JPH0556594B2 - - Google Patents

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JPH0556594B2
JPH0556594B2 JP14649385A JP14649385A JPH0556594B2 JP H0556594 B2 JPH0556594 B2 JP H0556594B2 JP 14649385 A JP14649385 A JP 14649385A JP 14649385 A JP14649385 A JP 14649385A JP H0556594 B2 JPH0556594 B2 JP H0556594B2
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JP
Japan
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door
arm
arm member
fulcrum
fitting
Prior art date
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Application number
JP14649385A
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English (en)
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JPS628391A (ja
Inventor
Keitaro Ozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS628391A publication Critical patent/JPS628391A/ja
Publication of JPH0556594B2 publication Critical patent/JPH0556594B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電気電子機器などのフロントパネル
の扉装置に係り、特に、破壊防止機構を具備した
扉装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来、破壊防止機構を具備した扉装置として、
実開昭58−90503号公報に記載されたものが知ら
れている。この扉装置は、扉に無理な力が加わつ
たときには、該扉の支点が外れることにより、各
部材の破壊を防止するようにしたものである。
この方式の扉装置は、破壊防止の効果を奏する
ものであるが、扉周辺の形状によつては、外れた
扉が周辺外観部に当たつて傷をつけたり、あるい
は、扉そのものがフロントパネル本体から落下す
るおそれがあるという点については考慮されてい
なかつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の問題点を改善し
て、外れた扉が周辺外観部に傷をつけることな
く、且つ該扉がフロントパネル本体から落下する
ことのない扉装置の提供を、その目的とするもの
である。
〔発明の概要〕
本発明に係る扉装置の構成は、第1の支点とス
トツパとを有するフロントパネル本体の前面に、
前記第1の支点を中心として、前記ストツパで規
制される所定角度範囲内だけ回動可能なように扉
を取付けることにより、該扉の開閉を可能にした
扉装置において、左右一対の腕部分を有し、これ
らの腕部分に第2の支点を設けた腕部材を、フロ
ントパネル本体の前面に、第1の支点を中心とし
て、ストツパで規制される所定角度範囲内だけ回
動可能なように取付け、扉を、前記腕部材に、前
記第2の支点を中心として回動可能に取付け、通
常の扉開閉の動作においては前記腕部材と前記扉
とが嵌合して一体となつて動作し、扉開状態にあ
つて扉先端近傍に開方向へ限度以上の力が作用す
ると前記嵌合が外れるように構成した嵌合手段を
設けるようにしたものである。
さらに詳しくは、次に通りである。
扉と、この扉を支える腕部材とを分離し、この
腕部材の先で前記扉が外れるように構成し、扉が
外れても他の意匠部品に当たることのないように
した。また、扉先端にある限度以上の力が作用し
たときのみ扉が外れるように、前記腕部材と扉の
腕部分とに、凸部と凹部との組合せからなる嵌合
手段を設け、加えて、外れた扉が落下することな
く垂れ下がるように、該扉は前記腕部材に設けた
第2の支点のまわりに回動するようにした。さら
に、扉が外れたのち、前記腕部材が不安定になら
ないように、該腕部材を板ばねでロツクするよう
にしたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を、据置型VTRに適用した実施例
によつて説明する。
第1,2図は、本発明の一実施例に係る扉装置
を具備した据置型VTRの要部を示すものであり、
第1図は、扉を開いた状態の要部斜視図、第2図
は、扉を閉じた状態の要部斜視図、第3図は、第
1図において扉を取外した状態を示す分解斜視
図、第4図は、第1図の矢視図、第5図は、第
1図の矢視図、第6図は、第5図における腕部
分の嵌合が外れるときの変形状態を示す詳細図、
第7図は、第1図の矢視図、第8図は、第7図
において扉が外れた状態を示す詳細図、第9図
は、第7図における板ばね近傍の詳細を示す斜視
図である。
この扉装置の概要を、主として第3図を用いて
説明する。
すなわち、第1の支点1d,1d′とストツパ1
c,1c′を有するフロントパネル本体1の前面
に、前記第1の支点1d,1d′を中心として、ス
トツパ1c,1c′で規制される所定角度範囲内だ
け回動可能なように扉を取付けることにより、こ
の扉の開閉を可能にしたものであつて、左右一対
