JPH10236852A - 複層ガラスの製造装置 - Google Patents

複層ガラスの製造装置

Info

Publication number
JPH10236852A
JPH10236852A JP13290297A JP13290297A JPH10236852A JP H10236852 A JPH10236852 A JP H10236852A JP 13290297 A JP13290297 A JP 13290297A JP 13290297 A JP13290297 A JP 13290297A JP H10236852 A JPH10236852 A JP H10236852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
glass
glass material
press
layered glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13290297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3145654B2 (ja
Inventor
Akira Shirai
明 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRAI TEKKOSHO KK
Original Assignee
SHIRAI TEKKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIRAI TEKKOSHO KK filed Critical SHIRAI TEKKOSHO KK
Priority to JP13290297A priority Critical patent/JP3145654B2/ja
Publication of JPH10236852A publication Critical patent/JPH10236852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145654B2 publication Critical patent/JP3145654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複層ガラスの製造の際、板ガラス間に封
じ込められた空気により板ガラスが膨出しないようにす
ると共に、生産率の向上をはかるようにする。 【解決手段】 対向する板ガラスと、この板ガラスの対
向面全周縁に両側面の接着部材を介し仮接着したスペー
サーとから成る複層ガラス材料Aを適宜の手段により搬
入する搬入装置Dと、この搬入装置により搬入し、かつ
停止した上記複層ガラス材料の進入方向側辺縁の上記両
板ガラスの表面を挾圧するように設けた入口側プレス装
置Eと、上記搬入装置から送り出された上記複層ガラス
材料を荷受けして搬送すると共に、搬送途中に上記両板
ガラスの表面の挾圧力を入口側に対し出口側が増大する
ように設けた中間プレス装置Fと、この中間プレス装置
の前方に配置すると共に、停止した複層ガラス材料の進
入方向の反対側辺縁の上記両板ガラスの表面を挾圧する
ように設けた出口側プレス装置Hと、上記中間プレス装
置から送り出された複層ガラスを荷受けして搬出するよ
うに設けた搬出装置Gとから成り、走行ライン上で複層
ガラスを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複層ガラスの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複層ガラスを製造するには、まず
作業台に片側の板ガラスを載置する。
【0003】この載置した片側の板ガラスの上側となる
裏面全周縁部(各辺縁全長)には、接着部材を介し金属
製や合成樹脂製のスペーサーの一側面が仮接着してあ
る。
【0004】なお、スペーサーの他側面には、前もって
接着部材が付着してある。
【0005】次に、吸盤などにより保持したもう片側の
板ガラスを上方から作業台上の待機片側の板ガラスに向
け降下しながら、降下もう片側の板ガラスの裏面全周縁
部をスペーサーに当接するように重ね合わせ、かつ加圧
する。
【0006】すると、加圧にともないスペーサーの両面
に接着部材を介し板ガラスの裏面全周縁部を接着する。
