JPH0560166U - ブラシレスモータのロータホルダ - Google Patents

ブラシレスモータのロータホルダ

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JPH0560166U
JPH0560166U JP9145992U JP9145992U JPH0560166U JP H0560166 U JPH0560166 U JP H0560166U JP 9145992 U JP9145992 U JP 9145992U JP 9145992 U JP9145992 U JP 9145992U JP H0560166 U JPH0560166 U JP H0560166U
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JP
Japan
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rotor body
rotor
circumferential groove
resin fan
brushless motor
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JP9145992U
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JPH083170Y2 (ja
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文博 森川
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Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 金属製ロータ本体21の外周面22に凹周溝23を
形成する。金型内にこのロータ本体21を設置して、射出
成型によって、凹周溝23に外嵌状に樹脂ファン部11を、
形成して、この樹脂ファン部11とロータ本体21とを、一
体化させる。 【効果】 強固に、ロータ本体21と樹脂ファン部11と
が、一体化して、離脱しない。かつ、安価に大量生産で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はブラシレスモータのロータホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファン付きのロータホルダは、ファン部とロータ本体とを焼結成型にて 一体状に形成するもの、又は、ロータ本体に樹脂からなるファン部を接着剤にて 接着して形成するものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように焼結成型にて形成すれば、コスト高となり、また、ロータ本体と樹 脂ファン部とを接着剤にて接着した場合、ロータ本体(金属製)と樹脂ファン部 との熱膨張率の差により樹脂ファン部が離脱しやすく、しかも金属と樹脂との接 着のため、接着剤の種類が限定されるという問題点があった。
【0004】 本考案は従来のこのような問題点を解決して、強固にロータ本体とファン部と が一体化された構造であって、製造しやすくて安価なブラシレスモータのロータ ホルダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のブラシレスモータのロータホルダは、外周面に凹周溝を形成した金属 製ロータ本体と、該凹周溝に外嵌された円環部及び該円環部から外径方向へ放射 状に突出した複数の羽根部を有すると共に射出成型にて上記ロータ本体の凹周溝 に一体形成された樹脂ファン部と、を備えている。
【0006】
【作用】
上述の如く構成すれば、樹脂ファン部は、射出後の冷却時にロータ本体の内径 方向へ収縮するので、強固にロータ本体の凹周溝内へ外嵌状に固着される。従っ て、樹脂ファン部がロータ本体から離脱することを防止できる。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0008】 図1は、本考案のロータホルダ1を使用したブラシレスモータ2を示す。
【0009】 5はハウジングであって、取付用フランジ部3と、このフランジ部3の中央か ら突設された円形ヨーク部4とを、備えている。
【0010】 6,6は軸受であり、回転軸7がこの軸受6,6を介して円形ヨーク部4に回 転自在に枢支される。8は磁性液体シールであり、回転軸7の回転時に、軸受6 ,6のグリース等が霧状に上方に飛散したり、空気中の微細なゴミや埃がハウジ ング5の上方のディスク室内に浸入するのを防ぐ。
【0011】 9は回転軸7の上端に固着された磁気ディスク取付盤であり、鍔付の帽子形と され、上記円形ヨーク部4を外部から所定間隔をもって、被覆状として取付けら れる。
【0012】 ロータホルダ1は外周縁に立上り部10及び樹脂ファン部11を備えた略円形浅皿 形状であり、その略中心部が回転軸7の下端に固着されている。
【0013】 12は該立上り部10の内周壁13に固着されているロータマグネット、14は該マグ ネット12の内周面15と円筒形ヨーク部4の外周面16とで形成された円筒形空室部 17に設けられたステータであって、円筒部4の(図1の下半部の)外周面16に固 着される。
【0014】 該ステータ14の外周面18とマグネット12の内周面15との間に小さな間隙部が形 成されている。
【0015】 このように、図1の実施例では、磁気ディスク取付盤9及びロータホルダ1と 回転軸7は一体に回転する。
