JPH11135307A - スイッチ付回転操作型電子部品 - Google Patents

スイッチ付回転操作型電子部品

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Publication number
JPH11135307A
JPH11135307A JP29386197A JP29386197A JPH11135307A JP H11135307 A JPH11135307 A JP H11135307A JP 29386197 A JP29386197 A JP 29386197A JP 29386197 A JP29386197 A JP 29386197A JP H11135307 A JPH11135307 A JP H11135307A
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JP
Japan
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shaft
circular
intermediate shaft
diameter
switch
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Pending
Application number
JP29386197A
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English (en)
Inventor
Takumi Nishimoto
巧 西本
Koji Ono
耕治 尾野
Kenji Kataoka
憲治 片岡
Jun Sato
順 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作軸のプッシュロックおよびプルロック機
構並びにプルロック操作に連動して作動するスイッチ部
を併設したスイッチ付回転操作型電子部品に関し、使用
機器の前面パネルに対して平行なプリント配線基板に装
着できるものを提供することを目的とする。 【解決手段】 操作軸33と回転体23の間に中間軸2
6を介在させて、操作軸33のプッシュロック機構を中
間軸26と回転駒35で、プルロック機構をU字形のバ
ネ材30と中間軸26の凹溝27で構成し、その後方に
スイッチ部42を配設することにより、コンパクトでか
つ全長寸法を小さく組込むことができ、使用機器の前面
パネルに対して平行なプリント配線基板に容易に装着で
きるスイッチ付回転操作型電子部品を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として音響機器等
の操作部分に使用され、操作軸を押すと操作軸が内部に
挿入された状態で停止し(これをプッシュロックとよ
ぶ)、再度操作軸を押すと元の状態に復帰(これをロッ
ク解除とよぶ)すると共に、操作軸を引くと操作軸がそ
の状態に維持され(これをプルロックとよぶ)、この状
態から操作軸を押すと元のロック解除状態に戻る軸ロッ
ク機構を備えると共に、操作軸のプルロック操作に連動
してON状態となるスイッチ部を併設したスイッチ付回
転操作型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化が進展するにつ
れて電子機器の操作パネルの面積が小さくなり、狭い操
作パネル内に複数の電子部品を配置しなければならない
ため、一つの電子部品の操作軸を動かす時に隣の電子部
品の操作軸に指が当たらないように、調整しない操作軸
は全てプッシュロックしておき、調整する操作軸だけを
ロック解除して他の操作軸よりも突出させて回転操作等
の所定の調整ができるようにした電子部品が使用される
ようになっている。
【0003】従来のこの種の回転操作型電子部品の技術
を、回転操作型エンコーダを例として図9〜図12によ
り説明する。
【0004】図9は従来の軸ロック機構を備えた回転操
作型電子部品である回転操作型エンコーダの側面図、図
10(a)はロック解除状態の側面断面図、図10
(b)はロック状態の側面断面図、図11は要部である
ロック機構部の分解斜視図、図12はエンコーダの接点
構成を示す一部断面後面図である。
【0005】ここで、図9と図10(a),(b)にお
ける境界線A−Aの右側の部分1は、通常の構成の回転
操作型エンコーダ(以下の説明ではエンコーダ部と表現
する)であり、左側の部分2および図11はロック機構
部を示している。
【0006】まず、エンコーダ部1について説明する
と、3は金属棒等からなる操作軸で、軸受4により回転
および前後動が可能なように嵌合保持されると共に、そ
の後方の非円形部3Aには、成形樹脂製の回転体5の中
央非円形孔5Aが回転運動は伝達されるが前後運動は伝
達されないように嵌合され、その後端部は後方へ突出し
ている。
