JPH0336056Y2 - - Google Patents

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JPH0336056Y2
JPH0336056Y2 JP19757985U JP19757985U JPH0336056Y2 JP H0336056 Y2 JPH0336056 Y2 JP H0336056Y2 JP 19757985 U JP19757985 U JP 19757985U JP 19757985 U JP19757985 U JP 19757985U JP H0336056 Y2 JPH0336056 Y2 JP H0336056Y2
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lamp
spring
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lamp pin
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、U字型蛍光ランプ等の片口金蛍光
灯ソケツトに関するものである。
〔背景技術〕
第12図および第13図に従来例を示す。すな
わち、ランプ口金50を挿入する凹部51を有す
るとともにランプ口金50の側部に形成した係止
部52に対して前記凹部51内でランプ口金50
を一方向に回動することにより前記ランプ口金5
0を抜け止め状態に係止する係合部53を前記凹
部51の側面に形成した本体54と、この本体5
4の底部に回動自在に配設された栓受体55とを
備えている。この栓受体55は内部にランプピン
56に接触するる接触子57、接触子57に接続
されたリード線58、リード線58に通されて接
触子57を押上げるコイルバネ59、コイルバネ
59を支持するベース60を備えている。
しかしながら、この片口金蛍光灯ソケツトは、
栓受体55の内部の部品点数が多く、また栓受体
55は回動するためその構造が複雑であるという
欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、部品点数が少なくしかも構
造が簡単な片口金蛍光灯ソケツトを提供すること
である。
〔考案の開示〕
この考案の片口金蛍光灯ソケツトは、ランプ口
金を差込みひねつて抜け止め係止させる係合部を
前記ランプ口金の係止部に対応して設けた本体
と、この本体に形成されて前記ランプ口金の差込
み方向に突出するランプピンの前記ランプ口金の
回動にともなう回動が可能な大きさを有するラン
プピン挿入孔と、このランプピン挿入孔の内側に
配設されて前記ランプピンの先端に摺動自在に接
触する接触板と、中央の山が両端部より突出する
W字形をなしその一端が前記接触板の裏面側を押
圧し他端が前記本体に支持された押上ばねとを備
えたものでる。
この考案の構成によれば、接触板にランプピン
が摺動自在に接触するため、ランプ口金の回動に
ともなうランプピンの摺動により、接触面に存在
する不純物が取り除かれ、良好な接触安定性が得
られる。また従来の栓受体と比較して、構造が簡
単で部品点数が低減でき、材料費および金型費が
低減できるため安価にすることができる。また押
上ばねをW字形にしたため弾性範囲内での圧縮ス
トロークが大きくなり、ランプピン挿入時の反発
力を小さくできるので操作感を良好にすることが
できる。さらに押上ばねの中央の山の高さを大き
くしたため中央の山の部分での弾性変形が大きく
なり、両端部の当接点の変化が少なくなるのでラ
ンプピン挿入時の反発力の変化を滑らかにでき操
作感を良好にすることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第11図に
基づいて説明する。すなわち、この片口金蛍光灯
ソケツトは、ランプ口金1を差込みひねつて抜け
止め係止させる係合部2を前記ランプ口金1の係
止部3に対応して設けた本体4と、この本体4に
形成されて前記ランプ口金1の差込み方向に突出
するランプピン5の前記ランプ口金1の回動にと
もなう回動が可能な大きさを有するランプピン挿
入孔6と、このランプピン挿入孔6の内側に配設
されて前記ランプピン5の先端に弾接する接触板
7と、中央の山25が両端部よりり突出するW字
形をなしその一端26が前記接触板7の裏面側を
押圧し他端26aが前記本体4に支持された押上
ばね9とを備えている。
前記ランプ口金1は、U字型蛍光ランプ10に
