JP2614567B2 - 音響機器のリモートコントロール装置 - Google Patents

音響機器のリモートコントロール装置

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JP2614567B2
JP2614567B2 JP3334738A JP33473891A JP2614567B2 JP 2614567 B2 JP2614567 B2 JP 2614567B2 JP 3334738 A JP3334738 A JP 3334738A JP 33473891 A JP33473891 A JP 33473891A JP 2614567 B2 JP2614567 B2 JP 2614567B2
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恒佳 河内
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤー等
の音響機器に関し、特にリモートコントロール装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】最近ディスクプレーヤーより再生される
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれる音響機器
が普及している。斯かる音響機器は、一般に機器本体を
バッグ等の中に収納した状態で使用されるため、ディス
クプレーヤーの動作切換を行う場合には、機器本体をバ
ッグの中から取出して切換操作を行う必要があり、非常
に不便なものである。斯かる点を改良した技術としてヘ
ッドフォンにディスクプレーヤーの動作切換を行うリモ
コン装置を組込んだものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクプレーヤーに
おいては、ディスクに記録されている信号に基づいて再
生動作が行われている曲番を検出することが可能であ
り、斯かる曲番を表示する表示装置がリモコン部に設け
られておれば非常に便利である。本発明は、斯かる表示
装置が組込まれているリモートコントロール装置を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリモートコント
ロール装置は、音響機器の本体に組込まれているととも
に信号再生装置の動作を制御する第1制御回路と、リモ
コン部に組込まれているとともに操作スイッチの切換操
作に伴う切換信号を前記第1制御回路へ送出する第2制
御回路と、前記リモコン部に組込まれているとともに前
記第2制御回路によって動作が制御される表示装置とよ
り構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、信号再生装置が動作状態にあるとき
第1制御回路より第2制御回路に表示用データを送出す
るとともに該表示用データが正しく受信されたとき該第
2制御回路より第1制御回路に対して受信完了信号を送
出するようにしたものである。
【0006】
【実施例】図面は、何れも本発明のリモートコントロー
ル装置に関し、図1は音響機器本体に組込まれている電
気回路図、図2はリモコン付ヘッドフォンの接続関係を
示す電気回路図である。
【0007】図1において、1はディスクプレーヤー等
の信号再生装置であり、ディスクより再生される左チャ
ンネルの信号が出力される第1出力端子2、右チャンネ
ルの信号が出力される第2出力端子3及び動作電源が供
給される電源供給端子4が設けられている。5は前記信
号再生装置1の動作を制御する第1制御回路であり、動
作電源が供給される電源供給端子6、リモコン部との間
で信号の送受信が行われる入出力端子7、前記信号再生
装置1を動作状態にするときH(高い)レベルの信号が
出力される電源制御信号出力端子8が設けられていると
ともに前記信号再生装置1との間に複数の制御信号路が
設けられている。
【0008】9は前記信号再生装置1に設けられている
第1出力端子2に出力される左チャンネルの再生信号が
入力されるとともに該信号を増幅する第1増幅回路、1
0は第2出力端子3に出力される右チャンネルの再生信
号が入力されるとともに該信号を増幅する第2増幅回路
である。11は音響機器の本体に収納される電池、12
は該電池11より得られる電圧を信号再生装置1及び第
1制御回路5を動作させるために必要な電圧値に昇圧す
る昇圧回路であり、その出力端子13は前記第1制御回
路5に設けられている電源供給端子6に接続されてい
る。
【0009】14はエミッタが前記昇圧回路12の出力
端子13に接続されているとともにコレクタが前記信号
