JPH0556002B2 - - Google Patents

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JPH0556002B2
JPH0556002B2 JP22892484A JP22892484A JPH0556002B2 JP H0556002 B2 JPH0556002 B2 JP H0556002B2 JP 22892484 A JP22892484 A JP 22892484A JP 22892484 A JP22892484 A JP 22892484A JP H0556002 B2 JPH0556002 B2 JP H0556002B2
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JP
Japan
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shaft
operating shaft
rotary
oval
intermediate bushing
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Hiroshi Matsui
Shinsuke Kimoto
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像機器、音響機器等の各種電子機
器に使用される可変抵抗器・スイツチ等の回転操
作式電子部品の軸・軸受装置に関するもので、さ
らには詳細には操作軸の回転操作以外に操作軸を
前後に動かすことのできる回転操作式電子部品
(以下電子部品という)の軸・軸受装置に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 近年、映像機器、・音響機器(特に車載用機器
等)の小型化の中で、機器の操作パネルの取付け
られる可変抵抗器・スイツチ等の電子部品は1つ
の操作軸を前後動させて可変抵抗器やスイツチ等
の複数の機能を選択して操作する多機能タイプの
電子部品や機器の操作パネルに密集して電子部品
を取付けた場合に目的の電子部品の操作性の向上
を図るために、上記操作パネルから目的の電子部
品の操作軸を操作時に前方に移動させて使用する
ものが用いられるようになつてきている。
この種従来の電子部品の軸・軸受装置を第1図
〜第8図bにより説明する。
まず第1図〜第6図により可変抵抗器とプル・
プツシユスイツチを一軸で操作するプル・プツシ
ユ式スイツチ付回転操作式可変抵抗器の場合につ
いて説明する。
第1図は、操作軸1を押し込んだ状態の側断面
図であり、この操作軸1を回転させることにより
可変抵抗器部の回転体2が回転し、この回転体
に取付けられた摺動子3が抵抗エレメント4の上
を回転摺動することにより端子5,6間(6は図
示せず)の抵抗値が変化する。また、操作軸1は
押しまたは引くことにより操作軸1の前後動作を
規制する軸規制部でもあるスイツチ部の駆動体
7が動かされ反転ばね8の反発力によつて接点保
持体9が反対方向に動き、この保持体9に抱持さ
れた可動接点10が前後に動いて固定接点11,
12間または12,13間を交互に導通したり開
離したりする。
なお、操作軸1は押しまたは引きのいずれの状
態にしても上記のように回転体2を回転させて抵
抗値を変化させることができる。
ここで、操作軸1は第2図に示すような形状を
しており、外部操作部1A、軸受14の円形孔1
5に嵌合する円形部1B、回転体2の小判形孔1
6に嵌合する小判形部1C、駆動体7に結合する
後端部1Dに分かれている。そして、本プル・プ
ツシユスイツチ付回転操作式可変抵抗器内におけ
る操作軸1の保持方法は、第1図に示す如く、軸
受14の円形孔15で円形部1Bを前後動作およ
び回転が自由にできるように、また回転体2の小
判形孔16で小判形部1Cを前後動作は自由にで
きるが回転方向は共回りするように、夫々点嵌合
支持している。
ここで、第1図に示す操作軸1を押し込んだ状
態(プル・プツシユスイツチをプツシユした状
態)から、第3図に示す操作軸1の引いた状態
(プル・プツシユスイツチをプルした状態)に操
作すると、軸受14の円形孔15内の円形部1B
の位置は後方から前方へとスイツチの操作ストロ
ーク分(L)だけ移動する。そして、第3図の状態で
操作軸1の円形部1Bが軸受14の内径部で支持