【0007】なお、両板ガラスの周縁部(スペーサーの
外周)の間隙には、次工程で充填部材が充填され、複層
ガラスができあがる。
【0008】上記のような製造によると、片側の板ガラ
スのスペーサーの全面にもう片側の板ガラスの全周縁を
同時に押し当てるので、空気の逃げがなく、空間に空気
を封じ込むことになり、封じ込んだ空気によって両板ガ
ラスの中央部分が膨出した状態になる。
【0009】このため、屈折の発生原因や対向する辺縁
の不揃いなどの問題がある。
【0010】そこで、上記の問題を解消する製造方法と
して、実開平7−21744号公報に示す複層板ガラス
の製造装置が知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記既知の複層板ガラ
スの製造装置によると、固定ボックスと揺動ボックスと
に供給した板ガラスを吸引保持させ、次いで移動体の前
進により固定ボックス側板ガラスに前もって仮接着して
ある下辺スペーサーに揺動ボックス側板ガラスの裏面の
下辺を当接させて移動体の前進を止め、然るのち揺動ボ
ックスの上縁側を前進させながら、固定ボックス側板ガ
ラスの両側辺スペーサーの下端から上端に向け揺動ボッ
クス側板ガラスの裏面の両側辺縁を逐次重ね、最後に上
辺スペーサーに揺動ボックス側板ガラスの裏面の上辺を
重ねるので、二枚の板ガラスの供給から重ね合わせ(貼
り合せ)をへて製品(複層ガラス)の取り出し迄間にか
なりの時間を要する。
【0012】このため、装置の稼働率が著しく低下して
コストのアップになる問題があった。
【0013】そこで、この発明の課題は、板ガラス間に
空気を封じ込むことなく製造すると共に、製造能率の著
しい向上をはかるようにしたものである。
【0014】
【課題を解決するたの手段】上記の課題を解決するため
に、この発明は、対向する板ガラスと、この板ガラスの
対向面全周縁に両側面の接着部材を介し仮接着したスペ
ーサーとから成る複層ガラス材料を適宜の手段により搬
入する搬入装置と、この搬入装置により搬入し、かつ停
止した上記複層ガラス材料の進入方向側辺縁の上記両板
ガラスの表面を挾圧するように設けた入口側プレス装置
と、上記搬入装置から送り出された上記複層ガラス材料
を荷受けして搬送すると共に、搬送途中に上記両板ガラ
スの表面の挾圧力を入口側に対し出口側が増大するよう
に設けた中間プレス装置と、この中間プレス装置の前方
に配置すると共に、停止した複層ガラス材料の進入方向
の反対側辺縁の上記両板ガラスの表面を挾圧するように
設けた出口側プレス装置と、上記中間プレス装置から送
り出された複層ガラスを荷受けして搬出するように設け
た搬出装置とから成る複層ガラスの製造装置を採用す
る。
【0015】また、中間プレス装置が、片側固定式に対
しもう片側を適宜の進退駆動装置により接近、離反スラ
イドする可動式に形成し、入口側プレス装置によるプレ
ス時の複層ガラス材料の厚みを適宜の手段により検出す
ると共に、この検出厚みと上記中間プレス装置の固定側
と可動側との対向間隔が同等になるように上記の進退駆
動装置を作用させる構成を採用することもある。
【0016】さらに、入口側、出口側プレス装置及び中
間プレス装置が、それぞれ片側固定式に対しもう片側を
サーボモーターにより駆動する雄ネジと、この雄ネジに
ねじ込んである雌ネジとにより接近、離反する可動式に
形成し、搬入装置によって順次搬入する複層ガラス材料
の厚みをコンピューターに入力し、この入力にともなう
コンピューターの数値制御によって上記の各入口側、中
間、出口側プレス装置のプレス圧を複層ガラス材料の厚
みに相等するように上記のサーボモーターを運転するよ
うにした構成を採用する。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0018】この発明の第1の実施形態では、図1及び
図2に示すように、複層ガラス材料Aは、二枚一組の板
ガラス1、1と、この片方の板ガラス1の裏面全周縁
(各辺縁)に両側面に付着或いは塗布して設けてある接
着部材2の片面側の接着部材2により仮接着した合成樹
脂製や金属製のスペーサー3とから成り、人手や機械的
(ロボットアームの吸盤により板ガラス1を吸着保持
し、そしてアームの働きにより)スペーサー3のない板
ガラス1をスペーサー3付の板ガラス1に対向状に重ね
合わせる。
【0019】上記のように準備された複層ガラス部材A
