JPH0559253A - ガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

ガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物

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JPH0559253A
JPH0559253A JP24831191A JP24831191A JPH0559253A JP H0559253 A JPH0559253 A JP H0559253A JP 24831191 A JP24831191 A JP 24831191A JP 24831191 A JP24831191 A JP 24831191A JP H0559253 A JPH0559253 A JP H0559253A
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Japan
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weight
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glass fiber
polypropylene
copolymer
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JP24831191A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kawamura
哲也 河村
Akira Kobayashi
明 小林
Yuji Fujita
祐二 藤田
Tatsuo Teraya
竜男 寺屋
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐衝撃性ポリスチレン系樹脂と、ポリプロピ
レンと、ガラス繊維とが接着性良く分散しており、もっ
て耐衝撃性、曲げ弾性率等の機械的強度に優れるととも
に、耐熱性及び耐薬品性が良好で、硬度の高いガラス繊
維強化熱可塑性樹脂組成物を提供する。 【構成】 (a) 耐衝撃性ポリスチレン系共重合体及び/
又は耐衝撃性ポリスチレン組成物50〜95重量%と、(b)
エポキシ基含有モノマーによる変性ポリプロピレンを1
重量%以上含有するポリプロピレン系樹脂5〜50重量%
と、前記(a) +(b) の合計100 重量部に対して、(c) ガ
ラス繊維5〜70重量部とを含有してなる組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐衝撃性ポリスチレン系
樹脂と、ポリプロピレン系樹脂と、ガラス繊維とを含有
するガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物に関し、特に耐
衝撃性、曲げ弾性率等の機械的強度に優れるとともに、
耐熱性及び耐薬品性が良好で、硬度の高いガラス繊維強
化熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリス
チレンは、剛性に優れているが、耐衝撃性が大きく劣る
ため、これにアクリロニトリル等のゴム的性質を有する
モノマーを導入し、耐衝撃性ポリスチレン系共重合体と
したり、ポリブタジエン等のゴム系成分との組成物とし
たいわゆる耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)としたも
の(これらの総称を以下、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂
という)が、幅広い分野で用いられている。
【0003】この、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂は、特
に塗装性、寸法安定性等が良好であるので、ガラス繊維
等で強化し、自動車のインパネコア材等に使用されてい
る。しかしながら耐衝撃性ポリスチレン系樹脂は、一般
にガラス転移温度が低いので、耐熱性が十分でなく、10
0 ℃付近での物性の低下が著しいという問題がある。
【0004】このような問題を解消することを目的とし
て、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂にポリプロピレンをブ
レンドすることが考えられる。しかしながら耐衝撃性ポ
リスチレン系樹脂は、ポリプロピレンと相溶性が良好で
ないので、耐衝撃性、耐熱性等の物性の低下が著しいと
いう問題がある。
【0005】また、これにガラス繊維を添加した場合に
