JPH04316299A - 音響機器のリモートコントロール装置 - Google Patents
音響機器のリモートコントロール装置Info
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- JPH04316299A JPH04316299A JP8406091A JP8406091A JPH04316299A JP H04316299 A JPH04316299 A JP H04316299A JP 8406091 A JP8406091 A JP 8406091A JP 8406091 A JP8406091 A JP 8406091A JP H04316299 A JPH04316299 A JP H04316299A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- plug
- control
- signal
- input terminal
- Prior art date
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- Pending
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 11
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダー等の
音響機器に関し、特にリモートコントロール装置に係る
。
音響機器に関し、特にリモートコントロール装置に係る
。
【0002】
【従来の技術】最近テープレコーダーより再生される音
楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するように
されたヘッドフォンステレオと呼ばれる音響機器が普及
している。斯かる音響機器は、一般に機器本体をバッグ
等の中に収納した状態で使用されるため、テープレコー
ダーの切換動作を行なう場合には、機器本体をバッグの
中から取出して切換操作を行なう必要があり、非常に不
便なものである。斯かる点を改良した技術としてヘッド
フォンにテープレコーダーの動作切換を行なうリモコン
装置を組込んだものがあり、斯かる技術としては、例え
ば実開昭60−59693号公報に開示されたものがあ
る。
楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するように
されたヘッドフォンステレオと呼ばれる音響機器が普及
している。斯かる音響機器は、一般に機器本体をバッグ
等の中に収納した状態で使用されるため、テープレコー
ダーの切換動作を行なう場合には、機器本体をバッグの
中から取出して切換操作を行なう必要があり、非常に不
便なものである。斯かる点を改良した技術としてヘッド
フォンにテープレコーダーの動作切換を行なうリモコン
装置を組込んだものがあり、斯かる技術としては、例え
ば実開昭60−59693号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リモコン付ヘッドフォ
ンによって再生信号を聴取するように構成された音響機
器に使用されるヘッドフォンのプラグは、特殊な構造に
されているとともに該プラグが挿入されるヘッドフォン
ジャックも特殊な構造にて構成されている。斯様に構成
された音響機器に普通のヘッドフォン即ちリモコン装置
が組込まれていないヘッドフォンのプラグを挿入すると
誤動作するという問題があるため、従来の斯かる音響機
器はリモコン付ヘッドフォンとリモコン無ヘッドフォン
とを選択する選択スイッチが組込まれていた。斯かる選
択スイッチを小型の音響機器に組込む場合、その取付位
置に制約を受けるとともに該選択スイッチの切換操作を
忘れるという問題がある。本発明は、斯かる点を改良し
たリモートコントロール装置を提供しようとするもので
ある。
ンによって再生信号を聴取するように構成された音響機
器に使用されるヘッドフォンのプラグは、特殊な構造に
されているとともに該プラグが挿入されるヘッドフォン
ジャックも特殊な構造にて構成されている。斯様に構成
された音響機器に普通のヘッドフォン即ちリモコン装置
が組込まれていないヘッドフォンのプラグを挿入すると
誤動作するという問題があるため、従来の斯かる音響機
器はリモコン付ヘッドフォンとリモコン無ヘッドフォン
とを選択する選択スイッチが組込まれていた。斯かる選
択スイッチを小型の音響機器に組込む場合、その取付位
置に制約を受けるとともに該選択スイッチの切換操作を
忘れるという問題がある。本発明は、斯かる点を改良し
たリモートコントロール装置を提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリモートコント
ロール装置は、増幅回路によって増幅された信号が印加
される信号端子、接地されているとともにヘッドフォン
のプラグが挿入されているとき該プラグの接地プラグ端
子と接触する接地端子及びリモコン付ヘッドフォンのプ
ラグが挿入されているとき該プラグの制御プラグ端子と
接触するとともにリモコン無ヘッドフォンのプラグが挿
入されているとき該プラグの接地プラグ端子と接触する
制御端子を有するヘッドフォンジャックと、音響機器本
体に設けられている操作スイッチの閉成操作に伴ない直
流電圧が変化せしめられる制御信号入力端子と、該制御
信号入力端子に印加される直流電圧に基づいて音響機器
の動作切換を行なう制御回路と、前記ヘッドフォンジャ
ックの制御端子と前記制御信号入力端子との間に接続さ
れているとともに前記制御回路より出力される信号によ
り導通・非導通状態にせしめられるスイッチング素子と
より構成されている。
ロール装置は、増幅回路によって増幅された信号が印加
される信号端子、接地されているとともにヘッドフォン
のプラグが挿入されているとき該プラグの接地プラグ端
子と接触する接地端子及びリモコン付ヘッドフォンのプ
ラグが挿入されているとき該プラグの制御プラグ端子と
接触するとともにリモコン無ヘッドフォンのプラグが挿
入されているとき該プラグの接地プラグ端子と接触する
制御端子を有するヘッドフォンジャックと、音響機器本
体に設けられている操作スイッチの閉成操作に伴ない直
流電圧が変化せしめられる制御信号入力端子と、該制御
信号入力端子に印加される直流電圧に基づいて音響機器
の動作切換を行なう制御回路と、前記ヘッドフォンジャ
ックの制御端子と前記制御信号入力端子との間に接続さ
れているとともに前記制御回路より出力される信号によ
り導通・非導通状態にせしめられるスイッチング素子と
より構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、制御回路より出力される信号により
導通・非導通状態にせしめられるスイッチング素子の導
通によって制御信号入力端子が接地されたとき該スイッ
チング素子を非導通状態に反転せしめるようにしたもの
である。
導通・非導通状態にせしめられるスイッチング素子の導
通によって制御信号入力端子が接地されたとき該スイッ
チング素子を非導通状態に反転せしめるようにしたもの
である。
【0006】
【実施例】図面は、何れも本発明に関し、図1は音響機
器の本体に組込まれている回路図、図2はリモコン付ヘ
ッドフォンの接続関係を示す回路図、図3はリモコン無
ヘッドフォンの接続関係を示す回路図、図4は音響機器
の本体に組込まれている回路の他の実施例である。図1
において、1は第1入力端子2、第2入力端子3、第3
入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端子6より入
力される信号に基づいてテープレコーダーの動作切換を
行なう制御回路であり、マイクロコンピューターによっ
て構成されている。7は前記制御回路1に設けられてい
る再生用出力端子8にH(高い)レベルの駆動信号が出
力されている間動作状態になるとともにテープレコーダ
ーを再生動作状態にする再生用切換回路、9は前記制御
回路1に設けられている早送り用出力端子10にHレベ
ルの駆動信号が出力されている間動作状態になるととも
にテープレコーダーを早送り動作状態にする早送り用切
換回路、11は前記制御回路1に設けられている巻戻し
用出力端子12にHレベルの駆動信号が出力されている
間動作状態になるとともにテープレコーダーを巻戻し動
作状態にする巻戻し用切換回路である。13は電圧検出
回路部であり、前記制御回路1に設けられている第1入
力端子2、第2入力端子3、第3入力端子4、第4入力
端子5及び第5入力端子6に各々出力端子が接続されて
いる第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較回
路16、第4比較回路17及び第5比較回路18等によ
って構成されている。19,20,21,22及び23
は、定電圧回路24より出力される電圧を分圧して前記
第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較回路1