【0007】そして、回転体5の後面には、図12に示
すように中心円部6Aとこれから放射状に伸ばされた複
数個の直線状部6Bからなる回転接点板6がインサート
成形して設けられ、所定の間隔をあけて対向した後方の
絶縁基板7から伸ばされた三つの弾性接点8Aおよび8
B,8Cが各々この回転接点板6の中心円部6Aおよび
直線状部6Bに弾接してエンコーダ部1の接点を構成し
ている。
【0008】また、9はエンコーダ部1の全体を覆う金
属カバーで、その後端の爪部9Aを折り曲げることによ
り、絶縁基板7と共にロック機構部2と結合している。
【0009】そして、このエンコーダ部1の動作は、図
10(a)の操作軸ロック解除状態において、操作軸3
を回転操作するとその回転に伴って回転体5が回転させ
られ、その後面の回転接点板6に対し三つの弾性接点8
Aおよび8B,8Cが中心円部6Aおよび直線状部6B
上を摺動していき、夫々の弾性接点8Aおよび8B,8
Cに接続された端子8Dおよび8E,8Fの8D−8E
間および8D−8F間にパルス信号を出してエンコーダ
として機能する。
【0010】次に、ロック機構部2の構成は、特公昭6
0−52563号公報に示されたものと同様であり、エ
ンコーダ部1の後方に取付けられた箱型カバー10の内
部にロック体11が前後動可能に収容されると共に、箱
型カバー10の後面壁との間にロック体11を前方に付
勢するコイルバネ12が装着され、ロック体11の端部
に設けられた切欠部11Aに上記操作軸3後端の溝部3
Bが回転可能に嵌められている。
【0011】そして、箱型カバー10の蓋板13には、
先端に円形のピン部14を有するカム体15を回転可能
に保持すると共に、このピン部14を内方向に押しつけ
るように付勢する板バネ16が装着され、ロック体11
の下方側面に設けられたハート形溝11Bに対して、ロ
ック体11の前後動により係合または離脱させて操作軸
3を図10(b)のプッシュロック状態または図10
(a)のロック解除状態とさせるものである。
【0012】そして、上記構成の回転操作型エンコーダ
は、図9に示すように、使用機器の前面パネル17に対
して垂直すなわち操作軸3に平行なプリント配線基板1
8に、エンコーダ部1の絶縁基板7から導出された端子
8D,8E,8Fおよびロック機構部2の箱型カバー1
0の後端から導出された取付脚部10Aを半田付けして
固定するものであった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器の小型化が進展するにつれて、電子部品の本体も小さ
くすることが要求されると共に、これを取付ける方法も
使用機器の前面パネル17に平行、すなわち操作軸3に
垂直なプリント配線基板に装着する方式が要求されるよ
うになり、上記従来の軸ロック機構を備えた回転操作型
電子部品(回転操作型エンコーダ)では、長さ寸法が大
きすぎると共にこのような取付け方法に対応できなかっ
た。
【0014】さらに、電子機器が多機能化されるにつ
れ、回転操作型電子部品を共用化して、例えば、音響機
器の音量および音質調整等に代表される操作モードの信
号をスイッチ等によって切換えて調整することも多くな
っており、従来の回転操作型電子部品を用いてそのよう
な電子機器を構成する場合には、別部品のスイッチを取
付けなければならず、その取付スペースが必要となる
上、回転操作型電子部品およびスイッチの操作部分を各
々個別に操作することになるため迅速な操作がし難いと
いう課題があった。
【0015】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであり、使用機器の前面パネルに対して平
行なプリント配線基板に取付けることが可能であると共
に、操作軸のプッシュロック機構に加えて操作軸を前方
に引いた状態で維持するプルロック機構並びにこれと連
動して状態が切換わるスイッチ部を併設したスイッチ付
回転操作型電子部品を提供することを目的とするもので
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスイッチ付回転操作型電子部品は、操作軸と
回転体の間に中間軸を介在させて操作軸のプッシュロッ
ク機構部を上記中間軸の内面に設けた突起部と中間軸の
内側に前後動可能に嵌合保持された操作軸の後端に装着
した回転駒にて構成し、さらに中間軸の前後動に伴って
軸受部に保持したU字形のバネ材を中間軸の円形大径部
の外周の凹溝に係脱させることにより操作軸のプルロッ
ク機構部を構成すると共に、この操作軸のプルロック操
作に連動して中間軸により後方に付勢されていた可動接
点が前方側に配した固定接点間を接続するスイッチ部を
併設したものである。
【0017】これにより、操作軸のプッシュロックおよ
びプルロック機構部並びにスイッチ部をコンパクトにか
つ全長寸法を小さく併設して組込むことができ、したが
ってその後端部に設けた取付脚部により、使用機器の前