は、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂と、ポリプロピレン系
樹脂とを良好に相溶化させるとともに、両者に対してガ
ラス繊維を良好に分散させる必要があり、一層困難であ
る。
【0006】したがって本発明の目的は、耐衝撃性ポリ
スチレン系樹脂と、ポリプロピレンと、ガラス繊維とが
接着性良く分散しており、もって耐衝撃性、曲げ弾性率
等の機械的強度に優れるとともに、耐熱性が良好で、硬
度の高いガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂
と、ポリプロピレン系樹脂と、ガラス繊維とからなる組
成物において、ポリプロピレン系樹脂としてエポキシ基
含有モノマーによる変性ポリプロピレンを含有するもの
を使用したものは、樹脂成分とガラス繊維との接着性が
良好であり、このため、耐衝撃性、曲げ弾性率等の機械
的強度に優れるとともに、耐熱性が良好で、硬度が高い
ことを見出し、本発明に想到した。
【0008】すなわち、本発明のガラス繊維強化熱可塑
性樹脂組成物は、(a) 耐衝撃性ポリスチレン系共重合体
及び/又は耐衝撃性ポリスチレン組成物50〜95重量%
と、(b) エポキシ基含有モノマーによる変性ポリプロピ
レンを1重量%以上含有するポリプロピレン系樹脂5〜
50重量%と、前記(a) +(b) の合計100 重量部に対し
て、(c) ガラス繊維5〜70重量部とを含有することを特
徴とする。
【0009】以下本発明を詳細に説明する。本発明にお
いて(a) 耐衝撃性ポリスチレン系樹脂は、耐衝撃性ポ
リスチレン系共重合体及び/又は耐衝撃性ポリスチレ
ン組成物からなる。
【0010】上記耐衝撃性ポリスチレン系共重合体の代
表的なものとしては、スチレン−アクリロニトリルラン
ダム共重合体が挙げられる。スチレン−アクリロニトリ
ルランダム共重合体は、スチレンから誘導される繰り返
し単位と、アクリロニトリルから誘導される繰り返し単
位とがランダムに共重合したものである。上記共重合体
においてアクリロニトリルの含有量は、共重合体全体を
100 重量%として通常5〜50重量%程度であり、特に20
〜30重量%が好ましい。
【0011】このようなスチレン−アクリロニトリルラ
ンダム共重合体は、1〜60g/10 分のメルトフローレー
ト(MFR 、230℃、2.16kg荷重)を有し、またその重量
平均分子量は10000〜1000000 である。
【0012】また、本発明においては、耐衝撃性ポリス
チレン系共重合体としてスチレン−アクリロニトリルラ
ンダム共重合体にポリブタジエンゴムを40重量%以下程
度グラフトあるいはブロック重合したアクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、エチレン
−プロピレン共重合体ゴム(EPゴム)等のオレフィン
系ゴムを40重量%以下程度グラフトあるいはブロック重
合したアクリロニトリル−EP系ゴム−スチレン樹脂
(AES樹脂)等も用いることができる。
【0013】なお、上記耐衝撃性ポリスチレン系共重合
体は、それに40重量%以下程度、エチレン−プロピレン
共重合体ゴム (EPR)、エチレン−ブテン共重合体ゴム
(EBR)、スチレン−水添イソプレン−スチレン共重合体
(SEPS) 、スチレン−水添ブタジエン−スチレン共重合
体 (SEBS) 等のエラストマー成分を配合して用いること
ができる。
【0014】また、本発明において耐衝撃性ポリスチレ
ン組成物は、ポリスチレンと、ポリブタジエン、イソプ
レン等のエラストマー成分との組成物である。
【0015】上記耐衝撃性ポリスチレン組成物におけ
る、ポリスチレンと、エラストマー成分との配合割合
は、ポリスチレンが60〜98重量%、エラストマー成分が
40〜2重量%であり、好ましくはポリスチレンが70〜85
重量%、エラストマー成分が30〜15重量%である。ポリ
スチレンが60重量%未満では(エラストマー成分が40重
量%を超えると)、剛性が低下し、ポリスチレンが98重
量%を超えると(エラストマー成分が2重量%未満で
は)、耐衝撃性の改善の効果が十分でない。
【0016】なお上記ポリスチレンは、スチレンのみか
らなるものに限らず、メチルスチレン等の置換スチレン
からなるものでもよい。
【0017】このような、衝撃性ポリスチレン組成物
は、例えばエラストマー成分とポリスチレンとを上記組
成比で混合するか、あるいはエラストマー成分の存在下
で、スチレンを重合することにより得ることができる。
【0018】上記耐衝撃性ポリスチレン系共重合体及び
耐衝撃性ポリスチレン組成物は、それぞれ単独で用いて
も、併用してもよい。ただし、併用する場合において、
耐衝撃性ポリスチレン系共重合体にエラストマー成分を
