JPH0559957B2

JPH0559957B2 -

Info

Publication number: JPH0559957B2
Application number: JP84169165A
Authority: JP
Inventors: Jeemuzu Hyuuzu Rarii
Original assignee: Procter and Gamble Co
Current assignee: Procter and Gamble Co
Priority date: 1983-08-12
Filing date: 1984-08-13
Publication date: 1993-09-01
Also published as: GR80005B; KR850001801A; HK75090A; IE57605B1; MY102110A; ATE34181T1; GB8419984D0; AU3182784A; CA1231027A; IE842063L; SG43290G; JPS60106892A; MX161032A; DE3471115D1; KR910006071B1; GB2144764B; EP0151678A1; EP0151678B1; AU561794B2; GB2144764A

Description

【発明の詳細な説明】

技術分野本発明は、スルホネート界面活性剤、アルコー
ルエトキシレートサルフエート界面活性剤、エト
キシ化非イオン界面活性剤、場合によつて配合さ
れる第四級アンモニウム、アミンまたはアミンオ
キシド界面活性剤、飽和脂肪酸、ポリカルボキシ
レートビルダー、ナトリウムとカリウムと好まし
くは少量のアルカノールアミンとからなる中和
系、およびエタノールとポリオールと水とからな
る溶媒系を含有するヘビーデユーテイー液体洗剤
組成物に関する。本組成物は、高水準の洗浄性能
および改善された塩素漂白剤相溶性を与える等方
性液体である。各種の洗濯条件下で優れたクリーニングを与え
ることができる液体洗剤のかなりの需要がある。
このような組成物は、ばらばらの（discrete）相
に分離する傾向がある多数の成分を一般に必要と
する。等方性液体洗剤は、性能の整合性および美
的理由の両方で望ましい。組成物は、55〓（12.8
℃）以下の温度にしばしば遭遇する輸送時および
貯蔵時に等方性のままであるべきである。それら
は、好ましくは、消費使用前に、凍結解凍後に等
方性相に回復するようにも処方される。液体洗剤は、しばしば多量のアルカノールアミ
ンを含有して性能および製品安定性を高める。し
かしながら、アルカノールアミンは、塩素漂白剤
と容易に反応し、かつ塩素漂白剤を破壊する。従
つて、塩素漂白剤を、アルカノールをベースとす
る洗剤含有洗浄液に添加する消費者は、最適の漂
白性能を得ていない。このように、優れたクリー
ニング、漂白剤相溶性および製品安定性を与える
ことができる液体洗剤の開発の継続的必要があ
る。背景技術 1982年５月24日出願の米国特許出願第380988号
明細書は、陰イオン界面活性剤、第四級アンモニ
ウム、アミンまたはアミンオキシド界面活性剤、
および脂肪酸を含有し、かつ中性付近の洗浄PHを
与えるように処方された洗剤組成物を開示してい
る。この組成物は、好ましくは追加的にエトキシ
化非イオン界面活性剤およびポリカルボキシレー
トビルダーを含有する液体洗剤である。米国特許第4285841号明細書は、陰イオン界面
活性剤、非イオン界面活性剤および脂肪酸約８〜
約20重量％を含有する液体洗剤を開示している。
この組成物は、PH約6.0〜約7.5を有する。米国特許第4287082号明細書は、飽和脂肪酸、
酵素、酵素接近容易性カルシウム（enzyme−
accessible calcium）および短鎖カルボン酸塩、
好ましくはギ酸塩を含有する液体洗剤を開示して
いる。発明の概要本発明は、重量で、 (a) 酸基準で、C₁₀〜C₁₆アルキル基またはアルケ
ニル基を含有するスルホネート界面活性剤約５
％〜約15％、 (b) 酸基準で、式RO（C₂H₄O）_nSO₃M （式中、ＲはC₁₀〜C₁₆アルキル基またはヒドロ
キシアルキル基であり、ｍは約0.5〜約４であ
り、そしてＭは相溶性陽イオンである）のアル
コールエトキシレートサルフエート界面活性剤
約８％〜約18％、 (c) 式R¹（OC₂H₄）_oOH（式中、R¹はC₁₀〜C₁₆アル
キル基またはC₈〜C₁₂アルキルフエニル基であ
り、ｎは約３〜約９である）のエトキシ化非イ
オン界面活性剤約２％〜約15％（前記非イオン