面パネルに対して平行なプリント配線基板に装着するこ
とができるスイッチ付回転操作型電子部品を得ることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外形が前方の円形部と中間の外周上に凹溝を備えた
円形大径部と後方の非円形部からなる棒状で全長に亘り
設けられた貫通孔の前端が非円形でそれから後方が円形
となった中間部の内壁に複数個の軸方向の突起部と案内
溝を交互に有し各突起部の後端が回転方向に対して一定
のテーパとなりこのテーパの前方側終端が案内溝につな
がる部分と係止部となる部分が交互に配された中間軸
と、この中間軸と共回り可能で一定範囲の前後動可能な
ように中間軸の後方の非円形部と係合すると共に後面に
回転接点板を備えた回転体と、中間軸の円形大径部を回
転可能で一定範囲の前後動が可能なように嵌合保持する
軸受部と、この軸受部に保持され中間軸の円形大径部の
外周を挟持している弾性アームが中間軸の前後動に伴っ
て円形大径部の外周の凹溝に係脱するU字形のバネ材
と、中間軸の貫通孔の前端の非円形部に前後動自在で共
回りするように中間の非円形部が嵌合して前端の大径操
作部が前方に突出すると共に中間の非円形部と後端の円
形細径部との境界段部に中間軸の貫通孔の突起部と同数
の後方へ突出した山形部を有する操作軸と、この操作軸
の後端の円形細径部に回動自在で一定範囲の前後動可能
に装着され中央円環部の外周に中間軸の貫通孔の案内溝
に出入り自由な複数個の摺動部を有し、この摺動部の前
端に設けられた中間軸の貫通孔のテーパと同方向のテー
パの先端が操作軸の境界段部の山形部に対向した回転駒
と、中間軸の前方の円形部と中間の円形大径部との間の
段部と操作軸の大径操作部の間に装着されて操作軸を前
方へ付勢する第一バネ材と、回転体の後端部を回動自在
に支持すると共に回転接点板に弾接する複数個の弾性接
点を備えた絶縁ケースと、この絶縁ケースの後方に連結
され操作軸を前方に引くことにより上記絶縁ケースの底
面後部に設けられた複数個の固定接点間を短絡するよう
に第二バネ材により前方に付勢されて中間軸の後端に弾
接している可動接点を収容した箱状の蓋板と、軸受部の
前面から蓋板の後端に伸ばされた取付脚部を有する金属
カバーからなるスイッチ付回転操作型電子部品としたも
のであり、操作軸のプッシュロック機構部および操作軸
を引いた状態に維持する操作軸のプルロック機構部並び
にプルロック状態でON状態となるスイッチ部をコンパ
クトに併設構成できるため、全長寸法を小さくでき、し
かもしたがってその後端部に設けた金属カバーの取付脚
部により使用機器の前面パネルに対して平行なプリント
配線基板に装着することが容易にできると共に、操作軸
のプルロック操作時にはU字形のバネ材の弾性アームが
凹溝に係脱する際の節度感が得られるため、操作軸をブ
ラインドタッチで引いた場合にもスイッチ部の切換え状
態を容易に把握することができる操作性の良いスイッチ
付回転操作型電子部品を実現できるという作用を有す
る。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、U字形のバネ材の弾性アームが中間軸
の円形大径部の外周の凹溝に嵌まり込み挟持することに
よる保持力と可動接点を前方に付勢している第二バネ材
の付勢力を合わせた力よりも、中間軸の段部と操作軸の
大径操作部の間に装着されて操作軸を前方に付勢する第
一バネ材の弾性力を大きくしたものであり、操作軸を引
いた状態のプルロック状態から操作軸を押すことによっ
て、確実にロック解除状態に戻すことができるという作
用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、中間軸の貫通孔の前端と操作
軸の中間の非円形部の形状を十字形としたものであり、
中間軸の貫通孔と前後動可能で共回りするように嵌合す
る操作軸の嵌合部が小さな径であっても、その断面形状
に薄肉の部分を無くすることができるために、操作軸を
金属材料のダイカスト加工により形成することが容易で
あると共に、操作軸を回転操作する際に操作軸から中間
軸へ回転力を伝達する部分の当接面を広くとることがで
きるため、嵌合する部分のギャップによる遊び角を小さ
くできるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、回転体の前面に凹
凸部を設けると共に、凹凸部に弾接する節度用バネを軸
受部の後面に装着したものであり、操作軸の回転操作の
際に節度感を発生させることができ、さらに操作性の良
いスイッチ付回転操作型電子部品を提供することができ
るという作用を有する。
【0022】以下に本発明のスイッチ付回転操作型電子
部品の実施の形態について、スイッチ付回転操作型エン
コーダを例として図1〜図8を用いて説明する。
【0023】図1は本発明の一実施の形態によるスイッ