設けられ、前記係止部3はランプ口金1の側面に
突設された突起を実施例としている。
前記本体4は、成形樹脂で一体形成され、表面
に前記ランプ口金1を差込ませるための凹部8を
形成し、前記係合部2は凹部8の側面を正面から
みてL字形をなす溝を実施例として形成してい
る。
したがつて、係止部3を係合部2の入り口より
係合部2に沿つて挿入することによりランプ口金
1を凹部8内に差込み、さらに係止部3が係合部
2に沿うようにランプ口金1を回動すると、ラン
プ口金1は凹部8から抜止めされる。また、反対
向きの回動を阻止するため、係合部2の内奥部に
戻り止め突起11を形成している。なお、係止部
3が溝で係合部2が突起であつてもよいものであ
る。
またランプピン挿入孔6の内側に収納空間12
を形成するように十字リブ13を形成している。
ランプピン挿入孔6は円弧孔を実施例としてい
る。
前記接触板7は腕16aおよび板部16bを介
して端子14を一体に有し、全体が銅合金等の導
電性を有する板材により形成されている。接触板
7はその側部に裏面側に立ち上がる一対の側片1
5を形成し、さらにこの一対の側片15をつなぐ
ように側片15aを形成して全体が平面的にみて
U字形をなすようにしている。また端子14は鎖
錠ばね17を切起して連結端子構造としている。
前記押上ばね9は、ばね鋼を用いた板ばねをW
字形に折曲することにより形成され、一端26は
前記接触板7の裏面に当接するとともに両側部に
接触板7と反対側に突出するテーパ側片27を形
成している(第10図)。また押上ばね9の他端
26aは前記収納空間12を閉成する成形樹脂製
の裏板18で支持する。押上ばね9の中央の山2
5は第2図のように突出量Hだけ両端部すなわち
一端26および他端26aよりも突出している。
前記裏板18は打込鋲19を裏板18の孔20
を通して本体4の打込み孔23に打ち込むことに
より取付けられる。21は端子14に結線するた
めのリード線挿入孔、22は本体5の取付孔24
を避けるための切欠である。
この片口金蛍光灯ソケツトのランプ装着時の動
作について、説明する。U字型蛍光ランプ10の
ランプ口金1の係止部3を本体5の凹部8の係合
部2に沿つて挿入しかつ回動する。このときラン
プピン5はランプピン挿入孔6より内部に進入
し、その先端が接触板7の表面に接触し押上ばね
9のばね力に抗して接触板7を押し上げ、ランプ
口金1の回動によりランプピン5が接触板7の表
面を摺動する。ランプ口金1の押し込み力を解く
と、押上ばね9により接触板7を介してランプピ
ン5が押上げられ、係止部3が係合部2の内側面
に圧接して摩擦保持されるとともに戻り止め突起
11により逆回動が防止される。
U字型蛍光ランプ10を外すときは、前記と逆
の操作を行う。すなわちランプ口金1を前記と反
対に係合部2に沿つて回動し、引き抜く。
このように構成したため、この片口金蛍光灯ソ
ケツトは、従来例に比して栓受体が不要であり、
材料費および金型費が低減でき安価にすることが
できる。またランプ口金1の着脱操作に伴つてラ
ンプピン5が接触板7の表面を摺動するため、接
触面に存在する不純物が取り除かれ良好な安定し
た接触が得られる。
また、押上ばね9がW字形をなすため、弾性範
囲内でのストロークが大きく、このためランプピ
ン5の挿入時の反発力が小さくなり操作感が良好
になる。さらに、押上ばね9の中央の山25が両
端部より突出するため中央の山25の高さが大き
くなることにより中央の山25での弾性変形が大
きくなる。すなわち、第6図aは押上ばね9にラ
ンプピン5の荷重が加わつていない状態、同図b
はランプピン5の荷重が加わつた状態であり、こ
のとき中央の山25の高さが大きいため両端部よ
りも山25の据幅が狭まるように大きく弾性変形
する。同図cは押上ばね9のストロークに対する
反発力のグラフであり、ほとんどが中央の山25
の弾性変形によるため直線を示している。これに
対して、第7図は中央の山が大きくないW字形の
場合を示し、同図a,bは前記第6図a,bに対
応し、同図bで中央および両端部が同程度に弾性
変形する。このため、両端部の当接点が端の位置
a1から位置a2側へ移動する。したがつて、第6図
cに対応する第7図cは当接点の位置の変化によ
り曲線および屈曲点bを有するようになる。その
結果、第7図の場合は反発力の変化のためランプ
ピン5を挿入するときの操作感が悪くなるのに対
して、この実施例の場合は反発力の変動が少なく
なるので、操作感が良好になる。
