JP2550491Y2 - アウトサイドハンドル装置 - Google Patents

アウトサイドハンドル装置

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JP2550491Y2
JP2550491Y2 JP1991049794U JP4979491U JP2550491Y2 JP 2550491 Y2 JP2550491 Y2 JP 2550491Y2 JP 1991049794 U JP1991049794 U JP 1991049794U JP 4979491 U JP4979491 U JP 4979491U JP 2550491 Y2 JP2550491 Y2 JP 2550491Y2
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JP
Japan
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escutcheon
shaft
door panel
handle device
handle
Prior art date
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JP1991049794U
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JPH04134366U (ja
Inventor
賢治 水島
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Alpha Corp
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はハンドル装置、特にド
アパネルに強固に固定されるアウトサイドハンドル装置
に関連する。
【従来の技術】
【0002】例えば、実開昭60−179756号公報
に示されるように、自動車のドアに取付けられたアウト
ドアハンドル装置はエスカッションと、エスカッション
に回動可能に取付けられかつロック装置を作動するアウ
トハンドルとを有する。アウトハンドルを引っ張ること
によりドアを開扉することができる。エスカッションに
形成された開口部を通じてアウトドアハンドルのア−ム
部がエスカッションのア−ム部に軸着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のアウトサイドハ
ンドル装置では、ドアパネルに固定されるエスカッショ
ンの位置からアームが軸着される位置が大きく離れてい
る。このため、手動でハンドルを引っ張ると軸着部に外
力が加わり、ドアパネルに対するエスカッションの固定
部に大きな曲げモーメントが発生する。この曲げモーメ
ントによりドアパネルの表面が変形したり、アウトドア
ハンドル装置の取付け状態が変わり、ハンドルを円滑に
操作できない場合がある。また、ハンドルエスカッショ
ンとドアパネルとの間に間隙が形成され、ドアパネルか
らアウトドアハンドル装置が不正に除去される場合があ
り、盗難防止効果が低下する。そこで、この考案は、ド
アパネルの変形を防止できるアウトサイドハンドル装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案によるアウトサ
イドハンドル装置は、ドアパネル(2)に取付けられる
エスカッション(3)と、シャフト(4)を介して回動可
能にエスカッション(3)に軸着されたハンドル(5)と
を備え、ハンドル(5)の回動の有無に関わらず、ドア
パネル(2)の内面(2a)に当接可能なフランジ部(4
c、7)をシャフト(4)に設け又はドアパネル(2)の内
面(2a)に当接可能な突出部をエスカッション(3)の
アーム(3a)の端部に設ける。この考案の実施例では、
フランジ部はシャフト(4)に形成された頭部(4c)又
はシャフト(4)に挿通されたワッシャ(7)である請求
項1に記載のアウトサイドハンドル装置。
【0005】
【作用】ハンドル(5)の回動の有無に関わらず、ドア
パネル(2)の内面(2a)に当接可能なフランジ部(4
c、7)をシャフト(4)に設け又はドアパネル(2)の内
面(2a)に当接可能な突出部をエスカッション(3)の
アーム(3a)の端部に設けたので、ハンドル(5)を手
動で引いた直後からフランジ部(4c、7)又はエスカッ
ション(3)のアーム(3a)の突出部がドアパネル(2)
の内面に当接して、ハンドル(5)をエスカッション
(3)に軸着するシャフトの軸着部に加わる外力を支持
する。このため、ドアパネル(2)に対するエスカッシ
ョン(3)の取付け部に大きな曲げモーメントが発生せ
ず、ハンドル(5)の操作に伴うドアパネル(2)の変形
を防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、この考案によるアウトサイドハンドル
装置の実施例を図1〜図4について説明する。この考案
によるアウトサイドハンドル装置1は、エスカッション
3と、シャフト4を介して回動可能にエスカッション3
に軸着されたハンドル5とを備えている。エスカッショ
ン3は8で示す位置において図示しない一対の植え込み
ボルトによりドアパネル2に取付けられる。図3に示す
ように、シャフト4はエスカッション3のアーム3aに
形成された貫通孔3bと、ハンドル5のアーム5aに形成
された貫通孔5bとに挿通される。また、シャフト4に
はハンドル5を引いたときに自動的に初期の位置に復帰
させるスプリング6がアーム3aとアーム5aとの間に設
けられる。シャフト4には軸部4aと、軸部4aの一端に
設けられた小径部4bと、軸部4aの他端に設けられた頭
部4cとを有する。小径部4bにはフランジ部としてワッ
シャ7が取り付けられる。図2に示すようにワッシャ7
の直径はアウトサイドハンドル装置1をドアパネル2に
取り付けたときワッシャ7の外面がドアパネル2の内面
2aに当接可能なサイズである。
【0007】上記の構成において、図2に示すようにハ
ンドル5を手動で引いたときに外力Fがハンドル5に加
えられる。この外力Fは8で示す位置において植え込み
ボルトで支持されるほか、ワッシャ7がドアパネル2の
内面2aに当接して、外力を支持する。従って、外力F
は植え込みボルトとワッシャ7に分散されて支持され、
ドアパネル2に対するエスカッション3の取付け部に大
きな曲げモーメントが生じないので、ドアパネル2の変
形を防止することができる。また、エスカッション3と
ドアパネル2との間に間隙が生じないので、図2に示す
方向Bから工具を挿入することができない。このため、
アウトサイドハンドル装置1の不正な除去を防止するこ
とができる。この考案の実施例は変更が可能である。上
記の例ではフランジ部としてワッシャ7をドアパネル2
の内面2aに当接させる例を示したが、図4に示すよう
にシャフト4の頭部4cを所定の直径に形成してドアパ
ネル2の内面2aに当接させるように構成してもよい。
また、ハンドル5を回動させるとき、シャフト4の回転
を防止するため、シャフト4に回転防止用の非円形断面
を形成してエスカッション3のアーム3aに係合させて
もよい。また、フランジ部又は突出部をエスカッション
3のアーム3aの端部に設けてもよい。
【0008】
【考案の効果】前記のように、この考案のアウトサイド
ハンドル装置では軸着部に加わる外力をフランジ部でも
支持するようにしたので、ドアパネルの変形及びアウト
サイドハンドル装置の破壊を十分に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるアウトサイドハンドル装置の正
面図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】シャフト部の部分分解斜視図
【図4】この考案の他の実施例を示す部分分解斜視図
【符号の説明】
1..アウトサイドハンドル装置、2..ドアパネル、
2a..内面、3..エスカッション、4..シャフ
ト、5..ハンドル、7..ワッシャ(フランジ部)、
4c..頭部(フランジ部)、

