JP2669986B2 - ポータブル型電子機器のリセット回路 - Google Patents
ポータブル型電子機器のリセット回路Info
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- JP2669986B2 JP2669986B2 JP4014115A JP1411592A JP2669986B2 JP 2669986 B2 JP2669986 B2 JP 2669986B2 JP 4014115 A JP4014115 A JP 4014115A JP 1411592 A JP1411592 A JP 1411592A JP 2669986 B2 JP2669986 B2 JP 2669986B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤー等
のポータブル型電子機器に組込まれるリセット回路に関
する。
のポータブル型電子機器に組込まれるリセット回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近ディスクプレーヤーより再生される
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれるポータブ
ル型の電子機器が普及している。斯かるポータブル型の
電子機器は、電源として電池を使用するが、形状の小型
化や軽量化が要求されるため、大きな電池や多くの電池
を使用することは出来ない。そのため、斯かるポータブ
ル型電子機器の中には、電池より得られる電圧を昇圧す
る昇圧回路を設けて、動作電圧を得るようにしたものが
ある。
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれるポータブ
ル型の電子機器が普及している。斯かるポータブル型の
電子機器は、電源として電池を使用するが、形状の小型
化や軽量化が要求されるため、大きな電池や多くの電池
を使用することは出来ない。そのため、斯かるポータブ
ル型電子機器の中には、電池より得られる電圧を昇圧す
る昇圧回路を設けて、動作電圧を得るようにしたものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクプレーヤーが
組込まれた電子機器において、装置の動作を制御する動
作制御回路として、一般にマイクロコンピューターが使
用されている。そして、斯かるマイクロコンピューター
の中には、ディスクより読み出された曲番等のデータを
記憶するメモリー回路が組込まれている。斯かるマイク
ロコンピューターによるディスクプレーヤーの動作制御
を行う場合には、昇圧回路によって昇圧された電圧を必
要とするが、メモリー回路によるデータの記憶保持動作
は、電池より得られる低電圧によって行うことができる
ものがある。斯かる構成の装置において、電池の電圧が
所定値、即ちメモリー回路によるデータの記憶保持を行
うことができない値まで低下すると該メモリー回路のデ
ータが破壊されるため、リセット動作を行う必要があ
る。本発明は、斯かる回路が組込まれた電子機器に適し
たリセット回路を提供しようとするものである。
組込まれた電子機器において、装置の動作を制御する動
作制御回路として、一般にマイクロコンピューターが使
用されている。そして、斯かるマイクロコンピューター
の中には、ディスクより読み出された曲番等のデータを
記憶するメモリー回路が組込まれている。斯かるマイク
ロコンピューターによるディスクプレーヤーの動作制御
を行う場合には、昇圧回路によって昇圧された電圧を必
要とするが、メモリー回路によるデータの記憶保持動作
は、電池より得られる低電圧によって行うことができる
ものがある。斯かる構成の装置において、電池の電圧が
所定値、即ちメモリー回路によるデータの記憶保持を行
うことができない値まで低下すると該メモリー回路のデ
ータが破壊されるため、リセット動作を行う必要があ
る。本発明は、斯かる回路が組込まれた電子機器に適し
たリセット回路を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリセット回路
は、電池より得られる電圧を昇圧する昇圧回路と、ポー
タブル電子機器の動作を制御するべく設けられていると
ともに機器が動作状態にあるとき前記昇圧回路により昇
