JPH0559507U - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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Publication number
JPH0559507U
JPH0559507U JP67292U JP67292U JPH0559507U JP H0559507 U JPH0559507 U JP H0559507U JP 67292 U JP67292 U JP 67292U JP 67292 U JP67292 U JP 67292U JP H0559507 U JPH0559507 U JP H0559507U
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JP
Japan
Prior art keywords
slider
case
opening
terminal base
push switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP67292U
Other languages
English (en)
Inventor
幹雄 山形
Original Assignee
株式会社ユーシン
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Publication date
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Publication of JPH0559507U publication Critical patent/JPH0559507U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、精度良く、容易に組み立てる
ことができるプッシュスイッチを提供することを目的と
する。 【構成】 ケース1は、略箱体形状で、直交する2方向
に開口部4,5を有する。スライダ2は、前記ケース1
の一方の開口部4から摺動自在に収容され、他方の開口
部5に向かって形成されるストッパ部12aを有する。
ターミナルベース3は、前記ストッパ部12aが露出す
る開口部5を閉塞し、前記スライダ2の突出を阻止する
突出部20を有する。そして、前記スライダ2は、ケー
ス1の一方の開口部4から収容され、他方の開口部5に
ターミナルベース3を取り付けるだけで、そのストッパ
部12aに前記ターミナルベース3の突出部20を係止
され、ケース1から抜け止めされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のヒータコントロール装置等に使用されるプッシュスイッチ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のヒータコントロール装置等に使用されるプッシュスイッチとし ては、例えば、箱体形状のケースの一端面に形成した開口部からスライダを挿入 し、このスライダを押込位置および突出位置の2箇所に摺動移動させることによ り、接点を切り替えて、所定の動作、例えば、送風位置の変更等を行わせるよう にしたものがある。
【0003】 そして、このプッシュスイッチでは、前記スライダはスプリングで突出方向に 付勢されているため、ケースにはこのスライダが脱落しないように抜け止め構造 が形成されている。
【0004】 例えば、ケースに弾性爪部を形成し、この弾性爪部にスライダの両側部に設け た突起を係止するように構成したものがある。この構造によれば、ケースにター ミナルベース等を組み付けた後、スライダをケースに挿入するだけで、突起が弾 性爪部をたわませて、この弾性爪部に係止して抜け止めが図られる。
【0005】 また、このほか、ケースの前方開口部の内縁を延設して係止用延部を形成し、 後方開口部からスライダを挿入することにより、前記延部にスライダの先端縁部 を係止するように構成したものもある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の構成によりスライダの脱落を防止するようにする場合、 スライダをワンタッチで取り付けることができるという利点はあるものの、前記 スライダが押込位置から突出位置まで移動する際、スプリングの付勢力で弾性爪 部に衝突するので、この弾性爪部が摩滅しやすく、抜け止めの役目を果さなくな ることがあった。
【0007】 また、後者の構成によりスライダの脱落を防止するようにする場合、スライダ をケースの後端開口部から挿入した後、ケース内にターミナルベース等を取り付 けなければならないので、組立作業が困難となり、組立精度も悪くなっていた。
【0008】 さらに、前記いずれのプッシュスイッチでも、ケースに弾性爪部あるいは延部 を形成しなければならない等、金型構造が複雑化していた。
