示命令に基づいてキャラクタを表示出力する。
【0018】液晶表示部9は、本実施例では、図2に示
すように、54×7ドットで9キャラクタ分を表示する
液晶セルSLが配列されており、この液晶セルSLのセ
グメント電極には、セグメントドライバ回路8からのセ
グメント線S1〜S90のうち、特定のセグメント線S
1〜S90のみが接続される。
すように、54×7ドットで9キャラクタ分を表示する
液晶セルSLが配列されており、この液晶セルSLのセ
グメント電極には、セグメントドライバ回路8からのセ
グメント線S1〜S90のうち、特定のセグメント線S
1〜S90のみが接続される。
【0019】本実施例では、液晶表示部9に表示するキ
ャラクタが5×7ドットの文字フォントで構成されてお
り、この液晶表示部9では、セグメントドライバ回路8
に接続されているセグメント線S1〜S90の5本づつ
が1キャラクタ分となっている。すなわち、セグメント
線S1〜S5、S6〜S10、・・・、S86〜S90
がそれぞれ1キャラクタ分の組となっている。
ャラクタが5×7ドットの文字フォントで構成されてお
り、この液晶表示部9では、セグメントドライバ回路8
に接続されているセグメント線S1〜S90の5本づつ
が1キャラクタ分となっている。すなわち、セグメント
線S1〜S5、S6〜S10、・・・、S86〜S90
がそれぞれ1キャラクタ分の組となっている。
【0020】ところが、本実施例では、図2に示すよう
に、セグメントドライバ回路8に接続されているセグメ
ント線S1〜S90の各組の5本づつのセグメント線S
1〜S5、S6〜S10、・・・、S86〜S90うち
スクロール方向側の3本についてのみ、液晶SLのセグ
メント電極に接続されており、残りの2本は、セグメン
ト電極に結線されていない。
に、セグメントドライバ回路8に接続されているセグメ
ント線S1〜S90の各組の5本づつのセグメント線S
1〜S5、S6〜S10、・・・、S86〜S90うち
スクロール方向側の3本についてのみ、液晶SLのセグ
メント電極に接続されており、残りの2本は、セグメン
ト電極に結線されていない。
【0021】また、液晶SLのコモン電極には、図示し
ないコモン引出線が接続されており、このコモン引出線
は、コモンドライバ回路12が接続されている。
ないコモン引出線が接続されており、このコモン引出線
は、コモンドライバ回路12が接続されている。
【0022】この液晶表示部9は、後述するように、こ
のコモン引出線に印加するコモン信号及びセグメント線
S1〜S90に印加するセグメント信号を制御すること
により、駆動するセグメントを制御し、1キャラクタを
6×7ドットの液晶セルSLに区分して表示出力する。
のコモン引出線に印加するコモン信号及びセグメント線
S1〜S90に印加するセグメント信号を制御すること
により、駆動するセグメントを制御し、1キャラクタを
6×7ドットの液晶セルSLに区分して表示出力する。
【0023】入出力回路2には、表示装置1をマイクロ
コンピュータ等で制御する際のインターフェイス信号線
13が接続されており、インターフェイス信号線13
は、データバス、リード/ライト信号線、イネーブル信
号線、レジスタ選択信号線、ビジーフラグチェック信号
線等で構成されている。入出力回路2は、タイミング発
生回路10から入力されるタイミング信号に基づいて、
インターフェイス信号線13を介して入力される各種信
号や表示データ用RAM4から入力されるデータの出力
方向制御や波形成形等を行い、命令デコーダ回路3や表
示データ用RAM4に出力する。
コンピュータ等で制御する際のインターフェイス信号線
13が接続されており、インターフェイス信号線13
は、データバス、リード/ライト信号線、イネーブル信
号線、レジスタ選択信号線、ビジーフラグチェック信号
線等で構成されている。入出力回路2は、タイミング発
生回路10から入力されるタイミング信号に基づいて、
インターフェイス信号線13を介して入力される各種信
号や表示データ用RAM4から入力されるデータの出力
方向制御や波形成形等を行い、命令デコーダ回路3や表
示データ用RAM4に出力する。
【0024】命令デコーダ回路3は、入出力回路2から
入力される命令信号を解読し、表示データ用RAM4の
特定のアドレスを指定して、入出力回路2から入力され
る表示データに対応する文字コードのキャラクタゼネレ
ータ用ROM6のアドレスデータを表示データ用RAM
4に書き込んだり、アドレスカウンタ5に当該アドレス
データを出力する。
入力される命令信号を解読し、表示データ用RAM4の
特定のアドレスを指定して、入出力回路2から入力され
る表示データに対応する文字コードのキャラクタゼネレ
ータ用ROM6のアドレスデータを表示データ用RAM
4に書き込んだり、アドレスカウンタ5に当該アドレス
データを出力する。
