JPH0334810Y2 - - Google Patents

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JPH0334810Y2
JPH0334810Y2 JP1982139999U JP13999982U JPH0334810Y2 JP H0334810 Y2 JPH0334810 Y2 JP H0334810Y2 JP 1982139999 U JP1982139999 U JP 1982139999U JP 13999982 U JP13999982 U JP 13999982U JP H0334810 Y2 JPH0334810 Y2 JP H0334810Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は、ラジオその他音響機器に使用され
るスイツチ又はボリユーム等に取り付けられてい
る押釦操作軸のプツシユ・プツシユ機構に係り、
殊に確実な動作が可能な押釦操作軸のプツシユ・
プツシユ機構に関する。
通常カーラジオは運転中にチユーニング、音量
等の調整ができるように比較的運転者の身体の近
くの場所に取り付けられている。そのため、例え
ば音量調整用のボリユームの操作軸に運転中何か
の拍子で身体の一部が触れることがあり、これに
よつて操作軸が回転して不意に音量が上つたり、
反対に聞えなくなつたりする。そして、このよう
な不意の出来事は自動車が混雑している場合に生
じると重大な運転事故に結びつく。このため、安
全対策として、音量調整用ボリユームにあつては
調整を終えたら操作軸を押込んでパネル面からあ
まり突出しないようにし、操作が必要な時にのみ
操作軸を突出させるようにした押釦操作軸のプツ
シユ・プツシユ機構が提案され、実用化されてい
る。
従来の押釦操作軸のプツシユ・プツシユ機構と
しては、例えば第1図〜第2図に示すようなもの
がある。
図中、符号1はボリユームを内蔵するボリユー
ム本体であり、ボリユーム本体1の後部にはプツ
シユ・プツシユ機構を収容する枠体2が連結さ
れ、枠体2の内部にはボリユーム本体1を貫通し
た操作軸3が摺動自在に突出している。
枠体2の内部に突出している操作軸3の一端に
は細径の中間部3aと、中間部3aの先端に更に
細径に加工された端部3bを有し、該端部3bの
先端部には溝3cが設けられている。その操作軸
3の端部3bにはツバ部4aを有する円筒状の駆
動部材4がツバ部4a側から挿入され、溝3cに
C形リング5が嵌め付けられている。これによ
り、駆動部材4は操作軸3と一体となつて押圧方
向に移動可能となると共に、回転方向には回転自
在となる。また、駆動部材4には、ツバ部4aよ
り直角方向に突出する動作ピン4bが設けられて
いる。
枠体2の底面に形成された凹部2aにコイルス
プリング6が装着され、この上にカム体7が載せ
られている。
カム体7の下面には先端にカギ状の係止部7a
を有する4本の取付脚7bが形成され、カム体7
の上面にはハートカム溝7cと、ハートカム溝7
cの一端から長手方向の端部まで延長する直線状
の案内溝7dとが形成されている。そして、カム
体7の下面に形成した取付脚7bがそれぞれ枠体
2の対応する穴2bに挿入されてカム体7はコイ
ルスプリング6により付勢され、枠体2の内壁に
案内されて上下に移動可能となつている。
更に、操作軸3の端部3bに装着した駆動部材
4にはコイルスプリング8の一部が嵌挿され、コ
イルスプリング8の一端が枠体2の長手方向側板
に当接させられ、他端が駆動部材4のツバ部4a
に当接させられて駆動部材4を介して、操作軸3
がコイルスプリング8の弾力により押し込み方向
とは逆方向に付勢させられている。また、駆動部
材4の動作ピン4bはコイルスプリング8によつ
て操作軸3に向けて付勢されたカム体7の案内溝
7dの圧接状態に係合させられている。
9は枠体2の開口面を覆うカバーで、枠体2の
突片2cにより固定されている。
従つて、操作軸3をコイルスプリング8の弾力
に抗して押し込むと、駆動部材4の動作ピン4b
が案内溝7dに案内されて移動し、操作軸3の押
し込みを続行すると動作ピン4bはハートカム溝
7cとの係合を開始し、更に操作軸3を押し込め
ば押し込み量に応じて動作ピン4bは回動しなが
