JPH0557371A - 打抜き加工方法 - Google Patents

打抜き加工方法

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Publication number
JPH0557371A
JPH0557371A JP21092591A JP21092591A JPH0557371A JP H0557371 A JPH0557371 A JP H0557371A JP 21092591 A JP21092591 A JP 21092591A JP 21092591 A JP21092591 A JP 21092591A JP H0557371 A JPH0557371 A JP H0557371A
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JP
Japan
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resin tape
press
punching
generated
resin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21092591A
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English (en)
Inventor
Masanori Ohashi
橋 雅 則 大
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 細かい打痕にも対応できて、プレス一環ライ
ンとして機械的に打痕を除去し打痕を皆無にすることが
できる打抜き加工方法を提供する。 【構成】 コイル条の材料をプレス加工して成形する打
抜き加工方法において、前記プレス加工前に前記材料の
少なくともプレス加工によってかすが上る部分にストラ
イプ条の樹脂テープを貼り付け、前記プレス加工後に前
記樹脂テープを取外し、打痕の発生を防止することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工時のかす上
り、バリはがれ打痕を防止した打抜き加工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレス加工法における打痕防止は、従来
かす吸引、金型のクリアランスおよびレイアウトにたよ
っていた。
【0003】また、打痕等を発生させた時は機械的に処
置をしていなかった。
【0004】例えば、リードフレームや各種接点部品等
の薄板状金属板に種々の小穴を設ける場合、通常プレス
打抜き加工で形成されるが、特に1mm角以下のきわめ
て小さな小穴を形成する場合は、穴サイズが小さいなど
のために小穴を穿設した際に生じる打抜いたスクラップ
(かす)がダイ内に詰まるかす詰まりや、ダイ側からポ
ンチ側に浮上するかす上りが発生する。このようなかす
詰まりやかす上りが発生するとプレス作業の停滞を招
き、作業性や製品の歩留まりを著しく低下させるという
問題があった。
【0005】また、連続プレス打抜き加工では、プレス
抜きされたスクラップがダイの中途で詰まり、ポンチ折
れや金型の損傷を招来する。
【0006】また、かす上りが生じるとスクラップが打
抜き金型の上型と下型との間に出てくるため、製品に打
痕を生じ、歩留まり低下や金型の損傷を生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、プレス加
工で打痕が発生した場合は、これが製品に付着し、機械
的に除去できなかった。
【0008】また、かす上り検出器なども提案されてい
るが、細かい打痕には対応できないという問題があっ
た。
【0009】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し細かい打痕にも対応できて、プレス一環ライン
として機械的に打痕を除去し打痕を皆無にすることがで
きる打抜き加工方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、コイル条の材料をプレス加工して成
形する打抜き加工方法において、前記プレス加工前に前
記材料の少なくともプレス加工によってかすが上る部分
にストライプ条の樹脂テープを貼り付け、前記プレス加
工後に前記樹脂テープを取外し、打痕の発生を防止する
ことを特徴とする打抜き加工方法が提供される。
【0011】以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の打抜き方法の構成例を示
す模式図である。
【0013】プレス金型1の上流側には図示しないプレ
ス加工材料供給手段を有し、例えばコイル条の材料2を
プレス金型1に供給する。
【0014】前記プレス金型1とプレス加工材料供給手
段との間に樹脂テープ供給手段(図示せず)を設け、前
記材料2の少なくともプレス加工によってかすが上る部
分(図1では下面)に前記樹脂テープ供給手段から供給
される樹脂テープを貼付ける。
【0015】プレス加工する材料2に貼付ける樹脂テー
プ3としては、比較的軟らかくて塑性変形しやすいも
の、例えばサラン樹脂テープ、ポリエチレンテープ、塩
化ビニル樹脂テープなどを使用することができる。この
ような樹脂テープは打抜きにより樹脂バリを生じやす
い。
【0016】樹脂テープ3は、前記材料2の幅方向全面
に貼付けてもよく、また打抜きサイズに応じて任意の幅
に貼付けるようにしてもよい。
【0017】樹脂テープ3を貼付けた材料2をプレス金
型1で加工することにより、樹脂テープの打抜きにより
生じた樹脂バリが同じく材料2の打抜きにより生じたか
すの上昇を押えることになるので、打痕の発生を防止す
ることができる。
【0018】前記プレス金型1の下流側には、プレス金
型1で加工されたのち前記材料2に貼付けられた樹脂テ
ープ3を取外し、この取外した樹脂テープ4を巻取る手
段(図示せず)を設ける。
【0019】前記樹脂テープ3を取外した製品5は巻取
器(図示せず)などに巻取られる。
【0020】以上は本発明の打抜き加工方法を連続プレ
ス打抜き加工する場合について説明したが、連続加工で
ない場合にも同様に本発明方法を適用できることは言う
までもない。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明
する。
【0022】(実施例1)板幅35〜120mm、厚さ
0.25〜1.5mmの銅コイル条の全幅に樹脂テープ
(サラン樹脂テープ0.1〜0.25mm)を圧着し、
連続プレス打抜き加工により0.3〜0.7mmΦの小
穴を穿設したのち、前記樹脂テープを取外した。
【0023】連続450〜500mについて加工した
が、かす上りが生じないために製品には全く打痕は発生
せず、プレス金型の停止もなかった。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、プレス加工の材料に樹脂テープを貼付けるこ
とによりかすが発生しても樹脂テープに押えられ打痕を
皆無にすることができる。
【0025】特に、R−Rのプレス加工法に用いた場合
にはその効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打抜き方法の構成例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 プレス金型 2 プレス加工材料 3 プレス加工材料に貼る樹脂テープ 4 取外した樹脂テープ 5 プレス加工した製品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル条の材料をプレス加工して成形す
    る打抜き加工方法において、 前記プレス加工前に前記材料の少なくともプレス加工に
    よってかすが上る部分にストライプ条の樹脂テープを貼
    り付け、 前記プレス加工後に前記樹脂テープを取外し、打痕の発
    生を防止することを特徴とする打抜き加工方法。
JP21092591A 1991-08-22 1991-08-22 打抜き加工方法 Withdrawn JPH0557371A (ja)

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JPH0557371A true JPH0557371A (ja) 1993-03-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11114635A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 金属製小片部品の製造方法及び製造装置
JP2005193257A (ja) * 2004-01-05 2005-07-21 Toyo Kohan Co Ltd 貫通孔を有する極薄金属板の製造方法および貫通孔を有する極薄金属板

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JP4514192B2 (ja) * 2004-01-05 2010-07-28 東洋鋼鈑株式会社 貫通孔を有する極薄金属板の製造方法および貫通孔を有する極薄金属板

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Legal Events

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Effective date: 19981112