チ付回転操作型電子部品であるスイッチ付回転操作型エ
ンコーダのロック解除状態の側面断面図、図2は同分解
斜視図である。
【0024】同図において、20は前方に突出した三つ
の弾性接点21A,21B,21Cを備えた前方開口の
絶縁ケースで、後面にインサート成形により中心円部と
直線状部(共に図示せず)を備えた従来の技術の場合と
同様の回転接点板22を保持している回転体23を内包
すると共に回転自在に支持しており、この回転接点板2
2と弾性接点21A,21B,21Cによって所定の信
号を生成するエンコーダ部24の接点部を構成してい
る。
【0025】また、絶縁ケース20の側方からは、弾性
接点21A,21B,21Cの各々に導通した三つの接
続端子25A,25B,25Cが延出されており、エン
コーダ部24の生成信号を外部に導出するようになって
いる。
【0026】そして、26は全長に亘り貫通孔を有する
中間軸で、その外形形状は前方が円形部26A、中間部
分は外周に凹溝27を備えた円形大径部26B、後方は
対向する位置に切り欠き28を備えた非円形円筒部26
Cとなっており、非円形円筒部26Cは回転体23の中
央に設けた非円形の中央孔23Aに前後動可能で回転体
23と共回りするように係合されている。
【0027】そして、上記中間軸26の円形大径部26
Bは、成形樹脂等からなる軸受部29の中央の保持孔2
9Aに回転および一定範囲の前後動可能に保持されてい
るが、図1に示すロック解除状態においては、円形大径
部26Bの後端面26B1が回転体23の前方の円筒状
支持部23Bに当接していると共に、軸受部29の溝部
29B内に保持されたU字形のバネ材30の弾性アーム
30Aによって円形大径部26Bの前端のテーパ係止部
26B2を挟持して後方へ押し付けるように規制されて
いるため、中間軸26は前後動可能な範囲の最後方の位
置にガタツキなく停止している。
【0028】一方、上記中間軸26に設けられた貫通孔
の形状は、図3(a)の前面図、同(b)の後面図およ
び同図(a)のX−X線、Y−Y線における断面図であ
る同(c)、同(d)に示すように、前部が非円形であ
る十字孔部31でそれより後部が円形孔部32となって
おり、その十字孔部31の形状は前端部31Aでは直交
する二方向ともに同一の直径D1の十字孔であるが、こ
こから後方に伸びた中間部31Bは、対向する一対がこ
れと同寸法の直径で後方に伸びた案内溝31Cとなり、
これと直交して対向する一対はこれよりも大きい直径D
2で後方に伸びた案内溝31Dとなり後方の円形孔部3
2に続いている。
【0029】そして、この十字孔部31の内周壁部の四
つの突起部31E1,31E2,31E3および31E
4の後端部は回転方向に対して一定のテーパ部31F
1,31F2,31F3および31F4となっており、
対向する一対のテーパ部31F1,31F3の前方側の
終端は、上記十字孔部31の中間部31Bの大きい直径
D2の案内溝31Dにつながって案内部となり、それと
直交して対向する一対のテーパ部31F2,31F4の
前方側の終端は、十字孔部31の中間部31Bの二対の
案内溝31Cと31Dの直径差の半分である(D2−D
1)/2の幅の壁面のテーパ部31F5,31F6につ
ながり隣接する突起部31E3,31E1に止められて
係止部となっている。
【0030】そして、33は金属材料をダイカスト加工
して形成された操作軸で、図4(a)の正面図および同
(b)の後面図に示すように、前端の大径操作部33A
と中央の十字形部33Bと後方の円形細径部33Cから
構成され、十字形部33Bと円形細径部33Cとの境界
段部は、十字形突出部の各々の中央を頂点として後方に
傾斜した山形部33Dとなっており、この操作軸33の
十字形部33Bが上記中間軸26の十字孔部31の前端
部31Aに前後動自在で中間軸26と共回りするように
嵌合されていると共に、大径操作部33Aは後端側が中
間軸26の円形部26Aと円形大径部26Bとの境界の
段部26Dに支持されているコイルバネ34によって前
方に付勢されて突出しており、また、後方の円形細径部
33Cには回転駒35が固定部35Aの先端をせばめる
ようにカシメることにより回動自在で一定範囲の前後動
可能に装着されている。
【0031】この回転駒35は、図5(a)の前面図、
同図(a)のX−X線、Y−Y線における断面図である
同(b),(c)に示すように、中央円環部35Bの外
周に上記中間軸26の十字孔部31の中間部31Bの大
きい直径D2の案内溝31Dに対して摺動可能な直径お
よび幅に設定された複数個の摺動部35Cを有してお
り、摺動部35Cの前端は、上記十字孔部31の中間部
31Bの内周壁部の突起部31E1〜31E4のテーパ
部31F1〜31F4と同方向のテーパ35Dとなって
おり、操作軸33がコイルバネ34により前方に付勢さ
れている図1に示すロック解除状態では、回転駒35の
摺動部35Cは中間軸26の案内溝31D内に位置し
