JPH05219720A - ポータブル型電子機器のリセット回路 - Google Patents

ポータブル型電子機器のリセット回路

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JPH05219720A
JPH05219720A JP4020033A JP2003392A JPH05219720A JP H05219720 A JPH05219720 A JP H05219720A JP 4020033 A JP4020033 A JP 4020033A JP 2003392 A JP2003392 A JP 2003392A JP H05219720 A JPH05219720 A JP H05219720A
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JP
Japan
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circuit
voltage
control circuit
reset
signal
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JP4020033A
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English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Kawachi
恒佳 河内
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の動作制御を行う場合には、動作電
源として高い電圧を必要とし、メモリー回路の記憶動作
を行う場合には、低い電圧で良い動作制御回路のリセッ
ト回路を提供する。 【構成】 電池18の電圧が所定値に低下したことを検
出する電圧検出回路32を設け、該電圧検出回路32よ
り検出信号が出力されたとき昇圧回路19を動作状態に
せしめて動作制御回路9に高い電圧を供給するとともに
該動作制御回路9のリセット端子17にリセット信号を
入力させるように構成し、また装置が動作状態にあると
きには該リセット端子17へのリセット信号の入力動作
が行われないように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤー等
のポータブル型電子機器に組込まれるリセット回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近ディスクプレーヤーより再生される
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれるポータブ
ル型の電子機器が普及している。斯かるポータブル型の
電子機器は、電源として電池を使用するが、形状の小型
化や軽量化が要求されるため、大きな電池や多くの電池
を使用することは出来ない。そのため、斯かるポータブ
ル型電子機器の中には、電池より得られる電圧を昇圧す
る昇圧回路を設けて、動作電圧を得るようにしたものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクプレーヤーが
組込まれた電子機器において、装置の動作を制御する動
作制御回路として、一般にマイクロコンピューターが使
用されている。そして、斯かるマイクロコンピューター
の中には、ディスクより読み出された曲番等のデータを
記憶するメモリー回路が組込まれている。斯かるマイク
ロコンピューターによるディスクプレーヤーの動作制御
を行う場合には、昇圧回路によって昇圧された高い電圧
を必要とするが、メモリー回路によるデータの記憶保持
動作は、電池より得られる低い電圧によって行うことが
できるものがある。斯かる構成の装置において、電池の
電圧が所定値、即ちメモリー回路によるデータの記憶保
持動作を行うことができない値まで低下すると該メモリ
ー回路のデータが破壊されるため、リセット動作を行う
必要がある。本発明は、斯かる回路が組込まれた電子機
器に適したリセット回路を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリセット回路
は、電池より得られる電圧を昇圧する昇圧回路と、ポー
タブル電子機器の動作を制御するべく設けられていると
ともに機器が動作状態にあるとき前記昇圧回路により昇
圧された電圧が動作電源として供給され、且つ機器が非
動作状態にあるとき前記電池より得られる低電圧により
データの記憶保持動作が行われるメモリー回路が組込ま
れている動作制御回路と、前記電池の電圧を検出すると
ともに該電池の電圧が所定値まで低下したとき検出信号
を出力する電圧検出回路と、該電圧検出回路より検出信
号が出力されると動作状態になるとともに前記動作制御
回路のリセット動作を行うリセット手段と、機器が動作
状態にあるとき動作状態になるとともに前記リセット手
段によるリセット動作を阻止するリセット阻止手段とよ
り構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、電池の電圧が所定値まで低下したと
