JP2003120988A - 冷媒加熱式多室形空気調和装置 - Google Patents

冷媒加熱式多室形空気調和装置

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JP2003120988A
JP2003120988A JP2001314888A JP2001314888A JP2003120988A JP 2003120988 A JP2003120988 A JP 2003120988A JP 2001314888 A JP2001314888 A JP 2001314888A JP 2001314888 A JP2001314888 A JP 2001314888A JP 2003120988 A JP2003120988 A JP 2003120988A
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indoor
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Kazuhiro Yoshioka
和広 吉岡
Kazuto Nakatani
和人 中谷
Nobuki Shima
伸起 嶋
Takahiko Ao
孝彦 青
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他室で暖房運転している場合であっても、室
内機の吹き出し温度及び冷媒加熱装置の出口温度への影
響を少なくすることができる冷媒加熱式多室形空気調和
装置を提供する。 【解決手段】 冷媒加熱式多室形空気調和装置におい
て、断続運転状態にある室内機の機種、能力ランク、室
内吸い込み温度から断続運転時の空調負荷を導き出し、
その負荷に応じて圧縮機や冷媒加熱装置の加熱量を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒加熱式多室形
空気調和装置の容量可変形圧縮機または加熱量可変形冷
媒加熱装置の制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷媒加熱式多室形空気調和装置の
暖房運転時において、室温が設定温度に近づいた時は室
内送風機を停止させ、その後定期的に室内送風機を断続
運転させて室温を検出し室温と設定温度の差温がある値
以上になると室内送風機の運転を連続運転状態に戻して
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、１室以上の室内において室内送風機が断
続運転状態になった時、断続運転状態にある室内機の種
類や容量に応じて連続運転中の室内機において設計能力
値に比べて能力ダウンが生じてしまい、連続運転中の室
内機の吹き出し温度が低下してしまうという課題及び、
加熱量可変形冷媒加熱装置の出口温度が急激に上昇して
しまうという課題を有していた。
【０００４】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、暖房多室運転中に室内機のどれか１室が断
続運転しても、他室で暖房運転している室内機の吹き出
し温度及び加熱量可変形冷媒加熱装置の出口温度への影
響を少なくすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、断続運転状態にある室内機の機種、能力ラ
ンク、室内吸い込み温度から断続運転時の空調負荷を導
き出し、その負荷に応じて圧縮機や冷媒加熱装置を制御
するものである。
【０００６】このように、圧縮機や冷媒加熱装置を制御
することにより他室で暖房運転している室内機の吹き出
し温度及び冷媒加熱装置の出口温度への影響を少なくす
ることができ、設計値通りの能力で連続運転が可能にな
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するために、請求
項１記載の本発明は、室内送風機の断続運転時に室内温
度検出手段からの情報を基に空調負荷を求め、その空調
負荷に応じて圧縮機容量を制御することにより冷媒循環
量を制御するものである。
【０００８】この構成により、他室で運転している室内
機の吹き出し温度への影響を少なくするとともに冷媒加
熱装置の出口温度の上昇を防ぐことができる。
【０００９】また、請求項２に記載の本発明は、室内送