圧された電圧が動作電源として供給され、且つ機器が非
動作状態にあるとき電池より得られる低電圧によりデー
タの記憶保持動作が行われるメモリー回路が組込まれて
いる動作制御回路と、電池の電圧を検出する電圧検出回
路とより構成されている。
は、電池より得られる電圧を昇圧する昇圧回路と、ポー
タブル電子機器の動作を制御するべく設けられていると
ともに機器が動作状態にあるとき前記昇圧回路により昇
圧された電圧が動作電源として供給され、且つ機器が非
動作状態にあるとき電池より得られる低電圧によりデー
タの記憶保持動作が行われるメモリー回路が組込まれて
いる動作制御回路と、電池の電圧を検出する電圧検出回
路とより構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、電池の電圧が所定値に低下したとき
電圧検出回路の検出出力により昇圧回路を動作状態にせ
しめるとともに動作制御回路に設けられているリセット
端子にリセット信号を印加せしめるようにしたものであ
る。
電圧検出回路の検出出力により昇圧回路を動作状態にせ
しめるとともに動作制御回路に設けられているリセット
端子にリセット信号を印加せしめるようにしたものであ
る。
【0006】
【実施例】図示した回路は、本発明のリセット回路をポ
ータブル型のディスクプレーヤーに組込んだ場合の一実
施例である。同図において、1はディスクを回転させる
電動機やピックアップを移動させる電動機等を駆動せし
める駆動回路であり、電源が供給される電源供給端子2
が設けられている。3は前記駆動回路1の動作を制御す
る駆動制御回路であり、電源が供給される電源供給端子
4が設けられている。5,6,7及び8は、再生、早送
り、早戻し及び停止操作時押圧閉成される再生用操作ス
イッチ、早送り用操作スイッチ、早戻し用操作スイッチ
及び停止用操作スイッチであり、押圧力を断つと開放さ
れるように構成されている。
ータブル型のディスクプレーヤーに組込んだ場合の一実
施例である。同図において、1はディスクを回転させる
電動機やピックアップを移動させる電動機等を駆動せし
める駆動回路であり、電源が供給される電源供給端子2
が設けられている。3は前記駆動回路1の動作を制御す
る駆動制御回路であり、電源が供給される電源供給端子
4が設けられている。5,6,7及び8は、再生、早送
り、早戻し及び停止操作時押圧閉成される再生用操作ス
イッチ、早送り用操作スイッチ、早戻し用操作スイッチ
及び停止用操作スイッチであり、押圧力を断つと開放さ
れるように構成されている。
【0007】9は前記各操作スイッチ5,6,7及び8
の切換操作に基づいて前記駆動制御回路3の動作を制御
する動作制御回路であり、前記再生用操作スイッチ5に
よる切換信号が入力される再生用入力端子10、早送り
用操作スイッチ6による切換信号が入力される早送り用
入力端子11、早戻し用操作スイッチ7による切換信号
が入力される早戻し用入力端子12及び停止用操作スイ
ッチ8による切換信号が入力される停止用入力端子13
が設けられている。
の切換操作に基づいて前記駆動制御回路3の動作を制御
する動作制御回路であり、前記再生用操作スイッチ5に
よる切換信号が入力される再生用入力端子10、早送り
用操作スイッチ6による切換信号が入力される早送り用
入力端子11、早戻し用操作スイッチ7による切換信号
が入力される早戻し用入力端子12及び停止用操作スイ
ッチ8による切換信号が入力される停止用入力端子13
が設けられている。
【0008】14は前記動作制御回路9に設けられてい
る電源供給端子であり、該電源供給端子14に高い電圧
が供給された状態にあるとき前記駆動制御回路3の制御
動作を行い、低い電圧が供給された状態にあるとき該動
作制御回路9内に設けられているメモリー回路(図示せ
ず)に記憶されている曲番等のデータを保持するように
構成されている。15は、動作制御回路9に設けられて
いる駆動信号出力端子であり、ディスクプレーヤーが動
作状態にあるときL(低い)レベルの駆動信号を出力す
るように構成されている。16は前記動作制御回路9に
設けられているリセット端子であり、Lレベルの信号が
入力され、且つ電源供給端子14に高い電圧が供給され
た状態にあるとき該動作制御回路9のリセット動作が行
われるように構成されている。
る電源供給端子であり、該電源供給端子14に高い電圧
が供給された状態にあるとき前記駆動制御回路3の制御
