JPH0338858Y2 - - Google Patents

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JPH0338858Y2
JPH0338858Y2 JP3937685U JP3937685U JPH0338858Y2 JP H0338858 Y2 JPH0338858 Y2 JP H0338858Y2 JP 3937685 U JP3937685 U JP 3937685U JP 3937685 U JP3937685 U JP 3937685U JP H0338858 Y2 JPH0338858 Y2 JP H0338858Y2
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opening
hinge
closing lid
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body case
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JP3937685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、MSX規格の電子計算機に使われ
る拡張スロツトに見られるような電子機器の開閉
フタ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図はMSX規格の電子計算機等に設けられ
た従来の拡張スロツトの開閉フタ装置を示すもの
であり、1は電子計算機の本体ケース、2はこの
本体ケースに形成された矩形の開口部、3はこの
開口部の側端部に設けられたヒンジピンで、通
常、対称側端部に2個設けられている。
4はこのヒンジピン3に嵌合するヒンジ孔4b
を備えた開閉フタであつて、前記開口部2を塞ぐ
大きさに形成される。
一方、この開閉フタ4は板状のスプリング5に
よつて通常、前記開口部2を塞ぐよう付勢されて
おり、かつヒンジ部4aは開口部2の下端面より
下側、即ち、ヒンジ部4aに直接せん断が加わら
ないよう本体ケース1の内側に位置して設けられ
ている。
次に上記従来の構造ににおける動作について説
明する。
電子計算機の拡張スロツトにおいて、外部より
ゲームソフト等の拡張カートリツジ6を本体内の
基板10上にあるコネクター7に接続すべき、開
口部2に押し当てると、開口部2を塞いでいた開
閉フタ4はその押圧力によりヒンジピン3を中心
として本体内側に回動し、スロツトを開成する。
次に拡張カートリツジ6の先端部に形成された
エツジコネクター6aと前記コネクター7とが接
合し、これを介してゲームソフト等のデータが本
体内に転送される準備が完了する。
この拡張カートリツジ6を使用しないで場合に
は、これを抜き去ることにより上記と逆の動作を
経て、開閉フタ4が閉成され、本体内へのゴミの
侵入等を防止するものである。
又、開閉フタ4のヒンジ部4aが本体ケース1
の内側、即ち、開口部2より下側にあるため、ヒ
ンジ部4aを正面外部からは直接押せないような
構造になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の開閉フタ装置は以上のように構成されて
いるので、通常開閉フタ4は第2図の実線で示し
たように拡張カートリツジ6が水平方向より挿入
され、開閉フタ4の当接面に対して、ほぼ直角の
押圧力によつて開成されるが、一点鎖線で示した
ように拡張カートリツジ6が斜め上方から挿入さ
れ、ヒンジピン3にせん断力を付加する方向へ押
圧される場合はヒンジ部4aが回動せず、これが
長期に渡るとヒンジピン3の折損の原因となり、
開閉フタ4が脱落するトラブル発生の要因となる
などの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、別部品を追加することなく、
安価で、かつ長期使用に耐える開閉フタ装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係わる開閉フタ装置は、開閉フタを
開閉自在に枢支したヒンジピンより大なる径のヒ
ンジ部を前記ヒンジピンと同芯上に位置させて開
閉フタに形成するとともに、このヒンジ部が当接
するヒンジ受部を本体ケース側に一体に設けたも
のである。
〔作用〕
この考案における開閉フタ装置は、開閉フタの
回動を妨げる外部からの押圧力が加わると、ヒン
ジピンより大なる径のヒンジ部がヒンジ受部に当
接して開閉フタの弾性ひずみの限度内のうちにこ
の変形を受け止め、ヒンジピンの折損を防止する
とともに、前記ヒンジ部とヒンジ受部とでヒンジ
機構を構成して開閉フタを開成方向に回動させ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明
する。
第1図において、1は電子計算機の本体ケー
ス、2はこの本体ケースに設けられた開口部、3
はこの開口部の側端部に設けたヒンジピンで、対
称側端部に2個形成されている。
4はこのヒンジピンに嵌合するヒンジ孔4bを