【0025】アドレスカウンタ5は、命令デコーダ回路
3からアドレスデータが入力されると、当該アドレスデ
ータのアドレス値を「1」だけインクリメントし、イン
クリメントしたアドレスデータを表示データ用RAM4
に出力する。
3からアドレスデータが入力されると、当該アドレスデ
ータのアドレス値を「1」だけインクリメントし、イン
クリメントしたアドレスデータを表示データ用RAM4
に出力する。
【0026】表示データ用RAM4は、そのアドレスと
上記液晶表示部9の表示位置との関係が割り振られてい
る。すなわち、液晶表示部9の液晶セルSLの各組のセ
グメント線S1〜S5、S6〜S10、・・・、S86
〜S90毎にアドレスが割り振られており、表示データ
用RAM4には、キャラクタゼネレータ用ROM5に記
憶されている文字フォントのうち表示データに対応する
文字コードのアドレスデータ、アドレスカウンタ5から
入力されるアドレスデータ及びこれらのアドレスの文字
フォントを液晶表示部9のどの組のセグメント線S1〜
S5、S6〜S10、・・・、S86〜S90の液晶セ
ルSLの表示領域に表示するかを示すデータが格納され
て、キャラクタゼネレータ用ROM6に出力する。
上記液晶表示部9の表示位置との関係が割り振られてい
る。すなわち、液晶表示部9の液晶セルSLの各組のセ
グメント線S1〜S5、S6〜S10、・・・、S86
〜S90毎にアドレスが割り振られており、表示データ
用RAM4には、キャラクタゼネレータ用ROM5に記
憶されている文字フォントのうち表示データに対応する
文字コードのアドレスデータ、アドレスカウンタ5から
入力されるアドレスデータ及びこれらのアドレスの文字
フォントを液晶表示部9のどの組のセグメント線S1〜
S5、S6〜S10、・・・、S86〜S90の液晶セ
ルSLの表示領域に表示するかを示すデータが格納され
て、キャラクタゼネレータ用ROM6に出力する。
【0027】この表示データ用RAM4には、タイミン
グ発生回路10からタイミング信号が入力され、表示デ
ータ用RAM4は、このタイミング信号に同期して上記
各アドレスを記憶する。そして、表示データ用RAM4
は、このようにして書き込まれた各アドレスを順次読み
出して、キャラクタゼネレータ用ROM5に出力する。
グ発生回路10からタイミング信号が入力され、表示デ
ータ用RAM4は、このタイミング信号に同期して上記
各アドレスを記憶する。そして、表示データ用RAM4
は、このようにして書き込まれた各アドレスを順次読み
出して、キャラクタゼネレータ用ROM5に出力する。
【0028】キャラクタゼネレータ用ROM5は、図5
(a)及び図5(b)に示すように、表示キャラクタの
文字フォントを縦方向に2分割した文字フォントを5×
7ドットの大きさで、その5×7ドットの記憶領域にス
クロール方向に寄せて記憶している。すなわち、本実施
例では、キャラクタは、5×7ドットで構成されている
が、このキャラクタを縦方向で3×7ドットと2×7ド
ットとに2分割し、図3に示すように、分割した左側の
3×7ドットの文字フォント(図3(a)に記載)と分
割した右側の2×7ドットの文字フォント(図3(b)
に記載)とを、それぞれ5×7ドットの記憶領域に、左
端に寄せてキャラクタゼネレータ用ROM5に記憶して
いる。なお、図3では、その左側から、それぞれ
「D」、「I」、「S」、「P」、「L」、「A」、
「Y」の文字フォントを縦分割して、その左側3×7ド
ット分を5×7ドットの記憶領域に記憶する文字フォン
トとして図3(a)に示しており、その右側2×7ドッ
ト分を5×7ドットの記憶領域に文字フォントとして図
3(b)に示している。
(a)及び図5(b)に示すように、表示キャラクタの
文字フォントを縦方向に2分割した文字フォントを5×
7ドットの大きさで、その5×7ドットの記憶領域にス
クロール方向に寄せて記憶している。すなわち、本実施
例では、キャラクタは、5×7ドットで構成されている
が、このキャラクタを縦方向で3×7ドットと2×7ド
ットとに2分割し、図3に示すように、分割した左側の
3×7ドットの文字フォント(図3(a)に記載)と分
割した右側の2×7ドットの文字フォント(図3(b)
に記載)とを、それぞれ5×7ドットの記憶領域に、左
端に寄せてキャラクタゼネレータ用ROM5に記憶して
いる。なお、図3では、その左側から、それぞれ
「D」、「I」、「S」、「P」、「L」、「A」、
「Y」の文字フォントを縦分割して、その左側3×7ド
ット分を5×7ドットの記憶領域に記憶する文字フォン
トとして図3(a)に示しており、その右側2×7ドッ
ト分を5×7ドットの記憶領域に文字フォントとして図
3(b)に示している。
【0029】また、キャラクタゼネレータ用ROM5
は、この各分割された文字フォントに対してアドレスが
付与されており、このアドレスが表示データ用RAM4
から入力される。