動作を行い、低い電圧が供給された状態にあるとき該動
作制御回路9内に設けられているメモリー回路(図示せ
ず)に記憶されている曲番等のデータを保持するように
構成されている。15は、動作制御回路9に設けられて
いる駆動信号出力端子であり、ディスクプレーヤーが動
作状態にあるときL(低い)レベルの駆動信号を出力す
るように構成されている。16は前記動作制御回路9に
設けられているリセット端子であり、Lレベルの信号が
入力され、且つ電源供給端子14に高い電圧が供給され
た状態にあるとき該動作制御回路9のリセット動作が行
われるように構成されている。
【0009】17はディスクプレーヤーに収納される電
池であり、その正極端子は前記駆動回路1の電源供給端
子2に接続されている。18は動作状態にあるとき前記
駆動制御回路3の電源供給端子4及び動作制御回路9の
電源供給端子14に前記電池17より得られる電圧を昇
圧した高い電圧を供給する昇圧回路であり、コンデンサ
ー19,20、コイル21、ダイオード22及びスイッ
チングトランジスター23にて構成されている。
池であり、その正極端子は前記駆動回路1の電源供給端
子2に接続されている。18は動作状態にあるとき前記
駆動制御回路3の電源供給端子4及び動作制御回路9の
電源供給端子14に前記電池17より得られる電圧を昇
圧した高い電圧を供給する昇圧回路であり、コンデンサ
ー19,20、コイル21、ダイオード22及びスイッ
チングトランジスター23にて構成されている。
【0010】24は前記昇圧回路18の動作を制御する
昇圧制御回路であり、前記電池17からの電圧が供給さ
れる電源供給端子25、前記昇圧回路18により昇圧さ
れた電圧が入力されるとともに該電圧の検出動作を行う
検出電圧入力端子26、前記スイッチングトランジスタ
ー23のベースに抵抗27を介して接続されている駆動
端子28、前記動作制御回路9の駆動信号出力端子15
に接続されている駆動信号入力端子29及び前記昇圧回
路18を動作状態にさせるときLレベルの信号が入力さ
れる起動信号入力端子30が設けられている。
昇圧制御回路であり、前記電池17からの電圧が供給さ
れる電源供給端子25、前記昇圧回路18により昇圧さ
れた電圧が入力されるとともに該電圧の検出動作を行う
検出電圧入力端子26、前記スイッチングトランジスタ
ー23のベースに抵抗27を介して接続されている駆動
端子28、前記動作制御回路9の駆動信号出力端子15
に接続されている駆動信号入力端子29及び前記昇圧回
路18を動作状態にさせるときLレベルの信号が入力さ
れる起動信号入力端子30が設けられている。
【0011】前記昇圧制御回路24は、前記起動信号入
力端子30にLレベルの起動信号が入力されると駆動端
子28に前記スイッチングトランジスター23を所定の
周期で導通状態と非導通状態にせしめる発振信号を出力
するとともに駆動信号入力端子29にLレベルの信号が
入力されている間該発振信号を出力するように構成され
ている。
力端子30にLレベルの起動信号が入力されると駆動端
子28に前記スイッチングトランジスター23を所定の
周期で導通状態と非導通状態にせしめる発振信号を出力
するとともに駆動信号入力端子29にLレベルの信号が
入力されている間該発振信号を出力するように構成され
ている。
【0012】31は前記電池17の電圧を検出する電圧
検出回路であり、該電池17の電圧が所定値、即ち前記
動作制御回路9に設けられているメモリー回路に記憶さ
れているデータを保持することができない電圧まで低下
するとH(高い)レベルの信号を出力する検出信号出力
端子32を備えている。33は前記電圧検出回路31の
検出信号出力端子32にベースが抵抗34を介して接続
されているとともにエミッタが接地されている制御トラ
ンジスターであり、そのコレクタはダイオード35を介
して前記動作制御回路9のリセット端子16に接続され
ているとともにダイオード36を介して前記昇圧制御回
路24の起動信号入力端子30に接続されている。
検出回路であり、該電池17の電圧が所定値、即ち前記
動作制御回路9に設けられているメモリー回路に記憶さ
れているデータを保持することができない電圧まで低下
するとH(高い)レベルの信号を出力する検出信号出力
端子32を備えている。33は前記電圧検出回路31の
検出信号出力端子32にベースが抵抗34を介して接続