き動作制御回路のリセット動作を行うべく設けられてい
るリセット手段のリセット動作を阻止するリセット阻止
手段を設け、装置の動作開始等によって電池の電圧が一
時的に所定値まで低下した場合のリセット動作が行われ
ないようにしたものである。
【0006】
【実施例】図示した回路は、本発明のリセット回路をポ
ータブル型のディスクプレーヤーに組込んだ場合の一実
施例である。同図において、1はディスクを回転させる
電動機やピックアップを移動させる電動機等を駆動せし
める駆動回路であり、電源が供給される電源供給端子2
が設けられている。3は前記駆動回路1の動作を制御す
る駆動制御回路であり、電源が供給される電源供給端子
4が設けられている。5,6,7及び8は、再生、早送
り、早戻し及び停止操作時押圧閉成される再生用操作ス
イッチ、早送り用操作スイッチ、早戻し用操作スイッチ
及び停止用操作スイッチであり、押圧力を断つと開放さ
れるように構成されている。
【0007】9は前記各操作スイッチ5,6,7及び8
の切換操作に基づいて前記駆動制御回路3の動作を制御
する動作制御回路であり、前記再生用操作スイッチ5に
よる切換信号が入力される再生用入力端子10、早送り
用操作スイッチ6による切換信号が入力される早送り用
入力端子11、早戻し用操作スイッチ7による切換信号
が入力される早戻し用入力端子12及び停止用操作スイ
ッチ8による切換信号が入力される停止用入力端子13
が設けられている。
【0008】14は前記動作制御回路9に設けられてい
る電源供給端子であり、該電源供給端子14に高い電圧
が供給された状態にあるとき前記駆動制御回路3の制御
動作を行い、低い電圧が供給された状態にあるとき該動
作制御回路9内に設けられているメモリー回路(図示せ
ず)に記憶されている曲番等のデータを保持するように
構成されている。15は動作制御回路9に設けられてい
る電源制御信号出力端子であり、ディスクプレーヤーが
動作状態にあるときH(高い)レベルの駆動信号を出力
するように構成されている。16は動作制御回路9に設
けられている昇圧制御信号出力端子であり、ディスクプ
レーヤーが動作状態にあるときL(低い)レベルの制御
信号を出力するように構成されている。17は前記動作
制御回路9に設けられているリセット端子であり、Lレ
ベルの信号が入力され、且つ電源供給端子14に高い電
圧が供給された状態にあるとき該動作制御回路9のリセ
ット動作が行われるように構成されている。
【0009】18はディスクプレーヤーに収納される電
池であり、その正極端子は前記駆動回路1の電源供給端
子2に接続されている。19は動作状態にあるとき前記
動作制御回路9の電源供給端子14に前記電池18より
得られる電圧を昇圧した高い電圧を供給する昇圧回路で
あり、コンデンサー20,21、コイル22、ダイオー
ド23及びスイッチングトランジスター24にて構成さ
れている。
【0010】25は前記昇圧回路19の動作を制御する
昇圧制御回路であり、前記電池18からの電圧が供給さ
れる電源供給端子26、前記昇圧回路19により昇圧さ
れた電圧が入力されるとともに該電圧の検出動作を行う
検出電圧入力端子27、前記スイッチングトランジスタ
ー24のベースに抵抗28を介して接続されている駆動
端子29、前記動作制御回路9の昇圧制御信号出力端子
16に接続されている制御信号入力端子30及び前記昇
圧回路19を動作状態にさせるときLレベルの信号が入
力される起動信号入力端子31が設けられている。
【0011】前記昇圧制御回路25は、前記起動信号入
力端子31にLレベルの起動信号が入力されると駆動端
子29に前記スイッチングトランジスター24を所定の
周期で導通状態と非導通状態にせしめる発振信号を出力
するとともに制御信号入力端子30にLレベルの信号が
入力されている間該発振信号を出力するように構成され
ている。
【0012】32は前記電池18の電圧を検出する電圧
検出回路であり、該電池18の電圧が所定値、即ち前記
動作制御回路9に設けられているメモリー回路に記憶さ
れているデータを保持することができない電圧まで低下
するとHレベルの信号を出力する検出信号出力端子33
を備えている。34は前記電圧検出回路32の検出信号
出力端子33にベースが抵抗35を介して接続されてい
るとともにエミッタが接地されているリセット用トラン
ジスターであり、そのコレクタはダイオード36を介し
て前記動作制御回路9のリセット端子17に接続されて
いるとともにダイオード37を介して前記昇圧制御回路
25の起動信号入力端子31に接続されている。
【0013】38はエミッタが前記昇圧回路19の出力
端子に接続されているとともにコレクタが前記駆動制御
回路3の電源供給端子4に接続されている電源供給用ト
ランジスターであり、導通状態にあるとき昇圧回路19
より得られる高い電圧を前記駆動制御回路3に動作電源
として供給する作用を有している。39は前記電源供給
用トランジスター38の動作を制御するべくコレクタが
抵抗40を介してそのベースに接続されているとともに
エミッタが接地されている制御トランジスターであり、
そのベースは抵抗41を介して前記動作制御回路9の電
源制御信号出力端子15に接続されている。42は前記
