JPH0561814A - 並び替え機能付きデータ転送装置 - Google Patents

並び替え機能付きデータ転送装置

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JPH0561814A
JPH0561814A JP22548291A JP22548291A JPH0561814A JP H0561814 A JPH0561814 A JP H0561814A JP 22548291 A JP22548291 A JP 22548291A JP 22548291 A JP22548291 A JP 22548291A JP H0561814 A JPH0561814 A JP H0561814A
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JP22548291A
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Inventor
Chitoshi Ueda
千俊 上田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】転送元と転送先のデータの並びが異なっていて
も効率的にデータを転送することのできるデータ転送装
置を提供する。 【構成】CPU5からの命令を受けてデータの転送に必
要な制御を行う転送制御部11と転送制御部11により
制御され転送元からのデータの読出しの制御を行うIO
バス制御部12と転送元のデータのアドレスを出力する
IOアドレス保持部13とを設ける。転送制御部11に
より制御され転送元のデータから読み出したデータを一
時記憶し、転送先のデータの並びに記憶したデータを並
び替えて転送先に出力するデータ保持部14を設ける。
転送制御部11により制御され転送先の記憶されるべき
アドレスを出力する上位アドレス保持部16とデータ保
持部14に記憶されたデータを転送先に記憶する制御を
行う上位アドレス制御部15により前述したデータ保持
部14内に一時記憶した転送元からのデータを転送先に
転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並び替え機能付きデータ
転送装置に関し、特にコンピュータ等のデータ処理装置
で一つの記憶装置から他の記憶装置に転送を行うときに
使用する並び替え機能付きデータ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12はデータ転送装置と、このデータ
転送装置に接続される他の構成要素との関係を示すブロ
ック図である。
【0003】テータ転送装置10は入出力装置3の一部
を構成しており、同じく入出力装置3の一部を構成して
いるメモリ31と周辺装置32にIOバス33A〜33
Bを介して接続されている。データ転送装置10は、ま
た、上位バス4A〜4Cを介してCPU(中央処理部)
5および主記憶部2に接続されている。CPU1からの
指令によって指定されたメモリ31あるいは周辺装置3
2などの読出し開始アドレスから指定されたデータ幅だ
けのデータをIOバス33A〜33Cを介して読み取
り、このデータをCPU1によって指定された主記憶部
2の指定されたアドレスで始まる部分に記憶させるデー
タの転送の制御を行うのに使用される。
【0004】従来のこの種のデータ転送装置において、
データの転送元および転送先のデータの記憶様式が1バ
イト単位の整数倍の記憶領域を持っているがデータの転
送元で記憶されているデータの並び、すなわち、何バイ
ト目がデータの始まりであるのかということと転送先で
の記憶領域でのデータの並びが異っている場合には、デ
ータの転送は1バイト単位で記憶元から読出しを行い、
また読出したデータの転送先に対する転送も、1バイト
単位で行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
転送装置は、データの転送元および転送先のデータの並
びが先述したように異っている場合には、所望の転送先
にデータを転送するために、1バイトごとの転送しかで
きないため、メモリ31とデータ転送装置31の間に介
在するIOバスおよびデータ転送装置31と主記憶部2
との間の上位バスに送出できるデータ幅が1バイトの整
数倍、たとえば、4バイト単位であってもその1/4の
データしか一度に転送を行うことができないので、これ
らのバスを介して一度に転送できるデータ幅を有効に活
用することができず、そのため、バスの使用効率が大幅
に低下するという欠点を有している。
【0006】本発明の目的は、転送元のデータの記憶領
域内での並びの状態と転送先のデータの記憶領域の並び
の状態が異なっている場合でも、バスを介してデータの