らハートカム溝7cに沿つて移動する。そして、
ハートカム溝7cの往路に突き当つた位置で押圧
を解除すると、動作ピン4bはコイルスプリング
8の弾力によりハートカム溝7cの中間位置に至
つて係止され、押し込み状態が維持される。つい
で、再度操作軸3を押し込めば、動作ピン4bは
ハートカム溝7cの中間位置から脱して復路に入
り、以後押し込みを解除すれば、コイルスプリン
グ8の弾力によつて動作ピン4bは元の位置に復
帰する。
しかしながら、このような従来の押釦操作軸の
プツシユ・プツシユ機構にあつては、駆動部材4
と共に操作軸3を操作軸3の押し込み方向と逆方
向に付勢するコイルスプリング8が一端を枠体2
の長手方向側板に当接させ、他端を駆動部材4の
ツバ部4aに当接させるよう枠体2内に設けられ
ているため、操作軸3を押し込んで押し込み状態
に一時的に維持させる場合、コイルスプリング8
がその弾力に抗して圧縮されると、コイルスプリ
ング8にねじれようとする応力が生じる。従つ
て、駆動部材4の動作ピン4bがハートカム溝7
cに沿つて移動し、ハートカム溝7cの往路に突
き当つた位置に至り、ハートカム溝7cの中間位
置にある谷に落ちて止まるのが通常であるが、コ
イルスプリング8のねじれ応力の影響を受けて回
転力を与えられ、中間位置にある谷を通過して復
路にある一番深い谷まで移動してしまいハートカ
ム溝7cの中間位置に係止されないことが起ると
いう問題点があつた。
本願考案は、従来の押釦操作軸のプツシユ・プ
ツシユ機構が、操作軸の押圧操作時にスプリング
の弾発付勢力によつて駆動部材の回転が規制され
ることにより、カム体のハートカム溝内を滑らか
に案内されなくなる結果、操作軸のプツシユ・プ
ツシユ動作が確実に行なわれなくなることを防止
しようとするものである。
この目的を達成するために、本願考案にかかる
押釦操作軸のプツシユ・プツシユ機構では、 駆動部材は、操作軸の中間部側に位置する第1
の駆動部材と操作軸の先端部側に位置する第2の
駆動部材とからなり、この第1、第2の駆動部材
は当接状態で各々単独に回動可能に装着されると
共に、この第2の駆動部材はスプリングにより第
1の駆動部材側に弾発付勢され、 第1の駆動部材の周面に第1の動作ピンが突設
されると共に、第2の駆動部材の周面にこの第1
の動作ピンと反対方向に延びる第2の動作ピンが
突設され、 一対の側壁部の下部に、複数の固定接点を操作
軸の軸方向に配列した基板が配設されると共に、
この基板の上方であつて第2の駆動部材の下方
に、第2の動作ピンの往復動を許容しつつ第2の
駆動部材の方向変換直前に第2の動作ピンに押さ
れる案内部材が配設され、 この案内部材に固定接点に接触導通するクリツ
プが設けられていることを特徴とする。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第3図〜第5図はこの考案の一実施例を示す図
である。
まず構成を説明すると、図中、符号11はボリ
ユーム本体で、該ボリユーム本体の内部には図示
しないが、絶縁基板上に印刷等の手段で抵抗体を
形成したステータと、ステータと対向して抵抗体
上を摺動する導電体からなる摺動子を支持したロ
ータが配設されている。ロータはボリユーム本体
11を貫通して一端を後部に突出させた摺動自在
な操作軸12に、回転方向のみに操作軸12の回
動と一体に回動するように固定されている。
操作軸12はボリユーム本体11の後部に位置
する細径の中間部12a及び中間部12aの先端
に更に細径に加工された端部12bを有し、端部
12bの先端部には溝12cが設けられている。
ボリユーム本体11内のロータは中間部12a
に回転方向にのみ係合するようになつている。
13はボリユーム本体11の後部に連結された
一側部と底部が開放されている箱形状の枠体であ
り、操作軸12の中間部12aと端部12bとを
有する一端は枠体13内に突出している。枠体1
3の開放された一側部の天井部側にはカム体係止
用凹部13aが設けられており、開放された底部
には絶縁基板係止用溝部13bが設けられてお
り、閉鎖された一側部にはコイルスプリング嵌込
用穴13cが設けられている。
枠体13の開放された一側部に設けられている
カム体係止用凹部13aにカム体14の一端両側
に設けられた棒状支持体14aが枢着状態に係合