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネル(2)に取付けられるエスカ
    ッション(3)と、シャフト(4)を介して回動可能にエ
    スカッション(3)に軸着されたハンドル(5)とを備え
    たアウトサイドハンドル装置において、 ドアパネル(2)の内面(2a)にハンドル(5)の回動の
    有無に関わらず当接可能なフランジ部(4c、7)をシャ
    フト(4)に設けたことを特徴とするアウトサイドハン
    ドル装置。
  2. 【請求項2】 フランジ部(7)はシャフト(4)に形成
    された頭部(4c)又はシャフト(4)に挿通されたワッ
    シャである請求項1に記載のアウトサイドハンドル装
    置。
  3. 【請求項3】 ドアパネル(2)に取付けられるエスカ
    ッション(3)と、シャフト(4)を介して回動可能にエ
    スカッション(3)に軸着されたハンドル(5)とを備え
    たアウトサイドハンドル装置において、 ドアパネル(2)の内面(2a)にハンドル(5)の回動の
    有無に関わらず当接可能な突出部をエスカッション
    (3)のアーム(3a)の端部に設けたことを特徴とする
    アウトサイドハンドル装置。
JP1991049794U 1991-05-31 1991-05-31 アウトサイドハンドル装置 Expired - Lifetime JP2550491Y2 (ja)

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JPH04134366U JPH04134366U (ja) 1992-12-14
JP2550491Y2 true JP2550491Y2 (ja) 1997-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419731U (ja) * 1987-07-28 1989-01-31
JPH0739771B2 (ja) * 1988-03-31 1995-05-01 株式会社アルファ ドアハンドル装置
JPH0484678U (ja) * 1990-11-30 1992-07-23
JP2531329Y2 (ja) * 1992-06-30 1997-04-02 株式会社くろがね工作所 机等におけるコンセント取付装置

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JPH04134366U (ja) 1992-12-14

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