再生装置1に設けられている電源供給端子4に接続され
ている第1電源供給用トランジスターであり、導通状態
にあるとき該昇圧回路12より得られる電源を該信号再
生装置に供給する作用を有している。15は前記第1電
源供給用トランジスター14の動作を制御するべくコレ
クタが抵抗16を介してそのベースに接続されていると
ともにエミッタが接地されている第1制御トランジスタ
ーであり、そのベースは抵抗17を介して前記第1制御
回路5に設けられている電源制御信号出力端子8に接続
されている。
【0010】18はエミッタが前記電池11の正極端子
に接続されているとともにコレクタが前記第1増幅回路
9及び第2増幅回路10の電源供給端子に接続されてい
る第2電源供給用トランジスターであり、導通状態にあ
るとき該電池11より得られる電源を該第1増幅回路9
及び第2増幅回路10に供給する作用を有している。1
9は前記第2電源供給用トランジスター18の動作を制
御するべくコレクタが抵抗20を介してそのベースに接
続されているとともにエミッタが接地されている第2制
御トランジスターであり、そのベースは抵抗21を介し
て前記第1制御回路5に設けられている電源制御信号出
力端子8に接続されている。
【0011】22はヘッドフォンのプラグが挿入される
ヘッドフォンジャックであり、前記第1増幅回路9の出
力信号が印加される第1信号端子23、前記第2増幅回
路10の出力信号が印加される第2信号端子24、接地
されているとともにヘッドフォンのプラグが挿入されて
いるとき該プラグの接地プラグ端子と接触する接地端子
25、前記第1制御回路5に設けられている入出力端子
7に接続されているとともにヘッドフォンのプラグが挿
入されているとき該プラグの制御プラグ端子と接触する
制御端子26及び前記昇圧回路12の出力端子13に接
続されているとともにヘッドフォンのプラグが挿入され
ているとき該プラグの電源プラグ端子と接触する電源端
子27を備えている。
【0012】以上の如く、音響機器の本体に組込まれて
いる電気回路は構成されているが、次にリモコン付ヘッ
ドフォンについて図2を参照して説明する。
【0013】図2において、28は前述した音響機器本
体に設けられているヘッドフォンジャック22に挿入さ
れるヘッドフォンプラグであり、該ヘッドフォンジャッ
22に挿入されたとき第1信号端子23と接触する第
1信号プラグ端子29、第2信号端子24と接触する第
2信号プラグ端子30、接地端子25と接触する接地プ
ラグ端子31、制御端子26と接触する制御プラグ端子
32及び電源端子27と接触する電源プラグ端子33を
備えている。
【0014】34は左チャンネルの信号レベルを調整す
る第1可変抵抗器であり、第1信号プラグ端子29と接
地プラグ端子31との間に接続されている。35は左チ
ャンネルの信号を放音する左チャンネル用スピーカーで
あり、前記第1可変抵抗器34の摺動子と接地プラグ端
子31との間に接続されている。36は右チャンネルの
信号レベルを調整する第2可変抵抗器であり、第2信号
プラグ端子30と接地プラグ端子31との間に接続され
ている。37は右チャンネルの信号を放音する右チャン
ネル用スピーカーであり、前記第2可変抵抗器36の摺
動子と接地プラグ端子31との間に接続されている。
【0015】38,39,40及び41は、リモコン操
作部に設けられている再生用操作スイッチ、停止用操作
スイッチ、早送り用操作スイッチ及び早戻し用操作スイ
ッチ、42は前記各操作スイッチの切換操作に応じて前
記音響機器の本体に組込まれている信号再生装置1の動
作切換を行う信号を出力するとともに前記第1制御回路
5より送出される表示用データに基づいて表示装置43
に曲番等を表示させる第2制御回路であり、制御プラグ
端子32に接続されている入出力端子44、前記電源プ
ラグ端子33に接続されている電源供給端子45及びリ
セット端子46が設けられている。47は前記電源プラ
グ端子33に電源が供給されたとき所定時間動作状態に
なるリセット回路であり、前記第2制御回路42に設け
られているリセット端子46にリセット信号を印加せし
めて該第2制御回路42のリセット動作を行うように構
成されている。
【0016】48は電源プラグ端子33と接地プラグ端
子31との間に接続されているとともに前記昇圧回路1
2の出力端子13に出力される電圧が該電源プラグ端子
33に印加された状態にあるとき充電されるコンデンサ
ーであり、ヘッドフォンジャック22よりヘッドフォン
プラグ28が抜けたとき、第2制御回路42及び表示装
置43を所定時間動作状態に保持する電源を供給する作
用を有している。49は昇圧回路12の出力端子13と
第1制御回路5の入出力端子7との間に接続されている