風機の断続運転時に室内温度検出手段からの情報を基に
空調負荷を求め、その空調負荷に応じて冷媒加熱装置の
加熱量を制御するものである。
【００１０】この構成により、容易に冷媒加熱装置の出
口温度の上昇を防ぐことができる。
【００１１】さらに、請求項３に記載の本発明は、室内
送風機の断続運転時に室内温度検出手段からの情報を基
に空調負荷を求め、その空調負荷に応じて圧縮機容量及
び冷媒加熱装置の加熱量を制御することにより冷媒循環
量及び冷媒加熱装置の加熱量を制御するものである。
【００１２】この構成により、他室で運転している室内
機の吹き出し温度への影響を少なくするとともに冷媒加
熱装置の出口温度の上昇を防ぐことができ、より細かな
制御が可能になり快適性の向上につながる。
【００１３】以下本発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【００１４】（実施の形態１）図１は、本発明にかかる
冷媒加熱式多室形空気調和装置の冷凍サイクル図の１例
であり、１台の室外機に２台の室内機を接続した場合を
示している。本実施形態では説明が容易に行える構成と
して本構成について述べるが、３室以上の構成において
も同様の事が言える。
【００１５】図１において冷凍サイクルは、容量可変形
圧縮機３と室外熱交換器４と四方弁５と二方弁６と加熱
量可変形冷媒加熱装置７を有する１台の室外機１と、室
内熱交換器８ａ、８ｂを有する２台の室内機２ａ、２ｂ
と、室外機１に設けて主に冷媒液が流れる液側主管９を
分岐した液側分岐管１０ａ、１０ｂ及び主に冷媒ガスが
流れるガス側主管１１を分岐したガス側分岐管１２ａ、
１２ｂを介して接続し、液側分岐管１０ａ、１０ｂのそ
れぞれに電気的に弁開度を制御可能とした電動膨張弁１
３ａ、１３ｂを介装して構成されている。
【００１６】図２は本発明における請求項１の実施形態
における制御ブロック図の１例である。図２において室
内機２ａ、２ｂは同一の制御ブロックを持つものであ
り、室内機２ａと室外機１を用いて制御構成を説明す
る。
【００１７】まず、運転設定回路１５ａにおいて設定さ
れた各種運転条件を室内機２ａの信号受信回路１６ａに
て受信し、各種運転条件を室内温度設定記憶手段１７
ａ、運転停止記憶手段１８ａ、運転モード記憶手段１９
ａにて記憶する。
【００１８】室内機２ａは定格容量を記憶する定格容量
記憶手段２４ａと機種タイプを記憶する機種タイプ記憶
手段２５ａを有している。室内温度検出手段２０ａによ
り室内温度を求め、室内温度設定記憶手段１７ａに記憶
された室内設定温度値との差温を差温算出手段２１ａに
て算出し、その値と運転停止記憶手段１８ａに記憶され
た信号から室内送風機運転判断手段２２ａで室内送風機
の運転を制御する。
【００１９】そして、運転モード記憶手段１９ａと室内
温度検出手段２０ａと差温算出手段２１ａと室内送風機
運転判断手段２２ａと定格容量記憶手段２４ａと機種タ
イプ記憶手段２５ａからの信号を信号送出回路２６ａか
ら送信し、室外機１の信号受信回路２７にて受信する。
これらの信号から圧縮機周波数演算手段２８にて圧縮機
の運転周波数を決定するとともに、加熱量演算手段３１
にて冷媒加熱装置における加熱量を決定する。
【００２０】また、運転モード記憶手段１９ａと室内温
度検出手段２０ａと室内送風機運転判断手段２２ａから
の信号によって運転状態判別手段２９ａで運転状態の判
別を行い、周波数補正定数決定手段３０にて周波数補正
定数を決定し圧縮機周波数演算手段２８に与えて圧縮機
の運転周波数の補正を行う。
【００２１】（実施の形態２）図３は本発明における請
求項２の実施形態における制御ブロック図の１例であ
る。図３において室内機２ａ、２ｂは同一の制御ブロッ
クを持つものであり、室内機２ａと室外機１を用いて制
御構成を説明する。
【００２２】まず、運転設定回路１５ａにおいて設定さ
れた各種運転条件を室内機２ａの信号受信回路１６ａに
て受信し、各種運転条件を室内温度設定記憶手段１７
ａ、運転停止記憶手段１８ａ、運転モード記憶手段１９
ａにて記憶する。室内機２ａは定格容量を記憶する定格
容量記憶手段２４ａと機種タイプを記憶する機種タイプ
記憶手段２５ａを有している。
【００２３】室内温度検出手段２０ａにより室内温度を
求め、室内温度設定記憶手段１７ａに記憶された室内設
定温度値との差温を差温算出手段２１ａにて算出し、そ
の値と運転停止記憶手段１８ａに記憶された信号から室
内送風機運転判断手段２２ａで室内送風機の運転を制御
する。
【００２４】そして、運転モード記憶手段１９ａと室内
温度検出手段２０ａと差温算出手段２１ａと室内送風機
運転判断手段２２ａと定格容量記憶手段２４ａと機種タ
イプ記憶手段２５ａからの信号を信号送出回路２６ａか
ら送信し、室外機１の信号受信回路２７にて受信する。
【００２５】これらの信号から圧縮機周波数演算手段２
８にて圧縮機の運転周波数を決定するとともに、加熱量
演算手段３１にて冷媒加熱装置における加熱量を決定す
る。
【００２６】また、運転モード記憶手段１９ａと室内温
度検出手段２０ａと室内送風機運転判断手段２２ａから
の信号によって運転状態判別手段２９ａで運転状態の判
別を行い、加熱量補正定数決定手段３２にて加熱量補正
定数を決定し加熱量演算手段３１に与えて冷媒加熱装置
の加熱量の補正を行う。
【００２７】（実施の形態３）図４は本発明における請
求項３の実施形態における制御ブロック図の１例であ
る。図４において室内機２ａ、２ｂは同一の制御ブロッ
クを持つものであり、室内機２ａと室外機１を用いて制
御構成を説明する。
【００２８】まず、運転設定回路１５ａにおいて設定さ
れた各種運転条件を室内機２ａの信号受信回路１６ａに
て受信し、各種運転条件を室内温度設定記憶手段１７
ａ、運転停止記憶手段１８ａ、運転モード記憶手段１９
ａにて記憶する。
【００２９】室内機２ａは定格容量を記憶する定格容量
記憶手段２４ａと機種タイプを記憶する機種タイプ記憶
手段２５ａを有している。室内温度検出手段２０ａによ
り室内温度を求め、室内温度設定記憶手段１７ａに記憶
された室内設定温度値との差温を差温算出手段２１ａに
て算出し、その値と運転停止記憶手段１８ａに記憶され
た信号から室内送風機運転判断手段２２ａで室内送風機
の運転を制御する。
【００３０】そして、運転モード記憶手段１９ａと室内
温度検出手段２０ａと差温算出手段２１ａと室内送風機
運転判断手段２２ａと定格容量記憶手段２４ａと機種タ
イプ記憶手段２５ａからの信号を信号送出回路２６ａか
ら送信し、室外機１の信号受信回路２７にて受信する。
【００３１】これらの信号から圧縮機周波数演算手段２
８にて圧縮機の運転周波数を決定するとともに、加熱量
演算手段３１にて冷媒加熱装置における加熱量を決定す
る。
【００３２】また、運転モード記憶手段１９ａと室内温
度検出手段２０ａと室内送風機運転判断手段２２ａから
の信号によって運転状態判別手段２９ａで運転状態の判
別を行い、周波数補正定数決定手段３０にて周波数補正
定数を、加熱量補正定数決定手段３２にて加熱量補正定
数を決定し、それぞれ圧縮機周波数演算手段２８と加熱
量演算手段３１に与えて、圧縮機の運転周波数の補正冷
と媒加熱装置の加熱量の補正を行う。
【００３３】図５は、請求項１から３の実施形態におけ
るフローチャートの１例である。運転開始信号が与えら
れると、室内ファンモータが運転を開始する。
【００３４】そして、室内温度を検出し、室内設定温度
との差温を求め室内ファンモータの連続運転か断続運転
かを判断する。判断を行なう判断値は、能力ランク、機
種タイプ運転条件から決定されるものとする。断続運転
が選択された時、室内ファンモータを一定時間停止させ
る。
【００３５】そして運転モードが２室暖房運転（今回の
実施例は２室接続であるが、３室接続以上の場合は２室
以上暖房運転時となる）である時、補正定数を決定し補
正を行なう（請求項１においては圧縮機の運転周波数、
請求項２においては冷媒加熱装置の加熱量、請求項３に
おいては圧縮機周波数と冷媒加熱装置の加熱量の補正を
行なう）。
【００３６】そして、室内送風機の運転を再開し室温の
検出を行なう。運転モードが暖房運転以外、または１室
運転時には補正を行なわずに室内送風機の運転を再開し
室温の検出を行なう。
【００３７】本実施形態において補正定数の決定手段と
しては、テーブルより求めても、各種演算式から求めて
もよい。また、補正定数決定のためのパラメータとし
て、快適性及び信頼性向上のため定格容量及び機種タイ
プも用いたが、定格容量及び機種タイプがなくとも補正
定数の決定において問題はない。
【００３８】
【発明の効果】上記実施形態から明らかなように、請求
項１に記載の発明は、室内送風機の断続運転時に室内温
度検出手段からの情報を基に空調負荷を求め、その空調
負荷に応じて圧縮機容量を制御することにより冷媒循環
量を制御するもので、この構成によれば、他室で運転し
ている室内機の吹き出し温度への影響を少なくするとと
もに冷媒加熱装置の出口温度の上昇を防ぐことができ
る。
【００３９】請求項２に記載の発明は、室内送風機の断
続運転時に室内温度検出手段からの情報を基に空調負荷
を求め、その空調負荷に応じて冷媒加熱装置の加熱量を
制御するもので、この構成によれば、容易に冷媒加熱装
置の出口温度の上昇を防ぐことができる。
【００４０】請求項３に記載の発明は、室内送風機の断
続運転時に室内温度検出手段からの情報を基に空調負荷
を求め、その空調負荷に応じて圧縮機容量及び冷媒加熱
装置の加熱量を制御することにより冷媒循環量及び冷媒
加熱装置の加熱量を制御するもので、この構成によれ
ば、他室で運転している室内機の吹き出し温度への影響
を少なくするとともに冷媒加熱装置の出口温度の上昇を
防ぐことができ、より細かな制御が可能になり快適性の
向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す空気調和装置の冷凍
サイクル図
【図２】本発明の実施の形態１を示す空気調和装置の制
御ブロック図
【図３】本発明の実施の形態２を示す空気調和装置の制
御ブロック図
【図４】本発明の実施の形態３を示す空気調和装置の制
御ブロック図
【図５】本発明の各実施の形態を示す空気調和装置の制
御フローチャート
【符号の説明】
１ 室外機 ２ａ、２ｂ 室内機 ３ 周波数可変形圧縮機 ４ 室外熱交換機 ５ 四方弁 ６ 二方弁 ７ 加熱量可変形冷媒加熱装置 ８ａ、８ｂ 室内熱交換機 ９ 液側主管 １０ａ、１０ｂ 液側分岐管 １１ ガス側主管 １２ａ、１２ｂ ガス側分岐管 １３ａ、１３ｂ 電動膨張弁 １４ａ、１４ｂ 室内温度センサ １５ａ、１５ｂ 運転設定回路 １６ａ 信号受信回路 １７ａ 室内温度設定記憶手段 １８ａ 運転停止記憶手段 １９ａ 運転モード記憶手段 ２０ａ 室内温度検出手段 ２１ａ 差温算出手段 ２２ａ 室内送風機運転判断手段 ２３ａ 室内送風機駆動部 ２４ａ 定格容量記憶手段 ２５ａ 機種タイプ記憶手段 ２６ａ 信号送出回路 ２７ 信号受信回路 ２８ 圧縮機周波数演算手段 ２９ 運転状態判別手段 ３０ 周波数補正定数決定手段 ３１ 加熱量演算手段 ３２ 加熱量補正定数決定手段
フロントページの続き (72)発明者 嶋 伸起 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 青 孝彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3L060 AA06 CC02 DD02 EE02 EE08 3L092 MA01 NA14 PA01 PA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 容量可変形圧縮機、室外熱交換器、四方
    弁、加熱量可変形冷媒加熱装置を有する１台の室外機
    と、室内熱交換器を有する複数台の室内機と、前記室外
    機に設けられた主に冷媒液が流れる液側主管を分岐した
    液側分岐管及び前記室外機に設けられた主に冷媒ガスが
    流れるガス側主管を分岐したガス側分岐管を介して前記
    室外機と複数台ある前記室内機を接続するとともに、前
    記液側分岐管のそれぞれには電気的に弁開度を制御可能
    とした電動膨張弁を介装し、前記室内機の各々に室内温
    度の設定値を記憶する室内温度設定記憶手段と、室内温
    度を検出する室内温度検出手段と、前記室内温度設定記
    憶手段と前記室内温度検出手段とから設定室内温度と室
    内温度との差温を算出する差温算出手段と、室内機が運
    転か停止かを記憶する運転停止記憶手段と、前記差温算
    出手段と前記運転停止記憶手段から設定室内温度と室内
    温度との差温により室内送風機の連続運転または断続運
    転の判断をする室内送風機運転判断手段と、室内機の運
    転状態を記憶する運転モード記憶手段を設け、前記容量
    可変形圧縮機の容量を制御する圧縮機周波数演算手段
    と、前記冷媒加熱装置の加熱量を制御する加熱量演算手
    段と、前記室内温度検出手段と前記室内送風機運転判断
    手段と前記運転モード記憶手段から運転状態を判別する
    運転状態判別手段と、前記運転状態判別手段により前記
    容量可変形圧縮機の運転周波数の補正定数を決定する周
    波数補正定数決定手段を有し、前記圧縮機周波数演算手
    段と前記周波数補正定数決定手段から圧縮機運転周波数
    を制御する冷媒加熱式多室形空気調和装置。
  2. 【請求項２】 容量可変形圧縮機、室外熱交換器、四方
    弁、加熱量可変形冷媒加熱装置を有する１台の室外機
    と、室内熱交換器を有する複数台の室内機と、前記室外
    機に設けられた主に冷媒液が流れる液側主管を分岐した
    液側分岐管及び前記室外機に設けられた主に冷媒ガスが
    流れるガス側主管を分岐したガス側分岐管を介して前記
    室外機と複数台ある前記室内機を接続するとともに、前
    記液側分岐管のそれぞれには電気的に弁開度を制御可能
    とした電動膨張弁を介装し、前記室内機の各々に室内温
    度の設定値を記憶する室内温度設定記憶手段と、室内温
    度を検出する室内温度検出手段と、前記室内温度設定記
    憶手段と前記室内温度検出手段とから設定室内温度と室
    内温度との差温を算出する差温算出手段と、室内機が運
    転か停止かを記憶する運転停止記憶手段と、前記差温算
    出手段と前記運転停止記憶手段から設定室内温度と室内
    温度との差温により室内送風機の連続運転または断続運
    転の判断をする室内送風機運転判断手段と、室内機の運
    転状態を記憶する運転モード記憶手段を設け、前記容量
    可変形圧縮機の容量を制御する圧縮機周波数演算手段
    と、前記冷媒加熱装置の加熱量を制御する加熱量演算手
    段と、前記室内温度検出手段と前記室内送風機運転判断
    手段と前記運転モード記憶手段から運転状態を判別する
    運転状態判別手段と、前記運転状態判別手段により前記
    冷媒加熱装置の加熱量を調整する補正定数を決定する加
    熱量補正定数決定手段を有し、前記加熱量演算手段と前
    記加熱量補正定数決定手段から前記冷媒加熱装置の加熱
    量を制御する冷媒加熱式多室形空気調和装置。
  3. 【請求項３】 容量可変形圧縮機、室外熱交換器、四方
    弁、加熱量可変形冷媒加熱装置を有する１台の室外機
    と、室内熱交換器を有する複数台の室内機と、前記室外
    機に設けられた主に冷媒液が流れる液側主管を分岐した
    液側分岐管及び前記室外機に設けられた主に冷媒ガスが
    流れるガス側主管を分岐したガス側分岐管を介して前記
    室外機と複数台ある前記室内機を接続するとともに、前
    記液側分岐管のそれぞれには電気的に弁開度を制御可能
    とした電動膨張弁を介装し、前記室内機の各々に室内温
    度の設定値を記憶する室内温度設定記憶手段と、室内温
    度を検出する室内温度検出手段と、前記室内温度設定記
    憶手段と前記室内温度検出手段とから設定室内温度と室
    内温度との差温を算出する差温算出手段と、室内機が運
    転か停止かを記憶する運転停止記憶手段と、前記差温算
    出手段と前記運転停止記憶手段から設定室内温度と室内
    温度との差温により室内送風機の連続運転または断続運
    転の判断をする室内送風機運転判断手段と、室内機の運
    転状態を記憶する運転モード記憶手段を設け、前記容量
    可変形圧縮機の容量を制御する圧縮機周波数演算手段
    と、前記冷媒加熱装置の加熱量を制御する加熱量演算手
    段と、前記室内温度検出手段と前記室内送風機運転判断
    手段と前記運転モード記憶手段から運転状態を判別する
    運転状態判別手段と、前記運転状態判別手段により前記
    容量可変形圧縮機の運転周波数の補正定数を決定する周
    波数補正定数決定手段と前記冷媒加熱装置の加熱量を調
    整する補正定数を決定する加熱量補正定数決定手段を有
    し、前記圧縮機周波数演算手段と前記周波数補正定数決
    定手段から圧縮機運転周波数を制御するとともに、前記
    加熱量演算手段と前記加熱量補正定数決定手段から前記
    冷媒加熱装置の加熱量を制御する冷媒加熱式多室形空気
    調和装置
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