6、第4比較回路17及び第5比較回路18に設けられ
ている−側入力端子に基準となる電圧を入力せしめる分
圧抵抗である。25は制御信号入力端子であり、抵抗2
6を介して定電圧回路27に接続されているとともに前
記第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較回路
16、第4比較回路17及び第5比較回路18に設けら
れている+側入力端子に接続されている。28はテープ
レコーダー本体に設けられている切換操作部、29は前
記切換操作部28に設けられているとともに停止操作時
押圧閉成される停止用切換スイッチであり、一方の端子
が抵抗30,31,32及び33を介して制御信号入力
端子25に接続されているとともに他方の端子は接地さ
れている。34は前記切換操作部28に設けられている
とともに再生操作時押圧閉成される再生用切換スイッチ
であり、一方の端子が抵抗31,32及び33を介して
制御信号入力端子25に接続されているとともに他方の
端子は接地されている。35は前記切換操作部28に設
けられているとともに早送り操作時押圧閉成される早送
り用切換スイッチであり、一方の端子が抵抗32及び3
3を介して制御信号入力端子25に接続されているとと
もに他方の端子は接地されている。36は前記切換操作
部28に設けられているとともに巻戻し操作時押圧閉成
される巻戻し用切換スイッチであり、一方の端子が抵抗
33を介して制御信号入力端子25に接続されていると
ともに他方の端子は接地されている。37は磁気テープ
より再生される左チャンネルの信号が印加される第1信
号入力端子、38は該第1信号入力端子37に印加され
た信号が入力されるとともに該信号を増幅する第1増幅
回路、39は該磁気テープより再生される右チャンネル
の信号が印加される第2信号入力端子、40は該第2信
号入力端子39に印加された信号が入力されるとともに
該信号を増幅する第2増幅回路である。41はヘッドフ
ォンのプラグが挿入されるヘッドフォンジャックであり
、前記第1増幅回路38の出力端子に接続されている第
1信号端子42、前記第2増幅回路40の出力端子に接
続されている第2信号端子43、接地されているととも
にヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該プラグ
の接地プラグ端子と接触する接地端子44及びリモコン
付ヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該プラグ
の制御プラグ端子と接触するとともにリモコン無ヘッド
フォンのプラグが挿入されているとき該プラグの接地プ
ラグ端子と接触する制御端子45を備えている。46は
前記制御回路1に設けられている制御信号出力端子であ
り、該制御回路1に電源が供給された状態にあるときH
レベルの信号を出力するとともに前記制御信号入力端子
25が接地されると所定時間L(低い)レベルの信号を
出力するように構成されている。47はコレクタが前記
制御信号入力端子25に接続されているとともにエミッ
タが前記ヘッドフォンジャック41を構成する制御端子
45に接続されているスイッチングトランジスターであ
り、そのベースは抵抗48を介して前記制御回路1の制
御信号出力端子46に接続されている。
器の本体に組込まれている回路図、図2はリモコン付ヘ
ッドフォンの接続関係を示す回路図、図3はリモコン無
ヘッドフォンの接続関係を示す回路図、図4は音響機器
の本体に組込まれている回路の他の実施例である。図1
において、1は第1入力端子2、第2入力端子3、第3
入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端子6より入
力される信号に基づいてテープレコーダーの動作切換を
行なう制御回路であり、マイクロコンピューターによっ
て構成されている。7は前記制御回路1に設けられてい
る再生用出力端子8にH(高い)レベルの駆動信号が出
力されている間動作状態になるとともにテープレコーダ
ーを再生動作状態にする再生用切換回路、9は前記制御
回路1に設けられている早送り用出力端子10にHレベ
ルの駆動信号が出力されている間動作状態になるととも
にテープレコーダーを早送り動作状態にする早送り用切
換回路、11は前記制御回路1に設けられている巻戻し
用出力端子12にHレベルの駆動信号が出力されている
間動作状態になるとともにテープレコーダーを巻戻し動
作状態にする巻戻し用切換回路である。13は電圧検出
回路部であり、前記制御回路1に設けられている第1入
力端子2、第2入力端子3、第3入力端子4、第4入力
端子5及び第5入力端子6に各々出力端子が接続されて
いる第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較回
路16、第4比較回路17及び第5比較回路18等によ
って構成されている。19,20,21,22及び23
は、定電圧回路24より出力される電圧を分圧して前記
第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較回路1
6、第4比較回路17及び第5比較回路18に設けられ
ている−側入力端子に基準となる電圧を入力せしめる分
圧抵抗である。25は制御信号入力端子であり、抵抗2
6を介して定電圧回路27に接続されているとともに前
記第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較回路
16、第4比較回路17及び第5比較回路18に設けら
れている+側入力端子に接続されている。28はテープ
レコーダー本体に設けられている切換操作部、29は前
記切換操作部28に設けられているとともに停止操作時
押圧閉成される停止用切換スイッチであり、一方の端子
が抵抗30,31,32及び33を介して制御信号入力
端子25に接続されているとともに他方の端子は接地さ
れている。34は前記切換操作部28に設けられている
とともに再生操作時押圧閉成される再生用切換スイッチ
であり、一方の端子が抵抗31,32及び33を介して
制御信号入力端子25に接続されているとともに他方の
端子は接地されている。35は前記切換操作部28に設
けられているとともに早送り操作時押圧閉成される早送
り用切換スイッチであり、一方の端子が抵抗32及び3
3を介して制御信号入力端子25に接続されているとと
もに他方の端子は接地されている。36は前記切換操作
部28に設けられているとともに巻戻し操作時押圧閉成
される巻戻し用切換スイッチであり、一方の端子が抵抗
33を介して制御信号入力端子25に接続されていると
ともに他方の端子は接地されている。37は磁気テープ
より再生される左チャンネルの信号が印加される第1信
号入力端子、38は該第1信号入力端子37に印加され
た信号が入力されるとともに該信号を増幅する第1増幅
回路、39は該磁気テープより再生される右チャンネル
の信号が印加される第2信号入力端子、40は該第2信
号入力端子39に印加された信号が入力されるとともに
該信号を増幅する第2増幅回路である。41はヘッドフ
ォンのプラグが挿入されるヘッドフォンジャックであり
、前記第1増幅回路38の出力端子に接続されている第
1信号端子42、前記第2増幅回路40の出力端子に接
続されている第2信号端子43、接地されているととも
にヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該プラグ
の接地プラグ端子と接触する接地端子44及びリモコン
付ヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該プラグ
の制御プラグ端子と接触するとともにリモコン無ヘッド
フォンのプラグが挿入されているとき該プラグの接地プ
ラグ端子と接触する制御端子45を備えている。46は
前記制御回路1に設けられている制御信号出力端子であ
り、該制御回路1に電源が供給された状態にあるときH
レベルの信号を出力するとともに前記制御信号入力端子
25が接地されると所定時間L(低い)レベルの信号を
出力するように構成されている。47はコレクタが前記
制御信号入力端子25に接続されているとともにエミッ
タが前記ヘッドフォンジャック41を構成する制御端子
45に接続されているスイッチングトランジスターであ
り、そのベースは抵抗48を介して前記制御回路1の制
御信号出力端子46に接続されている。
【0007】前述した回路構成において、切換操作が行
なわれていない状態にあるときには、第1比較回路14
、第2比較回路15、第3比較回路16、第4比較回路
17及び第5比較回路18の出力端子にHレベルの信号
が出力され、制御信号入力端子25が接地された状態に
あるときには、第1比較回路14、第2比較回路15、
第3比較回路16、第4比較回路17及び第5比較回路
18の出力端子にLレベルの信号が出力されるように構
成されている。そして、停止用切換スイッチ29が閉成
されると第5比較回路18の出力信号がLレベルに反転
するように、再生用切換スイッチ34が閉成されると第