させられてカム体14が枠体13に上下方向に回
動自在に取り付けられている。そのカム体14の
天面部側表面にはコイルスプリング係止用円形突
起14bが設けられており、底部側表面にはハー
トカム溝14cとハートカム溝14cの一端から
長手方向の端部まで延長する直線状の案内溝14
dとが形成されている。そして、カム体14は枠
体13の天面とコイルスプリング係止用円形突起
14bとの間に装着されたコイルスプリング15
により常時操作軸12に向けて回動するよう付勢
されている。また、枠体13の開放された底部に
設けられた係止用溝部13bに固定端子16を有
する絶縁基板17の両側が係合されて絶縁基板1
7が枠体13に取り付けられている。絶縁基板1
7から枠体13内に突出する固定端子16の先端
にはクリツプ18が嵌め付けられている。クリツ
プ18は枠体13内に操作軸12の押し込み方向
に摺動自在に配設された案内部材19に設けられ
たクリツプ係止用角溝19aに挿着されている。
その案内部材19には操作軸12の押し込み方向
に延びるスリツト状の案内溝19bが形成されて
いる。
一方、操作軸12の端部12bにはツバ部20
aを有する円筒状の第1駆動部材20とツバ部2
1aを有する円筒状の第2駆動部材21とが順次
これら両ツバ部20a,21aが隣り合うように
挿入され、溝12cにE形リング22が嵌め付け
られている。これにより、第1及び第2駆動部材
20,21は操作軸12と一体となつて押圧方向
に移動可能になると共に回転方向には回転自在と
なる。
また、第1及び第2駆動部材20,21のツバ
部20a,21aにはそれぞれツバ部20a,2
1aより直角方向に突出する動作ピン20b,2
1bが設けられている。第1駆動部材20の動作
ピン20bはコイルスプリング15によつて操作
軸12に向けて回動状態に付勢されたカム体14
の案内溝14dに圧接状態に係合されている。ま
た、第2駆動部材21の動作ピン21bは案内部
材19の案内溝19bに係合させられている。
更に、操作軸12の端部12bに装着した第2
駆動部材21にはコイルスプリング23の一部が
嵌挿され、コイルスプリング23の一端が枠体1
3の閉鎖された側部に形成されたコイルスプリン
グ嵌込用穴13cに挿着され、他端が第2駆動部
材21のツバ部21aに当接させられて第2駆動
部材21を介し第1駆動部材20と操作軸12と
がコイルスプリング23の弾力によつて操作軸1
2の押し込み方向とは逆方向に付勢されている。
24はボリユーム本体11に枠体12を回動状態
に連結するための取付枠である。次に押釦操作軸
のプツシユ・プツシユ機構の組立について説明す
る。
まず、ボリユーム本体11を貫通して一端を後
部に突出させた操作軸12の端部12bに第1駆
動部材20と第2駆動部材21とをこれらのツバ
部20a,20aが隣り合うように挿入して溝1
2cにE形リング22に取り付ける。これによ
り、第1及び第2駆動部材20,21は操作軸1
2と一体となつて押し込み方向に移動可能となる
と共に、回転方向には回転自在となる。
次に、絶縁基板17にクリツプ係止用角溝19
aにクリツプ18を挿入した案内部材19をクリ
ツプ18が固定端子16の先端を挾み込むように
組み合わせる。
一方、スプリング係止用円形突起14bにコイ
ルスプリング15が係合されたカム体14の棒状
支持体14aを枠体13のカム体係止用凹部13
aに枢着状態に係合させてカム体14を枠体13
に組み合わせる。
そして、枠体13には案内部材19を組み合わ
せた絶縁基板17の両側を枠体13の係止用溝部
13bに係合させて絶縁基板17を組み込む。
しかる後に操作軸12の端部12bに装着した
第2駆動部材21にコイルスプリング23を嵌挿
し、ついでコイルスプリング23の一端を枠体1
3の閉鎖された側部に形成されたコイルスプリン
グ嵌込用穴13cに嵌め込んだ状態で第1駆動部
材20と第2駆動部材21とを枠体13に挿入す
る。このとき、第1駆動部材20の動作ピン20
bをカム体14の案内溝14dに係合させると共
に第2駆動部材21の動作ピン21bを案内部材
19の案内溝19bに係合させ、動作ピン21b
が案内溝19bを、動作ピン20bが案内溝14
dから引き続きハートカム溝14cに沿つてそれ
ぞれ移動するように第1及び第2駆動部材20,
