JP2000017298A - 液体洗剤組成物 - Google Patents

液体洗剤組成物

Info

Publication number
JP2000017298A
JP2000017298A JP10188723A JP18872398A JP2000017298A JP 2000017298 A JP2000017298 A JP 2000017298A JP 10188723 A JP10188723 A JP 10188723A JP 18872398 A JP18872398 A JP 18872398A JP 2000017298 A JP2000017298 A JP 2000017298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid detergent
diacetate
detergent composition
acid
amine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10188723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4061420B2 (ja
Inventor
Makoto Saito
信 斉藤
Toru Yamamoto
徹 山本
Nobuyoshi Nanbu
信義 南部
Masanori Furukawa
正法 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chelest Corp
Chubu Chelest Co Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Chelest Corp
Chubu Chelest Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK, Chelest Corp, Chubu Chelest Co Ltd filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP18872398A priority Critical patent/JP4061420B2/ja
Priority to DE69921394T priority patent/DE69921394T2/de
Priority to AT99112847T priority patent/ATE280820T1/de
Priority to EP99112847A priority patent/EP0969080B1/en
Priority to US09/347,451 priority patent/US6194373B1/en
Publication of JP2000017298A publication Critical patent/JP2000017298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4061420B2 publication Critical patent/JP4061420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/83Mixtures of non-ionic with anionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/2003Alcohols; Phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/26Organic compounds containing nitrogen
    • C11D3/33Amino carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/43Solvents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強アルカリ性を呈することがないとともに、
界面活性剤濃度を高くしても相溶性に優れ、白濁するこ
とがない高濃度液体洗剤組成物を得る。 【解決手段】 (A):ノニオン性界面活性剤およびア
ニオン性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性
剤、(B):アミノポリカルボン酸系キレート剤のアミ
ン塩またはアルカリ金属−アミン混合塩から選ばれる1
種以上のビルダー、ならびに(C):アルコール類から
選ばれる1種以上の可溶化剤を含み、(A)成分が20
重量%以上の濃度である液体洗剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、界面活性剤および
アミノポリカルボン酸系の有機ビルダーを含む液体洗剤
組成物に関し、特に界面活性剤との相溶性に優れ、白濁
防止性および生分解性に優れた高濃度液体洗剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】液体洗剤、特に家庭用の洗剤として用い
られる液体洗剤においては、界面活性剤としてノニオン
性界面活性剤または/およびアニオン性界面活性剤が使
われており、洗浄性を高めるために各種のビルダーが添
加される。このビルダーは有機性あるいは無機性のもの
など多種にわたるが、いずれもほとんどがNa塩の構造
を有している。
【0003】近年環境保護の観点から、生分解性に優れ
たアミノポリカルボン酸、特にアミノ酸二酢酸型のキレ
ート剤をビルダーとして使用するための研究が盛んに行
われている。このアミノポリカルボン酸、特にアミノ酸
二酢酸型のキレート剤も、コストの面から合成反応液を
