JPH08272340A - 液晶駆動装置およびそれを用いた携帯機器 - Google Patents

液晶駆動装置およびそれを用いた携帯機器

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JPH08272340A
JPH08272340A JP7311119A JP31111995A JPH08272340A JP H08272340 A JPH08272340 A JP H08272340A JP 7311119 A JP7311119 A JP 7311119A JP 31111995 A JP31111995 A JP 31111995A JP H08272340 A JPH08272340 A JP H08272340A
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JP
Japan
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liquid crystal
character
latch circuit
output
shift
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JP7311119A
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Shinichi Nogawa
真一 野川
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作周波数を下げてより低消費電流の液晶表
示用集積回路を実現し、さらに文字の表示効率の良い5
ドットフォント表示モードにおいて表示文字を変形させ
ないでドット単位の表示スクロールを実現すること。 【解決手段】 文字フォントROMから連続して読み出
した2文字分の文字フォントデータをシフタによって任
意のドット数だけシフトさせ、そのシフト結果を文字単
位ごとにラッチして表示させるようにする。さらに6ド
ットフォント表示モードでの横方向一行の表示データ
(1コモンライン分のデータ)のうち、文字境界である
空白データを除去するようにしてデータシフト変換を行
う。 【効果】 文字単位のラッチクロックで済むので、より
低い周波数で機能を実現できるようになる。またドット
単位で表示スクロールシフトさせたときには、文字境界
の位置に移動したデータが、無視されるので表示に現れ
ない。表示文字を変形させないでスクロールシフトする
ことができるので、表示の誤認識を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯情報端末等の表
示手段に利用される液晶駆動装置、特に文字フォントR
OMからフォントデータを読みだし、マトリクス状の表
示装置に文字を表示させるための液晶駆動装置およびそ
れを用いた携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】文字フォントROMを含む液晶駆動装置
は、一般的に表示RAMの特定のアドレスに任意の文字
コードを書き込むことにより、液晶表示の特定の位置に
任意の文字を表示する。
【0003】表示RAMからは、表示のタイミングに合
わせて文字コードが読み出され、文字フォントROM
(以下CGROMと称する)に入力され、文字フォント
データが表示装置に送られる。この一連の動きを図2を
用いて説明する。液晶駆動装置は、一般的にCPUから
表示の制御を受ける。その入り口がCPUインターフェ
ース9であり、CPUはCPUインターフェース9を通
じて表示RAM10に表示する内容を書き込む。表示画
面の特定の位置に対応した特定のアドレスに文字コード
を書き込むというものである。表示RAM10からは、
タイミング制御回路8によって定期的に文字コードが読
み出され、CGROM11に入力される。タイミング制
御回路8では、コモンタイミングを生成し、コモンドラ
イバー13にコモンタイミング情報を送り込む。
【0004】タイミング制御回路8は、CGROM11
に対してもコモンタイミング情報を送り込み、CGRO
M11は表示RAM10からの文字コードと、コモンタ
イミング情報の両信号によって、出力すべき文字フォン
トのデータを決定する。CGROM11からの文字フォ
ントデータは、シフトラッチ回路12へと送られ、シフ
トラッチ回路12は表示画面の横一行分の表示データが
揃うまでデータシフトを行い、シフト結果を表示データ
としてセグメントドライバー14に送り出す。
【0005】シフトラッチ回路12の例を図3に示す。