抵抗であり、該入出力端子7による信号の出力動作及び
入力動作が行われていないとき該入出力端子7をHレベ
ルに保持する作用を有している。
【0017】斯かる回路構成において、信号再生装置1
が再生動作状態にあるときディスクに記録されている信
号に基づいて再生されている曲の番号が第1制御回路5
に入力され、その曲番に基づく表示用データが入出力端
子7に出力される。そして、斯かる表示用データが第2
制御回路42の入出力端子44に入力されて、該表示用
データが該第2制御回路42によって正しく受信される
と該表示用データに基づく曲番が表示装置43に表示さ
れるとともに第2制御回路42の入出力端子44に受信
完了信号が出力される。斯かる受信完了信号としては、
例えば入出力端子44の出力レベルを所定時間L(低
い)レベルにするという信号が使用される。
【0018】また、前記第1制御回路5から第2制御回
路42への表示用データの送出動作は、再生される曲の
番号が変化する毎に行われるとともに該第2制御回路4
2から出力される受信完了信号が表示用データの送出後
入出力端子7に入力されなかった場合には、該表示用デ
ータを所定回数繰り返して送信するように構成されてい
る。そして、第1制御回路5より表示用データが所定回
数送出されても受信完了信号が入力されなかった場合に
は、該第1制御回路5は、ヘッドフォンジャック22
りヘッドフォンプラグ28が抜けたと判断し、再生動作
状態にある信号再生装置1を停止状態に切換えるととも
に電源制御信号出力端子8の出力信号をHレベルよりL
レベルに反転させるように構成されている。
【0019】以上の如く、本発明は構成されており、次
に動作について説明する。図2に示すヘッドフォンプラ
28をヘッドフォンジャック22に挿入すると第1信
号プラグ端子29、第2信号プラグ端子30、接地プラ
グ端子31、制御プラグ端子32及び電源プラグ端子3
3が、夫々第1信号端子23、第2信号端子24、接地
端子25、制御端子26及び電源端子27と接触した状
態になる。
【0020】斯かる状態において、音響機器本体に設け
られている電源スイッチ(図示せず)を閉成すると電池
11からの電源が昇圧回路12に供給されるため、その
出力端子13に昇圧された電圧が出力される。前記昇圧
回路12の出力端子13に出力される電源は、第1制御
回路5の電源供給端子6に供給されるとともに電源端子
27及び電源プラグ端子33を介して第2制御回路42
の電源供給端子45に供給される。また、リセット回路
47より出力されるリセット信号が第2制御回路42の
リセット端子46に印加され、該第2制御回路42のリ
セット動作が行われる。
【0021】信号再生装置が停止状態にあるとき前記第
1制御回路5に設けられている電源制御信号出力端子8
には、Lレベルの信号が出力されているため、該電源制
御信号出力端子8にベースが接続されている第1制御ト
ランジスター15及び第2制御トランジスター19は非
導通状態にある。従って、該第1制御トランジスター1
5及び第2制御トランジスター19によって動作が制御
されるべく接続されている第1電源供給用トランジスタ
ー14及び第2電源供給用トランジスター18は非導通
状態にあり、信号再生装置1、第1増幅回路9及び第2
増幅回路10への電源供給は行われることはない。
【0022】前述した停止状態にあるときにリモコン操
作部に設けられている再生用操作スイッチ38を押圧閉
成せしめると第2制御回路42に設けられている入出力
端子44にコード化された再生用切換信号が出力され
る。前記入出力端子44に出力された再生用切換信号
は、制御プラグ端子32及び制御端子26を通して第1
制御回路5に設けられている入出力端子7に入力され
る。該入出力端子7に前記第2制御回路42から出力さ
れるコード化された再生用切換信号が入力されると電源
制御信号出力端子8にHレベルの信号が出力されるとと
もにコードに基づいて信号再生装置1を再生動作状態に
するための切換信号が第1制御回路5より出力される。
【0023】前記電源制御信号出力端子8にHレベルの
信号が出力されると第1制御トランジスター15及び第
2制御トランジスター19がバイアスされて導通状態に
反転するため、第1電源供給用トランジスター14及び
第2電源供給用トランジスター18が導通状態に反転す
る。前記第1電源供給用トランジスター14が導通状態
に反転するとそのエミッタ・コレクタ間を通して昇圧回
路12の出力端子13に出力される電圧が信号再生装置
1の電源供給端子4に供給される。また、前記第2電源
供給用トランジスター18が導通状態に反転するとその
エミッタ・コレクタ間を通して電池11からの電圧が第