4比較回路17及び第5比較回路18の出力信号がLレ
ベルに反転するように、また早送り用切換スイッチ35
が閉成されると第3比較回路16、第4比較回路17及
び第5比較回路18の出力信号がLレベルに反転するよ
うに、更に巻戻し用切換スイッチ36が閉成されると第
2比較回路15、第3比較回路16、第4比較回路17
及び第5比較回路18の出力信号がLレベルに反転する
ように各抵抗の値及び各比較回路14,15,16,1
7,18の反転動作点は設定されている。また、前記制
御回路1は、第1入力端子2、第2入力端子3、第3入
力端子4、第4入力端子5及び第5入力端子6に入力さ
れる信号の組合わせによって再生用出力端子8、早送り
用出力端子10及び巻戻し用出力端子12にHレベルの
駆動信号を出力するように構成されている。そして、制
御回路1に設けられている第1入力端子2、第2入力端
子3、第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端
子6の全ての入力端子にHレベルの信号が印加されてい
るとき及びLレベルの信号が印加されているときには該
制御回路1による切換動作が行なわれないように構成さ
れている。また、前記制御信号入力端子25の接地動作
によって制御回路1の第1入力端子2、第2入力端子3
、第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端子6
の全ての入力端子にLレベルの信号が入力されると制御
信号出力端子46の出力信号がHレベルよりLレベルに
反転するとともに所定時間後にHレベルに反転復帰する
ように構成されている。以上の如く音響機器の本体に組
込まれている回路は構成されているが、次にヘッドフォ
ンの構成について説明する。
なわれていない状態にあるときには、第1比較回路14
、第2比較回路15、第3比較回路16、第4比較回路
17及び第5比較回路18の出力端子にHレベルの信号
が出力され、制御信号入力端子25が接地された状態に
あるときには、第1比較回路14、第2比較回路15、
第3比較回路16、第4比較回路17及び第5比較回路
18の出力端子にLレベルの信号が出力されるように構
成されている。そして、停止用切換スイッチ29が閉成
されると第5比較回路18の出力信号がLレベルに反転
するように、再生用切換スイッチ34が閉成されると第
4比較回路17及び第5比較回路18の出力信号がLレ
ベルに反転するように、また早送り用切換スイッチ35
が閉成されると第3比較回路16、第4比較回路17及
び第5比較回路18の出力信号がLレベルに反転するよ
うに、更に巻戻し用切換スイッチ36が閉成されると第
2比較回路15、第3比較回路16、第4比較回路17
及び第5比較回路18の出力信号がLレベルに反転する
ように各抵抗の値及び各比較回路14,15,16,1
7,18の反転動作点は設定されている。また、前記制
御回路1は、第1入力端子2、第2入力端子3、第3入
力端子4、第4入力端子5及び第5入力端子6に入力さ
れる信号の組合わせによって再生用出力端子8、早送り
用出力端子10及び巻戻し用出力端子12にHレベルの
駆動信号を出力するように構成されている。そして、制
御回路1に設けられている第1入力端子2、第2入力端
子3、第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端
子6の全ての入力端子にHレベルの信号が印加されてい
るとき及びLレベルの信号が印加されているときには該
制御回路1による切換動作が行なわれないように構成さ
れている。また、前記制御信号入力端子25の接地動作
によって制御回路1の第1入力端子2、第2入力端子3
、第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端子6
の全ての入力端子にLレベルの信号が入力されると制御
信号出力端子46の出力信号がHレベルよりLレベルに
反転するとともに所定時間後にHレベルに反転復帰する
ように構成されている。以上の如く音響機器の本体に組
込まれている回路は構成されているが、次にヘッドフォ
ンの構成について説明する。
【0008】まず、リモコン装置が組込まれていない普
通のヘッドフォンについて図3を参照して説明する。同
図において、49はヘッドフォンプラグであり、前記ヘ
ッドフォンジャック41に挿入されたとき第1信号端子
42と接触する第1信号プラグ端子50、第2信号端子
43と接触する第2信号プラグ端子51及び接地端子4
4と制御端子45に接触する接地プラグ端子52を備え
ている。53は左チャンネル用スピーカーであり、第1
信号プラグ端子50と接地プラグ端子52との間に接続
されている。54は右チャンネル用スピーカーであり、
第2信号プラグ端子51と接地プラグ端子52との間に
接続されている。
通のヘッドフォンについて図3を参照して説明する。同
図において、49はヘッドフォンプラグであり、前記ヘ
ッドフォンジャック41に挿入されたとき第1信号端子
42と接触する第1信号プラグ端子50、第2信号端子
43と接触する第2信号プラグ端子51及び接地端子4
4と制御端子45に接触する接地プラグ端子52を備え
ている。53は左チャンネル用スピーカーであり、第1
信号プラグ端子50と接地プラグ端子52との間に接続
されている。54は右チャンネル用スピーカーであり、
第2信号プラグ端子51と接地プラグ端子52との間に
接続されている。
【0009】以上の如く普通のヘッドフォンは構成され
ているが、次にリモコン装置が組込まれているヘッドフ
ォンについて図2を参照して説明する。同図において、
55はヘッドフォンプラグであり、前記ヘッドフォンジ
ャック41に挿入されたとき第1信号端子42と接触す
る第1信号プラグ端子56、第2信号端子43と接触す
る第2信号プラグ端子57、接地端子44と接触する接
地プラグ端子58及び制御端子45と接触する制御プラ
グ端子59を備えている。60は左チャンネル用スピー
カーであり、第1信号プラグ端子56と接地プラグ端子
58との間に接続されている。61は右チャンネル用ス
ピーカーであり、第2信号プラグ端子57と接地プラグ
端子58との間に接続されている。62はリモコン操作
部、63は前記リモコン操作部62に設けられていると
ともに停止操作時押圧閉成される停止用リモコン切換ス
イッチであり、一方の端子が抵抗64,65,66及び
67を介して制御プラグ端子59に接続されているとと
もに他方の端子は接地プラグ端子58に接続されている
。68は前記リモコン操作部62に設けられているとと
もに再生操作時押圧閉成される再生用リモコン切換スイ
ッチであり、一方の端子が抵抗65,66及び67を介
して制御プラグ端子59に接続されているとともに他方
の端子は接地プラグ端子58に接続されている。69は
前記リモコン操作部62に設けられているとともに早送
り操作時押圧閉成される早送り用リモコン切換スイッチ
であり、一方の端子が抵抗66及び67を介して制御プ
ラグ端子59に接続されているとともに他方の端子は接
地プラグ端子58に接続されている。70は前記リモコ
ン操作部62に設けられているとともに巻戻し操作時押
圧閉成される巻戻し用リモコン切換スイッチであり、一
方の端子が抵抗67を介して制御プラグ端子59に接続
されているとともに他方の端子は接地プラグ端子58に
接続されている。斯かる構成において、抵抗64,65
,66及び67の抵抗値は切換操作部28を構成する抵
抗30,31,32及び33の抵抗値と同一になるよう
に設定されている。
ているが、次にリモコン装置が組込まれているヘッドフ
ォンについて図2を参照して説明する。同図において、
55はヘッドフォンプラグであり、前記ヘッドフォンジ
ャック41に挿入されたとき第1信号端子42と接触す
る第1信号プラグ端子56、第2信号端子43と接触す
る第2信号プラグ端子57、接地端子44と接触する接
地プラグ端子58及び制御端子45と接触する制御プラ
グ端子59を備えている。60は左チャンネル用スピー
カーであり、第1信号プラグ端子56と接地プラグ端子
58との間に接続されている。61は右チャンネル用ス
ピーカーであり、第2信号プラグ端子57と接地プラグ
端子58との間に接続されている。62はリモコン操作
部、63は前記リモコン操作部62に設けられていると
ともに停止操作時押圧閉成される停止用リモコン切換ス
イッチであり、一方の端子が抵抗64,65,66及び
67を介して制御プラグ端子59に接続されているとと
もに他方の端子は接地プラグ端子58に接続されている
。68は前記リモコン操作部62に設けられているとと
もに再生操作時押圧閉成される再生用リモコン切換スイ
ッチであり、一方の端子が抵抗65,66及び67を介
して制御プラグ端子59に接続されているとともに他方
の端子は接地プラグ端子58に接続されている。69は
前記リモコン操作部62に設けられているとともに早送
り操作時押圧閉成される早送り用リモコン切換スイッチ
であり、一方の端子が抵抗66及び67を介して制御プ
ラグ端子59に接続されているとともに他方の端子は接
