JPH0560688U - 連続プレス装置 - Google Patents

連続プレス装置

Info

Publication number
JPH0560688U
JPH0560688U JP448392U JP448392U JPH0560688U JP H0560688 U JPH0560688 U JP H0560688U JP 448392 U JP448392 U JP 448392U JP 448392 U JP448392 U JP 448392U JP H0560688 U JPH0560688 U JP H0560688U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
molded
belt
conveyor belt
along
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP448392U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0810471Y2 (ja
Inventor
正毅 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitagawa Seiki KK
Original Assignee
Kitagawa Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitagawa Seiki KK filed Critical Kitagawa Seiki KK
Priority to JP1992004483U priority Critical patent/JPH0810471Y2/ja
Publication of JPH0560688U publication Critical patent/JPH0560688U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0810471Y2 publication Critical patent/JPH0810471Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被成形材が搬送ベルトに接着することがなく、
被成形材が搬送ベルトに接着することに起因する成形不
良を防止することのできる連続プレス装置。 【構成】上下一対のプレス定盤11,12に、夫々無端
の搬送ベルト16がプレス定盤11,12の対向する定
盤面に沿う周回軌道で周回駆動可能に設けられ、更に、
被成形材30が接着し難い素材によって形成された分離
ベルト19が、プレス定盤11,12に沿う搬送ベルト
16の被成形材30側に沿う周回軌道で周回自在に設け
られて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上下一対のプレス定盤を備えると共に、無端の搬送ベルトがプレス 定盤の対向する定盤面に沿う周回軌道で周回駆動可能に設けられ、被成形材を、 プレス定盤によって搬送ベルトを介して加圧しつつ搬送ベルトの周回駆動によっ て移動駆動する連続プレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の連続プレス装置として、例えば図2に示す如く構成されたものがある 。 即ち、上下一対のプレス定盤11,12の両方又は何れか一方(図示構成のも のは上プレス定盤11)が、プレス用アクチュエータ13…によって相互に接近 する方向に付勢可能に構成されると共に、夫々のプレス定盤11,12の図中矢 印で示す被成形材搬送方向前方側に駆動モータ20によって回転駆動される駆動 プーリ14が、後方側に回転自在な従動プーリ15が、夫々設けられ、両プーリ 14,15間に掛け渡された無端の搬送ベルト16の周回軌道がプレス定盤11 ,12の加圧面11A,12Aに沿うように構成されている。そして、プレス定 盤11,12によって搬送ベルト16を介して被成形材30を挟んで加圧すると 共に、被成形材30とプレス定盤11,12の加圧面11A,12Aの間に介装 される搬送ベルト16が駆動モータ20による駆動プーリ14の回転によって周 回駆動され、被成形材30を加圧成形しつつ搬送して連続的な成形を行なうよう になっているものである。 搬送ベルト16は、所謂平ベルト状であって、被成形材30と接触する側の面 を平滑として、ステンレススチール等の金属によって形成される。
【0003】
【従来技術の課題】
しかし乍ら、上記の如き従来構成では、被成形材の接着力が強い場合には、こ の被成形材が搬送ベルトに接着・固着して分離しないことがあり、これによって 成形不良を生ずるという問題があった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、上記の如き事情に鑑み、被成形材が搬送ベルトに接着することがな く、被成形材が搬送ベルトに接着することに起因する成形不良を防止することの できる連続プレス装置の提供、を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
上記目的達成の為、本考案に係る連続プレス装置は、被成形材が接着し難い素 材によって形成された無端ベルトが、プレス定盤に沿う搬送ベルトの被成形材側 に沿う周回軌道で周回自在に設けられて構成されている。
【0006】
【考案の実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1は、本考案に係る連続プレス装置の一実施例の構成を示す側面図相当図で ある。 図示連続プレス装置10は、上下一対のプレス定盤11,12が上下に対向配 置され、上方の上プレス定盤11が複数のプレス用アクチュエータ13…によっ て上下方向に移動可能となっている。 上下プレス定盤11,12の、被成形材搬送方向前方側(図中左側)には、夫 々駆動モータ20によって回転駆動される駆動プーリ14が設けられ、又、被成 形材搬送方向後方側(図中右側)には、夫々回転自在な従動プーリ15が設けら れている
【0007】 駆動プーリ14と従動プーリ15の間には、無端ベルトであるステンレスベル ト16が掛け渡されており、該ステンレスベルト16の周回軌道の中にプレス定 盤11,12が位置し、その周回軌道がプレス定盤11,12の加圧面11A, 12Aに沿う(加圧面11A,12Aによってステンレスベルト16の周回軌道 が規制される)ようになっている。 上プレス定盤11側の駆動プーリ14及び従動プーリ15の夫々の上側に、所 定間隔離してプーリ17,18が回転自在に設けられており、該プーリ17,1 8とステンレスベルト16の外側に、無端ベルトである分離ベルト19が所定の 張力で掛け渡されている。
【0008】 分離ベルト19は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)系樹脂等の当該 プレス装置による被成形材と接着し難く剥離性の良い素材を、芯材としてのガラ ス繊維を編んだガラスクロスに含浸被覆して表面を平滑に平ベルト状に形成され ており、その周回軌道はステンレスベルト16に規制されて、該ステンレスベル ト16のプレス定盤11の加圧面11Aに沿う部位の外側に密着するようになっ ている。 又、下プレス定盤12側も前記上プレス定盤側11と同様に、駆動プーリ14 及び従動プーリ15の夫々の下側に配置されたプーリ17,18とステンレスベ ルト16の間に、分離ベルト19が掛け渡され、その周回軌道はステンレスベル ト16のプレス定盤12の加圧面12Aに沿う部位の外側に密着するようになっ ている。
【0009】 而して、上記の如く構成された連続プレス装置10では、駆動モータ20によ る駆動プーリ14の回転駆動によってステンレスベルト16を周回駆動させ、こ れに従動する分離ベルト19によって図中右側から被成形材30を上下プレス定 盤11,12間に導入させると共に、上プレス定盤11をアクチュエータ13… によって所定の押圧力で下プレス定盤12側に付勢し、上下プレス定盤11,1 2間に被成形材30を挟んで加圧しつつステンレスベルト16の周回によって搬 送し、連続的にプレス加工を行なう。