転送を行うときに、バスのデータ幅と同数ずつのデータ
を同時に転送することができるデータの転送効率の高い
データ転送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の並び替え機能付
きデータ転送装置は、複数バイト幅のデータとアドレス
を持つ上位装置に接続された主記憶部と入出力装置を接
続する上位バスと、複数バイト幅のデータを持つ入出力
装置に接続されたメモリおよび周辺装置とを接続するI
Oバス上のデータを前記上位装置から出力される転送命
令に応じて前記主記憶部に転送するデータ転送装置にお
いて、入力されたアドレス値を前記IOバス上のアドレ
ス空間に保持しIOバス上に出力するIOアドレス保持
部と、読出し開始信号が加えられると前記IOバスを介
して予め決められたバイト数のデータの読み出しの制御
を行うIOバス制御部と、前記IOバス制御部により制
御され前記IOバス上に読み出されたデータを読み込み
一時記憶する読込用レジスタとシフト信号を受信するご
とに前記読込用レジスタ内に記憶されているデータを1
バイト単位でシフトし書込データとして保持する書込用
レジスタとを有するデータ保持部と、入力された上位ア
ドレス値を上位バス上のアドレス空間に保持しこれを前
記上位アドレス上に出力する上位アドレス保持部と、書
込み開始信号が加えられると前記データ保持部に保持さ
れているデータを前記主記憶部に前記予め決められたバ
イト数だけ書込む制御を行う上位バス制御部と、前記転
送命令を受信すると前記IOアドレス保持部に対するア
ドレス値と前記上位アドレス値と前記読出し開始信号と
前記書込開始信号を出力しかつ前記上位バスに接続され
た前記主記憶部のデータの並びに一致させて前記シフト
信号を出力する転送制御部を備えて構成されている。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の並び替え機能付きデータ転
送装置の一実施例を示すブロック図であり、図2は図1
に示されている並び替え機能付きデータ転送装置と、こ
の並び替え機能付きデータ転送装置1に接続される他の
関連する要素との接続の一例を示すブロック図であり、
図3は図1に示したデータ保持部14のレジスタ内のレ
ジスタの構成の一例を示す説明図である。また、図4
(A)は対象となるデータ(ソースデータ)の転送元で
の記憶領域におけるデータの記憶状態を示す説明図であ
り、図4(B)は図4(A)で示されているデータの転
送先での記憶の状態を示す説明図であり、図5は図1に
示した転送制御部11内でのレジスタ内の記憶の状態の
説明図である。
【0010】図6は図1で示した本発明の並び替え機能
付きデータ転送装置の動作を説明する流れ図である。
【0011】図7は図1とは別の本発明の並び替え機能
付きデータ転送装置の実施例を示すブロック図であり、
図8は図7で示したデータ保持部14Dのレジスタの構
成を示す説明図であり、図9(A)は転送元の記憶部内
に記憶されているソースデータの記憶状態を示す説明図
であり、図9(B)は図9(A)のデータの転送先の記
憶領域内での記憶状態を示す説明図であり、図10は図
7に示した本発明の並び替え機能付きデータ転送装置内
のデータ保持部14D内のレジスタ内に記憶されるデー
タの状態を示す説明図である。
【0012】まづ、図1に示した本発明の並び替え機能
付きデータ転送装置の動作について図面を参照して説明
する。
【0013】この並び替え機能付きデータ転送装置1は
図2に示した入出力装置3の中の構成要素であり、この
入出力装置3を構成しているメモリ31または周辺装置
32からIOバス33A〜33Cを介してデータを読取
り、上位装置である主記憶部2に上位バス4A〜4Cを
介してデータの転送を行うものである。なお、以下の説
明では、メモリ31内に記憶されているデータを本発明
の並び替え機能付きデータ転送装置1が読取り、主記憶
装置2に転送する場合について説明する。
【0014】本発明の並び替え機能付きデータ転送装置
は図1に示すように、CPU1からの命令によって後述
する各構成要素を制御する転送制御部11と、転送制御
部11から与えられる転送元に記憶されている読み出さ
れるべきデータの先頭アドレスを記憶し出力するIOア
ドレス保持部13と、転送制御部11から与えられるデ
ータ幅の範囲に亘って転送元から順次データを読取る制
御を行うIOバス制御部12と、IOバス制御部12に
制御されてIOアドレス保持部13が出力する転送元の
アドレスに記憶されているデータを読み取る記憶部と出
力信号により保持したデータを出力する記憶部とを持つ
データ保持部14と、転送制御部11より加えられるデ
ータの転送先の先頭アドレスを保持する上位アドレス保