地プラグ端子58に接続されている。70は前記リモコ
ン操作部62に設けられているとともに巻戻し操作時押
圧閉成される巻戻し用リモコン切換スイッチであり、一
方の端子が抵抗67を介して制御プラグ端子59に接続
されているとともに他方の端子は接地プラグ端子58に
接続されている。斯かる構成において、抵抗64,65
,66及び67の抵抗値は切換操作部28を構成する抵
抗30,31,32及び33の抵抗値と同一になるよう
に設定されている。
【0010】前述したように本発明のリモートコントロ
ール装置は構成されているが、ヘッドフォンジャック4
1にヘッドフォンプラグ49,55が挿入されていない
状態では、制御回路1等への電源供給が行なわれないよ
うに構成されている。以上の如く本発明は構成されてお
り、次に動作について説明する。
ール装置は構成されているが、ヘッドフォンジャック4
1にヘッドフォンプラグ49,55が挿入されていない
状態では、制御回路1等への電源供給が行なわれないよ
うに構成されている。以上の如く本発明は構成されてお
り、次に動作について説明する。
【0011】図2に示したリモコン付ヘッドフォンのヘ
ッドフォンプラグ55をヘッドフォンジャック41に挿
入すると第1信号プラグ端子56、第2信号プラグ端子
57、接地プラグ端子58及び制御プラグ端子59が、
夫々第1信号端子42、第2信号端子43、接地端子4
4及び制御端子45と接触した状態になる。斯かる状態
において、電源スイッチ(図示せず)を閉成すると各回
路に電源が供給された状態になり、制御回路1に設けら
れている制御信号出力端子46よりHレベルの信号が出
力された状態になる。切換操作部28及びリモコン操作
部62に設けられている切換スイッチを操作しない状態
にあるときには、制御信号入力端子25に定電圧回路2
7からの電圧が分圧されることなく印加された状態にあ
る。従って、電圧検出回路部13を構成する第1比較回
路14、第2比較回路15、第3比較回路16、第4比
較回路17及び第5比較回路18の出力信号は全てHレ
ベルにある。斯かる信号が、入力端子2,3,4,5及
び6に入力される制御回路1は動作可能状態にあるが、
その出力端子8,10及び12の出力信号はLレベルに
あるためテープレコーダーは停止状態にある。
ッドフォンプラグ55をヘッドフォンジャック41に挿
入すると第1信号プラグ端子56、第2信号プラグ端子
57、接地プラグ端子58及び制御プラグ端子59が、
夫々第1信号端子42、第2信号端子43、接地端子4
4及び制御端子45と接触した状態になる。斯かる状態
において、電源スイッチ(図示せず)を閉成すると各回
路に電源が供給された状態になり、制御回路1に設けら
れている制御信号出力端子46よりHレベルの信号が出
力された状態になる。切換操作部28及びリモコン操作
部62に設けられている切換スイッチを操作しない状態
にあるときには、制御信号入力端子25に定電圧回路2
7からの電圧が分圧されることなく印加された状態にあ
る。従って、電圧検出回路部13を構成する第1比較回
路14、第2比較回路15、第3比較回路16、第4比
較回路17及び第5比較回路18の出力信号は全てHレ
ベルにある。斯かる信号が、入力端子2,3,4,5及
び6に入力される制御回路1は動作可能状態にあるが、
その出力端子8,10及び12の出力信号はLレベルに
あるためテープレコーダーは停止状態にある。
【0012】ヘッドフォンジャック41にリモコン付ヘ
ッドフォンのヘッドフォンプラグ55を挿入すると前述
した状態になるが、まず本体に設けられている操作釦に
よる切換動作について説明する。本体に設けられている
再生用操作釦を押圧操作すると再生用切換スイッチ34
が閉成される。前記再生用切換スイッチ34が閉成され
ると制御信号入力端子25と接地間に抵抗31,32及
び33が接続された状態になるため該制御信号入力端子
25の電圧が低下する。その結果、第4比較回路17及
び第5比較回路18の出力信号がLレベルになり、制御
回路1に設けられている第4入力端子5及び第5入力端
子6にLレベルの信号が入力された状態になる。前記制
御回路1の第4入力端子5及び第5入力端子6にLレベ
ルの信号が入力されると該制御回路1に設けられている
再生用出力端子8にHレベルの駆動信号が出力される。 前記再生用出力端子8にHレベルの駆動信号が出力され
ると再生用切換回路7が動作状態になり、テープレコー
ダーの再生動作が開始される。このようにして再生動作
は開始されるが、再生操作時押圧閉成された再生用切換
スイッチ34は押圧操作力を断つと開放状態に復帰せし
められる。前記再生用切換スイッチ34が開放されると
第4比較回路17及び第5比較回路18の出力信号がH
レベルに反転し、制御回路1の第4入力端子5及び第5
入力端子6にHレベルの信号が入力された状態になるが
、該制御回路1の働きによって再生用出力端子8にはH
レベルの駆動信号が出力された状態に保持されテープレ
コーダーの再生動作が行なわれることになる。磁気テー
プに録音されている左右のチャンネルの信号は、磁気ヘ
ッド(図示せず)によって再生された後第1信号入力端
子37及び第2信号入力端子39に印加される。前記第
1信号入力端子37に印加された左チャンネルの信号は
、第1増幅回路38に入力されて増幅された後、第1信
号端子42、第1信号プラグ端子56、接地プラグ端子
58及び接地端子44を通して左チャンネル用スピーカ
ー60に供給され、該左チャンネル用スピーカー60に
よって放音される。また、前記第2信号入力端子39に
印加された右チャンネルの信号は、第2増幅回路40に
入力されて増幅された後、第2信号端子43、第2信号
プラグ端子57、接地プラグ端子58及び接地端子44
を通して右チャンネル用スピーカー61に供給され、該
右チャンネル用スピーカー61によって放音される。 このようにして、再生動作は行なわれるが、次に再生動
作状態にあるときに停止操作を行なった場合の動作につ
いて説明する。
ッドフォンのヘッドフォンプラグ55を挿入すると前述
した状態になるが、まず本体に設けられている操作釦に
よる切換動作について説明する。本体に設けられている
再生用操作釦を押圧操作すると再生用切換スイッチ34
が閉成される。前記再生用切換スイッチ34が閉成され
ると制御信号入力端子25と接地間に抵抗31,32及
び33が接続された状態になるため該制御信号入力端子
25の電圧が低下する。その結果、第4比較回路17及
び第5比較回路18の出力信号がLレベルになり、制御
回路1に設けられている第4入力端子5及び第5入力端
子6にLレベルの信号が入力された状態になる。前記制
御回路1の第4入力端子5及び第5入力端子6にLレベ
ルの信号が入力されると該制御回路1に設けられている
再生用出力端子8にHレベルの駆動信号が出力される。 前記再生用出力端子8にHレベルの駆動信号が出力され
ると再生用切換回路7が動作状態になり、テープレコー
ダーの再生動作が開始される。このようにして再生動作
は開始されるが、再生操作時押圧閉成された再生用切換
スイッチ34は押圧操作力を断つと開放状態に復帰せし
められる。前記再生用切換スイッチ34が開放されると
第4比較回路17及び第5比較回路18の出力信号がH
レベルに反転し、制御回路1の第4入力端子5及び第5
入力端子6にHレベルの信号が入力された状態になるが
、該制御回路1の働きによって再生用出力端子8にはH
レベルの駆動信号が出力された状態に保持されテープレ
コーダーの再生動作が行なわれることになる。磁気テー
プに録音されている左右のチャンネルの信号は、磁気ヘ
ッド(図示せず)によって再生された後第1信号入力端
子37及び第2信号入力端子39に印加される。前記第
1信号入力端子37に印加された左チャンネルの信号は
、第1増幅回路38に入力されて増幅された後、第1信
号端子42、第1信号プラグ端子56、接地プラグ端子
58及び接地端子44を通して左チャンネル用スピーカ
ー60に供給され、該左チャンネル用スピーカー60に
よって放音される。また、前記第2信号入力端子39に
印加された右チャンネルの信号は、第2増幅回路40に
入力されて増幅された後、第2信号端子43、第2信号
プラグ端子57、接地プラグ端子58及び接地端子44
を通して右チャンネル用スピーカー61に供給され、該
右チャンネル用スピーカー61によって放音される。 このようにして、再生動作は行なわれるが、次に再生動
作状態にあるときに停止操作を行なった場合の動作につ
いて説明する。
【0013】テープレコーダーが前述した再生動作状態
にあるときに停止用操作釦を押圧操作すると停止用切換
スイッチ29が閉成される。前記停止用切換スイッチ2
9が閉成されると制御信号入力端子25と接地間に抵抗
30,31,32及び33が接続された状態になるため
該制御信号入力端子25の電圧が低下する。その結果、
第5比較回路18の出力信号がLレベルになり、制御回
路1に設けられている第5入力端子6にLレベルの信号
が入力された状態になる。斯かる入力動作が行なわれる
と制御回路1が停止操作が行なわれたと判断し、再生用