て、その前方のテーパ35Dの先端は操作軸33の境界
段部の山形部33Dに対向している。
【0032】そして、絶縁ケース20の後方には、弾性
を有する固定接点36A,36Bを有するスイッチ基板
37が絶縁ケース20と箱状の蓋板38との間に挟持さ
れており、蓋板38の内側には、円板状の可動接点39
をインサート成形等により保持すると共に前方に円筒部
40Aを有する可動接点体40と、この可動接点39を
上記U字形のバネ材30の挟持力よりも小さい弾性力で
前方に付勢するための円錐コイルバネ41を内包し、こ
れらでスイッチ部42を構成しているが、図1に示すロ
ック解除状態では、回転体23の中央孔23Aを通って
後方に突出した中間軸26の非円形円筒部26Cが、可
動接点体40の円筒部40Aの外周を嵌合保持すると共
に可動接点39の前面に当接して、円錐コイルバネ41
の前方への付勢力に抗して可動接点体40を押し下げた
状態で中間軸26が停止しており、スイッチ部42の可
動接点39と固定接点36A,36Bとの間は離れた状
態すなわち固定接点36A,36B間が電気的に分離さ
れたOFF状態になっている。
【0033】この時、中間軸26はスイッチ部42の円
錐コイルバネ41の前方への付勢力を受けているが、U
字形のバネ材30の弾性アーム30Aが中間軸26の円
形大径部26Bの前端のテーパ係止部26B2を挟持し
ていることによる規制力の方が、円錐コイルバネ41の
付勢力よりもずっと大きいために前方に移動することは
なく、確実に中間軸26は停止していると共にスイッチ
部42はOFF状態に維持されている。
【0034】そして、上記軸受部29、絶縁ケース2
0、スイッチ基板37および蓋板38の各部品は、後方
に突出した取付脚部43Aを備えた金属カバー43の保
持部43Bの先端の爪部43Cを折り曲げてカシメるこ
とによって連結固定されている。
【0035】以下に、上記構成のスイッチ付回転操作型
エンコーダの動作について説明する。
【0036】まず、前方に突出した操作軸33の大径操
作部33Aを回転操作すると、操作軸33の十字形部3
3Bが十字孔部31の前端部31Aに嵌合している中間
軸26が共回りし、更に中間軸26の後方の非円形円筒
部26Cが中央孔23Aに係合している回転体23すな
わち回転接点板22が回転し、この回転接点板22上を
絶縁ケース20から突出している弾性接点21A,21
B,21Cが摺動接断することにより所定のパルス信号
がエンコーダ部24にて生成され、この信号を接続端子
25A,25B,25Cから出力するものである。
【0037】この時、中間軸26は上述したように円形
大径部26Bの後端面26B1が回転体23の前方の円
筒状支持部23Bに当接するように、テーパ係止部26
B2をU字形のバネ材30によって挟持されているた
め、前後動範囲の最後方の位置で停止しており、スイッ
チ部42はOFF状態に維持されている。
【0038】次に、操作軸33のプッシュロック機構に
ついて説明すると、図1に示すロック解除状態から操作
軸33の大径操作部33Aをコイルバネ34の前方への
付勢力に抗して後方に押すと、操作軸33は中間軸26
の段部26Dに支持されたコイルバネ34を押し縮めな
がら後方に移動し、それに伴って円形細径部33Cに装
着された回転駒35も山形部33Dに押されて中間軸2
6の貫通孔内を後方に移動し、摺動部35Cの後面段部
35Eが可動接点体40の円筒部40Aの前面に当接す
る状態から更に押されると、可動接点体40を介して回
転駒35に円錐コイルバネ41の前方への付勢力が働く
ようになり、摺動部35Cが中間軸26の内周壁部の案
内溝31Dから外れた時に、操作軸33の山形部33D
にテーパ35Dが当接している回転駒35は、上記付勢
力によって山形部33Dに沿って傾斜面を下りる方向に
回転して摺動部35Cが中間軸26の貫通孔のテーパ部
31F2,31F4の位置に移動し、この状態で操作軸
33に加えていた押し力を除くとコイルバネ34の前方
への付勢力により操作軸33が少し前方へ移動すると共
に、中間軸26のテーパ部31F2,31F4にテーパ
35Dが当接している回転駒33は、テーパ部31F
2,31F4に沿ってさらに回転しながら少し前方に移
動し、摺動部35Cが中間軸26のテーパ部31F5,
31F6に移動して突起部31E3,31E1に止めら
れ、図6に示すプッシュロック状態となる。
【0039】そして、再度操作軸33を押し込むと、回
転駒35は上記と同様の動きでさらに回転して摺動部3
5Cが突起部31E3,31E1後端のテーパ部31F
3,31F1を介して案内溝31D内に移動して前方に
移動できるようになり、コイルバネ34の前方への付勢
力によって大径操作部33Aすなわち操作軸33が前方
に移動して、図1に示す元のロック解除状態に戻る。
【0040】この操作軸33のプッシュロックおよびロ
ック解除操作の際においても、中間軸26は、上述した