配合しているときには、全エラストマー成分(耐衝撃性
ポリスチレン系共重合体に配合されるエラストマー成分
+耐衝撃性ポリスチレン組成物に含まれるエラストマー
成分)が、耐衝撃性ポリスチレン系共重合体+ポリスチ
レン+全エラストマー成分=100 重量%として40重量%
未満であるのが好ましい。エラストマー成分が40重量%
を超えると、剛性の低下が著しくなるため好ましくな
い。
【0019】本発明において(b) ポリプロピレン系樹脂
は、エポキシ基含有モノマーによる変性ポリプロピレン
を1重量%以上含有するポリプロピレンである。
【0020】上記変性ポリプロピレンにおいて、変性対
象となるポリプロピレンは、プロピレンモノマーを主成
分として重合した結晶性のポリマーであり、ホモポリマ
ーに限らず、プロピレンとエチレン等の他のα−オレフ
ィンとのブロックコポリマー又はランダムコポリマーを
含む。コポリマーの場合、プロピレン−エチレンランダ
ム共重合体が好ましい。この場合、エチレン含有量は1
〜10重量%が好ましい。このようなポリプロピレンは通
常0.01〜100 g/10分のメルトフローレート(MFR 、JISK
7210、荷重2.16kg、230 ℃) を有する。
【0021】また、下記一般式:
【化1】 (ただし、 R1 〜 R4 はH又は炭素数1〜6のアルキル
基であり、nは1〜20の整数を表す。) で表される非共
役ジエンコモノマーを含有するプロピレンランダム共重
合体も用いることができる。
【0022】かかる非共役ジエンとしては、例えば、2-
メチル-1,4−ペンタジエン、1,4-ヘキサジエン、4-メチ
リデン-1−ヘキセン、4-メチル-1,4−ヘキサジエン、5-
メチル-1,4−ヘキサジエン、1,4-ヘプタジエン、4-エチ
ル-1,4−ヘキサジエン、4,5-ジメチル-1,4−ヘキサジエ
ン、4-メチル-1,4−ヘプタジエン、4-エチル-1,4−ヘプ
タジエン、5-メチル-1,4−ヘプタジエン、5-メチル-1,4
−オクタジエン、1,5-ヘプタジエン、1,5-オクタジエ
ン、5-メチル-1,5−ヘプタジエン、6-メチル-1,5−ヘプ
タジエン、2-メチル-1,5−ヘキサジエン、1,6-オクタジ
エン、6-メチル-1,6−オクタジエン、7-メチル-1,6−オ
クタジエン、2-メチル-1, 6-ヘプタジエン、1,9-デカジ
エン、1,13−テトラデカジエンなどが挙げられる。これ
らの中で、特に、1,4-ヘキサジエン、2-メチル-1,5- ヘ
キサジエン、7-メチル-1,6- オクタジエン、1,9-デカジ
エン、1,13−テトラデカジエン等が好ましい。これらの
非共役ジエンコモノマーは、2種以上混合して用いるこ
ともできる。
【0023】プロピレンと非共役ジエンコモノマーとを
ランダム共重合させるには、チーグラー・ナッタ触媒を
用いる通常の共重合法を適用すればよい。この場合、前
記非共役ジエンの割合は0.05〜10モル%となるようにす
るのが望ましい。非共役ジエンの含有量が0.05モル%未
満の場合、後のグラフト反応において高いグラフト率が
得られない。また10モル%を超えると、共重合体の結晶
性が大幅に低下する。より好ましい非共役ジエンの含有
量は0.1 〜3モル%である。
【0024】以上に説明したように、本明細書において
使用する用語「ポリプロピレン」はプロピレンのホモポ
リマーに限定されず、上記したような各共重合体をも含
むものと解すべきである。
【0025】またポリプロピレンを変性するエポキシ基
含有モノマーとしては、例えばメタクリル酸グリシジル
エステル、アクリル酸グリシジルエステル等が挙げられ
る。
【0026】また下記一般式(1) :
【化2】 (式中、RはH又は炭素数1〜6のアルキル基であり、
Arはグリシジルオキシ基を少なくとも1つ以上有する炭
素数6〜20の芳香族炭化水素基であり、nは1〜4の整
数を表す。) で表されるアクリルアミド基とエポキシ基
とを有するグリシジル化合物も変性用モノマーとして用
いることができる。
【0027】好ましいグリシジル化合物としては、下記
一般式(2) で表されるものが挙げられる。
【化3】 (式中、RはH又は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。)
【0028】このようなグリシジル化合物は、例えば特
開昭60-130580 号に示される方法により製造することが
できる。
【0029】エポキシ基含有モノマーによる変性ポリプ
ロピレンは、ブロック共重合体、グラスト共重合体、ラ
ンダム共重合体または交互共重合体のいずれでもよい。
【0030】変性ポリプロピレン中のエポキシ基含有モ
ノマーの含有量(グラフト率)は0.01〜30重量%とする
のが好ましい。エポキシ基含有モノマーの含有量が0.01