界面活性剤は、HLB約10〜約13を有する）、 (d)(i) 式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕₂R⁵N⁺X^- 〔式中、R²はアルキル鎖内に炭素数約６〜約
16を有するアルキル基またはアルキルベンジル基
であり；各R³は−CH₂CH₂−、−CH₂CH（CH₃）
−、−CH₂CH（CH₂OH）−、−CH₂CH₂CH₂−、お
よびそれらの混合物からなる群から選択され；各
R⁴はC₁〜C₄アルキル、C₁〜C₄ヒドロキシアルキ
ル、ベンジルおよび水素（ｙが０ではないとき）
からなる群から選択され；R⁵はR⁴と同一である
かR²＋R⁵の合計炭素数が約８〜約16であるアル
キル鎖であり；各ｙは０〜約10であり、かつｙ値
の和は０〜約15であり；そしてＸは相溶性陰イオ
ンである〕を有する第四級アンモニウム界面活性剤、 (ii) 式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕R⁵N （式中、R²，R³，R⁴，R⁵およびｙは前記の通
りである）を有するアミン界面活性剤、 (iii) 式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕R⁵N→Ｏ（式中、R²，R³，R⁴，R⁵およびｙは前記の通
りである）を有するアミンオキシド界面活性剤からなる群から選択される補助界面活性剤約０％
〜約５％、 (e) C₁₀〜C₁₄飽和脂肪酸約５％〜約20％（C₁₀〜
C₁₂脂肪酸対C₁₄脂肪酸の重量比は少なくとも１
である）、 (f) 酸基準で、水溶性ポリカルボキシレートビル
ダー物質約３％〜約８％、 (g) モノエタノールアミン、ジエタノールアミン
およびトリエタノールアミンからなる群から選
択されるアルカノールアミン約０〜約0.04モ
ル／組成物100ｇ、 (h) カリウム対ナトリウムのモル比約0.1〜約1.3
のカリウムイオンおよびナトリウムイオン、 (i) エタノール約２％〜約10％、 (j) 炭素数２〜６および２〜６個のヒドロキシ基
を有するポリオール約２％〜約15％、および (k) 水約25％〜約40％からなり；(a)，(b)，(c)および(c)約20％〜約35％；
(e)および(f)約８％〜約28％；(a)，(b)，(c)，(d)，(e
)
および(f)約33％〜約50％；(i)および(j)約８％〜約
20％；および(i)，(j)および(k)約35％〜約55％を含
有し；(a)対(b)の重量比は約0.3〜約1.7であり；(a)
＋(b)対(c)の重量比は約１〜約10であり；そして前
記成分のすべては68〓（20℃）の水中で約10重量
％の濃度において初期PH約7.5〜約9.0を有する55
〓（12.8℃）で等方性の液体を与えるように選択
されることを特徴とするヘビーデユーテイー液体
洗剤組成物を包含する。発明の具体的説明本発明の液体洗剤は、スルホネート陰イオン界
面活性剤およびアルコールエトキシレートサルフ
エート陰イオン界面活性剤、エトキシ化非イオン
界面活性剤、場合によつて配合される第四級アン
モニウム、アミンまたはアミンオキシド界面活性
剤、飽和脂肪酸、ポリカルボキシレートビルダ
ー、ナトリウムとカリウムと好ましくは少量のア
ルカノールアミンとからなる中和系、およびエタ
ノールとポリオールと水とからなる溶媒系を含有
する。本組成物は、各種の洗濯条件下で高水準の洗浄
性能を与えるように処方される。それらは、限定
量のアルカノールアミンのため、改善された塩素
漂白剤相溶性も与える。組成物は比較的多量の活
性成分を含有し、かつ製品安定性を高めるために
アルカノールアミンをほとんどまたは何も含有し
ないので、成分の種類、量および比率は、55〓
（12.8℃）で等方性の液体を与えるように注意深
く釣り合わされなければならない。本発明の好ま
しい組成物は、50〓（10℃）で等方性の液体であ
る。また、それらは、凍結解凍後、好ましくは55
〓（12.8℃）、更に好ましくは50〓（10℃）によ
つて等方性形態に回復する。これらの安定性拘束を満たすために、本組成物
は、混合ナトリウム／カリウムイオンからなる中
和系を必要とする。完全なナトリウム中和は、ポ
リカルボキシレートビルダーの結晶化を生じ、一
方すべてカリウム中和は、許容できないほど高い
ゲル化点を生ずる。また、有機塩基および無機塩
基の合計量は、PH敏感しみ除去、酵素安定性およ
びグリース状／油状汚れ除去が傷つけられるほど
高くせずに、難溶性遊離脂肪酸の量を最小限にす
るのに十分なほぼ高い製品PHを与えるように選択
されなければならない。また、組成物は、水およびエタノールとポリオ
