JPH0559103B2 - - Google Patents

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JPH0559103B2
JPH0559103B2 JP31555988A JP31555988A JPH0559103B2 JP H0559103 B2 JPH0559103 B2 JP H0559103B2 JP 31555988 A JP31555988 A JP 31555988A JP 31555988 A JP31555988 A JP 31555988A JP H0559103 B2 JPH0559103 B2 JP H0559103B2
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JP
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diphenyl sulfide
dimethacrylate
peroxide
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sulfide dimethacrylate
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Naoki Minorikawa
Satoshi Maruyama
Haruo Yoshida
Hirotaka Takoshi
Kazuto Abe
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の用分野〉 本発明は、高耐熱性、低吸水性および高屈折率
の透明硬化物を製造しうる新規な二官能性の重合
性単量体に関し、さらに詳しくは塗料、接着剤、
注型材料、感光性樹脂および光学材料等の原料、
特に光学材料の原料として好適な4,4′−ジメル
カプトジフエニルスルフイドジメタクリレートに
関する。
〈従来の技術〉 単官能性のメタクリル酸エステル類や多官能性
のメタクリル酸エステル類には、数多くの誘導体
が知られている。これらのエステル類のうちのあ
る種のものは既に工業的に生産され、それらの高
い重合性を利用して、接着剤、塗料、注型材料、
感光性樹脂等の原料として利用されている。
一方、チオメタクリル酸エステル類について
は、現在まではそれほど多くの誘導体は知られて
おらず、例えばジーン・サムレル等〔ジヤーナ
ル.オブ.アメリカン.ケミカル.ソサエテイー
(J.Am.Chem.Soc.),86,2509(1958)〕によつて
フエニルチオメタクリレートや4−クロロフエニ
ルメタクリレート等が合成されているが、これら
チオメタクリル酸エステル類は工業的にもほとん
ど利用されていない。
近年、有機光学材料の分野、特に有機眼鏡レン
ズの分野において、屈折率の低いジエチレングリ
コールジアリルカーボナート樹脂に替る高屈折率
の有機眼鏡レンズ用樹脂が強く要求されている。
樹脂の高屈折率化を計る一つの方法として、樹脂
の分子構造、即ち単量体の分子構造中にイオウ原
子を導入することが検討されている。これらの例
としては、例えば特公昭63−45081号公報、同63
−45082号公報、特開昭59−164501号公報、同60
−217229号公報、同61−16901号公報、同62−
267316号公報、同62−283109号公報、同62−
287316号公報、同63−130614号公報、同63−
162702号公報等があげられる。
しかし、これら先行技術の単量体から得られる
樹脂は、高屈折率を始めとしてバランスのとれた
光学特性を有しておらず、有機眼鏡レンズ用樹脂
としては必ずしも満足すべきものではなかつた。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、前記従来の光学材料用樹脂の
欠点を克服し、光学材料として好適であるばかり
でなく、塗料、接着剤、注型材料、感光性樹脂等
の原料として使用することもできる、硬化性に優
れ、高い屈折率を有し、かつ高耐熱性および低級
水性を有するバランスのとれた樹脂を製造するた
めに好適な4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートを提供するにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明によつて、上記目的を達成し得る新規重
合性単量体としての4,4′−ジメルカプトジフエ
ニルスルフイドジメタクリレートが提供される。
即ち、本発明は、下記式() で示される4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートに関する。
上記式()で示される4,4′−ジメルカプト
ジフエニルスルフイドジメタクリレートの合成方
法としては、4,4′−ジメルカプトジフエニルス
ルフイドを例えば水酸化ナトリウムや水酸化カリ
ウム等のアルカリ金属水酸化物を溶解した水溶液
中でアルカリ金属塩とした後、この溶液に例えば
テトラエチルアンモニウムブロミドやトリメチル
モノエチルアンモニウム硫酸塩等の一般に使用さ
れる相間移動触媒とアルカリおよび酸に対して安
定でかつ水溶性のない有機溶媒、例えばジクロロ
メタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロロエタ
ン、ジエチルエーテル、ベンゼン等の有機溶媒を
アルカリ水溶液とほぼ同じ体積比で加え、これら
の2相系反応溶液に、例えばメタクリル酸クロラ
イドやメタクリル酸ブロミド等のメタクリル酸ハ
ライドを徐々に滴下することによつて得る方法が
ある。
本反応において用いられる相間移動触媒の使用
量は、4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイ
ドに対して0.00001モル当量から0.05モル当量の
範囲、よ好ましくは0.00001モル当量から0.01モ
ル当量の範囲である。相間移動触媒の使用量が
0.05モル当量よりも多い場合は経済的でないばか
りでなく、反応後の精製工程で水層と有機層を分
離することが極めて困難になるために好ましくな
い。また、相間移動触媒の使用量が0.00001モル
当量よりも少ない場合には、反応速度が遅くなる
ために好ましくない。
また、上記式()で示される4,4′−ジメル
カプトジフエニルスルフイドジメタクリレートを
合成する他の方法としては、4,4′−ジメルカプ
トジフエニルスルフイドを前記合成方法と同様の
方法でアルカリ金属塩とした後、この溶液に直接
メタクリル酸ハライドを徐々に滴下することによ
つて得る方法がある。
以上の合成方法で用いられるアルカリ金属水酸
化物の使用量は、4,4′−ジメルカプトジフエニ
ルスルフイドに対して2倍当量から20倍当量の範
囲、より好ましくは3倍当量から15倍当量の範囲
である。また、使用するメタクリル酸ハライド
は、4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイド
に対して2倍当量から8倍当量の範囲、より好ま
しくは2倍当量から5倍当量の範囲である。これ
らアルカリ金属水酸化物およびメタクリル酸ハラ
イドの使用量が上記の範囲よりも多い場合は経済
的でなく、また少ない場合には生成する。4,
4′−ジメルカプトジフエニルスルフイドジメタク
リレートの収量が著しく低下するために好ましく
ない。合成に際しての反応温度は−10℃から50℃
の範囲、好ましくは0℃から40℃の範囲に保つこ
とが望ましい。反応温度が50℃よりも高いと、生
成する4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイ
ドジメタクリレートがしばしば熱重合してゲル化
するので好ましくなく、また、反応温度が−10℃
よりも低い場合は4,4′−ジメルカプトジフエニ
ルスルフイドのアルカリ金属塩が析出したり、ま
た反応溶液が高粘度となるために好ましくない。
本発明の4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートは、比較的低い融点(61
〜61.5℃)を有する無色の固体であつて、アセト
ン、クロロホルム、ジエチルエーテル等のごと
き、一般的に使用されている有機溶剤に可溶であ
る。また、本発明の4,4′−ジメチルカプトジフ
エニルスルフイドジメタクリレートは、他のオレ
フイン性二重結合を有する重合性単量体との相溶
性に極めて優れており、硬化性組成物の一成分と
して有用な硬化性単量体である。
本発明の4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートは、分子内にイオウ原子
を含んでいるために、それ自体を単独で重合硬化
させた硬化物は極めて高い屈折率を有している。
従つて4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイ
ドジメタクリレートを屈折率の低い硬化物を与え
る他のオレフフイン性二重結合を有る重合性単量
体と混合して重合硬化させることにより、硬化物
の屈折率を容易に高めることができる。
4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイドジ
メタクリレートと混合し得るオレフイン性二重結
合を有する重合性単量体としては、4,4′−ジメ
ルカプトジフエニルスルフイドジメタクリレート
と相溶性のあるものであれば特に制限はなく、単
官能であつても多官能であつてもよい。また、オ
レフイン性二重結合を有する重合性単量体は二種
類以上の化合物の混合物として用いることもでき
る。4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイド
ジメタクリレートとオレフイン性二重結合を有す
る重合性単量体の混合割合に制限はなく、任意の
比率を選択することができる。このようなオレフ
イン性二重結合を有する重合性単量体としては例
えば、不飽和脂肪酸エステル、芳香族ビニル化合
物、不飽和脂肪酸およびその誘導体、不飽和二塩
基酸およびその誘導体、(メタ)アクリルニトリ
ル等のシアン化ビニル化合物等がある。
本発明の4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートは、それ自体を単独でま
たはオレフイン性二重結合を有する重合性単量体
と混合して、通常のラジカル重合開始剤を用いて
重合させることができる。
硬化に際して用いられるラジカル重合開始剤
は、熱、マイクロ波、赤外線、或いは紫外線によ
つてラジカルを生成し得るものであれば何れの開
始剤の使用も可能である。
熱、マイクロ波、赤外線による重合に際して使
用できるラジカル重合開始剤としては、例えば
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−
アゾビスイソバレロニトリル等のアゾ系化合物、
メチルエチルケトンパーオキシド、メチルイソブ
チルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパー
オキシド、アセチルアセトンパーオキシド等のケ
トンパーオキシド類、イソブチリルパーオキシ
ド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキシド、
o−メチルベンゾイルパーオキシド、ラウロイル
パーオキシド、p−クロロベンゾイルパーオキシ
ド等のジアシルパーオキシド類、2,4,4−ト
リメチルペンチル−2−ヒドロパーオキシド、ジ
イソプロピルベンゼンパーオキシド、クメンヒド
