JPH0559538U - メモリ保護回路 - Google Patents

メモリ保護回路

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JPH0559538U
JPH0559538U JP152192U JP152192U JPH0559538U JP H0559538 U JPH0559538 U JP H0559538U JP 152192 U JP152192 U JP 152192U JP 152192 U JP152192 U JP 152192U JP H0559538 U JPH0559538 U JP H0559538U
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JP
Japan
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control signal
power supply
microcomputer
vehicle
diode
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Withdrawn
Application number
JP152192U
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English (en)
Inventor
吉孝 合田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性が向上されるメモリ保護回路を提供す
ることである。 【構成】 再生装置21を車両から取り外した状態で、
エジェクトスイッチSW2を押圧すると、トランジスタ
Tr3,Tr4が導通し、マイクロコンピュータ27は
動作可能状態に設定される。このとき、トランジスタT
r3には電源ライン24bに介在されるダイオード35
および抵抗34を介在する経路を介してのみ電流が流
れ、コンデンサ28に蓄電されている電荷の放電は防止
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例として車両のダッシュボードなどに着脱自在に構成される磁気テ ープ再生装置などの音響再生装置に内蔵され、磁気テープなどに記録された曲目 の再生順序を定めるプログラム再生データなどを記憶するメモリにおいて、記憶 内容を保護するためのメモリ保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用の磁気テープ再生装置あるいはCD(コンパクトディスク)再生装置な どの音響再生装置において、車両のダッシュボードに着脱自在に構成される場合 がある。このような場合、磁気テープやCDからの音響の再生動作、早送り動作 、巻き戻し動作あるいは磁気テープなどのエジェクト動作は、このような音響再 生装置をダッシュボードの所定箇所に収納した後、車両のアクセサリスイッチを オン状態として実行される。
【0003】 図3はこのような従来例の車載用音響再生装置(以下、再生装置と略す)1の ブロック図である。再生装置1は車両に搭載されたバッテリ2に接続され、予め 定められる定電圧を出力する電源回路3を備える。電源回路3からの電源ライン 4は、マイクロプロセッサなどの中央処理回路5と再生装置1における例として 前記プログラム再生動作における再生順序などのデータを記憶する揮発性のメモ リ6とを有するマイクロコンピュータ7の電源端子に接続され、駆動電圧VDD を供給する。また、電源ライン4にはマイクロコンピュータ7のメモリ6に動作 電圧を供給し、メモリ6に記憶されている各種データを保護するバックアップ用 電源となるコンデンサ8が接続される。
【0004】 電源ライン4には、直列にエジェクトスイッチSW1の一方端子が接続さ、他 方端子はトランジスタTr1のベースに接続される。トランジスタTr1のエミ ッタは接地され、コレクタはマイクロコンピュータ7の制御入力端子にエジェク ト信号XEJを入力する。ここで、記号XEJは、信号EJがローアクティブな 信号であることを意味するものとする。
【0005】 前記バッテリ2には車両のアクセサリスイッチ9の一方端子が接続され、他方 端子は再生装置1のダイオードのアノードに接続され、カソードはマイクロコン ピュータ7の制御入力端子にチップイネーブル信号CEを入力するとともに、ダ イオード11のカソードに接続される。ダイオード11のアノードはトランジス タTr2のコレクタに接続され、そのエミッタは前記電源ライン4に接続される 。トランジスタTr2のベースは抵抗12を介して、ダイオード13のアノード に接続され、そのカソードは前記トランジスタTr1のコレクタに接続される。 また、前記電源ライン4は抵抗14を介して、ダイオード13のカソードに接続 される。
【0006】 この再生装置1は、車両のダッシュボードなどに収納した状態でバッテリ2に よってコンデンサ8が充電され、マイクロコンピュータ7に駆動電圧VDDが供 給される。また、アクセサリスイッチ9を導通させるとマイクロコンピュータ7 にチップイネーブル信号CEが入力され、マイクロコンピュータ7が動作可能な 状態となり、またアクセサリスイッチ9の導通によりマイクロコンピュータ7で 駆動状態が制御される磁気テープやCDの走行駆動機構やエジェクト機構などが 動作可能な状態となる。
【0007】 ここで、アクセサリスイッチ9を遮断した場合、ダイオード10の出力による チップイネーブル信号CEのマイクロコンピュータ7への供給が遮断され、コン デンサ8がなければエジェクトスイッチSW1を導通させても、再生装置1では エジェクト動作が行われない。したがって、再生装置1から磁気テープやCDな どをエジェクトするためには、再生装置1をダッシュボードに装着した状態でア クセサリスイッチ9を導通させる必要があり、極めて手間を要する。