そのまま使うため、ほとんどがNa塩で強アルカリ性を
呈する。例えば特開平10−25494号にはアスパラ
ギン酸二酢酸をビルダーとした食器用液体洗剤について
提案されているが、アルカリ金属塩が使用されている。
また特開平10−36888号でもアミノポリカルボン
酸をビルダーとした液体洗剤について提案されていて、
アミン塩も示されているが、アルカリ金属塩と同列に扱
われており、実施例もNa塩である。そして組成物中の
界面活性剤の最高濃度が10重量%と低く、高濃度側で
の白濁の問題は改善されていない。
【0004】ビルダーの使用による問題点は、主剤の界
面活性剤の溶解度あるいは曇点を低下させ、これにより
白濁を生じたり、時間とともに白濁が二層分離したりす
るなど、相溶性が悪化することである。これを防止する
ためには、液体洗剤組成物を水で希釈して界面活性剤の
濃度を下げるか、あるいは可溶化剤を添加することなど
が従来より実施されている。しかし、前者の水による希
釈は洗剤の運送費の増大を余儀なくし、商業的に不利で
ある。また後者も新たな可溶化剤として界面活性剤を添
加したり、あるいは尿素類、エーテルアルコール類、低
級アルコール類等を添加することが知られているが、高
濃度の液体洗剤組成物を得るためには十分満足できると
はいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、生分
解性に優れ、強アルカリ性を呈することがないととも
に、界面活性剤濃度を高くしても相溶性に優れ、白濁す
ることのない液体洗剤組成物を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決するため鋭意検討した結果、液体洗剤の主界面活性
剤にノニオン性界面活性剤または/およびアニオン性界
面活性剤を高濃度で用い、ビルダーにアミノポリカルボ
ン酸系キレート剤を用いる場合、ビルダーの対イオンと
してアミン塩またはアルカリ金属−アミン混合塩を用い
るとともに、これにアルコール類を添加することにより
相溶性を高め、白濁の防止を可能とすることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は次の液体洗剤組成物であ
る。 (1) (A):ノニオン性界面活性剤およびアニオン
性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤、 (B):アミノポリカルボン酸系キレート剤のアミン塩
またはアルカリ金属−アミン混合塩から選ばれる1種以
上のビルダー、ならびに (C):アルコール類から選ばれる1種以上の可溶化剤 を含み、(A)成分が20重量%以上の濃度である液体
洗剤組成物。 (2) (A):ノニオン性界面活性剤およびアニオン
性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤20〜
60重量%、 (B):アミノポリカルボン酸系キレート剤のアミン塩
またはアルカリ金属−アミン混合塩から選ばれる1種以
上のビルダー0.1〜15重量%、 (C):アルコール類から選ばれる1種以上の可溶化剤
0.5〜30重量%、ならびに (D):水 残部 を含む液体洗剤組成物。 (3) アミノポリカルボン酸がアミノ酸−N,N−二
酢酸である上記(1)または(2)記載の液体洗剤組成
物。 (4) アミノポリカルボン酸がグルタミン酸−N,N
−二酢酸、α−アラニン−N,N−二酢酸、β−アラニ
ン−N,N−二酢酸、アスパラギン酸−N,N−二酢
酸、グリシン−N,N−二酢酸、セリン−N,N−二酢
酸である上記(1)または(2)記載の液体洗剤組成
物。 (5) アルコール類がグリコールである上記(1)な
いし(4)のいずれかに記載の液体洗剤組成物。
【0008】本発明で(A)成分として用いる界面活性
剤はノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤
から選ばれる1種以上のものである。この中ではノニオ
ン性界面活性剤の方がアニオン性界面活性剤よりも溶解
度が高いので、高濃度液体洗剤組成物を調製するのに適
している。このような界面活性剤は液体洗剤組成物中、
20重量%以上の濃度で使用される。
【0009】ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、脂肪酸ジエタノールアミド、ア
ミンオキサイド、アミドアミンオキサイド等があげられ
る。アニオン性界面活性剤としては、硫酸アルキル塩、
硫酸アルキルポリオキシエチレン塩、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸
塩、エーテルカルボン酸塩、モノアルキルリン酸塩等が
あげられる。これらは市販品を使用することができる。
【0010】本発明で(B)成分のビルダーに用いられ
るアミノポリカルボン酸系キレート剤は1個以上、好ま
しくは1〜2個のアミノ基、および2個以上、好ましく
は3〜4個のカルボキシル基を有し、かつキレート作用
を有するキレート剤である。上記のアミノ基は2級アミ
ノ基であっても、3級アミノ基であってもよい。このよ
うなキレート剤としてはアミノ酸−N,N−二酢酸が好
ましい。
【0011】アミノ酸−N,N−二酢酸は次の式(1)
で示される化合物である。 A−N−(CH2COOH)2 ・・・(1) (ただしA−Nはアミノ酸を示し、−Nはアミノ酸中の
アミノ基を示す。) このようなアミノ酸−N,N−二酢酸としては、グルタ
ミン酸−N,N−二酢酸、α−アラニン−N,N−二酢
酸、β−アラニン−N,N−二酢酸、アスパラギン酸−
N,N−二酢酸、グリシン−N,N−二酢酸、セリン−
N,N−二酢酸などがあげられる。これらのアミノ酸−
N,N−二酢酸は、例えばアミノ酸を原料として公知の
