JPS6214742Y2 - - Google Patents

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JPS6214742Y2
JPS6214742Y2 JP1389781U JP1389781U JPS6214742Y2 JP S6214742 Y2 JPS6214742 Y2 JP S6214742Y2 JP 1389781 U JP1389781 U JP 1389781U JP 1389781 U JP1389781 U JP 1389781U JP S6214742 Y2 JPS6214742 Y2 JP S6214742Y2
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shaft
adjustment
bearing sleeve
center hole
manual
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JP1389781U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦式同調器に於ける手動同調機構を
構成する手動調整軸装置の改良に関するものであ
る。
押釦式同調器には、押釦の操作によりワンタツ
チでインダクタンスを変化させる押釦同調機構と
手動調整軸装置の調整軸の回転操作によりインダ
クタンスを変化させる手動同調機構が併用されて
いることは公知である。
以下第1,2,3図に基づき従来例の押釦式同
調器に於ける手動調整軸装置の構成とその不具合
点について説明する。
従来手動調整軸装置は押釦部材(図示せず)を
摺動自在に具備した器枠(図示せず)の前板袖片
1に穿設された取付孔2に、その軸筒部の外周に
ネジ4、その端部に形成された鍔5並に中心孔を
有する軸受スリーブ3を挿通すると共に、該軸受
スリーブ3を前記ネジ4に螺合するナツト7によ
り座金6を介して前板袖片1に緊締固定し、更に
前記軸受スリーブ3の中心孔に、その先端部9に
割り溝が形成され、その外周には断面鋸歯状のセ
レーシヨンが形成され更に中間に段部10を形成
した調整軸8を回転自在に嵌通すると共に、嵌通
した調整軸8の軸棒部に形成された周溝11に
は、Eリング13が軸受スリーブ3の鍔5を有す
る軸筒後端部端面に接するように係止されて、前
記Eリング13と前記調整軸8の中間段部10間
で調整軸8は軸受スリーブ3に軸承されている。
また調整軸8の後端細軸部12に平歯車14が嵌
入固着し、中間段部10には軸方向に一対の溝1
6が対設された筒状のカラー15が嵌着され、調
整軸8の先端部9とカラー15にはツマミ17,
17′がそれぞれ装着されている。また図中に於
いて、Aは手動調整軸装置の前半部、Bは後半
部、Cは先端部、Dは中間部(軸受スリーブの軸
筒長さと同一)を指示するものとする。
然し乍ら、上記のような構成であると押釦式同
調器を具えたラジオセツトを自動車等に取付けた
場合に、自動車の製造会社車種の種類に応じてラ
ジオセツトはそれぞれに各種の機種を用意しなけ
ればならない。この場合押釦式同調器の手動同調
機構を構成する手動調整軸装置の前半部Aは種々
に異なるものが要求されるが、後半部Bは、前半
部Aにかゝわらず押釦式同調器の手動同調機構に
より決定され共通であり、且前半部Aを構成する
先端部Cが機種により共通であつても中間部D
(軸受スリーブの軸筒長さと同一)が機種により
それぞれ異なるので、手動調整軸装置を構成する
軸受スリーブ3及び調整軸8はそれぞれ異なつた
長さのものを製出しなければならず、更に手動調
整軸装置の組立作業は前記したように軸受スリー
ブ3の中心孔へ調整軸8の嵌通、平歯車14の嵌
入固着、Eリング13の係止及びカラー15の嵌
着等も煩雑であり、また調整軸8は割り溝の形
成、セレーシヨンの形成、周溝11の形成及び細
軸部12の形成等と加工工数も多く、また調整軸
8をダイカスト等により成形すれば軸受スリーブ
3の長さDに合わせ、それぞれに成形型を設けな
ければならず、前記構成の手動調整軸装置は加工
コスト及び組立コストが非常に高価となり、且量
産性にも不向きといつた欠点があつた。
そこで本考案は上記した従来の欠点を克服する