【0009】 さらにまた、スライダの移動により、ターミナルベースに形成した接点を切り 替えるようにしているが、スライダの突出位置がケースに設けた弾性爪部あるい は延部によって決定されるので、各部材の寸法精度あるいは組付精度のばらつき が相乗して影響し、接点がうまく切り替わらないことがあった。 本考案は前記問題点に鑑み、簡単な構造で、精度良く、容易に組み立てること ができるプッシュスイッチを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、略箱体形状で、直交する2面にそれぞれ第 1開口部および第2開口部を有するケースと、該ケースに第1開口部から摺動自 在に収容され、第2開口部から露出するように形成されるストッパ部を有するス ライダと、前記第2開口部を閉塞し、前記スライダのストッパ部に係止して、該 スライダの第1開口部からの脱落を阻止する突部を有するターミナルベースとか ら構成したものである。
【0011】
【作用】
本考案によれば、ケースの第1開口部からスライダを収容し、第2開口部にタ ーミナルベースを取り付けるだけで、前記スライダのストッパ部に前記ターミナ ルベースの突部を係止させることができ、スライダはケースから抜け止めされる ことになる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案に係るプッシュスイッチの一実施例について図1ないし図3を参 照して説明する。 このプッシュスイッチは、大略、ケース1と、このケース1に摺動自在に収容 されるスライダ2と、前記ケース1の上方に配されるターミナルベース3とから なる。
【0013】 前記ケース1は箱体形状で、前方部(図1中左側)および上方部(図1中表面 側)には開口部4,5がそれぞれ形成され、両側に延設された部分をねじ止めす ることにより、図示しないインストルメントパネルに取り付けられるようになっ ている。また、前記ケース1の両側壁の内面は、前記前方開口部4の幅寸法(図 1中矢印A,A′方向)とほぼ等しくなる位置まで迫り出しており、この迫出部 6a,6bにはガイド溝部7a,7bおよび移動規制用溝部8a,8bがそれぞ れ形成されている。前記ガイド溝部7a,7bは、前記迫出部6a,6bに矢印 B,B′方向に設けられている(図4参照)。一方、前記移動規制用溝部8a, 8bは、前記迫出部6a,6bの上縁にケース1の前壁から所定長さで設けられ ており、矢印B′方向側の側面は停止面9a,9bとなっている。さらに、前記 ケース1の後壁には、図1中矢印A,A′方向に係合溝部1aが形成されるとと もに、前記後壁の内面中央部には突起1bが設けられている。
【0014】 前記スライダ2は略直方体形状で、その両側面には突部10a,10bおよび 突条11a,11bがそれぞれ突設されており、前記突部10a,10bは移動 規制用溝部8a,8bに配され、前記突条11a,11bはガイド溝部7a,7 bで摺動自在となっている。そして、上面には、矢印A,A′方向にストッパ用 溝部12が形成されている。また、後方面(図1中右側)の中央部には突起2a が設けられ、この突起2aと前記ケース1の突起1aとにスプリング13が挿通 されることにより、前記スライダ2はケース1の外方(矢印B方向)に付勢され ている。さらに、後方側一端部にはハートカム機構14が設けられ、一端部をス ライダ2に回動自在に設けたロッド14aがケース1に設けたハートカム14b に係止することにより、スライダ2を突出位置および押込位置に位置規制できる ようになっている。さらにまた、スライダ2の前方側の上下面中央部には係止爪 15がそれぞれ突設され、ノブ16はこの係止爪14に係止孔17を係合するこ とにより取り付けられている。なお、18は下記するターミナルベース3に設け るLED等の発光部材が位置する逃がし凹部である。
【0015】 前記ターミナルベース3は略長方形の板状で、下面には、前端の両端部に係止 部19a,19bが、前方よりの中央部には矢印A,A′方向に延びる突出部2 0がそれぞれ設けられている。そして、前記ターミナルベース3は、その前端部 をケース1の前壁背面に当接し、後端部を係合溝部1aに係合することにより、 ケース1の上方開口部5を閉塞している。この状態では、前記係止部19a,1 9bは、前記ケース1の移動規制用溝部8a,8bに、前記突出部20は前記ス ライダ2のストッパ用溝部12にそれぞれ位置している。
【0016】 前記構成からなるプッシュスイッチは、ケース1の前方開口部4からノブ16 を取り付けたスライダ2を挿入し(図4参照)、このスライダ2をスプリング1 3の付勢力に抗して押込位置まで移動させて、ハートカム機構14で位置規制し た状態で、前記ケース1の上方開口部5をターミナルベース3で閉塞するだけで 簡単に組み立てることができる。そして、このようにして組み立てられたプッシ ュスイッチは、スライダ2が、ストッパ用溝部12のストッパ面12aにターミ ナルベース3の突出部20が当接すること、および、スライダ2の突部10a, 10bがターミナルベース3の係止部19a,19bに当接することによってケ ース1から突出方向への移動を規制される。また逆に、前記スライダ2は、スト ッパ面12bに前記突出部20が当接すること、および、突部10a,10bが ケース1の移動規制用溝部8a,8bの停止面9a,9bに当接することによっ て押込方向への移動も規制される。