1増幅回路9及び第2増幅回路10の動作電源として供
給される。
【0024】前記信号再生装置1に電源が供給されると
該信号再生装置1が動作可能状態になるため、前記第1
制御回路5より出力される切換信号によって信号再生装
置1を構成するディスクプレーヤーが再生動作状態にな
る。ディスクプレーヤーが再生動作状態になるとディス
クより再生される左右のチャンネルの信号が、信号再生
装置1に設けられている第1出力端子2及び第2出力端
子3に出力される。
【0025】前記第1出力端子2に出力された左チャン
ネルの信号は、第1増幅回路9に入力されて増幅された
後、第1信号端子23及び第1信号プラグ端子29を介
して第1可変抵抗器34に印加される。従って、左チャ
ンネルの信号は、左チャンネル用スピーカー35に印加
されて放音されるとともにその音量は第1可変抵抗器3
4の摺動子を摺動させることによって行われる。また、
前記第2出力端子3に出力された右チャンネルの信号
は、第2増幅回路10に入力されて増幅された後、第2
信号端子24及び第2信号プラグ端子30を介して第2
可変抵抗器36に印加される。従って右チャンネルの信
号は、右チャンネル用スピーカー37に印加されて放音
されるとともにその音量は第2可変抵抗器36の摺動子
を摺動させることによって行われる。
【0026】リモコン操作部に設けられている再生用操
作スイッチ38を押圧閉成せしめると前述したように信
号再生装置1が再生動作状態になり、ディスクより再生
される再生信号をヘッドフォンによって聴取することが
できるが、斯かる再生動作状態にあるときディスクより
得られる曲番に関するデータが第1制御回路5に入力さ
れる。斯かるデータは、第1制御回路5に設けられてい
る入出力端子7に表示用データとして出力される。
【0027】前記第1制御回路5の入出力端子7に出力
された表示用データは、制御端子26及び制御プラグ端
子32を介して第2制御回路42の入出力端子44に入
力される。斯かる表示用データが入出力端子44に入力
されると前記第2制御回路42による信号の検出動作が
行われ、その表示用データが正しいデータである場合に
は、該表示用データに基づく曲番が表示装置43に表示
されるとともに入出力端子44に受信完了信号であるL
レベルの信号を所定時間出力する。斯かる受信完了信号
が出力されると第1制御回路5の入出力端子7にLレベ
ルの受信完了信号が入力される。
【0028】斯かる受信完了信号が第1制御回路5の入
出力端子7に入力されると該第1制御回路5は、表示用
データの第2制御回路42への送出動作が正常に行われ
たと判断し、該表示用データの再度の送出動作を行うこ
とはない。斯かる再生動作が行われてディスクより再生
される曲が終了すると次の曲の再生動作が開始される。
次の曲の再生動作が開始されるとディスクより得られる
曲番に関するデータが変更されるため、そのデータに基
づく表示用データが第1制御回路5の入出力端子7に出
力される。斯かる表示用データは、前述したように第2
制御回路42の入出力端子44に入力されるが、斯かる
データが正しいデータである場合には、表示装置43に
新しく再生されている曲番か表示されるとともに入出力
端子44に受信完了信号が出力されて前述した動作が行
われる。
【0029】以上の如く表示用データの送受信動作が正
常に行われた場合の動作は行われるが、次にヘッドフォ
ンプラグ28が短時間即ちコンデンサー48の放電電流
によって第2制御回路42が動作状態を保持することが
できる間ヘッドフォンジャック22より抜けた場合につ
いて説明する。
【0030】ヘッドフォンジャック22よりヘッドフォ
ンプラグ28が抜けている間に第1制御回路5より表示
用データの出力動作が行われなかった場合、即ちディス
クより再生される曲が変更されなかった場合には、前述
した正常時の動作が続けて行われることになる。
【0031】次にヘッドフォンジャック22よりヘッド
フォンプラグ28が抜けている間に第1制御回路5より
表示用データの出力動作が行われた場合、即ちディスク
より再生される曲が変更された場合について説明する。
ヘッドフォンプラグ28がヘッドフォンジャック22
り抜けた状態にあるときにディスクより再生される曲が
変更されると第1制御回路5の入出力端子7に表示用デ
ータが出力される。斯かる状態では、ヘッドフォンジャ
ック22より受信完了信号が入力されないため、前記第
1制御回路5の入出力端子7に所定の間隔をあけて表示
用データが繰り返し出力される。従って、斯かる状態に
あるときにヘッドフォンプラグ28をヘッドフォンジャ
ック22に挿入するとリモコン操作部に設けられている
第2制御回路42は動作状態にあるため、前記第1制御