持部16および転送制御部11から指定されたデータ幅
だけのデータをデータ保持部14より上位装置、たとえ
ば、主記憶部2に対して出力させる制御を行う上位バス
制御部15より構成されている。
【0015】なお、以下に説明するデータの転送の対象
となる転送元のデータ、すなわち、ソースデータは図3
(A)のように、それぞれ1バイト単位のデータA,
B,C,D,E,Fであり1回のデータの転送すなわ
ち、データの転送幅は4バイトづつであるが、最初の2
バイト分は無効データである。
【0016】また、このようなソースデータを転送する
転送先の記憶領域へは、図4(B)に示されているよう
に4バイトづつ区切られた最初の記憶領域から転送され
たデータを記憶するものとする。
【0017】まづ第1番目に、転送制御部11は、CP
U1から上位バスを介して、データの転送元とそのデー
タの転送元のデータの記憶領域に記憶されているデータ
の内で読出すベき先頭のアドレスとデータの読出し幅を
指定されると、ソースデータの先頭アドレスであるAD
R1をIOアドレス保持部13に出力する。IOアドレ
ス保持部13はこの値をソースデータに記憶しているメ
モリ31に出力する。転送制御部11はデータの転送
幅、すなわち、転送すべきデータの数をIOバス制御部
12に出力する。IOバス制御部12は指定されたデー
タ幅のデータをソースデータより読みこむ制御信号すな
わち読み込み制御信号をデータ保持部14に出力する
(図6のステップS1)。
【0018】第2番目に、データ保持部14はIOバス
制御部12により制御され、IOアドレス保持部13が
出力するアドレスを先頭として4バイト分のデータをソ
ースデータより読出して図3に示す読込用レジスタ14
Aに読み込む。このようにデータを4バイト分データ保
持部14に読込む動作が終了すると、IOバス制御部1
2は転送制御部11にソースデータの読込を終了したこ
とを通知する(ステップS2)。
【0019】ここでデータ保持部14は4バイトの読込
用レジスタ14Aと、その左シフト方向に書込み用の4
バイトレジスタ14Bを持ち、各レジスタは1バイト単
位で左シフトできる構成になっている。
【0020】上述した状態で、データ保持部14内に
は、図5に示した第1の状態でデータAとBとが記憶さ
れている。
【0021】続いて、第3番目として、転送制御部11
はデータ保持部14の読込用レジスタに読込まれたデー
タを4バイト分だけ左にシフトする制御信号をデータ保
持部14に出力する。この制御信号を受けたデータ保持
部14は記憶しているデータを左方向に4バイト分シフ
トして図5の第2の状態で読み込んだデータを保持する
(ステップS3)。
【0022】さらに、第4番目として、転送制御部11
は次に読み出すべきデータの先頭アドレスであるADR
+4(4は4バイトを表す)をIOアドレス保持部13
に出力する。アドレス保持部13はこのアドレス値を出
力する。また、転送制御部11はIOバス制御部12に
対して次の読み込み指示の信号を出力する(ステップS
4)。このときのデータの転送はバスのデータ幅に応じ
た転送を行う(図1に示されている本発明の並び替え機
能付きデータ転送装置においてはバスのデータ幅は4バ
イトとする)。
【0023】IOバス制御部12はADR+4をアドレ
スの先頭とする4バイト分のデータの読込みの制御をデ
ータ保持部14に対して行いそのデータの値を保持させ
る。この状態を図5の第3の状態として示してある。
【0024】第5番目として、転送制御部11はデータ
の読み込み終了後(ステップS5)にソースデータを転
送先に記憶させ、図4(B)に示した目的データの並び
替えを行うようにデータのシフト数を求める(ステップ
S6)。本実施例では2バイトシフトである。求めたシ
フト数、すなわち2バイトでデータ保持部14に対して
左シフトを行う制御信号を出力する。データ保持部14
は内部に記憶されているデータを2バイト分左へシフト
する(図5の第4の状態)。
【0025】上述したデータのシフトが終了してから、
転送制御部11は予めCPU1から与えられている命令
に基づいた転送先のデータの記憶されるべき先頭のアド
レス値ADR2を上位アドレス保持部16に出力する。
次に、上位バス制御部15に対して上位アドレス保持部
16が出力するアドレスに該当する転送先である主記憶
部2の記憶領域にデータ保持部14に保持していたデー
タを転送し書き込む制御を行う(ステップS7)。
【0026】第6番目に、このとき、データ保持部14
の書込用レジスタ14Bに保持されているデータが出力
され転送先のアドレスADR2を先頭とした領域に書込
まれる(ステップS7)。書込みが終了すると(ステッ
プS8)上位バス制御部15は転送制御部11に書込終
了の信号を出力する。