重量%未満であると、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂と、
ポリプロピレン系樹脂と、ガラス繊維との相溶性向上に
十分な効果がなく、また30重量%を超えると機械的強度
が低下する。
【0031】変性ポリプロピレンの製造は溶液法又は溶
融混練法のいずれでも行うことができる。溶融混練法の
場合、ポリプロピレン、変性用エポキシ基含有モノマー
及び触媒を押出機や二軸混練機等に投入し、 150〜 300
℃、好ましくは180 〜250 ℃の温度に加熱して溶融しな
がら混練する。また溶液法の場合、キシレン等の有機溶
剤に上記出発物質を溶解し、80〜 140℃の温度で攪拌し
ながら行う。この際のエポキシ基含有モノマーの添加量
はポリプロピレン100 重量部に対して0.01〜30重量部、
好ましくは0.1 〜20重量部程度である。いずれの場合に
も、触媒として通常のラジカル重合用触媒を用いること
ができ、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、
過酸化ジターシャリーブチル、過酸化アセチル、ターシ
ャリーブチルペルオキシ安息香酸、過酸化ジクミル、ぺ
ルオキシ安息香酸、ペルオキシ酢酸、ターシャリーブチ
ルペルオキシピバレート、2,5-ジメチル-2,5- ジターシ
ャリーブチルペルオキシヘキシン等の過酸化物類や、ア
ゾビスイソブチロニトリル等のジアゾ化合物類等が好ま
しい。触媒の添加量は変性用エポキシ基含有モノマー 1
00重量部に対して1〜 10 重量部程度である。
【0032】さらに、上記グラフト反応時にはフエノー
ル系酸化防止剤を添加することができるが、ラジカル重
合用触媒を添加しない場合には、添加しない方が好まし
い。
【0033】なお、ポリプロピレン系樹脂は、上述した
ような変性ポリプロピレン単独あるいは変性ポリプロピ
レンと未変性のポリプロピレンとの組成物であるが、組
成物の場合、変性ポリプロピレンの割合はポリプロピレ
ン系樹脂全体を100 重量%として、1重量%以上、好ま
しくは3〜60重量%である。変性ポリプロピレンの含有
量が1重量%未満では、耐衝撃性ポリスチレン系共重合
体及び/又は耐衝撃性ポリスチレン樹脂と、ポリプロピ
レン系樹脂と、ガラス繊維との相溶性向上に十分な効果
がない。
【0034】ただし、ポリプロピレン系樹脂全体を100
重量%として、エポキシ基含有モノマーの含有量が0.00
1 重量%以上となるようにするのが好ましい。ポリプロ
ピレン系樹脂全体に対してエポキシ基含有モノマーの含
有量が0.001 重量%未満では、耐衝撃性ポリスチレン系
樹脂と、ポリプロピレン系樹脂と、ガラス繊維との相溶
性向上に十分な効果がない。
【0035】なお、ポリプロピレン系樹脂において、変
性ポリプロピレン以外のポリプロピレンは、プロピレン
を主成分としたポリマーであれば特に制限はなく、20重
量%程度までエチレン、ブテン、4-メチルペンテン-1等
の他のα−オレフィンと共重合したものでもよい。共重
合体は、ランダム共重合体、ブロック共重合体のいずれ
でもよい。さらにエチレン、プロピレン、1-ブテン、1-
ヘキセン、4-メチル-ペンテン等のα−オレフィンの2
種又は3種以上の共重合体ゴム、又はα−オレフィンと
他種モノマーとの共重合体ゴム等のオレフィン系熱可塑
性エラストマーを30重量%程度まで含有してもよいが、
ゴム成分が多すぎると、熱変形温度が低下するため、そ
の含有量は特に10重量%以下とするのが好ましい。
【0036】上記α−オレフィンの2種又は3種以上の
共重合体ゴムとしては、典型的にはエチレン−プロピレ
ン共重合体ゴム(EPR)、エチレン−ブテン-1共重合体ゴ
ム(EBR)及びエチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴ
ム(EPDM) が挙げられる。
【0037】このようなポリプロピレン系樹脂のメルト
フローレート(MFR、230 ℃、2.16kg荷重) は0.05〜50g
/10分が好ましい。メルトフローレートが0.05g/10 分
未満であると、得られる熱可塑性樹脂組成物の成形性が
悪くなり、また50g/10 分を越えると耐衝撃性が低下す
るため好ましくない。
【0038】上述したような(a) 耐衝撃性ポリスチレン
系樹脂と、(b) ポリプロピレン系樹脂との配合割合は、
(a) 耐衝撃性ポリスチレン系樹脂が50〜95重量%、好ま
しくは60〜85重量%であり、(b) ポリプロピレン系樹脂
が5〜50重量%、好ましくは40〜15重量%である。(a)
耐衝撃性ポリスチレン系樹脂が50重量%未満では (ポリ
プロピレン系樹脂が50重量%を超えると) 、耐衝撃性が
十分でなく、また(a)耐衝撃性ポリスチレン系樹脂が95
