JP2594201B2 - ポータブル型電子機器の動作制御回路 - Google Patents
ポータブル型電子機器の動作制御回路Info
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- JP2594201B2 JP2594201B2 JP4027958A JP2795892A JP2594201B2 JP 2594201 B2 JP2594201 B2 JP 2594201B2 JP 4027958 A JP4027958 A JP 4027958A JP 2795892 A JP2795892 A JP 2795892A JP 2594201 B2 JP2594201 B2 JP 2594201B2
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- control circuit
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- control
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤー等
のポータブル型電子機器に組込まれる動作制御回路に関
する。
のポータブル型電子機器に組込まれる動作制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近ディスクプレーヤーより再生される
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれるポータブ
ル型の電子機器が普及している。斯かるポータブル型の
電子機器は、電源として電池を使用するが、形状の小型
化や軽量化が要求されるため、大きな電池や多くの電池
を使用することはできない。そのため、斯かるポータブ
ル型電子機器の中には、電池より得られる電圧を昇圧す
る昇圧回路を設けて、動作電圧を得るようにしたものが
ある。
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれるポータブ
ル型の電子機器が普及している。斯かるポータブル型の
電子機器は、電源として電池を使用するが、形状の小型
化や軽量化が要求されるため、大きな電池や多くの電池
を使用することはできない。そのため、斯かるポータブ
ル型電子機器の中には、電池より得られる電圧を昇圧す
る昇圧回路を設けて、動作電圧を得るようにしたものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクプレーヤーが
組込まれた電子機器において、装置の動作を制御する制
御回路として、一般にマイクロコンピューターが使用さ
れている。そして、斯かるマイクロコンピューターの中
には、ディスクより読み出された曲番等のデータを記憶
するメモリー回路が組込まれている。斯かるマイクロコ
ンピューターによるディスクプレーヤーの動作制御を行
う場合には、昇圧回路によって昇圧された高い電圧を必
要とするが、メモリー回路によるデータの記憶保持動作
は、電池より得られる低い電圧によって行うことができ
るものがある。斯かる構成の装置においては、電池の交
換を行った場合や電池の電圧がメモリー回路によるデー
タの記憶保持動作を行うことができない値まで低下した
場合にメモリー回路のリセット動作を行う必要がある。
そして、斯かるリセット動作は、高い電圧が供給されて
いる場合に行うことができるように構成されている。本
発明は、斯かる制御回路が組込まれているポータブル型
電子機器に適した動作制御回路を提供しようとするもの
である。
組込まれた電子機器において、装置の動作を制御する制
御回路として、一般にマイクロコンピューターが使用さ
れている。そして、斯かるマイクロコンピューターの中
には、ディスクより読み出された曲番等のデータを記憶
するメモリー回路が組込まれている。斯かるマイクロコ
ンピューターによるディスクプレーヤーの動作制御を行
う場合には、昇圧回路によって昇圧された高い電圧を必
要とするが、メモリー回路によるデータの記憶保持動作
は、電池より得られる低い電圧によって行うことができ
るものがある。斯かる構成の装置においては、電池の交
換を行った場合や電池の電圧がメモリー回路によるデー
タの記憶保持動作を行うことができない値まで低下した
場合にメモリー回路のリセット動作を行う必要がある。
そして、斯かるリセット動作は、高い電圧が供給されて
いる場合に行うことができるように構成されている。本
発明は、斯かる制御回路が組込まれているポータブル型
電子機器に適した動作制御回路を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の動作制御回路
は、電池より得られる電圧を昇圧する昇圧回路と、ポー
タブル型電子機器の動作を制御するべく設けられている
とともに機器が動作状態にあるとき前記昇圧回路により
昇圧された電圧が動作電源として供給され、且つ機器が
非動作状態にあるとき前記電池より得られる低電圧によ
りデータの記憶保持動作が行われるメモリー回路が組込
まれている制御回路と、該制御回路に設けられていると
ともに前記メモリー回路のリセット動作を行うとき第1
レベルの信号が印加され、且つ該メモリー回路によるデ
ータの記憶保持動作を行うとき第2レベルの信号が印加
される制御信号入力端子と、前記昇圧回路の動作を制御
するとともに制御端子に動作信号が入力された状態にあ
るとき該昇圧回路を動作状態にする昇圧制御回路と、前
記制御回路に設けられているとともに機器が動作状態に
あるとき前記昇圧制御回路の制御端子に動作信号を出力
する動作信号出力端子と、該動作信号出力端子より動作