【0027】第7番目に、転送制御部11はデータ保持
部14に2バイト左シフトを行う制御信号を出力する。
このときのシフト量はバスのバイト幅数からすでに説明
した第3の状態から第4の状態になるとき与えたシフト
数を引いた値である。データ保持部14はこの左シフト
制御信号を受け本例では2バイト分だけ内部に記憶して
いるデータを左へシフトする(図5の第5の状態)。
【0028】転送制御部11は上位アドレス保持部16
に対してADR2の値に4を加えたアドレスを出力する
(ステップS9)。以後、これまで説明した動作と同様
な動作を繰返して行う(ステップS10〜S14)。
【0029】データの転送の終了時にデータ保持部14
にデータが残ることがある(図5の第5の状態)。この
とき、転送制御部11は最後のデータの書き込みのた
め、データ保持部14に対して左へ2バイトの転送を指
示し、このようなシフト後に転送先に対してデータの書
き込みを行わせる。
【0030】以上の動作を行うことによりデータの並び
方を替えたデータの転送が可能となる。
【0031】なお、上述した第7番目の動作において、
ADR2に対するADR2+4(バイト)の動作を行わ
ないでADR2を周辺装置32に割り当てたときには、
メモリと周辺装置間のデータ転送となる。
【0032】図11は図7に示した並び替え機能付きデ
ータ転送装置の動作を説明する流れ図である。
【0033】以下、図7に示されている本発明の別な実
施例についての動作を説明する。以下の説明において
は、ソースデータと目的データ、すなわち、主記憶部2
内の記憶領域内への記憶すべきデータはそれぞれ図9
(A)と図9(B)に示すような並び方であるとする。
【0034】図7に示した本発明の構成の中でデータ保
持部14Dだけが図1に示したデータ保持部14と異っ
ており、それ以外の構成要素は図1に示したものと同じ
である。図8に示されているように、データ保持部14
Dは図1で説明したデータ保持部14と同様に、バスの
データの転送幅と等しいバイト数の読込用レジスタと書
込用レジスタを持っている他に、これらのレジスタに1
対1に対応するVビット(確認用ビット)15と上述の
レジスタおよびVビットとを制御するシフトコントロー
ラ(SFTCNT)16をもっている。シフトコントロ
ーラ16は自分から見てシフト方向(本図では左方向)
のVビットが立っていなければ(そのVビットの値が1
でなければ)読込用レジスタ14Aおよび書込用レジス
タ14BならびにVビットをシフト方向にそれぞれ転送
する制御を行う。Vビットは前述したシフトコントロー
ラ16からの制御と自分に対応するバスからの書込用レ
ジスタ14Bと読込用レジスタ14Aへの書き込みでセ
ットされ、転送制御部11からの直接書き込みでセット
およびリセットされる。
【0035】第1番目に、転送制御部11がIOアドレ
ス保持部13にソースデータの先頭アドレスであるAD
R1をセットする。次にIOバス制御部12に対してI
Oアドレス保持部13にセットされたアドレスのデータ
の読込みを指示する(図11のステップS20)。
【0036】第2番目に、IOバス制御部12は転送制
御部11からの指示により接続されたIOバス上のメモ
リに対して指定されたアドレスに対する読み出し動作を
開始する。すなわち、転送制御部11からの制御信号に
よりIOアドレス保持部13にIOバスへのアドレス出
力を指示する。IOアドレス保持部13は転送制御部1
1によってセットされたアドレスADR1をIOバス3
2B上に出力する。さらに、メモリからのデータが確定
すると(ステップS21)、IOバス制御部12はデー
タ保持部14Dに対してデータの保持を指示する。この
とき、データは4バイト転送されるが、上位の2バイト
は無効データである。データ保持部14DはIOバス3
4Cを介してバスからのデータを読み出し、読込用レジ
スタ14Aに一時記憶する。また、転送制御部11はデ
ータ保持部14DのVビットを目的データの最初のデー
タ並びに対応した形式でセットする(図10の第1の状
態)。なお、図10中でVビットが論理値″1″、すな
わち、Vビットが立っている部分はVで示されている。
データがデータ保持部14Dに読み込まれた後、IOバ
ス制御部12は転送制御部11に読み込み完了を通知す
る(ステップ21)。
【0037】第3番目に、転送制御部11はデータ保持
部14Dに左シフトを指示する(ステップS22)。デ
ータ保持部14Dは読込用レジスタ14Aと書込用レジ
スタ14Bの内容を順次左方向にシフトして行く。デー
タ保持部14Dは図10の第2の状態となる。すなわ
ち、Vビットが立っていない部分がないように左シフト
が行われる。さらに転送制御部11は次のメモリ番地
(ADR1+4バイト)をIOアドレス保持部13にセ