ールとの混合物からなる溶媒系を必要とする。結
晶化が、ポリオールなしでは生じ、そして許容で
きないほど高いゲル化点が、エタノールなしで得
られる。また、エタノールおよびポリオールの量
は、有機相分離を防止する（即ち、遊離脂肪酸お
よび難溶性界面活性剤を溶液中に保つ）のに十分
でなければならないが、利用できる水の量を限定
することによつて灰汁相分離および（または）結
晶化を生じさせるほど多くてはならない。スルホネート界面活性剤本発明の洗剤組成物は、C₁₀〜C₁₆アルキル基ま
たはアルケニル基を含有する陰イオンスルホネー
ト界面活性剤約５〜約15重量％、好ましくは約６
〜約10重量％（酸基準で）を含有する。本発明で
有用な陰イオンスルホネート界面活性剤は、米国
特許第4285841号明細書および米国特許第3919678
号明細書に開示されている。好ましいスルホネート界面活性剤は、アルキル
基が直鎖または分枝鎖配置内に炭素数約10〜約15
を有するアルキルベンゼンスルホン酸の水溶性
塩、特にアルカリ金属塩、およびアルカノールア
ンモニウム塩（例えば、モノエタノールアンモニ
ウム塩またはトリエタノールアンモニウム塩）、
例えば米国特許第2220099号明細書および第
2477383号明細書に記載の種類のものである。ア
ルキル基内の平均炭素数が約11〜約13である線状
直鎖アルキルベンゼンスルホネートが、特に価値
がある。パラフインスルホン酸、オレフインスルホン
酸、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸、エ
ステル基内に炭素数約１〜10を有するα−スルホ
ン化脂肪酸のエステル、アシル基内に炭素数約２
〜９を有する２−アシルオキシアルカン−１−ス
ルホン酸、およびアルキル基内に炭素数約１〜３
を有するβ−アルキルオキシアルカンスルホン酸
の水溶性塩も、本発明で有用である。前記スルホネートの混合物、特にC₁₁〜₁₃線状
アルキルベンゼンスルホネートとの混合物も、使
用できる。アルコールエトキシレートサルフエート界面活
性剤また、本組成物は、式RO（C₂H₄O）_nSO₃M〔式
中、ＲはC₁₀〜C₁₆アルキル基（好ましい）または
ヒドロキシアルキル基であり、ｍは約0.5〜約４
であり、そしてＭは相溶性陽イオンである〕のア
ルコールエトキシレートサルフエート界面活性剤
を含有する。この界面活性剤は、組成物の約８〜
約18重量％、好ましくは約９〜約14重量％（酸基
準）を表わす。前記式の好ましいアルコールエトキシレートサ
ルフエート界面活性剤は、Ｒ置換基がC₁₂〜C₁₅ア
ルキル基であり、かつｍが約1.5〜約３であるも
のである。このような物質の例は、C₁₂〜₁₅アル
キルポリエトキシレート（2.25）サルフエート
（C_12〜15E_2.25Ｓ）、C₁₄〜₁₅E_2.25Ｓ、C_12〜13E_1.5Ｓ
、
C_14〜15E₃S、およびそれらの混合物である。前記
物質のナトリウム塩、カリウム塩、モノエタノー
ルアンモニウム塩、およびトリエタノールアンモ
ニウム塩が、好ましい。エトキシ化非イオン界面活性剤また、組成物は、式R¹（OC₂H₄）_oOH（式中、R¹
はC₁₀〜C₁₆アルキル基またはC₈〜C₁₂アルキルフ
エニル基であり、ｎは約３〜約９である）のエト
キシ化非イオン界面活性剤〔前記非イオン界面活
性剤はHLB（親水性親油性バランス）約10〜約13
を有する〕約２〜約15重量％、好ましくは約４〜
約10重量％を含有する。これらの界面活性剤は、
米国特許第4285841号明細書、および第4284532号
明細書に詳述されている。C₁₂〜C₁₄アルコールと
アルコール１モル当たり約３〜約７モルのエチレ
ンオキシドとの縮合物、例えばアルコール１モル
当たり約6.5モルのエチレンオキシドと縮合され
たC₁₂〜C₁₃アルコールが、特に好ましい。補助界面活性剤本組成物は、或る種の第四級アンモニウム、ア
ミン、およびアミンオキシドから選択される補助
界面活性剤約０〜約５重量％、好ましくは約0.5
〜約３重量％を含有できる。第四級アンモニウム
界面活性剤が、特に好ましい。本発明で有用な第四級アンモニウム界面活性剤
は、式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕₂R⁵N⁺X^- 〔式中、R²はアルキル鎖内に炭素数約６〜約16
を有するアルキル基またはアルキルベンジル基で
あり；各R³は−CH₂CH₂−、−CH₂CH（CH₃）−、
−CH₂CH（CH₂OH）−、−CH₂CH₂CH₂−、およ