【0016】 19は円形ヨーク部4の内周面20とロータホルダ1側の軸受6の外輪との間に介 在されたOリングである。
【0017】 図1及び図3に於て、金属製のロータ本体21の外周面22には、前記樹脂ファン 部11が一体に設けられている。すなわち、ロータ本体21の外周面22に断面三角形 の凹周溝23が形成され、この凹周溝23に外嵌された(閉ループ状の)円環部11a 及びそれから外径方向へ放射状に突出された複数の羽根部11b…を有する樹脂フ ァン部11が、射出成型にてロータ本体21に一体成形されている。
【0018】 さらに、詳しく、このロータホルダ1の製造方法を説明すると、図2に示す如 く、外周縁に立上り部10を有するロータ本体21の外周面22に断面三角形状の凹周 溝23を予め形成し、このロータ本体21を所定形状の金型24内に設置する。
【0019】 次に、樹脂の射出成型にて、所定間隔でロータ本体21の立上り部10外周面より 外方へ突出した羽根部11b…と、凹周溝23を埋める閉ループ状円環部11aと、か ら成る樹脂ファン部11を一体状に形成すると同時に、ロータ本体21と樹脂ファン 部11とを一体化する。
【0020】 つまり、金型24とロータ本体21とで形成されたキャビティ(樹脂ファン部11と なる空所)内にノズル25から加熱流動化した樹脂を矢印の如く押し込むことによ り、この樹脂が凹周溝23を通って各羽根部11b…に行きわたり、円環部11aと各 羽根部11bとからなる樹脂ファン部11が形成される。
【0021】 従って、樹脂ファン部11は、その円環部11aが射出後の冷却時にロータ本体21 の内径方向へ収縮し、強固にロータ本体21と一体化する。さらに、樹脂ファン部 11はロータ本体21の凹周溝23に嵌合係止状となり、一層ロータ本体21からの離脱 が防止される。
【0022】
【考案の効果】
本考案のブラシレスモータのロータホルダは、樹脂ファン部11の円環部11aが 、射出後の冷却時にロータ本体21の内径方向へ収縮するためにロータ本体21の凹 周溝23を締付け、強固に一体化されている。
【0023】 特に、ロータ本体21の凹周溝23に該樹脂ファン部11の円環部11aが嵌合係止状 となり、一層強固にロータ本体21からの離脱が防止できる。
【0024】 また、簡単に大量に製造できるので、生産コストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロータホルダの一例を示すと共にそれ
を用いたブラシレスモータの一例を示す断面図である。
【図2】製造方法の説明図である。
【図3】ロータホルダの平面図である。
【符号の説明】
1 ロータホルダ 11 樹脂ファン部 11a 円環部 11b 羽根部 21 ロータ本体 22 外周面 23 凹周溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面22に凹周溝23を形成した金属製ロ
    ータ本体21と、 該凹周溝23に外嵌された円環部11a及び該円環部11aか
    ら外径方向へ放射状に突出した複数の羽根部11b…を有
    すると共に射出成型にて上記ロータ本体21の凹周溝23に
    一体形成された樹脂ファン部11と、 を備えたことを特徴とするブラシレスモータのロータホ
    ルダ。
JP1992091459U 1992-12-15 1992-12-15 ブラシレスモータ Expired - Lifetime JPH083170Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992091459U JPH083170Y2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992091459U JPH083170Y2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0560166U true JPH0560166U (ja) 1993-08-06
JPH083170Y2 JPH083170Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=14026958

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992091459U Expired - Lifetime JPH083170Y2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 ブラシレスモータ

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JP (1) JPH083170Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890061U (ja) * 1981-12-10 1983-06-18 アスモ株式会社 四極アウトロ−タフアン
JPS5969667U (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 澤藤電機株式会社 回転電機
JPS6035935A (ja) * 1983-08-04 1985-02-23 Secoh Giken Inc フアン電動機

Patent Citations (3)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH083170Y2 (ja) 1996-01-29

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