【0008】 このためコンデンサ8を設けることにより、再生装置1を車両から取り外した 状態でも、マイクロコンピュータ7に駆動電圧VDDが供給される。また、エジ ェクトスイッチSW1を押圧すると、トランジスタTr1,Tr2がそれぞれ導 通し、マイクロコンピュータ7の制御端子にエジェクト信号XEJを入力するこ とができるとともに、制御端子にダイオード11の出力としてチップイネーブル 信号CEを供給することができる。すなわち、再生装置1が車両から取り外され ている状態でも磁気テープやCDのエジェクト動作を行うことができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例では、再生装置1を車両から取り外した場合、前述したように再度 ダッシュボードに装着してアクセサリスイッチ9を導通させる作業を行うことな くエジェクトスイッチSW1を導通させるのみでエジェクト動作を行わせること ができる。しかしながらエジェクトスイッチSW1を導通させると、トランジス タTr1が導通し、これによりコンデンサ8に充電されている電荷が、電源ライ ン4、抵抗14およびトランジスタTr1を経て放電してしまい、マイクロコン ピュータ7に充分な駆動電圧VDDを供給することができなくなり、メモリ6に 記憶されている各種データが失われてしまう不具合が生じる。
【0010】 本考案の目的は、上述の技術的課題を解消し、信頼性を向上することができる メモリ保護回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、揮発性メモリを備え、制御信号が入力される制御信号入力端子が設 けられる制御回路と、 制御回路の揮発性メモリに動作電力を供給し、外部電源によって充電される蓄 電手段と、 前記外部電源と制御信号入力端子とに共通に接続され、これらを前記外部電源 の出力電圧より低い基準電位に接続/遮断して、前記制御信号を発生する制御信 号発生手段とを含むことを特徴とするメモリ保護回路である。
【0012】
【作用】
本考案に従うメモリ保護回路は制御回路を備えており、この制御回路には揮発 性メモリが備えられ、制御信号が入力される制御信号入力端子が設けられる。ま た、外部電源によって充電される蓄電手段が前記揮発性メモリに動作電力を供給 する。前記外部電源と制御信号入力端子とに共通に接続されている制御信号発生 手段が前記外部電源の出力電圧より低い基準電位に外部電源および制御信号入力 端子を接続/遮断して、制御信号を発生する。ここで、制御信号入力端子が前記 基準電位に接続され、制御信号が発生されているとき、当該基準電位は前記蓄電 手段ではなく、外部電源に接続されている。
【0013】 したがって、制御信号発生手段から制御信号が発生され続ける場合であっても 、蓄電手段が制御信号発生手段を介して基準電位に放電する事態が防止され、揮 発性メモリの記憶内容が前記蓄電手段からの動作電圧によって保護され、メモリ 保護回路の信頼性を格段に向上することができる。
【0014】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の再生装置21のブロック図である。本実施例の再生 装置21は車載用であって車両のダッシュボードに着脱自在に設けられ磁気テー プあるいはCDなどの記録媒体を収納しまたはエジェクトして、音響の再生など の処理を行う。再生装置21は車両に搭載されたバッテリ22に接続され、予め 定められる定電圧を出力する電源回路23を備える。電源回路23からの電源ラ イン24には、マイクロプロセッサなどの中央処理回路25と、再生装置21に おける例として前記プログラム再生動作における再生順序などのデータを記憶す る揮発性のメモリ26とを有するマイクロコンピュータ27の電源端子に接続さ れ、駆動電圧VDDを供給する。また、電源ライン24にはマイクロコンピュー タ27のメモリ26に動作電圧を供給し、メモリ26に記憶されている各種デー タを保護するバックアップ用電源となるコンデンサ28が接続される。
【0015】 電源ライン24には、直列にエジェクトスイッチSW2の一方端子が接続さ、 他方端子はトランジスタTr3のベースに接続される。トランジスタTr3のエ ミッタは接地され、コレクタはマイクロコンピュータ27の制御入力端子にエジ ェクト信号XEJを入力する。ここで、記号XEJは、信号EJがローアクティ ブな信号であることを意味するものとする。
【0016】 前記バッテリ22には車両のアクセサリスイッチ29の一方端子が接続され、 他方端子は再生装置21のダイオードのアノードに接続され、カソードはマイク ロコンピュータ27の制御入力端子にチップイネーブル信号CEを入力するとと もに、ダイオード31のカソードに接続される。ダイオード31のアノードはト ランジスタTr4のコレクタに接続され、そのエミッタは前記電源ライン24に 接続される。トランジスタTr4のベースは抵抗32を介して、ダイオード33 のアノードに接続され、そのカソードは前記トランジスタTr3のコレクタに接 続される。また、前記電源ライン24は抵抗34を介して、ダイオード33のカ ソードに接続される。
【0017】 この再生装置21は、車両のダッシュボードなどに収納した状態でバッテリ2 2によってコンデンサ28が充電され、マイクロコンピュータ27に駆動電圧V DDが供給される。また、アクセサリスイッチ29を導通させるとマイクロコン ピュータ27にチップイネーブル信号CEが入力され、マイクロコンピュータ2 7が動作可能な状態となり、またアクセサリスイッチ29の導通によりマイクロ コンピュータ27で駆動状態が制御される磁気テープやCDの走行駆動機構やエ ジェクト機構などが動作可能な状態となる。