されているとともにエミッタが接地されている制御トラ
ンジスターであり、そのコレクタはダイオード35を介
して前記動作制御回路9のリセット端子16に接続され
ているとともにダイオード36を介して前記昇圧制御回
路24の起動信号入力端子30に接続されている。
【0013】37はアノードが前記昇圧制御回路24の
起動信号入力端子30に接続されているとともにカソー
ドが前記動作制御回路9の再生用入力端子10に接続さ
れているダイオード、38は前記起動信号入力端子30
と接地間に接続されているコンデンサーであり、該起動
信号入力端子30にLレベルの起動信号が入力されると
一定時間該起動信号入力端子30をLレベルに保持する
作用を有している。39は、前記電圧検出回路31の電
源供給路と接地間に接続されているコンデンサーであ
り、電池17の電圧変動を吸収する作用を成すものであ
る。
起動信号入力端子30に接続されているとともにカソー
ドが前記動作制御回路9の再生用入力端子10に接続さ
れているダイオード、38は前記起動信号入力端子30
と接地間に接続されているコンデンサーであり、該起動
信号入力端子30にLレベルの起動信号が入力されると
一定時間該起動信号入力端子30をLレベルに保持する
作用を有している。39は、前記電圧検出回路31の電
源供給路と接地間に接続されているコンデンサーであ
り、電池17の電圧変動を吸収する作用を成すものであ
る。
【0014】以上の如く、本発明のリセット回路は構成
されており、次に動作について説明する。電池17の電
圧がリセット動作を行う必要がある所定値より高い状態
にあるときには、電圧検出回路31の検出信号出力端子
32にはLレベルの信号が出力された状態にあり、制御
トランジスター33は非導通状態にある。ディスクプレ
ーヤーが停止状態にあるときには、昇圧制御回路24の
駆動端子28に発振信号が出力されることはなく、昇圧
回路18は非動作状態にある。従って、斯かる状態では
電池17より得られる低い電圧が、コイル21及びダイ
オード22を介して前記動作制御回路9の電源供給端子
14に供給されることになり、該動作制御回路9に設け
られているメモリー回路に記憶されるデータの保持動作
が行われる。
されており、次に動作について説明する。電池17の電
圧がリセット動作を行う必要がある所定値より高い状態
にあるときには、電圧検出回路31の検出信号出力端子
32にはLレベルの信号が出力された状態にあり、制御
トランジスター33は非導通状態にある。ディスクプレ
ーヤーが停止状態にあるときには、昇圧制御回路24の
駆動端子28に発振信号が出力されることはなく、昇圧
回路18は非動作状態にある。従って、斯かる状態では
電池17より得られる低い電圧が、コイル21及びダイ
オード22を介して前記動作制御回路9の電源供給端子
14に供給されることになり、該動作制御回路9に設け
られているメモリー回路に記憶されるデータの保持動作
が行われる。
【0015】斯かる停止状態にあるときに再生用操作ス
イッチ5を押圧閉成せしめると昇圧制御回路24の起動
信号入力端子30にLレベルの信号が入力される。該起
動信号入力端子30にLレベルの信号が入力されると昇
圧制御回路24が動作状態になり、駆動端子28に発振
信号を出力する。その結果、該発振信号がベースに印加
されるスイッチングトランジスター23が所定の周期で
導通状態と非導通状態になり、昇圧回路18による昇圧
動作が行われる。
イッチ5を押圧閉成せしめると昇圧制御回路24の起動
信号入力端子30にLレベルの信号が入力される。該起
動信号入力端子30にLレベルの信号が入力されると昇
圧制御回路24が動作状態になり、駆動端子28に発振
信号を出力する。その結果、該発振信号がベースに印加
されるスイッチングトランジスター23が所定の周期で
導通状態と非導通状態になり、昇圧回路18による昇圧
動作が行われる。
【0016】前記昇圧回路18の昇圧動作が行われると
駆動制御回路3の電源供給端子4及び動作制御回路9の
電源供給端子14に動作電圧である高い電圧が供給され
る。前記動作制御回路9の電源供給端子14に高い電圧
が供給されると該動作制御回路9がディスクプレーヤー
の制御動作を行う状態になり、前記再生用操作スイッチ
5の押圧閉成による再生用入力端子10へのLレベルの
入力動作を検出する。
駆動制御回路3の電源供給端子4及び動作制御回路9の