重量%を超えると ((b) ポリプロピレン系樹脂が5重量
%未満では) 、耐熱性及び耐薬品性が十分でなくなる。
【0039】上述したような耐衝撃性ポリスチレン系樹
脂と、ポリプロピレン系樹脂とからなる樹脂成分に対し
て(c) ガラス繊維を添加する。
【0040】本発明において(c) ガラス繊維としては、
特に制限はなく、チョップドストランド、ロービング等
のものを使用することができる。またその繊維径は5〜
30μm程度のものが好ましい。ガラス繊維は、ポリマー
(耐衝撃性ポリスチレン系樹脂及びポリプロピレン系樹
脂)との接着性を考慮した表面処理を施したものが好ま
しい。上記表面処理としては、シラン系カップリング剤
による処理及び/又はカルボキシル基または酸無水物基
を有するポリマー等による処理が好ましい。
【0041】上述したような(c) ガラス繊維の含有量
は、樹脂成分の合計(耐衝撃性ポリスチレン系樹脂+ポ
リプロピレン系樹脂)100 重量%に対して、5〜70重量
部、好ましくは10〜40重量部である。ガラス繊維の含有
量が5重量部未満では、得られる組成物の機械的強度及
び耐熱性の向上効果が十分でなく、また70重量部を超え
ると成形性が低下して成形物の製造が困難となり、また
機械的強度もかえって低下する。
【0042】本発明のガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成
物は、さらにその強化又は改質を目的として、他の充填
材や強化材、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃
剤、可塑剤、帯電防止剤、離型剤、発泡剤、造核剤等を
添加することができる。
【0043】上述したような本発明のガラス繊維強化熱
可塑性樹脂組成物は、上記各成分を一軸押出機、二軸押
出機、バンバリーミキサー、混練ロール、ブラベンダ
ー、ニーダー等の混練機又はヘンシェルミキサー等の混
合機を用いて、180 〜320 ℃、好ましくは200 〜280 ℃
で加熱溶融状態で混練することによって得ることができ
る。
【0044】なお、ガラス繊維は、あらかじめ耐衝撃性
ポリスチレン系樹脂及びポリプロピレン系樹脂のペレッ
ト等とドライブレンドしておいてもよいが、混練を押出
機により行う等の場合には、樹脂成分をドライブレンド
し、押出機に投入した後、重量式フィダー等を用いて押
出機の途中から供給するのが好ましい。
【0045】
【作用】本発明のガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物
は、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂と、エポキシ基含有モ
ノマーによる変性ポリプロピレンを含有するポリプロピ
レン系樹脂と、ガラス繊維とを含有してなるので、樹脂
成分とガラス繊維との接着性が良好であり、このため、
耐衝撃性、曲げ弾性率等の機械的強度に優れるととも
に、耐熱性が良好で、硬度が高い。
【0046】このような効果が得られる理由は必ずしも
明らかではないが、エポキシ基含有モノマーによる変性
ポリプロピレンと、耐衝撃性ポリスチレン系樹脂と、ガ
ラス繊維の3成分による相乗効果によるためであると考
えられる。
【0047】
【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明する。なお、各実施例及び比較例の原料用樹脂として
は、以下のものを用いた。 [1] 耐衝撃性ポリスチレン系共重合体 AS:スチレン−アクリロニトリルランダム共重合体
〔日本合成ゴム(株)製、230 、メルトフローレート
(MFR 、230 ℃、2.16kg荷重) 6.6 g/10分、アクリロ
ニトリル含有量25重量%〕 ABS:アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体〔日本合成ゴム(株)製、#15 、メルトインデック
ス(MI 、200 ℃、18.6kg荷重) 19g/10 分〕 AES:アクリロニトリル−EPゴム−スチレン共重合
体〔日本合成ゴム(株)製、#117、メルトインデックス
(MI 、220 ℃、18.6kg荷重) 40g/10 分〕 [2] 耐衝撃性ポリスチレン組成物 HIPS:〔出光石油化学(株)、HT52〕 [3] ポリプロピレン HPP:プロピレンホモポリマー〔東燃化学(株)製、
J-209 、メルトフローレート(MFR 、230 ℃、2.16kg荷
重) 9g/10分〕 BPP:プロピレン−エチレンブロック共重合体〔東燃
化学(株)製、BJ-309、メルトフローレート(MFR 、23
0 ℃、2.16kg荷重) 9g/10分、エチレン含有量7.5 重
