JP2612864B2 - 多室形空気調和機 - Google Patents

多室形空気調和機

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優行 田中
正夫 蔵地
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1台の室外ユニットに複数台の室内ユニット
を接続した多室形空気調和機に関するものである。
従来の技術 近年、多室形空気調和機が多くなってきている。特に
圧縮機はインバータ圧縮機となり、減圧装置もパルス通
電により作動する電動膨張弁を採用し、システムの簡素
化,快適性の追求が進んでいる。
特に、起動時においては、インバータ圧縮機の周波数
を高くし能力を大きくして、立上り時間を短縮する方法
が採られている。
しかしながら、暖房時、外気温度が高い場合には、高
圧圧力が高くなり、高圧圧力スイッチの作動によるシス
テムの停止となる問題がある。このため特開昭60−6607
6のように外気温度によって起動時の圧縮機の能力を制
御する方法が考えられる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような方法では、室内ユニットの
負荷の大きい場合には、冷暖房能力が不足し、また、効
率のよい絞り量となっていないため立上り特性が悪い問
題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、起動時外気温度と室内ユ
ニットの運転容量に合った圧縮機の能力と各電動膨張弁
のパルスと、室外送風機の回転数に設定することによ
り、効率のよい冷暖房の立上り特性を有する多室形空気
調和機を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、室内ユニット
の運転容量を検出する運転容量検出装置と、外気温度を
検出する外気温度検出装置と、起動時、前記運転容量検
出装置で検出した運転容量と外気温度検出装置で検出し
た外気温度とによってインバータ圧縮機の周波数と室内
電動膨張弁および室外電動膨張弁のパルスと、室外送風
機の回転数を予め設定したパターンの中から選定する制
御装置とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、起動時室内ユニット
の負荷に合ったインバータ圧縮機の周波数、室内側電動
膨張弁および室外側電動膨張弁のパルス、室外送風機の
回転数に設定できることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の多室形空気調和機について図
面を参照しながら説明する。
図において、1はインバータ圧縮機、2は四方弁、3
は室外側熱交換器、4は可逆特性を持ったパルス駆動式
の室外側電動膨張弁で冷房時全開となり暖房時減圧作用
を行なう。5はアキュムレータ、6は外気温度を検出す
る外気温検出装置で、7′は複数段階に回転数を切り換
えることの出来る室外送風機で、室外側熱交換器3に強
制的に風を送るものであり、これらは室外ユニット7に
収納されている。また室内ユニット8a,8bには室内側熱
交換器9a,9bおよび可逆特性を持ったパルス駆動式で暖
房時全開となり冷房時減圧作用を行なう室内側電動膨張
弁10a,10bが備えられ、液配管11およびガス配管12で室
外ユニット7と接続され、衆知の多室形空気調和機の冷
凍サイクルを形成している。13は室内ユニットの運転容
量を検出する運転容量検出装置であり、14は外気温度検
出装置6で検出した外気温度と運転容量検出装置13で検
出した運転容量とによって、インバータ圧縮機1の周波
数と室外側電動膨張弁4および室内側電動膨張弁10a,10
bのパルスと室外送風機7′の回転数を予め設定された
パターンの中から選定する制御装置である。
以上のように構成された多室形空気調和機について以
下その動作について説明する。
冷房運転時は図中実線のようにインバータ圧縮機1か
ら吐出された冷媒は四方弁2を通り室外側熱交換器3
で、室外送風機7′により送風される空気と熱交換を行
ない、放熱凝縮し、室外側電動膨張弁4、液配管11を通
って室内側電動膨張弁10a,10bで減圧され室内側熱交換
器9a,9bで吸熱蒸発して冷房し、ガス配管12、四方弁
2、アキュムレータ5、インバータ圧縮機1へ循環す
る。
起動時、インバータ圧縮機1の周波数と室外側電動膨