ストレッカー反応やモノクロロ酢酸により合成される。
【0012】またアミノ酸−N,N−二酢酸以外のアミ
ノポリカルボン酸系キレート剤として、エチレンジアミ
ンジコハク酸、イミノジコハク酸などもあげられ、これ
らも公知の方法から合成され使用できる。これらの好ま
しいアミノポリカルボン酸系キレート剤の例を以下に構
造式で示す。
【0013】
【化1】
【0014】合成されたアミノ酸−N,N−二酢酸その
他のアミノポリカルボン酸系キレート剤は、コストの面
から一般的には全てのカルボキシル基の対イオンがNa
塩となっている水溶液として得られるが、本発明ではア
ミノポリカルボン酸をアミン塩またはアルカリ金属−ア
ミン混合塩の形で(B)成分のビルダーとして使用す
る。使用するアミン塩は1級〜3級アミン塩のいずれで
も効果を示すが、アルカノールアミン塩が望ましく、特
にトリエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩が好
ましい。アルカリ金属−アミン混合塩のアルカリ金属塩
としては、K塩がNa塩に比べて界面活性剤との相溶性
が高いため好ましいが、コスト的にはNa塩の方が好ま
しい。
【0015】Na塩で得られたアミノポリカルボン酸系
キレート剤をアミン塩またはアルカリ金属−アミン混合
塩にするためには、得られたNa塩の水溶液をH型カチ
オン交換樹脂で脱Naするか、電気透析により脱Naす
るか、あるいは酸析により全てのカルボキシル基がH型
になっている結晶を取得するかして、溶液の場合はその
ままの溶液中に、また結晶の場合は結晶を水に溶解し
て、この溶液中にアミンあるいは水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物−アミン混合物
と混合することにより、目的とする塩の水溶液を得るこ
とができる。また、脱Naしたものを液体洗剤処方時に
添加し、そこで更にアミンあるいは他のアルカリ金属水
酸化物を添加して目的とする塩を得てもよい。
【0016】アミノポリカルボン酸系キレート剤、特に
アミノ酸二酢酸型のキレート剤は中性から弱アルカリ側
のpH8〜12で良好なキレート効果、すなわちビルダ
ー効果を発揮することが知られているので、そのpH域
になるようにアミンあるいはアルカリ金属水酸化物の添
加量を調整することが望ましい。アルカリ金属とアミン
塩の混合塩の場合の比率は、アミン塩の量が多ければ多
いほど界面活性剤との相溶性が向上するが、脱Naのコ
スト、アミンのコスト等を考慮してその比を決定する必
要がある。
【0017】本発明で可溶化剤として用いられるアルコ
ール類は制限はないが、炭素数1〜5、好ましくは2〜
4の1〜3級、好ましくは1〜2級アルコールが好まし
い。このようなアルコール類としては一般的なエタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコールでもよい
が、揮発性で引火性が強いため、プロピレングリコール
あるいはエチレングリコールの一般的で安価なグリコー
ル類が好ましい。前述のアルカノールアミン類をアルコ
ールとして更に添加することも可能であるが、アミン類
の過剰の添加は特に非イオン性界面活性剤が主剤の液体
洗剤では粘度を増加させ使い勝手を損なうため、量の加
減が必要である。
【0018】本発明の液体洗剤組成物では、(A)成分
の界面活性剤が20〜60重量%、好ましくは30〜5
0重量%、(B)成分のビルダーが0.1〜15重量
%、好ましくは1〜10重量%、(C)成分の可溶化剤
が0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量%、残
部を(D)成分の水とするのが好ましい。ここでの配合
割合は(A)〜(D)成分の4成分の割合である。
(B)成分のビルダーは(A)成分の界面活性剤に対し
2〜20重量%、好ましくは5〜15重量%、(C)成
分の可溶化剤は(A)成分の界面活性剤に対して5〜4
0重量%、好ましくは10〜30重量%とするのが好ま
しい。
【0019】(A)成分の界面活性剤が上記範囲より低
い場合は液体洗剤の運送費増、パッケージの増大等商業
的に不利であり、高い場合は目的の相溶性の幅が狭まり
処方上の柔軟性が低下したり、粘度が上昇して使用い勝
手を損うため好ましくない。(B)成分のビルダーが上
記範囲より低い場合は液体洗剤としての洗浄効果が低く
なり、高い場合は界面活性剤との相溶性の幅が狭まり、
処方上の柔軟性が低下するため好ましくない。(C)成
分の可溶化剤が上記範囲より低い場合は(A)、(B)
成分の相溶性が低下し、高い場合は処方上の柔軟性が低
下するため好ましくない。
【0020】本発明の液体洗剤組成物は、必要により粘
度調整剤、保湿剤、防腐剤、防かび剤、色素、香料等の
他の添加剤を任意の割合で配合することができる。
【0021】本発明の液体洗剤組成物は洗浄剤としての
すべての用途に使用できるが、特に家庭用洗剤として衣
料用、ハウスホールド用等の洗浄の用途に使用するのに
適している。使用に際してはそのまま使用することもで
きるが、高濃度であるため水で希釈して使用することも
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、特定の界面活性剤にア
ミノポリカルボン酸のアミン塩またはアミン−アルカリ
金属混合塩からなるビルダーとアルコール類からなる可
溶化剤を特定割合で配合したので、強アルカリ性を呈す
ることがないとともに、界面活性剤濃度を高くしても相
溶性に優れ、白濁することがない高濃度液体洗剤組成物
を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。各例中、%は重量%である。 実施例1〜16、比較例1〜18 下記の界面活性剤、ビルダーおよびアルコール類からな