ように前後動可能な範囲の最後方の位置で停止している
ため、スイッチ部42はOFF状態にて維持されてい
る。
【0041】次に、操作軸33のプルロック機構および
それと連動して作動するスイッチ部42の動作を説明す
ると、図1のロック解除状態から操作軸33を前方に引
くと、円形細径部33Cに装着された回転駒35の摺動
部35C前方のテーパ35Dを介して中間軸26の案内
溝31Dの前方の境界段部31D1に前方への引き力が
加わり、その引き力が中間軸26の円形大径部26Bの
前端のテーパ係止部26B2を挟持している軸受部29
の溝部29Bに保持されたU字形のバネ材30の二つの
弾性アーム30Aによる規制力よりも大きくなると、弾
性アーム30Aが外側に開いて中間軸26は操作軸33
と共に前方に移動し、テーパ係止部26B2が軸受部2
9の保持孔29Aの前端の係止爪部29A1に当接して
停止すると共に、U字形のバネ材30の弾性アーム30
Aが中間軸26の円形大径部26Bの外周の凹溝27に
節度感を持って嵌まり込んで図7に示すプルロック状態
となる。
【0042】このときスイッチ部42は、中間軸26の
後端の非円形円筒部26Cが前方に移動するにつれて、
後方に押し下げられていた可動接点体40が円錐コイル
バネ41の前方への付勢力によって押し上げられ、中間
軸26が停止するよりも少し後方の位置で円板状の可動
接点39がスイッチ基板37の固定接点36A,36B
に弾接してその間を電気的に接続してON状態となる
(図7参照)。
【0043】なお、この操作軸33のプルロック状態に
おいても、操作軸33を回転操作してエンコーダ部24
を動作させることができるものである。
【0044】次にスイッチ部42の固定接点36A,3
6B間をOFF状態にするためには、上記プルロック状
態から操作軸33を後方に押すことによって中間軸26
を図1のロック解除状態の位置まで後方に押し込んで戻
す必要があるが、中間軸26はその円形大径部26Bの
外周の凹溝27にU字形のバネ材30の二つの弾性アー
ム30Aが嵌まり込むことによる保持力(P1とする)
でプルロック状態に保たれていると共に、スイッチ部4
2の可動接点39は円錐コイルバネ41の付勢力(P2
とする)によって固定接点36A,36Bに弾接してい
るため、中間軸26を弾性アーム30Aによる保持力P
1と円錐コイルバネ41の付勢力P2を合わせた力(P
1+P2)よりも大きな力で押さなければならない。
【0045】したがって、操作軸33を押すと同時に中
間軸26を後方に動かすためには、中間軸26に対して
操作軸33を前方に付勢しているコイルバネ34の弾性
力を上記の二つの力P1,P2を合わせた力(P1+P
2)よりも大きな力に設定しておく必要がある。
【0046】このような条件に設定した場合、プルロッ
ク状態から操作軸33を後方に押し込むと、この押し力
は総てコイルバネ34の後端を支持している中間軸26
の段部26Dに加わり、中間軸26の円形大径部26B
の凹溝27に嵌まり込んでいるU字形のバネ材30の二
つの弾性アーム30Aが再び外側に開くと共に、中間軸
26の非円形円筒部26Cが円錐コイルバネ41の前方
への付勢力に抗して可動接点体40を押し下げながら中
間軸26は後方に移動し、操作軸33に加える押し力を
除くと図1に示すロック解除状態に戻る。
【0047】このときスイッチ部42は、スイッチ基板
37の固定接点36A,36Bから可動接点体40の可
動接点39が離れることにより、固定接点36A,36
B間を電気的に分離させてOFF状態に戻る。
【0048】また、操作軸33を前方に付勢しているコ
イルバネ34の弾性力が上記のU字形のバネ材30の二
つの弾性アーム30Aによる保持力P1よりも小さい場
合には、操作軸33を後方に押し込むとコイルバネ34
を押し縮めながら操作軸33の十字形部33Bが中間軸
26の貫通孔内に押し込まれてから、中間軸26の円形
大径部26Bの凹溝27に嵌まり込んでいるU字形のバ
ネ材30の弾性アーム30Aが外方に開き、中間軸26
はスイッチ部42の可動接点39を押し下げながら後方
に移動する。
【0049】そして、中間軸26はテーパ係止部26B
2が弾性アーム30Aにより挟持される位置まで押し下
げられ、この状態で操作軸33に加える押し力を除く
と、スイッチ部42がOFF状態である図6のプッシュ
ロック状態になる。
【0050】このように、本実施の形態によるスイッチ
付回転操作型エンコーダは少ない構成部品で操作軸33
のプッシュロック機構およびプルロック機構を構成でき
ると共に、プルロック操作に連動してON状態となるス
イッチ部42を簡単かつコンパクトな構造により実現で
きるため、本体部分を短くすることができ、使用機器の
操作用の前面パネル(図示せず)に対して平行なプリン
ト配線基板(図示せず)に、金属カバー43の取付脚部
43Aにより確実かつ容易に装着することができるもの
である。
