JPH0737252Y2 - 回転型差込プラグ - Google Patents

回転型差込プラグ

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JPH0737252Y2
JPH0737252Y2 JP1989083393U JP8339389U JPH0737252Y2 JP H0737252 Y2 JPH0737252 Y2 JP H0737252Y2 JP 1989083393 U JP1989083393 U JP 1989083393U JP 8339389 U JP8339389 U JP 8339389U JP H0737252 Y2 JPH0737252 Y2 JP H0737252Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
case
blades
movable frame
display plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989083393U
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English (en)
Other versions
JPH0322365U (ja
Inventor
登喜男 田西
基幸 香田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、栓刃に対してケースは回転する回転型差込プ
ラグに関するものである。
【従来の技術】
栓刃に対してケースを回転させるようにした回転型差込
プラグとして、本発明者らは、栓刃の突出方向に直交す
る面内で栓刃に対してケースが回転する形式のものを提
案した(たとえば、実願平1−8136号等)。
【考案が解決しようとする課題】
上記構成では、第6図に示すように、抜け止め式のテー
ブルタップ20に対して2個以上並べて用いることができ
ないという問題があった。すなわち、抜け止め式のテー
ブルタップ20は、栓刃を栓刃挿入口に差し込んだ後、栓
刃を回転させると、テーブルタップ20内のロック機構に
より栓刃が抜け止めされるようになった周知の構成を有
している。このテーブルタップ20に対して回転型差込プ
ラグを着脱するときには、テーブルタップ20に対して栓
刃を回転させる必要があり、栓刃を回転させるにはケー
ス1を回転させる必要があるから、第6図のような状態
ではケース1を回転させる際にケース1同士が接触する
ことになり、結果的には、テーブルタップ20に対して回
転型差込プラグを着脱することができないという問題を
有していた。 本考案は上記問題点を解決を目的とするものであり、ケ
ースを回転させることなく栓刃のみを回転させることが
できるようにすることにより、抜け止め式テーブルタッ
プに対して2個以上並べて使用できるようにした回転型
差込プラグを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、ケースの一面
に突出しこの一面に直交する一つの軸線の回りで回動す
る複数の栓刃と、ケース内の定位置に固定され各栓刃に
それぞれ電気的に接続された複数の端子板とを備え、端
子板に接続される電源コードを栓刃の突出方向に略直交
して引き出す引出孔がケースに設けられた回転型差込プ
ラグにおいて、少なくとも1つの栓刃に係合して栓刃と
ともに回動する表示板を設け、表示板の一部をケースに
おいて栓刃の突出する面とは反対側の面に露出させ、表
示板における露出面にはドライバ等の治具を挿入してケ
ースに対して栓刃を回転させることができる治具挿入溝
を形成しているのである。
【作用】
上記構成によれば、栓刃に係合して栓刃とともにケース
に対して回動する表示板に治具挿入溝を形成しているの
で、治具挿入溝にドライバ等の治具を挿入して表示板を
ケースに対して回転させれば、ケースを回転させること
なく栓刃を回転させることができるのであり、抜け止め
式のテーブルタップに2個以上並べて着脱する際に、ケ
ース同士を接触させないようにして着脱することができ
るのである。その結果、ケースやテーブルタップが破損
することがなく、破損による感電事故も防止できるので
ある。
【実施例】
第1図および第2図に示すように、ケース1はボディ11
とカバー12とを、カバー12を通してボディ11に螺合する
組立ねじ13により結合して形成される。カバー12には、
円形の開口窓14が穿孔され、また、ボディ11には開口窓