びそれらの混合物からなる群から選択され；各
R⁴はC₁〜C₄アルキル、C₁〜C₄ヒドロキシアルキ
ル、ベンジル、および水素（ｙが０ではないと
き）からなる群から選択され；R⁵はR⁴と同一で
あるかR²＋R⁵の合計炭素数が約８〜約16である
アルキル鎖であり；各ｙは０〜約10であり、そし
てｙ値の和は０〜約15であり；そしてＸは相溶性
陰イオンである〕を有する。前記のうち、アルキル第四級アンモニウム界面
活性剤、特にR⁵がR⁴と同一の基から選択される
ときの前記式に記載のモノ長鎖アルキル界面活性
剤が、好ましい。最も好ましい第四級アンモニウ
ム界面活性剤は、C₈〜C₁₆アルキルトリメチルア
ンモニウム、C₈〜C₁₆アルキルジ（ヒドロキシエ
チル）メチルアンモニウム、C₈〜₁₆アルキルヒド
ロキシエチルジメチルアンモニウム、C₈〜C₁₆ア
ルキルオキシプロピルトリメチルアンモニウム、
およびC₈〜C₁₆アルキルオキシプロピルジヒドロ
キシエチルメチルアンモニウムの塩化物、臭化物
およびメチル硫酸塩である。前記のうち、C₁₀〜
C₁₄アルキルトリメチルアンモニウム塩、例えば
デシルトリメチルアンモニウムメチルサルフエー
ト、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド、
ミリスチルトリメチルアンモニウムブロミドおよ
びココナツツトリメチルアンモニウムクロリドお
よびココナツツトリメチルアンモニウムメチルサ
ルフエートが、好ましい。冷水洗浄条件下、即ち約65〓（18.3℃）未満で
は、C_8〜10アルキルトリメチルアンモニウム界面
活性剤は、より長鎖の第四級アンモニウム界面活
性剤よりも低いクラフト境界および結晶化温度を
有するので、特に好ましい。本発明で有用なアミン界面活性剤は、式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕R⁵N （式中、R²，R³，R⁴，R⁵およびｙ置換基は、第
四級アンモニウム界面活性剤の場合に前で定義さ
れた通りである）を有する。C_12〜16アルキルジメチルアミンが、特
に好ましい。本発明で有用なアミンオキシド界面活性剤は、
式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_yR⁵N→Ｏ（式中、R²，R³，R⁴，R⁵およびｙ置換基は、第
四級アンモニウム界面活性剤の場合に前で定義さ
れた通りである）を有する。C_12〜16アルキルジメチルアミンオキシ
ドが、特に好ましい。アミン界面活性剤およびアミンオキシド界面活
性剤は、本系において部分的にだけプロトン化さ
れるので、好ましくは第四級アンモニウム界面活
性剤よりも多い量で使用される。例えば、本発明
の好ましい組成物は、第四級アンモニウム界面活
性剤約0.5％〜約1.5％、またはアミン界面活性剤
またはアミンオキシド界面活性剤約１％〜約３％
を含有できる。脂肪酸本発明の組成物は、炭素数約10〜約14を有する
飽和脂肪酸約５〜約20重量％、好ましくは約８〜
約18重量％、最も好ましくは約10〜約16重量％を
含有する。更に、C₁₀〜C₁₂脂肪酸対C₁₄脂肪酸の
重量比は、少なくとも１であるべきであり、好ま
しくは少なくとも1.5である。好適な飽和脂肪酸は、天然物、例えば植物また
は動物エステル（例えば、パーム核油、パーム油
およびやし油）から得ることができ、または合成
的に生成できる（例えば、石油の酸化により、ま
たはフイツシヤートロプシユ法による一酸化炭素
の水素添加により）。本発明の組成物において使
用するのに好適な飽和脂肪酸の例は、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ココナツツ脂肪
酸およびパーム核脂肪酸である。飽和ココナツツ
脂肪酸、ラウリン酸とミリスチン酸との重量比約
５：１から１：１（好ましくは約３：１）の混合
物、前記のものと微量（例えば、全脂肪酸の10％
〜50％）のオレイン酸との混合物；およびパーム
核脂肪酸が、好ましい。ポリカルボキシレートビルダーまた、本組成物は、酸基準で、水溶性ポリカル
ボキシレート洗剤ビルダー物質約３〜約８重量
％、好ましくは約３〜約６重量％、更に好ましく
は約3.5〜約５重量％を含有する。ポリカルボキ
シレートビルダーは、米国特許第4284532号明細
書に記載されている。各種のアミノポリカルボキシレート、シクロア
ルカンポリカルボキシレート、エーテルポリカル
ボキシレート、アルキルポリカルボキシレート、
エポキシポリカルボキシレート、テトラヒドロフ
ランポリカルボキシレート、ベンゼンポリカルボ