電源供給端子14に動作電圧である高い電圧が供給され
る。前記動作制御回路9の電源供給端子14に高い電圧
が供給されると該動作制御回路9がディスクプレーヤー
の制御動作を行う状態になり、前記再生用操作スイッチ
5の押圧閉成による再生用入力端子10へのLレベルの
入力動作を検出する。
【0017】前記再生用入力端子10にLレベルの信号
が入力されていることが検出されると動作制御回路9の
駆動信号出力端子15にLレベルの駆動信号が出力され
るとともに駆動制御回路3に対してディスクプレーヤー
の再生動作を開始させるための切換信号が出力される。
前記駆動信号出力端子15にLレベルの駆動信号が出力
されると昇圧制御回路24の駆動信号入力端子29にL
レベルの信号が入力されるため、起動信号入力端子30
に再生用操作スイッチ5の開放に伴ってLレベルの信号
が入力されなくなっても駆動端子28に発振信号が出力
された状態に保持される。
が入力されていることが検出されると動作制御回路9の
駆動信号出力端子15にLレベルの駆動信号が出力され
るとともに駆動制御回路3に対してディスクプレーヤー
の再生動作を開始させるための切換信号が出力される。
前記駆動信号出力端子15にLレベルの駆動信号が出力
されると昇圧制御回路24の駆動信号入力端子29にL
レベルの信号が入力されるため、起動信号入力端子30
に再生用操作スイッチ5の開放に伴ってLレベルの信号
が入力されなくなっても駆動端子28に発振信号が出力
された状態に保持される。
【0018】前記動作制御回路9より駆動制御回路3に
対して再生動作を開始させるための切換信号が出力され
ると該駆動制御回路3が再生動作を行う状態になる。前
記駆動制御回路3が再生動作を行う状態になると駆動回
路1に対して電動機等を再生状態にせしめる切換信号が
出力され、ディスクプレーヤーの再生動作が開始され
る。
対して再生動作を開始させるための切換信号が出力され
ると該駆動制御回路3が再生動作を行う状態になる。前
記駆動制御回路3が再生動作を行う状態になると駆動回
路1に対して電動機等を再生状態にせしめる切換信号が
出力され、ディスクプレーヤーの再生動作が開始され
る。
【0019】このようにして再生動作が開始されるが、
駆動回路1の動作電源は電池17より供給される。ま
た、ディスクプレーヤーが再生動作状態にあるときディ
スクより得られる曲番等のデータは、駆動制御回路3を
通して動作制御回路9に入力され、該動作制御回路9に
設けられているメモリー回路に記憶される。
駆動回路1の動作電源は電池17より供給される。ま
た、ディスクプレーヤーが再生動作状態にあるときディ
スクより得られる曲番等のデータは、駆動制御回路3を
通して動作制御回路9に入力され、該動作制御回路9に
設けられているメモリー回路に記憶される。
【0020】斯かる再生動作状態にあるときに早送り用
操作スイッチ6を押圧閉成せしめると動作制御回路9よ
り駆動制御回路3に対して早送り動作を行うための切換
信号が出力される。その結果、駆動制御回路3による駆
動回路1の制御動作が行われ、ディスクプレーヤーの早
送り動作が行われる。また、同様に早戻し用操作スイッ
チ7を押圧閉成せしめると動作制御回路9より駆動制御
回路3に対して早戻し動作を行うための切換信号が出力
されるので、該駆動制御回路3による駆動回路1の制御
動作が行われ、ディスクプレーヤーの早戻し動作が行わ
れる。
操作スイッチ6を押圧閉成せしめると動作制御回路9よ
り駆動制御回路3に対して早送り動作を行うための切換
信号が出力される。その結果、駆動制御回路3による駆
動回路1の制御動作が行われ、ディスクプレーヤーの早
送り動作が行われる。また、同様に早戻し用操作スイッ
チ7を押圧閉成せしめると動作制御回路9より駆動制御
回路3に対して早戻し動作を行うための切換信号が出力
されるので、該駆動制御回路3による駆動回路1の制御
動作が行われ、ディスクプレーヤーの早戻し動作が行わ
れる。
【0021】ディスクプレーヤーが前述した各動作状態
にあるときに停止用操作スイッチ8を押圧閉成せしめる
と動作制御回路9より駆動制御回路3に対して停止状態
に切換えるための切換信号が出力された後、駆動信号出
力端子15にHレベルの信号が出力される。前記駆動制
御回路3に停止のための切換信号が出力されると駆動回
路1に対する停止動作が行われ、ディスクプレーヤーは
