JP3507203B2 - 閉扉保持装置 - Google Patents

閉扉保持装置

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JP3507203B2
JP3507203B2 JP18480195A JP18480195A JP3507203B2 JP 3507203 B2 JP3507203 B2 JP 3507203B2 JP 18480195 A JP18480195 A JP 18480195A JP 18480195 A JP18480195 A JP 18480195A JP 3507203 B2 JP3507203 B2 JP 3507203B2
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勝章 立石
泰彦 井上
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、閉扉保持装置に関し、
特にラッチの掛止位置への復帰動作がより一層確実とな
るように改良された閉扉保持装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】オフィス用キャビネットやロッカーの扉
を閉鎖状態に保持するための機構として、図4に示すよ
うな、キャビネット本体11の開口に設けられた孔12
に掛止可能な鉤形の遊端を備えるラッチ3を扉4の上下
の端縁部に枢着し、上下方向の軸を中心に回動自在なよ
うに扉に枢着された取っ手(図示せず)とラッチ3との
間をロッド15で連結し、かつねじりコイルばね(図示
せず)をロッド15に装着したものが知られている。こ
の機構は、取っ手を回動操作すると、この回動力がロッ
ド15を介してラッチ3に伝わり、キャビネット本体1
1の孔12との係合を解除する向きにラッチ3が回動
し、取っ手を放すと、ロッド15に装着されたねじりコ
イルばねの弾発力により、キャビネット本体11の孔1
2に掛止する向きにラッチ3が復帰回動するようになっ
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】さて、この従来の構成
によると、戻しばねがロッドに装着されているので、ロ
ッドとラッチとの間にがたがあったり、ねじれ方向の撓
みがロッドに生じたりすると、ロッドの復帰回動力がラ
ッチに十分に伝わらず、閉扉保持が不完全となることが
あった。 【0004】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
ラッチの掛止位置への復帰動作がより一層確実となるよ
うに改良された閉扉保持装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明においては、キャビネット本体(1
1)の孔(12)に掛止可能なラッチ(3)と、該ラッ
チを枢支した状態で扉に取り付けられる基板(5)とを
有し、扉の平面に平行な軸を中心として回動自在に扉に
取り付けられた取っ手に加えられる回動力をロッド(1
5)を介して前記ラッチに伝達することをもって開扉操
作される閉扉保持装置に関し、以下の構成を有するもの
とした。 【0006】 即ち、前記キャビネット本体の孔に掛止
する向きに前記ラッチを常時弾発付勢すべくその両端が
固定された両持ちの板ばね状部分(9)を前記基板に一
体的に設けると共に、前記扉の前記軸と平行な面に当接
可能な突起(13)を前記板ばね状部分の両端部に設け
るものとした。 【0007】 【作用】このような構成によれば、復帰回動力がラッチ
に直接加わるので、ラッチが確実に閉鎖保持位置に復帰
し得る上、扉の面に突起が当接することによって板ばね
状部分の外向き変形に抵抗力が加わるので、その肉厚を
過大にせずに所期のばね剛性を板ばね状部分に付与する
ことができる。 【0008】 【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。 【0009】図1及び図2は、本発明に基づき構成され
た閉扉保持装置1を示している。この閉扉保持装置1
は、遊端部に鉤形端2が形成されたラッチ3と、該ラッ
チ3を枢支した状態で扉4の上下各端縁部に結着される
基板5とからなっている。 【0010】基板5は、扉4に形成された耳片6に弾発
係合する爪7と(図3参照)、ラッチ3の基端8に弾発
力を作用させる両持ちの板ばね部9とを備え、弾性に富
む合成樹脂材にて一体成形されている。 【0011】ラッチ3の基端8には、カム突起10が径
方向外向きに突設されている。このカム突起10が板ば
ね部9に押されることで、キャビネット本体11に設け
られた孔12に鉤形端2が掛止する向きにラッチ3が回
動付勢される。 【0012】板ばね部9の両端部には、扉4の内面に当
接する突起13が突設されている。これによって板ばね
部9の外向きの変形が抑制され、肉厚を過大にせずに所
期のばね剛性を得ることができる。 【0013】ラッチ3の基端8には、角孔14が形成さ
れており、扉4に回動自在に設けられた取っ手(図示せ
ず)に一体的に連結された正方形断面のロッド15をこ
の角孔14に挿通することで、取っ手に加える開扉操作
力をラッチ3に伝達することができるようになってい
る。 【0014】ラッチ3の基端8には、その遊端を角孔1
4の中心側へ向けて湾曲させた突片16が軸方向に延出
されている。この突片16は、角孔14に挿通されたロ
ッド15を弾発的に押圧し、ラッチ3とロッド15間の
がたを除去すると同時に、ロッド15上のラッチ3のず
れ止め作用を発揮する。 【0015】取っ手を開扉操作すると、ロッド15を介
してラッチ3に回動力が伝達される。するとカム突起1
0が板ばね部9の中央部を押し退けてラッチ3が回動
し、キャビネット本体11に設けられた孔12からラッ
チ3の鉤形端2が離脱する。これによって開扉が可能と
なる。 【0016】取っ手から手を離すと、板ばね部9がカム
突起10を常時押しているので、ラッチ3が元位置に復
帰回動する。 【0017】閉扉の際は、キャビネット本体11の孔1
2にラッチ3の鉤形端2を押し込めば、鉤形端2の傾斜
面17が孔12の内縁にて押し退けられるためにラッチ
3が強制的に回動させられ、鉤形端2が孔12の内縁を
乗り越えたところで板ばね部9の弾発力でラッチ3が復
帰回動し、鉤形端2が孔12に掛止して閉扉状態が保持
される。 【0018】 【発明の効果】このように本発明によれば、ラッチに対
して復帰付勢力直接作用させることによってラッチの
閉鎖保持位置への復帰を確実化し得ることと相俟って、
扉の内面に突起が当接することによって外向き変形を抑
制する力が板ばね状部分に作用するので、所期のばね剛
性を有する板ばね状部分を肉厚を過大にせずに形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に基づく閉扉保持装置の平面図。 【図2】図1に於けるII−II線に沿って一部切除して示
す側断面図。 【図3】図1に於けるIII−III線に沿う部分的断面図。 【図4】本発明が適用されるキャビネットの部分的斜視
図。 【符号の説明】 1 閉扉保持装置 2 鉤形端 3 ラッチ 4 扉 5 基板 6 耳片 7 爪 8 基端 9 板ばね部 10 カム突起 11 キャビネット本体 12 孔 13 突起 14 角孔 15 ロッド 16 突片 17 傾斜面
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−129079(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 3/16 - 3/34 E05C 19/06 E05B 65/02 E05B 65/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャビネット本体の孔に掛止可能なラッ
    チと、該ラッチを枢支した状態で扉に取り付けられる基
    板とを有し、扉の平面に平行な軸を中心として回動自在
    に扉に取り付けられた取っ手に加えられる回動力をロッ
    ドを介して前記ラッチに伝達することをもって開扉操作
    される閉扉保持装置であって、 前記キャビネット本体の孔に掛止する向きに前記ラッチ
    を常時弾発付勢すべくその両端が固定された両持ちの板
    ばね状部分を前記基板に一体的に設けると共に、 前記扉の前記軸と平行な面に当接可能な突起を前記板ば
    ね状部分の両端部に設ける ことを特徴とする閉扉保持装
    置。
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