リセット用トランジスター34のベースにコレクタが接
続されているとともにエミッタが接地されている阻止用
トランジスターであり、そのベースは抵抗43を介して
前記動作制御回路9の電源制御信号出力端子15に接続
されている。
【0014】44はアノードが前記昇圧制御回路25の
起動信号入力端子31に接続されているとともにカソー
ドが前記動作制御回路9の再生用入力端子10に接続さ
れているダイオード、45は前記起動信号入力端子31
と接地間に接続されているコンデンサーであり、該起動
信号入力端子31にLレベルの起動信号が入力されると
一定時間該起動信号入力端子31をLレベルに保持する
作用を有している。46は前記電圧検出回路32の電源
供給路と接地間に接続されているコンデンサーであり、
電池18の電圧変動を吸収する作用を成すものである。
【0015】以上の如く、本発明のリセット回路は構成
されており、次に動作について説明する。電池18の電
圧がリセット動作を行う必要がある所定値より高い状態
にあるときには、電圧検出回路32の検出信号出力端子
33にはLレベルの信号が出力された状態にあり、リセ
ット用トランジスター34は非導通状態にある。ディス
クプレーヤーが停止状態にあるときには、昇圧制御回路
25の駆動端子29に発振信号が出力されることはな
く、昇圧回路19は非動作状態にある。従って、斯かる
状態では電池18より得られる低い電圧が、コイル22
及びダイオード23を介して前記動作制御回路9の電源
供給端子14に供給されることになり、該動作制御回路
9に設けられているメモリー回路に記憶されるデータの
保持動作が行われる。また、動作制御回路9に設けられ
ている電源制御信号出力端子15の出力信号はLレベル
にあるため、電源供給用トランジスター38、制御トラ
ンジスター39及び阻止用トランジスター42は非導通
状態にある。
【0016】斯かる停止状態にあるときに再生用操作ス
イッチ5を押圧閉成せしめると昇圧制御回路25の起動
信号入力端子31にLレベルの信号が入力される。該起
動信号入力端子31にLレベルの信号が入力されると昇
圧制御回路25が動作状態になり、駆動端子29に発振
信号を出力する。その結果、該発振信号がベースに印加
されるスイッチングトランジスター24が所定の周期で
導通状態と非導通状態になり、昇圧回路19による昇圧
動作が行われる。
【0017】前記昇圧回路19の昇圧動作が行われると
動作制御回路9の電源供給端子14に動作電圧である高
い電圧が供給される。前記動作制御回路9の電源供給端
子14に高い電圧が供給されると該動作制御回路9がデ
ィスクプレーヤーの制御動作を行う状態になり、前記再
生用操作スイッチ5の押圧閉成による再生用入力端子1
0へのLレベルの入力動作を検出する。
【0018】前記再生用入力端子10にLレベルの信号
が入力されていることが検出されると動作制御回路9の
電源制御信号出力端子15にHレベルの駆動信号が出力
されるとともに昇圧制御信号出力端子16にLレベルの
制御信号が出力される。また、駆動制御回路3に対して
動作制御回路9よりディスクプレーヤーの再生動作を開
始させるための切換信号が出力される。前記昇圧制御信
号出力端子16にLレベルの制御信号が出力されると昇
圧制御回路25の制御信号入力端子30にLレベルの信
号が入力されるため、起動信号入力端子31に再生用操
作スイッチ5の開放に伴ってLレベルの信号が入力され
なくなっても駆動端子29に発振信号が出力された状態
に保持される。従って、昇圧回路19による昇圧動作が
続けて行われ動作制御回路9の電源供給端子14に動作
電源である高い電圧が供給された状態になる。
【0019】動作制御回路9に設けられている電源制御
信号出力端子15にHレベルの駆動信号が出力されると
制御トランジスター39がバイアスされて導通状態に反
転するため、該制御トランジスター39によって動作が
制御される電源供給用トランジスター38は導通状態に
反転せしめられる。前記電源供給用トランジスター38
が導通状態になると該電源供給用トランジスター38の
エミッタ・コレクタ間を通して前記昇圧回路19によっ
て昇圧された高い電圧が駆動制御回路3の電源供給端子
4に動作電源として供給される。そして、前記動作制御
回路9より駆動制御回路3に対して再生動作を開始させ
るための切換信号が出力されると該駆動制御回路3が再
生動作を行う状態になる。前記駆動制御回路3が再生動
作を行う状態になると駆動回路1に対して電動機等を再
生状態にせしめる切換信号が出力され、ディスクプレー
ヤーの再生動作が開始される。
【0020】再生用操作スイッチ5を押圧閉成せしめる
と前述した動作が行われてディスクプレーヤーの再生動
作が開始されるが、駆動回路1の動作電源は電池18よ
り供給される。また、ディスクプレーヤーが再生動作状
態にあるときディスクより得られる曲番等のデータは、
駆動制御回路3を通して動作制御回路9に入力され、該
動作制御回路9に設けられているメモリー回路に記憶さ
れる。
【0021】斯かる再生動作状態にあるときに早送り用
操作スイッチ6を押圧閉成せしめると動作制御回路9よ
り駆動制御回路3に対して早送り動作を行うための切換
信号が出力される。その結果、駆動制御回路3による駆