は、この各分割された文字フォントに対してアドレスが
付与されており、このアドレスが表示データ用RAM4
から入力される。
【0030】そして、キャラクタゼネレータ用ROM5
は、表示データ用RAM4から文字フォントのアドレス
データが入力されると、タイミング発生回路10から入
力されるタイミング信号に同期して、当該アドレスに対
応する文字フォントデータを読み出し、セグメント用タ
イミング合成回路7に出力する。
は、表示データ用RAM4から文字フォントのアドレス
データが入力されると、タイミング発生回路10から入
力されるタイミング信号に同期して、当該アドレスに対
応する文字フォントデータを読み出し、セグメント用タ
イミング合成回路7に出力する。
【0031】セグメント用タイミング合成回路7は、キ
ャラクタゼネレータ用ROM5から入力される文字フォ
ントデータをセグメントデータに展開して記憶し、タイ
ミング発生回路10からの信号とスキャンタイミングに
基づいて選択信号を形成して、セグメントドライバ回路
8に出力する。
ャラクタゼネレータ用ROM5から入力される文字フォ
ントデータをセグメントデータに展開して記憶し、タイ
ミング発生回路10からの信号とスキャンタイミングに
基づいて選択信号を形成して、セグメントドライバ回路
8に出力する。
【0032】セグメントドライバ回路8は、セグメント
用タイミング合成回路7からの選択信号とタイミング発
生回路10からのタイミング信号を合成して、液晶表示
部9を駆動するためのセグメント信号を形成し、セグメ
ント信号を液晶表示部9に出力する。
用タイミング合成回路7からの選択信号とタイミング発
生回路10からのタイミング信号を合成して、液晶表示
部9を駆動するためのセグメント信号を形成し、セグメ
ント信号を液晶表示部9に出力する。
【0033】一方、コモン用タイミング合成回路11
は、タイミング発生回路10からの信号に基づいて液晶
表示部9のコモンのタイミング信号を合成し、合成した
タイミング信号をコモンドライバ回路12に出力する。
は、タイミング発生回路10からの信号に基づいて液晶
表示部9のコモンのタイミング信号を合成し、合成した
タイミング信号をコモンドライバ回路12に出力する。
【0034】コモンドライバ回路12は、コモン用タイ
ミング合成回路11からのタイミング信号とタイミング
発生回路10からの信号に基づいて、液晶表示部9のコ
モン信号を合成し、このコモン信号を液晶表示部9に出
力する。
ミング合成回路11からのタイミング信号とタイミング
発生回路10からの信号に基づいて、液晶表示部9のコ
モン信号を合成し、このコモン信号を液晶表示部9に出
力する。
【0035】液晶表示部9は、上記セグメントドライバ
回路8からのセグメント信号及びコモンドライバ回路1
2からのコモン信号が入力されることにより、後述する
ように、2分割された文字フォントが合成されて、6×
7の領域に1キャラクタが表示出力される。
回路8からのセグメント信号及びコモンドライバ回路1
2からのコモン信号が入力されることにより、後述する
ように、2分割された文字フォントが合成されて、6×
7の領域に1キャラクタが表示出力される。
【0036】次に、作用を説明する。
【0037】表示装置1は、図外のマイクロコンピュー
タ等からの表示命令がインターフェイス信号線13から
入力されると、命令デコーダ回路3が、この表示命令を
解読し、当該表示命令に対応したキャラクタゼネレータ
用ROM5の文字フォントの文字コード及びアドレスカ
ウンタ5から入力されるアドレスを、文字表示データ用
RAM4の液晶表示部9の表示位置に対応したアドレス
に書き込む。
タ等からの表示命令がインターフェイス信号線13から
入力されると、命令デコーダ回路3が、この表示命令を
解読し、当該表示命令に対応したキャラクタゼネレータ
用ROM5の文字フォントの文字コード及びアドレスカ
ウンタ5から入力されるアドレスを、文字表示データ用
RAM4の液晶表示部9の表示位置に対応したアドレス
に書き込む。
【0038】いま、図4(a)に示すように、「DIS
PLAY C」なる文字を表示出力するものとすると、
命令デコーダ回路3が、この表示データを解読して、こ
の表示文字に対応する各文字フォントのアドレスと液晶
表示部9での表示位置を解読し、当該表示位置に対応す
る表示データ用RAM4のアドレスに、当該文字フォン
トのキャラクタゼネレータ用ROM5のアドレスデータ
を順次書き込むとともに、アドレスカウンタ5に当該ア
ドレスデータを出力する。アドレスカウンタ5は、命令
デコーダ回路3からアドレスデータが入力されると、当
該アドレスを「1」だけインクリメントしたアドレスデ
ータを表示用データRAM4に出力し、表示用RAM4
は、このアドレスカウンタ5から入力されるアドレスデ
ータを上記命令デコーダ回路3から入力される文字フォ
