JPH0124885Y2 - - Google Patents

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JPH0124885Y2
JPH0124885Y2 JP790383U JP790383U JPH0124885Y2 JP H0124885 Y2 JPH0124885 Y2 JP H0124885Y2 JP 790383 U JP790383 U JP 790383U JP 790383 U JP790383 U JP 790383U JP H0124885 Y2 JPH0124885 Y2 JP H0124885Y2
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JP
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operating shaft
variable resistor
internal gear
clamping
variable
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JP790383U
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JPS59115606U (ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は音響機器、特にカーラジオ、カーステ
レオ等のカーオーデイオのような自動車用音響機
器に利用される多連形可変抵抗器に関するもので
ある。
(従来技術の構成とその問題点) 近年、複数個の可変抵抗器を非常に小さなピツ
チで並べることができるようになつた。この結
果、可変抵抗器の操作摘まみが極めて接近して並
ぶことになり、操作時に手の指が隣の摘まみに当
り操作がしにくくなる。その対策として操作時以
外は摘まみ部を奥に押し込んでおき、必要なとき
に摘まみ部を飛び出させて操作する方式の可変抵
抗器が増加しつつある。
一方、セツトの小形化、多様化に対応する可変
抵抗器のもう一つの対応として、摘まみを引き又
は押すことにより、その摘まみで操作する可変抵
抗器を切替可能として、1個の摘まみで複数の可
変器を別々に操作できる方式のものも増加しつつ
ある。しかしながら、これらの可変抵抗器の何れ
もセツトの小形化に完全に対応することは不可能
となりつつあるという問題がある。
(考案の目的) 本考案は、このような問題の解決を図ろうとし
たもので、前記2つの方式を組合せた機能の可変
抵抗器、即ち、1個の摘まみで複数個の可変抵抗
器を別々に操作でき、しかも操作時以外は摘まみ
を奥に押し込んでおくことのできる多連可変抵抗
器を提供しようとするものである。
(考案の構成) 本考案の可変抵抗器は同一軸上に連結された2
個の可変抵抗器の夫々の回転体中央孔内周に内歯
ギヤを設けると共に、その2個の可変抵抗器を貫
通して前後にスライドできるよう配列された操作
軸に上記2個の内歯ギヤと操作軸をスライドさせ
ることにより噛合する外歯ギヤを取り付けると共
に、第1の可変抵抗器内に設けたスプリングによ
り常時外歯ギヤは第2の可変抵抗器の回転体の内
歯ギヤと噛合せ、また、可変抵抗器の同一軸線上
にロツク機構部を設け、操作軸を挾持する挾持用
ばねを設けることにより、セツトの小形化、多機
能化に対応できるようにしたものである。
(実施例の説明) 第1図は本考案の一実施例である回転式多連形
可変抵抗器の構成を示す断面図であり、〔〕は
前段可変抵抗器、〔〕は後段可変抵抗器、〔〕
はロツク機構部を示す。
これら2個の可変抵抗器の中央を操作軸1が貫
通している。この操作軸1は外部の摘まみ取付部
1Aから可変抵抗器の内部まで延びており、その
可変抵抗器貫通部1Bは第2図に示すように非円
形断面となつていて、この部分には外径部に縦方
向のローレツト状の歯を有する外歯ギヤ2が軸線
方向にはスライドできるが回転はしないように取
付けられ、軸の外側に巻かれたコイルスプリング
3の付勢力により通常は後段の可変抵抗器〔〕
の回転体4の中央孔内周に設けられた内歯ギヤ5
と噛み合つている。また、操作軸1の後端部1C
はロツク機構部〔〕の駆動体6に当接してお
り、ロツク機構がノンロツクの状態(第1図の状
態)で操作軸1は遊びを生じない状態になるよ
う、前記外歯ギヤ2の後端部の位置に設けられた
溝1Dに嵌め込まれたEリング7により位置決め
されている。
8はピアノ線等のばね性を有する材料で作られ
たU字形挾持用ばねであり(第3図参照)操作軸
1の可変抵抗器貫通部1Bより前方の円形断面部