また押上ばね9の中央の山25が高いことによ
り、収納空間12内に押上ばね9を納めたときの
位置決めが良くなり、組立容易で反発力のばらつ
きを小さくできる。すなわち、第4図は押上ばね
9を収納空間12に納めた状態であるが、中央の
山25の頂上端が収納空間12の内壁面12aに
接近するため、押上ばね9の同図矢印方向の可動
量が小さく、また両端の当接点a1の位置が安定す
る。これに対して、第5図は中央の山25が高く
ない押上ばね9の場合であり、収納空間12の内
壁面12aに対するすきまが大きくなるため、矢
印方向の可動量が大きくしたがつて、当接点a1
位置が変化しやすく、位置決めが悪く、操作感が
変化し、ばらつきも多い。
さらに、接触板7の両側に一対の側片15が形
成されているため、第8図のように一対の側片1
5が収納空間12の内壁面12aのガイドとな
り、引つ掛かりがないため接触板15がスムース
に移動でき、片口金蛍光灯ソケツト装着時の操作
感を悪くしない。また押上ばね9の一端26にテ
ーパ側片27を形成しているため、押上ばね9を
収納空間12内に挿入したとき、第10図から第
11図のようにテーパ側片27が一対の側片15
にガイドされて所定位置に納まるため、組立が容
易になる。
また、接触板7の側片15aにより、第9図の
ように、収納空間12の内壁面12aを円滑に滑
ることができ、組立容易で操作感を悪くしない。
〔考案の効果〕
この考案の片口金蛍光灯ソケツトによれば、接
触板にランプピンが摺動自在に接触するため、ラ
ンプ口金の回動にともなうランプピンの摺動によ
り、接触面に存在する不純物が取り除かれ、良好
な接触安定性が得られる。また従来の栓受体と比
較して、構造が簡単で部品点数が低減でき、材料
費および金型費が低減できるため安価にすること
ができる。また押上ばねをW字形にしたため弾性
範囲内での圧縮ストロークが大きくなり、ランプ
ピン挿入時の反発力を小さくきるので操作感を良
好にすることができる。さらに押上ばねの中央の
山の高さを大きくしたため中央の山の部分での弾
性変形が大きくなり、両端部の当接点の変化が少
なくなるのでランプピン挿入時の反発力の変化を
滑らかに操作感を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の本体を裏面側か
らみた分解斜視図、第2図は押上ばねの拡大側面
図、第3図は本体の斜視図、第4図は接触板およ
び押上ばねを収納空間に納めた状態の断面図、第
5図は比較例の断面図、第6図は押上ばねの動作
を説明する説明図、第7図は比較例の説明図、第
8図は接触板の収納空間内での動作状態を示す断
面図、第9図はその横方向からみた断面図、第1
0図は接触板に押上ばねの一端が嵌合当接した状
態の正面図、第11図は押上ばねの嵌合過程を示
す断面図、第12図は従来例の分解斜視図、第1
3図は栓受体の分解斜視図である。 1…ランプ口金、2…係合部、3…係止部、4
…本体、5…ランプピン、6…ランプピン挿入
孔、7…接触板、9…押上ばね、25…中央の
山、26…一端、26a…他端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ランプ口金を差込みひねつて抜け止め係止さ
    せる係合部を前記ランプ口金の係止部に対応し
    て設けた本体と、この本体に形成されて前記ラ
    ンプ口金の差込み方向に突出するランプピンの
    前記ランプ口金の回動にともなう回動が可能な
    大きさを有するランプピン挿入孔と、このラン
    プピン挿入孔の内側に配設されて前記ランプピ
    ンの先端に摺動自在に接触する接触板と、中央
    の山が両端部より突出するW字形をなしその一
    端が前記接触板の裏面側を押圧し他端が前記本
    体に支持された押上ばねとを備えた片口金蛍光
    灯ソケツト。 (2) 前記接触板は前記裏面側に立ち上がる一対の
    側片を有し、前記押上ばねの前記一端は前記一
    対の側片の内側に嵌合するテーパ側片を有する
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の片口金蛍
    光灯ソケツト。
JP19757985U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0336056Y2 (ja)

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