出力端子8の信号レベルをLレベルに反転せしめる。そ
の結果、再生用切換回路7が不動作状態になり、テープ
レコーダーは停止状態に復帰せしめられる。
にあるときに停止用操作釦を押圧操作すると停止用切換
スイッチ29が閉成される。前記停止用切換スイッチ2
9が閉成されると制御信号入力端子25と接地間に抵抗
30,31,32及び33が接続された状態になるため
該制御信号入力端子25の電圧が低下する。その結果、
第5比較回路18の出力信号がLレベルになり、制御回
路1に設けられている第5入力端子6にLレベルの信号
が入力された状態になる。斯かる入力動作が行なわれる
と制御回路1が停止操作が行なわれたと判断し、再生用
出力端子8の信号レベルをLレベルに反転せしめる。そ
の結果、再生用切換回路7が不動作状態になり、テープ
レコーダーは停止状態に復帰せしめられる。
【0014】以上の如く再生動作状態への切換動作及び
再生動作状態より停止状態への切換動作は行なわれるが
、次に早送り動作について説明する。早送り用操作釦を
押圧操作すると早送り用切換スイッチ35の閉成に伴な
って制御信号入力端子25の電圧が低下する。その結果
、第3比較回路16、第4比較回路17及び第5比較回
路18の出力信号がLレベルになり、制御回路1に設け
られている第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入
力端子6にLレベルの信号が入力された状態になる。 斯かる信号の入力動作が行なわれると前記制御回路1に
設けられている早送り用出力端子10にHレベルの駆動
信号が出力される。その結果、早送り用切換回路9が動
作状態になり、テープレコーダーを早送り動作状態にせ
しめる。
再生動作状態より停止状態への切換動作は行なわれるが
、次に早送り動作について説明する。早送り用操作釦を
押圧操作すると早送り用切換スイッチ35の閉成に伴な
って制御信号入力端子25の電圧が低下する。その結果
、第3比較回路16、第4比較回路17及び第5比較回
路18の出力信号がLレベルになり、制御回路1に設け
られている第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入
力端子6にLレベルの信号が入力された状態になる。 斯かる信号の入力動作が行なわれると前記制御回路1に
設けられている早送り用出力端子10にHレベルの駆動
信号が出力される。その結果、早送り用切換回路9が動
作状態になり、テープレコーダーを早送り動作状態にせ
しめる。
【0015】以上の如く早送り動作状態への切換動作は
行なわれるが、次に巻戻し動作について説明する。巻戻
し用操作釦を押圧操作すると巻戻し用切換スイッチ36
の閉成に伴なって制御信号入力端子25の電圧が低下す
る。その結果、第2比較回路15、第3比較回路16、
第4比較回路17及び第5比較回路18の出力信号がL
レベルになり、制御回路1に設けられている第2入力端
子3、第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端
子6にLレベルの信号が入力された状態になる。斯かる
信号の入力動作が行なわれると前記制御回路1に設けら
れている巻戻し用出力端子12にHレベルの駆動信号が
出力される。その結果、巻戻し用切換回路11が動作状
態になり、テープレコーダーを巻戻し動作状態にせしめ
る。
行なわれるが、次に巻戻し動作について説明する。巻戻
し用操作釦を押圧操作すると巻戻し用切換スイッチ36
の閉成に伴なって制御信号入力端子25の電圧が低下す
る。その結果、第2比較回路15、第3比較回路16、
第4比較回路17及び第5比較回路18の出力信号がL
レベルになり、制御回路1に設けられている第2入力端
子3、第3入力端子4、第4入力端子5及び第5入力端
子6にLレベルの信号が入力された状態になる。斯かる
信号の入力動作が行なわれると前記制御回路1に設けら
れている巻戻し用出力端子12にHレベルの駆動信号が
出力される。その結果、巻戻し用切換回路11が動作状
態になり、テープレコーダーを巻戻し動作状態にせしめ
る。
【0016】このように早送り動作状態及び巻戻し動作
状態への切換動作は行なわれるが、斯かる動作状態にあ
るときに停止用操作スイッチ29を押圧閉成せしめると
前述したように制御回路1の第5入力端子6にLレベル
の信号が入力される。その結果、早送り用出力端子10
及び巻戻し用出力端子12の出力信号がHレベルよりL
レベルに反転し、テープレコーダーは停止状態に復帰せ
しめられる。
状態への切換動作は行なわれるが、斯かる動作状態にあ
るときに停止用操作スイッチ29を押圧閉成せしめると
前述したように制御回路1の第5入力端子6にLレベル
の信号が入力される。その結果、早送り用出力端子10
及び巻戻し用出力端子12の出力信号がHレベルよりL
レベルに反転し、テープレコーダーは停止状態に復帰せ
しめられる。
【0017】以上の如く本体に設けられている操作釦に
よる切換動作は行なわれるが、次にヘッドフォンに設け
られているリモコン操作釦による切換動作について説明
する。リモコン操作部62に設けられている再生用操作
釦を押圧操作すると再生用リモコン切換スイッチ68が
閉成される。斯かる状態にあるとき制御回路1に設けら
れている制御信号出力端子46には、Hレベルの信号が
出力されているため該制御信号出力端子46にベースが
接続されているスイッチントランジスター47は導通可
能状態にある。従って、前記再生用リモコン切換スイッ
チ68が閉成されると前記スイッチングトランジスター
47の導通に伴なって前記制御信号入力端子25と接地
間に抵抗65,66及び67が接続された状態になる。 その結果、前記制御信号入力端子25の電圧が低下する
ことになるが、その電圧値は本体の切換操作部28に設
けられている再生用切換スイッチ34が閉成された場合
と同一になる。従って、前述したように再生動作のため
の信号が制御回路1に入力されるとともに再生用出力端
子8にHレベルの駆動信号が出力され、再生用切換回路
7の働きによってテープレコーダーは再生動作状態にせ
しめられる。
よる切換動作は行なわれるが、次にヘッドフォンに設け
られているリモコン操作釦による切換動作について説明
する。リモコン操作部62に設けられている再生用操作
釦を押圧操作すると再生用リモコン切換スイッチ68が
閉成される。斯かる状態にあるとき制御回路1に設けら
れている制御信号出力端子46には、Hレベルの信号が
出力されているため該制御信号出力端子46にベースが
接続されているスイッチントランジスター47は導通可
能状態にある。従って、前記再生用リモコン切換スイッ
チ68が閉成されると前記スイッチングトランジスター
47の導通に伴なって前記制御信号入力端子25と接地
間に抵抗65,66及び67が接続された状態になる。 その結果、前記制御信号入力端子25の電圧が低下する
ことになるが、その電圧値は本体の切換操作部28に設
けられている再生用切換スイッチ34が閉成された場合
と同一になる。従って、前述したように再生動作のため
の信号が制御回路1に入力されるとともに再生用出力端
子8にHレベルの駆動信号が出力され、再生用切換回路
7の働きによってテープレコーダーは再生動作状態にせ
しめられる。
【0018】リモコン操作部62に設けられている再生
用リモコン切換スイッチ68を閉成せしめると本体の切
換操作部28に設けられている再生用切換スイッチ34
を閉成せしめた場合と同一の動作が行なわれるが、同様
に停止用リモコン切換スイッチ63、早送り用リモコン
切換スイッチ69及び巻戻し用リモコン切換スイッチ7
0を閉成せしめると夫々停止用切換スイッチ29、早送
り用切換スイッチ35及び巻戻し用切換スイッチ36を
閉成せしめた場合と同一の動作が行なわれることになる
。
用リモコン切換スイッチ68を閉成せしめると本体の切
換操作部28に設けられている再生用切換スイッチ34
を閉成せしめた場合と同一の動作が行なわれるが、同様
に停止用リモコン切換スイッチ63、早送り用リモコン
切換スイッチ69及び巻戻し用リモコン切換スイッチ7
0を閉成せしめると夫々停止用切換スイッチ29、早送
り用切換スイッチ35及び巻戻し用切換スイッチ36を
閉成せしめた場合と同一の動作が行なわれることになる
。
【0019】以上の如く、リモコン付ヘッドフォンのヘ
ッドフォンプラグ55をヘッドフォンジャック41に挿
入した場合の動作は行なわれるが、次に図3に示したリ
モコン無ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ49をヘッ
ドフォンジャック41に挿入した場合の動作について説
明する。ヘッドフォンプラグ49をヘッドフォンジャッ
ク41に挿入すると第1信号プラグ端子50及び第2信
号プラグ端子51が夫々第1信号端子42及び第2信号
端子43に接触するとともに接地プラグ端子52が接地
端子44及び制御端子45に接触した状態になる。斯か
る状態において、電源スイッチを閉成すると各回路に電
源が供給された状態になり、制御回路1に設けられてい