各動作状態より停止状態に切換えられる。また、前記駆
動信号出力端子15にHレベルの駆動信号が出力される
と昇圧制御回路24の駆動信号入力端子29にHレベル
の信号が入力されるため、駆動端子28に出力されてい
た発振信号が無くなり、該駆動端子28にはLレベルの
信号が出力された状態になる。その結果、スイッチング
トランジスター23が非導通状態になるため、昇圧回路
18による昇圧動作が行われなくなる。
にあるときに停止用操作スイッチ8を押圧閉成せしめる
と動作制御回路9より駆動制御回路3に対して停止状態
に切換えるための切換信号が出力された後、駆動信号出
力端子15にHレベルの信号が出力される。前記駆動制
御回路3に停止のための切換信号が出力されると駆動回
路1に対する停止動作が行われ、ディスクプレーヤーは
各動作状態より停止状態に切換えられる。また、前記駆
動信号出力端子15にHレベルの駆動信号が出力される
と昇圧制御回路24の駆動信号入力端子29にHレベル
の信号が入力されるため、駆動端子28に出力されてい
た発振信号が無くなり、該駆動端子28にはLレベルの
信号が出力された状態になる。その結果、スイッチング
トランジスター23が非導通状態になるため、昇圧回路
18による昇圧動作が行われなくなる。
【0022】前記昇圧回路18による昇圧動作が行われ
なくなると、電池17からの電圧がコイル21及びダイ
オード22を通して動作制御回路9の電源供給端子14
に供給されることになる。従って、動作制御回路9内に
設けられているメモリー回路に記憶されている曲番等の
記憶保持動作が行われる。
なくなると、電池17からの電圧がコイル21及びダイ
オード22を通して動作制御回路9の電源供給端子14
に供給されることになる。従って、動作制御回路9内に
設けられているメモリー回路に記憶されている曲番等の
記憶保持動作が行われる。
【0023】ディスクプレーヤーが各動作状態にあると
きに停止操作を行うと前述した切換動作が行われて停止
状態に切換えられるとともにメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作が行われる。それ故、例えば
曲の途中で停止操作を行った後、次に再生操作を行うと
メモリー回路に記憶されているデータに基づく再生動作
を行うことができるため同一の曲からの再生動作を開始
させることができる。
きに停止操作を行うと前述した切換動作が行われて停止
状態に切換えられるとともにメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作が行われる。それ故、例えば
曲の途中で停止操作を行った後、次に再生操作を行うと
メモリー回路に記憶されているデータに基づく再生動作
を行うことができるため同一の曲からの再生動作を開始
させることができる。
【0024】電池17の電圧が所定値より高い状態にあ
る場合のディスクプレーヤーの動作は以上の如く行われ
るが、次に該電圧が所定値より下ったとき、即ち動作制
御回路9内に設けられているメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作を行うことができない電圧値
まで低下した場合の動作について説明する。
る場合のディスクプレーヤーの動作は以上の如く行われ
るが、次に該電圧が所定値より下ったとき、即ち動作制
御回路9内に設けられているメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作を行うことができない電圧値
まで低下した場合の動作について説明する。
【0025】ディスクプレーヤーが停止状態にあるとき
には、前述したように電池17より得られる低い電圧に
よって動作制御回路9内に設けられているメモリー回路
は、ディスクより得られたデータを記憶保持する状態に
ある。斯かる状態において、電池17の電圧が低下し、
その電圧がメモリー回路の記憶保持動作を行うことがで
きない値まで低下すると電圧検出回路31の検出信号出
力端子32にHレベルの信号が出力される。前記検出信
号出力端子32にHレベルの信号が出力されると抵抗3
4を通して制御トランジスター33のベースにバイアス
電流が供給されるため、該制御トランジスター33は導
通状態に反転する。
には、前述したように電池17より得られる低い電圧に
よって動作制御回路9内に設けられているメモリー回路