る可溶化剤を表1〜2に示す配合割合で添加し、水でバ
ランスさせた。そして十分な混合を行い、常温および4
0℃に放置したときの相溶性を目視にて観察した。な
お、放置して二層分離したものは観察時、再度混合して
からその溶状を観察した。表1〜2に処方および観察結
果をまとめた。
【0024】使用した化合物は次の通りである。 界面活性剤: 非イオン性界面活性剤;花王製エマルゲン108(商
標、エチレンオキシドアルキルエーテルタイプ) アニオン性界面活性剤;LAS;試薬直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸ソーダ(硫酸ソーダ含有なし) ビルダー: GLDA;グルタミン酸二酢酸 αAD;α−アラニン二酢酸 βAD;β−アラニン二酢酸 SDA;セリン二酢酸 ASDA;アスパラギン酸二酢酸 NTA;グリシン二酢酸 EDDS;エチレンジアミンジコハク酸 IDS;イミノジコハク酸 アミン: TEA;トリエタノールアミン DEA;ジエタノールアミン MEA;モノエタノールアミン 可溶化剤: PG;プロピレングリコール IPA;イソプロピルアルコール
【0025】表1〜2中、GLDAの後の−2Na2T
EAは分子内のカルボキシル基の対イオンを表してお
り、2Naと2TEAの混合塩を意味する。−2Na2
Hは2Na塩でpH的にも低い状態であることを意味す
る。いずれの場合も濃度は全てのカルボキシル基がNa
塩であるときの換算値で表している。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】表1〜2の結果より、実施例1と比較例
3、4、7、8、10とを対比すると、ビルダーがアミ
ン塩かアルカリ金属−アミン混合塩であって、可溶化剤
がアルコールの組成物は相溶性を有するが、ビルダーが
Na塩であったり、可溶化剤がないかあるいはアルカノ
ールアミンの場合は相溶性が悪く白濁していることがわ
かる。
【0029】同様のことは実施例3と比較例11、実施
例7と比較例6、実施例9と比較例12、実施例10と
比較例13、実施例11と比較例14、実施例15と比
較例17、実施例16と比較例18の対比においても当
てはまる。
【0030】以上の結果、高濃度のノニオン性またはア
ニオン性界面活性剤に対してビルダーとしてアミノポリ
カルボン酸のアミン塩またはアルカリ金属−アミン混合
塩、ならびに可溶化剤としてアルコール類を特定量配合
することにより、相溶性に優れ、白濁のない高濃度液体
洗剤組成物が得られることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 信 神奈川県川崎市川崎区千鳥町2−3 昭和 電工株式会社川崎工場内 (72)発明者 山本 徹 神奈川県川崎市川崎区千鳥町2−3 昭和 電工株式会社川崎工場内 (72)発明者 南部 信義 三重県四日市市日永東3丁目3−3 中部 キレスト株式会社四日市工場内 (72)発明者 古川 正法 三重県四日市市日永東3丁目3−3 中部 キレスト株式会社四日市工場内 Fターム(参考) 4H003 AB19 AC08 BA13 DA01 DA05 EB13 EB14 ED02 ED28 FA03 FA04 FA07 FA08 FA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A):ノニオン性界面活性剤およびア
    ニオン性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性
    剤、 (B):アミノポリカルボン酸系キレート剤のアミン塩
    またはアルカリ金属−アミン混合塩から選ばれる1種以
    上のビルダー、ならびに (C):アルコール類から選ばれる1種以上の可溶化剤 を含み、(A)成分が20重量%以上の濃度である液体
    洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A):ノニオン性界面活性剤およびア
    ニオン性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤
    20〜60重量%、 (B):アミノポリカルボン酸系キレート剤のアミン塩
    またはアルカリ金属−アミン混合塩から選ばれる1種以
    上のビルダー0.1〜15重量%、 (C):アルコール類から選ばれる1種以上の可溶化剤
    0.5〜30重量%、ならびに (D):水 残部 を含む液体洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 アミノポリカルボン酸がアミノ酸−N,
    N−二酢酸である請求項1または2記載の液体洗剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 アミノポリカルボン酸がグルタミン酸−
    N,N−二酢酸、α−アラニン−N,N−二酢酸、β−
    アラニン−N,N−二酢酸、アスパラギン酸−N,N−
    二酢酸、グリシン−N,N−二酢酸、セリン−N,N−
    二酢酸である請求項1または2記載の液体洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 アルコール類がグリコールである請求項
    1ないし4のいずれかに記載の液体洗剤組成物。
JP18872398A 1998-07-03 1998-07-03 液体洗剤組成物 Expired - Lifetime JP4061420B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18872398A JP4061420B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 液体洗剤組成物