ットし、IOバス制御部12に対して次の読み出しを指
示する。IOバス制御部12はADR1+4番地の内容
を読み出しデータ保持部14Dに保持させる(図10の
第3の状態)。このときの読み出したデータは4バイト
である(ステップS23)。
【0038】第5番目に、転送制御部11は読み込み終
了(ステップS24)後にデータ保持部14Dにシフト
指示を行う(ステップS25)。データ保持部14Dは
Vビットの状態に応じて順次左シフトを行い、Vビット
が立っている部分を左詰で書込用レジスタ14Bの最左
端に位置させる(図10の第4の状態)。
【0039】データのシフト完了後に転送制御部11は
上位バス上のメモリADR2に対する書込動作を開始す
る。すなわち、上位アドレス保持部16に目的データの
先頭アドレスであるADR2をセットする。次に、上位
バス制御部15に対し上述のようにセットされたアドレ
スに対してデータの書込を指示する(ステップS2
6)。
【0040】第6番目に、上位バス制御部15は転送制
御部11からの指示により接続された主記憶部2の指定
されたアドレスに対して書込動作を開始する。まず、上
位アドレス保持部16に対してバスへのアドレス出力を
指示する。上位アドレス保持部16は転送制御部11に
よってセットされたアドレスADR2を上位バスに出力
する。データ保持部14Dから書込レジスタ14Bの内
容を上位バスに出力するよう指示する。データがデータ
保持部14Dから主記憶部2に書込まれた後、上位バス
制御部15は転送制御部11に書込完了を通知する(ス
テップS27)。次に、転送制御部11はデータ保持部
14Dの左側4バイト分のVビットをクリアする(図1
0の第5の状態)(ステップS28)。
【0041】第7番目として、転送制御部11はデータ
保持部14Dに左シフトを指示する。データ保持部14
Dはシフト指示を受けデータの記憶状態を図10の第6
の状態となる。転送制御部11はアドレスADR2を4
ビット分増加させる。以後、すでに説明した第4番目か
ら第7番目までこの順に、対象とするデータの転送が終
了するまで転送を繰返す。
【0042】なお、転送終了時にデータ保持部14Dに
残データが残ることがある(図10の第6の状態で終了
するとき)。このとき、転送制御部11は、最後のデー
タの書き込みを上位バス制御部15に指示し、上位バス
上のメモリに書き込みを行わせる。
【0043】以上の動作を行わせることにより、データ
の並び方を替えた転送が可能となる。さらに、前述した
第7番目の動作におけるADR2に対する4バイト分だ
けの追加の動作を行わないでADR2を周辺装置32に
割り当てたときには、メモリと周辺装置間のデータ転送
となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の並び替え
機能付きデータ転送装置は、転送元と転送先のデータの
並びが異っている場合にも、1バイト単位のデータの転
送を行う必要がなく、1回でバスが伝送できるデータ幅
づつのデータを纏めて転送することが可能となるので、
バスの使用効率を低下させることが無くなる効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の並び替え機能付きデータ転送装置の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した並び替え機能付きデータ転送装置
と他の装置との接続関係を示すブロック図である。
【図3】図1中に示されているデータ保持部14のレジ
スタの構成を示す説明図である。
【図4】図1の並べ替え機能付きデータ転送装置の対象
となる転送元のデータの並びと転送先のデータの並びの
状態の説明図である
【図5】図1に示されているデータ保持部14のレジス
タ内のデータの格納状態を示す説明図である。
【図6】図1の並び替え機能付きデータ転送装置の動作
を説明する流れ図である。
【図7】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7に示されているデータ保持部14Dのレジ
スタの構成を示す説明図である。
【図9】図7の並び替え機能付きデータ転送装置の動作
の対象となる転送元に記憶されているデータの並びと転
送先のデータの並びの一例を示す説明図である。
【図10】図7中に示されているデータ保持部14Dの
レジスタ内のデータの記憶状態を示す説明図である。
【図11】図7に示した並び替え機能付きデータ転送装
置の動作を説明する流れ図である。
【図12】従来のこの種のデータ転送装置と、関連する