キシレート、およびポリアセタールポリカルボキ
シレートは、本発明で使用するのに好適である。このようなポリカルボキシレートビルダーの例
は、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムおよ
びエチレンジアミンテトラ酢酸カリウム；ニトリ
ロトリ酢酸ナトリウムおよびニトリロトリ酢酸カ
リウム；米国特許第1739942号明細書に開示のフ
イチン酸の水溶性塩、例えばフイチン酸ナトリウ
ムおよびフイチン酸カリウム；米国特許第
3364103号明細書に記載のポリカルボキシレート
物質；および米国特許第3308067号明細書に記載
のポリカルボキシレート重合体および共重合体の
水溶性塩である。有用な洗剤ビルダーは、以下の構造特性および
物理的特性を有する重合体脂肪族ポリカルボン酸
の水溶性塩も包含する。 (a)酸形に関して計算して最小分子量約350；(b)
酸形に関して計算して当量約50〜約80；(c)２以下
の炭素原子によつて互いに離間された少なくとも
２個のカルボキシル基を有する単量体種少なくと
も45モル％；(d)カルボキシル含有基の重合体鎖の
結合点は、３以下の炭素原子によつて重合体鎖に
沿つて、次のカルボキシル含有基の結合点から離
間されていること。このようなビルダーの特定例
は、イタコン酸、アコニツト酸、マレイン酸、メ
サコン酸、フマル酸、メチレンマロン酸、および
シトラコン酸の重合体および共重合体である。他の好適なポリカルボキシレートビルダーは、
例えばメリト酸、クエン酸、ピロメリト酸、ベン
ゼンペンタカルボン酸、オキシジ酢酸、カルボキ
シメチルオキシコハク酸、カルボキシメチルオキ
シマロン酸、cis−シクロヘキサンヘキサカルボ
ン酸、cis−シクロペンタンテトラカルボン酸お
よびオキシジコハク酸の水溶性塩、特にナトリウ
ム塩およびカリウム塩である。本発明で使用する他のポリカルボキシレート
は、米国特許第4144226号明細書および米国特許
第4146495号明細書に記載のポリアセタールカル
ボキシレートである。クエン酸は、高度に好ましいポリカルボキシレ
ートビルダーである。中和系本組成物は、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、およびそれ
らの混合物からなる群から選択されるアルカノー
ルアミン約０〜約0.04モル、好ましくは約0.01〜
約0.035モル、更に好ましくは約0.015〜約0.03モ
ル／組成物100ｇを含有できる。少量のアルカノ
ールアミン、特にモノエタノールアミンが、製品
安定性、洗浄性能、およびにおいを向上するのに
好ましい。しかしながら、アルカノールアミンの
量は、最良の塩素漂白剤相溶性のために最小限に
されるべきである。本組成物は、アルカノールア
ミンの混合物を含有できるが、最良の着色安定性
は、単一のアルカノールアミンを使用して得られ
る。更に、組成物は、カリウムイオンおよびナトリ
ウムイオンをカリウム対ナトリウムのモル比約
0.1〜約1.3、好ましくは約0.6〜約１で含有する。溶媒系組成物用の溶媒系は、エタノール、ポリオール
および水からなる。エタノールは、組成物の約２
〜約10重量％、好ましくは約５〜約９重量％の量
で存在する。炭素数２〜６および２〜６個のヒドロキシ基を
有する如何なるポリオールも、本組成物において
使用できる。このようなポリオールの例は、エチ
レングリコール、プロピレングリコールおよびグ
リセリンである。プロピレングリコールが、特に
好ましい。ポリオールは、組成物の約２〜約15重
量％、好ましくは約３〜約10重量％を表わす。また、組成物は、水約25〜約40重量％、好まし
くは約28〜約37重量％を含有する。前記のことに加えて、エタノールおよびポリオ
ールは、一緒に、組成物の約８〜約20重量％、好
ましくは約11〜約16重量％を表わす。エタノー
ル、ポリオールおよび水は、合計で組成物の約35
〜約55重量％であるべきであり、好ましくは約40
〜約50重量％である。本発明の組成物は、すべての％および比率が酸
基準（陰イオン物質が包含される）で計算される
以下の限定によつて更に拘束される。スルホネー
ト界面活性剤、アルコールエトキシレートサルフ
エート界面活性剤、エトキシ化非イオン界面活性
剤、および第四級アンモニウム、アミンまたはア
ミンオキシド界面活性剤は、一緒に、組成物の約
20〜約35重量％、好ましくは約23〜約30重量％を
表わす。また、スルホネート界面活性剤対アルコ
ールエトキシレートサルフエート界面活性剤の重
量比は、約0.3〜約1.7であるべきであり、好まし