張弁4および室内側電動膨張弁10a,10bのパルスと室外
送風機7′の回転数は、制御装置14によって予め設定さ
れた値に選定される。つまり、外気温検出装置6で検出
された外気温度と運転容量検出装置13で検出された室内
ユニット8a,8bの運転容量とによってパラメータを形成
し、そのパターンの中から選定するものである。例えば
外気温度が高く運転容量が少ない場合には、周波数をあ
まり上げる必要はなく、室外送風機7′の回転数も低速
でよいことになる。しかし運転容量が多い場合には、周
波数を上げる必要がある。但し、あまり周波数を上げる
と高圧が高くなり高圧圧力スイッチが作動し運転が停止
してしまう恐れがあるため、室外送風機7′の回転数を
高くする必要がある。また、外気温度が低く運転容量が
少ない場合には周波数を低くし、運転容量が多い場合に
は周波数を上げることになる。なお各電動膨張弁10a,10
bのパルスも各運転状態に合うように予め設定されてい
る。
一方、暖房運転については、記さないが図中破線の循
環となり同様の制御が可能である。但し冷房運転と違う
のは、停止室内ユニットの室内側電動膨張弁は全閉では
なく微小開として冷媒溜りを防止する所である。
以上のように本実施例によれば、起動時はシステムの
冷媒状態が安定しないため、各センサーによるインバー
タ圧縮機の周波数及び各電動膨張弁のパルス(開度)制
御が困難であり、システムの安定運転が困難となり安定
化にも多くの時間が必要となる。
そこで、運転容量や外気温度により、予め最適と確認
されているパターンの中からインバータ圧縮機の周波数
と各電動膨張弁のパルスと室外送風機の回転数を選択し
設定することにより、複雑なセンサーや演算基板の必要
がなく、簡単な構成で、圧力スイッチ等の作動による運
転停止がなく、各室内ユニットの負荷に応じた冷暖房能
力が早く得られ、効率のよい冷暖房立上がり特性を実現
し、立上がり時間の短縮により快適で省エネルギーな冷
暖房運転ができる。
発明の効果 以上のように本発明は、起動時運転容量検出装置で検
出した室内ユニットの運転容量と、外気温検出装置で検
出した外気温度とによってインバータ圧縮機の周波数と
室内側電動膨張弁および室外側電動膨張弁のパルスと、
室外送風機の回転数を予め設定したパターンの中から選
定する制御装置とを備えたので、複雑なセンサーや演算
基板の必要がなく、簡単な構成で、圧力スイッチ等の作
動による運転停止がなく、各室内ユニットの負荷に応じ
た冷暖房能力が早く得られ、効率のよい冷暖房立上がり
特性を実現し、立上がり時間の短縮により快適で省エネ
ルギーな冷暖房運転ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例における多室形空気調和機の冷凍
サイクル図である。 1……インバータ圧縮機、3……室外側熱交換器、4…
…室外側電動膨張弁、6……外気温検出装置、7……室
外ユニット、7′……室外送風機、8a,8b……室内ユニ
ット、9a,9b……室内側熱交換器、10a,10b……室内側電
動膨張弁、13……運転容量検出装置、14……制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバータ圧縮機,室外側熱交換器,複数
    段階に回転数を切り換えることを可能とした室外送風
    機,室外電動膨張弁を有する1台の室外ユニットと、室
    内側熱交換器,室内側電動膨張弁を有する複数の室内ユ
    ニットと、室内ユニットの運転容量を検出する運転容量
    検出装置と、外気温を検出する外気温度検出装置と、起
    動時前記運転容量検出装置で検出した運転容量と外気温
    度検出装置で検出した外気温度とによってインバータ圧
    縮機の周波数と室内側電動膨張弁および室外側電動膨張
    弁のパルスと室外送風機の回転数を予め設定したパター
    ンの中から選定する制御装置とを備えた多室形空気調和
    機。
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JPS61237953A (ja) * 1985-04-12 1986-10-23 Matsushita Seiko Co Ltd ヒ−トポンプ式空気調和機
JPS622978U (ja) * 1985-06-20 1987-01-09

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