1Eを軽く挾みつけて操作軸1の前後方向の動き
に対して摩擦抵抗を与えている。但し、この摩擦
抵抗はコイルスプリング3の付勢力より小さ目に
設定されている。
ロツク機構部〔〕はスプリング9の反発力に
抗し駆動体6をストローク分だけ押し込むことに
よりノンロツク状態からセルフロツク状態に移行
し、その状態で再度駆動体6を押すとロツクが解
除されてスプリング9の反発力により駆動体6は
元のノンロツク状態に復帰するものであり、上記
U字形挾持用ばね8の挾持力による摩擦抵抗はこ
のスプリング9の反発力よりも小さく設定されて
いる。
第1図の状態で操作軸1を回転操作すると、外
歯ギヤ2を介して回転体4が回転し、その回転体
4に保持された摺動子10が回転することにより
その摺動接点部10′が抵抗エレメント11上を
摺動回転して抵抗値が変化し、可変抵抗器〔〕
を操作することができる。
第4図は、第1図の状態から、コイルスプリン
グ3の力に抗して操作軸1を前方に引いた状態を
示す図である。
この場合、外歯ギヤ2は前記回転体4の内歯ギ
ヤ5から離れ、可変抵抗器〔〕の回転体12の
中央孔内周に設けられた内歯ギヤ13と噛み合う
ようになる。この時、操作軸1の後端部1Cもロ
ツク機構部〔〕の駆動体6から離れる。そし
て、操作軸1を引いた状態でこれを回転操作する
と、外歯ギヤ2を介して回転体12が回転し、そ
の回転体12に保持された摺動子14の摺動接点
部14′が抵抗エレメント15上を摺動回転し可
変抵抗器〔〕を操作することができる。そし
て、可変抵抗器〔〕を操作した後、操作軸1に
加えていた引張力を除くと、コイルスプリング3
の付勢力により外歯ギヤ2及び操作軸1は再び第
1図の状態に戻る。
第5図は第1図の状態からさらに操作軸1を押
し込んだ状態を示す図である。
この場合は、操作軸1の後端部1Cがロツク機
構部〔〕の駆動体6をスプリング9の反発力に
抗して押すことにより、ノンロツク状態からロツ
ク状態まで押し込んでいる。この時Eリング7は
外歯ギヤ2の後端部から離れるが、外歯ギヤ2は
コイルスプリング3の付勢力により回転体4の内
歯ギヤ5と噛み合つた状態で留つている。また操
作軸1は前記円形断面部1Eを挾持用ばね8に挾
みつけられているためその摩擦抵抗により、ロツ
ク機構部〔〕の駆動体6がロツクされて止まつ
た位置に留つている。
本考案の多連可変抵抗器を使用したセツト(第
6図参照)において、この状態は摘まみ部が前面
パネルの面まで引つ込んでいることになる。
この状態から再度操作軸1を押すと、ロツク機
構部〔〕の駆動体6はそのロツクが解除され、
スプリング9の反発力により押され、従つて操作
軸1も押し戻されて第1図の状態に復帰する。
第7図はU字形挾持用ばね8により挾みつけら
れる操作軸1の円形断面部1Eの外径を、操作軸
1を押し込まない状態では細く、操作軸1を押し
込んだ状態では太くなるようにしてばね8の挾持
力を変化させるものであり、その作用は操作軸1
の挾持力を最も必要とする操作軸を押し込んだ状
態(ロツク機構〔〕がロツクした状態)で挾持
力を最大にし、挾持力を最も必要としない状態
(ロツク部〔〕の駆動体6と外歯ギヤ2により
操作軸1の位置が規制されるノンロツク状態)で
は挾持力を最小にしようとするものである。
第8図はU字形挾持用ばね8により挾みつけら
れる操作軸1の挾持部のうち、外歯ギヤ2挿入部
1Bに近い大径部1Fの径を第1〜第5図の実施
例よりも大きくすると共に、操作軸1を引いて、
外歯ギヤ2が前段可変抵抗器〔〕の回転体12
の内歯ギヤ13と噛み合う位置において挾持用ば
ね8が挾みつける操作軸の小径部1Gの径を再び
細くしておき、これら大径部1Fと小径部1Gの
段差の部分で操作軸1の前後方向に加えられる抵
抗を前述のコイルスプリング3が撓んだ時の反発
力よりも強くしておくことにより、操作軸1を引
いて可変抵抗器〔〕を操作する場合に、常に操
作軸1に引張力を加えていなくても軸がその位置
で前後方向にロツクされているので回転操作が容
易にできるものである。この場合、可変抵抗器
〔〕を操作(調整)した後操作軸1に押し力を
加えることにより、また第1図の状態に戻ること
は勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、同一軸線上に
2個の可変抵抗器とロツク機構を連設し、夫々の
可変抵抗器の回転体内に内歯ギヤを、また、操作
軸のスライドに伴ないそれら内歯ギヤと噛合する
外歯ギヤを操作軸にそれぞれ設け、また操作軸を
挾持する挾持用ばねを設けているため、この種の
クラツチ構造の可変抵抗器にロツク機構を付加す
ることが可能となり、操作軸の径をロツク状態で
大きくし、ノンロツク状態では小さくしたことに