ロパーオキシド、t−ブチルパーオキシド等のヒ
ドロパーオキシド類、ジクミルパーオキシド、t
−ブチルクミルパーオキシド、ジ−t−ブチルパ
ーオキシド、トリス(t−ブチルパーオキシ)ト
リアジン等のジアルキルパーオキシド類、1,1
−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキサン、
2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン等の
パーオキシケタール類、t−ブチルパーオキシピ
バレート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレ
ート、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロテ
レフタレート、ジ−t−ブチルパーオキシアゼレ
ート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリ
メチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシア
セテート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、
ジ−t−ブチルパーオキシトリメチルアジペート
等のアルキルパーエステル類、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボナート、ジ−sec−ブチルパー
オキシジカーボナート、t−ブチルパーオキシイ
ソプロピルカーボナート等のパーカーボナート類
があげられる。
紫外線による重合に際して使用できるラジカル
重合開始剤としては、例えばアセトフエノン、
2,2−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエノ
ン、2,2−ジエトキシアセトフエノン、4′−イ
ソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピ
オフエノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピ
オフエノン、4,4′−ビス(ジエチルアミノ)ベ
ンゾフエノン、ベンゾフエノン、メチル(o−ベ
ンゾイル)ベンゾエート、1−フエニル−1,2
−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニ
ル)オキシム、11−フエニル−1,2−プロパン
ジオン−2−(o−ベンゾイル)オキシム、ベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイン
エチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン
オクチルエーテル、ベンジル、ベンジルジメチル
ケタール、ベンジルジエチルケタール、ジアセチ
ル等のカルボニル化合物、メチルアントラキノ
ン、クロロアントラキノン、クロロチオキサント
ン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピ
ルチオキサントン等のアントラキノンまたはチオ
キサントン誘導体、ジフエニルジスルフイド、ジ
チオカーバメート等の硫黄化合物があげられる。
ラジカル重合開始剤の使用量は、ラジカル重合
開始剤の種類、仕込モノマーの種類、および組成
比により変化するので一概には決められないが、
通常は0.001〜20モル%の範囲、好ましくは0.01
〜10モル%の範囲である。ラジカル重合開始剤の
使用量が0.001モル%未満では、重合が実質的に
進まず、また20モル%を越える使用量では、経済
的でないばかりか場合によつては重合中に発泡し
たり、重合によつて得られる硬化物の分子量が著
しく小さくなるために好ましくない。
〈実施例〉 以下、実施例及び参考例をあげて本発明をさら
に具体的に説明する。
実施例 1 撹拌機、温度計、等圧滴下ロートおよびジムロ
ート型冷却管を付した500mlの四つ口フラスコに、
窒素置換した蒸留水200mlを入れ、これに水酸化
ナトリウム28.8g(0.72モル)を溶解させた。窒
素気流下でこの水酸化ナトリウム水溶液に4,
4′−ジメルカプトジフエニルスルフイド10g
(0.04モル)を加え、完全に溶解させた後、さら
にオクチルトリメチルアンモニウムブロミド0.4
g(1.6ミリモル)を加えた。溶液を10℃以下に
冷却しながら蒸留精製したメタクリル酸クロリド
25.1g(0.24モル)をジクロロメタン200mlに溶
解させた溶液を等圧滴下ロートから徐々に滴下し
た。滴下終了後、溶液を室温にもどして約1時間
撹拌した。反応終了後、反応液を分液ロートに移
し、エーテル500mlを加え、有機層を飽和食塩水
で洗浄した。洗浄に用いた飽和食塩水が中性にな
るまで洗浄操作を繰り返し行ない、洗浄の終わつ
た有機層は、無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥
した。有機層を濃縮して得られた反応物をシリカ
ゲルカラムクロマト(留出液ヘキサン/ジクロロ
メタン=3/7(体積比))によつて精製し、目的
とする4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイ
ドジメタクリレート10.4g(収率67%)を得た。
得られた4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートの性状、融点および元素
分析植を下記に示す。
性 状…無色固体 融 点…61〜61.5℃ 元素分析… 計算値C:62.14%,H:4.69%,S:24.88% 実測値C:62.51%,H:4.11%,S:24.53% また、得られた4,4′−ジメルカプトジフエニ