CGROM11から出力される文字フォントデータは1
文字ごとであるから、例えば図4のように4文字を表示
する場合には、1回のコモンタイミング(横一行分)
で、CGROM11は4回以上アクセスされる。
【0006】CGROM11の1回のアクセスで図3の
Aのシフトレジスタ群にフォントデータをロードし、シ
フトCLKジェネレータ15から出力されるシフトクロ
ックによってBのシフトレジスタ群へフォントデータを
シフトさせる。図3の例では、6発シフトCLKを発生
させると、Aのシフトレジスタ群は、データが空になる
のでCGROM11の2回めのアクセスを行い再びAの
シフトレジスタ群に文字フォントデータをロードし、こ
れを4文字分繰り返す。
【0007】このような液晶駆動装置において、表示す
る文字を電光掲示板のように横方向にドット単位でスク
ロールさせるには、従来は図3に示すシフトCLKジェ
ネレータ15で発生するシフトクロックの数を変えるこ
とによって実現していた。図4に示したように、シフト
するクロック数を1コ増すごとに表示する文字を1ドッ
トづつ左にシフトさせることが可能である。
【0008】一方、文字の表示形態については表示画素
をマトリクス状に配置したとき、図4に示すように文字
と文字の間の境界を示すために空白ドットラインを置く
ことは一般的である。たとえば、5×7のドットで表示
する文字を横方向に複数文字表示させるとき文字と文字
の間の空白ドットを含めて6×7の文字フォントで表示
を考えると合理的である。このように6×7の文字フォ
ントで表示する形態をここでは6ドットフォント表示モ
ードと呼ぶことにする。
【0009】この6ドットフォント表示モードでは、文
字と文字の境界を空白という情報で1ドット占有するこ
とになるので、セグメント駆動本数に対する表示効率は
悪い。そこで、図8(b),(c)のように文字と文字の境界
に1ドット分の空白スペースを有する(最初からパター
ンニングしていない)液晶パネルを用いれば空白という
情報を持つセグメント駆動信号は不要になるので、表示
効率は良くなる。このように文字と文字の間の配線を省
いた表示パネルを用いた場合5×7の文字フォントを表
示情報として扱うことも可能であり、この形態を5ドッ
トフォント表示モードと呼ぶことにする。
【0010】6ドットフォント表示モード、5ドットフ
ォント表示モード、いずれであっても従来の駆動装置を
用いて電光掲示板のような横方向へのスクロールは可能
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法においてはドット単位のスクロールを行
うのに2つの問題があった。第1の問題は、横方向に並
ぶ表示の総ドット数に相当するシフトクロックを発生さ
せる必要があるため、シフトクロックはかなり周波数の
高いものを要することである。例えば、6ドットフォン
ト表示モードで10文字×4行の表示画面を60Hzで
表示させるとき横方向の総ドット数は、10×6=60
ドット、縦方向の総ドット数は4×8=32ドット(3
2コモン)となり、シフトクロックの周波数は60Hz
×32コモン×60ドット=115.2kHzが最低限
必要である。
【0012】シフトクロックの周波数が高いので駆動装
置のスイッチングが高速となり動作時の消費電流が大き
くなるという欠点があった。この駆動装置を1チップの
集積回路にして携帯情報端末に用いる場合においては電
池の寿命が短くなってしまい、携帯性のメリットが十分
に生かされない。
【0013】第2の問題は、文字と文字の間の配線を省
いた表示パネルを用いて、5ドットフォント表示モード
で電光掲示風にスクロールさせてゆくと、図8(b)の
ように1ドットのスクロールで文字と文字の間の空白が
なくなり、さらにパネルの配線を省いた部分で文字が横
に伸びて文字が変形するので文字の誤認識をまねくとい
う欠点があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の問題に対しては、
文字フォントデータを記憶し文字単位ごとにフォントデ
ータを出力する記憶装置と、前記記憶装置からの出力を
表示画面の横1行分の画素データに展開するシフトラッ
チ回路と前記シフトラッチ回路の出力を液晶駆動波形に
変換するセグメントドライバーを有する液晶駆動装置に
おいて、前記シフトラッチ回路の構成として前記記憶装
置からの出力を第1のタイミングで保持する第1のラッ
チ回路と、前記記憶装置からの出力および前記第1のラ
ッチ回路からの出力を入力とし所定のビット量だけシフ
トする第1のシフター回路と、横方向への文字数に相当
する数だけ並列接続させ前記第1のシフター回路の出力