は、搬入装置Dに搬入する。
【0020】上記の搬入装置Dは、図示の場合、立て掛
けた姿勢で供給した複層ガラス部材Aの下位辺を受架す
るドライブ機能付の受架ローラコンベヤ11(この受架
ローラコンベヤ11は、各ローラ12を駆動するモータ
ー13とで構成したが、上記各ローラ12の駆動手段
は、上記に限定されず、その他の例えは各ローラ12の
軸のスプロケットにモーターによる駆動チェーンをかけ
渡すこともある)と、立て掛けた姿勢の複層ガラス部材
Aの両板ガラス1、1の表面に外接する案内ローラ14
(このローラ14は、外周のゴムなどの弾性部材の被膜
によりスリップを防止して、安定した搬入ができるよう
になっている)とで構成されている。
【0021】なお、搬入装置Dを構成する対向一対のロ
ーラ14を、図2及び図4に示すように、複層ガラス部
材Aの走行方向に対し直角に交差するガイド装置15
(レールと、このレールにスライド自在に係合したスラ
イダとから成る)によりローラ14の軸受16をスライ
ド自在とし、この軸受16をバネ17により互いに内方
に押圧しておくと、対向するローラ14により複層ガラ
ス部材Aを挾み込んで安定した走行(搬入)を保障する
ことができる。
【0022】また、この搬入装置Dの前方には、停止し
た複層ガラス部材Aの進入方向側辺縁の両面を挾持する
入口側プレス装置Eが設けてある。
【0023】上記の入口側プレス装置Eは、図1、図2
及び図5に示すように、一方に垂直な固定部材18と、
この固定部材18に対向すると共に、ガイド装置19
(レールと、このレールにスライド自在に係合したスラ
イダとから成る)に上下端を支持させた可動部材20
と、この可動部材20を固定部材18に対して接近及び
離反させるシリンダ21とで構成したが、その他の方法
で両板ガラス1、1の表面を加圧するようにしてもよ
い。
【0024】さらに、入口側プレス装置Eの前方には、
搬入装置Dからの複層ガラス部材Aを荷受けして前方に
搬送すると共に、送り出された複層ガラス部材Aの両板
ガラス1、1の表面を入口側に対し出口側に向う程挾圧
力を強くする中間プレス装置Fが設けてある。
【0025】上記の中間プレス装置Fは、図示(図1及
び図2に示す)の場合、対向間隔が入口側に対し出口側
が狭くなる左右一対の対向する二本一組の加圧ロール2
2を前後に配置したが、ベルトコンベヤを二条並設し
て、両板ガラス1、1を挾圧するようにしてもよい。
【0026】勿論、複層ガラス材料Aを立てかけた姿勢
で搬送するために、搬入装置Dと同様に板ガラス1、1
の下辺の縁を受架するローラ12を設けておく。
【0027】このとき、ローラ12或いはロール22の
いずれかを駆動して、複層ガラス材料Aを走行させる。
【0028】また、中間プレス装置Fにより前送に送り
出された複層ガラス部材Aは、搬出装置Gにより荷受け
され、そして前方に搬出するようになっている。
【0029】上記の搬出装置Gは、図1及び図2に示す
ように、立てかけた姿勢の両板ガラス1、1の両表面外
側に配置した対向二条が一組で、かつ前後に複数配置し
たガイドロール23で挾み込むようになっている。
【0030】勿論、搬入装置Dと同様に立てかけた姿勢
の両板ガラス1、1の下辺縁をローラ12により受架す
るようになっている。
【0031】また、入口側左右の対向ガイドローラ23
を、搬入装置Dと同様に軸受16をスライド自在とし、
かつバネ17により軸受16を互いに内方に押圧してお
くと、両板ガラス1、1を挾圧して安定した走行を保障
することができる。
【0032】さらに、中間プレス装置Fと搬出装置Gと
の間には、中間プレス装置Fの前方に両板ガラス1、1
の進入方向の反対側辺縁が停止したとき、その辺縁の板
ガラス1、1の表面を加圧する出口側プレス装置Hが設
けてある。
【0033】上記の出口側プレス装置Hは、入口側プレ
ス装置Eと同様につき説明を省略する。
【0034】なお、図示のように上記搬入装置D、入口
側プレス装置E、中間プレス装置F、出口側プレス装置
H及び搬出装置Gの片側列を定置式とし、もう片側列を
図示のようにフレーム31に支持させると共に、このフ
レーム31をレールと、このレールに係合したスライダ
とから成るガイド装置32によりスライド自在にし、か
つ図3に示すように定位置で回転する上下の雄ネジ34
の片方を可逆モーター33により駆動し、かつスプロケ
ットとチェーンとから成る伝達機構35により片方の雄