【0017】 前記プッシュスイッチでは、ノブ16を押し込むと、スライダ2が図1中矢印 B′方向に移動してハートカム機構14が切り替わる。したがって、ノブ16か ら指を離すと、スライダ2がスプリング13の付勢力で元の突出位置に復帰しよ うとしても、前記ハートカム機構14によって押込位置に位置規制されることに なる。またさらに、前記ノブ16を押し込むと、前記ハートカム機構14が元の 状態に戻るので、スライダ2がスプリング13の付勢力で突出位置に復帰するこ とになる。このように、スライダ2が突出位置,押込位置間を移動することによ り、ターミナルベース3の接点(図示せず)が切り替えられ、従来同様の所定の 動作が行われる。
【0018】 なお、前記実施例ではターミナルベース3に形成した突出部20を図1中矢印 A,A′方向に延びる突条に形成したが、部分的に突出する形状であってもよく 、この場合、スライダ2には溝部12を形成しなくても凹部で十分である。ただ し、突出部20を形成するようにすれば、ターミナルベース3に設けた図示しな い発光部材からの光がノブ16以外から漏れ出ることを防止できる。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るプッシュスイッチによれば、ス ライダをケースに収容し、このケースにターミナルベースを取り付けるだけの簡 単な構造で、スライダのストッパ部にターミナルベースの突部を係止してケース からのスライダの突出を阻止できるので、組立作業が容易となる。 また、スライダの突出方向への移動規制を、接点を設けたターミナルベースの 突部によって直接行っているので、接点の切替が正確となる。 さらに、ケースに弾性爪部を形成する場合に比べて、ケースの構造が簡単とな り、コストを低減できるばかりか、スライダが突出する際の衝撃を硬質なターミ ナルベースで受けることができるので、損傷しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係るプッシュスイッチの平面断面
図である。
【図2】 図1のI─I線断面図である。
【図3】 図1のII─II線断面図である。
【図4】 プッシュスイッチの部分分解斜視図である。
【符号の説明】
1…ケース、2…スライダ、3…ターミナルベース、4
…前方開口部、5…上方開口部、8a,8b…移動規制
用溝部、10a,10b…突部、12…ストッパ用溝
部、12a…ストッパ面、19…係止部、20…突出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略箱体形状で、直交する2面にそれぞれ
    第1開口部および第2開口部を有するケースと、該ケー
    スに第1開口部から摺動自在に収容され、第2開口部か
    ら露出するように形成されるストッパ部を有するスライ
    ダと、前記第2開口部を閉塞し、前記スライダのストッ
    パ部に係止して、該スライダの第1開口部からの脱落を
    阻止する突部を有するターミナルベースとから構成した
    ことを特徴とするプッシュスイッチ。
JP67292U 1992-01-13 1992-01-13 プッシュスイッチ Pending JPH0559507U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP67292U JPH0559507U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 プッシュスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP67292U JPH0559507U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 プッシュスイッチ

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JPH0559507U true JPH0559507U (ja) 1993-08-06

Family

ID=11480238

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JP67292U Pending JPH0559507U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 プッシュスイッチ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218786A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Omron Corp スイッチ装置
JP2012079620A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Alps Electric Co Ltd 力覚付与型多方向入力装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737295U (ja) * 1980-08-08 1982-02-27
JPS5749300U (ja) * 1980-09-05 1982-03-19

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981117