の腕部分3a,3bを有し、これらの腕部分3
a,3bに第2の支点に係る穴3e,3e′を設け
た腕部材3を、フロントパネル本体1の前面に、
第1の支点1d,1d′を中心として、ストツパ1
c,1c′で規制される所定角度範囲内だけ回動可
能なように取付ける。そして、腕部材3の一方の
腕部分3aと隣接する腕部分2aを有する扉2に
設けたシヤフト2b,2cを、腕部材3の穴3
e,3e′へ嵌めることにより、該扉2を腕部材3
の穴3e,3e′を中心として回動可能に取付け
る。また、互いに隣接する腕部分3a,2aの一
方の面に凸部3dを、他方の面にこの凸部3dと
嵌め合わせることができる凹部2eを設けること
により、通常の扉開閉の動作においては腕部材3
と扉2とが凸部3d、凹部2eで嵌合して一体と
なつて動作し、扉開状態にあつて扉先端近傍に開
方向へ限度以上の力が作用すると前記嵌合が外れ
るようにした。さらに、隣接する腕部分3a,2
aが凸部3d,凹部2eによつて嵌合している状
態では、扉2の腕部分2aによつて押し上げられ
て、第1の支点1d,1d′を中心とする腕部材3
の回動を妨げず、前記嵌合が外れ扉2が穴3e,
3e′を中心として回動した状態では、扉2の腕部
分2aによる押し上げが解除されて、腕部材3を
回動不能にロツクすることができる板ばね4を、
フロントパネル本体1に設けた。
以下、詳細に説明する。
フロントパネル本体1は、その下部に突出部1
aを有しており、扉2は、第2図の状態から開い
て第1図に示すように、腕部材3の左右の腕部分
3a,3bをともなつて突出部1aの手前側へ降
下しつつ開かれるようになつている。この扉2の
最大開き角は、腕部材3に設けた突起3fがフロ
ントパネル本体1のストツパ1cに当接するまで
の角度である。
扉2の左右端近くには、第3図および第4図に
示すように、シヤフト2b,2cが設けられてお
り、一方、腕部材3は左右に穴3e,3e′を有す
る。そして、シヤフト2bが穴3eに、またシヤ
フト2cが穴3e′にそれぞれ回動自在に挿入さ
れ、さらに扉2の凸部2dが腕部材3の凹部3c
と嵌合することにより、シヤフト2b,2cが穴
3e,3e′からはずれないように保持される。凸
部2dと凹部3cとが嵌合する摺動面は、穴3
e,3e′を中心とする円弧上に位置している。こ
のようにして、扉2は腕部材3に対し回動自在に
取付けられる。扉2の凸部2dと腕部材3の凹部
3cとの嵌合及び取りはずしは、第3図に示すよ
うに、腕部材3を一点鎖線のように撓ませて行な
う。
また、第3図で示すように、扉2は一方の端に
腕部分2aを有し、扉2を腕部材3に対して回動
させることにより、この腕部分2aを腕部材3の
腕部分3aに重ね合わせることができる。このと
き、第5図に示すように、腕部分2aの凹部2e
と腕部分3aの凸部3dが嵌合し、扉2と腕部材
3が一体に保持される。そして、フロントパネル
本体1に設けられたストツパ1cに制約される腕
部材3の回動可能範囲においては、腕部材3の腕
部分3aおよびこの腕部分3aと嵌合している腕
部分2aは、ともにフロントパネル本体1のスリ
ツト1bの中にそれぞれの端部をはさまれてい
る。したがつて、扉2を開き切つた状態、すなわ
ち第1図に示す状態においても、腕部分3aと腕
部分2aの嵌合がはずれるためには、扉先端近傍
に開方向へ限度以上の力Pが作用して、第6図に
示すように、両腕部分3a,2aが左右に撓まな
ければならず、そのような力Pが作用したときに
嵌合が外れて、扉2が垂れ下がる。凸部3dと凹
部2eとが嵌合し続ける強さ、すなわち嵌合強度
は、主として凸部3dの高さh(第6図)や長さ
l(第7図)などの寸法に依存するものであるか
ら、扉2、腕部材3の材料強度、形状に応じて、
両部材が破壊する前に適当な力Pのもとで外れる
ように前記寸法を設定すればよい。
凸部3dと凹部2aとの嵌合が外れて扉2が外
れたのち、嵌合復元時に、腕部材3が不安定にな
るのを防止するための構成を、第7〜9図を用い
て説明する。
第7図(扉2が開いた状態)において、扉2の
腕部分2aは先端がフロントパネル本体1のスリ
ツト1bに挿入されており、これと同時に板ばね
4のスロープ部分4aを押し上げている。板ばね
4の根元はフロントパネル本体1に固定されてい
る。このような状態では、扉2と腕部材3とは一
体となつて、扉2が閉じる方向へ回動可能であ
る。凸部3dと凹部2eとの嵌合が外れると(第
8図の状態)、扉2の腕部分2aが板ばね4のス
ロープ部4aを押し上げなくなり、該板ばね4の
端部4bが腕部材3の腕部分3aの突起3fの後
面3hに引つ掛かる(第9図参照)。したがつて、
腕部材3はその位置にロツクされ、嵌合復元時に
扉2を矢印Q方向へ回動させて嵌合を復元させる
力が作用しても、腕部材3が不安定になることは
ない。
このように構成した扉装置の動作を説明する。
まず、通常の扉開閉の動作においては、凸部3
dと凹部2eとが嵌合しているので、扉2と腕部
材3とは、支点1dと1d′を中心に、ストツパ1
cと1c′とで規定される開き角度の範囲で、一体
となつて回動し、扉としての機能を全うする。
扉2が開いた状態で、この扉2の先端近傍に開
方向(下方)へ限度以上の押し下げる力が働いた
場合には、扉2の腕部分2aと腕部材3の腕部分
3aとの嵌合がはずれ、扉2はシヤフト2b,2
cを中心に回動して垂れ下がる。ただし扉2の凸
部2dと腕部材3の凹部3cの混合は損なわれな
いので、シヤフト2b,2cが抜けることは無
く、よつて扉2が腕部材3から分離、落下するこ
とは無い。
一旦外れた扉2と腕部材3との嵌合を復元する
ためには、扉2を扉閉方向へ回動させると、扉2
の腕部分2aの先端は矢印Q方向(第8図)へ移
動し、板ばね4のスロープ部分4aの下にすべり
込んで該板ばね4を持ち上げる。これと同時に腕
部分2aと腕部分3aとの嵌合が回復し、第7図