ネジ34の回転をもう片方の雄ネジ34に伝達すると共
に、この両雄ネジ34にフレーム31の上下に取付けて
ある雌ネジ36をねじ込んでおくことにより、左右の対
向間隔を自由に調整する。すなわち、複層ガラス材料A
の厚みに応じた調整が可能になる。
【0035】上記のように構成すると、図6に示すよう
に、搬入装置Dによって複層ガラス材料Aを搬入し、停
止した複層ガラス材料Aの搬入方向端の辺縁を入口側プ
レス装置Eによりプレスして、スペーサー3に板ガラス
1、1を強力に(仮接着から)接着する。
【0036】次に前方に搬送されて、図7に示すように
中間プレス装置Fを通過するとき、スペーサー3に板ガ
ラス1、1の上下の辺縁を走行方向辺縁から反対方向に
逐次挾圧を増しながらスペーサー3に板ガラス1、1を
強力に(仮接着から)に接着すると共に、板ガラス1、
1間の空気を押し逃がす。
【0037】そして、中間プレス装置Fを通過して搬出
装置Gに向い、次いで複層ガラス材料Aが停止したと
き、図8に示すように進入方向の反対側端(辺縁を)を
出口側プレス装置Hによりプレスして、スペーサー3に
板ガラス1、1を強力に(仮接着から)接着し、出口側
プレス装置Hによるプレスの解除後に製造された複層ガ
ラスは、搬出される。
【0038】なお、複層ガラス材料Aの板ガラス1、1
は、図9に示すように上下二段の走行装置41により走
行させながら、ノズル42から板ガラス1の両面に洗滌
水を吹き付けながら、回転ブラシ43によって洗滌し、
次いでノズル44から空気を吹き付けて乾燥し、乾燥し
た下段板ガラス1にスペーサー3を仮接着し、このスペ
ーサー3付の板ガラス1に上段の板ガラス1を対向状に
供給して構成した複層ガラス材料を搬入装置Dに向うよ
うにしたが、上記供給に限定されない。
【0039】また、上記の複層ガラスの製造は、板ガラ
ス1、1を立てかけた姿勢で行なうようにした、水平に
倒した姿勢で製造することもできる。
【0040】この発明の第2の実施形態では、図10及
び図11に示すように、中間プレス装置Fを形成する片
側のロール22を固定フレーム51に軸承し、もう片側
のロール22を、レール52と、このレール52に係合
したスライダ53とで固定フレーム51に対し接近、離
反スライドする可動フレーム54に軸承すると共に、進
退駆動装置55により可動フレーム54を進退させるよ
うになっている。
【0041】上記の進退駆動装置55は、図示の場合、
可動フレーム54の上下に固定した雌ネジ56と、この
雌ネジ56にねじ込むと共に、軸受57により定位置で
フリーに回転するように軸承した雄ネジ58と、この上
下の雄ネジ58に固定してあるスプロケット59間にか
け渡した無端状のチエーン60と、片方の雄ネジ58を
駆動するモーター61とで構成し、モーター61の可逆
運転によって雄ネジ58を駆動して可動フレーム54を
進退させるようにしたが、その他の手段によって行なう
こともある。
【0042】上記の可動フレーム54の進退は、入口側
プレス装置Eによって複層ガラス材料Aをプレスした際
の複層ガラス材料Aの厚みを検出(シリンダ21の作用
により前進する可動部材20の移動量や移動停止位置を
検出して)し、その検出した厚みに中間プレス装置Fの
固定フレーム51と可動フレーム54のロール22、2
2の対向周面間の距離が同等になるように、上記入口側
プレス装置Eによるプレス毎にモーター55を運転する
ように連動させてある。
【0043】上記のように構成すると、図12に示すよ
うに、搬入装置Dによって順次搬入されてくる複層ガラ
ス材料Aの厚みが異なる場合であっても、入口側プレス
Fによりプレスして接着した際に複層ガラス材料Aの厚
みを検出すると共に、検出した厚みに見合うように中間
プレス装置Fの両側ロール22、22間の距離を決定
(進退駆動装置55の運転によって可動フレーム54を
スライドさせながら)する。
【0044】すると、後続の複層ガラス材料Aの厚みが
図12に示すように前側の複層ガラス材Aの厚みよりも
厚くても、図13に示すように、入口側プレス装置Eに
より後続の複層ガラス材料Aの厚みを検出して、検出し
た厚みに見合うように中間プレス装置Fの両側のロール
22、22間の距離を決定する。
【0045】このため、順次搬入されてくる複層ガラス
材料Aの厚みが異なっても、中間プレス装置Fのプレス
厚みを複層ガラス材料Aの厚みに応じて自動的に修正