14と同軸上で円形の表示窓15が開口する。 ボディ11内には、一対の端子板2が固定される。すなわ
ち、端子板2は、端子ねじ3が螺合した端子片2aと、端
子片2aに対して略直交する方向に突出する接続片2bとを
一体に有する形状に板金により形成され、端子片2aの要
所に突設された固定片2cをボディ11の要所に穿設された
固定孔11aに圧入することにより、ボディ11に固定され
る。両端子板2の接続片2bは、端子板2の厚み方向に離
間しており、各接続片2bの先端部にはそれぞれ栓刃4が
結合される。栓刃4は、基部において厚み方向に折曲さ
れた連結片4aを有する略L形に形成され、連結片4aが上
記接続片2bに対して回動自在に結合される。すなわち、
接続片2b側から連結片4bに挿入されるかしめピン(図示
せず)によって端子板2に対して栓刃4が回動自在に結
合されるのである。また、端子板2と栓刃4との間の摩
擦力を大きくするために、かしめピンの頭部と端子板2
との間には、端子板2と栓刃4とを密着させる皿ばね
(図示せず)が挟装されている。両端子板2においてか
しめピンは略同軸上に配置されており、両栓刃4の回転
中心がほぼ一致するようになっている。以上のようにし
て、栓刃4は突出方向に直交する面内で回動自在となる
のである。 栓刃4には、第3図に示すように、絶縁材料よりなる可
動枠5が装着される。可動枠5は上記開口窓14を通して
ケース1の外周面に露出するのであって、栓刃4は可動
枠5に穿孔された挿通孔5aを通してケース1から突出す
る。一方の栓刃4には可動枠5の挿通孔5aに圧入される
圧入片4cが形成され、可動枠5が栓刃4から脱落しない
ようにしてある。したがって、カバー12を開いて端子板
2に電源コードを結線するときに、可動枠5が脱落して
散逸することが防止できるのである。電源コードを栓刃
4の突出方向に直交する面内で引き出すように、ケース
1の一面には引出孔18が形成される。栓刃4には長短が
あるから、部品の位置を間違えないようにする必要があ
るが、圧入片4cの存在によって組み違いを防止すること
ができる。可動枠5の周縁には開口窓14の開口周縁に係
止される段部5bが形成されており、栓刃4に対して大き
な引抜力が作用しても、段部5bが開口窓14の周縁に係止
されていることにより、可動枠5ががたつかないように
してある。また、一方の栓刃4は圧入片4cが可動枠5に
固定され、他方の栓刃4は端子板2との結合部が可動枠
5の裏面に当接しているから、栓刃4に大きな引抜力が
作用したときに、可動枠5を介してカバー12で荷重を受
けることができ、端子板2と栓刃4との結合部に大きな
力がかかるのを防止することができる。可動枠5の開口
側端面は、ボディ11の内周面に突設された環状のリブ21
の先端面に対向する。リブ21の先端面には、突条22が突
設されており、可動枠5の端面は突条22に嵌合する。こ
の構成によって、可動枠5が突条22に案内されてがたつ
きなく回動することができるのである。また、リブ21に
設けた突条22が可動枠5の位置決めをすることになるか
ら、組立時において可動枠5の組み込みが容易になると
いう利点もある。 圧入片4cが形成されている一方の栓刃4の連結片4aの周
縁には、第3図に示すように、係止突起4dが突設されて
おり、係止突起4dには表示板6が結合される。表示板6
は円形に形成されており、表示窓15を通してボディ11か
ら露出するようになっている。表示板6は、栓刃4の係
止突起4dに係合する係止凹所6bを有する係止リブ6aを備
え、栓刃4とともに表示板6が回動するようになってい
る。係止リブ6aの基部には、第4図(b)に示すよう
に、断面弧状の裾部6cが形成され、表示板6が回転する
際に栓刃4から係止リブ6aに作用する外力に耐えるよう
に強度が高められている。さらに、係止凹所6bの内周面
は上記係止突起4dにがたつきなく合致するような形状に
形成されている。表示板6においてボディ11から露出す
る部位には、第4図(c)に示すように、指針となる三
角形状のマーク7aが刻印されており、表示窓15の周部に
は、位置を示すマーク8が標記されている。さらに、マ
ーク7aと同一の面にはドライバ等の治具10が挿入できる
治具挿入溝7bが穿設されている。治具挿入溝7bはマーク
7aとともに矢印を形成するように設けられており、マー
ク7aの視認性を高めているのである。 上記構成によれば、ケース1に対して可動枠5が回動す
ると、マーク7aが指示するマーク8の位置が変わる。し
たがって、コンセントに栓刃4を差し込んだ状態では、
マーク7aの位置が固定され、電源コードの引出方向が所