ために考案されたものであり、その要旨となる点
は、手動調整軸装置を構成する部材の調整軸を調
整前半軸と調整後半軸とに分割、別部材とし、又
は前記調整後半軸を更に分割、別部材とし、これ
らの部材を軸受スリーブの中心孔内にて一体に結
合した点にある。
以下本考案に係る一実施例について第4,5,
6図に基づき説明する。
押釦部材(図示せず)を摺動自在に具備した器
枠(図示せず)の前板袖片1に穿設された取付孔
2に、端部に鍔20を具えた軸筒部の外周にネジ
19が形成され更に軸筒部に中心孔21を穿設し
た軸受スリーブ18を挿通すると共に、該軸受ス
リーブ18を前記ネジ19に螺合するナツト7に
より座金6を介して前板袖片1に緊締固定し、前
記軸受スリーブ18の軸筒先端部側(図面に向つ
て左側)の中心孔21には、先端部23に割り溝
と断面鋸歯状のセレーシヨンを有し、中間段部2
4の外周軸方向には溝25が対設され、更に後端
部には前記中間段部24に及ぶ中心穴27が形成
された軸筒部26が設けられた調整前半軸22の
前記軸筒部26が回転自在に挿入され、また前記
軸受スリーブ18の鍔20側の軸筒後端部の中心
孔21には、その中間段部30,31の後端部に
平歯車32が形成され、更にローレツト又はセレ
ーシヨン等が周設された細軸先端部29を具えた
調整後半軸28の前記細軸先端部29を中間段部
30と共に回転自在に挿入し、前記細軸先端部2
9を軸受スリーブ18に挿入した前記調整前半軸
22の軸筒部26に形成された中心穴27に嵌入
固着することにより、調整前半軸22と調整後半
軸28は一体に回転自在に軸受スリーブ18に軸
承され、また調整前半軸22の先端部23と中間
段部24にはツマミ17,17′がそれぞれ装着
されている。
また第4図ロは、同図イに対して手動調整軸装
置の前半部AがA′まで、E(A−A′=Eとす
る)だけ短くなつた構成の実施例であり、その構
成は同図イと同様であるが、軸受スリーブ18′
の軸筒長さD′が同図イの軸受スリーブ18の軸
筒長さDに対してEだけ短くなると、調整前半軸
22の軸筒部26に形成された中心穴27に、調
整後半軸28の細軸先端部29を嵌入する係合部
を前記軸筒部26の端面より深くすることによ
り、前記調整前半軸22と前記調整後半軸28は
軸受スリーブ18′の軸筒長さD′に関係なく、同
図イとそれぞれ共通部材を用いて組付出来ること
を示したものである。また調整前半軸22と調整
後半軸28の結合部である軸筒部26の中心穴2
7の軸方向と直交する断面形状と細軸先端部29
の軸方向と直交する断面形状は、円形状に限らず
多角形状等に構成出来ることは勿論である。
また第7図は本考案に係る他の実施例であり、
第4図に対して調整後半軸を更に調整後間軸と調
整後端軸に分割、別部材としたものでありその構
成を説明すると、先端部23′に割り溝が形成さ
れ且中間段部24′に軸方向に対設した溝25′を
有する調整前半軸22′の後端部の軸筒部26′を
軸受スリーブ18の軸筒先端部の中心孔21に回
転自在に挿入することは前記した第4図と同様で
あり、更に後端部に平歯車39、先端部37、中
間段部38をそれぞれ具え更に中心孔40を穿設
した調整後端軸36の前記中心孔40に、軸棒中
間部34の両端にローレツトまたはセレーシヨン
等が周設された軸棒先端部35,35′をそれぞ
れ具えた調整中間軸33の前記一端軸棒先端部3
5′が嵌入固着することにより、調整中間軸33
と調整後端軸36は一体と成り、同時に軸受スリ
ーブ18の鍔を有する軸筒後端部の中心孔21
に、前記調整後端軸36の先端部37が回転自在
に挿入されると共に、調整中間軸33の一端軸棒
先端部35が前記調整前半軸22′の軸筒部2
6′に形成された中心穴27′に嵌着され、調整前
半軸22′と調整中間軸33と調整後端軸36と
は一体に回転可能に軸受スリーブ18に軸承され
る。
即ち、本考案は上記したように、手動調整軸装
置を構成する従来同一部材であつた調整軸を調整
前半軸22と調整後半軸28とに別部材とし、こ
れらを軸受スリーブ18に穿設された中心孔21
内にて一体に嵌入固着することにより手動調整軸
装置の前半部Aが機種によりそれぞれ異なつて
も、後半部Bは機種如何にかゝわらず共通であ
り、且前半部Aを構成する先端部Cが機種により
