JP2542648B2 - 冷媒加熱式冷暖房機 - Google Patents
冷媒加熱式冷暖房機Info
- Publication number
- JP2542648B2 JP2542648B2 JP62299574A JP29957487A JP2542648B2 JP 2542648 B2 JP2542648 B2 JP 2542648B2 JP 62299574 A JP62299574 A JP 62299574A JP 29957487 A JP29957487 A JP 29957487A JP 2542648 B2 JP2542648 B2 JP 2542648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- variable capacity
- refrigerant
- frequency
- capacity compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の構成〕 （産業上の利用分野） 本発明は暖房運転時の暖房立上がりスピードを早くす
るようにした冷媒加熱式冷暖房機に関する。
るようにした冷媒加熱式冷暖房機に関する。
（従来の技術） この種の冷媒加熱式冷暖房機は、能力可変形圧縮機
１、四方弁２、室内側熱交換器３、膨脹弁４、室外側熱
交換器５を順に冷媒配管６で接続するとともに、膨脹弁
４と室外側熱交換器５の間と能力可変形圧縮機の吸込み
側1aとを結ぶ管路７に冷媒加熱器８を設けて構成されて
いて、能力可変形圧縮機の周波数を制御装置９で制御す
るようにしており、暖房運転時の暖房立上がりスピード
を早くするために暖房運転開始時にはいつも、制御装置
９によって圧縮機の運転周波数を予め設定されている周
波数のうちの最も高い周波数にして圧縮機を起動させる
ようにしている。
１、四方弁２、室内側熱交換器３、膨脹弁４、室外側熱
交換器５を順に冷媒配管６で接続するとともに、膨脹弁
４と室外側熱交換器５の間と能力可変形圧縮機の吸込み
側1aとを結ぶ管路７に冷媒加熱器８を設けて構成されて
いて、能力可変形圧縮機の周波数を制御装置９で制御す
るようにしており、暖房運転時の暖房立上がりスピード
を早くするために暖房運転開始時にはいつも、制御装置
９によって圧縮機の運転周波数を予め設定されている周
波数のうちの最も高い周波数にして圧縮機を起動させる
ようにしている。
（発明が解決しようとする問題点） しかし圧縮機を起動させるために設定されている最大
の圧縮機周波数では、冷媒循環量が安定している場合に
は圧縮機の最大能力がでるが、冷媒循環量の少ない立上
がり時においては、能力不足となりサイクル立上がりス
ピードを早くすることに制限がある。
の圧縮機周波数では、冷媒循環量が安定している場合に
は圧縮機の最大能力がでるが、冷媒循環量の少ない立上
がり時においては、能力不足となりサイクル立上がりス
ピードを早くすることに制限がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、暖房起
動時の圧縮機運転周波数を吐出温度により制御して暖房
立上がりスピードを早くするようにした冷媒加熱式冷暖
房機を提供することを目的とする。
動時の圧縮機運転周波数を吐出温度により制御して暖房
立上がりスピードを早くするようにした冷媒加熱式冷暖
房機を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本発明の冷媒加熱式冷暖房機は、能力可変形圧縮機、
四方弁、室内側熱交換器、膨脹弁、室外側熱交換器を順
に冷媒配管で接続するとともに、膨脹弁と室外側熱交換
器の間と能力可変形圧縮機の吸込み側とを結ぶ管路に冷
媒加熱器を設け、上記能力可変形圧縮機を制御する制御
装置に、暖房運転開始時圧縮機吐出温度が設定値以下で
は最大周波数で、設定値以上では室内空調負荷に対応し
た指令コードに応じた周波数で能力可変形圧縮機を作動
させるための制御回路を組込むとともに、上記能力可変
形圧縮機の吐出側に冷媒のための温度センサを設け、こ
の温度センサの検出信号を制御装置に送り、この検出信
号に応じて能力可変形圧縮機の運転周波数を設定するよ
うにして構成される。
四方弁、室内側熱交換器、膨脹弁、室外側熱交換器を順
に冷媒配管で接続するとともに、膨脹弁と室外側熱交換
器の間と能力可変形圧縮機の吸込み側とを結ぶ管路に冷
媒加熱器を設け、上記能力可変形圧縮機を制御する制御
装置に、暖房運転開始時圧縮機吐出温度が設定値以下で
は最大周波数で、設定値以上では室内空調負荷に対応し
た指令コードに応じた周波数で能力可変形圧縮機を作動
させるための制御回路を組込むとともに、上記能力可変
形圧縮機の吐出側に冷媒のための温度センサを設け、こ
の温度センサの検出信号を制御装置に送り、この検出信
号に応じて能力可変形圧縮機の運転周波数を設定するよ
うにして構成される。
（作用） 本発明の冷媒加熱式冷暖房機においては、能力可変形
圧縮機の起動時の冷媒吐出温度を温度センサで検出し、
この温度センサの検出信号を制御装置に送り、この検出
信号を能力可変形圧縮機を制御する制御装置に組込まれ
た制御回路の設定値と比較演算し、検出信号値が設定値
以下であれば、最大周波数で能力可変形圧縮機を運転さ
せ、サイクル温度が上がって、温度センサの検出信号値
が設定値以上であったら、能力可変形圧縮機を通常の室
内空調負荷に対応した周波数で運転させ、これによりサ
イクル立上がりスピードを早くする。
圧縮機の起動時の冷媒吐出温度を温度センサで検出し、
