JPH01150764A - 輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法 - Google Patents
輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法Info
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- JPH01150764A JPH01150764A JP30798087A JP30798087A JPH01150764A JP H01150764 A JPH01150764 A JP H01150764A JP 30798087 A JP30798087 A JP 30798087A JP 30798087 A JP30798087 A JP 30798087A JP H01150764 A JPH01150764 A JP H01150764A
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- heat exchanger
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、被空調室に室内側熱交換器とともに輻射パネ
ルを配置する輻射パネル型空気調和曙に係り、特に輻射
優先暖房時における室内側熱交換器冷媒出口側の冷媒に
対する制御方法に関する。
ルを配置する輻射パネル型空気調和曙に係り、特に輻射
優先暖房時における室内側熱交換器冷媒出口側の冷媒に
対する制御方法に関する。
(従来の技術)
ヒートポンプ式の空気調和機においては、圧縮態、四方
弁、室内側熱交換器、減圧装置、室外側熱交換器を順次
冷ts管を介して連通ずる冷凍サイクル回路が構成され
る。被空調室には上記室内側熱交換器が配置され、これ
と相対向する室内ファンを回転駆動して被空調室空気を
吸込み、これを室内側熱交換器に当てて熱交換を行わせ
る。そして、熱交換した空気を室内ファンが被空調室に
送風して冷暖房作用をなす。この送風した風は、可能な
限り温度差が生じないよう被空調室全体に行き亙らせ、
室内温度を設定温度に保持することを目的としている。
弁、室内側熱交換器、減圧装置、室外側熱交換器を順次
冷ts管を介して連通ずる冷凍サイクル回路が構成され
る。被空調室には上記室内側熱交換器が配置され、これ
と相対向する室内ファンを回転駆動して被空調室空気を
吸込み、これを室内側熱交換器に当てて熱交換を行わせ
る。そして、熱交換した空気を室内ファンが被空調室に
送風して冷暖房作用をなす。この送風した風は、可能な
限り温度差が生じないよう被空調室全体に行き亙らせ、
室内温度を設定温度に保持することを目的としている。
しかしながら、使用者にとって室内ファンから熱交換し
た空気を被空調室へ送風することを自身の目で確めるこ
とができず、したがって実際の空調効果を表す被空調室
温度と自己の冷暖房感覚とに差が生じる。
た空気を被空調室へ送風することを自身の目で確めるこ
とができず、したがって実際の空調効果を表す被空調室
温度と自己の冷暖房感覚とに差が生じる。
このことから、被空調室全体に対する空気調和とともに
、使用者が視角的な確認をなすことができれば、個人的
な意識の上での空調効果を向上させ得る。
、使用者が視角的な確認をなすことができれば、個人的
な意識の上での空調効果を向上させ得る。
したがって近時、輻射パネル型の空気調和機が提供され
ようとしている。これは冷凍サイクル回路のうち、四方
弁と室内側熱交換器との間に輻射パネルを設けたもので
あり、被空調室には室内側熱交換器とともに上記輻射パ
ネルが配置される。
ようとしている。これは冷凍サイクル回路のうち、四方
弁と室内側熱交換器との間に輻射パネルを設けたもので
あり、被空調室には室内側熱交換器とともに上記輻射パ
ネルが配置される。
上記室内側熱交換器は被空調室のたとえば壁上部などに
取付られる室内ユニット内に収容し、上記輻射パネルは
たとえばストーブなどと同様、人体に向けて配置する。
取付られる室内ユニット内に収容し、上記輻射パネルは
たとえばストーブなどと同様、人体に向けて配置する。
しかして、輻射優先暖房運転をなすと、冷媒はlqa射
パネルで凝縮し、その凝縮熱は輻射熱として近くにいる
使用者に放出され暖める。すなわち使用者は、ストーブ
にあたるのと同じ感覚で暖房を得られる。このときたと
えば輻射パネルに備えた赤ランプを点灯すれば、使用者