【0051】また、操作軸33のプルロック操作の際に
は、U字形のバネ材30の弾性アーム30Aが凹溝27
に節度感を持って係脱するため、操作軸33をブライン
ドタッチで引いた場合にもスイッチ部42の切換え状態
を容易に把握することができるものである。
【0052】さらに、図8の斜視図に示すダボ部44A
を有する節度用バネ44を軸受部29の裏面に装着し
て、回転体23の前面に設けた複数の放射状の凹凸部2
3C(図2の分解斜視図参照)にこのダボ部44Aを当
接させる構成とすることによって、操作軸33の回転操
作に伴う節度感をも発生させることができ、さらに操作
感触の良いものを実現できる。
【0053】したがって、本実施の形態によるスイッチ
付回転操作型エンコーダを使用して、複数の操作モード
の信号を切り換えて調整する電子機器を構成する場合に
は、従来必要であった別部品のスイッチおよびその取付
スペースを無くすことができると共に、一つの操作軸3
3の操作のみで迅速に複数の操作モードの信号の切り換
えおよび調整することができる操作性に優れた電子機器
を実現できるものである。
【0054】なお、上記の実施の形態においては、操作
軸33と中間軸26の嵌合部分を十字形状(操作軸33
の十字形部33Bおよび中間軸26の貫通孔の十字孔部
31)とし、中間軸26の十字孔部31内の案内溝31
C,31Dの数を各2本ずつの4本として、この中を通
る回転駒35の摺動部35Cの数を2個としたが、これ
は上記中間軸26の十字孔部31の直径が小さい場合に
有利な数であり、この直径が大きい場合には、上記の数
を各々2倍にした形状としてもよい。
【0055】また、上記の実施の形態はスイッチ付回転
操作型エンコーダを例として説明したが、上記エンコー
ダ部24を回転操作型可変抵抗器等の他の電子部品とし
てもよいことは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作軸の
プッシュロック機構に加え、操作軸のプルロック機構お
よびそれに伴ってON状態となるスイッチ部を少ない部
品によりコンパクトに組み込むことができるため、使用
機器の前面パネルに対して平行なプリント配線基板に容
易に装着できる小型薄形で操作性に優れたスイッチ付回
転操作型電子部品を提供することができ、使用機機の小
型化・高密度実装化に貢献できるという有利な効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスイッチ付回転操
作型電子部品であるスイッチ付回転操作型エンコーダの
ロック解除状態の側面断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】(a)同要部である中間軸の前面図 (b)同後面図 (c)図3(a)X−X線における正面断面図 (d)図3(a)Y−Y線における正面断面図
【図4】(a)同要部である操作軸の正面図 (b)同後面図
【図5】(a)同要部である回転駒の前面図 (b)図5(a)のX−X線における正面断面図 (c)図5(a)Y−Y線における正面断面図
【図6】同プッシュロック状態の側面断面図
【図7】同プルロック状態の側面断面図
【図8】同本発明の他の実施の形態によるスイッチ付回
転操作型エンコーダの要部である節度用バネの斜視図
【図9】従来の軸ロック機構を備えた回転操作型電子部
品である回転操作型エンコーダの側面図
【図10】(a)同ロック解除状態の側面断面図 (b)同ロック状態の側面断面図
【図11】同要部であるロック機構部の分解斜視図
【図12】同エンコーダの接点構成を説明する一部断面
後面図
【符号の説明】
20 絶縁ケース 21A,21B,21C 弾性接点 22 回転接点板 23 回転体 23A 中央孔 23B 円筒状支持部 23C 凹凸部 24 エンコーダ部 25A,25B,25C 接続端子 26 中間軸 26A 円形部 26B 円形大径部 26B1 後端面 26B2 テーパ係止部 26C 非円形円筒部 26D 段部 27 凹溝 28 切り欠き 29 軸受部 29A 保持孔 29A1 係止爪部 29B 溝部 30 U字形のバネ材 30A 弾性アーム 31 十字孔部 31A 前端部 31B 中間部 31C,31D 案内溝 31D1 境界段部 31E1,31E2,31E3,31E4 突起部 31F1,31F2,31F3,31F4,31F5,
31F6 テーパ部 32 円形孔部 33 操作軸 33A 大径操作部 33B 十字形部 33C 円形細径部 33D 山形部 34 コイルバネ 35 回転駒 35A 固定部 35B 中央円環部 35C 摺動部 35D 摺動部のテーパ 35E 摺動部の後面段部 36A,36B 固定接点 37 スイッチ基板 38 蓋板 39 可動接点 40 可動接点体 40A 円筒部 41 円錐コイルバネ 42 スイッチ部 43 金属カバー 43A 取付脚部 43B 保持部 43C 爪部 44 節度用バネ 44A ダボ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 順 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が前方の円形部と中間の外周上に凹
