JPH0556053U - 掃除具 - Google Patents

掃除具

Info

Publication number
JPH0556053U
JPH0556053U JP6605292U JP6605292U JPH0556053U JP H0556053 U JPH0556053 U JP H0556053U JP 6605292 U JP6605292 U JP 6605292U JP 6605292 U JP6605292 U JP 6605292U JP H0556053 U JPH0556053 U JP H0556053U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust collecting
roller
dust
collecting roller
cleaning tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6605292U
Other languages
English (en)
Inventor
博一 久保
Original Assignee
株式会社コジット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コジット filed Critical 株式会社コジット
Priority to JP6605292U priority Critical patent/JPH0556053U/ja
Publication of JPH0556053U publication Critical patent/JPH0556053U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水洗できる粘着性樹脂で表層部を形成される
集塵ローラの塵付着効果を高める。 【構成】 集塵ローラ10は、ローラ芯11の外周面に水洗
できて粘着性が再生できる粘着性樹脂層13を形成され
て、その粘着性樹脂層13の表面に無数の比較的脚長の長
い突起14を一体に設けられたものであり、ホルダー15に
て回転自在に支持された構成になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、捕集された固体粒子が粘稠物質内に埋もれることなく付着され、水 洗いすることにより粘着表面が再生される特性を備える粘着性物質で構成される 掃除具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、粘着性物質で表面を形成されたローラ式の集塵具(手動式掃除具)とし ては、表面に粘着性物質を塗布されたシートを巻付けてローラに形成されている ものを、柄付きホルダーにて回転自在に支持された構成とされ、そのローラを清 掃しようとする面、例えばカーペット,畳などに当てがって転がすことにより、 ローラ表面の粘着性物質に粉塵,糸屑,毛髪などを付着させて除去できる構成の ものが知られている。この形式の掃除具では、ローラ表面の粘着性物質の粘稠度 が非常に高いので、捕集付着された塵などの固形物が次第にその粘着性物質内に 埋もれるので、この付着固形物を粘着面から除去することが困難となる。したが って、この形式の掃除具では、ローラ表面1周分を取り除いて、新しい粘着性物 質の面が表れるようにした後、次の清掃に用いられている。
【0003】 このような問題点を解決するものとして、粘着表面に付着された塵などの固形 物を水洗いして除去すれば、そのままで再生されて繰り返し使用できる粘着性物 質で表層部を構成されたローラ式の掃除具が、特公昭53−43534号公報に よって知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述のような粘着性物質で表面を形成された掃除具にあっては、粘着層表面に 塵や糸屑、毛髪、紙片などが付着して被清掃面を清掃するのに便利であるが、そ の反面、ローラ表面は平らな周面に形成されているので、平滑面例えばガラス面 やタイルの表面,事務机の天板面など、あるいは網戸のような網目をもつものな どの清掃には不適当である。これは、粘着層表面が被清掃面に接触した際、平滑 面の場合に密接して接着力が高まるので、ローラの動きに大きな制動力が作用し て、ローラが回転し難くなる。そのために、無理にローラを回転させようとする とローラの基部から粘着層が剥される現象が生じて不具合である。
【0005】 また、網戸のような網目を有するものを清掃する場合、これまた粘着層表面の 粘着力によって網目の表面部の付着塵のみが除去できても、網目内部にある塵は 除去困難である。
【0006】 本考案では、このような問題点を解決して、水洗による粘着層表面の再生がで きる粘着性物質で表面を形成される掃除具が、その特性を損なうことなく表面積 を広くして、除塵機能を高める構成にされる掃除具の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、水洗により付着物が除去できる公知組成 の粘着性物質で表層部を構成される集塵ローラを備える掃除具において、前記集 塵ローラの表面を、前記粘着性物質による凹凸面に形成されていることを特徴と する。
【0008】 前記集塵ローラの表面の凹凸は、前記粘着性物質で無数の比較的脚長が長い突 起を設けて形成されること、あるいは畝状の突起部を適宜ピッチで多数設けて形 成されることで機能性が高められ好適である。
【0009】
【作用】
このような構成の本考案によれば、被清掃面に集塵ローラを当てがって転動さ せるようにすれば、被清掃面に対して集塵ローラ周面の突起が接触することにな り、一度に集塵ローラの全幅が接しないので清掃面との接触抵抗を低減できて軽 快に清掃作業ができる。 そして、特に前記突起が無数の比較的脚長に形成される場合、その突起の脚長 が長いので接触面の状態に応じて集塵ローラの全幅においてまんべんなく粗面状 に被清掃面と接触し、塵埃やその他の固形物を集塵ローラ面に付着させて取り除 くことができる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の掃除具を一実施例について図面を参照しつつ説明する。図1に 示されるのは手動操作式掃除具の一具体例全体斜視図である。図2は要部の拡大 断面図である。図3は集塵ローラとホルダーとの関係を示す一部断面で表された 正面図である。
【0011】 これらの図において、集塵ローラ10は、適宜直径のローラ芯11の外周面に、水 洗することにより粘着面の再生が容易な公知の粘着性物質(例えばポリ塩化ビニ ル樹脂とポリエステル可塑剤と安定剤及び顔料とで構成されている(以下粘着性 樹脂層と言う))にて適宜厚みの粘着性樹脂層13が設けられ、この粘着性樹脂層 13の表面には無数の比較的脚長の長い突起14が、粘着性樹脂層13と同じ樹脂で一 体に形成されている。なお、前記突起14としては、例えば基部直径1.2mm、先 端部直径0.8mm、脚長2.5mmのものが無数に設けられている。
