JPH055700Y2 - - Google Patents

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JPH055700Y2
JPH055700Y2 JP108387U JP108387U JPH055700Y2 JP H055700 Y2 JPH055700 Y2 JP H055700Y2 JP 108387 U JP108387 U JP 108387U JP 108387 U JP108387 U JP 108387U JP H055700 Y2 JPH055700 Y2 JP H055700Y2
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JP
Japan
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conductivity type
mos fet
parallel connection
resistors
control signal
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JP108387U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はアナログ・スイツチのスイツチ間に流
れる最大電流の改善に関するものである。
[従来の技術] 従来、アナログ・スイツチとして例えば第2図
に示すようにCMOS(Complementary Metal
Oxide Semiconductor)を用いたものがあつた。
図で、TR1とTR2はスイツチを構成する
MOS FET、TR3〜TR5はTR1とTR2をコ
ントロールするMOS FETである。MOS FET
TR1、TR3及びTR5(以下、MOS FET TR
をTRで略す)はNチヤンネル型で、TR2及び
TR4はPチヤンネル型である。TR1とTR3は
直列接続され、TR2とTR4は直列接続されて
これらの直列接続部分は互いに並列に接続されて
いる。TR1とTR2のドレインはスイツチの一
方の接点Jに、ソースは他方の接点Lに接続され
ている。TR5はドレインがTR3とTR4の接続
点にソースはアースにそれぞれ接続されている。
IN1,IN2はインバータであり、これらによ
り2値信号であるコントロール信号Cの反転信号
はTR2,TR4及びTR5のゲートに与えられ、
コントロール信号Cと等しい信号がTR1とTR
3のゲートに与えられる。
第2図のスイツチを概略的に表わすと第3図の
ようになる。
[考案が解決しようとする問題点] このようなスイツチで、コントロール信号Cが
1のときはTR5はオフ、TR1〜TR4はオンに
なり、接点J,L間のスイツチはオンになる。こ
のとき、接点LからJへ大電流を流すと、TR1
で基板電位点aと接点Jの間が順バイアスされて
電源(例えばインバータ1N1等の電源)から端
子Jへ電流が流れること(以下、ラツチアツプと
する)がある。このため、接点L,J間に流す電
流が制限されるという問題点があつた。
本考案は上述した問題点を解決するためになさ
れたものであり、ラツチアツプが起こりにくくス
イツチ接点間に大きな電流を流せるアナログ・ス
イツチを実現することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、 3個直列に接続された一導電型のMOS FET
と、3個直列に接続された逆導電型のMOS
FETが並列に接続された並列接続部と、 この並列接続部の2番目に接続された一導電型
と逆導電型のMOS FETドレインの同志とソー
ス同志が接続された一対のスイツチ端子と、 ドレインは前記並列接続部にソースはアースに
それぞれ接続された一導電型のMOS FETと、 前記並列接続部の両端間に直列接続された2個
の抵抗値の等しい抵抗であつて、抵抗同志の接続
点は並列接続部の2番目に接続された一導電型の
MOS FETのサブストレートに接続されていて、
前記スイツチ端子間に電位差を分割して前記抵抗
同志の接続点にかける第1及び第2の抵抗と、 前記並列接続部の逆導電型のMOS FETと並
列接続部にドレインが接続された一導電型の
MOS FETにはコントロール信号の反転信号を
与え、並列接続部の一導電型のMOS FETには
コントロール信号と等しいレベルの信号を与える
コントロール信号発生部、 を具備したアナログ・スイツチである。
[実施例] 以下、図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案にかかるアナログ・スイツチの
一実施例の構成図である。図で、第2図と同一の
ものは同一符号を付ける。
第1図で、TR1の基板電位のコントロール用
のMOS FETとしてTR3〜TR5に加えてTR6
とTR7が設けられている。TR6はNチヤネル
形でTR7はPチヤネル形のMOS FETである。
TR1,TR3及びTR6はドレインが隣のソー
スに、ソースが隣のドレインにというように直列
に接続されている。また、TR2、TR4及びTR
7も同様に直列に接続されている。そして、これ
らの直列接続されたMOS FETは互いに並列に
接続されている。TR3とTR6、TR4とTR7
はそれぞれ特性が等しいものである。
