JPH0557094U - 吹付ノズル取付装置 - Google Patents

吹付ノズル取付装置

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Publication number
JPH0557094U
JPH0557094U JP11276091U JP11276091U JPH0557094U JP H0557094 U JPH0557094 U JP H0557094U JP 11276091 U JP11276091 U JP 11276091U JP 11276091 U JP11276091 U JP 11276091U JP H0557094 U JPH0557094 U JP H0557094U
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JP
Japan
Prior art keywords
nozzle mounting
nozzle
mounting member
mounting device
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP11276091U
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English (en)
Inventor
俊一 笹原
薫 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0557094U publication Critical patent/JPH0557094U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 構成の簡略化及び小型化を図ることにより、
吹付面への接触等をなくして、作業効率を向上させるこ
とが可能なノズル取付装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 吹付ロボットの先端部に配置される首振装置
1と、上記首振装置に連結部材5を介して前後方向に回
転可能に連結されたノズル取付部材7と、上記連結部材
とノズル取付部材との間に設置されノズル取付部材を前
後方向に回転させる駆動手段15と、を具備したもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、ナトム工法等において、掘削地山のコンクリート吹付に使 用する吹付ロボットの吹付ノズル取付装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、吹付ロボットは、図6に示すような構成になっていた。まず、ブーム1 01があり、このブーム101の先端には補助アーム103が取付けられている 。上記補助アーム103には、ノズル首振装置105が取付けられていて、この ノズル首振装置105には、ノズル傾斜装置107が取付けられている。又、こ のノズル傾斜装置107には、ノズル揺動装置109が取付けられていて、この ノズル揺動装置109にノズル111が保持されている。このノズル111には コンクリート供給チューブ113が接続されている。
【0003】 上記構成をなす吹付ロボットによって、矢印A、B、C、D方向に移動又は回 転させながら、ノズル111の位置及び向きを適宜制御して、掘削地山にコンク リートを吹き付けていくものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。上記構成のノズル取付装置 の内、ノズル揺動装置109は、細かい動きを行うわりにはカバーで覆われた構 造になっていて、図からも明らかなように比較的大型構成部品となっている。一 方、コンクリートを吹き付ける掘削地山の吹付面は変化に富んだ状態になってお り、その変化に対応してノズル111を移動させようとすると、上記ノズル揺動 装置109が斜面に接触して破損してしまうことがあった。又、別の問題として 、吹き付けたコンクリートが跳ね返って付着してしまうという問題もあった。
【0005】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、構 成の簡略化及び小型化を図ることにより、吹付面への接触等をなくして、作業効 率を向上させることが可能なノズル取付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願考案による吹付ノズル取付装置は、吹付ロボット の先端部に配置される首振装置と、上記首振装置に連結部材を介して前後方向に 回転可能に連結されたノズル取付部材と、上記連結部材とノズル取付部材との間 に設置されノズル取付部材を前後方向に回転させる駆動手段と、を具備したこと を特徴とするものである。
【0007】
【作用】
駆動手段を適宜駆動することによりノズル取付部材を前後方向に回転させ、そ れによって、ノズル取付部材に取付けられているノズルを同方向に回転させるも のである。又、首振装置による首振りも行われる。本考案のノズル取付装置は極 めて簡単な構成であって小型であり、よって、変化に富んだ地山の吹付面に対し ても機敏に対応することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図1乃至図5を参照して本考案の一実施例を説明する。まず、本実施例 によるノズル取付装置を図1乃至図4を参照して説明する。まず、ノズル首振装 置1があり、このノズル首振装置1の首振シャフト3には、連結部材としての連 結軸5の一端が連結されている。上記連結軸5の他端は、ノズル取付部材として のノズル取付板7に取付けられた取付部9に、矢印a方向(前後方向)に回転可 能に連結されている。
【0009】 上記ノズル取付板7は、いわゆるアングル鋼材から構成されていて、そこには ノズル固定部材11、11’によってノズル13が固定されている。上記連結軸 5とノズル取付板7との間には、駆動手段として油圧ジャッキ15が取付けられ ている。この油圧ジャッキ15を駆動することにより、ノズル取付板7及びノズ ル13を、矢印a方向に回転させるものである。