る制御信号出力端子46よりHレベルの信号が出力され
る。リモコン無ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ49
をヘッドフォンジャック41に挿入した状態にあるとき
スイッチングトランジスター47のエミッタは、制御端
子45、接地プラグ端子52及び接地端子44を介して
接地された状態にあるため、該スイッチングトランジス
ター47は、バイアスされて導通状態になる。前記スイ
ッチングトランジスター47が導通状態になると前記制
御信号入力端子25が接地された状態になる。前記制御
信号入力端子25が接地されると電圧検出回路部13を
構成する第1比較回路14、第2比較回路15、第3比
較回路16、第4比較回路17及び第5比較回路18の
出力信号は、全てLレベルになる。斯かるLレベルの信
号が、制御回路1に設けられている入力端子2,3,4
,5及び6に入力されると制御信号出力端子46の出力
信号が所定時間Lレベルに反転し、スイッチングトラン
ジスター47が非導通状態に反転するがテープレコーダ
ーの動作に対しては何等作用することはない。そして、
所定時間経過すると制御信号出力端子46の出力信号が
LレベルよりHレベルに反転する。前記制御信号出力端
子46の出力信号がHレベルに反転するとスイッチング
トランジスター47が導通状態に反転し、制御信号入力
端子25が接地されるため前述した動作が再度行なわれ
ることになり、以後斯かる動作が所定時間毎に繰り返し
て行なわれることになる。
ッドフォンプラグ55をヘッドフォンジャック41に挿
入した場合の動作は行なわれるが、次に図3に示したリ
モコン無ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ49をヘッ
ドフォンジャック41に挿入した場合の動作について説
明する。ヘッドフォンプラグ49をヘッドフォンジャッ
ク41に挿入すると第1信号プラグ端子50及び第2信
号プラグ端子51が夫々第1信号端子42及び第2信号
端子43に接触するとともに接地プラグ端子52が接地
端子44及び制御端子45に接触した状態になる。斯か
る状態において、電源スイッチを閉成すると各回路に電
源が供給された状態になり、制御回路1に設けられてい
る制御信号出力端子46よりHレベルの信号が出力され
る。リモコン無ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ49
をヘッドフォンジャック41に挿入した状態にあるとき
スイッチングトランジスター47のエミッタは、制御端
子45、接地プラグ端子52及び接地端子44を介して
接地された状態にあるため、該スイッチングトランジス
ター47は、バイアスされて導通状態になる。前記スイ
ッチングトランジスター47が導通状態になると前記制
御信号入力端子25が接地された状態になる。前記制御
信号入力端子25が接地されると電圧検出回路部13を
構成する第1比較回路14、第2比較回路15、第3比
較回路16、第4比較回路17及び第5比較回路18の
出力信号は、全てLレベルになる。斯かるLレベルの信
号が、制御回路1に設けられている入力端子2,3,4
,5及び6に入力されると制御信号出力端子46の出力
信号が所定時間Lレベルに反転し、スイッチングトラン
ジスター47が非導通状態に反転するがテープレコーダ
ーの動作に対しては何等作用することはない。そして、
所定時間経過すると制御信号出力端子46の出力信号が
LレベルよりHレベルに反転する。前記制御信号出力端
子46の出力信号がHレベルに反転するとスイッチング
トランジスター47が導通状態に反転し、制御信号入力
端子25が接地されるため前述した動作が再度行なわれ
ることになり、以後斯かる動作が所定時間毎に繰り返し
て行なわれることになる。
【0020】ヘッドフォンジャック41にリモコン無ヘ
ッドフォンのヘッドフォンプラグ49を挿入すると前述
した動作が行なわれる状態になるが、次に斯かる状態に
あるときに切換操作を行なった場合の動作について説明
する。斯かる状態にあるとき制御信号入力端子25は、
所定時間毎に極く短時間接地されるが、それ以外の時間
は非接地状態にあり、前記定電圧回路27からの高電圧
が印加された状態にある。斯かる状態にあるときに再生
用操作釦を操作すると再生用切換スイッチ34が閉成さ
れ、前記制御信号入力端子25と接地間に抵抗31,3
2及び33が接続された状態になるため、該制御信号入
力端子25の電圧が低下する。その結果、前述したよう
に電圧検出回路部13による電圧検出動作が行なわれて
再生動作のための信号が制御回路1の入力端子2,3,
4,5及び6に入力される。斯かる信号が入力されると
制御回路1に設けられている再生用出力端子8にHレベ
ルの駆動信号が出力され、再生用切換回路7の働きによ
ってテープレコーダーは再生動作状態にせしめられる。
ッドフォンのヘッドフォンプラグ49を挿入すると前述
した動作が行なわれる状態になるが、次に斯かる状態に
あるときに切換操作を行なった場合の動作について説明
する。斯かる状態にあるとき制御信号入力端子25は、
所定時間毎に極く短時間接地されるが、それ以外の時間
は非接地状態にあり、前記定電圧回路27からの高電圧
が印加された状態にある。斯かる状態にあるときに再生
用操作釦を操作すると再生用切換スイッチ34が閉成さ
れ、前記制御信号入力端子25と接地間に抵抗31,3
2及び33が接続された状態になるため、該制御信号入
力端子25の電圧が低下する。その結果、前述したよう
に電圧検出回路部13による電圧検出動作が行なわれて
再生動作のための信号が制御回路1の入力端子2,3,
4,5及び6に入力される。斯かる信号が入力されると
制御回路1に設けられている再生用出力端子8にHレベ
ルの駆動信号が出力され、再生用切換回路7の働きによ
ってテープレコーダーは再生動作状態にせしめられる。
【0021】斯かる再生動作状態にあるとき第1信号入
力端子37に入力される左チャンネルの信号は、第1増
幅回路38に入力されて増幅された後、第1信号端子4
2、第1信号プラグ端子50、接地プラグ端子52及び
接地端子44を通して左チャンネル用スピーカー53に
供給され、該左チャンネル用スピーカー53によって放
音される。また、第2信号入力端子39に入力される右
チャンネルの信号は、第2増幅回路40に入力されて増
幅された後、第2信号端子43、第2信号プラグ端子5
1、接地プラグ端子52及び接地端子44を通して右チ
ャンネル用スピーカー54に供給され、該右チャンネル
用スピーカー54によって放音される。斯かる動作が行
なわれるため、リモコン無ヘッドフォンによって再生信
号を聴取することが出来る。
力端子37に入力される左チャンネルの信号は、第1増
幅回路38に入力されて増幅された後、第1信号端子4
2、第1信号プラグ端子50、接地プラグ端子52及び
接地端子44を通して左チャンネル用スピーカー53に
供給され、該左チャンネル用スピーカー53によって放
音される。また、第2信号入力端子39に入力される右
チャンネルの信号は、第2増幅回路40に入力されて増
幅された後、第2信号端子43、第2信号プラグ端子5
1、接地プラグ端子52及び接地端子44を通して右チ
ャンネル用スピーカー54に供給され、該右チャンネル
用スピーカー54によって放音される。斯かる動作が行
なわれるため、リモコン無ヘッドフォンによって再生信
号を聴取することが出来る。
【0022】以上の如く、リモコン無ヘッドフォンを使
用した場合の再生動作状態への切換動作及び該ヘッドフ
ォンによる再生信号の聴取動作は行なわれるが、停止用
切換スイッチ29、早送り用切換スイッチ35及び巻戻
し用切換スイッチ36を閉成せしめた場合にも前述した
動作が行なわれるためその説明は省略する。また、各動
作状態にあるとき所定時間毎にスイッチングトランジス
ター47が導通状態に反転し、制御信号入力端子25が
接地された状態になるが、テープレコーダーの各動作に
対して何等影響を与えることはない。
用した場合の再生動作状態への切換動作及び該ヘッドフ
ォンによる再生信号の聴取動作は行なわれるが、停止用
切換スイッチ29、早送り用切換スイッチ35及び巻戻
し用切換スイッチ36を閉成せしめた場合にも前述した
動作が行なわれるためその説明は省略する。また、各動
作状態にあるとき所定時間毎にスイッチングトランジス
ター47が導通状態に反転し、制御信号入力端子25が
接地された状態になるが、テープレコーダーの各動作に
対して何等影響を与えることはない。
【0023】以上の如く、図1に示した回路の動作は行
なわれるが、次に図4に示した回路について説明する。 図4において、図1に示した回路と同一のものには、同
一の符号を付している。
なわれるが、次に図4に示した回路について説明する。 図4において、図1に示した回路と同一のものには、同
一の符号を付している。
【0024】図4において、71は本体に収納されてい
るとともに各回路の動作電源となる電池、72は電源ス
イッチ、73は前記ヘッドフォンジャック41にヘッド