【0012】 このような集塵ローラ10のローラ芯11両端軸心部には回転穴12がそれぞれ設け られている。そして、柄18を備えた合成樹脂製ホルダー15は、その両側に突設さ れるローラ支持片16,16に対称位置で内向き同一軸心線上にて前記集塵ローラ10 の両回転穴12にそれぞれ嵌合させる支持突部17が設けられている。集塵ローラ10 は、このようなホルダー15によってそのホルダー15のローラ支持片16部分の可撓 性を利用して回転穴12と支持突部17との係脱により装着・外脱ができるように支 持されている。
【0013】 このように構成された本考案の掃除具は、ホルダー15の柄18を持って掃除しよ うとする被清掃面に集塵ローラ10を当てて、この集塵ローラ10を転がすように移 動させれば、集塵ローラ10の周面に形成されている粘着性樹脂層13の無数の長い 突起14が被清掃面の状態に応じて屈曲するなど変位しながら接触される。したが って、当該集塵ローラ10の周面が直接的に接触せずに、表面の突起14部のみが接 触するので、言い換えれば粗面状に接触されて、多少の出入りのある被清掃面に 対しても平均的に接して塵を粘着性樹脂からなる長い突起14に付着させて清掃で きる。
【0014】 そのために、畳やカーペット上の塵や糸屑,毛髪などの掃除はもちろん、網戸 のように目の粗い被清掃面であっても、その表面のみならず網目内にまで長い突 起14が入り込んで塵を付着除去できるので、この種の物体の掃除に用いて粉塵を 飛散させることなく拭い取ることができるのである。
【0015】 さらに、被清掃面を繰り返し集塵ローラ10が転動する間に先に付着された塵な どは、突起14が柔軟に変位できるので、その変位によって付着塵が突起14から粘 着性樹脂層13の表面に移動してこの表面部に受け止められ、その結果長時間にわ たって付着済みの塵による粘着性の低下を来すことなく使用できることになる。 なお、粘着性の低下については従来のものと同様に石鹸水などによって粘着性樹 脂層13並びに突起14部分を洗い、塵を洗い落とせば再生されて繰り返し使用でき ることになる。
【0016】 次に、本考案の他の実施例として図4に示されるものは、集塵ローラ10A の表 面に前記実施例と同様の粘着性樹脂層13によって多数の畝状の突起部21が形成さ れる形式のものである。この集塵ローラ10A は、所要の間隔で畝状の突起部21が 螺旋状に形成され、ローラ表面を凹凸面になされている。この畝状の突起部21と 、この突起部21間に形成される谷部22とはすべて曲線でつながれている。そして 、その突起部21と谷部22との高低差は例えば1mm,ピッチが5mm程度にされてい る。但し、この数値に限定されない。なお、ローラ芯11は前記実施例のものと同 じ構造のものが用いられる。したがって、同一部分については前記実施例と同一 の符号を付して説明を省略してある。
【0017】 このように構成される集塵ローラ10A は、前記実施例と同様のホルダー15に支 持させて用いられる。使用に際して、この形式の集塵ローラ10A の場合、前記実 施例の集塵ローラ10に比べて畝状の突起部21が螺旋状に形成されているので、被 清掃面に軽く押し当てて転がすようにすれば、その突起部21が連続して形成され ているので途切れることなく転動面で塵を付着除去できる。しかも、突起部21で 被清掃面に接触されるので接触面との接触抵抗が小さく、したがって、その被清 掃面が平滑なガラス面のような箇所であっても構成される粘着性樹脂層13が幅全 体で被清掃面に密着することなく転動できて、被清掃面の粉塵,塵埃などを円滑 に付着除去させることができる。なお、集塵ローラ10A 表面の畝状の突起部21は 構成材料が柔軟なものであるから、被清掃面の状況に応じて、その被清掃面に対 する集塵ローラ10A の押し付け力を加減することで、突起部21の頂面のみならず 谷部22に近い部分までも押し付けるようにして転動させ、広い面で固形物を付着 除去させることができる。
【0018】 また、このように畝状の突起部21に形成されているので、前述のように被清掃 面に対する集塵ローラ10A の接触抵抗を低減させて転動させ得ることのみならず 、表面に付着済みの塵を洗い落とす際に、前述のように畝状の突起部21と谷部22 とが連続する曲面にされているので付着物の洗浄除去が簡単になり、粘着力の再 生が容易になる。
【0019】 なお、本考案の掃除具における集塵ローラの突起部については、前述のような 螺旋状に形成されるものの他に、たとえばローラの軸線方向にいわゆるリードの 大きい複数条の突起条とすることもできる。この場合もその突起条は前述の突起 部と谷部のように曲面で連続される表面であることが好ましい。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、集塵ローラの全周面が被清掃面に対して無数の突起あるいは 多数の曲面にされる突起部によって接触されるので、被清掃面に密接することな く、しかもその被清掃面の状態に対応して接触できて、塵などを突起に付着させ て除去できるので、被清掃面の表面のみならず可能な範囲で空間内に存在する塵 なども掃除でき、また接着させた塵などを突起の変位の繰り返しでローラ表面部 に移動させて、あるいは谷部にも付着させて、長時間にわたり粘着性を維持させ て有効に掃除が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における手動操作式掃除具の一具体例全
体斜視図である。
【図2】集塵ローラ要部の拡大断面図である。
【図3】集塵ローラとホルダーとの関係を示す一部断面
で表された正面図である。
【図4】本考案掃除具の他の実施例の一部を切断拡大し
て表す正面図である。
【符号の説明】
10,10A 集塵ローラ 11 集塵ローラのローラ芯 12 回転穴 13 粘着性樹脂層 14 突起 15 ホルダー 16 ローラ支持片 17 支持突部 18 ホルダーの柄 21 畝状の突起部 22 谷部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗により付着物が除去できる公知組成
    の粘着性物質で表層部を構成される集塵ローラを備える
    掃除具において、 前記集塵ローラの表面を、前記粘着性物質による凹凸面
    に形成されていることを特徴とする掃除具。
  2. 【請求項2】 前記集塵ローラの表面の凹凸は、無数の
    比較的脚長が長い突起を設けて形成されている請求項1
    に記載の掃除具。
  3. 【請求項3】 前記集塵ローラの表面の凹凸は、畝状の
    突起部が適宜ピッチで多数設けて形成されている請求項
    1に記載の掃除具。
JP6605292U 1991-10-28 1992-09-22 掃除具 Pending JPH0556053U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6605292U JPH0556053U (ja) 1991-10-28 1992-09-22 掃除具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-88376 1991-10-28
JP8837691 1991-10-28
JP6605292U JPH0556053U (ja) 1991-10-28 1992-09-22 掃除具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556053U true JPH0556053U (ja) 1993-07-27

