JPH0556303A - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPH0556303A
JPH0556303A JP21574391A JP21574391A JPH0556303A JP H0556303 A JPH0556303 A JP H0556303A JP 21574391 A JP21574391 A JP 21574391A JP 21574391 A JP21574391 A JP 21574391A JP H0556303 A JPH0556303 A JP H0556303A
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JP21574391A
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Nobuo Yamazaki
信雄 山崎
Atsushi Uejima
淳 上島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の映像信号のみならず特殊信号に対して
も同期を取ることができ、しかも、耐ノイズ性も悪化し
ない。 【構成】 同期分離回路1で分離した信号を積分回路2
で積分し、この積分出力を通常のスレッショホールド値
で比較する高レベル比較器4と低いスレッショホールド
値で比較する低レベル比較器5とを設ける一方、前記同
期分離回路1で分離した信号中に一定周期の水平同期信
号があるか否か水平同期有無検出回路6で検出し、前記
高レベル比較器4が垂直同期信号を出力せず、且つ、前
記水平同期有無検出回路6が水平同期信号有りを検出す
る場合のみ前記低レベル比較器5を選択し、低いスレッ
ショホールド値で垂直同期信号を分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は垂直同期信号のパルス幅
が狭い等の特徴を持つ映像信号にも対応できる同期回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期回路は映像信号中から同期信
号を分離し、分離した同期信号を積分しこの積分出力を
スレッショホールド値で比較することによって垂直同期
信号を得ていた。
【0003】ところが、近年にあって例えばコピーガー
ド用の映像信号は垂直同期信号のパルス幅を狭く構成し
てあり、かかる映像信号を従来の同期回路で処理するた
めにはスレッショホールド値を通常より低く設定しなけ
ればならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スレッ
ショホールド値を低く設定すると、弱電界等ノイズの多
い信号に対してジッタを起こし易くなるという欠点が生
じる。
【0005】そこで、本発明は垂直同期信号のパルス幅
が狭い等の特徴を持つ映像信号に対応でき、しかも耐ノ
イズ性も悪化しない同期回路を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係る同期回路は、映像信号中の同期信号を分
離する同期分離回路と、分離した信号を積分する積分回
路と、この積分出力を通常のスレッショホールド値で比
較して垂直同期信号を得る高レベル比較器と、前記積分
出力を前記通常のスレッショホールド値より低いスレッ
ショホールド値で比較して垂直同期信号を得る低レベル
比較器と、前記同期分離回路が分離した信号中に一定周
期の水平同期信号があるか否か検出する水平同期有無検
出回路と、前記高レベル比較器が垂直同期信号を出力せ
ず、且つ、前記水平同期有無検出回路が水平同期信号有
りを検出した場合には前記低レベル比較器の出力を選択
し、これ以外の場合には前記高レベル比較器の出力を選
択する切換スイッチとを備えたものである。
【0007】
【作用】通常の映像信号が入力されると、高レベル比較
器が垂直同期信号を出力するため通常のスレッショホー
ルド値にて垂直同期信号を分離し、又、垂直同期信号の
パルス幅が狭い等の特徴を持つ映像信号が入力される
と、高レベル比較器が垂直同期信号を出力せず、しか
も、水平同期有無検出回路が水平同期信号有りを検出す
るため低いスレッショホールド値にて垂直同期信号を分
離し、さらに、弱電界等ノイズの多い映像信号が入力さ
れると、高レベル比較器が垂直同期信号を出力するが水
平同期有無検出回路が水平同期信号無しを検出するため
高いスレッショホールド値にて垂直同期信号を分離す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図7は本発明の一実施例を示す。
【0009】図1には同期回路の回路ブロック図が示さ
れている。図1において、入力端子tより入力された映
像信号は同期分離回路1に導かれ、同期分離回路1にて
振幅差を利用して同期信号が分離される。分離された同
期信号は積分回路2と微分回路3にそれぞれ供給され、
積分回路2の積分出力は高レベル比較器4と低レベル比
較器5の各+入力端子にそれぞれ導かれている。
【0010】高レベル比較器4の−入力端子には通常の
スレッショホールド電圧が、低レベル比較器5の−入力
端子にはこれより低いスレッショホールド電圧がそれぞ
れ印加され、各比較器4,5の出力が切換スイッチSW
の各選択端子にそれぞれ導かれている。
【0011】微分回路3の微分出力は水平同期有無検出
回路6に供給され、水平同期有無検出回路6は一定周期
の微分パルスの有無よりロックされた水平同期信号があ
るか否か検出する。そして、ロックされた水平同期信号
があればH信号を、なければL信号を反転回路7に出力
し、この反転回路7で反転された出力がオア回路8の一
方の入力端子に導かれている。
