JPH0440242Y2 - - Google Patents

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JPH0440242Y2
JPH0440242Y2 JP1984166420U JP16642084U JPH0440242Y2 JP H0440242 Y2 JPH0440242 Y2 JP H0440242Y2 JP 1984166420 U JP1984166420 U JP 1984166420U JP 16642084 U JP16642084 U JP 16642084U JP H0440242 Y2 JPH0440242 Y2 JP H0440242Y2
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JP
Japan
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knob
shaft
knobs
operating
operating knob
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JP1984166420U
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JPS6183003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本発明は、車載用音響機器などに用いて好適な
回転操作つまみ機構に関する。
〔考案の背景〕
従来の回転操作つまみ機構、例えばカーステレオ
などにおいてそのボリユームやバランス等をコン
トロール操作するための回転操作つまみ機構は、
ボリユーム調整用、バランス調整用等の各種回転
操作摘子の操作用ノブがフロントパネルに設けた
各凹所から常時突出した状態に設けられている。
そのため、このようにノブが突出した構造の回転
操作つまみ機構を有する音響機器類を例えばカー
ステレオなどとして自動車に積載すると、その突
出部分が急停車時などに搭乗者を傷つける惧れが
あるため、走行安全性の見地から危険であるとさ
れていた。
そこで従来提案として、実公昭53−1557号公報
に記載されるように、操作用ノブがフロントパネ
ルの凹所から出没自在となるように設け、使用時
にはノブを突出させて回転操作可となし不使用時
にはノブを凹所内に陥没させてフロントパネルと
同一面またはそれ以下となす構造の回転操作つま
み機構が知られている。しかしながら、かかる従
来機構は、スペース有効利用のためにカーステレ
オなどで広く採用されている2軸構造の操作摘子
に対しては考慮されていなかつた。つまり、内側
操作摘子が例えばボリユーム調整用で外側操作摘
子が例えばバランス調整用というように互いに独
立に回転操作される2種類の摘子が内軸および外
軸として配されて、フロントパネル上の限られた
スペースでも余裕をもつて各種操作摘子の回転操
作が行えるようにした2軸構造のものについて
も、そのノブ突出構造を改善する必要があつた。
〔考案の目的〕
本発明はこうした従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、内側
操作摘子と外側操作摘子とを有する2軸構造の操
作摘子の突出構造を改善し、より一層の安全性を
確保した回転操作つまみ機構を提供するにある。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本考案は、内側操
作摘子の内軸ノブと外側操作摘子の外軸ノブとが
フロントパネルの同一凹所から出没自在であつ
て、突出位置における内軸ノブのプツシユ操作に
よつて両摘子が一体に陥没位置へと移動するとと
もに、突出位置ならびに陥没位置における内軸ノ
ブのプツシユ操作にそれぞれ応動して内側操作摘
子を係止状態ならびに係止解除状態となすプツシ
ユロツク機構と、両摘子をそれぞれ突出位置へと
付勢する第2のばねとを設け、操作時にはパネル
から外側つまみと内側つまみを相互に離れて突出
させ、一方、非操作時には内側つまみを一部、外
側つまみ内に収納させた状態でパネル内に陥没す
るようにしたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図、第2図はそれぞれ、本考案の一実施例
に係る2軸構造の操作摘子の操作用ノブの出没位
置を示す側面図であつて、符号1はカーステレオ
のフロントパネル、2はボリユーム調整用の内側
操作摘子、3はバランス調整用の外側操作摘子で
あり、これら両摘子2,3はそれぞれ、その回転
操作に伴い抵抗値が変化する回転型可変抵抗器と
組み合わされている。そして、内側操作摘子2は
内軸ノブ4と回転軸5とを、また外側操作摘子3
は外軸ノブ6と回転軸7とを有し、両摘子2,3
はいずれも軸方向に移動可能であつて、その軸方
向移動によつて前記内外軸両ノブ4,6がフロン
トパネル1に設けられている凹所8から出没自在
となつている。
第1図は摘子使用時の状態を示すものであり、
内外軸両ノブ4,6は凸形状をなして前記凹所8
から突出した位置に保持されていて、これら両ノ
ブ4,6は互いに独立に回転操作可となつてい
る。すなわち、より突出している内軸ノブ4を回
転操作することによつてカーステレオのボリユー
ムが調整され、その外側後方に突出している外軸
ノブ6を回転操作することによつて左右のスピー
カーのバランスが調整される。
そして、これら両ノブ4,6を回転操作する必
要のない摘子不使用時には、より突出している内
軸ノブ4の先端部を第1図の矢印方向に手指等で
プツシユ操作すれば、まず該内軸ノブ4のみが軸
方向移動して外軸ノブ6の内底面に当接し、さら
にプツシユ操作によつて両ノブ4,6はフロント
パネル1の凹所8内に一体に収納され、第2図に
示すように内側および外側操作摘子2,3はフロ
ントパネル1から突出することなく保持される。
また、こうして凹所8内の陥没位置に収納されて
いる内外軸両ノブ4,6を回転操作したいときに
は、内軸ノブ4の先端部を第2図の矢印方向に再
びプツシユ操作すれば、両ノブ4,6はそれぞれ
ばね力によつて凹所8から突出して第1図の状態
に戻り、回転操作可となる。つまり、第1図に示
す突出状態における内軸ノブ4への第1回目のプ
ツシユ操作により、第2図に示すように両ノブ
4,6は共に凹所8内に収納されてフロントパネ
ル1と同一面またはそれ以下に保持され、この陥
没状態における内軸ノブ4への第2回目のプツシ
ユ操作により、両ノブ4,6は再び突出して第1
図の状態となる。
次に、このように2軸構造の操作摘子を互いに
連動させて所望の出没位置に設定する機構につい
て説明する。
第3図、第4図はそれぞれ、かかる出没位置設
定機構を動作別に示した断面図であつて、符号9
はケース、10はハートカム、11は該カートカ
ム10を支持する板ばね、12は内側操作摘子2
の回転軸5の後端部に固着された駆動体であり、
該駆動体12の滑動部12aは前記ハートカム1