ルスルフイドジメタクリレートの1H−NMRスペ
クトル図(溶媒CDCl3、内部標準物質TMS)を
第1図に示し、IR吸収スペクトル図を第2図に
示す。なお、1H−NMRスペクトル図は、日立製
作所製のR−24型スペクトロメーター(60MHz)
を用いて測定し、IRスペクトル図は、日立製作
所製の270−50型IRスペクトロフオトメーターを
用いて測定した。
参考例 1 実施例1で得られた4,4′−ジメルカプトジフ
エニルスルフイドジメタクリレート10gに、ラジ
カル重合開始剤として1,1−ビス(t−ブチル
パーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン10mgを加え、65℃で加熱溶解させた。これを
ガラス板のモールドに注入し、70℃で5時間保持
後、100℃まで昇温速度3℃/時で加熱して脱型
し、さらに150℃で2時間加熱硬化させた。得ら
れた硬化物は無色透明であり、下記に示す物性を
有していた。
Tg…150℃(オリエンテツク社製、レオバイプ
ロンDDV−−FP型) 吸湿率…0.25%(ASTM D570−59T) (23℃、24時間浸漬) 屈折率…n20 D=1.689 (島津製作所製、3L型屈折計) 〈発明の効果〉 エチルの4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
フイドジメタクリレートは、高い重合性を有して
いるばかりでなく、他のオレフイン性二重結合を
有する重合性単量体との相溶性に優れ、かつ共重
合性にも優れている。また、本発明の4,4′−ジ
メルカプトジフエニルスルフイドジメタクリレー
トを単独で重合硬化させた硬化物は、耐熱性、低
吸水性に優れているばかりでなく、極めて高い屈
折率(n20 D=1.689)を有している。従つて、本発
明の4,4′−ジメルカプトジフエニルスルフイド
ジメタクリレートは、塗料、接着剤、注型材料、
感光性樹脂等の分野、特に光学材料の分野におい
て極めて有用な新規な重合性単量体であり、その
高い屈折率を利用して高屈折率透明樹脂への適用
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた4,4′−ジメルカ
プトジフエニルスルフイドジメタクリレートの
1H−NMRスペクトル図であり、第2図は実施例
1で得られた4,4′−ジメルカプトジフエニルス
ルフイドジメタクリレートのIRスペクトル図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式() で示される4,4′−ジメルカプトジフエニルスル
    フイドジメタクリレート。
JP31555988A 1988-10-20 1988-12-14 4,4’‐ジメルカプトジフェニルスルフィドジメタクリレート Granted JPH02160762A (ja)

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JP31555988A JPH02160762A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 4,4’‐ジメルカプトジフェニルスルフィドジメタクリレート
EP89911620A EP0394495B1 (en) 1988-10-20 1989-10-20 4,4'-bis(methacryloylthio)diphenyl sulfide and curable composition containing same
PCT/JP1989/001076 WO1990004587A1 (en) 1988-10-20 1989-10-20 4,4'-bis(methacryloylthio)diphenyl sulfide and curable composition containing same
DE68917908T DE68917908T2 (de) 1988-10-20 1989-10-20 4,4'-bis(methacryloylthio)diphenylsulfid und vernetzbare zusammensetzung daraus.
US07/499,421 US5183917A (en) 1988-10-20 1989-10-20 4,4'-bis(methacryloylthio)diphenylsulfide
AU44089/89A AU616064B2 (en) 1988-10-20 1989-10-20 4,4'-bis(methacryloylthio)diphenyl sulfide and curable composition containing same
US07/952,655 US5270439A (en) 1988-10-20 1992-09-28 Method of producing a curable composition containing 4,4'-bis(methacryloylthio)diphenylsulfide

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000921A1 (ja) 2003-06-25 2005-01-06 Bridgestone Corporation ブタジエン系重合体及びその製造方法、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000921A1 (ja) 2003-06-25 2005-01-06 Bridgestone Corporation ブタジエン系重合体及びその製造方法、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ

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