ントのアドレスデータの次の表示位置に対応するアドレ
スに書き込む。
PLAY C」なる文字を表示出力するものとすると、
命令デコーダ回路3が、この表示データを解読して、こ
の表示文字に対応する各文字フォントのアドレスと液晶
表示部9での表示位置を解読し、当該表示位置に対応す
る表示データ用RAM4のアドレスに、当該文字フォン
トのキャラクタゼネレータ用ROM5のアドレスデータ
を順次書き込むとともに、アドレスカウンタ5に当該ア
ドレスデータを出力する。アドレスカウンタ5は、命令
デコーダ回路3からアドレスデータが入力されると、当
該アドレスを「1」だけインクリメントしたアドレスデ
ータを表示用データRAM4に出力し、表示用RAM4
は、このアドレスカウンタ5から入力されるアドレスデ
ータを上記命令デコーダ回路3から入力される文字フォ
ントのアドレスデータの次の表示位置に対応するアドレ
スに書き込む。
【0039】このようにして表示データ用RAM4への
アドレスデータの書き込みが完了すると、表示データ用
RAM4は、このアドレスデータを先頭アドレスから順
次キャラクタゼネレータ用ROM6に出力し、キャラク
タゼネレータ用ROM6は、入力されたアドレスデータ
のアドレスに書き込まれている文字フォントを読み出し
て、セグメント用タイミング合成回路7に出力する。こ
のとき、キャラクタゼネレータ用ROM6には、図3
(a)及び(b)に示したように、1キャラクタ分の文
字フォントが縦方向に2つに分割されて、それぞれの文
字フォントが連続したアドレスに順次記憶されており、
表示データ用RAM4からこの連続したアドレスデータ
がキャラクタゼネレータ用ROM6に入力される。した
がって、キャラクタゼネレータ用ROM6は、2分割さ
れた文字フォントの左側の文字フォントと右側の文字フ
ォントを、順次、読み出して、セグメント用タイミング
合成回路7に出力する。
アドレスデータの書き込みが完了すると、表示データ用
RAM4は、このアドレスデータを先頭アドレスから順
次キャラクタゼネレータ用ROM6に出力し、キャラク
タゼネレータ用ROM6は、入力されたアドレスデータ
のアドレスに書き込まれている文字フォントを読み出し
て、セグメント用タイミング合成回路7に出力する。こ
のとき、キャラクタゼネレータ用ROM6には、図3
(a)及び(b)に示したように、1キャラクタ分の文
字フォントが縦方向に2つに分割されて、それぞれの文
字フォントが連続したアドレスに順次記憶されており、
表示データ用RAM4からこの連続したアドレスデータ
がキャラクタゼネレータ用ROM6に入力される。した
がって、キャラクタゼネレータ用ROM6は、2分割さ
れた文字フォントの左側の文字フォントと右側の文字フ
ォントを、順次、読み出して、セグメント用タイミング
合成回路7に出力する。
【0040】セグメント用タイミング合成回路7は、入
力される文字フォントデータを表示位置に対応付けてセ
グメントデータに展開し、選択信号としてセグメントド
ライバ回路8に出力する。セグメントドライバ回路8
は、セグメント用タイミング合成回路7からの選択信号
及びタイミング発生回路10からの信号に基づいてセグ
メント信号を生成し、液晶表示部9に出力する。
力される文字フォントデータを表示位置に対応付けてセ
グメントデータに展開し、選択信号としてセグメントド
ライバ回路8に出力する。セグメントドライバ回路8
は、セグメント用タイミング合成回路7からの選択信号
及びタイミング発生回路10からの信号に基づいてセグ
メント信号を生成し、液晶表示部9に出力する。
【0041】一方、コモン用タイミング合成回路11
は、タイミング信号をコモンドライバ回路12に出力
し、コモンドライバ回路12は、コモン用タイミング合
成回路11からのタイミング信号とタイミング発生回路
10からの信号に基づいて、液晶表示部9のコモン信号
を合成して、液晶表示部9に出力する。
は、タイミング信号をコモンドライバ回路12に出力
し、コモンドライバ回路12は、コモン用タイミング合
成回路11からのタイミング信号とタイミング発生回路
10からの信号に基づいて、液晶表示部9のコモン信号
を合成して、液晶表示部9に出力する。
【0042】液晶表示部9は、これらのセグメント信号
とコモン信号が入力されると、セグメント信号とコモン
信号に基づいて、各液晶セルSLに入力されるセグメン
ト信号に対応した文字フォントのキャラクタの表示を行
う。
とコモン信号が入力されると、セグメント信号とコモン
信号に基づいて、各液晶セルSLに入力されるセグメン
ト信号に対応した文字フォントのキャラクタの表示を行
う。
【0043】ところが、上述したように、キャラクタゼ
ネレータ用ROM6に記憶されている文字フォントは、
図3に示したように、1キャラクタ分のドット構成の大
きさ(5×7)に対して、その縦左半分の大きさのドッ