信号が出力されているとき動作状態になるとともに前記
制御信号入力端子に第2レベルの信号を入力せしめるス
イッチング素子とより構成されている。
は、電池より得られる電圧を昇圧する昇圧回路と、ポー
タブル型電子機器の動作を制御するべく設けられている
とともに機器が動作状態にあるとき前記昇圧回路により
昇圧された電圧が動作電源として供給され、且つ機器が
非動作状態にあるとき前記電池より得られる低電圧によ
りデータの記憶保持動作が行われるメモリー回路が組込
まれている制御回路と、該制御回路に設けられていると
ともに前記メモリー回路のリセット動作を行うとき第1
レベルの信号が印加され、且つ該メモリー回路によるデ
ータの記憶保持動作を行うとき第2レベルの信号が印加
される制御信号入力端子と、前記昇圧回路の動作を制御
するとともに制御端子に動作信号が入力された状態にあ
るとき該昇圧回路を動作状態にする昇圧制御回路と、前
記制御回路に設けられているとともに機器が動作状態に
あるとき前記昇圧制御回路の制御端子に動作信号を出力
する動作信号出力端子と、該動作信号出力端子より動作
信号が出力されているとき動作状態になるとともに前記
制御信号入力端子に第2レベルの信号を入力せしめるス
イッチング素子とより構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、機器の動作を制御するべく設けられ
ている制御回路によって昇圧回路の動作を制御する昇圧
制御回路の動作を制御するとともにその出力信号により
動作状態になるスイッチング素子を設け、該スイッチン
グ素子の動作によって該制御回路に設けられている制御
信号入力端子への信号の入力動作を制御するようにした
ものである。
ている制御回路によって昇圧回路の動作を制御する昇圧
制御回路の動作を制御するとともにその出力信号により
動作状態になるスイッチング素子を設け、該スイッチン
グ素子の動作によって該制御回路に設けられている制御
信号入力端子への信号の入力動作を制御するようにした
ものである。
【0006】
【実施例】図示した回路は、本発明の動作制御回路をポ
ータブル型のディスクプレーヤーに組込んだ場合の一実
施例である。同図において、1はディスクを回転させる
電動機やピックアップを移動させる電動機等を駆動せし
める駆動回路であり、電源が供給される電源供給端子2
が設けられている。3,4,5及び6は、再生、早送
り、早戻し及び停止操作時押圧閉成される再生用操作ス
イッチ、早送り用操作スイッチ、早戻し用操作スイッチ
及び停止用操作スイッチであり、押圧力を断つと開放さ
れるように構成されている。
ータブル型のディスクプレーヤーに組込んだ場合の一実
施例である。同図において、1はディスクを回転させる
電動機やピックアップを移動させる電動機等を駆動せし
める駆動回路であり、電源が供給される電源供給端子2
が設けられている。3,4,5及び6は、再生、早送
り、早戻し及び停止操作時押圧閉成される再生用操作ス
イッチ、早送り用操作スイッチ、早戻し用操作スイッチ
及び停止用操作スイッチであり、押圧力を断つと開放さ
れるように構成されている。
【0007】7は前記各操作スイッチ3,4,5及び6
の切換操作に基いて前記駆動回路1の動作を制御する制
御回路であり、前記再生用操作スイッチ3による切換信
号が入力される再生用入力端子8、早送り用操作スイッ
チ4による切換信号が入力される早送り用入力端子9、
早戻し用操作スイッチ5による切換信号が入力される早
戻し用入力端子10及び停止用操作スイッチ6による切
換信号が入力される停止用入力端子11が設けられてい
る。
の切換操作に基いて前記駆動回路1の動作を制御する制
御回路であり、前記再生用操作スイッチ3による切換信
号が入力される再生用入力端子8、早送り用操作スイッ
チ4による切換信号が入力される早送り用入力端子9、
早戻し用操作スイッチ5による切換信号が入力される早
戻し用入力端子10及び停止用操作スイッチ6による切
換信号が入力される停止用入力端子11が設けられてい
る。
【0008】12,13,14及び15は、前記制御回
路7に設けられている電源供給端子、制御信号入力端
子、動作信号出力端子及びリセット端子であり、該制御
信号入力端子13にH(高い)レベルの信号が入力され
た状態にあるときに前記リセット端子15にL(低い)
レベルの信号が入力されると該制御回路7内に設けられ
ているメモリー回路(図示せず)のリセット動作が行わ
れるように構成されている。また、前記制御信号入力端
子13にLレベルの信号が入力された状態にあるとき前
記制御回路7に設けられているメモリー回路のデータ記
憶保持動作が行われるように構成されている。そして、
前記動作信号出力端子14は、非動作状態にあるときに
は、Hレベルの信号を出力し、ディスクプレーヤーが再
生等の動作状態にあるときLレベルの動作信号を出力す
るように構成されている。
路7に設けられている電源供給端子、制御信号入力端
子、動作信号出力端子及びリセット端子であり、該制御
信号入力端子13にH(高い)レベルの信号が入力され
た状態にあるときに前記リセット端子15にL(低い)
レベルの信号が入力されると該制御回路7内に設けられ
ているメモリー回路(図示せず)のリセット動作が行わ
れるように構成されている。また、前記制御信号入力端
子13にLレベルの信号が入力された状態にあるとき前
記制御回路7に設けられているメモリー回路のデータ記
憶保持動作が行われるように構成されている。そして、
前記動作信号出力端子14は、非動作状態にあるときに
は、Hレベルの信号を出力し、ディスクプレーヤーが再
生等の動作状態にあるときLレベルの動作信号を出力す
るように構成されている。
【0009】16はディスクプレーヤーに収納される電