し、複層ガラスの連続した製造ができる。
【0046】なお、中間プレス装置F以外は、第1の実
施形態と同様につき説明を省略する。
【0047】この発明の第3の実施形態では、図14か
ら図16に示すように、入口側プレス装置E、出口側プ
レス装置Hは、一方に垂直な固定部材71と、この固定
部材71に対向する可動部材73と、この可動部材73
の上下に固定してある雌ネジ74にねじ込むと共に、軸
受79により定位置でフリーに回転するように軸承した
雄ネジ75と、この上下の雄ネジ75に固定してあるス
プロケット76間にかけ渡した無端状のチエーン77
と、片方の雄ネジ75の片端に連結した定置式の第1サ
ーボモーター78とで構成されている。
【0048】また、中間プレス装置Fは、第2の実施形
態と同様の構成であり、可動フレーム54を進退スライ
ドさせる片方の雄ネジ58の駆動モーター61にかえ
て、雄ネジ58の駆動に第2サーボモーター80を使用
する。
【0049】上記の第1サーボモーター78及び第2サ
ーボモーター80は、図14に示すように、搬入装置D
に順次供給する複層ガラス材料Aの厚みをコンピュータ
ーSに入力し、入力にともなうコンピューターSの数値
制御によって第1サーボモーター78及び第2サーボモ
ーター80を運転して駆動する雄ネジ75、58により
入口側プレス装置E及び出口側プレス装置Hの可動部材
73を固定部材71側に向け、中間プレス装置Fの可動
フレーム54をスライドさせながら、複層ガラス材料A
の厚みのプレスに見合う位置で停止させて図16及び図
17に示すようにプレスする。
【0050】
【発明の効果】この発明の複層ガラスの製造装置は、以
上のように構成してあるので、スペーサーに対する両板
ガラスの押し付けを、走行方向側端から走行方向の反対
側に向けて行なうので、両板ガラス間に空気が封じ込め
られないために、板ガラスが膨出しないと共に、複層ガ
ラス材料を走行させ、かつ入口側プレス装置、出口側プ
レス装置によるプレスの際停止させるだけであるため
に、製造能率を著しく向上することもできる。
【0051】また、中間プレス装置の両側ロール間の距
離(対向間隔)を、中間プレス装置の手前に設けてある
入口側プレス装置によるプレス時に複層ガラス材料の厚
みを検出して、その検出厚みに見合うように自動修正す
るので、搬入されてくる複層ガラス材料の厚みが異なっ
ても連続して製造することができる。
【0052】さらに、搬入装置に順次搬入する複層ガラ
ス材料の厚みをコンピューターに入力し、この入力した
コンピューターの数値制御により入口側プレス装置、中
間ブレス装置及び出口側プレス装置のサーボモーターを
運転するようにしてあるので、順次供給する複層ガラス
材料の厚みが異なってもその異なる厚みに対応してプレ
スし、連続した製造が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の製造装置の一部切欠
側面図
【図2】同上の横断平面図
【図3】図1のX−X線に沿う断面図
【図4】図1のY−Y線に沿う断面図
【図5】図1のZ−Z線に沿う断面図
【図6】作用図
【図7】作用図
【図8】作用図
【図9】製造ラインの例を示す側面図
【図10】第2実施形態の要部を示す横断拡大平面図
【図11】同上の縦断背面図
【図12】作用図
【図13】作用図
【図14】第3実施形態の要部を示す平面図
【図15】入口、出口側プレス装置の縦断背面図
【図16】作用図
【図17】作用図
【符号の説明】
A 複層ガラス材料 D 搬入装置 E 入口側プレス装置 F 中間プレス装置 G 搬出装置 H 出口側プレス装置 1 板ガラス 2 接着部材 3 スペーサー 11 ローラコンベヤ 12 ローラ 13 モーター 14 ローラ 15、19 ガイド装置 16 軸受 17 バネ 18 固定部材 20 可動部材 21 シリンダ 22 ロール 23 ロール 51 固定フレーム 52 レール 53 スライダ 54 可動フレーム 55 進退駆動装置 56 雌ネジ 57 軸受 58 雄ネジ 59 スプロケット 60 チエーン 61 モーター 71 固定部材 72 ガイド装置 73 可動部材 74 雌ネジ 75 雄ネジ 76 スプロケット 77 チエーン 78 第1サーボモーター 79 軸受 80 第2サーボモーター S コンピューター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する板ガラスと、この板ガラスの対
