JPH0210783Y2 - - Google Patents

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JPH0210783Y2
JPH0210783Y2 JP12852884U JP12852884U JPH0210783Y2 JP H0210783 Y2 JPH0210783 Y2 JP H0210783Y2 JP 12852884 U JP12852884 U JP 12852884U JP 12852884 U JP12852884 U JP 12852884U JP H0210783 Y2 JPH0210783 Y2 JP H0210783Y2
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mounting bracket
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rotor
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Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係る取付ブラケツト付モータは、自
動車用水冷式エンジンの冷却水放熱に用いるラジ
エータに送風するために利用できる。
(従来の技術) 自動車用水冷式エンジンの冷却水放熱用のラジ
エータに送風するためのフアンを駆動するのにモ
ータを使用する場合があるが、このように送風用
フアンをモータにより駆動する場合、取付ブラケ
ツトを用いてモータをラジエータのコア部の後方
に固定する必要がある。
このため、従来は第15図に示すように、表片
1と裏片2とから成るモータケーシングに、中心
に軸3を固定した回転子4、ブラシ5,5、磁石
17を内装して成るモータ6と、第16図に示す
ような取付ブラケツト7とを別個に製作し、この
取付ブラケツト7と前記モータ6とを第17図に
示すようにボルト8,8とナツト9,9とにより
接合していた。第15図及び第17図に於いて1
0はボルト8を挿通できるようにモータケースの
周囲部分に嵌着したブツシユ、第17図の11は
軸3の端部に装着されるフアンである。
このような従来の構造は広く知られたもので、
例えば実開昭58−172354号公報にもこれと類似の
構造が示されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述のように別個に製作したモータ
と取付ブラケツトとを後から接合する従来の取付
ブラケツト付モータに於いては、モータと取付ブ
ラケツトとを接合する工程が必要で組立作業が面
倒なだけでなく、各々独立した部品を後から接合
するため、各部品に接合後は無駄になるような部
分が存在し、重量も嵩んでしまう。
本考案はこのような不都合のない取付ブラケツ
ト付モータを提供するものである。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) 本考案の取付ブラケツト付モータは、外周縁に
複数本の取付用腕体を延出した取付ブラケツトの
中央部に、モータケーシングの一方の半片をなす
鉢状部を形成している。回転子の中心部に設けた
回転軸は、上記取付ブラケツトとは別個に設けた
モータケーシングの他方の半片と上記一方の半片
との少なくともどちらかの半片の中心部に設けた
軸受に回転自在に支承し、この一方の半片と他方
の半片とをボルト、リベツト、周縁部のかしめ等
の手段により接合してモータケーシングとし、磁
石と上記回転子に通電するためのブラシ装置とを
このケーシングに内装して、取付ブラケツトの中
央部にモータを一体的に設けている。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第1図は本考案の第一実施例を示している。外
周縁に複数本(通常3〜4本程度)の取付用腕体
12,12を延出した取付ブラケツト13の中央
部には中形の鉢状部14を一体に形成している。
この鉢状部14は、取付ブラケツトの中央に設け
るモータケーシングの一方の半片をなすもので、
中央の深底部14aの周囲を環状の浅底部14b
で囲んでいる。このような鉢状部14の深底部1
4aには、回転子15に通電するためのブラシ装
置16,16が装着され、浅底部部14bには円
環状の磁石17が嵌着固定されている。一方、こ
のように磁石17、ブラシ装置16,16を装着
した鉢状部14と整合してモータケーシングを成
す半片21は全体を摺鉢状に形成しており、中心
部に前記回転子15の中心に設けた回転軸18を
支承するわめの軸受19を、外周縁部に前記取付