この温度センサの検出信号を制御装置に送り、この検出
信号を能力可変形圧縮機を制御する制御装置に組込まれ
た制御回路の設定値と比較演算し、検出信号値が設定値
以下であれば、最大周波数で能力可変形圧縮機を運転さ
せ、サイクル温度が上がって、温度センサの検出信号値
が設定値以上であったら、能力可変形圧縮機を通常の室
内空調負荷に対応した周波数で運転させ、これによりサ
イクル立上がりスピードを早くする。
（実施例） 以下本発明の一実施例を図面につき説明する。
なお第１図において第５図と同一部材については同一
符号を付す。
符号を付す。
第１図において符号10は温度センサであって、この温
度センサ10は、冷凍サイクルの能力可変形圧縮機１の吐
出側1bに配置されている。この温度センサ10は、冷媒ガ
スの吐出温度を検出し、その検出信号を制御装置９に送
る。上記制御装置９には、圧縮機吐出温度が設定値以下
では最大周波数で、設定値以上では室内空調負荷に対応
した指令コードに応じた周波数で能力可変形圧縮機を作
動させるための制御回路が組込まれている。上記指令コ
ードに応じた周波数とは、第４図に示すように、室内空
調負荷に対応した指令コードと圧縮機周波数の割付け表
により決められる値である。
度センサ10は、冷凍サイクルの能力可変形圧縮機１の吐
出側1bに配置されている。この温度センサ10は、冷媒ガ
スの吐出温度を検出し、その検出信号を制御装置９に送
る。上記制御装置９には、圧縮機吐出温度が設定値以下
では最大周波数で、設定値以上では室内空調負荷に対応
した指令コードに応じた周波数で能力可変形圧縮機を作
動させるための制御回路が組込まれている。上記指令コ
ードに応じた周波数とは、第４図に示すように、室内空
調負荷に対応した指令コードと圧縮機周波数の割付け表
により決められる値である。
一方冷媒加熱式冷暖房機においては、能力可変形圧縮
機の暖房運転時の周波数は、冷房運転時の周波数の約1/
2以下に設定されている。これは吸込圧力Psを12kg/cm2G
以上に設定しているために、冷媒循環量が多くなるの
で、周波数を下げることでこれに対応しているためであ
る。
機の暖房運転時の周波数は、冷房運転時の周波数の約1/
2以下に設定されている。これは吸込圧力Psを12kg/cm2G
以上に設定しているために、冷媒循環量が多くなるの
で、周波数を下げることでこれに対応しているためであ
る。
しかして能力可変形圧縮機の起動時には、たとえば外
気温０℃時停止時の圧力4kg/cm2Gから安定時の12kg/cm2
Gまで上げる必要があるが、起動時の圧縮機吸込みガス
の比体積が著しく大きいために、安定時と同じ運転周波
数では冷媒循環量が著しく少なくなってしまうことにな
る。
気温０℃時停止時の圧力4kg/cm2Gから安定時の12kg/cm2
Gまで上げる必要があるが、起動時の圧縮機吸込みガス
の比体積が著しく大きいために、安定時と同じ運転周波
数では冷媒循環量が著しく少なくなってしまうことにな
る。
第３図は暖房運転時の周波数制御を示すシーケンス図
であり、温度センサ（TDセンサ）10の検出信号が40℃以
下であると、能力可変形圧縮機の周波数を最大周波数た
とえば起動専用でかつ室内空調負荷に対応した指令によ
り割付けられたHzより大きいHzとし、検出信号が40℃以
上であると、室内指令により割付けられた周波数に設定
される。
であり、温度センサ（TDセンサ）10の検出信号が40℃以
下であると、能力可変形圧縮機の周波数を最大周波数た
とえば起動専用でかつ室内空調負荷に対応した指令によ
り割付けられたHzより大きいHzとし、検出信号が40℃以
上であると、室内指令により割付けられた周波数に設定
される。
次に作用を説明する。
能力可変形圧縮機の起動時における冷媒ガスの吐出温
度を吐出側1bに配置した温度センサ10で検出すると、こ
の検出信号を第２図に示すように制御装置９に送る。制
御装置９には圧縮機吐出温度が設定値以下では最大周波
数で、設定値以上では室内空調負荷に対応した指令コー
ドに応じた周波数で能力可変形圧縮機を作動させるため
の制御回路が組込まれているので、送られた検出信号を
制御装置９において設定値と比較演算し、検出値が設定
値たとえば40℃以下であると、能力可変形圧縮機の周波
数を最大周波数として能力可変形圧縮機を運転させ、こ
の状態の運転を冷媒ガスの吐出温度が設定値に達するま
で続け、冷媒ガスの吐出温度が設定値になったら、温度
センサ10で検出した検出信号により指令コードに応じた
周波数すなわち通常の周波数で能力可変形圧縮機を運転
させ、これにより冷媒循環量を適正な状態に戻すことに
なる。
度を吐出側1bに配置した温度センサ10で検出すると、こ
の検出信号を第２図に示すように制御装置９に送る。制
御装置９には圧縮機吐出温度が設定値以下では最大周波
数で、設定値以上では室内空調負荷に対応した指令コー
ドに応じた周波数で能力可変形圧縮機を作動させるため
の制御回路が組込まれているので、送られた検出信号を
制御装置９において設定値と比較演算し、検出値が設定
値たとえば40℃以下であると、能力可変形圧縮機の周波
数を最大周波数として能力可変形圧縮機を運転させ、こ
の状態の運転を冷媒ガスの吐出温度が設定値に達するま
で続け、冷媒ガスの吐出温度が設定値になったら、温度
センサ10で検出した検出信号により指令コードに応じた
周波数すなわち通常の周波数で能力可変形圧縮機を運転
させ、これにより冷媒循環量を適正な状態に戻すことに
なる。
また起動時に吐出温度が設定値40℃以上であると、能
力可変形圧縮機の周波数を室内空調負荷に対応した指令
コードに応じた周波数で運転させる。