フォンプラグが挿入されると閉成されるヘッドフォン検
出用スイッチであり、前記電源スイッチ72及びヘッド
フォン検出用スイッチ73を通して前記電池71からの
電源が制御回路1及び他の各回路に供給されるように構
成されている。斯かる回路構成において、制御回路1に
電源が供給されると該制御回路1に設けられている制御
信号出力端子46にHレベルの信号が出力され、前記制
御信号入力端子25が接地されると該制御信号出力端子
46にLレベルの信号が出力されるように構成されてい
る。そして、前記制御信号出力端子46の出力信号は、
前記制御回路1への電源供給が断たれた後再度電源が供
給されるまでLレベルになるように構成されている。
るとともに各回路の動作電源となる電池、72は電源ス
イッチ、73は前記ヘッドフォンジャック41にヘッド
フォンプラグが挿入されると閉成されるヘッドフォン検
出用スイッチであり、前記電源スイッチ72及びヘッド
フォン検出用スイッチ73を通して前記電池71からの
電源が制御回路1及び他の各回路に供給されるように構
成されている。斯かる回路構成において、制御回路1に
電源が供給されると該制御回路1に設けられている制御
信号出力端子46にHレベルの信号が出力され、前記制
御信号入力端子25が接地されると該制御信号出力端子
46にLレベルの信号が出力されるように構成されてい
る。そして、前記制御信号出力端子46の出力信号は、
前記制御回路1への電源供給が断たれた後再度電源が供
給されるまでLレベルになるように構成されている。
【0025】次に、以上の如く構成された図4に示した
回路の動作について説明する。図2に示したリモコン付
ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ55をヘッドフォン
ジャック41に挿入すると第1信号プラグ端子56、第
2信号プラグ端子57、接地プラグ端子58及び制御プ
ラグ端子59が、夫々第1信号端子42、第2信号端子
43、接地端子44及び制御端子45と接触した状態に
なるとともにヘッドフォン検出用スイッチ73が閉成さ
れる。斯かる状態において、電源スイッチ72を閉成す
ると該電源スイッチ72及びヘッドフォン検出用スイッ
チ73を通して電池71からの電源が各回路に供給され
る。
回路の動作について説明する。図2に示したリモコン付
ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ55をヘッドフォン
ジャック41に挿入すると第1信号プラグ端子56、第
2信号プラグ端子57、接地プラグ端子58及び制御プ
ラグ端子59が、夫々第1信号端子42、第2信号端子
43、接地端子44及び制御端子45と接触した状態に
なるとともにヘッドフォン検出用スイッチ73が閉成さ
れる。斯かる状態において、電源スイッチ72を閉成す
ると該電源スイッチ72及びヘッドフォン検出用スイッ
チ73を通して電池71からの電源が各回路に供給され
る。
【0026】前記制御回路1に電源が供給されると該制
御回路1に設けられている制御信号出力端子46にHレ
ベルの信号が出力された状態になる。そして、リモコン
付ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ55がヘッドフォ
ンジャック41に挿入された状態にあるときには、制御
信号入力端子25が接地されることはないため、前記制
御信号出力端子46にはHレベルの信号が出力された状
態に保持される。斯かる状態において、切換操作部28
及びリモコン操作部62に設けられている切換スイッチ
の操作をすると図1の回路と同一の切換動作が行なわれ
てテープレコーダーの各動作が行なわれるためその説明
は省略する。
御回路1に設けられている制御信号出力端子46にHレ
ベルの信号が出力された状態になる。そして、リモコン
付ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ55がヘッドフォ
ンジャック41に挿入された状態にあるときには、制御
信号入力端子25が接地されることはないため、前記制
御信号出力端子46にはHレベルの信号が出力された状
態に保持される。斯かる状態において、切換操作部28
及びリモコン操作部62に設けられている切換スイッチ
の操作をすると図1の回路と同一の切換動作が行なわれ
てテープレコーダーの各動作が行なわれるためその説明
は省略する。
【0027】以上の如く、リモコン付ヘッドフォンのヘ
ッドフォンプラグ55をヘッドフォンジャック41に挿
入した場合の動作は行なわれるが、次に図3に示したリ
モコン無ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ49をヘッ
ドフォンジャック41に挿入した場合の動作について説
明する。ヘッドフォンプラグ49をヘッドフォンジャッ
ク41に挿入すると第1信号プラグ端子50及び第2信
号プラグ端子51が夫々第1信号端子42及び第2信号
端子43に接触するとともに接地プラグ端子52が接地
端子44及び制御端子45に接触した状態になり、且つ
ヘッドフォン検出用スイッチ73が閉成される。斯かる
状態において、電源スイッチ72を閉成すると該電源ス
イッチ72及びヘッドフォン検出用スイッチ73を通し
て電池71からの電源が各回路に供給される。
ッドフォンプラグ55をヘッドフォンジャック41に挿
入した場合の動作は行なわれるが、次に図3に示したリ
モコン無ヘッドフォンのヘッドフォンプラグ49をヘッ
ドフォンジャック41に挿入した場合の動作について説
明する。ヘッドフォンプラグ49をヘッドフォンジャッ
ク41に挿入すると第1信号プラグ端子50及び第2信
号プラグ端子51が夫々第1信号端子42及び第2信号
端子43に接触するとともに接地プラグ端子52が接地
端子44及び制御端子45に接触した状態になり、且つ
ヘッドフォン検出用スイッチ73が閉成される。斯かる
状態において、電源スイッチ72を閉成すると該電源ス
イッチ72及びヘッドフォン検出用スイッチ73を通し
て電池71からの電源が各回路に供給される。
【0028】前記制御回路1に電源が供給されると該制
御回路1に設けられている制御信号出力端子46にHレ
ベルの信号が出力される。リモコン無ヘッドフォンのヘ
ッドフォンプラグ49をヘッドフォンジャック41に挿
入した状態にあるときスイッチングトランジスター47
のエミッタは、制御端子45、接地プラグ端子52及び
接地端子44を介して接地された状態にあるため、該ス
イッチングトランジスター47は、バイアスされて導通
状態になる。前記スイッチングトランジスター47が導
通状態になると前記制御信号入力端子25が接地される
ため、第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較
回路16、第4比較回路17及び第5比較回路18の出
力信号は、全てLレベルになる。斯かるLレベルの信号
が、制御回路1に設けられている入力端子2,3,4,
5及び6に入力されると制御信号出力端子46の出力信
号がHレベルよりLレベルに反転する。前記制御信号出
力端子46の出力信号がLレベルになるとスイッチング
トランジスター47は非導通状態に反転せしめられる。 そして、前記制御信号出力端子46の出力信号は、電源
スイッチ72又はヘッドフォン検出用スイッチ73の開
閉動作によって制御回路1への電源供給が遮断された後
、再度電源が供給されるまでLレベルに保持されるため
、スイッチングトランジスター47は制御信号入力端子
25の接地動作を行なった後は非導通状態に保持される
ことになる。
御回路1に設けられている制御信号出力端子46にHレ
ベルの信号が出力される。リモコン無ヘッドフォンのヘ
ッドフォンプラグ49をヘッドフォンジャック41に挿
入した状態にあるときスイッチングトランジスター47
のエミッタは、制御端子45、接地プラグ端子52及び
接地端子44を介して接地された状態にあるため、該ス
イッチングトランジスター47は、バイアスされて導通
状態になる。前記スイッチングトランジスター47が導
通状態になると前記制御信号入力端子25が接地される
ため、第1比較回路14、第2比較回路15、第3比較
回路16、第4比較回路17及び第5比較回路18の出
力信号は、全てLレベルになる。斯かるLレベルの信号
が、制御回路1に設けられている入力端子2,3,4,
5及び6に入力されると制御信号出力端子46の出力信
号がHレベルよりLレベルに反転する。前記制御信号出
力端子46の出力信号がLレベルになるとスイッチング
トランジスター47は非導通状態に反転せしめられる。 そして、前記制御信号出力端子46の出力信号は、電源
スイッチ72又はヘッドフォン検出用スイッチ73の開
閉動作によって制御回路1への電源供給が遮断された後
、再度電源が供給されるまでLレベルに保持されるため
、スイッチングトランジスター47は制御信号入力端子
25の接地動作を行なった後は非導通状態に保持される
ことになる。
【0029】従って、斯かる状態にあるときに切換操作
部28に設けられている切換スイッチの操作をすると図