は、ディスクより得られたデータを記憶保持する状態に
ある。斯かる状態において、電池17の電圧が低下し、
その電圧がメモリー回路の記憶保持動作を行うことがで
きない値まで低下すると電圧検出回路31の検出信号出
力端子32にHレベルの信号が出力される。前記検出信
号出力端子32にHレベルの信号が出力されると抵抗3
4を通して制御トランジスター33のベースにバイアス
電流が供給されるため、該制御トランジスター33は導
通状態に反転する。
【0026】前記制御トランジスター33が導通状態に
反転すると昇圧制御回路24の起動信号入力端子30に
Lレベルの信号が入力されるとともに動作制御回路9の
リセット端子16にLレベルの信号が入力される。前記
起動信号入力端子30にLレベルの信号が入力されると
昇圧制御回路24が動作状態になり、その駆動端子28
に発振信号を出力する。前記駆動端子28に発振信号が
出力されると前述したようにスイッチングトランジスタ
ー23が導通状態と非導通状態に反転するため、昇圧回
路18による昇圧動作が行われる。
反転すると昇圧制御回路24の起動信号入力端子30に
Lレベルの信号が入力されるとともに動作制御回路9の
リセット端子16にLレベルの信号が入力される。前記
起動信号入力端子30にLレベルの信号が入力されると
昇圧制御回路24が動作状態になり、その駆動端子28
に発振信号を出力する。前記駆動端子28に発振信号が
出力されると前述したようにスイッチングトランジスタ
ー23が導通状態と非導通状態に反転するため、昇圧回
路18による昇圧動作が行われる。
【0027】従って、昇圧回路18によって昇圧された
高い電圧が動作制御回路9の電源供給端子14に供給さ
れることになり、該動作制御回路9はリセット動作を行
うことができる状態になる。そして、前記制御トランジ
スター33の導通によってリセット端子16にLレベル
の信号が入力されているため、前記動作制御回路9に組
込まれているリセット回路(図示せず)の働きによって
メモリー回路のリセット動作が行われる。
高い電圧が動作制御回路9の電源供給端子14に供給さ
れることになり、該動作制御回路9はリセット動作を行
うことができる状態になる。そして、前記制御トランジ
スター33の導通によってリセット端子16にLレベル
の信号が入力されているため、前記動作制御回路9に組
込まれているリセット回路(図示せず)の働きによって
メモリー回路のリセット動作が行われる。
【0028】以上の如く、動作制御回路9のリセット動
作は行われるが、前記電圧検出回路31の検出動作に伴
う制御トランジスター33の導通時間が、短時間であっ
ても起動信号入力端子30はコンデンサー38の働きに
よって所定時間Lレベルに保持される。従って、動作制
御回路9に昇圧回路18によって昇圧された高い電圧が
供給されることになり、該動作制御回路9のリセット動
作を確実に行うことができる。
作は行われるが、前記電圧検出回路31の検出動作に伴
う制御トランジスター33の導通時間が、短時間であっ
ても起動信号入力端子30はコンデンサー38の働きに
よって所定時間Lレベルに保持される。従って、動作制
御回路9に昇圧回路18によって昇圧された高い電圧が
供給されることになり、該動作制御回路9のリセット動
作を確実に行うことができる。
【0029】尚、本実施例では、本発明のリセット回路
をディスクプレーヤーに組込んだ場合について説明した
が、テープレコーダー等のポータブル型電子機器に実施
することも可能である。
をディスクプレーヤーに組込んだ場合について説明した
が、テープレコーダー等のポータブル型電子機器に実施
することも可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明のリセット回路は、電池の電圧が
所定値まで低下したことを検出する電圧検出回路を設
け、該電圧検出回路の検出出力により昇圧回路を動作状
態にせしめて動作制御回路に高い動作電源を供給すると
ともにリセット端子にリセット信号を印加させるように
したのでリセット動作を正確に行うことができる。
所定値まで低下したことを検出する電圧検出回路を設
け、該電圧検出回路の検出出力により昇圧回路を動作状
態にせしめて動作制御回路に高い動作電源を供給すると
ともにリセット端子にリセット信号を印加させるように
したのでリセット動作を正確に行うことができる。