を連続的なタイミングで保持していく第2のラッチ回路
と、前記第2のラッチ回路の出力を第2のタイミングで
保持する第3のラッチ回路で構成することにより解決し
た。
【0015】第2の問題に対しては、文字フォントデー
タを記憶し文字単位ごとにフォントデータを出力する記
憶装置と、前記記憶装置からの出力を表示画面の横1行
分の画素データに展開するシフトラッチ回路と前記シフ
トラッチ回路の出力を液晶駆動波形に変換するセグメン
トドライバーを有する液晶駆動装置において、前記シフ
トラッチ回路によって展開される表示画面の横1行分の
画素データのうち、文字と文字の間の空白データに該当
するビットを避けて接続するように構成した第2のシフ
ター回路を備えることにより解決した。
【0016】
【作用】本発明によれば、横方向へのドット単位のスク
ロールを実現するために、文字フォントデータを記憶し
文字単位ごとにフォントデータを出力する記憶装置、た
とえばCGROMから読み出したフォントデータをまず
第1のタイミングで第1のラッチ回路に保持し、その第
1のラッチ回路の出力(フォントデータ)と続けてCG
ROMから読み出したフォントデータとを並べ、この隣
り合わせの2文字分のフォントデータを第1のシフター
回路においてシフトさせ、その第1のシフター回路の出
力を第2のラッチ回路に連続的なタイミングで保持して
いくのでシフトクロックの数は横方向の総ドット数は必
要なく横方向の文字数だけで済むようになる。従ってシ
フトクロックの周波数を下げることができ、第1の問題
が解決する。
【0017】第2の問題に対しては、5ドットフォント
表示モードにおいては文字と文字の間の省いた配線に表
示されるべき空白データを第2のシフター回路で避ける
ように接続したので文字を変形させずにスクロールさせ
ることが可能になった。図8(c)がその表示例であ
り、1ドット分だけ左スクロールさせたとき文字の左端
はちょうど空白スペースにかくれるような形になり、2
ドット分スクロールさせたとき初めて隣の文字領域に入
ってくるようになる。このような表示は、ちょうど電車
の窓から外の流れる風景を見ているようなものであり、
窓ワクに隠れた部分は見えないが、連続してスクロール
させてゆけば変形しない文字が流れてゆくように見え
て、文字の誤認識は軽減する。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明によるシフトラッチ回路の例を図1に示
す。CGROM11から読み出される1文字分の文字フ
ォントデータ(5ビットと空白データ1ビットの計6ビ
ット)が第1のラッチ回路3と第1のシフター回路1に
接続され、第1のシフター回路1の出力(6ビット)が
第2のラッチ回路4〜7にそれぞれ並列に接続されてい
る。第1のシフター回路1の出力は、第2のラッチ回路
4〜7に対し、CGROM11から文字フォントデータ
が読み出される毎に連続的なタイミング(LCL1〜L
CL4)でラッチ保持される。
【0019】図2のタイミング制御回路8は、横方向に
表示する文字数(この例では4文字分)に合わせて表示
タイミングのカウントを行う。図6(a)に示すタイム
チャートで表示タイミングのカウントが0から4を数え
ているのがわかる。このタイミングに合わせて表示RA
M10から文字コードがCGROM11に送られ、CG
ROM11は図6(a)に示すように文字フォントデー
タ(”A”、”B”、”C”、”D”、”E”)を出力
する。このCGROM11の出力を、表示タイミングの
カウントが変化する毎に出る第1のタイミング、つまり
LCL0で第1のラッチ回路3に取り込み、この第1の
ラッチ回路3の出力(LTOUT)とCGROM11の
出力を共に第1のシフター回路1に接続する。
【0020】第1のシフター回路1では図6(b),(c)
に示すように第1のラッチ回路3の出力(LTOUT)
とCGROM11の出力という隣り合わせの表示文字を
横に並べ、指定されたスクロール分だけ左にシフトを行
う。この例では(b2,b1,b0)=(0,1,0)つまり
2ドットシフトを行い、Aという文字フォントの右4ド
ットと、Bという文字フォントの左2ドットがシフター
の出力になる。この第1のシフター回路1の出力は図6
(a)に示すようなLCL1、LCL2、LCL3、LC
L4という表示タイミングのカウントが変化する毎に出
る連続的なタイミングで第2のラッチ回路4、5、6、
7に保持され、表示画面の横1行分の画素データが揃っ
たところで第2のタイミングであるLCL5で第3のラ
ッチ回路2に保持され、セグメントドライバー14に送
られる。