くは約0.6〜約１である。また、これらの陰イオ
ン界面活性剤対エトキシ化非イオン界面活性剤の
重量比は、約１〜約10であるべきであり、好まし
くは約２〜約５である。脂肪酸およびポリカルボキシレートビルダー
は、一緒に、組成物の約８〜約28重量％、好まし
くは約13〜約22重量％を表わす。更に、脂肪酸、
ポリカルボキシレートビルダーおよび前記界面活
性剤は、合計で組成物の約33〜約50重量％、好ま
しくは約36〜約48重量％を表わす。最後に、前記成分のすべては、55〓（12.8℃）、
好ましくは50〓（10℃）で等方性の液体洗剤を与
えるように選択される。また、成分は、68〓（20
℃）の水中で10重量％の濃度において初期PH約
7.5〜約9.0、好ましくは約7.8〜約8.8を与えるよ
うに選択される。場合によつて配合される成分本発明の液体洗剤において場合によつて使用さ
れる成分は、例えば酵素、酵素安定剤、ポリ酸、
汚れ除去剤、再付着防止剤、制泡剤、ヒドロトロ
ーブ、乳白剤、酸化防止剤、殺細菌剤、染料、香
料、および増白剤（米国特許第4285841号明細書
に記載）である。場合によつて配合されるこのよ
うな成分は、一般に、組成物の約15重量％未満、
好ましくは約２〜約10重量％を表わす。酵素は、場合によつて配合される高度に好まし
い成分であり、そして約0.025％〜約２％、好ま
しくは約0.05％〜約1.5％の量で配合される。好
ましいタンパク分解酵素は、タンパク分解活性少
なくとも約５アンソン（Anson）単位〔約
1000000デルフト（Delft）単位〕／を与えるべ
きであり、好ましくは約15〜約70アンソシ単位／
、最も好ましくは約20〜約40アンソン単位／
を与える。タンパク分解活性約0.01〜約0.05アン
ソン単位／製品ｇが、望ましい。他の酵素、例え
ばデンプン分解酵素も、望ましくは本組成物に配
合される。好適なタンパク分解酵素は、洗剤組成物におい
て使用するのに適していることが既知の多くの種
を包含する。商業的な酵素製剤、例えばノボ・イ
ンダストリーズによつて販売される「アルカラー
ゼ（Alcalase）」、およびオランダ国デルフトの
ギスト・ブロカーズによつて販売されている「マ
キサターゼ（Maxatase）」が、好適である。他
の好ましい酵素組成物は、例えばデンマーク国コ
ペンハーゲンのノボ・インダストリーズＡ／Ｓに
よつて製造販売され商品名SP−72で商業上入手
可能なもの（「エスペラーゼ（Esperase）」）、お
よびオランダ国デルフトのギスト・ブロカーズに
よつて製造販売されている「AZ−プロテアーゼ」
である。好適なアミラーゼは、例えばギスト・ブロカー
ズによつて販売されている「ラピダーゼ
（Rapidase）」およびノボ・インダストリーズに
よつて販売されている「タームアミル
（Termamyl）」である。好適な酵素の更に完全な開示は、米国特許第
4101457号明細書に見出され得る。酵素は、本発明の洗剤組成物に配合されると
き、米国特許第4318818号明細書に開示のように
短鎖カルボン酸塩とカルシウム塩との混合物を使
用することによつて望ましくは安定化される。短鎖カルボン酸塩は、好ましくは水溶性であ
り、最も好ましくはギ酸塩、例えばギ酸ナトリウ
ムである。短鎖カルボン酸塩は、約0.25％〜約10
％、好ましくは約0.3％〜約３％、更に好ましく
は約0.5％〜約1.5％の量で使用される。如何なる
水溶性カルシウム塩、例えば酢酸カルシウム、ギ
酸カルシウムおよびプロピオン酸カルシウムが、
カルシウムイオン源として使用され得る。組成物
は、カルシウムイオン約0.1〜約30ミリモル／
を含有すべきであり、好ましくはカルシウムイオ
ン約0.5〜約15ミリモル／を含有する。カルシ
ウムイオンを錯化する物質が、存在するときに
は、常時酵素用に利用できる若干の最少量がある
ように多量のカルシウムイオンを使用すること
が、必要である。酵素は、好ましくは、ホウ酸または組成物内に
ホウ酸を生成できる化合物約0.25〜約10重量％、
好ましくは約0.5〜約５重量％、更に好ましくは
約0.75〜約３重量％（ホウ酸基準で計算）の添加
によつて本組成物において安定化される。他の化
合物、例えば酸化ホウ素、ホウ砂および他のアル
カリ金属ホウ酸塩（例えば、オルトホウ酸ナトリ
ウム、メタホウ酸ナトリウムおよびピロホウ酸ナ
トリウム、およびペンタホウ酸ナトリウム）が、
好適であるが、ホウ酸が好ましい。ホウ酸の代わ
りに、置換ホウ酸（例えば、フエニルボロン酸、
ブタンボロン酸、およびｐ−ブロモフエニルボロ
