JPH0522733Y2 - - Google Patents

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JPH0522733Y2
JPH0522733Y2 JP18004087U JP18004087U JPH0522733Y2 JP H0522733 Y2 JPH0522733 Y2 JP H0522733Y2 JP 18004087 U JP18004087 U JP 18004087U JP 18004087 U JP18004087 U JP 18004087U JP H0522733 Y2 JPH0522733 Y2 JP H0522733Y2
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heating
voltage
radiant
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frequency operation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は暖房運転時における室内の騒音を小さ
くするようにした輻射パネル付エアコンデイシヨ
ナに関する。
(従来の技術) 一般に用いられている輻射パネル付エアコンデ
イシヨナの冷凍サイクルは、第3図に示すよう
に、能力可変形圧縮機1、四方弁2、室内側熱交
換器3、膨脹装置4、室外側熱交換器5、輻射パ
ネル6を順に配管7で接続して構成されており、
加温輻射暖房と温風暖房を併用するようにしてい
る。この冷凍サイクルの能力可変形圧縮機1を制
御するインバータ制御装置8には、第1図で実線
で示すような加温輻射暖房と温風暖房を併用する
場合における最適電圧/周波数運転パターンが組
込まれている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記形式の輻射パネル付エアコンデイシヨナの
冷凍サイクルにおいては、フアン停止による低騒
音化を実現するには周波数の低い領域で運転する
必要があるが、加温輻射暖房と温風暖房を併用す
る場合における最適電圧/周波数運転パターン
は、第4図に示すように、パネル温度と室温との
関係において能力可変形圧縮機の周波数とフアン
回転数と相関関係をもち、能力可変形圧縮機の周
波数の低い領域ではフアン回転数は小さく設定さ
れている。すなわち上記形式の輻射パネル付エア
コンデイシヨナの冷凍サイクルは温風暖房用に設
計されており、最低周波数28Hzでは圧力25Kg/cm2
程度であり、このためフアン停止による冷媒の高
圧上昇には適さず、能力可変形圧縮機がトルク不
足になりブレークダウンしてしまうことがある。
またパネル温度Tpと室温Taとの関係を第5図
に示す。第5図によれば例えば室外気温0℃のと
きパネル温度Tpをほぼ50℃に保つと室温Taを10
〜14℃に設定することができることになる。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、
輻射暖房運転時における室内の騒音を小さくする
ようにした輻射パネル付エアコンデイシヨナを提
供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の輻射パネル付エアコンデイシヨナは、
能力可変形圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、膨
脹装置、室外側熱交換器、輻射パネルを順に配管
で接続した冷凍サイクルを備え、加温輻射暖房と
温風暖房を併用するようにした輻射パネル付エア
コンデイシヨナにおいて、加温輻射暖房と温風暖
房を併用する場合における電圧/周波数運転パタ
ーンと、この電圧/周波数運転パターンより最低
電圧を高くした加温輻射暖房優先の電圧/周波数
運転パターンを有し、加温輻射暖房優先時前記加
温輻射暖房優先の電圧/周波数運転パターンによ
り前記能力可変形圧縮機を制御する制御装置を具
備して構成される。
(作用) 本考案の輻射パネル付エアコンデイシヨナにお
いては、加温輻射暖房と温風暖房を併用する場合
に輻射暖房を優先する運転条件を設定し、この運
転条件においては、室温が設定温度Tsに達した
ら、輻射パネルの温度をフアン停止あるいはフア
ンの超低速運転により高温に保つとともに、熱交
換器の自然対流放熱あるいは少量の送風による放
熱により室温を外気より高くコントロールする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図において符号10は、能力可変形圧縮機
を制御するインバータ制御装置に組込まれる加温
輻射暖房優先の電圧/周波数運転パターンを示
し、この加温輻射暖房優先の電圧/周波数運転パ