21を枠体13に挿入する。
そして、最後に枠体13に嵌め付けた取付枠2
4でボリユーム本体11に枠体13を連結するこ
とによつて、この考案に係る押釦操作軸のプツシ
ユ・プツシユ機構の組立は完了する。次に作用を
説明する。
操作軸12をコイルスプリング23の弾力に抗
して押し込むと、第1駆動部材20の動作ピン2
0bがカム体14の案内溝14dに案内されて移
動すると共に第2駆動部材21の動作ピン21b
が案内部材19の案内溝19bに案内されて移動
する。そして、操作軸12を更に押し込んでゆく
と、第2駆動部材21の動作ピン21bが案内溝
19bの端面に当り、その後は案内部材19も操
作軸12と共に移動し、クリツプ18にて固定端
子16における接点の開閉が行われる。一方、第
1駆動部材20の動作ピン20bはハートカム溝
14cとの係合を開始する。更に、操作軸12を
押し込んでいくと動作ピン20bはハートカム溝
14cに沿つて移動する。そして、ハートカム溝
14cの往路に突き当つた位置で谷に落ち、全移
動が完了する。そこで、操作軸12の押し込みを
解除すると、動作ピン20bは圧縮されたコイル
スプリング23の弾力によつて押し戻され、ハー
トカム溝14cの中間位置に至つて係止され、押
し込み状態が維持される。このとき、圧縮された
コイルスプリング23にはねじれようとするねじ
り応力が生じており、そのねじり応力は第2駆動
部材21に作用するが、第2駆動部材21の動作
ピン21bが案内部材19の案内溝19bに係合
されて第2駆動部材21は操作軸12に対して回
動することはないので、第1駆動部材20にはコ
イルスプリング23の押し込方向とは逆方向の弾
力のみが作用することとなり、動作ピン20bが
ハートカム溝14cの中間位置にある谷を通過し
て復路である一番深い谷まで移動して係止されな
いことはなく、ハートカム溝14cの中間位置で
確実に係止されることとなる。
また、操作軸12の押し込み状態を解除する場
合は、再度、操作軸12を押し込めば、第1駆動
部材20の動作ピン20bはハートカム溝14c
の中間位置から脱して復路にある深い谷に落ち
る。そこで、操作軸12の押し込みを解除すれば
コイルスプリング23の弾力によつて動作ピン2
0bは元の位置に復帰する。それと同時に案内部
材19も第2駆動部材21の動作ピン21bが復
動することにより元の位置に復帰する。
また、この実施例では、操作軸12が押し込み
状態に一時的に維持されている場合にコイルスプ
リング23により第2駆動部材21を介して付勢
された第1駆動部材20の動作ピン20bがカム
体14を操作軸12の押し込み方向とは逆方向に
引張つても、枠体13内に操作軸12と直行する
方向で回動可能に配設されたカム体14は操作軸
12に向けてコイルスプリング15により付勢さ
れて第1駆動部材20の動作ピン20bに圧接さ
れているので、カム体14の回動が規制され、動
作ピン20bの移動に伴いカム体14が追従して
回動するため、係止位置が常に一定して動作フイ
ーリングが極めて良好となつている。
更に、この実施例では枠体13内に配設され、
操作軸12の押し込み方向に延びるスリツト状の
案内溝19bを有する案内部材19は操作軸12
の押し込み時に第2駆動部材21の動作ピン21
bによつて操作軸12の押し込み方向に移動させ
られる。従つて、案内部材19は内蔵されている
クリツプ18により固定端子16における接点の
開閉を行うスイツチ操作体として機能するように
構成されているが、案内部材19本来の機能だけ
を果すように枠体13にクリツプ18を固定して
配設しても良いことは勿論である。
以上説明してきたように、この考案によれば、
駆動部材は、操作軸の中間部側に位置する第1の
駆動部材と操作軸の先端部側に位置する第2の駆
動部材とからなり、この第1、第2の駆動部材は
当接状態で各々単独に回動可能に装着されると共
に、この第2の駆動部材はスプリングにより第1
の駆動部材側に弾発付勢され、 第1の駆動部材の周面に第1の動作ピンが突設
されると共に、第2の駆動部材の周面にこの第1
の動作ピンと反対方向に延びる第2の動作ピンが
突設され、 一対の側壁部の下部に、複数の固定接点を操作
軸の軸方向に配列した基板が配設されると共に、
この基板の上方であつて第2の駆動部材の下方