望の方向になるようにケース1を回動させるときに、ケ
ース1に設けたマーク8によってケース1を回動させる
ことができる範囲を知ることができるのである。また、
マーク7a,8は、栓刃4の突出する面とは反対側の面に設
けてあるから、コンセントに差し込んだ状態でも見るこ
とができ、可動枠5に対するケース1の回動範囲が容易
に確認できることになる。 ところで、第5図に示すように、ドライバ等の治具10を
治具挿入溝7bに挿入して表示板6を回転させると、表示
板6がケース1に対して回転するのに伴って栓刃4が回
転する。したがって、抜け止め式のテーブルタップ20に
差し込むときには、栓刃4をテーブルタップ20に挿入し
た後、治具10により表示板6を回転させると、ケース1
をテーブルタップ20に対して回転させなくても栓刃4が
ロックされて抜け止めされることになる。また、テーブ
ルタップ20から抜くときにも、治具10によって表示板6
を回転させればよいのであり、テーブルタップ20に対し
てケース1を回転させる必要がないから、抜け止め式の
テーブルタップ20に対して2個以上並べて差し込んでい
る場合でも、ケース1同士を接触させることなく抜くこ
とができるのである。ここにおいて、表示板6は絶縁材
料により形成されているから、治具10を治具挿入溝7bに
挿入しても感電するおそれはない。
【考案の効果】
本考案は上述のように、ケースの一面に突出しこの一面
に直交する一つの軸線の回りで回動する複数の栓刃と、
ケース内の定位置に固定され各栓刃にそれぞれ電気的に
接続された複数の端子板とを備え、端子板に接続される
電源コードを栓刃の突出方向に略直交して引き出す引出
孔がケースに設けられた回転型差込プラグにおいて、少
なくとも1つの栓刃に係合して栓刃とともに回動する表
示板を設け、表示板の一部をケースにおいて栓刃の突出
する面とは反対側の面に露出させ、表示板における露出
面にはドライバ等の治具を挿入してケースに対して栓刃
を回転させることができる治具挿入溝を形成しているも
のであり、栓刃に係合して栓刃とともにケースに対して
回動する表示板に治具挿入溝を形成しているので、治具
挿入溝にドライバ等の治具を挿入して表示板をケースに
対して回転させれば、ケースを回転させることなく栓刃
を回転させることができるのであり、抜け止め式のテー
ブルタップに2個以上並べて着脱する際に、ケース同士
を接触させないようにして着脱することができるという
利点がある。その結果、ケースやテーブルタップが破損
することがなく、破損による感電事故も防止できるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は同
上の斜視図、第3図は同上の要部分解斜視図、第4図
(a)〜(c)はそれぞれ同上に用いる表示板を示す背
面図、側面図、平面図、第5図は同上の使用状態を示す
斜視図、第6図は従来例の使用状態を示す斜視図であ
る。 1…ケース、2…端子板、4…栓刃、5…可動枠、6…
表示板、9…電源コード、10…治具、18…引出孔、20…
治具挿入溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの一面に突出しこの一面に直交する
    一つの軸線の回りで回動する複数の栓刃と、ケース内の
    定位置に固定され各栓刃にそれぞれ電気的に接続された
    複数の端子板とを備え、端子板に接続される電源コード
    を栓刃の突出方向に略直交して引き出す引出孔がケース
    に設けられた回転型差込プラグにおいて、少なくとも1
    つの栓刃に係合して栓刃とともに回動する表示板を有
    し、表示板の一部がケースにおいて栓刃の突出する面と
    は反対側の面に露出し、表示板における露出面にはドラ
    イバ等の治具を挿入してケースに対して栓刃を回転させ
    ることができる治具挿入溝が形成されて成る回転型差込
    プラグ。
JP1989083393U 1989-07-15 1989-07-15 回転型差込プラグ Expired - Lifetime JPH0737252Y2 (ja)

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JPH0322365U JPH0322365U (ja) 1991-03-07
JPH0737252Y2 true JPH0737252Y2 (ja) 1995-08-23

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