【0012】一方、アップダウンカウンタ9のアップ端
子には高レベル比較器4の出力が導かれ、アップダウン
カウンタ9のダウン端子には正規の垂直同期信号と同一
周期のパルス(VP)を2分周する1/2分周器10の
分周出力が導かれている。アップダウンカウンタ9はカ
ウント値が最小値のときL信号を、カウント値がそれ以
外のときH信号をオア回路8の他方の入力端子に出力す
る。
【0013】オア回路8の出力は切換スイッチSWの切
換信号として用いられ、切換スイッチSWはH信号のと
き高レベル比較器4の出力を、L信号のとき低レベル比
較器5の出力をそれぞれ選択する。
【0014】以下、上記構成の作用について説明する。
【0015】通常の映像信号が入力されると、図2に示
すように、積分回路2の積分出力が通常のスレッショホ
ールド値(VH)を超えるため、高レベル比較器4は垂
直同期信号を垂直周期毎に出力する。すると、図3に示
すように、アップダウンカウンタ9のカウント値が最高
値となるためH信号を出力する。又、微分回路3からは
一定周期の水平同期信号が得られるため反転回路7はL
信号を出力する。従って、オア回路8がH信号を出力し
切換スイッチSWが高レベル比較器4側を選択するため
通常のスレッショホールド値によって垂直同期信号が分
離される。
【0016】垂直同期信号のパルス幅が狭い特徴を持つ
映像信号が入力されると、図4に示すように、積分回路
2の積分出力が通常のスレッショホールド値(VH)を
一般に超えないため、高レベル比較器4は垂直同期信号
をほとんど出力しない。すると、図5に示すように、ア
ップダウンカウンタ9のカウント値もほぼ最小値となる
ためL信号を出力する。しかし、水平同期信号は通常の
映像信号と変わらず微分回路3からは一定周期の水平同
期信号を出力するため反転回路7はL信号を出力する。
従って、オア回路8がL信号を出力し切換スイッチSW
が低レベル比較器5側を選択するため低いスレッショホ
ールド値によって垂直同期信号が分離される。図4に示
す如く低レベル比較器5は垂直同期信号を分離するため
特殊信号の同期も取ることができる。
【0017】弱電界等ノイズの多い映像信号が入力され
ると、図6に示すように、積分回路2の積分出力が通常
のスレッショホールド値(VH)を超えるため、高レベ
ル比較器4は垂直同期信号を垂直周期毎に出力する。す
ると、図7に示すように、アップダウンカウンタ9のカ
ウント値がほぼ最高値を維持するためH信号を出力す
る。又、かかる映像信号は水平同期信号も安定している
とはいえず微分回路3からはノイズの影響もあって一定
周期の水平同期信号が得られず反転回路7はH信号を出
力する。従って、オア回路8がH信号を出力し切換スイ
ッチSWが高レベル比較器4側を選択するため通常のス
レッショホールド値によって垂直同期信号が分離され
る。図6に示すように低スレッショホールド値で分離す
ればノイズによるエラーが生じるがかかるエラーが生じ
ず耐ノイズ性も悪化しない。
【0018】尚、この実施例においてはアップダウンカ
ウンタ9の出力をカウント値の最小値とそれ以外とに分
けて切換えたが、カウント値のほぼ中間値を基準に分け
ても良く切換え基準は適宜決定され、又、アップダウン
カウンタ9のビット数によっても決定される。
【0019】尚、また水平同期信号の有無の判別及び垂
直同期信号の検出の手段は方法を問わない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、2段
階のスレッショホールド値で垂直同期信号を分離可能に
構成し、垂直同期信号のパルス幅が狭い等の特殊信号が
入力されたときのみ低いスレッショホールド値で垂直同
期信号を分離するよう構成したので、通常の映像信号の
みならず特殊信号の同期も取れ、しかも、特殊信号以外
は通常のスレッショホールド値で同期分離するため耐ノ
イズ性も悪化しないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】同期回路の回路ブロック図(実施例)。
【図2】通常の映像信号における各部の出力波形図(実
施例)。
【図3】通常の映像信号における各部の出力波形図(実
施例)。
【図4】特殊信号における各部の出力波形図(実施
例)。
【図5】特殊信号における各部の出力波形図(実施
例)。
【図6】ノイズの多い映像信号における各部の出力波形
図(実施例)。
【図7】ノイズの多い映像信号における各部の出力波形
図(実施例)。
【符号の説明】
1…同期分離回路、2…積分回路、4…高レベル比較
器、5…低レベル比較器、6…水平同期有無検出回路、
SW…切換スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号中の同期信号を分離する同期分
    離回路と、分離した信号を積分する積分回路と、この積
    分出力を通常のスレッショホールド値で比較して垂直同
    期信号を得る高レベル比較器と、前記積分出力を前記通
    常のスレッショホールド値より低いスレッショホールド
    値で比較して垂直同期信号を得る低レベル比較器と、前
    記同期分離回路が分離した信号中に一定周期の水平同期
    信号があるか否か検出する水平同期有無検出回路と、前
    記高レベル比較器が垂直同期信号を出力せず、且つ、前
    記水平同期有無検出回路が水平同期信号有りを検出した
    場合には前記低レベル比較器の出力を選択し、これ以外
    の場合には前記高レベル比較器の出力を選択する切換ス
    イッチとを備えたことを特徴とする同期回路。
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