池、17は動作状態にあるとき前記駆動回路1の電源供
給端子2及び制御回路7の電源供給端子12に前記電池
16より得られる電圧を昇圧した高い電圧を供給する昇
圧回路であり、コンデンサー18,19、コイル20、
ダイオード21及びスイッチングトランジスター22に
て構成されている。
池、17は動作状態にあるとき前記駆動回路1の電源供
給端子2及び制御回路7の電源供給端子12に前記電池
16より得られる電圧を昇圧した高い電圧を供給する昇
圧回路であり、コンデンサー18,19、コイル20、
ダイオード21及びスイッチングトランジスター22に
て構成されている。
【0010】23は前記昇圧回路17の動作を制御する
昇圧制御回路であり、前記電池16からの電圧が供給さ
れる電源供給端子24、前記昇圧回路17により昇圧さ
れた電圧が入力されるとともに該電圧の検出動作を行う
検出電圧入力端子25、前記スイッチングトランジスタ
ー22のベースに抵抗26を介して接続されている駆動
端子27、前記制御回路7の動作信号出力端子14に接
続されている制御端子28、前記昇圧回路17が動作状
態にあるときHレベルの信号が出力されるとともに前記
制御回路7の制御信号入力端子13に接続されている制
御信号出力端子29及び前記昇圧回路17を動作状態に
させるときLレベルの信号が入力される起動信号入力端
子30が設けられている。
昇圧制御回路であり、前記電池16からの電圧が供給さ
れる電源供給端子24、前記昇圧回路17により昇圧さ
れた電圧が入力されるとともに該電圧の検出動作を行う
検出電圧入力端子25、前記スイッチングトランジスタ
ー22のベースに抵抗26を介して接続されている駆動
端子27、前記制御回路7の動作信号出力端子14に接
続されている制御端子28、前記昇圧回路17が動作状
態にあるときHレベルの信号が出力されるとともに前記
制御回路7の制御信号入力端子13に接続されている制
御信号出力端子29及び前記昇圧回路17を動作状態に
させるときLレベルの信号が入力される起動信号入力端
子30が設けられている。
【0011】前記昇圧制御回路23は、前記起動信号入
力端子30にLレベルの起動信号が入力されると駆動端
子27に前記スイッチングトランジスター22を所定の
周期で導通状態と非導通状態にせしめる発振信号を出力
するとともに制御端子28にLレベルの信号が入力され
ている間該発振信号を出力するように構成されている。
力端子30にLレベルの起動信号が入力されると駆動端
子27に前記スイッチングトランジスター22を所定の
周期で導通状態と非導通状態にせしめる発振信号を出力
するとともに制御端子28にLレベルの信号が入力され
ている間該発振信号を出力するように構成されている。
【0012】31は前記電池16の電圧を検出する電圧
検出回路であり、機器が非動作状態にあるとき該電池1
6の電圧が所定値、即ち前記制御回路7に設けられてい
るメモリー回路に記憶されているデータを保持すること
ができない電圧まで低下するとHレベルの信号を出力す
る検出信号出力端子32を備えている。33は前記電池
16の交換を行ったとき前記電圧検出回路31に供給さ
れる検出電圧の上昇を緩やかに行うべく設けられている
時定数回路であり、抵抗34及びコンデンサー35によ
り構成されている。
検出回路であり、機器が非動作状態にあるとき該電池1
6の電圧が所定値、即ち前記制御回路7に設けられてい
るメモリー回路に記憶されているデータを保持すること
ができない電圧まで低下するとHレベルの信号を出力す
る検出信号出力端子32を備えている。33は前記電池
16の交換を行ったとき前記電圧検出回路31に供給さ
れる検出電圧の上昇を緩やかに行うべく設けられている
時定数回路であり、抵抗34及びコンデンサー35によ
り構成されている。
【0013】36は前記電圧検出回路31の検出信号出
力端子32にベースが抵抗37を介して接続されている
とともにエミッタが接地されているリセット用トランジ
スターであり、そのコレクタはダイオード38を介して
前記制御回路7のリセット端子15に接続されていると
ともにダイオード39を介して前記昇圧制御回路23の
起動信号入力端子30に接続されている。
力端子32にベースが抵抗37を介して接続されている
とともにエミッタが接地されているリセット用トランジ
スターであり、そのコレクタはダイオード38を介して
前記制御回路7のリセット端子15に接続されていると
ともにダイオード39を介して前記昇圧制御回路23の
起動信号入力端子30に接続されている。
【0014】40はコレクタが前記制御回路7の制御信
号入力端子13に接続されているとともにエミッタが接
地されている第1制御トランジスター、41は該第1制
御トランジスター40の動作を制御するべくコレクタが
抵抗42を介してそのベースに接続されているとともに
エミッタが電池16の正極に接続されている第2制御ト
ランジスターであり、そのベースは抵抗43を介して前
記制御回路7の動作信号出力端子14に接続されてい
る。44は前記第1制御トランジスター40のベースと
接地間に接続されているコンデンサーであり、前記抵抗
42と共に時定数回路45を構成している。
号入力端子13に接続されているとともにエミッタが接
地されている第1制御トランジスター、41は該第1制
御トランジスター40の動作を制御するべくコレクタが
抵抗42を介してそのベースに接続されているとともに
エミッタが電池16の正極に接続されている第2制御ト
ランジスターであり、そのベースは抵抗43を介して前
記制御回路7の動作信号出力端子14に接続されてい
る。44は前記第1制御トランジスター40のベースと
接地間に接続されているコンデンサーであり、前記抵抗