量%〕 [4] 不飽和カルボン酸無水物とスチレン系モノマーとの
共重合体 SMA:スチレン−無水マレイン酸共重合体〔ダイラー
ク#332、積水化学工業(株)製、無水マレイン酸含有量
17重量%〕 [5] ガラス繊維 GF:〔CS06MA486A、旭ファイバーグラス(株)製、
繊維径 約13μm、密度2.5 g/cm3 〕 GF:〔CS06MAFT2A、旭ファイバーグラス(株)製、
繊維径 約13μm、密度2.5 g/cm3 〕 GF:〔CS06MA419 、旭ファイバーグラス(株)製、
繊維径 約13μm、密度2.5 g/cm3 〕 [6] 変性用モノマー ・AXE:下記一般式で表されるグリシジル化合物〔鐘
淵化学工業(株)製〕
【化4】 [7] ラジカル発生剤 ・POX:パーヘキシン2-5B〔日本油脂(株)製〕
【0048】合成例1 変性ポリプロピレン(CMPP) の製造 ホモポリプロピレン(東燃化学(株)製、Y201、メルト
フローレート(MFR 、230 ℃、2.16kg荷重) 1g/10
分)100重量部と、AXE3重量部と、ラジカル発生剤
(POX)0.1 重量部とを、ドライブレンドし、直径45mmφ
の2軸押出機により、230 ℃、100rpmにて混練を行い、
変性ポリプロピレン(CMPP) を得た。
【0049】このようにして得られた変性ポリプロピレ
ンのメルトフローレートは28.0g/10 分であり、MAH
のグラフト率は、2.4重量%であった。
【0050】なお、AXEのグラフト率は変性ポリプロ
ピレンを沸騰キシレンに溶解し、不溶分を除去した後、
メタノールにより溶解成分を沈殿させ、これを50μm程
度の厚さにプレスしてこの赤外線吸収スペクトルを測定
し、AXEのC=O結合の伸縮にかかるピーク(1648cm
-1) と、アイソタクティックポリプロピレンに特有のピ
ークの一つ(840 cm-1) との比から算出した。
【0051】合成例2 変性ポリプロピレン(CMPP) の製造 AXEの配合量を1重量部とした以外は、合成例1と同
様にして変性ポリプロピレン(CMPP) を製造した。
【0052】このようにして得られた変性ポリプロピレ
ンのメルトフローレートは33.0g/10 分であり、MAH
のグラフト率は、1.0重量%であった。
【0053】実施例1〜14及び比較例1〜9 第1表に示す配合割合で耐衝撃性ポリスチレン系共重合
体 (AS)、ポリプロピレン(HPP又はBPP)及び変性ポリ
プロピレン (CMPP又はCMPP) を高速ミキサーでドラ
イブレンドし、45mmφの二軸押出機のメインホッパーよ
り投入した。また第1表に示す配合割合でガラス繊維
(GF乃至)を二軸押出機の途中より投入して250
℃で混練し、組成物ペレットを得た。
【0054】得られた組成物ペレットを乾燥炉で乾燥し
た後、射出成形により試験片を作成し、比重、メルトフ
ローレート、破断点伸度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃
強度、熱変形温度及びロックウェル硬度を測定した。結
果を第2表に示す。
【0055】 第 1 表組成 (重量部) 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 A S 56 56 56 56 56 HPP 14 − 14 19 4 BPP − 14 − − − CMPP 10 10 − 5 20 CMPP − − 10 − − GF 20 20 20 20 20
【0056】 第 1 表 (続 き)組成 (重量部) 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例10 A S 46 49 56 56 56 HPP 24 6 14 14 − CMPP 10 15 10 10 24 GF 20 30 − − 20 GF − − 20 − − GF − − − 20 −
【0057】 第 1 表 (続 き)組成 (重量部) 実施例11 実施例12 実施例13 実施例14 A S − − − 32 ABS 56 − − − AES − 56 − − HIPS − − 56 − HPP 14 14 14 38 CMPP 10 10 10 10 GF 20 20 20 20
【0058】 第 1 表 (続 き)組成 (重量部) 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 A S 80 56 56 46 46 HPP − 24 − 34 24 BPP − − 24 − − SMA − − − − 10 GF 20 20 20 20 20