1の回路と同一の切換動作が行なわれてテープレコーダ
ーの各動作が行なわれるためその説明は省略する。
部28に設けられている切換スイッチの操作をすると図
1の回路と同一の切換動作が行なわれてテープレコーダ
ーの各動作が行なわれるためその説明は省略する。
【0030】尚、本実施例では、制御信号入力端子25
とヘッドフォンジャック41の制御端子45との間に接
続されるスイッチング素子としてトランジスターを使用
したが、他のスイッチング素子を使用することは勿論可
能である。
とヘッドフォンジャック41の制御端子45との間に接
続されるスイッチング素子としてトランジスターを使用
したが、他のスイッチング素子を使用することは勿論可
能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、動作切換を行なうための信号
が入力される制御信号入力端子とヘッドフォンジャック
を構成する制御端子との間にスイッチング素子を接続し
、リモコン無ヘッドフォンのプラグの該ヘッドフォンジ
ャックへの挿入に伴なう該スイッチング素子の導通によ
って前記制御信号入力端子が接地されると該スイッチン
グ素子を非導通状態にせしめて、ヘッドフォンジャック
より制御回路に対して切換信号が入力されないようにし
たので、リモコン装置が組込まれていない通常のヘッド
フォンを使用しても何等問題が生じることはない。そし
て、リモコン付ヘッドフォン使用とリモコン無ヘッドフ
ォン使用とを選択する選択スイッチを設ける必要がない
ので操作性に優れているだけでなく音響機器の小型化に
対して本発明は大きな効果を奏するものである。
が入力される制御信号入力端子とヘッドフォンジャック
を構成する制御端子との間にスイッチング素子を接続し
、リモコン無ヘッドフォンのプラグの該ヘッドフォンジ
ャックへの挿入に伴なう該スイッチング素子の導通によ
って前記制御信号入力端子が接地されると該スイッチン
グ素子を非導通状態にせしめて、ヘッドフォンジャック
より制御回路に対して切換信号が入力されないようにし
たので、リモコン装置が組込まれていない通常のヘッド
フォンを使用しても何等問題が生じることはない。そし
て、リモコン付ヘッドフォン使用とリモコン無ヘッドフ
ォン使用とを選択する選択スイッチを設ける必要がない
ので操作性に優れているだけでなく音響機器の小型化に
対して本発明は大きな効果を奏するものである。
【図1】本発明のリモートコントロール装置の一実施例
である。
である。
【図2】リモコン付ヘッドフォンの接続関係を示す回路
図である。
図である。
【図3】リモコン無ヘッドフォンの接続関係を示す回路
図である。
図である。
【図4】本発明のリモートコントロール装置の他の実施
例である。
例である。
1 制御回路
13 電圧検出回路部
25 制御信号入力端子28
切換操作部 41 ヘッドフォンジャック42
第1信号端子 43 第2信号端子 44 接地端子 45 制御端子 47 スイッチングトランジスター49
,55 ヘッドフォンプラグ 50,56 第1信号プラグ端子 51,57 第2信号プラグ端子 52,58 接地プラグ端子 59 制御プラグ端子 62 リモコン操作部 72 電源スイッチ
切換操作部 41 ヘッドフォンジャック42
第1信号端子 43 第2信号端子 44 接地端子 45 制御端子 47 スイッチングトランジスター49
,55 ヘッドフォンプラグ 50,56 第1信号プラグ端子 51,57 第2信号プラグ端子 52,58 接地プラグ端子 59 制御プラグ端子 62 リモコン操作部 72 電源スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 ヘッドフォンによって再生信号を聴取
するように構成された音響機器において、増幅回路によ
って増幅された信号が印加される信号端子、接地されて
いるとともにヘッドフォンのプラグが挿入されていると
き該プラグの接地プラグ端子と接触する接地端子及びリ
モコン付ヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該
プラグの制御プラグ端子と接触するとともにリモコン無
ヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該プラグの
接地プラグ端子と接触する制御端子を有するヘッドフォ
ンジャックと、音響機器本体に設けられている操作スイ
ッチの閉成操作に伴ない直流電圧が変化せしめられる制
御信号入力端子と、該制御信号入力端子に印加される直
流電圧に基づいて音響機器の動作切換を行なう制御回路
と、前記ヘッドフォンジャックの制御端子と前記制御信
号入力端子との間に接続されているとともに前記制御回
路より出力される信号により導通・非導通状態にせしめ
られるスイッチング素子とより成り、該スイッチング素
子の導通により前記制御信号入力端子が接地されたとき
該スイッチング素子を所定時間非導通状態にせしめるよ
うにしたことを特徴とする音響機器のリモートコントロ
ール装置。 - 【請求項2】 ヘッドフォンによって再生信号を聴取
するように構成された音響機器において、増幅回路によ
って増幅された信号が印加される信号端子、接地されて
いるとともにヘッドフォンのプラグが挿入されていると
き該プラグの接地プラグ端子と接触する接地端子及びリ
モコン付ヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該
プラグの制御プラグ端子と接触するとともにリモコン無
ヘッドフォンのプラグが挿入されているとき該プラグの
接地プラグ端子と接触する制御端子を有するヘッドフォ
ンジャックと、音響機器本体に設けられている操作スイ
ッチの閉成操作に伴ない直流電圧が変化せしめられる制
御信号入力端子と、該制御信号入力端子に印加される直
流電圧に基づいて音響機器の動作切換を行なう制御回路
と、前記ヘッドフォンジャックの制御端子と前記制御信
号入力端子との間に接続されているとともに前記制御回
路に設けられている制御信号出力端子より出力される信
号によって導通・非導通状態にせしめられるスイッチン
グ素子とより成り、前記制御回路に電源が供給されたと
き前記制御信号出力端子に前記スイッチング素子を導通
状態にせしめる信号を出力させるとともに該スイッチン
グ素子の導通により前記制御信号入力端子が接地された
とき前記制御信号出力端子に前記スイッチング素子を非
導通状態にする信号を出力させるようにしたことを特徴
とする音響機器のリモートコントロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8406091A JPH04316299A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 音響機器のリモートコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8406091A JPH04316299A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 音響機器のリモートコントロール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316299A true JPH04316299A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=13819955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8406091A Pending JPH04316299A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 音響機器のリモートコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316299A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009100414A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Kenwood Corp | リモコン装置、オーディオ装置、オーディオシステム、オーディオ装置における制御方法、及びプログラム |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8406091A patent/JPH04316299A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009100414A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Kenwood Corp | リモコン装置、オーディオ装置、オーディオシステム、オーディオ装置における制御方法、及びプログラム |
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