ブラケツト13との接合用のフランジ部20をそ
れぞれ設けている。このフランジ部20には、ボ
ルト22を挿通するための複数の通孔を設けてい
る。一方の取付ブラケツトのこの通孔と整合する
位置にも通孔を設けている。取付ブラケツト付モ
ータを組立てる際には、上記両通孔を挿通したボ
ルト22とナツト23とを螺合し緊締することで
取付ブラケツト13と半片21とを接合する。送
風用のフアン11(第17図)はその後回転軸1
8の端部に装着する。
なお、取付ブラケツト中央の鉢状部14に装着
する磁石17は焼結材製のもの、或は合成樹脂製
のものを使用する。このうち、焼結材製磁石を使
用する場合は、鉢状部14の形状と大きさとに合
せて予め成形された磁石を、鋼板をプレス成形し
たり、或は合成樹脂を射出成形したりすることに
より得られる取付ブラケツト中央の鉢状部内側の
所定場所に接着剤等により固定する。
又、合成樹脂製磁石を使用する場合で取付ブラ
ケツト13が鋼板製の場合には、この取付ブラケ
ツト中央の鉢状部14の内側に磁石を射出成形
し、取付ブラケツト133が合成樹脂製の場合に
は、射出成形後の磁石を覆うようにして中央に鉢
状部を有する取付ブラケツト13を射出成形す
る。
取付ブラケツト13が鋼板製の場合から順に、
図面を参照しつつ更に詳しく説明すると、第2〜
3図に示すように、周囲に着磁コイル24,24
を配設した成形型25,26の間に、予めプレス
成形して得られた鋼板製の取付ブラケツト13を
挟持し、両成形型25,26の間に射出ノズル2
7から磁性合成樹脂を射出しこの合成樹脂に着磁
して、上記取付ブラケツト中央の鉢状部内側に環
状の磁石を設ける。
次に、取付ブラケツト13を合成樹脂製とする
場合は、第4〜7図に示すようにして鉢状部内側
に磁石を設ける。即ち、まず第4図に示すよう
に、磁石成形用の型28,29内に射出ノズル3
0から磁性合成樹脂を送り込み、更に着磁コイル
24,24に通電してこの磁性合成樹脂に着磁す
る。型28の奥には予め磁気通路形成用の鋼板製
のプレート31を挿入しておく。磁石の成形が終
了したならば、第5図に示すように両型28,2
9の外周から着磁コイル24,24を退避させ、
型28,29の位置を反転させる。その後、一方
の型28を外し、代りに取付ブラケツト成形用の
型32を残りの型29と合致させる。(第6図)
この際、成形済の磁石17は型29に付着したま
まとなる。型29と型32とが合致したならば、
取付ブラケツト成形用の射出ノズル33から型3
2内に合成樹脂を送り込み、(第7図)中央の鉢
状部14に磁石17を内装した合成樹脂製の取付
ブラケツトを造る。射出成形時に生じる余肉部分
34,34は磁石及び取付ブラケツトを型から取
り出した後切除する。
このように、合成樹脂製の磁石を使用する場
合、取付ブラケツトが鋼板製であるか合成樹脂製
であるかに拘らず、磁石と取付ブラケツトとを接
着剤により接着することはできない。このため、
磁石17が取付ブラケツト中央の鉢状部14から
脱落しないようにするため、第1図に示すように
鉢状部14の内周面に突起35を打出し成形した
り、或は第8図Aに示すように上記内周面にピン
36を植設したり、或は同図Bに示すように鉢状
部の周壁37を底壁38に対して鋭角に折り曲げ
たりすることが効果がある。更に、取付ブラケツ
ト13を合成樹脂製とする場合は、第8図Cに示
すように、磁石17の外周面に凹溝39を形成
し、この凹溝39と周壁37の内周面に形成した
突条40とを係合させても良い。
なお、取付ブラケツト13と半片21とを接合
するには、第1図に示すように半片21の側から
挿通したボルト22と取付ブラケツト13に固定
のナツト23とを螺合させる構造である必要はな
く、要は半片21と取付ブラケツト13とをしつ
かりと接合できる構造であれば足りる。例えば第
9図に示すように、取付ブラケツト13の側にボ
ルト22を固定しても良く、このような構造を採
用する場合に於いて、取付ブラケツト13が合成
樹脂製の場合、第10図に示すように取付ブラケ
ツト13の成形時にボルト22を埋込み固定して
も良い。更に、第11図に示すように取付ブラケ
ツト13と半片21とをリベツト41で接合した
り、或は取付ブラケツト13が鋼板製の場合は、
第12図に示すように、鉢状部14の外周縁部に
形成した複数の舌片42,42をかしめることで
取付ブラケツト13と半片21とを接合すること
もできる。
又、磁石17の内側において取付ブラケツト中
央の鉢状部14に装着するブラシ装置16は、ね
じ、リベツト、接着剤等適宜手段により所定場所
に装着するが、取付ブラケツト13を合成樹脂製
とする場合は、第13図に示すように、ブラシ片
43を収納する筒状のホルダ44を取付ブラケツ