は視角の上からも暖房作用を確認でき、さらに意識的な
空調効果が向上する。
パネルで凝縮し、その凝縮熱は輻射熱として近くにいる
使用者に放出され暖める。すなわち使用者は、ストーブ
にあたるのと同じ感覚で暖房を得られる。このときたと
えば輻射パネルに備えた赤ランプを点灯すれば、使用者
は視角の上からも暖房作用を確認でき、さらに意識的な
空調効果が向上する。
しかるに、このような輻射パネル型空気調和礪において
も問題があって、輻射パネルで凝縮した冷媒は室内側熱
交換器に導かれる。このとき室内ファンを駆動すると、
室内側熱交換器での熱交換効率が高くなって通常の温風
暖房運転となり、相対的に輻射パネルでの熱交換効率が
低くなる。したがって輻射パネルでの暖房を優先させる
運転では、室内ファンの駆動を停止するのが普通である
。
も問題があって、輻射パネルで凝縮した冷媒は室内側熱
交換器に導かれる。このとき室内ファンを駆動すると、
室内側熱交換器での熱交換効率が高くなって通常の温風
暖房運転となり、相対的に輻射パネルでの熱交換効率が
低くなる。したがって輻射パネルでの暖房を優先させる
運転では、室内ファンの駆動を停止するのが普通である
。
放熱状況としては、輻射パネルからの輻射と自然対流お
よび室内側熱交換器からの自然対流となり、冷媒は室内
側熱交換器を出た状態で凝縮域であり、そのまま減圧装
置に導かれる。このことから、特に室内側熱交換器での
熱交換効率が低くなり、ヒートポンプの効果を充分に得
ることができず、被空調室温度が上昇しないまま保持さ
れてしまう。
よび室内側熱交換器からの自然対流となり、冷媒は室内
側熱交換器を出た状態で凝縮域であり、そのまま減圧装
置に導かれる。このことから、特に室内側熱交換器での
熱交換効率が低くなり、ヒートポンプの効果を充分に得
ることができず、被空調室温度が上昇しないまま保持さ
れてしまう。
さらに、第5図のモリエル線図から従来の暖房状態を説
明すると、同図に実線で示す第1のサイクルは、従来の
ヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて室内ファンを駆動
し室内側熱交換器で冷媒を凝縮させる通常の温風暖房サ
イクルである。この状態では、室内側熱交換器(凝縮器
)において*で表すアンダークールが生じるように冷媒
封入量が設定される。上記輻射パネルは、はぼ凝縮温度
Taに対応する。一方、上述した輻射優先暖房運転では
、図中実線で示す第4のサイクルに変る。
明すると、同図に実線で示す第1のサイクルは、従来の
ヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて室内ファンを駆動
し室内側熱交換器で冷媒を凝縮させる通常の温風暖房サ
イクルである。この状態では、室内側熱交換器(凝縮器
)において*で表すアンダークールが生じるように冷媒
封入量が設定される。上記輻射パネルは、はぼ凝縮温度
Taに対応する。一方、上述した輻射優先暖房運転では
、図中実線で示す第4のサイクルに変る。
すなわち、輻射パネルで冷媒が凝縮し、室内ファンを停
止するために室内側熱交換器での熱交換が充分に行われ
ず、凝縮域のまま膨張減圧される。
止するために室内側熱交換器での熱交換が充分に行われ
ず、凝縮域のまま膨張減圧される。
その結果、圧縮吐出温度と凝縮温度Tdが上昇して輻射
パネル温度が上昇する。しかしながら、被空調室への放
熱に寄与するエンタルピ差は1r1−ir2 であっ
て、かなり小さく、運転効率が悪いものであり、被空調
室の温度上昇が望めない状態となっている。
パネル温度が上昇する。しかしながら、被空調室への放
熱に寄与するエンタルピ差は1r1−ir2 であっ
て、かなり小さく、運転効率が悪いものであり、被空調
室の温度上昇が望めない状態となっている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、上述したような輻射パネルによる輻射優先暖
房運転時において、室内側熱交換器の熱交換効率低下お
よび被空調室への供給熱量の低減を阻止し、輻射パネル
による輻射効果を保持しながら被空調室への供給熱量の
増大化を図れることができて、理想的な空調効果を得ら
れる輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法を提供する
ことを目的とする。
房運転時において、室内側熱交換器の熱交換効率低下お
よび被空調室への供給熱量の低減を阻止し、輻射パネル