されているためには、軸受14の円形孔15部の
長さはスイツチのストローク(L)よりもやや長目の
寸法が必要である。従つて、本タイプのプル・プ
ツシユスイツチ付回転操作式可変抵抗器は、プ
ル・プツシユスイツチの操作ストロークにより軸
受14の長さが規制されることになり、このこと
が本タイプ可変抵抗器の全長寸法を小さくする上
でのネツクであつた。
第4図は他の従来例を示したもので、操作軸1
を、第1図の場合のような円形部1Bをなくした
第5図の形状とし、プル・プツシユスイツチの操
作ストローク(L)よりも長さを短くした軸受14の
円形孔15の径を先端部15′のみ小さくして、
この部分で操作軸1の小判形部1Cを点嵌合支持
する方式もあるが、この場合第4図に示す如く、
軸受の円形孔15に操作軸1の小判形断面部1C
が嵌合することになるため、操作軸1の軸の平面
カツト方向(第6図X−X′方向)において軸の
振れ(軸ガタ)大きくなるという欠点があつた。
なお、操作軸1の前後動作でプル・プツシユ式
スイツチを操作するプル・プツシユスイツチ付回
転操作式可変抵抗器によつて従来技術を説明した
が、上記問題点は必ずしもプル・プツシユスイツ
チ付回転操作式可変抵抗器に限られたものでな
く、操作軸を前後操作するタイプの回転操作式電
子部品に共通のものである。以下に他の従来例を
示す。即ち、第7図a,bはクラツチ切換式回転
操作式可変抵抗器であり、第7図aは操作軸を押
し込んだ状態を示す側断面図であり、第7図bは
操作軸を引いた状態を示す側断面である。
同図によると31は切換ギヤー32を装着した
操作軸であり、操作軸31を押し込んだ第7図a
の状態では上記切換ギヤー32は内歯ギヤー33
の噛み合い、後部の可変抵抗器部の回転体33
aを操作軸31を回転することによつて回転操作
し、可変抵抗器部の抵抗値を調整し、この操作
軸31を引いた第7図bの状態では上記切換ギヤ
ー32は内歯ギヤー34と噛み合い、前部の可変
抵抗器部の回転体34aを操作軸31を回転す
ることによつて回転操作し、可変抵抗器部の抵
抗値を調整するものである。
なお、上記切換ギヤー32が後部および前部の
可変抵抗器部,の内歯ギヤー33または34
と噛み合うと共に操作軸31の中間突部35の前
後のテーパ部36,37に操作軸挟持スプリング
のアーム部38aが当接することにより操作軸3
1の引押操作の操作範囲を規制している(以下、
この操作軸31の中間突部35およびテーパ部3
6,37、スプリングで構成される操作軸31の
引押操作の操作範囲を規制する部分をクラツチ部
という。)。
また、上記クラツチ切換式回転操作式可変抵抗
器は車載用オーデイオ機器の音量調整用として可
変抵抗器部を、バランス調整用として可変抵抗
器部()を使用することが一般的である。
また第8図a,bはロツク軸付回転操作式可変
抵抗器であり、複数個近接して操作パネルに装着
されたロツク軸付回転操作式可変抵抗器の操作軸
41を通常は前面パネルから殆ど突出しないよう
に第8図aのように押し込んでロツク機構部に
よつてロツクさせておき、操作しようとする上記
ロツク軸付回転操作式可変抵抗器の操作軸41を
押すことによつてロツクを解除し、スプリング4
2で操作軸41の先端に装着した駆動体43を押
して第3図bのごとく操作軸41を突出させ、操
作軸41の回動調整後再度操作軸41を押し込ん
でロツクし、第8図aの状態に戻すものである。
なお、上記ロツク機構部は上記に述べた操作軸
41を押圧するスプリング42で操作軸41の先
端に装着された駆動体43およびこの駆動体43
の係合または離脱して係合時においてスプリング
42に抗して操作軸41を押し込んだ状態で操作
軸41をロツクするカム44で構成されているが
動作の詳細については省略する。このようなロツ
ク軸付回転操作式可変抵抗器は車載用オーデイオ
機器におけるバス、トレブル、バランス、フエー
ダ調整等に密集して操作パネルに装着使用される
ものである。
以上述べてきた第7図a,bのクラツチ切換式
回転操作式可変抵抗器においても操作軸31に設
けた円形部31Bを軸受31Aに嵌合させ、第8
図a,bのロツク軸付回転操作式可変抵抗器にお
いても、操作軸41に設けた円形部41Bを軸受
42Bに嵌合させて、操作軸の引き、押しいずれ
の状態(または軸のロツクおよびロツク解除の状
態)における操作軸の振れ(軸ガタ)を防止して
いるが、第1図〜第3図の従来のプル・プツシユ