回路5より出力される表示用データに基づいて表示装置
43に曲番が表示されるとともに受信完了信号が第1制
御回路5に対して出力される。斯かる動作が行われる結
果、第1制御回路5の表示用データの繰り返し出力動作
が行われなくなり、通常の再生動作が行われる状態にな
る。
【0032】以上の如くヘッドフォンプラグ28がヘッ
ドフォンジャック22より短時間抜けている場合の動作
は行われるが、次に長時間即ち第1制御回路5の入出力
端子7に表示用データが所定の回数繰り返し出力される
間ヘッドフォンプラグ28がヘッドフォンジャック22
より抜けている場合の動作について説明する。斯かる場
合には、第1制御回路5の入出力端子7に表示用データ
が所定回数出力されても受信完了信号が入力されないた
め、該第1制御回路5はヘッドフォンプラグ28がヘッ
ドフォンジャック22より抜けたと判断する。その結
果、第1制御回路5より信号再生装置1に対して停止状
態に切換える信号が出力されるとともに電源制御信号出
力端子8の出力信号がHレベルよりLレベルに反転す
る。
【0033】前記第1制御回路5より停止のための切換
信号が出力されると信号再生装置1が停止状態に切換え
られる。そして、電源制御信号出力端子8の出力信号が
Lレベルになると第1制御トランジスター15及び第2
制御トランジスター19が非導通状態に反転するため、
第1電源供給用トランジスター14及び第2電源供給用
トランジスター18が非導通状態に反転せしめられる。
その結果、信号再生装置1、第1増幅回路9及び第2増
幅回路10への電源供給が断たれ、音響機器本体は元の
停止状態に復帰する。このように再生動作中にヘッドフ
ォンプラグ28がヘッドフォンジャック22より長時間
抜けると信号再生装置1を停止状態に切換えるようにし
たので無駄な動作が行われないだけでなく電池11の容
量の浪費を防止することができる。
【0034】以上の如く、再生動作状態への切換動作、
表示装置43による曲番表示動作及びヘッドフォンジャ
ック22よりヘッドフォンプラグ28が抜けた場合の動
作は行われるが、早送り用操作スイッチ40及び早戻し
用操作スイッチ41を押圧閉成せしめると第2制御回路
42より第1制御回路5に対してコード化された切換信
号が出力されて各動作状態への切換動作が行われるた
め、その説明は省略する。また、信号再生装置1が各動
作状態にあるときに停止用操作スイッチ39を押圧閉成
せしめると第2制御回路42より第1制御回路5に対し
てコード化された切換信号が出力される。斯かる停止の
ための切換信号が第1制御回路5に入力されると該第1
制御回路5の働きによって信号再生装置1が停止状態に
切換えられるとともに電源制御信号出力端子8の出力信
号がLレベルになるため、信号再生装置1、第1増幅回
路9及び第2増幅回路10への電源供給が断たれる。
【0035】尚、本実施例では、リモコン部がヘッドフ
ォンに設けられているリモコン付ヘッドフォンを使用す
る音響機器について説明したが、独立したリモコン部を
使用する音響機器に実施することもできる。
【0036】
【発明の効果】本発明のリモートコントロール装置は、
信号再生装置が動作状態にあるとき、音響機器本体に設
けられている第1制御回路よりリモコン部に設けられて
いる第2制御回路に表示用データを送出し、該表示用デ
ータが正しく受信されたとき第2制御回路より第1制御
回路に対して受信完了信号を送出するようにしたので、
表示用データの送受信動作が正確に行われたか否かを検
出することが出来る。そして、本発明は、受信完了信号
を第1制御回路が受信したとき、送出された表示用デー
タと同じ表示用データの送出動作を行わないようにした
ので、無駄な信号の送受信動作を防止することが出来
る。また、本発明は、受信完了信号が入力されない場合
には、送出された表示用データと同じ表示用データを所
定回数繰り返して出力するように構成したので、例えば
リモコンのプラグがジャックより抜けた場合でも短時間
の間に該プラグを該ジャックに挿入すれば表示用データ
の受信動作を行うことが出来ることになり、その結果リ
モコン部に設けられている表示装置に曲番等のデータを
正確に表示することが出来る。
【0037】更に、本発明は、表示用データの所定回数
の送出にもかかわらず受信完了信号が受信されない場合
には、信号再生装置を停止状態に切換えるようにしたの
で、例えばリモコンのプラグがジャックより長時間抜け
た場合には、信号再生装置の無駄な動作を防止すること
が出来るとともに貴重な電池の浪費を防止することが出
来るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成する音響機器本体に組込まれてい
る電気回路図である。