による輻射効果を保持しながら被空調室への供給熱量の
増大化を図れることができて、理想的な空調効果を得ら
れる輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明は、圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、
減圧装置、室外側熱交換器を順次冷媒管を介して連通し
ヒートポンプ式の冷凍サイクル回路を構成するとともに
、この冷凍サイクル回路の四方弁と室内側熱交換器との
間に室内側熱交換器とともに被空調室に配置される輻射
パネルを接続し、上記室内側熱交換器に対向して配置さ
れる室内ファンからの送風ととともに輻射パネルの輻射
熱によっても冷暖房作用をなす輻射パネル型空気調和機
において、輻射優先暖房運転時に室内側熱交換器冷媒出
口側で冷媒がほぼ飽和液線上の状態になるよう上記室内
ファンを制御することを特徴とする輻射パネル型空気調
和機の冷媒制御方法である。
減圧装置、室外側熱交換器を順次冷媒管を介して連通し
ヒートポンプ式の冷凍サイクル回路を構成するとともに
、この冷凍サイクル回路の四方弁と室内側熱交換器との
間に室内側熱交換器とともに被空調室に配置される輻射
パネルを接続し、上記室内側熱交換器に対向して配置さ
れる室内ファンからの送風ととともに輻射パネルの輻射
熱によっても冷暖房作用をなす輻射パネル型空気調和機
において、輻射優先暖房運転時に室内側熱交換器冷媒出
口側で冷媒がほぼ飽和液線上の状態になるよう上記室内
ファンを制御することを特徴とする輻射パネル型空気調
和機の冷媒制御方法である。
(作用)
このように本発明は、室内ファンを制御して室内側熱交
換器冷媒出口側で冷媒をほぼ飽和液線上の状態とするこ
とにより、充分なエンタルピ差を確保して室内側熱交換
器での熱交換効率が向上する。
換器冷媒出口側で冷媒をほぼ飽和液線上の状態とするこ
とにより、充分なエンタルピ差を確保して室内側熱交換
器での熱交換効率が向上する。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図に示すように輻射パネル型空気調和機の冷凍サイ
クルが構成される。すなわち、1は圧縮機、2は四方弁
、3は室内側熱交換器。
クルが構成される。すなわち、1は圧縮機、2は四方弁
、3は室内側熱交換器。
4は減圧装置、5は室外側熱交換器であり、これらは順
次冷媒@Pを介して連通しヒートポンプ式の冷凍サイク
ル回路を構成する。そして、この冷凍サイクル回路の四
方弁2と室内側熱交換器3との間には、輻射パネル6が
設けられる。この輻射パネル6は上記室内側熱交換器3
とともに被空調室に配置される。なお上記室内側熱交換
器3には室内ファン7が相対向して配置され、これは制
御部8に電気的に接続される。さらに、室内側熱交換器
3の中間部には第1の温度センサ9が設けられ、また暖
房運転時の冷媒出口側である上記減圧装置4側に第2の
温度センサ10が設けられる。
次冷媒@Pを介して連通しヒートポンプ式の冷凍サイク
ル回路を構成する。そして、この冷凍サイクル回路の四
方弁2と室内側熱交換器3との間には、輻射パネル6が
設けられる。この輻射パネル6は上記室内側熱交換器3
とともに被空調室に配置される。なお上記室内側熱交換
器3には室内ファン7が相対向して配置され、これは制
御部8に電気的に接続される。さらに、室内側熱交換器
3の中間部には第1の温度センサ9が設けられ、また暖
房運転時の冷媒出口側である上記減圧装置4側に第2の
温度センサ10が設けられる。
これら第1.第2の温度センサ9,10はそれぞれ上記
制御部8に電気的に接続される。
制御部8に電気的に接続される。
しかして、輻射優先暖房運転をなすには冷媒を同図で矢
印に示す方向、すなわち、圧縮機1−四方弁2−輻射バ
ネル6−室内側熱交換器3−減圧装置4−室外側熱交換
器5−四方弁2−圧縮11の順に循環する。冷媒は輻射
パネル6で凝縮し、その凝縮熱を輻射熱に換えてこの輻
射パネル6から放出する。第1の温度センサ9は室内側
熱交換器3の中間部の温度を検知して制御部8にその信
号を送り、第2の温度センサ10は室内側熱交換器3の
冷媒出口側の温度を検知してその信号を制御部8に送る
。制御部8ではそれらの信号と記憶した設定温度とを比
較演算し、室内ファン7に対して第2図に示すような制
御をなす。輻射優先暖房運転を開始してから、はじめ上
記第1の温度センサ9の検知温度である室内側熱交換器