動回路1の制御動作が行われ、ディスクプレーヤーの早
送り動作が行われる。また、同様に早戻し用操作スイッ
チ7を押圧閉成せしめると動作制御回路9より駆動制御
回路3に対して早戻し動作を行うための切換信号が出力
されるので、該駆動制御回路3による駆動回路1の制御
動作が行われ、ディスクプレーヤーの早戻し動作が行わ
れる。
【0022】ディスクプレーヤーが前述した各動作状態
にあるときに停止用操作スイッチ8を押圧閉成せしめる
と動作制御回路9より駆動制御回路3に対して停止状態
に切換えるための切換信号が出力された後、電源制御信
号出力端子15の出力信号がLレベルに反転するととも
に昇圧制御信号出力端子16の出力信号がHレベルに反
転する。前記駆動制御回路3に停止のための切換信号が
出力されると駆動回路1に対する停止動作が行われ、デ
ィスクプレーヤーは各動作状態より停止状態に切換えら
れる。また、前記電源制御信号出力端子15の出力信号
がLレベルに反転すると制御トランジスター39及び電
源供給用トランジスター38が非導通状態に反転するた
め、駆動制御回路3への電源供給が断たれる。そして、
前記昇圧制御信号出力端子16にHレベルの信号が出力
されると昇圧制御回路25の制御信号入力端子30にH
レベルの信号が入力されるため、駆動端子29に出力さ
れていた発振信号が無くなり、該駆動端子29にはLレ
ベルの信号が出力された状態になる。その結果、スイッ
チングトランジスター24が非導通状態になるため、昇
圧回路19による昇圧動作が行われなくなる。
【0023】前記昇圧回路19による昇圧動作が行われ
なくなると、電池18からの電圧が該昇圧回路19を構
成するコイル22及びダイオード23を通して動作制御
回路9の電源供給端子14に供給されることになる。従
って、前記動作制御回路9内に設けられているメモリー
回路に記憶されている曲番等の記憶保持動作が行われ
る。
【0024】ディスクプレーヤーが各動作状態にあると
きに停止操作を行うと前述した切換動作が行われて停止
状態に切換えられるとともにメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作が行われる。それ故、例えば
曲の途中で停止操作を行った後、次に再生操作を行うと
メモリー回路に記憶されているデータに基づく再生動作
を行うことができるため、同一の曲からの再生動作を開
始させることができる。
【0025】電池18の電圧が所定値より高い状態にあ
る場合のディスクプレーヤーの各動作は以上の如く行わ
れるが、次に該電圧が所定値より下ったとき、即ち動作
制御回路9内に設けられているメモリー回路に記憶され
ているデータの記憶保持動作を行うことができない電圧
値まで低下した場合の動作について説明する。
【0026】ディスクプレーヤーが停止状態にあるとき
には、前述したように電池18より得られる低い電圧に
よって動作制御回路9内に設けられているメモリー回路
は、ディスクより得られたデータを記憶保持する状態に
ある。斯かる状態において、電池18の電圧が低下し、
その電圧がメモリー回路の記憶保持動作を行うことがで
きない値まで低下すると電圧検出回路32の検出信号出
力端子33にHレベルの信号が出力される。また、停止
状態にあるときには、動作制御回路9の電源制御信号出
力端子15の出力信号がLレベルにあるため、該電源制
御信号出力端子15にベースが接続されている阻止用ト
ランジスター42は非導通状態にある。従って、前記検
出信号出力端子33にHレベルの信号が出力されると抵
抗35を通してリセット用トランジスター34のベース
にバイアス電流が供給され、該リセット用トランジスタ
ー34は導通状態に反転する。
【0027】前記リセット用トランジスター34が導通
状態に反転すると昇圧制御回路25の起動信号入力端子
31にLレベルの信号が入力されるとともに動作制御回
路9のリセット端子17にLレベルの信号が入力され
る。前記起動信号入力端子31にLレベルの信号が入力
されると昇圧制御回路25が動作状態になり、その駆動
端子29に発振信号を出力する。前記駆動端子29に発
振信号が出力されると前述したようにスイッチングトラ
ンジスター24が導通状態と非導通状態に反転するた
め、昇圧回路19による昇圧動作が行われる。
【0028】従って、昇圧回路19によって昇圧された
高い電圧が動作制御回路9の電源供給端子14に供給さ
れることになり、該動作制御回路9はリセット動作を行
うことができる状態になる。そして、前記リセット用ト
ランジスター34の導通によってリセット端子17にL
レベルの信号が入力されているため、前記動作制御回路
9に組込まれているリセット回路(図示せず)の働きに
よってメモリー回路のリセット動作が行われる。
【0029】以上の如く、動作制御回路9のリセット動
作は行われるが、前記電圧検出回路32の検出動作に伴
うリセット用トランジスター34の導通時間が短時間で
あっても起動信号入力端子31はコンデンサー45の働
きによって所定時間Lレベルに保持される。従って、動
作制御回路9に昇圧回路19によって昇圧された高い電
圧が供給されることになり、該動作制御回路9のリセッ
ト動作を確実に行うことができる。
【0030】ディスクプレーヤーが停止状態にあるとき