【0021】図1のシフトラッチ回路を含む本発明にお
いては、表示画面の横1行分の画素データを揃えるのに
図6に示したように表示タイミング毎に発生する連続し
たクロック(LCL1〜LCL4)があればよい。すな
わちCGROM11から出力される文字フォントデータ
が変化する毎に文字単位でラッチクロックを発生すれば
よい。
【0022】液晶駆動装置として必要になるクロック周
波数を比較してみると、図5の(a)が、従来の回路の
場合であり、文字フォントデータをロードする毎に6ド
ット分のシフトクロックを必要とするので、横方向に5
文字表示する場合には、コモンサイクルの間にシフトク
ロックは5×6=30クロック必要となる。
【0023】一方、本発明では、ROMから5文字分ロ
ードしても、5文字分のラッチクロックを要するのみで
ある。現実には、ROMから1文字分読み出すために事
前に表示RAM10から文字コードを読み出す必要があ
るので、液晶駆動装置には表示RAM10のアクセスの
ためにワンランク高速のクロックが必要である。しか
し、5文字分のラッチクロックに対して2倍速のクロッ
クがあれば、RAM、ROMの連続アクセスは十分可能
である。前例を繰り返すならば、10文字×4行の表示
画面を60Hzで表示させるとき本発明による必要クロ
ック周波数は、60Hz×32コモン×10文字×2倍
=38.4kHzとなり、従来例で紹介した115.2
kHzに比べて十分に低い周波数で実現できることがわ
かる。
【0024】さらに図7に示すように第2のラッチ回路
4〜7の出力すなわち横方向に表示すべき各画素データ
(S1,S2,S3,……,S34,S35,S36)を第2
のシフター回路20に接続し、第2のシフター回路20
の出力を第3のラッチ回路2に接続する。横方向の各画
素データは6ドットフォント表示モードでの文字境界で
ある空白データを含んだものである。その空白データ
は、S1,S7,S13,S19,S25,S31に入って
おり、5ドットフォント表示モードにおいてはそのデー
タが不要である。従って5ドットフォント表示モードに
おいては不要なデータを取り除くように第2のシフター
回路20は接続される。第3のラッチ回路2への入力D
1からD5へは各画素のS2からS6が接続され、D6
からD10へはS8からS12が接続され、D11から
D15へはS14からS18が接続されるという様に、
各画素S1からS36のうちS1,S7,S13,S19,
S25,S31という空白データに当たる画素を第3の
ラッチ回路2に接続しない様に第2のシフター回路20
を構成する。
【0025】図7に示すマルチプレキサ19は、2方向
のデータのいずれを選択するかによって、6ドットフォ
ント表示モード、5ドットフォント表示モードを切りか
えることができる。5ドットフォント表示モードのとき
には、マルチプレキサ19は、上方の右側からの入力を
下方に出力する。このデータの流れは、シフター動作で
あり、図7においては、S1、S7、S13、S19、
S25、S31の空白データが無視されて、第2のタイ
ミングで第3のラッチ回路2に保持され下方にSEGデ
ータを出力する。
【0026】5ドットフォント表示モードでのスクロー
ル表示をする場合、たとえば第1のシフター回路1によ
って文字を1ドット左シフトしたとき、横方向に表示す
べき各画素データ(S1,S2,S3,……,S34,S3
5,S36)のうち文字の左端のフォントデータは、S
1,S7,S13,S19,S25,S31の位置に入り込
む。しかし第2のシフター回路20によるシフター動作
によってこの位置のデータが無効となるので表示には現
われない。また文字を2ドット左シフトしたときは文字
の左端のフォントデータは左隣の文字表示領域の右端に
表示される。つまり、図8(c)の表示が実現すること
になる。
【0027】本発明の実施例においては、5ドットフォ
ント表示モードにおいて文字を変形させずにスクロール
させるために第2のシフター回路20の出力を第3のラ
ッチ回路2に接続しているが、別の接続方法でも実現は
可能である。たとえば横方向に表示すべき各画素データ
(S1,S2,S3,・・・,S34,S35,S36)を第
2のタイミングですべて第3のラッチ回路2に保持し、
第3のラッチ回路2の出力を第2のシフター回路20に
入れてS1,S7,S13,S19,S25,S31の位置
にある空白データを削除し、セグメントドライバー14
に接続しても同じである。要するに、横方向に表示すべ
き各画素データ(S1,S2,S3,・・・,S34,S3
5,S36)をセグメントドライバー14に接続するま
での何処かに第2のシフター20を介在させれば良いの