に、第2の動作ピンの往復動を許容しつつ第2の
駆動部材の方向変換直前に第2の動作ピンに押さ
れる案内部材が配設され、 この案内部材に固定接点に接触導通するクリツ
プが設けられているので、操作軸の押し込み時に
圧縮されたコイルスプリングにねじり応力が生じ
ても第2駆動部材は操作軸に対して回動すること
はないので、第1駆動部材にはコイルスプリング
の押し込み方向とは逆方向の弾力のみが作用する
こととなり、第2駆動部材の動作ピンはコイルス
プリングによるねじり応力の影響を受けず、カム
体のハートカム溝の中間位置でしつかりと係止さ
れ、しかも振動や衝撃によつても係止が解除され
ず、スムーズに確実にプツシユ・プツシユ動作が
行われるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦操作軸のプツシユ・プツシ
ユ機構の断面図、第2図は同プツシユ・プツシユ
機構の分解斜視図、第3図はこの考案の一実施例
である押釦操作軸のプツシユ・プツシユ機構の断
面図、第4図は同プツシユ・プツシユ機構の分解
斜視図、第5図は同プツシユ・プツシユ機構のカ
ム体を示す斜視図である。 12……操作軸、13……枠体、14……カム
体、14c……ハートカム溝、19……案内部
材、19b……案内溝、20……第1駆動部材、
20b……動作ピン、21……第2駆動部材、2
1b……動作ピン、23……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 並行な一対の側壁部の一端部側に縦板部を有す
    る枠体内に、前記一対の側壁部の他端部側から前
    記縦板部に向かつて押圧可能な操作軸を軸方向に
    進退可能に配設し、 この操作軸の前記縦板部側の端部に、周面に動
    作ピンを備えた駆動部材を回動可能に装着し、こ
    の駆動部材を介して前記縦板部から枠体内に突出
    するスプリングにより前記操作軸を枠体の外側方
    向に弾発付勢し、 前記一対の側壁部の上部に、前記操作軸側に弾
    発付勢された平板状のカム体を配設すると共に、
    このカム体の前記操作軸に臨む面に、前記操作軸
    の往復動時に前記動作ピンを案内し、且つ前記操
    作軸の押圧時に前記縦板部側の折返し位置に前記
    動作ピンを停止可能なカム溝を形成し、 前記操作軸の押圧動作と前記スプリングの弾発
    付勢力により前記操作軸を往復させる押釦操作軸
    のプツシユ・プツシユ機構において、 前記駆動部材は、前記操作軸の中間部側に位置
    する第1の駆動部材と前記操作軸の先端部側に位
    置する第2の駆動部材とからなり、この第1、第
    2の駆動部材は当接状態で各々単独に回動可能に
    装着されると共に、この第2の駆動部材は前記ス
    プリングにより前記第1の駆動部材側に弾発付勢
    され、 前記第1の駆動部材の周面に第1の動作ピンが
    突設されると共に、前記第2の駆動部材の周面に
    この第1の動作ピンと反対方向に延びる第2の動
    作ピンが突設され、 前記一対の側壁部の下部に、複数の固定接点を
    前記操作軸の軸方向に配列した基板が配設される
    と共に、この基板の上方であつて前記第2の駆動
    部材の下方に、前記第2の動作ピンの往復動を許
    容しつつ第2の駆動部材の方向変換直前に第2の
    動作ピンに押される案内部材が配設され、 この案内部材に前記固定接点に接触導通するク
    リツプが設けられていることを特徴とする押釦操
    作軸のプツシユ・プツシユ機構。
JP13999982U 1982-09-17 1982-09-17 押釦操作軸のプツシユ・プツシユ機構 Granted JPS5945822U (ja)

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JPS5930988Y2 (ja) * 1980-11-19 1984-09-03 アルプス電気株式会社 押釦操作軸のプッシュ・プッシュ機構
JPS5798641U (ja) * 1980-12-09 1982-06-17

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