3の中間部温度TIと制御運転開始時の冷媒温度Tsと
の比較をなし、中間部温度T1が制御開始時冷媒温度T
sよりも高くなると、次の段階である第1の温度センサ
9と第2の温度センサ10との温度比較をなす。すなわ
ち、室内側熱交換器3の中間部温度T1と冷媒出口側温
度T2との比較をなし、Tl >T2の状態にあるとき
は上記室内ファン7を停止したままとし、TI <72
の状態(厳密には、Tr =T2 )に変ったら室内フ
ァン7を駆動し、TI>T2の状態になるまで継続する
。ただし、室内ファン7は輻射優先暖房を損わない程度
の弱い送風とする。
印に示す方向、すなわち、圧縮機1−四方弁2−輻射バ
ネル6−室内側熱交換器3−減圧装置4−室外側熱交換
器5−四方弁2−圧縮11の順に循環する。冷媒は輻射
パネル6で凝縮し、その凝縮熱を輻射熱に換えてこの輻
射パネル6から放出する。第1の温度センサ9は室内側
熱交換器3の中間部の温度を検知して制御部8にその信
号を送り、第2の温度センサ10は室内側熱交換器3の
冷媒出口側の温度を検知してその信号を制御部8に送る
。制御部8ではそれらの信号と記憶した設定温度とを比
較演算し、室内ファン7に対して第2図に示すような制
御をなす。輻射優先暖房運転を開始してから、はじめ上
記第1の温度センサ9の検知温度である室内側熱交換器
3の中間部温度TIと制御運転開始時の冷媒温度Tsと
の比較をなし、中間部温度T1が制御開始時冷媒温度T
sよりも高くなると、次の段階である第1の温度センサ
9と第2の温度センサ10との温度比較をなす。すなわ
ち、室内側熱交換器3の中間部温度T1と冷媒出口側温
度T2との比較をなし、Tl >T2の状態にあるとき
は上記室内ファン7を停止したままとし、TI <72
の状態(厳密には、Tr =T2 )に変ったら室内フ
ァン7を駆動し、TI>T2の状態になるまで継続する
。ただし、室内ファン7は輻射優先暖房を損わない程度
の弱い送風とする。
この送風制御を冷媒制御に置換えて、再び第5図のモリ
エル線図から説明すると、つぎに述べるようになる。先
に説明したように、室内ファン7を運転する通常の温風
暖房サイクルでは第1のサイクルとなり、室内ファン7
をはじめから停止する従来の輻射優先暖房サイクルでは
第4のサイクルとなる。第1のサイクルと第4のサイク
ルとの間は室内ファン7を駆動するか、あるいは停止す
るかによって変る。このことから、上記制御部8は室内
ファン7をOFF (駆動停止)して、−点鎖線で示す
ような第2のサイクルと、破線で示すような第3のサイ
クルとの間になるよう保持する。
エル線図から説明すると、つぎに述べるようになる。先
に説明したように、室内ファン7を運転する通常の温風
暖房サイクルでは第1のサイクルとなり、室内ファン7
をはじめから停止する従来の輻射優先暖房サイクルでは
第4のサイクルとなる。第1のサイクルと第4のサイク
ルとの間は室内ファン7を駆動するか、あるいは停止す
るかによって変る。このことから、上記制御部8は室内
ファン7をOFF (駆動停止)して、−点鎖線で示す
ような第2のサイクルと、破線で示すような第3のサイ
クルとの間になるよう保持する。
なお説明すれば、室内ファン7をON(駆動)して第2
のサイクルのように室内側熱交換器3の冷媒出口側にお
いて冷媒が飽和液線かられずかに出た状態になったら0
FFI、、第3のサイクルのごとき室内側熱交換器3の
冷媒出口側において冷媒が飽和液線上の状態になるまで
継続する。そしてこの状態から上記Tl <T2の関係
になったら、再び室内ファン7をONL、て第2のサイ
クルを目指す。このようにして、第2のサイクルと第3
のサイクルとの間で冷媒状態が変化するよう、室内ファ
ン7を駆動制御する。これらサイクルでは、室内側熱交
換器3の冷媒出口側で冷媒の状態がほぼ飽和液線上にあ
るところから、実際の放熱に寄与するエンタルピ差が
il −i2 と大きくなリ、被空調室への供給熱量
が従来の輻射優先暖房のサイクルよりも大になる。なお
輻射パネル6の温度に対応する凝縮温度Tb、Tcは上
記第4のサイクルの凝縮湿度Tdより下がるものの、通
常の温風暖房運転である第1のサイクルの凝縮温度7−
aよりは高い温度が得られ、輻射暖房の効果を保持する
。
のサイクルのように室内側熱交換器3の冷媒出口側にお
いて冷媒が飽和液線かられずかに出た状態になったら0
FFI、、第3のサイクルのごとき室内側熱交換器3の
冷媒出口側において冷媒が飽和液線上の状態になるまで
継続する。そしてこの状態から上記Tl <T2の関係