力可変形圧縮機の周波数を室内空調負荷に対応した指令
コードに応じた周波数で運転させる。
以上述べたように本発明によれば、暖房運転の立上が
り時において圧縮機の吐出温度により圧縮機の周波数を
制御するので、寝込み起動時等圧縮機が冷えている状態
の時は圧縮機周波数を通常時より高くすることによりサ
イクル立上がりスピードを早くすることができ、また圧
縮機が暖まっている状態の時は圧縮機周波数を通常時と
して負荷の低減および冷媒循環量の最適化をはかること
ができる。
り時において圧縮機の吐出温度により圧縮機の周波数を
制御するので、寝込み起動時等圧縮機が冷えている状態
の時は圧縮機周波数を通常時より高くすることによりサ
イクル立上がりスピードを早くすることができ、また圧
縮機が暖まっている状態の時は圧縮機周波数を通常時と
して負荷の低減および冷媒循環量の最適化をはかること
ができる。
第１図は本発明による冷媒加熱式冷暖房機の冷凍サイク
ルを示す図、第２図は制御のフローチャートを示す図、
第３図は制御のシーケンス図、第４図は室内指令コード
と圧縮機周波数との割付け表、第５図は従来の冷媒加熱
式冷暖房機の冷凍サイクルを示す図である。 １……能力可変形圧縮機、８……冷媒加熱器、９……制
御装置、10……温度センサ。
ルを示す図、第２図は制御のフローチャートを示す図、
第３図は制御のシーケンス図、第４図は室内指令コード
と圧縮機周波数との割付け表、第５図は従来の冷媒加熱
式冷暖房機の冷凍サイクルを示す図である。 １……能力可変形圧縮機、８……冷媒加熱器、９……制
御装置、10……温度センサ。
Claims (1)
- 【請求項１】能力可変形圧縮機、四方弁、室内側熱交換
器、膨脹弁、室外側熱交換器を順に冷媒配管で接続する
とともに、膨脹弁と室外側熱交換器の間と能力可変形圧
縮機の吸込み側とを結ぶ管路に冷媒加熱器を設けた冷媒
加熱式冷暖房機において、上記能力可変形圧縮機を制御
する制御装置に、暖房運転開始時圧縮機吐出温度が設定
値以下では最大周波数で、設定値以上では室内空調負荷
に対応した指令コードに応じた周波数で能力可変形圧縮
機を作動させるための制御回路を組込むとともに、上記
能力可変形圧縮機の吐出側に冷媒のための温度センサを
設け、この温度センサの検出信号を制御装置に送り、こ
の検出信号に応じて能力可変形圧縮機の運転周波数を設
定するようにしたことを特徴とする冷媒加熱式冷暖房
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62299574A JP2542648B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 冷媒加熱式冷暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62299574A JP2542648B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 冷媒加熱式冷暖房機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01139968A JPH01139968A (ja) | 1989-06-01 |
| JP2542648B2 true JP2542648B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=17874393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62299574A Expired - Lifetime JP2542648B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 冷媒加熱式冷暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542648B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102140071B1 (ko) * | 2019-03-07 | 2020-07-31 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 제어방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2878727B2 (ja) * | 1989-09-14 | 1999-04-05 | 株式会社東芝 | 空気調和機 |
| CN106931545B (zh) * | 2017-03-27 | 2023-10-27 | 广东美的制冷设备有限公司 | 一种热泵喷焓系统及其控制方法、空调器 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62299574A patent/JP2542648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102140071B1 (ko) * | 2019-03-07 | 2020-07-31 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 제어방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01139968A (ja) | 1989-06-01 |
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