42と共に時定数回路45を構成している。
【0015】46はアノードが前記昇圧制御回路23の
起動信号入力端子30に接続されているとともにカソー
ドが前記制御回路7の再生用入力端子8に接続されてい
るダイオード、47は前記起動信号入力端子30と接地
間に接続されているコンデンサーであり、該起動信号入
力端子30にLレベルの起動信号が入力されると一定時
間該起動信号入力端子30をLレベルに保持する作用を
有している。
起動信号入力端子30に接続されているとともにカソー
ドが前記制御回路7の再生用入力端子8に接続されてい
るダイオード、47は前記起動信号入力端子30と接地
間に接続されているコンデンサーであり、該起動信号入
力端子30にLレベルの起動信号が入力されると一定時
間該起動信号入力端子30をLレベルに保持する作用を
有している。
【0016】以上の如く、本発明の動作制御回路は構成
されており、次に動作について説明する。電池16の電
圧がリセット動作を行う必要がある所定値より高い状態
にあるときには、電圧検出回路31の検出信号出力端子
32にはLレベルの信号が出力された状態にあり、リセ
ット用トランジスター36は非導通状態にある。ディス
クプレーヤーが停止状態にあるときには、昇圧制御回路
23の駆動端子27に発振信号が出力されることはな
く、昇圧回路17は非動作状態にある。斯かる状態にあ
るとき電池16より得られる低い電圧が、コイル20及
びダイオード21を介して制御回路7の電源供給端子1
2に供給されるとともに昇圧制御回路23の制御信号出
力端子29の出力信号はLレベルにある。従って、斯か
る状態では、制御回路7に設けられているメモリー回路
に記憶されるデータの保持動作が行われることになる。
されており、次に動作について説明する。電池16の電
圧がリセット動作を行う必要がある所定値より高い状態
にあるときには、電圧検出回路31の検出信号出力端子
32にはLレベルの信号が出力された状態にあり、リセ
ット用トランジスター36は非導通状態にある。ディス
クプレーヤーが停止状態にあるときには、昇圧制御回路
23の駆動端子27に発振信号が出力されることはな
く、昇圧回路17は非動作状態にある。斯かる状態にあ
るとき電池16より得られる低い電圧が、コイル20及
びダイオード21を介して制御回路7の電源供給端子1
2に供給されるとともに昇圧制御回路23の制御信号出
力端子29の出力信号はLレベルにある。従って、斯か
る状態では、制御回路7に設けられているメモリー回路
に記憶されるデータの保持動作が行われることになる。
【0017】斯かる停止状態にあるときに再生用操作ス
イッチ3を押圧閉成せしめると昇圧制御回路23の起動
信号入力端子30にLレベルの信号が入力される。該起
動信号入力端子30にLレベルの信号が入力されると昇
圧制御回路23が動作状態になり、駆動端子27に発振
信号を出力する。その結果、該発振信号がベースに印加
されるスイッチングトランジスター22が所定の周期で
導通状態と非導通状態になり、昇圧回路17による昇圧
動作が行われる。
イッチ3を押圧閉成せしめると昇圧制御回路23の起動
信号入力端子30にLレベルの信号が入力される。該起
動信号入力端子30にLレベルの信号が入力されると昇
圧制御回路23が動作状態になり、駆動端子27に発振
信号を出力する。その結果、該発振信号がベースに印加
されるスイッチングトランジスター22が所定の周期で
導通状態と非導通状態になり、昇圧回路17による昇圧
動作が行われる。
【0018】前記昇圧回路17の昇圧動作が行われると
駆動回路1の電源供給端子2及び制御回路7の電源供給
端子12に動作電圧である高い電圧が供給される。前記
制御回路7の電源供給端子12に高い電圧が供給される
と該制御回路7がディスクプレーヤーの制御動作を行う
状態になり、前記再生用操作スイッチ3の押圧閉成によ
る再生用入力端子8へのLレベルの入力動作を検出す
る。
駆動回路1の電源供給端子2及び制御回路7の電源供給
端子12に動作電圧である高い電圧が供給される。前記
制御回路7の電源供給端子12に高い電圧が供給される
と該制御回路7がディスクプレーヤーの制御動作を行う
状態になり、前記再生用操作スイッチ3の押圧閉成によ
る再生用入力端子8へのLレベルの入力動作を検出す
る。
【0019】前記再生用入力端子8にLレベルの信号が
入力されていることが検出されると制御回路7の動作信
号出力端子14にLレベルの動作信号が出力されるとと
もに駆動回路1に対してディスクプレーヤーの再生動作
を開始させるための切換信号が出力される。前記動作信
号出力端子14にLレベルの動作信号が出力されると昇
圧制御回路23の制御端子28にLレベルの信号が入力
されるため、起動信号入力端子30に再生用操作スイッ
チ3の開放に伴ってLレベルの信号が入力されなくなっ
ても駆動端子27に発振信号が出力された状態に保持さ
れる。従って、昇圧回路17による昇圧動作が続けて行
われ、駆動回路1の電源供給端子2及び制御回路7の電
源供給端子12に動作電源である高い電圧が供給された
状態になる。
入力されていることが検出されると制御回路7の動作信
号出力端子14にLレベルの動作信号が出力されるとと
もに駆動回路1に対してディスクプレーヤーの再生動作
を開始させるための切換信号が出力される。前記動作信
号出力端子14にLレベルの動作信号が出力されると昇
圧制御回路23の制御端子28にLレベルの信号が入力
されるため、起動信号入力端子30に再生用操作スイッ
チ3の開放に伴ってLレベルの信号が入力されなくなっ
ても駆動端子27に発振信号が出力された状態に保持さ
れる。従って、昇圧回路17による昇圧動作が続けて行
われ、駆動回路1の電源供給端子2及び制御回路7の電