【0010】 上記構成のノズル取付装置及びノズル13は、図5に示すような状態で吹付ロ ボットの先端に取付けられている。すなわち、ベースマシン17があり、このベ ースマシン17には運転室19が設けられている。又、ベースマシン17には旋 回装置21が設置されていて、この旋回装置21にはブーム23が取付けられて いる。上記ブーム23には補助アーム25が取付けられていて、この補助アーム 25に、既に述べたノズル首振装置1が連結されている。又、ノズル13にはコ ンクリート供給チューブ27が連結されている。尚、図中符号29、29’は補 強リブである。
【0011】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、運転室19のオペレータの操作 によってベースマシン17を移動させるとともに、旋回装置21、ブーム23、 補助アーム25、及び本実施例によるノズル取付装置を制御することにより、図 中矢印a、矢印b、矢印c、矢印d、矢印e、矢印f方向にノズル13を移動又 は回転させながら、地山の吹付面にコンクリートを吹き付けていくものである。 特に、ノズル首振装置1によって、矢印C方向に首振り動作させ、又、油圧ジャ ッキ15によって矢印a方向に回転させる。
【0012】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。まず、ノズル取 付装置の構成が簡略化されるとともに小型になった。よって、地山の変化に富ん だ吹付面に対して機敏に対応することができ、その際、吹付面に接触して破損す るようなこともなくなった。したがって、作業効率も大幅に向上するものである 。又、ノズル取付装置の構成が簡略化されたことにより、故障も少なくなり、仮 に故障した場合でも、その保守・点検作業が簡単になった。又、小型化されたこ とにより、跳ね返ったコンクリートが付着する確率も少なくなった。又、従来有 していた機能についてはそのまま維持している。
【0013】 尚、本考案は前記一実施例に限定されるものではない。例えば、連結部材とし ては、連結軸のような軸状のものに限定されず、又、ノズル取付部材についても 図示したものに限定されない。又、駆動手段としては、油圧以外にエアーを使用 したものでもよく、さらに、ラック・ピニオン機構等を使用するものでもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案による吹付ノズル取付装置によると、駆動手段を適 宜駆動することによりノズル取付部材を回転させ、それによって、ノズル取付部 材に取付けられているノズルを同方向に回転させるものであり、従来の機能を損 なうことなく、構成の簡略化及び小型化を図ることができ、変化に富んだ地山の 吹付面に対しても機敏に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図で吹付ノズル取付装
置の側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図で吹付ノズル取付装
置の平面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図で図1のIII-III 断
面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図で吹付ノズル取付装
置の正面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す図で吹付ノズル取付装
置の使用状態説明図である。
【図6】従来例に係る吹付ロボットの斜視図である。
【符号の説明】
1 ノズル首振装置 5 連結軸(連結部材) 7 ノズル取付板(ノズル取付部材) 13 ノズル 15 油圧ジャッキ(駆動手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹付ロボットの先端部に配置される首振
    装置と、上記首振装置に連結部材を介して前後方向に回
    転可能に連結されたノズル取付部材と、上記連結部材と
    ノズル取付部材との間に設置されノズル取付部材を前後
    方向に回転させる駆動手段と、を具備したことを特徴と
    する吹付ノズル取付装置。
JP11276091U 1991-12-27 1991-12-27 吹付ノズル取付装置 Pending JPH0557094U (ja)

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JP11276091U JPH0557094U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 吹付ノズル取付装置

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JP11276091U JPH0557094U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 吹付ノズル取付装置

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JPH0557094U true JPH0557094U (ja) 1993-07-30

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ID=14594852

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JP11276091U Pending JPH0557094U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 吹付ノズル取付装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970708