    向面全周縁に両側面の接着部材を介し仮接着したスペー
    サーとから成る複層ガラス材料を適宜の手段により搬入
    する搬入装置と、この搬入装置により搬入し、かつ停止
    した上記複層ガラス材料の進入方向側辺縁の上記両板ガ
    ラスの表面を挾圧するように設けた入口側プレス装置
    と、上記搬入装置から送り出された上記複層ガラス材料
    を荷受けして搬送すると共に、搬送途中に上記両板ガラ
    スの表面の挾圧力を入口側に対し出口側が増大するよう
    に設けた中間プレス装置と、この中間プレス装置の前方
    に配置すると共に、停止した複層ガラス材料の進入方向
    の反対側辺縁の上記両板ガラスの表面を挾圧するように
    設けた出口側プレス装置と、上記中間プレス装置から送
    り出された複層ガラスを荷受けして搬出するように設け
    た搬出装置とから成る複層ガラスの製造装置。
  2. 【請求項2】 上記の中間プレス装置が、片側固定式に
    対しもう片側を適宜の進退駆動装置により接近、離反ス
    ライドする可動式に形成し、入口側プレス装置によるプ
    レス時の複層ガラス材料の厚みを適宜の手段により検出
    すると共に、この検出厚みと上記中間プレス装置の固定
    側と可動側との対向間隔が同等になるように上記の進退
    駆動装置を作用させることを特徴とする請求項1に記載
    の複層ガラスの製造装置。
  3. 【請求項3】 上記の入口側、出口側プレス装置及び中
    間プレス装置が、それぞれ片側固定式に対しもう片側を
    サーボモーターにより駆動する雄ネジと、この雄ネジに
    ねじ込んである雌ネジとにより接近、離反する可動式に
    形成し、搬入装置によって順次搬入する複層ガラス材料
    の厚みをコンピューターに入力し、この入力にともなう
    コンピューターの数値制御によって上記の各入口側、中
    間、出口側プレス装置のプレス圧を複層ガラス材料の厚
    みに相等するように上記のサーボモーターを運転するよ
    うにしたことを特徴とする請求項に記載の複層ガラスの
    製造装置。
JP13290297A 1996-12-28 1997-05-06 複層ガラスの製造装置 Expired - Fee Related JP3145654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13290297A JP3145654B2 (ja) 1996-12-28 1997-05-06 複層ガラスの製造装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35783096 1996-12-28
JP8-357830 1996-12-28
JP13290297A JP3145654B2 (ja) 1996-12-28 1997-05-06 複層ガラスの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10236852A true JPH10236852A (ja) 1998-09-08
JP3145654B2 JP3145654B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=26467363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13290297A Expired - Fee Related JP3145654B2 (ja) 1996-12-28 1997-05-06 複層ガラスの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145654B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100580955B1 (ko) 2004-07-19 2006-05-17 김문식 편광필름 양면부착장치
US7815760B2 (en) 2007-09-13 2010-10-19 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing hermetically sealed container