源供給端子12に動作電源である高い電圧が供給された
状態になる。
【0020】前記制御回路7より駆動回路1に対して再
生動作を開始させるための切換信号が出力されると駆動
回路1による切換動作が行われてディスクプレーヤーの
再生動作が開始される。このようにして再生動作状態が
構成されるが、斯かる状態にあるとき昇圧制御回路23
が動作状態にあるため、制御信号出力端子29にはHレ
ベルの信号が出力された状態にある。そして、斯かる再
生動作状態にあるとき動作信号出力端子14にLレベル
の動作信号が出力されているため、該動作信号出力端子
14にベースが接続されている第2制御トランジスター
41はバイアスされて導通状態にある。該第2制御トラ
ンジスター41が導通状態になるとそのエミッタ・コレ
クタ路を通して第1制御トランジスター40のベースに
バイアス電流が供給されるので、該第1制御トランジス
ター40は導通状態になる。それ故、前記昇圧制御回路
23の制御信号出力端子29にHレベルの信号が出力さ
れた状態にあっても制御回路7の制御信号入力端子13
にはLレベルの信号が入力された状態にある。
生動作を開始させるための切換信号が出力されると駆動
回路1による切換動作が行われてディスクプレーヤーの
再生動作が開始される。このようにして再生動作状態が
構成されるが、斯かる状態にあるとき昇圧制御回路23
が動作状態にあるため、制御信号出力端子29にはHレ
ベルの信号が出力された状態にある。そして、斯かる再
生動作状態にあるとき動作信号出力端子14にLレベル
の動作信号が出力されているため、該動作信号出力端子
14にベースが接続されている第2制御トランジスター
41はバイアスされて導通状態にある。該第2制御トラ
ンジスター41が導通状態になるとそのエミッタ・コレ
クタ路を通して第1制御トランジスター40のベースに
バイアス電流が供給されるので、該第1制御トランジス
ター40は導通状態になる。それ故、前記昇圧制御回路
23の制御信号出力端子29にHレベルの信号が出力さ
れた状態にあっても制御回路7の制御信号入力端子13
にはLレベルの信号が入力された状態にある。
【0021】前記制御回路7の制御信号入力端子13に
Lレベルの信号が入力された状態にあるとき該制御回路
7に設けられているメモリー回路へのデータの記憶動作
及び記憶保持動作が行われる状態にある。従って、再生
動作状態にあるときディスクより得られる曲番等のデー
タは、駆動回路1を通して制御回路7に入力され、該制
御回路7に設けられているメモリー回路に記憶される。
Lレベルの信号が入力された状態にあるとき該制御回路
7に設けられているメモリー回路へのデータの記憶動作
及び記憶保持動作が行われる状態にある。従って、再生
動作状態にあるときディスクより得られる曲番等のデー
タは、駆動回路1を通して制御回路7に入力され、該制
御回路7に設けられているメモリー回路に記憶される。
【0022】斯かる再生動作状態にあるときに早送り用
操作スイッチ4を押圧閉成せしめると制御回路7より駆
動回路1に対して早送り動作を行うための切換信号が出
力され、ディスクプレーヤーの早送り動作が行われる。
また、同様に早戻し用操作スイッチ5を押圧閉成せしめ
ると制御回路7より駆動回路1に対して早戻し動作を行
うための切換信号が出力され、ディスクプレーヤーの早
戻し動作が行われる。
操作スイッチ4を押圧閉成せしめると制御回路7より駆
動回路1に対して早送り動作を行うための切換信号が出
力され、ディスクプレーヤーの早送り動作が行われる。
また、同様に早戻し用操作スイッチ5を押圧閉成せしめ
ると制御回路7より駆動回路1に対して早戻し動作を行
うための切換信号が出力され、ディスクプレーヤーの早
戻し動作が行われる。
【0023】ディスクプレーヤーが前述した各動作状態
にあるときに停止用操作スイッチ6を押圧閉成せしめる
と制御回路7より駆動回路1に対して停止状態に切換え
るための切換信号が出力された後動作信号出力端子14
の出力信号がHレベルに反転する。前記駆動回路1に停
止のための切換信号が出力されると該駆動回路1による
停止状態への切換動作が行われ、ディスクプレーヤーは
各動作状態より停止状態に切換えられる。また、前記動
作信号出力端子14にHレベルの信号が出力されると昇
圧制御回路23の制御端子28にHレベルの信号が入力
されるため、駆動端子27に出力されていた発振信号が
無くなり、該駆動端子27にはLレベルの信号が出力さ
れた状態になる。その結果、スイッチングトランジスタ
ー22が非導通状態になるため、昇圧回路17による昇
圧動作が行われなくなる。
にあるときに停止用操作スイッチ6を押圧閉成せしめる
と制御回路7より駆動回路1に対して停止状態に切換え
るための切換信号が出力された後動作信号出力端子14
の出力信号がHレベルに反転する。前記駆動回路1に停
止のための切換信号が出力されると該駆動回路1による
停止状態への切換動作が行われ、ディスクプレーヤーは
各動作状態より停止状態に切換えられる。また、前記動
作信号出力端子14にHレベルの信号が出力されると昇
圧制御回路23の制御端子28にHレベルの信号が入力
されるため、駆動端子27に出力されていた発振信号が
無くなり、該駆動端子27にはLレベルの信号が出力さ
れた状態になる。その結果、スイッチングトランジスタ
ー22が非導通状態になるため、昇圧回路17による昇
圧動作が行われなくなる。
【0024】前記昇圧回路17による昇圧動作が行われ
なくなると、電池16からの電圧が該昇圧回路17を構
成するコイル20及びダイオード21を通して制御回路
7の電源供給端子12に供給されることになる。また、
前記制御回路7の動作信号出力端子14の出力信号がH
レベルになると第2制御トランジスター41が非導通状