ト(3×7)に実質的なドットを有するものであり、ま
た、液晶表示部9の各セグメント電極は、その全てにセ
グメント線S1〜S90が接続されておらず、各組のセ
グメント線S1〜S5、S6〜S10、・・・、S86
〜S90のうち最初の3本のセグメント線S1〜S3、
S6〜S8、・・・、S86〜S88のみがセグメント
電極に接続されている。
ネレータ用ROM6に記憶されている文字フォントは、
図3に示したように、1キャラクタ分のドット構成の大
きさ(5×7)に対して、その縦左半分の大きさのドッ
ト(3×7)に実質的なドットを有するものであり、ま
た、液晶表示部9の各セグメント電極は、その全てにセ
グメント線S1〜S90が接続されておらず、各組のセ
グメント線S1〜S5、S6〜S10、・・・、S86
〜S90のうち最初の3本のセグメント線S1〜S3、
S6〜S8、・・・、S86〜S88のみがセグメント
電極に接続されている。
【0044】したがって、セグメントドライバ回路8か
らは、各セグメント線S1〜S5、S6〜S10、・・
・、S86〜S90に対して、、5×7ドット分のセグ
メント信号が液晶表示部9に出力されるが、このセグメ
ント信号のうち2分割した右側のセグメント線S4、S
5、・・・S89、S90に出力されるセグメント信号
は、当該セグメント線S4、S5、・・・S89、S9
0がセグメント電極に接続されていないため、無効とな
り、キャラクタゼネレータ用ROM6に記憶されている
文字フォントの左側の3×7ドット分のみが液晶セルS
Lに入力される。その結果、液晶表示部9には、2分割
されてキャラクタゼネレータ用ROM6に記憶されてい
る2つの文字フォントの左3×7ドット分が組み合わさ
れて、1キャラクタ分の文字フォントが並んで表示され
る。このとき、図3に示すように、2分割された1キャ
ラクタ分の文字フォントが6×7ドットの領域に記憶さ
れているため、合成された1キャラクタ分の文字フォン
トが6×7ドットで構成され、1キャラクタ分の文字フ
ォントと次の1キャラクタ分の文字フォントとの間に1
×7ドット分の空白が形成され、液晶表示部9に認識し
やすい状態で文字フォントを表示させることができる。
らは、各セグメント線S1〜S5、S6〜S10、・・
・、S86〜S90に対して、、5×7ドット分のセグ
メント信号が液晶表示部9に出力されるが、このセグメ
ント信号のうち2分割した右側のセグメント線S4、S
5、・・・S89、S90に出力されるセグメント信号
は、当該セグメント線S4、S5、・・・S89、S9
0がセグメント電極に接続されていないため、無効とな
り、キャラクタゼネレータ用ROM6に記憶されている
文字フォントの左側の3×7ドット分のみが液晶セルS
Lに入力される。その結果、液晶表示部9には、2分割
されてキャラクタゼネレータ用ROM6に記憶されてい
る2つの文字フォントの左3×7ドット分が組み合わさ
れて、1キャラクタ分の文字フォントが並んで表示され
る。このとき、図3に示すように、2分割された1キャ
ラクタ分の文字フォントが6×7ドットの領域に記憶さ
れているため、合成された1キャラクタ分の文字フォン
トが6×7ドットで構成され、1キャラクタ分の文字フ
ォントと次の1キャラクタ分の文字フォントとの間に1
×7ドット分の空白が形成され、液晶表示部9に認識し
やすい状態で文字フォントを表示させることができる。
【0045】次に、この表示されている文字フォントを
スクロールさせる場合について説明する。
スクロールさせる場合について説明する。
【0046】表示装置1は、上述のように、図外のマイ
クロコンピュータ等からの表示命令がインターフェイス
信号線13から入力されると、命令デコーダ回路3が、
この表示命令を解読し、表示命令に対応したキャラクタ
ゼネレータ用ROM5の文字フォントのアドレスデータ
及びアドレスカウンタ5から入力されるアドレスデータ
を、文字表示データ用RAM4の液晶表示部9の表示位
置に対応した領域に書き込む。
クロコンピュータ等からの表示命令がインターフェイス
信号線13から入力されると、命令デコーダ回路3が、
この表示命令を解読し、表示命令に対応したキャラクタ
ゼネレータ用ROM5の文字フォントのアドレスデータ
及びアドレスカウンタ5から入力されるアドレスデータ
を、文字表示データ用RAM4の液晶表示部9の表示位
置に対応した領域に書き込む。
【0047】そして、スクロールさせる場合には、スク
ロール命令により、この表示データ用RAM4に記憶さ
れる1キャラクタ分、すなわち、命令デコーダ回路3か
ら入力されるアドレスデータあるいはアドレスカウンタ
5から入力されるアドレスデータ毎に、スクロールさせ
る。
ロール命令により、この表示データ用RAM4に記憶さ
れる1キャラクタ分、すなわち、命令デコーダ回路3か
ら入力されるアドレスデータあるいはアドレスカウンタ