【0010】 ここで、上下プレス定盤11,12による被成形材30の加圧はステンレスベ ルト16及び分離ベルト19を介して行なわれ、又、ステンレスベルト16によ る搬送駆動は、分離ベルト19を介して行なわれることとなる。この時、分離ベ ルト19及び被成形材30には特に移動を妨げる力は作用せず、プレス定盤11 ,12による圧締域ではステンレスベルト16,分離ベルト19,被成形材30 は、互いに相対移動することなく(滑りを生ずることなく)一体状態で移動し、 プレス定盤11,12による圧締位置を通過した後、分離ベルト19が被成形材 30から分離する。
【0011】 上記構成により、被成形材30が接着性の高いものであっても、該被成形材3 0と接触する分離ベルト19は当該被成形材30と接着し難く剥離性が良い為に 接着・固着してしまうことなく容易に分離し、被成形材30が搬送ベルトに接着 することによる成形不良の発生が防がれるものである。 尚、分離ベルト19の素材はPTFEに限るものではなく、例えばポロプロピ レン等被成形材が接着し難く剥離性が良いものであれば良いものである。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、接着性の高い被成形材であっても搬送 ベルトに接着してしまうことがなく、被成形材が搬送ベルトに接着することによ る成形不良の発生が防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る連続プレス装置の概略構成図。
【図2】従来例である連続プレス装置の概略構成図。
【符号の説明】
10…連続プレス装置 11…上プレス定盤 12…下プレス定盤 16…搬送ベルト 19…分離ベルト(無端ベルト) 30…被成形材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下一対のプレス定盤を備えると共に、無
    端の搬送ベルトが前記プレス定盤の対向する定盤面に沿
    う周回軌道で周回駆動可能に設けられ、被成形材を、前
    記プレス定盤によって前記搬送ベルトを介して加圧しつ
    つ前記搬送ベルトの周回駆動によって移動駆動する連続
    プレス装置に於て、 前記被成形材が接着し難い素材によって形成された無端
    ベルトが、前記プレス定盤に沿う前記搬送ベルトの前記
    被成形材側に沿う周回軌道で周回自在に設けられている
    こと、を特徴とする連続プレス装置。
JP1992004483U 1992-01-10 1992-01-10 連続プレス装置 Expired - Lifetime JPH0810471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004483U JPH0810471Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 連続プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004483U JPH0810471Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 連続プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0560688U true JPH0560688U (ja) 1993-08-10
JPH0810471Y2 JPH0810471Y2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=11585349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992004483U Expired - Lifetime JPH0810471Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 連続プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0810471Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155263A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nippon Mektron Ltd ダブルベルトプレス装置
JP5936217B1 (ja) * 2015-11-19 2016-06-22 株式会社ディムコ ダブルベルト式加圧装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4879881A (ja) * 1972-01-12 1973-10-26
JPS61262496A (ja) * 1985-05-16 1986-11-20 Toyo Suchiiruberuto Kogyo Kk 二段ベルト加圧装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4879881A (ja) * 1972-01-12 1973-10-26
JPS61262496A (ja) * 1985-05-16 1986-11-20 Toyo Suchiiruberuto Kogyo Kk 二段ベルト加圧装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155263A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nippon Mektron Ltd ダブルベルトプレス装置
JP5936217B1 (ja) * 2015-11-19 2016-06-22 株式会社ディムコ ダブルベルト式加圧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0810471Y2 (ja) 1996-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2592934B2 (ja) 手で着脱可能な無端ベルトを有するコンベヤ
CA2329092A1 (en) Cushion member, method and apparatus for manufacturing the same
JPS648982B2 (ja)
EP0724951B1 (en) Dual gumstrip applicator for tire cord belts
JPS6228097B2 (ja)
JP3117732B2 (ja) 帯状部材の切断成形方法および装置
JPH0560688U (ja) 連続プレス装置
JP3416525B2 (ja) 複層ガラスの製造装置
JPS61197191A (ja) 帯状体の切断装置
JP2501218Y2 (ja) ベルト脱輪防止装置
JP4550261B2 (ja) ベニヤ単板の重ね合わせ方法及び装置
JP3572091B2 (ja) 連続プレス装置
JP2005104052A (ja) ラミネート装置及び床材の製造方法
JPH05155413A (ja) ガイド装置付きカーブコンベヤ
JPH0452004Y2 (ja)
JPH10236852A (ja) 複層ガラスの製造装置
JPS6077009A (ja) コンベヤ装置
JPH0741686Y2 (ja) ローラコンベヤにおける回転伝達装置
JPH0527596B2 (ja)
JPH10314498A (ja) 布地プレス機
JPH0719574Y2 (ja) コーティング装置
JPH0524315U (ja) ベニヤ単板切断装置
JPH0977250A (ja) Smc搬送用コンベア
JPH01183502A (ja) 使い捨ておむつの製造方法
JPH053975B2 (ja)