DE69921394T DE69921394T2 (de) 1998-07-03 1999-07-02 Flüssige Reinigungsmittel
AT99112847T ATE280820T1 (de) 1998-07-03 1999-07-02 Flüssige reinigungsmittel
EP99112847A EP0969080B1 (en) 1998-07-03 1999-07-02 Liquid detergent composition
US09/347,451 US6194373B1 (en) 1998-07-03 1999-07-06 Liquid detergent composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18872398A JP4061420B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 液体洗剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000017298A true JP2000017298A (ja) 2000-01-18
JP4061420B2 JP4061420B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=16228663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18872398A Expired - Lifetime JP4061420B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 液体洗剤組成物

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0969080B1 (ja)
JP (1) JP4061420B2 (ja)
AT (1) ATE280820T1 (ja)
DE (1) DE69921394T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107255A (ja) * 2012-02-22 2012-06-07 Ecolab Inc アルミニウム表面を洗浄するためのアルカリ洗浄剤
JP2013515595A (ja) * 2009-12-24 2013-05-09 アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ グルタミン酸n,n−二酢酸キレート剤の被覆粒子

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6034046A (en) * 1999-03-26 2000-03-07 Colgate Palmolive Company All purpose liquid bathroom cleaning compositions
DE10007323A1 (de) * 2000-02-17 2001-08-23 Bode Chemie Gmbh & Co Kg Reinigunsmittel für medizinische Instrumente
ATE284946T1 (de) * 2000-02-17 2005-01-15 Bode Chemie Gmbh & Co Reinigungs- und desinfektionssysteme für medizinische instrumente
DE10100720A1 (de) * 2001-01-10 2002-07-11 Beiersdorf Ag Kosmetische und dermatologische waschaktive Zubereitungen, enthaltend eine wirksame Menge an Iminodibernsteinsäure und/oder ihren Salzen
ITCR20060016A1 (it) * 2006-06-07 2007-12-08 Silvia Palladini Formulazioni di detersivi a basso impatto ambientale
WO2009016235A2 (en) * 2007-08-02 2009-02-05 Akzo Nobel N.V. Chelating agent based ionic liquids, a process to prepare them, and their use
PT3008159T (pt) 2013-06-12 2017-02-10 Unilever Nv Composição detergente passível de ser vertida compreendendo partículas suspensas

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3914185A (en) * 1973-03-15 1975-10-21 Colgate Palmolive Co Method of preparing liquid detergent compositions
US4020016A (en) * 1975-02-28 1977-04-26 The Drackett Company Cleaning compositions effective in dissolving soap curd