【0059】 第 1 表 (続 き)組成 (重量部) 比較例6 比較例7 比較例8 比較例9 A S 56 56 32 − ABS − − − 56 HPP 24 24 48 24 SMA − − − − GF − − 20 20 GF 20 − − − GF − 20 − −
【0060】 第 2 表 物 性 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 比 重 (1) 1.31 1.31 1.31 1.31 1.31 MFR (2) 10.9 10.8 11.5 8.9 12.3 破断点強度 (3) 608 582 600 595 590 曲げ弾性率 (4) 58100 53500 56400 57500 57800 アイゾット衝撃強度(5) 4.7 4.6 4.2 4.5 4.9 熱変形温度 (6) 124.5 120.0 118.8 119.5 124.0 ロックウェル硬度(7) 113 110 112 111 112
【0061】 第 2 表 (続 き) 物 性 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例10 比 重 (1) 1.29 1.46 1.31 1.31 1.31 MFR (2) 15.2 8.8 10.7 11.5 15.0 破断点強度 (3) 564 669 610 589 567 曲げ弾性率 (4) 53900 69900 58000 57100 56900 アイゾット衝撃強度(5) 4.5 5.5 4.5 4.1 4.8 熱変形温度 (6) 126.1 127.0 124.4 122.1 123.8 ロックウェル硬度(7) 110 118 113 114 112
【0062】 第 2 表 (続 き) 物 性 実施例11 実施例12 実施例13 実施例14 比 重 (1) 1.31 1.31 1.30 1.27 MFR (2) 12.2 12.0 11.2 18.0 破断点強度 (3) 556 558 495 560 曲げ弾性率 (4) 48500 48900 46000 47900 アイゾット衝撃強度(5) 12.4 6.2 9.5 4.5 熱変形温度 (6) 118.0 119.9 113.1 127.9 ロックウェル硬度(7) 109 108 105 108
【0063】 第 2 表 (続 き) 物 性 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 比 重 (1) 1.36 1.31 1.31 1.29 1.31 MFR (2) 2.2 6.4 6.5 10.8 5.2 破断点強度 (3) 1126 739 675 662 692 曲げ弾性率 (4) 60000 56500 50900 52800 55800 アイゾット衝撃強度(5) 3.8 3.9 4.2 4.0 4.5 熱変形温度 (6) 106.6 108.8 103.5 109.7 110.9 ロックウェル硬度(7) 117 109 99 110 106
【0064】 第 2 表 (続 き) 物 性 比較例6 比較例7 比較例8 比較例9 比 重 (1) 1.31 1.31 1.31 1.31 MFR (2) 6.4 6.4 22.3 6.8 破断点強度 (3) 720 728 425 580 曲げ弾性率 (4) 56200 56800 38700 50500 アイゾット衝撃強度(5) 4.2 4.3 3.6 7.2 熱変形温度 (6) 107.8 106.5 126.1 105.0 ロックウェル硬度(7) 107 107 106 105
【0065】(1) 比重:JIS K7112 に準拠して測定した
各樹脂の比重と、ガラス繊維の比重とから算出 (単位は
g/cc)。 (2) メルトフローレート:JIS K6758 に準拠し、230
℃、2.16kg荷重にて測定 (単位はg/10 分)。 (3) 破断点強度:JIS K7113 に準拠し、23℃で測定 (単
位は kg/cm2 ) 。 (4) 曲げ弾性率:JIS K7203 に準拠し、23℃で測定 (単
位は kg/cm2 ) 。 (5) アイゾット衝撃強度:JIS K7110 に準拠し、23℃に
おいて測定 (ノッチ付、単位はkgf cm/cm ) 。 (6) 熱変形温度:JIS K7207 に準拠し、4.6 kg荷重にて
測定 (単位は℃) 。 (7) ロックウェル硬度 (R硬度):JIS K7202 に準拠
し、23℃で測定。
【0066】第2表から明らかなように、実施例1〜14
のガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物は、成形性、破断
点伸度、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度、熱変形温度
及びロックウェル硬度のすべてが良好であった。