5から入力されるアドレスデータ毎に、スクロールさせ
る。
【0048】すなわち、スクロール命令が入力される
と、命令デコーダ回路3からアドレスカウンタ5に制御
信号が出力されてアドレスカウンタ5の出力が「1」だ
けインクリメントされる。これにより表示用RAM4に
記憶されているアドレスデータのうち液晶表示部9の最
左端の文字フォントの位置に対応するアドレスが更新さ
れる。以下、順次、アドレスカウンタ5を「1」ずつイ
ンクリメントして、その都度表示用RAM4に記憶され
ているアドレスデータを「1」だけ更新する。アドレス
データが18キャラクタ分(表示文字数9キャラクタの
2倍)更新されると、このアドレスデータがキャラクタ
ゼネレータ用ROM6に出力され、キャラクタゼネレー
タ用ROM6からは、当該アドレスデータのアドレスに
記憶されている文字フォントを読み出して、セグメント
用タイミング合成回路7に出力する。その後、上述のよ
うに、キャラクタゼネレータ用ROM6から読み出され
た文字フォントが液晶表示部9に表示出力される。
と、命令デコーダ回路3からアドレスカウンタ5に制御
信号が出力されてアドレスカウンタ5の出力が「1」だ
けインクリメントされる。これにより表示用RAM4に
記憶されているアドレスデータのうち液晶表示部9の最
左端の文字フォントの位置に対応するアドレスが更新さ
れる。以下、順次、アドレスカウンタ5を「1」ずつイ
ンクリメントして、その都度表示用RAM4に記憶され
ているアドレスデータを「1」だけ更新する。アドレス
データが18キャラクタ分(表示文字数9キャラクタの
2倍)更新されると、このアドレスデータがキャラクタ
ゼネレータ用ROM6に出力され、キャラクタゼネレー
タ用ROM6からは、当該アドレスデータのアドレスに
記憶されている文字フォントを読み出して、セグメント
用タイミング合成回路7に出力する。その後、上述のよ
うに、キャラクタゼネレータ用ROM6から読み出され
た文字フォントが液晶表示部9に表示出力される。
【0049】ここで、キャラクタゼネレータ用ROM6
には、1キャラクタ分の文字フォントが2分割されて1
キャラクタ分のドット領域に記憶されているため、図4
(b)に示すように、液晶表示部9には、2分割された
文字フォントの1文字フォント分だけが横スクロールさ
れて表示される。その結果、本実施例では、図4(a)
から(c)に示すように、1キャラクタの半文字分、す
なわち3×7ドット毎に、順次横スクロールさせること
ができる。したがって、スクロールを滑らかに行わせる
ことができ、液晶表示部9のスクロール時の視認性を向
上させることができる。
には、1キャラクタ分の文字フォントが2分割されて1
キャラクタ分のドット領域に記憶されているため、図4
(b)に示すように、液晶表示部9には、2分割された
文字フォントの1文字フォント分だけが横スクロールさ
れて表示される。その結果、本実施例では、図4(a)
から(c)に示すように、1キャラクタの半文字分、す
なわち3×7ドット毎に、順次横スクロールさせること
ができる。したがって、スクロールを滑らかに行わせる
ことができ、液晶表示部9のスクロール時の視認性を向
上させることができる。
【0050】なお、上記キャラクタゼネレータ用ROM
6に格納する文字フォントの形態としては、上記図3に
示したような1キャラクタの左半分と右半分を1キャラ
クタ分のドット領域に記憶するものに限るものではな
く、例えば、図5に示すように、1キャラクタ分の文字
フォントと、1キャラクタの右半分の文字フォントと、
を格納するようにしてもよい。この場合にも、上記同様
の処理により図6(a)の1キャラクタ分の文字フォン
トの左側と図6(b)の右側の文字フォントとを組み合
わせて液晶表示部9に1キャラクタの表示を行うことが
できるとともに、1キャラクタの半分づつ、すなわち、
3ドットづつのスクロールを行うことができる。このよ
うに、1キャラクタ分の文字フォントと1キャラクタの
右半分の文字フォントをキャラクタゼネレータ用ROM
6に格納すると、新たに右半分の文字フォントのみを作
成して記憶すれば良く、文字フォントの作成を容易なも
のとすることができる。
6に格納する文字フォントの形態としては、上記図3に
示したような1キャラクタの左半分と右半分を1キャラ
クタ分のドット領域に記憶するものに限るものではな
く、例えば、図5に示すように、1キャラクタ分の文字
フォントと、1キャラクタの右半分の文字フォントと、
を格納するようにしてもよい。この場合にも、上記同様
の処理により図6(a)の1キャラクタ分の文字フォン
トの左側と図6(b)の右側の文字フォントとを組み合
わせて液晶表示部9に1キャラクタの表示を行うことが
できるとともに、1キャラクタの半分づつ、すなわち、
3ドットづつのスクロールを行うことができる。このよ
うに、1キャラクタ分の文字フォントと1キャラクタの
