JPH0318672Y2 - - Google Patents

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JPH0318672Y2
JPH0318672Y2 JP5937885U JP5937885U JPH0318672Y2 JP H0318672 Y2 JPH0318672 Y2 JP H0318672Y2 JP 5937885 U JP5937885 U JP 5937885U JP 5937885 U JP5937885 U JP 5937885U JP H0318672 Y2 JPH0318672 Y2 JP H0318672Y2
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JP5937885U
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JPS61175548U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/12Arrangements for transmitting movement to or from the flexible member
    • F16C1/16Arrangements for transmitting movement to or from the flexible member in which the end-piece is guided rectilinearly

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車のスロツトルロツドに関
し、該ロツド先端に設けたノブを押し引き作動す
ることにより、キヤブレータのスロツトルバルブ
の開度を調節するものである。
従来の技術 従来、スロツトルロツドは、第6図に示す如
く、ノブ1を取り付けたシヤフト2の先端側を、
パネル3に固定したホルダ4にブツシユ5を介し
て保持しており、操作開始時にノブ1を引くこと
によりブツシユ5内を摺動させ、シヤフト2に設
けた係止溝2aにロツクスプリング6が係止して
所定位置でロツクされるようにしている。
この種のスロツトルロツドにおいては、シヤフ
ト2の係止溝2aのピツチが粗いため、使用頻度
の高いエンジンの低速回転域での微調整が出来な
いという問題があつた。
考案の目的 この考案は上記した従来の問題を解消せんとす
るもので、シヤフトとブツシユとの間に生じる摩
擦荷重をよく使用する低速回転領域では大として
シヤフトを保持できるようにして小刻みな位置設
定を可能とし、かつ、シヤフトの引き量が大きく
と摩擦荷重を小さくするため、大きな引き操作時
における操作性の悪化を防ぐものである。
考案の構成 この考案は上記した目的を達成するためになさ
れたものであり、スロツトルロツドのシヤフトの
ノブ取付側を、パネルに固定するホルダにブツシ
ユを介して保持し、該シヤフトの外周面の一部に
軸方向に沿つて係止溝を形成し、該係止溝に係合
してシヤフトを所定位置にロツクするロツクスプ
リングを設けたものにおいて、該シヤフトの外周
面の他部に軸方向に沿つて平面に切り欠いた切欠
部を形成し、該切欠部をノブ取付側の先端部位は
切り欠きを浅くすると共に内方の部位は切り欠き
を深くしてシヤフトの厚さを薄くする一方、上記
ブツシユの内面の一部を平面とし、該ブツシユの
平面部とシヤフトの上記先端部位の切欠部との間
で生じる摩擦荷重によつてシヤフトを保持できる
ようにしたことを特徴とするスロツトルロツドを
提供するものである。
実施例 以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
第1図中、10はシヤフト、11はシヤフト1
0の先端に取り付けるノブ、12はパネル、13
はパネル12にナツト(図示せず)を介し固定す
るホルダ、15はホルダ13の先端側に内嵌する
ワツシヤ、16はホルダ13内のワツシヤ15の
背面側に取付けるブツシユ、17はホルダ13の
内側部に先端を嵌合固定するパイプであり、シヤ
フト10はワツシヤ15、ブツシユ16内を挿通
し、パイプ17内を遊挿して内端をフレキシブル
チユーブ(図示せず)に連結している。
上記シヤフト10は、金属製で、第2図および
第3図に示す形状としており、先端にノブ取付部
10aを形成し、該ノブ取付部10aに隣接した
本体先端部P1よりシヤフト10のフルストロー
クの距離Sだけ隔てた内側位置P2にかけて、段
階的に平面切欠部10bを形成している。即ち、
断面真円形としたシヤフト10の外周部の一側部
(図中、下側部)を軸方向に平面に切り欠いた状
態とし、該切り欠き深さを軸方向に異ならせ、先
端位置P1側では浅い平面切欠部10b1、内端位置
P2側では深い平面切欠部10b2を設けている。ま
た、平面切欠部10b1と10b2の間には傾斜面1
0cを形成し、これら傾斜面10cは軸方向に短
い距離としている。よつて、シヤフト10は、先
端位置P1側では厚さは厚くなり(W1)、内端位置
P2側では薄くなる(W2)。(W1>W2)例えば、
W1を6.6mm、W2を6.3mmとし、0.3mm厚さを異なら
せている。該シヤフト10の上記平面切欠部10