設けた開閉フタであつて、本実施例においてはヒ
ンジピン3の位置が開口部2の中に位置してお
り、板状スプリング5によつて開閉フタ4を開成
側に付勢している。
一方、この開閉フタ4にはヒンジピン3とほぼ
同芯上にかつ、前記ヒンジピン3より径の大なる
ヒンジ部8を一体形成しており、これと適当な小
ギヤツプgを有してヒンジ受部9が本体ケース1
に一体形成されている。
次に、上記実施例における作用動作について説
明する。
拡張カートリツジ6を開口部2、即ち拡張スロ
ツトに挿入する場合、第1図に一点鎖線で示すよ
うに、ヒンジピン3にせん断力を付勢するような
挿入を行つた際はその曲げモーメントにより開閉
フタ4のヒンジの軸方向のほぼ中心部が弾性変形
を生じる。
この変形によつて、予め設けておいたヒンジ部
8がヒンジ受部9に当接し、この変形が許容範囲
で阻止され、ヒンジピン3に加わるせん断力を緩
和して折損を防止するとともに、次に、このヒン
ジ部8とヒンジ受部9のヒンジ機構によつて開閉
フタ4が開成方向に回動し得ることとなる。
一方、通常の正しい拡張カートリツジ6の挿入
の場合は、ヒンジ部8とヒンジピン3のヒンジ機
構によつてスムーズな回動を行うものである。
なお、上記実施例では開閉フタ4のヒンジ部8
を開口部2内に位置させて配置しているが、開口
部2の外、即ち、開口部2を狭くして本体ケース
1の内側に設けてもよい。
又、上記実施例では開閉フタ4にヒンジ孔4b
を設け、ヒンジピン3を本体ケース1側に設けて
いるが、ヒンジピン3を開閉フタ4側に設け、ヒ
ンジ孔4bを本体ケース1側に設けても良いもの
である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、開閉フタにヒ
ンジピンより径大のヒンジ部を設け、このヒンジ
部に対応して本体ケース側にヒンジ受部を設ける
ことにより、拡張カートリツジがヒンジピンにせ
ん断力を付勢するような挿入が行われた場合に、
ヒンジ部がヒンジ受部に当接して変形を防止する
とともに、前記ヒンジ部とヒンジ受部とでヒンジ
機構を構成し、開閉フタを開成方向に回動させる
ことができるので、ヒンジピンの折損がなくなる
とともに、長期使用にも充分に耐え得る。又別部
品を追加する必要がないから、安価である等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による拡張用開閉
フタ装置を示す断面図、第2図は従来の拡張用開
閉フタ装置を示す断面図である。 図中、1は本体ケース、2は開口部、3はヒン
ジピン、4は開閉フタ、8はヒンジ部、9はヒン
ジ受部である。なお、図中、同一符号は同一、又
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部拡張用開口部を設けた本体ケースと、前記
    開口部を塞ぐように弾性体にて付勢され、ヒンジ
    ピンを中心として回動自在に設けた開閉フタとか
    らなり、この開閉フタの前記ヒンジピンの回転軸
    と同芯上に該ヒンジピンより大なる径のヒンジ部
    を形成し、このヒンジ部に対応して本体ケース側
    にヒンジ受けを設けたことを特徴とする電子機器
    の拡張用開閉フタ装置。
JP3937685U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0338858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3937685U JPH0338858Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3937685U JPH0338858Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS61156271U JPS61156271U (ja) 1986-09-27
JPH0338858Y2 true JPH0338858Y2 (ja) 1991-08-15

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ID=30547266

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JP3937685U Expired JPH0338858Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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KR200459083Y1 (ko) 2010-06-22 2012-03-19 이병규 도어용 경첩

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JPS61156271U (ja) 1986-09-27

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