ン酸）も、使用できる。ホウ酸とギ酸塩との組み合わせは、アミラーゼ
安定性がホウ酸単独を使用して得られるものより
も若干低いらしいが、改善されたプロテアーゼ安
定性を与える。また、好ましい組成物は、ポリ酸またはそれら
の塩約0.01％〜約１％を含有して前処理性能を高
める。本発明で使用するのに好ましいポリ酸は、
エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジ
エチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、
およびジエチレントリアミンペンタ酢酸、または
それらの塩である。これらのポリ酸／塩は、好ま
しくは約0.1％〜約0.8％の量で使用される。本発明の好ましい組成物は、更に、高エトキシ
化ポリエチレンアミンまたはポリエチレンイミン
汚れ除去および再付着防止剤、例えば1982年12月
23日出願の米国特許出願第452463号明細書に記載
のもの約0.5〜約３重量％、好ましくは約１〜約
２重量％を含有する。特に好ましい物質は、各水
素点において約15〜18モルのエチレンオキシドで
エトキシ化されたテトラエチレンペンタイミンで
ある。以下の例は、本発明の組成物を説明する。本明細書で使用されるすべての部、％および比
率は、特にことわらない限り、重量表示である。

【表】ルホン酸
C_１４〜_１５アルキルポリエトキ 10.8 0.8

シレート(2.25)硫酸

【表】組成物Ａは、連続混合下で成分を以下の順序で
添加することによつて調製された：アルキルベン
ゼンスルホン酸、水酸化ナトリウム、プロピレン
グリコールおよびエタノールのペーストプレミツ
クス；アルキルポリエトキシレート硫酸、水酸化
ナトリウムおよびエタノールのペーストプレミツ
クス；ペンタ酢酸；アルコールポリエトキシレー
ト；水、増白剤、アルカノールアミン、およびア
ルコールポリエトキシレートのプレミツクス；エ
タノール；水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウ
ム；脂肪酸；クエン酸；ギ酸およびカルシウム；
アルキルトリメチルアンモニウムクロリド；
TEPA−E_15〜18；PH調整剤（PHを約8.1に調整）；
および成分の残部。組成物Ｂは、連続的混合下に成分を以下の順序
で添加することによつて調製された：アルキルポ
リエトキシレート硫酸およびエタノールのペース
トプレミツクス；水2.5部；プロピレングリコー
ル；エタノールおよび増白剤のプレミツクス；エ
タノール；水、プロピレングリコールおよび増白
剤のプレミツクス；アルコールポリエトキシレー
ト；水酸化ナトリウム；水酸化カリウム；脂肪
酸；アルキルベンゼン硫酸；クエン酸およびカル
シウムのプレミツクス；ペンタ酢酸；ギ酸；アル
キルトリメチルアンモニウムクロリド；TEPA−
E_15〜18；水酸化カリウムおよび水；および成分の
残部。組成物ＡおよびＢは、調製したままで等方性液
体であり、そして約50〓（10℃）に下げて等方性
のままであつた。また、それらは、凍結解凍後に
約55〓（12.8℃）によつて等方性形態に回復し
た。

【表】メチルアミンオキ
シド

【表】

Claims

【特許請求の範囲】１重量比で (a) 酸基準で、C₁₀〜C₁₆アルキル基またはアルケ
ニル基を含有するスルホネート界面活性剤５％
〜15％、 (b) 酸基準で、式RO（C₂H₄O）_nSO₃M （式中、ＲはC₁₀〜C₁₆アルキル基またはヒドロ
キシアルキル基であり、ｍは0.5〜４であり、
そしてＭは相溶性陽イオンである）のアルコー
ルエトキシレートサルフエート界面活性剤８％
〜18％、 (c) 式R¹（OC₂H₄）_oOH（式中、R¹はC₁₀〜C₁₆アル
キル基またはC₈〜C₁₂アルキルフエニル基であ
り、ｎは３〜９である）のエトキシ化非イオン
界面活性剤（ただしこの非イオン界面活性剤は
HLB10〜13を有する）２％〜〜15％、 (d) C₁₀〜C₁₄飽和脂肪酸５％〜20％（ただしC₁₀〜C₁₂脂肪酸対C₁₄脂肪酸の重量比
は少なくとも１である）、 (e) 酸基準で、水溶性ポリカボキシレートビルダ
ー物質３％〜８％、 (f) カリウム対ナトリウムのモル比0.1〜1.3のカ
リウムイオンおよびナトリウムイオン、 (g) エタノール２％〜10％、 (h) 炭素数２〜６および２〜６個のヒドロキシ基
を有するポリオール２％〜15％、および (i) 水25％〜40％からなり、(a)、(b)および(c)20％〜35％；(d)および
(e)８％〜28％；(a)、(b)、(c)、(d)および(e)33％〜50