Family

ID=26407227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6605292U Pending JPH0556053U (ja) 1991-10-28 1992-09-22 掃除具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0556053U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136978A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Nitomuzu:Kk 粘着テープロール
JP2010142258A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Nitomuzu:Kk 粘着テープロール
JP2013173019A (ja) * 2011-12-02 2013-09-05 Kao Corp 清掃具
JP2017138407A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 ブラザー工業株式会社 クリニングローラおよびユニット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136978A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Nitomuzu:Kk 粘着テープロール
JP2010142258A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Nitomuzu:Kk 粘着テープロール
JP2013173019A (ja) * 2011-12-02 2013-09-05 Kao Corp 清掃具
JP2017138407A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 ブラザー工業株式会社 クリニングローラおよびユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6298517B1 (en) Cleaning tool with removable cleaning sheets
CN211408897U (zh) 一种清理机器人用清理组件
JPH0556053U (ja) 掃除具
JP3231993B2 (ja) 掃除用シート
US20020088070A1 (en) Cleaning roller assembly
JP3515261B2 (ja) 清掃布
JP2521127Y2 (ja) クリ−ナ−用ロ−ル巻粘着テ−プ
JP3544108B2 (ja) 清掃用シート
US20040134004A1 (en) Dustpan with dust roller
JP3803331B2 (ja) 掃除機用床ノズルの回転ロータ
CN210667563U (zh) 一种图书馆电子读报机
JPH0719414Y2 (ja) 掃除具
JP3050806U (ja) 隙間用清掃具
JP2560926Y2 (ja) クリーナー
JP2798837B2 (ja) 床用吸込具
JPH10117985A (ja) モップ
JP4616450B2 (ja) 清掃具
CN217959963U (zh) 一种高效处理毛发污物的洗地机装置
JP2951926B2 (ja) 清掃具
CN220986130U (zh) 一种夹擦拭物的平板拖把
JP2000225084A (ja) クリーナー
JP2018027284A (ja) 網戸掃除具
JP2002010960A (ja) 床用掃除具
JPH09173261A (ja) 清掃布
JPH03943Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970311