0に常時係合してプツシユロツク機構が構成され
ている。13は内側操作摘子2を図面右手方向に
付勢する第1のばね、14は外側操作摘子3を図
面右手方向に付勢する第2のばねである。15,
16はそれぞれ内側および外側操作摘子2,3と
組み合わされてその回転量に応じて抵抗値を変化
させる回転型可変抵抗器であり、これら可変抵抗
器15,16はそれぞれ、絶縁ケース17,18
や摺動子受19,20や摺動子21,22や抵抗
基板23,24等から構成されている。なお、2
5,26はそれぞれ内側および外側操作摘子2,
3のストツパーである。
第3図は摘子使用時の状態を示したものであ
り、このように内軸ノブ4と外軸ノブ6とがフロ
ントパネル1の凹所8から突出した位置にあると
きは、両ノブ4,6の回転操作に応じてそれぞれ
摺動子受19,20が回転し、その摺動子21,
22が抵抗基板23,24上を摺動して所望の抵
抗値が得られ、ボリユームもしくはバランスのコ
ントロール操作が可能となる。
そして、内外軸両ノブ4,6を回転操作する必
要のない摘子不使用時には、既述したように内軸
ノブ4の先端部をプツシユ操作し、まず第1のば
ね13が押し縮められていき、所定量プツシユさ
れた内軸ノブ4が外軸ノブ6の内底面6aに当接
した後は第2のばね14も押し縮められていき、
駆動体12の滑動部12aがハートカム10の係
止溝(図示せず)に進入係止されたところでロツ
クされて第4図の状態となり、両ノブ4,6は凹
所8内の陥没位置に保持される。
さらに、第4図の状態において、凹所8内に収
納されている内軸ノブ4の先端部を再びプツシユ
操作すれば、駆動体12の滑動部12aがハート
カム10の前記係止溝から脱して、内側操作摘子
2は第1のばね13の復元力により、また外側操
作摘子3は第2のばね14の復元力により、それ
ぞれ付勢されて凹所8から突出し、駆動体12が
ストツパー25に当接しストツパー26が絶縁ケ
ース18に当接したところで内外軸両ノブ4,6
の突出位置が保持され、第3図の状態となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、操作
時、操作軸のともまわりを防ぐとともに操作も簡
便となり、非操作時には軸長を短くしてコンパク
トに凹所内に収納でき、かつ、従来のように両ノ
ブが常時突出している場合に比べて安全性が増し
ている。特に、2軸構造が広く採用されている車
載用音響機器に本考案を実施すれば、走行安全性
に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本考案による2軸構造の回転操作
つまみ機構の一実施例に係り、第1図は内軸ノブ
および外軸ノブの突出位置を示す側面図、第2図
はこれら両ノブの陥没位置を示す側面図、第3図
は内側および外側操作摘子の出没位置を設定する
機構の摘子使用時における状態を示す断面図、第
4図は該出没位置設定機構の摘子不使用時におけ
る状態を示す断面図である。 1……フロントパネル、2……内側操作摘子、
3……外側操作摘子、4……内軸ノブ、5,7…
…回転軸、6……外軸ノブ、8……凹所、10…
…ハートカム、12……駆動体、13……第1の
ばね、14……第2のばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内軸ノブにより回転操作される内側操作摘子
    と、これと独立に外軸ノブにより回転操作される
    外側操作摘子とを備え、前者の回転軸外周面が後
    者の回転軸内周面と対向し、かつ前記内軸ノブお
    よび外軸ノブがフロントパネルに設けられた同一
    の凹所から凸形状をなして突出する2軸構造の回
    転操作つまみ機構において、前記内側および外側
    操作摘子が軸方向に移動可能であつて前記内外軸
    両ノブがフロントパネルの前者凹所から出没自在
    であり、かつ突出位置における内軸ノブのプツシ
    ユ操作に伴い内側操作摘子が外側操作摘子に当接
    して両摘子が一体に前記凹所内の陥没位置へと移
    動するとともに、前記内側および外側操作摘子の
    回転軸後端部側に、突出位置における内軸ノブの
    プツシユ操作に応動して内側操作摘子を係止状態
    となし陥没位置における同プツシユ操作に応動し
    て内側操作摘子を係止解除状態となすプツシユロ
    ツク機構と、内側操作摘子を突出位置へと付勢す
    る第1のばねと、外側操作摘子を突出位置へと付
    勢する第2のばねとを設け、 操作時にはパネルから外側つまみと内側つまみ
    を相互に離れて突出させ、一方、非操作時には内
    側つまみを一部、外側つまみ内に収納させた状態
    でパネル内に陥没するようにしたことを特徴とす
    る回転操作つまみ機構。
JP1984166420U 1984-11-05 1984-11-05 Expired JPH0440242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984166420U JPH0440242Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

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JP1984166420U JPH0440242Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183003U JPS6183003U (ja) 1986-06-02
JPH0440242Y2 true JPH0440242Y2 (ja) 1992-09-21

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JP1984166420U Expired JPH0440242Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230771A (ja) * 2011-08-26 2011-11-17 Tokai Rika Co Ltd シフト装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925987A (ja) * 1972-06-27 1974-03-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025846Y2 (ja) * 1980-10-15 1985-08-03 松下電器産業株式会社 操作軸装置

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Publication number Publication date
JPS6183003U (ja) 1986-06-02

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