である。
【0028】従来の方法で課題となっていた2つの問題
に対しては、前記[課題を解決するための手段]で述べ
たように、第1の問題に対する解決方法と第2の問題に
対する解決方法が有り、この2つの解決方法はそれぞれ
別々に効果を発揮する。つまり第1の問題に対する解決
方法を実施するだけでも表示に必要なクロックの周波数
を下げることができるし、あるいは第2の問題に対する
解決方法を実施するだけでも文字の変形がないドット単
位のスクロールが実現できる。
【0029】さらに第1、第2の解決方法を共に実施し
た場合においては表示効率の良い5ドットフォント表示
モードを用いて横方向のスクロールを文字の変形なしに
実現できるうえ、表示に必要なクロックの周波数を下げ
消費電流をさげるという電池駆動の携帯機器に求められ
るような機能を実現することができる。
【0030】本発明の液晶駆動装置は表示画素をマトリ
クス状に配置した表示パネルと組み合わせれば前記効果
を有する液晶表示装置を実現することができるし、さら
にCPU、電池と組み合わせれば前記効果を有する携帯
性に優れた携帯機器を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明を用いれば、表
示する文字を電光掲示板のように横方向にドット単位で
スクロールさせる場合であっても液晶駆動装置として必
要となるクロックは従来の液晶駆動装置に比べ十分に低
い周波数で実現できる。
【0032】この液晶駆動装置を1チップの集積回路で
実現した場合には、集積回路の消費電流を少なくする事
ができ、今後の携帯機器に求められる電池等の長寿命化
が可能となってくる。また本発明を用いれば、文字表示
効率の良い5ドットフォント表示モードであっても、図
8(c)のように電光掲示風のドット単位のスクロール
を文字の変形なしに実現することができる。このこと
は、たとえば、電車の窓から外の流れる風景を見たと
き、窓ワクに重なった風景は見えないという自然現象と
合致したものである。文字が変形しないで横方向に表示
が流れてゆくので、文字の誤認識を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシフトラッチ回路の例である。
【図2】液晶駆動装置の全体図である。
【図3】従来のシフトラッチ回路の例である。
【図4】本発明で実現する液晶表示の例である。
【図5】本発明の効果を示すタイミング図である。
【図6】本発明の動作を説明する図である。
【図7】本発明による第2のシフター回路を説明する図
である。
【図8】本発明による第2のシフター回路の効果を説明
する図である。
【符号の説明】
1 第1のシフター回路 2 第3のラッチ回路 3 第1のラッチ回路 4〜7 第2のラッチ回路 8 タイミング制御回路 9 CPUインターフェース 10 表示RAM 11 CGROM 12 シフト・ラッチ回路 13 コモンドライバー 14 セグメントドライバー 15 シフトCLKジェネレータ 16 ロード付きシフトレジスタ 17 シフトレジスタ 18 ラッチ 19 マルチプレキサ 20 第2のシフター回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字フォントデータを記憶し文字単位ご
    とにフォントデータを出力する記憶装置と、前記記憶装
    置からの出力を表示画面の横1行分の画素データに展開
    するシフトラッチ回路と前記シフトラッチ回路の出力を
    液晶駆動波形に変換するセグメントドライバーを有する
    液晶駆動装置において、前記シフトラッチ回路の構成と
    して前記記憶装置からの出力を第1のタイミングで保持
    する第1のラッチ回路と、前記記憶装置からの出力およ
    び前記第1のラッチ回路からの出力を入力とし所定のビ
    ット量だけシフトする第1のシフター回路と、横方向へ
    の文字数に相当する数だけ並列接続させ前記第1のシフ
    ター回路の出力を連続的なタイミングで保持していく第
    2のラッチ回路と、前記第2のラッチ回路の出力を第2
    のタイミングで保持する第3のラッチ回路で構成するこ
    とを特徴とする液晶駆動装置。
  2. 【請求項2】 文字フォントデータを記憶し文字単位ご
    とにフォントデータを出力する記憶装置と、前記記憶装
    置からの出力を表示画面の横1行分の画素データに展開
    するシフトラッチ回路と前記シフトラッチ回路の出力を
    液晶駆動波形に変換するセグメントドライバーを有する
    液晶駆動装置において、前記シフトラッチ回路によって