に電池18の電圧が所定値まで低下した場合の動作は、
以上の如く行われるが、次にディスクプレーヤーが再生
等の動作状態にあるときに該電池18の電圧が所定値ま
で低下した場合の動作について説明する。
【0031】斯かる電池18の所定値までの電圧低下
は、再生開始時のように電動機の起動により電流が多く
流れる場合に発生する。電池18の電圧が斯かる動作に
よって一時的に所定値まで低下しても動作状態にあると
きには昇圧回路19によって昇圧された高い電圧が、動
作制御回路9及び駆動制御回路3に供給されるためディ
スクプレーヤーの再生動作等は支障なく行うことができ
る。ディスクプレーヤーが動作状態にあるときに電池1
8の電圧が所定値まで低下すると電圧検出回路32によ
る検出動作が行われ、その検出信号出力端子33にHレ
ベルの信号が出力される。そして、ディスクプレーヤー
が動作状態にあるときには、前述したように動作制御回
路9に設けられている電源制御信号出力端子15にHレ
ベルの信号が出力されているため、該電源制御信号出力
端子15にベースが接続されている阻止用トランジスタ
ー42はバイアスされて導通状態にある。従って、リセ
ット用トランジスター34のベースは、前記阻止用トラ
ンジスター42の導通により接地されているため、前記
電圧検出回路32の検出信号出力端子33にHレベルの
信号が出力されても該リセット用トランジスター34が
導通状態に反転することはない。このようにディスクプ
レーヤーの動作中に電池18の電圧が所定値まで低下し
てもリセット用トランジスター34が導通状態に反転し
ないのでリセット動作が行われることはなく、ディスク
プレーヤーの各動作を支障なく行うことができる。
【0032】尚、本実施例では、本発明のリセット回路
をディスクプレーヤーに組込んだ場合について説明した
が、テープレコーダー等のポータブル型電子機器に実施
することも可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明のリセット回路は、電池の電圧が
所定値まで低下したとき動作制御回路のリセット動作を
行うべく設けられているリセット手段のリセット動作を
阻止するリセット阻止手段を設け、装置が動作状態にあ
るときのリセット動作を阻止するようにしたことを特徴
とするものであり、このようにしたので装置の動作開始
等に伴う電流の増加によって電池の電圧が一時的に所定
値まで低下してもリセット動作が行われることはなく、
装置の動作を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリセット回路をポータブル型のディス
クプレーヤーに組込んだ場合の一実施例である。
【符号の説明】
1 駆動回路 3 駆動制御回路 9 動作制御回路 15 電源制御信号出力端子 16 昇圧制御信号出力端子 17 リセット端子 18 電池19 昇圧回路 24 スイッチングトランジスター 25 昇圧制御回路 31 起動信号入力端子 32 電圧検出回路 34 リセット用トランジスター 38 電源供給用トランジスター 39 制御トランジスター 42 阻止用トランジスター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を動作電源として使用するポータブ
    ル型電子機器において、前記電池より得られる電圧を昇
    圧する昇圧回路と、ポータブル型電子機器の動作を制御
    するべく設けられているとともに機器が動作状態にある
    とき前記昇圧回路により昇圧された電圧が動作電源とし
    て供給され、且つ機器が非動作状態にあるとき前記電池
    より得られる低電圧によりデータの記憶保持動作が行わ
    れるメモリー回路が組込まれている動作制御回路と、前
    記電池の電圧を検出するとともに該電池の電圧が所定値
    まで低下したとき検出信号を出力する電圧検出回路と、
    該電圧検出回路より検出信号が出力されると動作状態に
    なるとともに前記動作制御回路のリセット動作を行うリ
    セット手段と、機器が動作状態にあるとき動作状態にな
    るとともに前記リセット手段によるリセット動作を阻止
    するリセット阻止手段とより成るポータブル型電子機器
    のリセット回路。
JP4020033A 1992-02-05 1992-02-05 ポータブル型電子機器のリセット回路 Pending JPH05219720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155240A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Funai Electric Co Ltd 電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155240A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Funai Electric Co Ltd 電子機器

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