【図1】本発明のリセット回路をポータブル型のディス
クプレーヤーに組込んだ場合の一実施例である。
クプレーヤーに組込んだ場合の一実施例である。
1 駆動回路 3 駆動制御回路 9 動作制御回路 16 リセット端子 17 電池18 昇圧回路 24 昇圧制御回路 30 起動信号入力端子 31 電圧検出回路 33 制御トランジスター
Claims (2)
- 【請求項1】 電池を動作電源として使用するポータブ
ル型電子機器において、前記電池より得られる電圧を昇
圧する昇圧回路と、ポータブル電子機器の動作を制御す
るべく設けられているとともに機器が動作状態にあると
き前記昇圧回路により昇圧された電圧が動作電源として
供給され、且つ機器が非動作状態にあるとき前記電池よ
り得られる低電圧によりデータの記憶保持動作が行われ
るメモリー回路が組込まれている動作制御回路と、前記
電池の電圧を検出する電圧検出回路とより成り、前記電
池の電圧が所定値に低下したとき前記電圧検出回路の検
出出力により前記昇圧回路を動作状態にせしめるととも
に前記動作制御回路に設けられているリセット端子にリ
セット信号を印加せしめるようにしたことを特徴とする
ポータブル型電子機器のリセット回路。 - 【請求項2】 電池を動作電源として使用するポータブ
ル型電子機器において、前記電池より得られる電圧を昇
圧する昇圧回路と、該昇圧回路の動作を制御するととも
に制御端子に動作信号が入力された状態にあるとき該昇
圧回路を動作状態にする昇圧制御回路と、ポータブル電
子機器の動作を制御するべく設けられているとともに機
器が動作状態にあるとき前記昇圧回路により昇圧された
電圧が動作電源として供給され、且つ機器が非動作状態
にあるとき前記電池より得られる低電圧によりデータの
記憶保持動作が行われるメモリー回路が組込まれている
動作制御回路と、前記電池の電圧を検出するとともに該
電池の電圧が所定値に低下したとき前記昇圧制御回路の
制御端子に動作信号を入力せしめ、且つ前記動作制御回
路に設けられているリセット端子にリセット信号を入力
せしめる電圧検出回路とより成り、前記昇圧制御回路の
制御端子への動作信号の入力動作が行われなくなったと
き該制御端子を所定時間動作信号が入力された状態に保
持する手段を設けたことを特徴とするポータブル型電子
機器のリセット回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014115A JP2669986B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ポータブル型電子機器のリセット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014115A JP2669986B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ポータブル型電子機器のリセット回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211762A JPH05211762A (ja) | 1993-08-20 |
JP2669986B2 true JP2669986B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=11852125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4014115A Expired - Lifetime JP2669986B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ポータブル型電子機器のリセット回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669986B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4014115A patent/JP2669986B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05211762A (ja) | 1993-08-20 |
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