態に反転するため、該第2制御トランジスター41によ
って動作が制御されるべく接続されている第1制御トラ
ンジスター40は非導通状態になる。停止状態への切換
操作が行われると第1制御トランジスター40が非導通
状態になるが、停止状態では昇圧制御回路23の制御信
号出力端子29の出力信号はLレベルになるため、制御
回路7の制御信号入力端子13にはLレベルの信号が入
力された状態になる。従って、前記制御回路7内に設け
られているメモリー回路に記憶されている曲番等のデー
タの記憶保持動作が行われる。
なくなると、電池16からの電圧が該昇圧回路17を構
成するコイル20及びダイオード21を通して制御回路
7の電源供給端子12に供給されることになる。また、
前記制御回路7の動作信号出力端子14の出力信号がH
レベルになると第2制御トランジスター41が非導通状
態に反転するため、該第2制御トランジスター41によ
って動作が制御されるべく接続されている第1制御トラ
ンジスター40は非導通状態になる。停止状態への切換
操作が行われると第1制御トランジスター40が非導通
状態になるが、停止状態では昇圧制御回路23の制御信
号出力端子29の出力信号はLレベルになるため、制御
回路7の制御信号入力端子13にはLレベルの信号が入
力された状態になる。従って、前記制御回路7内に設け
られているメモリー回路に記憶されている曲番等のデー
タの記憶保持動作が行われる。
【0025】ディスクプレーヤーが各動作状態にあると
きに停止操作を行うと前述した切換動作が行われて停止
状態に切換えられるとともにメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作が行われる。それ故、例えば
曲の途中で停止操作を行った後、次に再生操作を行うと
メモリー回路に記憶されているデータに基づく再生動作
を行うことができるため、同一の曲からの再生動作を開
始させることができる。
きに停止操作を行うと前述した切換動作が行われて停止
状態に切換えられるとともにメモリー回路に記憶されて
いるデータの記憶保持動作が行われる。それ故、例えば
曲の途中で停止操作を行った後、次に再生操作を行うと
メモリー回路に記憶されているデータに基づく再生動作
を行うことができるため、同一の曲からの再生動作を開
始させることができる。
【0026】電池16の電圧が所定値より高い状態にあ
る場合のディスクプレーヤーの各動作は行われるが、次
に該電圧が所定値より下ったとき、即ち制御回路7内に
設けられているメモリー回路に記憶されているデータの
記憶保持動作を行うことができない電圧値まで低下した
場合の動作について説明する。
る場合のディスクプレーヤーの各動作は行われるが、次
に該電圧が所定値より下ったとき、即ち制御回路7内に
設けられているメモリー回路に記憶されているデータの
記憶保持動作を行うことができない電圧値まで低下した
場合の動作について説明する。
【0027】ディスクプレーヤーが停止状態にあるとき
には、前述したように電池16より得られる低い電圧に
よって制御回路7内に設けられているメモリー回路は、
ディスクより得られたデータを記憶保持する状態にあ
る。斯かる状態において、電池16の電圧が低下し、そ
の電圧がメモリー回路の記憶保持動作を行うことができ
ない値まで低下すると電圧検出回路31の検出信号出力
端子32にHレベルの信号が出力される。前記検出信号
出力端子32にHレベルの信号が出力されると抵抗37
を通してリセット用トランジスター36のベースにバイ
アス電流が供給され、該リセット用トランジスター36
は導通状態に反転する。
には、前述したように電池16より得られる低い電圧に
よって制御回路7内に設けられているメモリー回路は、
ディスクより得られたデータを記憶保持する状態にあ
る。斯かる状態において、電池16の電圧が低下し、そ
の電圧がメモリー回路の記憶保持動作を行うことができ
ない値まで低下すると電圧検出回路31の検出信号出力
端子32にHレベルの信号が出力される。前記検出信号
出力端子32にHレベルの信号が出力されると抵抗37
を通してリセット用トランジスター36のベースにバイ
アス電流が供給され、該リセット用トランジスター36
は導通状態に反転する。
【0028】前記リセット用トランジスター36が導通
状態に反転すると昇圧制御回路23の起動信号入力端子
30にLレベルの信号が入力されるとともに制御回路7
のリセット端子15にLレベルの信号が入力される。前
記起動信号入力端子30にLレベルの信号が入力される
と昇圧制御回路23が動作状態になり、その駆動端子2
7に発振信号を出力する。前記駆動端子27に発振信号
が出力されると前述したようにスイッチングトランジス
ター22が導通状態と非導通状態に反転するため、昇圧
回路17による昇圧動作が行われる。
状態に反転すると昇圧制御回路23の起動信号入力端子
30にLレベルの信号が入力されるとともに制御回路7
のリセット端子15にLレベルの信号が入力される。前
記起動信号入力端子30にLレベルの信号が入力される
と昇圧制御回路23が動作状態になり、その駆動端子2
7に発振信号を出力する。前記駆動端子27に発振信号
が出力されると前述したようにスイッチングトランジス
ター22が導通状態と非導通状態に反転するため、昇圧
回路17による昇圧動作が行われる。
【0029】前記昇圧回路17による昇圧動作が開始さ
れると該昇圧回路17によって昇圧された高い電圧が制
御回路7の電源供給端子12に供給されるとともに昇圧
制御回路23の制御信号出力端子29にHレベルの信号
が出力される。停止状態にあるときには、第1制御トラ
ンジスター40が非導通状態にあるため、前記制御信号
出力端子29に出力されたHレベルの信号が制御回路7