KR101248981B1 (ko) 2010-11-22 2013-03-29 주식회사 진영이노텍 복층 유리 제조용 롤 프레싱 장치
JP2014500845A (ja) * 2010-11-23 2014-01-16 ルオヤン ランドグラス テクノロジー カンパニー リミテッド スロットタイプの真空ガラス封着装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100580955B1 (ko) 2004-07-19 2006-05-17 김문식 편광필름 양면부착장치
US7815760B2 (en) 2007-09-13 2010-10-19 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing hermetically sealed container
KR101248981B1 (ko) 2010-11-22 2013-03-29 주식회사 진영이노텍 복층 유리 제조용 롤 프레싱 장치
JP2014500845A (ja) * 2010-11-23 2014-01-16 ルオヤン ランドグラス テクノロジー カンパニー リミテッド スロットタイプの真空ガラス封着装置
US20140048530A1 (en) * 2010-11-23 2014-02-20 Luoyang Landglass Technology Co., Ltd Sealing Device for Slot-type Vacuum Glass
US9751145B2 (en) * 2010-11-23 2017-09-05 Luoyang Landglass Technology Co., Ltd Sealing device for slot-type vacuum glass

Also Published As

Publication number Publication date
JP3145654B2 (ja) 2001-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1058404A (ja) 複数のベニヤ単板を連続的に互いに当接させて接着して、ベニヤ積層板を形成するための方法および該方法を実施するための設備
JP4873176B2 (ja) 化粧枠取り付け装置
US4347927A (en) Sheet aligning apparatus
JP3145654B2 (ja) 複層ガラスの製造装置
JP3416525B2 (ja) 複層ガラスの製造装置
KR100451559B1 (ko) 복층유리제조장치
JP2983253B2 (ja) 真空ラミネータ
US4012276A (en) Apparatus for the manufacture by machine of multilayer corrugated paper material
US3730816A (en) Apparatus for laying up multiple-ply cross-bonded plywood panels
JPH11192664A (ja) フイルム貼合せ方法および装置
JPH0671756A (ja) フィルムの自動貼合わせ装置
US11326390B2 (en) Apparatus for application of foam spacer
CN116460950A (zh) 一种封边流水线及其工作方法
KR102582352B1 (ko) 다층 필름용 컬 제거 장치
CN216139622U (zh) 地板热熔胶贴合装置
JP3213350B2 (ja) 接着剤塗布装置
JPH02270716A (ja) 搬送物品の待機方法及びその装置
JP2001232602A (ja) ベニヤ単板の重ね合わせ方法及び装置
JPH0243685Y2 (ja)
JPS58183522A (ja) 分岐コンベア装置
JPH01279000A (ja) 横型多段プレスにおける板体搬送方法及び装置
JPH03179449A (ja) フイルムを基板にラミネートする方法およびラミネータ
JPH033600Y2 (ja)
JP3002194B1 (ja) コンクリ―ト型枠用堰板へのフィルム貼付方法及びその装置
JPH0449043Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees