JPH055548A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH055548A
JPH055548A JP3158385A JP15838591A JPH055548A JP H055548 A JPH055548 A JP H055548A JP 3158385 A JP3158385 A JP 3158385A JP 15838591 A JP15838591 A JP 15838591A JP H055548 A JPH055548 A JP H055548A
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JP
Japan
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current
compressor
indoor
indoor units
outdoor unit
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JP3158385A
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English (en)
Inventor
Hideaki Fukunaga
長 英 聡 福
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の室内機が高負荷状態になったとして
も、家屋内に引込まれた電源回路の総電流を遮断器の遮
断電流以下に抑えることのできる空気調和装置を得る。 【構成】 圧縮機の能力制御運転が可能な1台の室外機
20に複数台の室内機10が接続され、このうち、室外機20
は室内機10から送り込まれる電力抑制運転指令に応じ
て、最大使用電流を制限して能力制御運転する。この場
合、室外機20は電力抑制運転指令が送り込まれた室内機
の台数増に応じて段階的に低くなる最大使用電流の制限
値に従って前記圧縮機を能力制御運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機の能力制御運転
が可能な1台の室外機に複数台の室内機が接続された空
気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、一家に複数台の空気調和装置
を設置したり、あるいはこれと併せて大容量の調理器具
を設置したりするのが稀ではなくなってきている。この
場合、家屋内に引込まれた電源回路の許容電流容量の増
加が図られる。しかしながら、許容電流容量の増加が、
電気器具の総消費電流に追い付いていないのが実情であ
る。
【0003】そこで、空気調和装置の電力抑制運転(以
下、パワーセーブ運転という)を指令するためのパワー
セレクトスイッチを室内機に設け、家屋内に引込まれた
電源回路の総電流が遮断器の遮断電流を超えることが予
測されるとき、あるいは、随時にこのパワーセレクトス
イッチをセットしてパワーセーブ運転指令を室外機に与
えると、室外機が最大使用電流を制限して運転するもの
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
のうち、例えば、1台の室外機に2台の室内機が接続さ
れた空気調和装置にあっては、各室内機のパワーセレク
トスイッチの両方がリセットされた通常モードと、各室
内機のパワーセレクトスイッチの少なくとも一方がセッ
トされた電力抑制モード(以下、レリースモードとい
う)の2種類の電流制限値しか設定していなかった。こ
のため、各室内機のパワーセレクトスイッチの両方をセ
ットしたとしても、1台の室内機のパワーセレクトスイ
ッチのみがセットされたレリースモードの電流制限値を
用いることになる。このため、2台の室内機が高負荷状
態になると電源回路の総電流が遮断器の遮断電流を超え
てしまうという問題があった。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたもので、複数の室内機が高負荷状態になった
としても、家屋内に引込まれた電源回路の総電流を遮断
器の遮断電流以下に抑えることのできる空気調和装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧縮機の能
力制御運転が可能な1台の室外機に複数台の室内機が接
続され、前記室外機は前記室内機から送り込まれるパワ
ーセーブ運転指令に応じて、最大使用電流を制限して能
力制御運転する空気調和装置において、前記室外機はパ
ワーセーブ運転指令が送り込まれた室内機の台数増に応
じて段階的に低くなる最大使用電流の制限値に従って前
記圧縮機を能力制御運転するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、パワーセーブ運転指令が
送り込まれた室内機の台数の増加に応じて、室外機は段
階的に低くなる最大使用電流の制限値に従って圧縮機を
能力制御運転するようにしたので、複数の室内機が高負
荷状態になったとしても、電源回路の総電流を遮断器の
遮断電流以下に抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基いて詳述
する。
【0009】図2はこの発明の一実施例に係る冷凍サイ
クル図であり、特に、1台の室外機に2台の室内機が接
続された場合を示している。ここで、2台の室内機を共
に暖房運転したとすれば、圧縮機1で圧縮された冷媒は
矢印で示したように四方弁2を通った後、開閉弁3A→室
内機10→膨脹弁4Aの経路と、開閉弁3B→室内機10→膨脹
弁4Bの経路とに分かれてそれぞれ熱を放出した後に合流
し、室外ファン5を有する室外熱交換器6で熱を吸収し
て圧縮機1に戻る。
【0010】この空気調和装置の配線および配管は、図
3に示したように、2台の室内機10(以下、室内機A,
室内機Bという)と室外機20とがそれぞれ冷媒配管30
と、シリアル信号連絡線40とで接続される外、室内機
A,Bはそれぞれ商用の交流100[V]電源に接続され、室
外機20は商用の交流200[V]電源に接続されている。
【0011】図1はこの空気調和装置の制御系統の構成
を示すブロック図である。同図において、室内機Aおよ
び室内機Bは全く同一に構成され、それぞれ、マイクロ
コンピュータを主体とし、各種の演算処理を実行して圧
縮機の運転周波数指令等を出力する制御部11と、室内温
度を検出して温度信号を制御部11に与える温度センサ12
と、図示省略のリモコン装置から温度設定信号を制御部
11に与える設定入力回路13と、必要時にセットしてパワ
ーセーブ運転指令を制御部11に与えるパワーセレクトス
イッチ14と、制御部11の出力信号をシリアル信号として
室外機20に伝送したり、運転に必要な信号を室外機20か
ら受信して制御部11に与えるシリアル送受信器15とを備
えている。一方、室外機20はマイクロコンピュータを主
体とする制御部21と、室外機20での使用電流を検出して
電流信号を制御部21に与える電流センサ22と、室内機
A,Bからの信号を受けて制御部21に渡したり、逆に運
転状態信号を室内機A,Bに伝送したりするシリアル送
受信器23と、制御部21の演算処理結果に応じて圧縮機
1、四方弁2、室外ファン5を駆動するドライブ回路24
とを備えている。
【0012】上記のように構成された本実施例の動作
を、図4のフローチャートに従って、図5および図6を
も参照して以下に説明する。
【0013】室内機A,Bが共に暖房モードを選択した
とすると、各制御部11はそれぞれ温度センサ12で検出さ
れた室温と、設定入力回路13を介して入力された設定温
度との偏差に対応して、圧縮機1の運転周波数を演算し
てその周波数指令を出力する。また、各制御部11は運転
モード信号および運転中信号と併せてパワーセレクトス
イッチ14のパワーセーブ指令を出力する。シリアル送受
信器15はこれら周波数指令、運転中信号およびパワーセ
ーブ指令を室外機20に伝送する。
【0014】一方、室外機20においては、シリアル送受
信器23がこれらの指令および信号を受信して制御部21に
与える。また、電流センサ22が使用電流を検出して電流
信号を制御部21に与える。制御部21は室内機A,Bから
伝送された運転モード信号に従って四方弁2を励磁し、
周波数指令に対して所定の演算式に従って総合負荷に対
応する運転周波数を演算する。
【0015】さらに、制御部21は室内機A,Bの、運転
中信号およびパワーセーブ指令の有無に応じて、図4に
示す処理を実行する。すなわち、ステップ101 にて室内
機Aが運転中か否かを判定し、運転中であればステップ
102 で室内機Bが運転中か否かを判定し、運転中であれ
ばステップ104 以下の処理を実行する。なお、ステップ
101 にて室内機Aが運転中でないと判定されれば、ステ
ップ103 で室内機Bが運転中か否かを判定する。その結
果、室内機A,Bの両方が停止中であれば最初の処理に
戻り、このうちのいずれか一方が運転中で、他方が停止
中であれば、1室に対するパワーセーブ制御、すなわ
ち、レリース点制御を実行する。この1室に対するレリ
ース点制御は各種提案されて公知であるのでその説明を
省略する。
【0016】一方、室内機A,Bの両方が運転中であっ
た場合には、ステップ104 にて室内機Aのパワーセーブ
指令が有るか否かを判定し、無ければステップ105 にて
室内機Bのパワーセーブ指令が有るか否かを判定して、
これも無ければステップ106にてレリース点xとする通
常運転、すなわち、レリース点xを最大電流として圧縮
機1を能力制御運転する。
【0017】また、ステップ104 にて室内機Aからのパ
ワーセーブ指令有りと判定すればステップ107 にて室内
機Bからのパワーセーブ指令が有るか否かを判定する。
このステップ107 でパワーセーブ指令が無いと判定され
るか、あるいは、ステップ105 でパワーセーブ指令有り
と判定されたとき、すなわち、室内機A,Bのいずれか
一方からパワーセーブ指令が送り込まれた状態であれ
ば、ステップ108 にてxよりもαだけ小さいレリース点
x−αを最大電流として圧縮機1を能力制御運転する。
【0018】さらに、ステップ107 にてパワーセーブ指
令有りと判定された場合、すなわち、室内機A,Bの両
方からパワーセーブ指令が送り込まれた場合、ステップ
109にてxよりもβ(β>α)だけ小さいレリース点x
−βを最大電流として圧縮機1を能力制御運転する。図
5はこれらパワーセーブ指令の有無とレリース点との関
係を示した図表である。
【0019】図6はレリース点x,x−α,x−βに基
づくパワーセーブ運転の内容を示す図である。この場
合、レリース点xを最大電流とする圧縮機1の能力制御
運転とは、レリース点xに等しい閾値I1 と、これより
も一定値だけ低い閾値I2 によって電流の変動範囲を低
い方から順にAゾーン、Cゾーン、Bゾーンという3つ
のゾーンに分ける。そして、電流センサ22によって検出
される電流値がAゾーンにあったとすれば、制御部21で
演算した運転周波数で圧縮機1を運転する。また、電流
センサ22によって検出される電流値が閾値I1 を超えて
Bゾーンに入ったとすれば圧縮機1の運転周波数を所定
の割合で減少させる。さらに、電流センサ22によって検
出された電流値がBゾーンからCゾーンに移行したとき
には、現運転周波数を維持する。
【0020】一方、レリース点x−αに基づいて運転す
る場合には、レリース点x−αに等しい閾値I1 と、こ
れよりも一定値だけ低い閾値I2によって電流の変動範
囲をゾーン分けして同様な運転を行い、レリース点x−
βに基づいて運転する場合には、レリース点x−βに等
しい閾値I1 と、これよりも一定値だけ低い閾値I2
よって電流の変動範囲をゾーン分けして同様な運転を行
う。
【0021】この結果、パワーセーブ指令が送り込まれ
た室内機の台数増に応じて段階的に低くなる最大使用電
流の制限値に従って圧縮機1をパワーセーブ運転するこ
とができる。
【0022】なお、上記実施例では1台の室外機に2台
の室内機を接続した空気調和装置について説明したが、
3台以上の室内機が1台の室外機に接続される空気調和
装置にも本発明を適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなようにこの
発明によれば、パワーセーブ運転指令が送り込まれた室
内機の台数増に応じて、室外機は段階的に低くなる最大
使用電流の制限値に従って圧縮機を能力制御運転するた
め、複数の室内機が高負荷状態になったとしても、電源
回路の総電流を遮断器の遮断電流以下に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御系統の構成を示すブロ
ック図。
【図2】本発明の一実施例の冷凍サイクル図。
【図3】本発明の一実施例の配線、配管状態を示した
図。
【図4】本発明の一実施例の主要素の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するための図
表。
【図6】本発明の一実施例の動作を説明するため、電流
と時間との関係を示した線図。
【符号の説明】
1 圧縮機 10 室内機 11 制御部 14 パワーセレクトスイッチ 20 室外機 21 制御部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】圧縮機の能力制御運転が可能な1台の室外
    機に複数台の室内機が接続され、前記室外機は前記室内
    機から送り込まれる電力抑制運転指令に応じて、最大使
    用電流を制限して能力制御運転する空気調和装置におい
    て、前記室外機は電力抑制運転指令が送り込まれた室内
    機の台数増に応じて段階的に低くなる最大使用電流の制
    限値に従って前記圧縮機を能力制御運転することを特徴
    とする空気調和装置。
JP3158385A 1991-06-28 1991-06-28 空気調和装置 Pending JPH055548A (ja)

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JP3158385A JPH055548A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 空気調和装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002303439A (ja) * 2001-04-02 2002-10-18 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機
JP2011153729A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Daikin Industries Ltd 空気調和機
CN115111749A (zh) * 2022-08-08 2022-09-27 宁波奥克斯电气股份有限公司 空调控制方法、装置、多联机空调及存储介质

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