ト13と一体に製作することもできる。この場
合、ブラシ片43に通電するための導線45(第
1図)の端部を接続する金属製の端子46は樹脂
成形時に埋込む。
なお、以上に述べた実施例に於いては、取付ブ
ラケツト13の中央に設けた鉢状部14に磁石1
7、ブラシ装置16等を装置し、回転子15の中
央に固定した回転軸18は半片21の中央の軸受
19に支承しているが、本考案の取付ブラケツト
付モータの場合、第14図に示すように、上述の
実施例と逆の構造としても良い。更に、回転軸1
8が回転子15の両側に突出する場合、軸受19
を半片21と取付ブラケツト13との両方に設け
ても良い。
c 考案の効果 本考案の取付ブラケツト用モータは以上に述べ
た通り構成されるため、モータと取付ブラケツト
とを一体として取扱うことができて部品管理の容
易化と取付工数の低減化を図れるだけでなく、部
品点数の減少により製作コストの減少と重量の軽
減化とを図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付ブラケツト付モータの第
一実施例を示す断面図、第2〜3図はこの取付ブ
ラケツト付モータの製造方法の1例を示してお
り、第2図は断面図、第3図は第2図の下方から
見た図、第4〜7図は製造方法の別例を工程順に
示す断面図、第8図A,B,Cは磁石の抜け止め
構造の3例を示す第1図のA部に相当する図、第
9〜12図は半片と取付ブラケツトとの接合構造
の4例を示しており、第9〜11図は断面図、第
12図は斜視図、第13図は取付ブラケツトと一
体のホルダを有するブラシ装置の断面図、第14
図は取付ブラケツト付モータの第二実施例を示す
断面図、第15〜17は従来例を示しており、第
15図はモータの分解平面図、第16図は取付ブ
ラケツトの平面図、第17図は組合せる状態を示
す分解平面図である。 1:表片、2:裏片、3:軸、4:回転子、
5:ブラシ、6:モータ、7:取付ブラケツト、
8:ボルト、9:ナツト、10:ブツシユ、1
1:フアン、12:取付用腕体、13:取付ブラ
ケツト、14:鉢状部、14a:深底部、14
b:浅底部、15:回転子、16:ブラシ装置、
17:磁石、18:回転軸、19:軸受、20:
フランジ部、21:半片、22:ボルト、23:
ナツト、24:着磁コイル、25,26:成形
型、27:射出ノズル、28,29:型、30:
射出ノズル、31:プレート、32:型、33:
射出ノズル、34:余肉部分、35:突起、3
6:ピン、37:周壁、38:底壁、39:凹
溝、40:突条、41:リベツト、42:舌片、
43:ブラシ片、44:ホルダ、45:導線、4
6:端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周縁に複数本の取付用腕体を延出し、中央部
    にモータケーシングの一方の半片をなす鉢状部を
    形成した取付ブラケツトと、この鉢状部と結合し
    てモータケーシングを構成する他方の半片と、上
    記両半片のうちの少なくともいずれかの半片の中
    央に設けられた軸受に支承された回転軸のモータ
    ケーシング内側部分に固定された回転子と、モー
    タケーシング内でこの回転子と対向する磁石と、
    モータケーシング内でこの回転子に通電するブラ
    シ装置とから成る取付ブラケツト付モータ。
JP12852884U 1984-08-27 1984-08-27 ラジエータ通風用取付ブラケット付モータ Granted JPS6143747U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12852884U JPS6143747U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 ラジエータ通風用取付ブラケット付モータ

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JP12852884U JPS6143747U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 ラジエータ通風用取付ブラケット付モータ

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JPS6143747U JPS6143747U (ja) 1986-03-22
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JPS6143747U (ja) 1986-03-22

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