の制御信号入力端子13に入力される。その結果、前記
制御回路7はリセット動作を行うことができる状態にな
る。そして、前記リセット用トランジスター36の導通
によってリセット端子15にLレベルの信号が入力され
ているため、前記制御回路7に組込まれているリセット
回路(図示せず)の働きによってメモリー回路のリセッ
ト動作が行われる。
れると該昇圧回路17によって昇圧された高い電圧が制
御回路7の電源供給端子12に供給されるとともに昇圧
制御回路23の制御信号出力端子29にHレベルの信号
が出力される。停止状態にあるときには、第1制御トラ
ンジスター40が非導通状態にあるため、前記制御信号
出力端子29に出力されたHレベルの信号が制御回路7
の制御信号入力端子13に入力される。その結果、前記
制御回路7はリセット動作を行うことができる状態にな
る。そして、前記リセット用トランジスター36の導通
によってリセット端子15にLレベルの信号が入力され
ているため、前記制御回路7に組込まれているリセット
回路(図示せず)の働きによってメモリー回路のリセッ
ト動作が行われる。
【0030】以上の如く、制御回路7のリセット動作は
行われるが、前記電圧検出回路31の検出動作に伴うリ
セット用トランジスター36の導通時間が短時間であっ
ても起動信号入力端子30は、コンデンサー47の働き
によって所定時間Lレベルに保持される。従って、制御
回路7の電源供給端子12に昇圧回路17によって昇圧
された高い電圧が供給されるとともに制御信号入力端子
13にHレベルの信号が入力されることになり、該制御
回路7のリセット動作を確実に行うことができる。
行われるが、前記電圧検出回路31の検出動作に伴うリ
セット用トランジスター36の導通時間が短時間であっ
ても起動信号入力端子30は、コンデンサー47の働き
によって所定時間Lレベルに保持される。従って、制御
回路7の電源供給端子12に昇圧回路17によって昇圧
された高い電圧が供給されるとともに制御信号入力端子
13にHレベルの信号が入力されることになり、該制御
回路7のリセット動作を確実に行うことができる。
【0031】以上の如く電池16の電圧が低下した場合
のリセット動作は行われるが、次に電池16の交換を行
う場合のリセット動作について説明する。ディスクプレ
ーヤーに設けられている電池収納部に新しい電池を収納
すると昇圧制御回路23の電源供給端子24に電池16
の電圧が供給されるが、電圧検出回路31の電圧検出端
子31aに印加される電圧は、時定数回路33の働きに
よって徐々に上昇する。従って、電池16を収納したと
きより所定の間は、電圧検出端子31aに供給される電
圧が所定の電圧より低くなるため、前記電圧検出回路3
1の検出信号出力端子32にHレベルの信号が出力され
る。前記検出信号出力端子32にHレベルの信号が出力
されると抵抗37を通してリセット用トランジスター3
6のベースにバイアス電流が供給されるため、該リセッ
ト用トランジスター36は導通状態に反転する。
のリセット動作は行われるが、次に電池16の交換を行
う場合のリセット動作について説明する。ディスクプレ
ーヤーに設けられている電池収納部に新しい電池を収納
すると昇圧制御回路23の電源供給端子24に電池16
の電圧が供給されるが、電圧検出回路31の電圧検出端
子31aに印加される電圧は、時定数回路33の働きに
よって徐々に上昇する。従って、電池16を収納したと
きより所定の間は、電圧検出端子31aに供給される電
圧が所定の電圧より低くなるため、前記電圧検出回路3
1の検出信号出力端子32にHレベルの信号が出力され
る。前記検出信号出力端子32にHレベルの信号が出力
されると抵抗37を通してリセット用トランジスター3
6のベースにバイアス電流が供給されるため、該リセッ
ト用トランジスター36は導通状態に反転する。
【0032】前記リセット用トランジスター36が導通
状態に反転すると昇圧制御回路23の起動信号入力端子
30にLレベルの信号が入力されるとともに制御回路7
のリセット端子15にLレベルの信号が入力される。そ
の結果、前述したように制御回路7の電源供給端子12
に昇圧回路17によって昇圧された高い電圧が供給され
るとともに制御信号入力端子13にHレベルの信号が入
力されるため、メモリー回路のリセット動作が行われ
る。
状態に反転すると昇圧制御回路23の起動信号入力端子
30にLレベルの信号が入力されるとともに制御回路7
のリセット端子15にLレベルの信号が入力される。そ
の結果、前述したように制御回路7の電源供給端子12
に昇圧回路17によって昇圧された高い電圧が供給され
るとともに制御信号入力端子13にHレベルの信号が入
力されるため、メモリー回路のリセット動作が行われ
る。
【0033】斯かるリセット動作が行われた後所定時間
経過すると電圧検出回路31の電圧検出端子31aに印
加される電圧が所定の電圧より高くなる。その結果、電
圧検出回路31の検出信号出力端子32の出力信号がL
レベルになるのでリセット用トランジスター36が非導
通状態に反転する。このように電池16の交換を行うと
制御回路7のリセット動作が行われるため、ディスクプ
レーヤーの動作制御を正確に行うことができる。
経過すると電圧検出回路31の電圧検出端子31aに印
加される電圧が所定の電圧より高くなる。その結果、電
圧検出回路31の検出信号出力端子32の出力信号がL
レベルになるのでリセット用トランジスター36が非導
通状態に反転する。このように電池16の交換を行うと
制御回路7のリセット動作が行われるため、ディスクプ
レーヤーの動作制御を正確に行うことができる。
【0034】尚、本実施例では、本発明の動作制御回路
をディスクプレーヤーに組込んだ場合について説明した