右半分の文字フォントをキャラクタゼネレータ用ROM
6に格納すると、新たに右半分の文字フォントのみを作
成して記憶すれば良く、文字フォントの作成を容易なも
のとすることができる。
【0051】また、上記実施例においては、1キャラク
タが5×7ドットで構成される場合について、そのキャ
ラクタを3×7ドットと2×7ドットとに分割している
が、これに限るものではなく、1キャラクタがさらに大
きなドット構成やさらに小さなドット構成であっても良
い。また、その分割の方法も、2分割するものに限るも
のではなく、2分割以上であれば、適宜設定することが
できる。この場合、分割する数が増えると、その分作成
する文字フォントの数が増えるが、スクロールとして
は、より滑らかなものとなる。
タが5×7ドットで構成される場合について、そのキャ
ラクタを3×7ドットと2×7ドットとに分割している
が、これに限るものではなく、1キャラクタがさらに大
きなドット構成やさらに小さなドット構成であっても良
い。また、その分割の方法も、2分割するものに限るも
のではなく、2分割以上であれば、適宜設定することが
できる。この場合、分割する数が増えると、その分作成
する文字フォントの数が増えるが、スクロールとして
は、より滑らかなものとなる。
【0052】さらに、上記実施例においては、横方向に
スクロールする場合について説明したが、これに限るも
のではなく、縦方向にスクロールする場合にも同様に適
用することができる。
スクロールする場合について説明したが、これに限るも
のではなく、縦方向にスクロールする場合にも同様に適
用することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の表示装置によれば、記憶手段に
1キャラクタ分の文字フォントをスクロール方向に複数
に分割した文字フォントを記憶し、該分割した文字フォ
ント毎に記憶手段から読み出して、1キャラクタ分を液
晶に表示出力するとともに、該分割した文字フォント毎
に液晶での表示位置をスクロール方向に移動させて、液
晶の表示を該分割した文字フォント毎にスクロールさせ
ているので、液晶の表示をキャラクタ単位よりも細かい
単位でスクロールさせることができ、液晶の表示を滑ら
かにスクロールさせることができる。
1キャラクタ分の文字フォントをスクロール方向に複数
に分割した文字フォントを記憶し、該分割した文字フォ
ント毎に記憶手段から読み出して、1キャラクタ分を液
晶に表示出力するとともに、該分割した文字フォント毎
に液晶での表示位置をスクロール方向に移動させて、液
晶の表示を該分割した文字フォント毎にスクロールさせ
ているので、液晶の表示をキャラクタ単位よりも細かい
単位でスクロールさせることができ、液晶の表示を滑ら
かにスクロールさせることができる。
【0054】また、記憶手段に、1キャラクタ分の文字
フォントを横方向に2分割した文字フォントを1キャラ
クタ分の記憶領域にスクロール方向に寄せて記憶し、液
晶の1キャラクタ分のセグメント電極に接続されるべき
セグメント線を該2分割した文字フォントのスクロール
方向の該分割幅に対応する数のセグメント線のみ順次連
続して接続しているので、記憶手段として既存の1キャ
ラクタ分の文字フォントを記憶するものを使用すること
ができ、記憶手段を有効に活用することができる。
フォントを横方向に2分割した文字フォントを1キャラ
クタ分の記憶領域にスクロール方向に寄せて記憶し、液
晶の1キャラクタ分のセグメント電極に接続されるべき
セグメント線を該2分割した文字フォントのスクロール
方向の該分割幅に対応する数のセグメント線のみ順次連
続して接続しているので、記憶手段として既存の1キャ
ラクタ分の文字フォントを記憶するものを使用すること
ができ、記憶手段を有効に活用することができる。
【図1】本発明に係る表示装置の一実施例の回路ブロッ
ク図。
ク図。
【図2】図1の液晶表示部のセグメント配線の状態を示
す拡大正面図。
す拡大正面図。
【図3】図1のキャラクタゼネレータ用ROMに格納さ
れる文字フォントを示す図。
れる文字フォントを示す図。
【図4】図1の液晶表示部のスクロール状態を示す図。
【図5】キャラクタゼネレータ用ROMに格納される文
字フォントの他の実施例を示す図。
字フォントの他の実施例を示す図。
【図6】従来の表示装置の液晶表示部のセグメント配線
の状態を示す図。
の状態を示す図。
【図7】従来の表示装置の液晶表示部のスクロール状態
を示す図。
を示す図。
1 表示装置 2 入出力回路 3 命令デコーダ回路 4 表示データ用RAM 5 アドレスカウンタ 6 キャラクタゼネレータ用ROM 7 セグメント用タイミング合成回路 8 セグメントドライバ回路 9 液晶表示部 10 タイミング発生回路 11 コモン用タイミング合成回路 12 コモンドライバ回路 S1〜S90 セグメント線