bを設けた側と対向する外側位置には、複数個の
ロツク用係止溝10dを軸方向に波形に連続させ
て刻設し、これらの溝10dにロツクスプリング
18が係止してシヤフト10をロツクするように
している。
上記ブツシユ16は第4図に示す形状に樹脂成
形しており、内周面16aの一部に平面部16b
を形成し、該平面部16bの中心と対向する内周
面との距離Tは、上記シヤフト10の厚さの薄い
部分の厚さW2と丁度同程度とし、他の平面切欠
部10b1はTより大とし、ブツシユ16に挟まれ
たシヤフト10にブツシユ16の圧力で摩擦荷重
が生じるようにしている。よつて、平面切欠部1
0b1で大きな摩擦荷重が生じ、平面切欠部10b2
では摩擦荷重が減少するように設定している。
上記ブツシユ16はホルダ13内に回転可能で
軸方向には移動不可に嵌合しており、よつて、シ
ヤフト10をノブ11で回転してロツク解除する
時は共回転し、シヤフト10を引き作動する時
は、シヤフト10がブツシユ16内を平面部16
bと平面切欠部10bとの間に摩擦を生じながら
移動するものである。
本スロツトルロツドにおいては、シヤフト10
とブツシユ16とを上記した形状とすることによ
り、シヤフト10を引き始めた時は、厚みW1
ある部分がブツシユ16内を摺動し、平面部16
bと平面切欠部10b1との間に大きな摩擦荷重が
発生する。よつて、シヤフト10はこの摩擦力に
よつて保持されるので小刻みな位置制御ができ
る。このシヤフト10の引き量が少ない初期操作
位置は低速回転領域で、スロツトルバルブ(図示
せず)の開度を微調節する必要があると共に、使
用頻度の多い位置であり、該位置でシヤフト10
を保持する事が多く、ブツシユ16との間に摩擦
荷重が大きいため、シヤフト10がロツク係止溝
10dとロツクスプリング18とによることなく
保持できるので微調整が可能である。
シヤフト10を上記低速回転領域より引いて、
中高速回転領域へとすると、シヤフト10の傾斜
面10c1で荷重が変化する。この傾斜面10cに
よる荷重の変化で回転領域が変わつたことを触感
で認識することが出来る。該傾斜面10cを経て
平面切欠部10b2がブツシユ平面部16bと摺接
する位置となり、摩擦荷重が減つて、引きが軽く
なる。この領域ではシヤフトは係止溝10dとロ
ツクスプリング18とによつて保持される。
効 果 以上の説明より明らかなように、この考案に係
るスロツトルロツドによれば、シヤフトに軸方向
に平面切欠部を形成する一方、ブツシユに上記平
面切欠部と摺接する平面を形成し、ブツシユに挟
まれるシヤフトの先端部位にブツシユの圧力によ
り平面切欠部に摩擦荷重を生じさせたため、シヤ
フトの引き量に応じて摩擦荷重を異ならせること
ができる。該摩擦荷重は、よく使用すると共に小
刻みな位置制御を必要とする部位では大きくな
り、よつて、シヤフトの保持ができ、かつ、引き
を重くしているため、小刻みな位置制御ができ
る。また、フルストローク引く時には、荷重を減
少させているため、引きが軽くなり、操作性がよ
い。しかも、回転領域が変わると、シヤフトの傾
斜面がブツシユの平面部と摺接して荷重の変化を
触感を通して伝えるため、回転領域が変わつたこ
とを容易に認識できる等の種々の利点を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わるスロツトルロツドの
要部断面図、第2図はシヤフト10の要部拡大
図、第3図はシヤフト10の全体図、第4図はブ
ツシユの斜視図、第5図はブツシユにシヤフトを
嵌め込んだ状態の断面図、第6図は従来のスロツ
トルロツドの一部断面図である。 10……シヤフト、10b,10b1,10b2
…平面切欠部、10c……傾斜面、11……ノ
ブ、13……ホルダ、16……ブツシユ、16b
……平面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スロツトルロツドのシヤフトのノブ取付側を、
    パネルに固定するホルダにブツシユを介して保持
    し、該シヤフトの外周面の一部に軸方向に沿つて
    係止溝を形成し、該係止溝に係合してシヤフトを
    所定位置にロツクするロツクスプリングを設けた
    ものにおいて、 該シヤフトの外周面の他部に軸方向に沿つて平
    面に切り欠いた切欠部を形成し、該切欠部をノブ
    取付側の先端部位は切り欠きを浅くすると共に内
    方の部位は切り欠きを深くしてシヤフトの厚さを
    薄くする一方、上記ブツシユの内面の一部を平面
    とし、該ブツシユの平面部とシヤフトの上記先端
    部位の切欠部との間で生じる摩擦荷重によつてシ
    ヤフトを保持できるようにしたことを特徴とする
    スロツトルロツド。
JP5937885U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0318672Y2 (ja)

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JPS61175548U JPS61175548U (ja) 1986-11-01
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