    溝を備えた円形大径部と後方の非円形部からなる棒状で
    全長に亘り設けられた貫通孔の前端が非円形でそれから
    後方が円形となった中間部の内壁に複数個の軸方向の突
    起部と案内溝を交互に有し各突起部の後端が回転方向に
    対して一定のテーパとなりこのテーパの前方側終端が案
    内溝につながる部分と係止部となる部分が交互に配され
    た中間軸と、この中間軸と共回り可能で一定範囲の前後
    動可能なように中間軸の後方の非円形部と係合すると共
    に後面に回転接点板を備えた回転体と、中間軸の円形大
    径部を回転可能で一定範囲の前後動が可能なように嵌合
    保持する軸受部と、この軸受部に保持され中間軸の円形
    大径部の外周を挟持している弾性アームが中間軸の前後
    動に伴って円形大径部の外周の凹溝に係脱するU字形の
    バネ材と、中間軸の貫通孔の前端の非円形部に前後動自
    在で共回りするように中間の非円形部が嵌合して前端の
    大径操作部が前方に突出すると共に中間の非円形部と後
    端の円形細径部との境界段部に中間軸の貫通孔の突起部
    と同数の後方へ突出した山形部を有する操作軸と、この
    操作軸の後端の円形細径部に回動自在で一定範囲の前後
    動可能に装着され中央円環部の外周に中間軸の貫通孔の
    案内溝に出入り自由な複数個の摺動部を有し摺動部の前
    端に設けられた中間軸の貫通孔のテーパと同方向のテー
    パの先端が操作軸の境界段部の山形部に対向した回転駒
    と、中間軸の前方の円形部と中間の円形大径部との間の
    段部と操作軸の大径操作部の間に装着されて操作軸を前
    方へ付勢する第一バネ材と、回転体の後端部を回動自在
    に支持すると共に回転接点板に弾接する複数個の弾性接
    点を備えた絶縁ケースと、この絶縁ケースの後方に連結
    され操作軸を前方に引くことにより上記絶縁ケースの底
    面後部に設けられた複数個の固定接点間を短絡するよう
    に第二バネ材により前方に付勢されて中間軸の後端に弾
    接している可動接点を収容した箱状の蓋板と、軸受部の
    前面から蓋板の後端に伸ばされた取付脚部を有する金属
    カバーからなるスイッチ付回転操作型電子部品。
  2. 【請求項2】 U字形のバネ材の弾性アームが中間軸の
    円形大径部の外周の凹溝に嵌まり込み挟持することによ
    る保持力と可動接点を前方に付勢している第二バネ材の
    付勢力を合わせた力よりも、中間軸の段部と操作軸の大
    径操作部の間に装着されて操作軸を前方に付勢する第一
    バネ材の弾性力を大きくした請求項1に記載のスイッチ
    付回転操作型電子部品。
  3. 【請求項3】 中間軸の貫通孔の前端と操作軸の中間の
    非円形部の形状を十字形とした請求項1または2に記載
    のスイッチ付回転操作型電子部品。
  4. 【請求項4】 回転体の前面に凹凸部を設けると共に、
    凹凸部に弾接する節度用バネを軸受部の後面に装着した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載のスイッチ付回転操
    作型電子部品。
JP29386197A 1997-10-27 1997-10-27 スイッチ付回転操作型電子部品 Pending JPH11135307A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399543B1 (ko) * 2000-03-01 2003-09-26 알프스 덴키 가부시키가이샤 회전형 전기부품
KR100413078B1 (ko) * 2000-03-09 2003-12-31 알프스 덴키 가부시키가이샤 스위치부착 회전형 전기부품
KR100852469B1 (ko) * 2006-05-15 2008-08-14 고지마 프레스 고교 가부시키가이샤 차량용 수납장치의 도어의 개폐장치
JP2009151927A (ja) * 2009-02-23 2009-07-09 Sony Corp 操作装置

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KR100852469B1 (ko) * 2006-05-15 2008-08-14 고지마 프레스 고교 가부시키가이샤 차량용 수납장치의 도어의 개폐장치
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