DE2836567C2 (de) * 1977-08-29 1986-12-11 Sandoz-Patent-Gmbh, 7850 Loerrach Reinigungsmittel und -verfahren
GB8619064D0 (en) * 1986-08-05 1986-09-17 Unilever Plc Detergent compositions
JPH0684514B2 (ja) * 1986-08-20 1994-10-26 ライオン株式会社 浴室用液体洗浄剤組成物
US5254290A (en) * 1991-04-25 1993-10-19 Genevieve Blandiaux Hard surface cleaner
ES2119796T3 (es) * 1991-05-15 1998-10-16 Hampshire Chemical Corp Composiciones de limpieza de superficies duras que contienen quelantes biodegradables.
US5186856A (en) * 1992-06-02 1993-02-16 Basf Corp. Aqueous prewash stain remover compositions with efficacy on tenacious oily stains
US5536452A (en) * 1993-12-07 1996-07-16 Black; Robert H. Aqueous shower rinsing composition and a method for keeping showers clean

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515595A (ja) * 2009-12-24 2013-05-09 アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ グルタミン酸n,n−二酢酸キレート剤の被覆粒子
JP2012107255A (ja) * 2012-02-22 2012-06-07 Ecolab Inc アルミニウム表面を洗浄するためのアルカリ洗浄剤

Also Published As

Publication number Publication date
ATE280820T1 (de) 2004-11-15
JP4061420B2 (ja) 2008-03-19
EP0969080A1 (en) 2000-01-05
DE69921394D1 (de) 2004-12-02
EP0969080B1 (en) 2004-10-27
DE69921394T2 (de) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103237877B (zh) 用于清洁硬表面的组合物
JP5613677B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH0559957B2 (ja)
US5935920A (en) Cleaner with high wetting power
SE456426B (sv) Stabiliserad enzyminnehallande detergentberedning
JP6334206B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JPS5826399B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
AU2006208670A1 (en) The use of a quaternary ammonium compound as a hydrotrope and a composition containing the quaternary ammonium compound
JP7144821B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2000017298A (ja) 液体洗剤組成物
CA2426863C (en) Liquid cleaning composition
JP6184031B2 (ja) 液体洗浄剤
JP5736131B2 (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
JP3515823B2 (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
US10800996B2 (en) High foaming liquid alkaline cleaner concentrate composition
US6194373B1 (en) Liquid detergent composition
JP2016017155A (ja) 液体洗浄剤
JP2011137112A (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
JP6468738B2 (ja) 液体洗浄剤
US4549984A (en) Liquid detergent composition
JPH03128999A (ja) ビルダー配合液状洗剤組成物
JP2007077352A (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
JPH0525500A (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JP6718777B2 (ja) 衣料用洗浄剤組成物
JP5597371B2 (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term