ターン10は、通常の加温輻射暖房と温風暖房を
併用する場合における最適電圧/周波数運転パタ
ーン11に対して電圧を10〜12V高く設定されて
いる。すなわち上記加温輻射暖房優先の電圧/周
波数運転パターンは、室温Taが設定温度Tsに達
したら、この設定温度Tsを検出する温度センサ
からの信号により能力可変形圧縮機1を最低電圧
による運転にするとともに、室外側に設けたフア
ンの回転数を停止ないしは超低速運転とし、輻射
パネル6を付設した温度センサTpにより能力可
変形圧縮機1の周波数を制御することで高温にキ
ープし、これと同時に熱交換器のの自然対流放熱
あるいは少量の送風による放熱により室温を高め
る。
しかして室内ユニツトに設けたリモートコント
ロールスイツチにより加温輻射暖房優先の指令を
インバータ制御装置8に送ると、このインバータ
制御装置8は冷凍サイクルに対して加温輻射暖房
優先の電圧/周波数運転パターン10の運転指令
をだし、これにより第2図に示すような制御が行
われる。すなわち室温Taが設定温度Tsに達する
までは、能力可変形圧縮機1の周波数HzはMax
からMinの範囲内で可変し、室外側に設けたフア
ンの回転数は強から弱の範囲内で可変し、室温
Taが設定温度Tsに達したら、この設定温度Tsを
検出する温度センサからの信号により能力可変形
圧縮機1を最低周波数Hzで運転するようにする。
上記加温輻射暖房優先の電圧/周波数運転パター
ン10においては、能力可変形圧縮機1を最低周
波数Hzにおける最低電圧は通常の加温輻射暖房と
温風暖房を併用する場合における最適電圧/周波
数運転パターン11の最低周波数Hzにおける最低
電圧より10〜12V高く設定されているので、能力
可変形圧縮機1の回転トルクが足りなくなつてブ
レークダウンしてしまうことがない。
なお実験的には外気温度が0℃でも加温輻射暖
房優先の電圧/周波数運転パターンで運転するこ
とにより、室温を超低騒音状態で10〜12℃に保つ
ことが可能となる。
また第1図において点線で示すように能力可変
形圧縮機1を最低周波数Hzにおける最低電圧は通
常の加温輻射暖房と温風暖房を併用する場合にお
ける最適電圧/周波数運転パターン11の最低周
波数Hzにおける最低電圧より20V高く設定しても
同様な効果を得ることができた。
また、本考案による運転パターンは、必ずしも
輻射パネル付のエアコンデイシヨナにかぎり用い
られるものでなく、一般のエアコンにおけるフア
ン停止の自然対流による暖房運転の場合にも適応
することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、輻射時能力
可変形圧縮機をブレークダウンさせることなく室
内の騒音を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による輻射パネル付エアコンデ
イシヨナの加温輻射暖房優先の電圧/周波数運転
パターンを示す図、第2図は本考案による輻射パ
ネル付エアコンデイシヨナの加温輻射暖房優先運
転における制御図、第3図は輻射パネル付エアコ
ンデイシヨナの冷凍サイクルを示す図、第4図は
通常の加温輻射暖房と温風暖房を併用する運転に
おける制御図、第5図はパネル温度Tpと室温Ta
との関係を示す図である。 1……能力可変形圧縮機、10……加温輻射暖
房優先の電圧/周波数運転パターン、Ta……室
温、Ts……設定温度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 能力可変形圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、
    膨脹装置、室外側熱交換器、輻射パネルを順に配
    管で接続した冷凍サイクルを備え、加温輻射暖房
    と温風暖房を併用するようにした輻射パネル付エ
    アコンデイシヨナにおいて、加温輻射暖房と温風
    暖房を併用する場合における電圧/周波数運転パ
    ターンと、この電圧/周波数運転パターンより最
    低電圧を高くした加温輻射暖房優先の電圧/周波
    数運転パターンを有し、加温輻射暖房優先時前記
    加温輻射暖房優先の電圧/周波数運転パターンに
    より前記能力可変形圧縮機を制御する制御装置を
    具備することを特徴とする輻射パネル付エアコン
    デイシヨナ。
JP18004087U 1987-11-26 1987-11-26 Expired - Lifetime JPH0522733Y2 (ja)

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JPH0188253U JPH0188253U (ja) 1989-06-12
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