【図2】リモコン付ヘッドフォンの接続関係を示す電気
回路図である。
【符号の説明】
1 信号再生装置 5 第1制御回路 11 電池22 ヘッドフォンジャック 23 第1信号端子 24 第2信号端子 25 接地端子 26 制御端子 27 電源端子28 ヘッドフォンプラグ 29 第1信号プラグ端子 30 第2信号プラグ端子 31 接地プラグ端子 32 制御プラグ端子 33 電源プラグ端子 42 第2制御回路 43 表示装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響機器本体に設けられているジャック
    にリモコン部に設けられているプラグを挿入し、該リモ
    コン部に設けられている操作スイッチを操作することに
    よって該音響機器本体に組込まれている信号再生装置の
    動作を制御するように構成された音響機器において、音
    響機器本体に組込まれているとともに信号再生装置の動
    作を制御する第1制御回路と、前記リモコン部に組込ま
    れているとともに操作スイッチの切換操作に伴う切換信
    号を前記第1制御回路へ送出する第2制御回路と、前記
    リモコン部に組込まれているとともに前記第2制御回路
    によって動作が制御される表示装置とより成り、信号再
    生装置が動作状態にあるとき第1制御回路より第2制御
    回路に表示用データを送出するとともに該表示用データ
    が正しく受信されたとき該第2制御回路より第1制御回
    路に対して受信完了信号を送出し、且つ該受信完了信号
    を第1制御回路が受信したとき、前記表示用データと同
    じ表示用データの送出動作を行わないようにしたことを
    特徴とする音響機器のリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 音響機器本体に設けられているジャック
    にリモコン部に設けられているプラグを挿入し、該リモ
    コン部に設けられている操作スイッチを操作することに
    よって該音響機器本体に組込まれている信号再生装置の
    動作を制御するように構成された音響機器において、音
    響機器本体に組込まれているとともに信号再生装置の動
    作を制御する第1制御回路と、前記リモコン部に組込ま
    れているとともに操作スイッチの切換操作に伴う切換信
    号を前記第1制御回路へ送出する第2制御回路と、前記
    リモコン部に組込まれているとともに前記第2制御回路
    によって動作が制御される表示装置とより成り、信号再
    生装置が動作状態にあるとき第1制御回路より第2制御
    回路に表示用データを送出するとともに該表示用データ
    が正しく受信されたとき該第2制御回路より第1制御回
    路に対して受信完了信号を送出し、且つ該受信完了信号
    が第1制御回路によって受信されなかったとき前記表示
    用データと同じ表示用データの送出動作を所定回数繰り
    返して行うようにしたことを特徴とする音響機器のリモ
    ートコントロール装置。
  3. 【請求項3】 音響機器本体に設けられているジャック
    にリモコン部に設けられているプラグを挿入し、該リモ
    コン部に設けられている操作スイッチを操作することに
    よって該音響機器本体に組込まれている信号再生装置の
    動作を制御するように構成された音響機器において、音
    響機器本体に組込まれているとともに信号再生装置の動
    作を制御する第1制御回路と、前記リモコン部に組込ま
    れているとともに操作スイッチの切換操作に伴う切換信
    号を前記第1制御回路へ送出する第2制御回路と、前記
    リモコン部に組込まれているとともに前記第2制御回路
    によって動作が制御される表示装置とより成り、信号再
    生装置が動作状態にあるとき第1制御回路より第2制御
    回路に表示用データを送出するとともに該表示用データ
    が正しく受信されたとき該第2制御回路より第1制御回
    路に対して受信完了信号を送出し、且つ該受信完了信号
    が第1制御回路によって受信されなかったとき前記表示
    用データと同じ表示用データの送出動作を所定回数繰り
    返して行うとともに同一の表示用データの所定回数の送
    出にもかかわらず該受信完了信号が受信されなかったと
    き信号再生装置を停止状態に切換えるようにしたことを
    特徴とする音響機器のリモートコントロール装置。
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