が、テープレコーダー等のポータブル型電子機器に実施
することも可能である。また、制御回路7の制御信号入
力端子13にHレベルの信号が入力されているときメモ
リー回路のリセット動作が行われるようにしたが、反対
にLレベルの信号が入力されているときにリセット動作
が行われるように構成することもできる。
をディスクプレーヤーに組込んだ場合について説明した
が、テープレコーダー等のポータブル型電子機器に実施
することも可能である。また、制御回路7の制御信号入
力端子13にHレベルの信号が入力されているときメモ
リー回路のリセット動作が行われるようにしたが、反対
にLレベルの信号が入力されているときにリセット動作
が行われるように構成することもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の動作制御回路は、機器の動作を
制御するべく設けられている制御回路によって昇圧回路
の動作を制御する昇圧制御回路の動作を制御するととも
にその出力信号により動作状態になるスイッチング素子
を設け、該スイッチング素子の動作によって該制御回路
に設けられている制御信号入力端子への信号の入力動作
を制御するように構成したので、該制御回路に組込まれ
ているメモリー回路のリセット動作及びデータの記憶保
持動作の制御動作を正確に行うことができる。
制御するべく設けられている制御回路によって昇圧回路
の動作を制御する昇圧制御回路の動作を制御するととも
にその出力信号により動作状態になるスイッチング素子
を設け、該スイッチング素子の動作によって該制御回路
に設けられている制御信号入力端子への信号の入力動作
を制御するように構成したので、該制御回路に組込まれ
ているメモリー回路のリセット動作及びデータの記憶保
持動作の制御動作を正確に行うことができる。
【図1】本発明の動作制御回路をポータブル型のディス
クプレーヤーに組込んだ場合の一実施例である。
クプレーヤーに組込んだ場合の一実施例である。
1 駆動回路 7 制御回路 13 制御信号入力端子 14 動作信号出力端子 15 リセット端子 16 電池17 昇圧回路 22 スイッチングトランジスター 23 昇圧制御回路 27 駆動端子 28 制御端子 29 制御信号出力端子 30 起動信号入力端子 31 電圧検出回路33 時定数回路 36 リセット用トランジスター 40 第1制御トランジスター 41 第2制御トランジスター
Claims (1)
- 【請求項1】 電池を動作電源として使用するポータブ
ル型電子機器において、前記電池より得られる電圧を昇
圧する昇圧回路と、ポータブル型電子機器の動作を制御
するべく設けられているとともに機器が動作状態にある
とき前記昇圧回路により昇圧された電圧が動作電源とし
て供給され、且つ機器が非動作状態にあるとき前記電池
より得られる低電圧によりデータの記憶保持動作が行わ
れるメモリー回路が組込まれている制御回路と、該制御
回路に設けられているとともに前記メモリー回路のリセ
ット動作を行うとき第1レベルの信号が印加され、且つ
該メモリー回路によるデータの記憶保持動作を行うとき
第2レベルの信号が印加される制御信号入力端子と、前
記昇圧回路の動作を制御するとともに制御端子に動作信
号が入力された状態にあるとき該昇圧回路を動作状態に
する昇圧制御回路と、前記制御回路に設けられていると
ともに機器が動作状態にあるとき前記昇圧制御回路の制
御端子に動作信号を出力する動作信号出力端子と、該動
作信号出力端子より動作信号が出力されているとき動作
状態になるとともに前記制御信号入力端子に第2レベル
の信号を入力せしめるスイッチング素子とより成るポー
タブル型電子機器の動作制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027958A JP2594201B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ポータブル型電子機器の動作制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027958A JP2594201B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ポータブル型電子機器の動作制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225681A JPH05225681A (ja) | 1993-09-03 |
JP2594201B2 true JP2594201B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12235402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4027958A Expired - Lifetime JP2594201B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ポータブル型電子機器の動作制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594201B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4027958A patent/JP2594201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05225681A (ja) | 1993-09-03 |
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