【0018】 再生装置21はマイクロコンピュータ27によって制御され、かつダイオード 30から出力される電源電圧によって電力付勢される機構部36および信号処理 部37を備える。機構部36は再生装置21に収納される磁気テープあるいはC Dなどの記録媒体をローディングあるいはエジェクトし、またはこれらの記録媒 体を再生、巻き戻しあるいは早送りなどの動作状態で走行駆動するものである。 信号処理部37は、機構部36によって走行駆動される記録媒体から記録されて いる信号を読出し、音響信号によって変換して出力する構成を有する。信号処理 部37からの出力はスピーカ38で音響化される。
【0019】 本実施例では、コンデンサ28を内部電源とすることにより、再生装置21を 車両から取り外した状態でも、マイクロコンピュータ27に駆動電圧VDDが供 給される。また、エジェクトスイッチSW2を押圧すると、トランジスタTr3 ,Tr4がそれぞれ導通し、マイクロコンピュータ27の制御端子にエジェクト 信号XEJを入力することができるとともに、制御端子にダイオード31の出力 としてチップイネーブル信号CEを供給することができる。すなわち、再生装置 21が車両から取り外されている状態でも磁気テープやCDのエジェクト動作を 行うことができる。
【0020】 また、本実施例では、再生装置21を車両から取り外した場合、前述したよう に再度ダッシュボードに装着してアクセサリスイッチ29を導通させる作業を行 うことなくエジェクトスイッチSW2を導通させるのみでエジェクト動作を行わ せることができる。再生装置21を車両から取り外した状態で、エジェクトスイ ッチSW2を押圧すると、トランジスタTr3,Tr4が導通し、マイクロコン ピュータ27は動作可能状態に設定される。このとき、トランジスタTr3には 電源ライン24bに介在されるダイオード35および抵抗34を介在する経路を 介してのみ電流が流れ、コンデンサ28に蓄電されている電荷の放電は防止され る。
【0021】 すなわち、エジェクトスイッチSW2を導通させても、コンデンサ28が不所 望に放電される事態が防止され、マイクロコンピュータ27に充分な駆動電圧V DDを供給することができ、メモリ26に記憶されている各種データの保護を図 ることがきる。すなわち、再生装置21の信頼性を向上することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案に従うメモリ保護回路は、前記外部電源と制御信号入力端 子とに共通に接続されている制御信号発生手段が前記外部電源の出力電圧より低 い基準電位に外部電源および制御信号入力端子を接続/遮断して、制御信号を発 生する。ここで、制御信号入力端子が前記基準電位に接続され、制御信号が発生 されているとき、当該基準電位は前記蓄電手段ではなく、外部電源に接続されて いる。
【0023】 したがって、制御信号発生手段から制御信号が発生され続ける場合であっても 、蓄電手段が制御信号発生手段を介して基準電位に放電する事態が防止され、揮 発性メモリの記憶内容が前記蓄電手段からの動作電圧によって保護され、メモリ 保護回路の信頼性を格段に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の再生装置21のブロック図
である。
【図2】本実施例の動作例を説明する波形図である。
【図3】従来例の再生装置1のブロック図である。
【符号の説明】
21 再生装置 22 バッテリ 26 メモリ 27 マイクロコンピュータ 28 コンデンサ 29 アクセサリスイッチ 30,31,33,35 ダイオード 24a,24b 電源ライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性メモリを備え、制御信号が入力さ
    れる制御信号入力端子が設けられる制御回路と、 制御回路の揮発性メモリに動作電力を供給し、外部電源
    によって充電される蓄電手段と、 前記外部電源と制御信号入力端子とに共通に接続され、
    これらを前記外部電源の出力電圧より低い基準電位に接
    続/遮断して、前記制御信号を発生する制御信号発生手
    段とを含むことを特徴とするメモリ保護回路。
JP152192U 1992-01-20 1992-01-20 メモリ保護回路 Withdrawn JPH0559538U (ja)

Priority Applications (1)

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JP152192U JPH0559538U (ja) 1992-01-20 1992-01-20 メモリ保護回路

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JPH0559538U true JPH0559538U (ja) 1993-08-06

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ID=11503809

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JP152192U Withdrawn JPH0559538U (ja) 1992-01-20 1992-01-20 メモリ保護回路

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Effective date: 19960404