の状態にもどる。
以上説明した実施例によれば、次の効果があ
る。
1 扉2と腕部材3とを別個の部材によつて構成
し、且つ前者を後者に対し回動可能に組合わせ
るようにしたので、扉2、腕部材3、支点1
d,1d′、シヤフト2b,2cなどの破壊を防
ぎ且つ外れた扉2で周辺外観部が傷つくのを防
ぎ、また扉2の落下を防ぐことができる。
2 扉2に設けた腕部分2aと腕部材3の腕部分
3aとを凸部3dと凹部2eとで嵌合させ且つ
両者の端部の開きをフロントパネル本体1のス
リツト1bで規制するようにしたので、扉2と
腕部材3との嵌合強度を適切に設定することが
容易である。
3 扉2と腕部材3との嵌合が外れた状態での腕
部材3の回動を防止するための板ばね4を設け
るようにしたので、扉2と腕部材3との嵌合復
元操作が容易である。
なお、本実施例においては、嵌合手段として、
凸部3d、凹部2eの組合わせを使用するように
したが、フツク型、鉤型などの嵌合手段を使用す
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、外
れた扉が周辺外観部に傷をつけることなく、且つ
該扉がフロントパネル本体から落下することのな
い扉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、本発明の一実施例に係る扉装置
を具備した据置型VTRの要部を示すものであり、
第1図は、扉を開いた状態の要部斜視図、第2図
は、扉を閉じた状態の要部斜視図、第3図は、第
1図において扉を取外した状態を示す分解斜視
図、第4図は、第1図の矢視図、第5図は、第
1図の矢視図、第6図は、第5図における腕部
分の嵌合が外れるときの変形状態を示す詳細図、
第7図は、第1図の矢視図、第8図は、第7図
において扉が外れた状態を示す詳細図、第9図
は、第7図における板ばね近傍の詳細を示す斜視
図である。 1……フロントパネル本体、1c,1c′……ス
トツパ、1d,1d′……第1の支点、2……扉、
2a……腕部分、2e……凹部、3……腕部材、
3a,3b……腕部分、3d……凸部、3e,3
e′……穴、4……板ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の支点とストツパとを有するフロントパ
    ネル本体の前面に、前記第1の支点を中心とし
    て、前記ストツパで規制される所定角度範囲内だ
    け回動可能なように扉を取付けることにより、該
    扉の開閉を可能にした扉装置において、左右一対
    の腕部分を有し、これらの腕部分に第2の支点を
    設けた腕部材を、フロントパネル本体の前面に、
    第1の支点を中心として、ストツパで規制される
    所定角度範囲内だけ回動可能なように取付け、扉
    を、前記腕部材に、前記第2の支点を中心として
    回動可能に取付け、通常の扉開閉の動作において
    は前記腕部材と前記扉とが嵌合して一体となつて
    動作し、扉開状態にあつて扉先端近傍に開方向へ
    限度以上の力が作用すると前記嵌合が外れるよう
    に構成した嵌合手段を設けたことを特徴とする扉
    装置。 2 扉を、腕部材の少なくとも一方の腕部分と隣
    接する腕部分を有する扉とし、嵌合手段を、互い
    に隣接する腕部分の対向する一方の面に設けた凸
    部と、他方の面に設け、前凸部と嵌め合わせるこ
    とができる凹部との組合せにしたものである特許
    請求の範囲第1項記載の扉装置。 3 隣接する腕部分が凸部、凹部によつて嵌合し
    ている状態では、扉の前記腕部分によつて押し上
    げられて、第1の支点を中心とする腕部材の回動
    を妨げず、前記嵌合が外れ前記扉が第2の支点を
    中心として回動した状態では、前記扉の前記腕部
    分による押し上げが解除されて、前記腕部材を回
    動不能にロツクすることができる板ばねを、フロ
    ントパネル本体に設けたものである特許請求の範
    囲第2項記載の扉装置。
JP14649385A 1985-07-05 1985-07-05 扉装置 Granted JPS628391A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14649385A JPS628391A (ja) 1985-07-05 1985-07-05 扉装置

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JP14649385A JPS628391A (ja) 1985-07-05 1985-07-05 扉装置

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Publication Number Publication Date
JPS628391A JPS628391A (ja) 1987-01-16
JPH0556594B2 true JPH0556594B2 (ja) 1993-08-19

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ID=15408872

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JP14649385A Granted JPS628391A (ja) 1985-07-05 1985-07-05 扉装置

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JPS628391A (ja) 1987-01-16

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