    展開される表示画面の横1行分の画素データのうち、文
    字と文字の間の空白データに該当するビットを避けて接
    続するように構成した第2のシフター回路を備えること
    を特徴とする液晶駆動装置。
  3. 【請求項3】 文字フォントデータを記憶し文字単位ご
    とにフォントデータを出力する記憶装置と、前記記憶装
    置からの出力を表示画面の横1行分の画素データに展開
    するシフトラッチ回路と前記シフトラッチ回路の出力を
    液晶駆動波形に変換するセグメントドライバーを有する
    液晶駆動装置において、前記シフトラッチ回路によって
    展開される表示画面の横1行分の画素データのうち、文
    字と文字の間の空白データに該当するビットを避けて接
    続するように構成した第2のシフター回路を備えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 電池とCPUと液晶表示装置と液晶駆動
    装置を有する携帯機器において、前記液晶駆動装置を特
    許請求の範囲第1項記載の液晶駆動装置で実現したこと
    を特徴とする携帯機器。
  5. 【請求項5】 電池とCPUと液晶表示装置と液晶駆動
    装置を有する携帯機器において、前記液晶駆動装置を特
    許請求の範囲第2項記載の液晶駆動装置で実現したこと
    を特徴とする携帯機器。
  6. 【請求項6】 電池とCPUと液晶表示装置と液晶駆動
    装置を有する携帯機器において、前記液晶駆動装置を特
    許請求の範囲第3項記載の液晶駆動装置で実現したこと
    を特徴とする携帯機器。
  7. 【請求項7】 5×7のドットで構成される文字を表示
    するための、横方向5ドットの文字と文字の間に1ドッ
    ト分の空白スペースを有する液晶パネルを駆動する液晶
    駆動装置において、1ドット分横方向にスクロール表示
    されたとき、文字フォントの左端あるいは右端のフォン
    トデータが隣の文字表示スぺースに現われないように駆
    動することを特徴とする液晶駆動装置。
  8. 【請求項8】 文字をフォントROMを内蔵し、表示し
    た文字を横方向にドット単位でストロークすることので
    きる、液晶駆動装置において、文字をフォントROMか
    ら連続して読み出された2文字分の文字フォントデータ
    をバレルシフタによって任意の数(ドット数)だけシフ
    トさせ、そのシフトした結果を文字単位ごとにラッチ
    し、表示させることを特徴とする液晶駆動装置。
JP7311119A 1995-02-01 1995-11-29 液晶駆動装置およびそれを用いた携帯機器 Pending JPH08272340A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7311119A JPH08272340A (ja) 1995-02-01 1995-11-29 液晶駆動装置およびそれを用いた携帯機器
EP96305812A EP0778557A3 (en) 1995-11-29 1996-08-07 Liquid crystal driving apparatus and personal instruments incorporating the same
NO963320A NO963320L (no) 1995-11-29 1996-08-08 Drivkrets for LCD-display, samt bærbart apparat som innbefatter slik drivkrets
KR1019960032990A KR100402227B1 (ko) 1995-11-29 1996-08-08 액정구동장치
TW085110924A TW350929B (en) 1995-02-01 1996-09-06 Liquid crystal device and portable apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001188511A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Nidec Copal Corp 表示装置及び表示制御方法
JP2006276135A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置のスクロール表示方法

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