スイツチ付回転操作式可変抵抗器で説明したよう
に軸受の内径部の長さは引き押しまたは軸のロツ
ク・ロツク解除に伴う操作軸の前後方向の移動距
離(ストローク)より長目の寸法が必要で軸受が
長くなつて可変抵抗器の全長寸法を小さくする上
でのネツクとなるものであつた。
発明の目的 本発明は上記のようにプル・プツシユ式スイツ
チ付回転操作式可変抵抗器、クラツチ切換式回転
操作式可変抵抗器、ロツク軸付回転操作式可変抵
抗器等のようにプル・プツシユスイツチやクラツ
チ部またはロツク機構部等の規制手段によつて操
作軸の前後方向の移動範囲(ストローク)を規制
する回転操作式電子部品において、その操作軸の
ストロークよりも軸受長さを小さくするとともに
操作軸の振れもおさえることのできる回転操作式
電子部品の軸・軸受装置を提供するものである。
発明の効果 本発明は操作軸を前後方向に動かすことのでき
る回転操作式電子部品の前面軸受内い小判形孔を
有する中間ブツシユを回転はできるが前後動作し
ないように挿入し、この中間ブツシユの中央小判
形孔で操作軸を支持することにより、操作軸の振
れをおさえるとともに前面軸受の長さを操作軸の
前後ストロークよりも小さくすることを可能にす
るものである。
実施例の説明 以下、本発明の回転操作式電子部品の軸・軸受
装置の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第9図は、回転操作式電子部品を側断面図であ
り、第1図の従来例と同一部分は同一記号を付
し、説明を省略して説明する。図において、17
は合成樹脂等から成る中間ブツシユで、軸受18
の円形孔19に対して外径根元部20をきつい嵌
合で圧入され適度の大きさの回転トルクで回転は
できるが前後動作はしないように保持され、その
中央には第5図の如き操作軸1の小判形部1Cを
貫通支持する小判形孔21を有している(第10
図に中間ブツシユ17を外観を示す。)。さらに操
作軸1は第5図と同形状であり、小判形部1Cは
従来例と同様に可変抵抗部の回転体22の小判
形孔23により、前後動作はできるが回転方向に
は共回りするように点嵌合されており、これらの
中間ブツシユ17の小判形孔21および回転体2
2の小判形孔23と操作軸1との嵌合点はその間
隔をできるだけ大きくするように中間ブツシユ1
7の前面先端および回転体22の後端部に設けら
れている。
なお、操作軸1の後端部1Dが操作軸1の前後
動作を規制する軸規制部でもあるスイツチ部の
駆動体7に係合している部分の構成および操作軸
による本プル・プツシユスイツチ付回転操作式可
変抵抗器に操作方法は従来例と同じである。
本発明は以上の如く構成されるものであり、操
作軸1を押し込んだ状態でも、操作軸1を引いた
状態第9図でも操作軸1はその中央小判形部1C
を中間ブツシユ17の小判形孔21と回転体22
の小判形孔23で嵌合された状態は変わらないた
め、軸受18の長さは操作軸1の前後動作を規制
する軸規制部であるプル・プツシユスイツチの操
作ストローク(L)に関係なく決められる。従つて本
タイプ(プル・プツシユスイツチ付回転操作式可
変抵抗器)の全長寸法を小さくしようとする場合
に軸受18の部分での制約は中間ブツシユ17の
厚さ分のみであり、従来方式に比較して非常に有
利である。
また、操作軸1の軸振れ(軸ガタ)に対しても
操作軸1の小判形部1Cと嵌合する中間ブツシユ
17の小判形孔21と回転体22と小判形孔23
が何れも軸の形状と同形状であり、前記第2の従
来例の如く軸の方向により大きくなることはな
い。
さらに、合成樹脂製中間ブツシユ17の根元部
20に弾力性をもたせて軸受18の円形孔19に
圧入することにより、操作軸1の回転トルクを適
度の大きさに設定できるものである。
なお、上記実施例においては、操作軸の前後方
向のストロークの規制手段をスイツチ部とした
プル・プツシユ式スイツチ付回転操作式可変抵抗
器によつて説明したが、操作軸の前後方向のスト
ローク規制手段はスイツチに限定されるものでな
く従来例の第7図a,bのクラツチ切換式回転操
作式可変抵抗器のクラツチ部、第8図a,bのロ
ツク軸付回転操作式可変抵抗器のロツク機構部
のような操作軸の前後方向のストロークの規制手
段であつても良いものである。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば操作軸の