R1とR2は並列接続点p1とp2の間に直列接続
された抵抗値の等しい抵抗である。接続点p1
TR3のサブストレートに接続点p2はTR6のサ
ブストレートにそれぞれ接続され、また抵抗同志
の接続点bはTR1のサブストレートに接続され
ている。
このような回路で、コントロール信号Cが0の
とき、TR5はオンになり、TR3、TR4、TR
6及びTR7はオフであるため、TR1の基板電
位(b点の電位)はOVになる。また、このとき
にはTR1とTR2はオフであるため、L,J間
のスイツチはオフになる。
コントロール信号Cが1のとき、TR5がオフ
になり、TR3、TR4、TR6及びTR7がオン
になる。このとき、抵抗R1とR2の抵抗値は等
しく、TR3とTR6、TR4とTR7はそれぞれ
特性が等しいため、TR1の基板電位は端子L,
J間の電位の中間になる。このとき、TR1と
TR2もオンになるため、L,J間のスイツチが
オンになる。L,J間の電位差をVLJとすると、 VLJ=RON×ILJ RON:スイツチがオンになつているときのL,
J間の抵抗値 ILJ:スイツチがオンになつているときにL,
J間に流れる電流 となる。
第2図の回路では、端子Jと基板電位(a点の
電位)の電位差がVLJになる。ところが、第1図
の回路ではVLJが抵抗R1とR2で2分割されるた
め、端子Jと基板電位(b点の電位)の電位差は
VLJ/2になるため、端子L,J間の電位差が第
2図の回路と等しくなるのに2倍の電流を流すこ
とができる。
なお、アナログ・スイツチは第1図の回路と逆
の導電型のものであつてもよい。
[効果] 第2図の従来のスイツチでは、端子JとTR1
の基板電位の電位差がVLJになるのに対し、本考
案にかかるスイツチではVLJが抵抗R1とR2で2分
割されているため、端子JとTR1の基板電位の
電位差はVLJ/2になる。これによつて、本考案
にかかるスイツチでは、端子L,J間に流すこと
のできる電流は2倍になる。スイツチを集積回路
で形成すると、第2図の回路にTR6とTR7を
追加して第1図の回路にしたことによる基板の面
積の増加率は約10%であるのに対し、流すことの
できる電流は2倍になるため、効率的である。
また、第2図のスイツチではTR1とTR2の
片側にしか基板電位のコントロール用のMOS
FETが設けられていないため接点L,J間に流
す電流の方向により特性が異なるのに対し、本考
案にかかるスイツチではTR1,TR2の両側に
コントロール用のMOS FETが設けられている
ため、電流の方向で特性が変わることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるアナログ・スイツチの
一実施例の構成図、第2図はアナログ・スイツチ
の従来例の構成図、第3図は第2図のスイツチの
概略図である。 TR1〜TR7……MOS FET、R1……第1
の抵抗、R2……第2の抵抗、IN1,IN2……
インバータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 3個直列に接続された一導電型のMOS FET
    と、3個直列に接続された逆導電型のMOS
    FETが並列に接続された並列接続部と、 この並列接続部の2番目に接続された一導電型
    と逆導電型のMOS FETドレインの同志とソー
    ス同志が接続された一対のスイツチ端子と、 ドレインは前記並列接続部にソースはアースに
    それぞれ接続された一導電型のMOS FETと、 前記並列接続部の両端間に直列接続された2個
    の抵抗値の等しい抵抗であつて、抵抗同志の接続
    点は並列接続部の2番目に接続された一導電型の
    MOS FETのサブストレートに接続されていて、
    前記スイツチ端子間の電位差を分割して前記抵抗
    同志の接続点にかける第1及び第2の抵抗と、 前記並列接続部の逆導電型のMOS FETと並
    列接続部にドレインが接続された一導電型の
    MOS FETにはコントロール信号の反転信号を
    与え、並列接続部の一導電型のMOS FETには
    コントロール信号と等しいレベルの信号を与える
    コントロール信号発生部、 を具備したアナログ・スイツチ。
JP108387U 1987-01-08 1987-01-08 Expired - Lifetime JPH055700Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP108387U JPH055700Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

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JP108387U JPH055700Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

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JPS63111025U JPS63111025U (ja) 1988-07-16
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