共通のものは、調整前半軸22と調整後半軸28
は、前記調整前半軸22の軸筒部26に形成され
た中心穴27に前記調整後半軸28の細軸先端部
29を嵌入した前記軸筒部26の端面よりの係合
深さを変えることで、軸受スリーブ18の軸筒長
さDが機種により種々に異なつても、共通部材で
対応することが出来るので、軸受スリーブ18の
みを機種に合わせて種々に製出すればよく、また
割り溝の形成、セレーシヨンの形成及び従来の調
整軸に筒状のカラーを嵌着した時と同状になる様
に中間段部24等を有する調整前半軸22はダイ
カスト等により成形することにより、これらの加
工及び従来のカラーの嵌着作業を省くことが出来
る等の利点を有し、更に平歯車32及び中間段部
30,31等を有する調整後半軸28も同様にダ
イカスト等により成形することが出来るので従来
のEリングの係止及び平歯車の嵌入固着等の組立
作業を省く等の利点を有するので、これらより構
成される手動調整軸装置は加工コスト及び組立コ
ストを低減することが出来る等の利点を有し、従
来の不具合点を克服した実用上極めて有益な考案
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の手動調整軸装置の一部
裁断平面図。第2図は第1図を構成する調整軸の
斜視図。第3図は第1図を構成するカラーの斜視
図。第4図イ,ロは第1図に対応する本考案の実
施例の手動調整軸装置の一部裁断平面図。第5図
は第4図を構成する調整前半軸の斜視図。第6図
は第4図を構成する調整後半軸の斜視図。第7図
は本考案の他の実施例の一部裁断平面図。 1は前板袖片、18は軸受スリーブ、19はネ
ジ、20は鍔、21は中心孔、22は調整前半
軸、23は先端部、24は中間段部、26は軸筒
部、27は中心孔、28は調整後半軸、29は細
軸先端部、30,31は中間段部、32は平歯
車、33は調整中間軸、36は調整後端軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 端部に鍔20を設けた外周にネジ19が形成
    され、且中央に中心孔21を設けた軸受スリー
    ブ18の前記鍔20を設けた端部と相対する側
    の中心孔21に、調整前半軸22の後端部に形
    成された軸筒部26を回転自在に挿入し、更に
    前記軸受スリーブ18の鍔20を設けた側の中
    心孔21に、調整後半軸28の中間段部30を
    回転自在に挿入すると共に、前記調整後半軸2
    8の細軸先端部29を前記調整前半軸22の軸
    筒部26に形成された中心穴27に嵌入固着
    し、調整前半軸22と調整後半軸28とを一体
    に回転自在に軸受スリーブ18に軸承せしめた
    押釦式同調器に於ける手動調整軸装置。 2 調整後半軸28を調整中間軸33と調整後端
    軸36とに分割して軸受スリーブ18に調整前
    半軸22′と共に回転自在に軸承した実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の押釦式同調器に
    於ける手動調整軸装置。
JP1389781U 1981-02-03 1981-02-03 Expired JPS6214742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1389781U JPS6214742Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03

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JP1389781U JPS6214742Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03

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JPS57128243U JPS57128243U (ja) 1982-08-10
JPS6214742Y2 true JPS6214742Y2 (ja) 1987-04-15

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