他の装置との関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 並び替え機能付きデータ転送装置 2 主記憶部 3 入出力装置 5 CPU 11 転送制御部 12 IOバス制御部 13 IOアドレス保持部 14 データ保持部 15 上位バス制御部 16 上位アドレス保持部 14A 読込用レジスタ 14B 書込用レジスタ 14D データ保持部 4A〜4C 上位バス 33A〜33C IOバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数バイト幅のデータとアドレスを持つ
    上位装置に接続された主記憶部と入出力装置を接続する
    上位バスと、複数バイト幅のデータを持つ入出力装置に
    接続されたメモリおよび周辺装置とを接続するIOバス
    上のデータを前記上位装置から出力される転送命令に応
    じて前記主記憶部に転送するデータ転送装置において、
    入力されたアドレス値を前記IOバス上のアドレス空間
    に保持しIOバス上に出力するIOアドレス保持部と、
    読出し開始信号が加えられると前記IOバスを介して予
    め決められたバイト数のデータの読み出しの制御を行う
    IOバス制御部と、前記IOバス制御部により制御され
    前記IOバス上に読み出されたデータを読み込み一時記
    憶する読込用レジスタとシフト信号を受信するごとに前
    記読込用レジスタ内に記憶されているデータを1バイト
    単位でシフトし書込データとして保持する書込用レジス
    タとを有するデータ保持部と、入力された上位アドレス
    値を上位バス上のアドレス空間に保持しこれを前記上位
    アドレス上に出力する上位アドレス保持部と、書込み開
    始信号が加えられると前記データ保持部に保持されてい
    るデータを前記主記憶部に前記予め決められたバイト数
    だけ書込む制御を行う上位バス制御部と、前記転送命令
    を受信すると前記IOアドレス保持部に対するアドレス
    値と前記上位アドレス値と前記読出し開始信号と前記書
    込開始信号を出力しかつ前記上位バスに接続された前記
    主記憶部のデータの並びに一致させて前記シフト信号を
    出力する転送制御部を備えることを特徴とする並び替え
    機能付データ転送装置。
  2. 【請求項2】 前記データ保持部の代りに前記IOバス
    制御部により制御され前記IOバス上に読み出されたデ
    ータを一時読み込み記臆する読込用レジスタとシフト信
    号により前記読込用レジスタから1バイト単位でシフト
    されたデータを保持する書込用レジスタと前記読込用レ
    ジスタと書込用レジスタの1バイト単位にそれぞれ1対
    1に対応しフラグ設定信号で指定された位置のフラグに
    フラグを立ててそのフラグを保持する有効フラグとシフ
    ト信号を受信したとき前記有効フラグの内でフラグの立
    っていない部分がないように前記有効フラグの内容とこ
    の有効フラグに対応する前記読込用レジスタと前記書込
    用レジスタとの内容とを予め定められた方向にシフトさ
    せるシフトコントローラとを有するデータ保持部と、前
    記転送制御装置の代りに前記上位装置からの転送命令を
    受信したとき、前記IOアドレス保持部に対するアドレ
    ス値と前記上位アドレス値と前記読出開始信号と前記書
    込開始信号と前記シフト信号とを出力しかつ前記上位バ
    スに接続された前記主記憶部のデータの並びに対応した
    前記フラグ信号を出力する転送処理部とを具備し、前記
    IOバス上のアドレス空間から読込んだデータを前記デ
    ータ保持部で保持し前記上位バス上の書込先のデータの
    並びに一致させるために前記転送制御部から指示された
    回数分データを前記データ保持部内でバイト単位でシフ
    トしシフト終了後の並び変えたデータを前記上位バス上
    に接続されている前記主記憶部の所望の記憶場所に書込
    むことを特徴とする並び替え機能付きデータ転送装置。
JP22548291A 1991-09-05 1991-09-05 並び替え機能付きデータ転送装置 Pending JPH0561814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278924A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Oki Electric Ind Co Ltd データの転送制御システム,転送制御方法およびそのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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