％；(g)および(h)８％〜20％；および(g)、(h)および
(i)35〜55％を含有し；(a)対(b)の重量比は0.3〜1.7
であり；(a)＋(b)対(c)の重量比は１〜10でり；前記
成分のすべては、68〓（20℃）の水分で10重量％
の濃度において初期PH7.5〜9.0を有する55〓
（12.8℃）で等方性の液体を与えるように選択さ
れることを特徴とする、ヘビーデユーテイー液体
洗剤組成物。２下記の (i) 式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕R⁵N⁺X^- 〔式中、R²はアルキル鎖内に炭素数６〜16を
有するアルキル基またはアルキルベンジル基であ
り；各R³は−CH₂CH₂−、−CH₂CH（CH₃）−、−
CH₂CH（CH₂OH）−、−CH₂CH₂CH₂−、および
それらの混合物からなる群から選択され；各R⁴
はC₁〜C₄アルキル、C₁〜C₄ヒドロキシアルキル、
ベンジルおよび水素（ｙが０ではないとき）から
なる群から選択され；R⁵はR⁴と同一であるかR²
＋R⁵の合計炭素数が８〜16であるアルキル鎖で
あり；各ｙは０〜10であり、そしてｙ値の和は０
〜15であり；そしてＸは相溶性陰イオンである〕
を有する第四級アンモニウム界面活性剤、 (ii) 式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕R⁵N （式中、R²、R³、R⁴、R⁵およびｙは前記の通
りである）を有するアミン界面活性剤、 (iii) 式〔R²（OR³）_y〕〔R⁴（OR³）_y〕R⁵N→Ｏ（式中、R²、R³、R⁴、R⁵およびｙは前記の通
りである）を有するアミンオキシド界面活性剤（ここで、成
分(a)、(b)、(c)および前記界面活性剤の前記洗剤組
成物中における合計量は20％〜35％であり、さら
に成分(a)、(b)、(c)、(d)、(e)および前記界面活性剤
の合計量は33％〜50％である）からなる群から選択される補助界面活性剤を５％
までの量含有する、特許請求の範囲第１項に記載
の組成物。３モノエタノールアミン、ジエタノールアミン
およびトリエタノールアミンからなる群から選択
されるアルカノールアミンを0.04モル／組成物
100ｇまでの量含有する、特許請求の範囲第１項
または第２項に記載の組成物。４スルホネート界面活性剤が、C₁₁〜C₁₃線状ア
ルキルベンゼンスルホネートであり；アルコール
エトキシレートサルフエート界面活性剤におい
て、ＲがC₁₂〜C₁₅アルキル基であり、かつｍが
1.5〜３であり；そしてエトキシ化非イオン界面
活性剤において、ＲがC₁₂〜C₁₄アルキル基であ
り、かつｎが３〜７である、特許請求の範囲第１
項〜第３項のいずれか１項に記載の組成物。５ C₁₀〜C₁₄アルキルトリメチルアンモニウムク
ロリド、ブロミドまたはメチルサルフエートであ
る補助界面活性剤0.5％〜1.5％を含有する、特許
請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項に記載
の組成物。６ポリカルボキシレートビルダーが、クエン酸
である、特許請求の範囲第１項〜第３項のいずれ
か１項に記載の組成物。７モノエタノールアミンであるアルカノールア
ミン0.01〜0.035モル／組成物100ｇを含有する、
特許請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項に
記載の組成物。８スルホネート界面活性剤６％〜10％、アルコ
ールエトキシレートサルフエート界面活性剤９％
〜14％、エトキシ化非イオン界面活性剤４％〜10
％、およびC₁₀〜C₁₄アルキルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、ブロミドまたはメチルサルフエー
トである補助界面活性剤0.5％〜1.5％を含有す
る、特許請求の範囲第４項に記載の組成物。９飽和脂肪酸10％〜16％およびクエン酸である
ポリカルボキシレートビルダー３％〜６％を含有
する、特許請求の範囲第８項に記載の組成物。１０モノエタノールアミンであるアルカノール
アミン0.01〜0.035モル／組成物100ｇを含有す
る、特許請求範囲第９項に記載の組成物。１１エタノール５％〜９％、プロピレングリコ
ールであるポリオール３％〜10％、および水28％
〜37％を含有する、特許請求の範囲第１０項に記
載の組成物。１２ 68〓（20℃）の水中で10重量％の濃度にお
いて初期PH7.8〜8.8を有する、特許請求の範囲第
１１項に記載の組成物。