Claims (3)
- 【請求項1】 キャラクタの文字フォントを記憶する記
憶手段から該文字フォントを複数個読み出して液晶表示
部に複数のキャラクタを並べて表示し、該記憶手段から
文字フォントを表示順序に従って読み出し、該液晶表示
部における表示をスクロールする表示装置において、前記表示装置は、1キャラクタを表示する表示領域と該
表示領域に対応した複数のセグメント電極を複数有する
液晶表示部と、 複数のキャラクタ分の記憶領域を有し、1キャラクタ分
の文字フォントを、予め設定された横または縦のスクロ
ール方向に対し縦または横方向に複数に分割した文字フ
ォントを、各々、前記記憶領域の各1キャラクタ分の記
憶領域の、前記スクロール方向に寄せた位置に記憶する
記憶手段と、 前記1キャラクタ分の記憶領域に対応した複数のセグメ
ント線を複数有し、前記液晶表示部の各セグメント電極
に対し、前記各1キャラクタ分の複数のセグメント線の
うち、前記分割された文字フォントのスクロール方向の
分割幅に対応する数のセグメント線のみが順次連続して
接続されたセグメント駆動手段と、を備え、 前記 分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読み出
し、前記セグメント駆動手段により、前記分割した文字
フォント毎に前記液晶表示部に出力して前記各キャラク
タの文字フォントを表示させるとともに、前記 液晶表示部での文字フォントの表示位置を、前記分
割した文字フォント毎に前記スクロール方向に移動させ
て、前記液晶表示部での文字フォントの表示を前記分割
した文字フォント毎に前記スクロール方向にスクロール
させることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記記憶手段は、1キャラクタ分の文字
フォントを縦方向に複数に分割した文字フォントを記憶
し、前記分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読
み出して、1キャラクタ分を前記液晶表示部に表示出力
するとともに、前記分割した文字フォント毎に前記液晶
表示部での表示位置を横方向に移動させて、前記液晶表
示部での文字フォントの表示を前記分割した文字フォン
ト毎に横方向にスクロールさせることを特徴とする請求
項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、1キャラクタ分の文字
フォントを横方向に複数に分割した文字フォントを記憶
し、前記分割した文字フォント毎に前記記憶手段から読
み出して、1キャラクタ分を前記液晶表示部に表示出力
するとともに、前記分割した文字フォント毎に前記液晶
表示部での表示位置を縦方向に移動させて、前記液晶表
示部での文字フォントの表示を前記分割した文字フォン
ト毎に縦方向にスクロールさせることを特徴とする請求
項1記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11774693A JP3319031B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11774693A JP3319031B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06308904A JPH06308904A (ja) | 1994-11-04 |
JP3319031B2 true JP3319031B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=14719290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11774693A Expired - Fee Related JP3319031B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319031B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5239920B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2013-07-17 | 株式会社Jvcケンウッド | 表示装置、制御方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP11774693A patent/JP3319031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06308904A (ja) | 1994-11-04 |
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