【0067】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明のガラス
繊維強化熱可塑性樹脂組成物は、耐衝撃性ポリスチレン
系樹脂と、エポキシ基含有モノマーによる変性ポリプロ
ピレンを含有するポリプロピレン系樹脂と、ガラス繊維
とを含有してなるので、樹脂成分とガラス繊維との接着
性が良好であり、このため、耐衝撃性、曲げ弾性率等の
機械的強度に優れるとともに、耐熱性が良好で、硬度が
高い。
【0068】このような本発明のガラス繊維強化熱可塑
性樹脂組成物は、自動車の内装及び外装部品やラジエタ
ータンク等、あるいは各種家電製品の部品を始めとする
工業材料に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 51/06 LLA 7142−4J LLD 7142−4J LLE 7142−4J LLJ 7142−4J 55/02 LMB 7142−4J (72)発明者 寺屋 竜男 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡1−3−1 東燃株式会社総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 耐衝撃性ポリスチレン系共重合体及
    び/又は耐衝撃性ポリスチレン組成物50〜95重量%と、 (b) エポキシ基含有モノマーによる変性ポリプロピレン
    を1重量%以上含有するポリプロピレン系樹脂5〜50重
    量%と、前記(a) +(b) の合計100 重量部に対して、
    (c) ガラス繊維5〜70重量部とを含有することを特徴と
    するガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガラス繊維強化熱可塑
    性樹脂組成物において、前記耐衝撃性ポリスチレン系共
    重合体が、スチレン−アクリロニトリルランダム共重合
    体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
    体、アクリロニトリル−EP系ゴム−スチレン共重合体
    から選ばれたものであることを特徴とするガラス繊維強
    化熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のガラス繊維強化熱可塑
    性樹脂組成物において、前記耐衝撃性ポリスチレン組成
    物が、ポリスチレン50〜98重量%と、エラストマー成分
    50〜2重量%との組成物であることを特徴とするガラス
    繊維強化熱可塑性樹脂組成物。
JP24831191A 1991-09-02 1991-09-02 ガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物 Pending JPH0559253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0791619A2 (en) * 1996-02-21 1997-08-27 Daicel Chemical Industries, Ltd. Glass fiber-reinforced polystyrene resin composition
US7196144B2 (en) 2004-04-01 2007-03-27 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Process for modification of polymer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0791619A2 (en) * 1996-02-21 1997-08-27 Daicel Chemical Industries, Ltd. Glass fiber-reinforced polystyrene resin composition
EP0791619A3 (en) * 1996-02-21 1998-05-20 Daicel Chemical Industries, Ltd. Glass fiber-reinforced polystyrene resin composition
US7196144B2 (en) 2004-04-01 2007-03-27 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Process for modification of polymer

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