軸受長さを、操作軸の前後方向のストロークより
も小さくして、なお且つ操作軸の振れも小さくお
さえることのできる回転操作式電子部品の軸・軸
受装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の軸・軸受装置を用いたプル・
プツシユ式スイツチ付回転操作式可変抵抗器の側
断面図(操作軸を押し込んだ状態)、第2図は同
要部である操作軸の外観斜視図、第3図は同プ
ル・プツシユ式スイツチ付回転操作式可変抵抗器
の側断面図(操作軸を引いた状態)、第4図は同
他の従来のプル・プツシユ式スイツチ付回転操作
式可変抵抗器の側断面図、第5図は同要部である
他の操作軸の外観斜視図、第6図は同操作軸支持
説明図、第7図aは同クラツチ切換式回転操作式
可変抵抗器の側断面図(操作軸を押し込んだ状
態)、第7図bは同操作軸を引いた状態を示す側
断面図、第8図aは同ロツク軸付回転操作式可変
抵抗器の側断面図(操作軸がロツクされた状態)、
第8図bは同操作軸のロツクを解除した状態を示
す側断面図、第9図は本発明の一実施例の軸・軸
受装置を用いたプル・プツシユ式スイツチ付回転
操作式可変抵抗器の側断面図、第10図は同要部
であるブツシユの外観斜視図である。 1……操作軸、1C……小判形部、7……駆動
体、8……反転ばね、17……中間ブツシユ、1
8……軸受、19……円形孔、21……小判形
孔、22……回転体、23……小判形孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転操作式電子部品の軸・軸受装置におい
    て、少なくとも円形孔を有する前面軸受と、前記
    前面軸受の円形孔に軸方向には移動せず、且つ、
    回転可能に嵌合・保持される中央に小判形孔を有
    する中間ブツシユと、前記回転操作式電子部品内
    に収納された中央に小判形孔を有する回転体と、
    前記中間ブツシユの小判形孔および前記回転体の
    小判形孔に前後動作可能に、且つ、前記中間ブツ
    シユおよび回転体を共回りするように嵌合される
    操作軸と、この操作軸の前後方向の動作ストロー
    クをある範囲に規制する規制手段とで構成される
    回転操作式電子部品の軸・軸受装置。 2 中間ブツシユおよび回転体中央部の操作軸支
    持用小判形孔の形状を、中間ブツシユは前面側先
    端が小さくその他は大きく、回転体は後端が小さ
    くその他は大きくして、夫々の小径部で操作軸を
    点嵌合支持することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の回転操作式電子部品の軸・軸受装
    置。 3 中間ブツシユを合成樹脂等の成形材料で形成
    し、軸受円形孔に対する該中間ブツシユの嵌合を
    きつい嵌合にすることにより、この間のすべり摩
    擦力を大きくして、操作軸の回転トルクを重くす
    る構成としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の回転操作式電子部品の
    軸・軸受装置。
JP22892484A 1984-11-01 1984-11-01 回転操作式電子部品 Granted JPS61108108A (ja)

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JP22892484A JPS61108108A (ja) 1984-11-01 1984-11-01 回転操作式電子部品

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JPS61108108A JPS61108108A (ja) 1986-05-26
JPH0556002B2 true JPH0556002B2 (ja) 1993-08-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447234U (ja) * 1990-08-27 1992-04-22
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JPS61108108A (ja) 1986-05-26

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