より、ロツク状態が確実に保障されると共に、ノ
ンロツク状態での操作感触への影響を小さくする
ことが可能となつた。また、操作軸に細径部を設
け、操作軸を引張つた状態で挾持ばねが細径部を
挾みつける構造としたことにより引張り状態にお
いてのロツクが可能になる等の効果を有するもの
である。また、ロツク機構にさらに切替スイツチ
の機能を付加してロツクスイツチとすれば、本考
案の多様性は更に高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である回転式多連形
可変抵抗器の構成を示す断面図、第2図及び第3
図は第1図における要部の構造を示す図、第4図
及び第5図は第1図に示した実施例の各種操作時
における状態を示す断面図、第6図は本考案の多
連形可変抵抗器をセツトに装着した場合の説明
図、第7図及び第8図は本考案の他の実施例を示
す断面図である。 〔〕……前段可変抵抗器、〔〕……後段可
変抵抗器、〔〕……ロツク機構部、1……操作
軸、2……外歯ギヤ、3……コイルスプリング、
4,12……回転体、5,13……内歯ギヤ、6
……駆動体、7……Eリング、8……U字形挾持
用ばね、9……スプリング、10,14……摺動
子、10′,14′……摺動接点、11,15……
抵抗エレメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同一軸線上に連結された二個の回転操作式可
    変抵抗器の夫々の回転体中央孔内周に内歯ギヤ
    を設けると共に、その二個の可変抵抗器を貫通
    して前後にスライドできる様配列された操作軸
    に対し、その可変抵抗器を貫通する部分を非円
    形とし上記両可変抵抗器の回転体孔内周の内歯
    ギヤと噛合う外歯ギヤを、軸線方向には一定の
    範囲でスライドできるが回転はしないように取
    付け、スプリングの付勢力により通常は後方の
    回転体の内歯ギヤと噛合う様押しておくと共
    に、その操作軸の可変抵抗器貫通部とツマミ取
    付部との間の円形断面部を挾持用ばねにより軽
    く挾みつけ、又操作軸の後端はプツシユ操作さ
    れることによりロツク状態およびノンロツク状
    態を交互に繰返すロツク機構部の駆動体に当接
    させたことを特徴とする多連形可変抵抗器。 (2) 操作軸の挾持用ばねで挾まれる部分の外径
    を、ロツク機構部のストロークによる操作軸の
    スライド位置により変化させ、ロツク機構がノ
    ンロツクの状態では挾持部の外径を小さく、ロ
    ツク状態では大きくして挾持用ばねによる挾持
    力を変化させるようにしたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の多連形可変
    抵抗器。 (3) 操作軸の挾持部から外歯ギヤ挿入部にわたつ
    て挾持部よりも大きい径の部分と再び細くなる
    第二の細径部を設け、操作軸を引いて外歯ギヤ
    を後段可変抵抗器の回転体内歯ギヤとの噛合い
    から前段可変抵抗器の回転体内歯ギヤとの噛合
    いへ移行させるときに、挾持用ばねが上記第二
    の細径部を挾みつける構成としたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項
    に記載の多連形可変抵抗器。
JP790383U 1983-01-25 1983-01-25 多連形可変抵抗器 Granted JPS59115606U (ja)

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JP790383U JPS59115606U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 多連形可変抵抗器

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JPS59115606U JPS59115606U (ja) 1984-08-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61142703A (ja) * 1984-12-17 1986-06-30 松下電器産業株式会社 回転形電子部品

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JPS59115606U (ja) 1984-08-04

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