になったら、再び室内ファン7をONL、て第2のサイ
クルを目指す。このようにして、第2のサイクルと第3
のサイクルとの間で冷媒状態が変化するよう、室内ファ
ン7を駆動制御する。これらサイクルでは、室内側熱交
換器3の冷媒出口側で冷媒の状態がほぼ飽和液線上にあ
るところから、実際の放熱に寄与するエンタルピ差が
il −i2 と大きくなリ、被空調室への供給熱量
が従来の輻射優先暖房のサイクルよりも大になる。なお
輻射パネル6の温度に対応する凝縮温度Tb、Tcは上
記第4のサイクルの凝縮湿度Tdより下がるものの、通
常の温風暖房運転である第1のサイクルの凝縮温度7−
aよりは高い温度が得られ、輻射暖房の効果を保持する
。
なお上記実施例においては、室内側熱交換器3の冷媒出
口側の冷媒をほぼ飽和液線上に保持するよう室内ファン
7の駆動を0N−OFF制御するようにしたが、これに
限定されるものではなく、たとえば第3図に示すような
制御方法であってもよい。すなわち、T1>Tsの状態
になったら室内ファン7の回転数を落し、TI >T2
の状態でさらに回転数を小さくする。上記実施例のよう
に完全な停止には至らない。逆にTI <72の状態に
なったら回転数を上げる。このようにして室内ファン7
の回転数を制御することにより、冷媒の状態は上記実施
例と同様であり、同様の作用効果を得られる。
口側の冷媒をほぼ飽和液線上に保持するよう室内ファン
7の駆動を0N−OFF制御するようにしたが、これに
限定されるものではなく、たとえば第3図に示すような
制御方法であってもよい。すなわち、T1>Tsの状態
になったら室内ファン7の回転数を落し、TI >T2
の状態でさらに回転数を小さくする。上記実施例のよう
に完全な停止には至らない。逆にTI <72の状態に
なったら回転数を上げる。このようにして室内ファン7
の回転数を制御することにより、冷媒の状態は上記実施
例と同様であり、同様の作用効果を得られる。
あるいはまた、第4図に示すような制御であってもよい
。これはTI >T8の状態になったら室内ファン7を
駆動し、TI>T2の状態で室内ファン7を完全に停止
する。なおその逆の状態では、室内ファン7の駆動を継
続する。室内ファン7を停止してT2 >T8の状態に
なったら、再び室内ファン7を駆動することになる。冷
媒の状態は上記実施例と全く同様に制御される。
。これはTI >T8の状態になったら室内ファン7を
駆動し、TI>T2の状態で室内ファン7を完全に停止
する。なおその逆の状態では、室内ファン7の駆動を継
続する。室内ファン7を停止してT2 >T8の状態に
なったら、再び室内ファン7を駆動することになる。冷
媒の状態は上記実施例と全く同様に制御される。
この他、本発明の要旨を越えない範囲内で種々実脆可能
なことは、勿論である。
なことは、勿論である。
以上説明したように本発明によれば、輻射優先暖房運転
時に室内側熱交換器冷媒出口側で冷媒がほぼ飽和液線上
の状態になるよう室内ファンを制御するようにした輻射
パネル型空気調和機の冷媒制御方法である。したがって
、輻射暖房効率を損うことなく被空調室の室内平均温度
の低下を阻止でき、運転効率の向上化を図れるという効
果を奏する。
時に室内側熱交換器冷媒出口側で冷媒がほぼ飽和液線上
の状態になるよう室内ファンを制御するようにした輻射
パネル型空気調和機の冷媒制御方法である。したがって
、輻射暖房効率を損うことなく被空調室の室内平均温度
の低下を阻止でき、運転効率の向上化を図れるという効
果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す輻射パネル型空気調和
機の冷凍サイクル構成図、第2図はその制御方法のフロ
ーチャート図、第3図および第4図は本発明のそれぞれ
異なる制御方法のフローチャート図、第5図はモリエル
線図である。 1・・・圧縮機、2・・・四方弁、3・・・室内側熱交
換器、4・・・減圧装置、5・・・室外側熱交換器、6
・・・輻射パネル、7・・・室内ファン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 高 3 口 エンタIレピー中 (i) 第5図
機の冷凍サイクル構成図、第2図はその制御方法のフロ
ーチャート図、第3図および第4図は本発明のそれぞれ
異なる制御方法のフローチャート図、第5図はモリエル
線図である。 1・・・圧縮機、2・・・四方弁、3・・・室内側熱交
換器、4・・・減圧装置、5・・・室外側熱交換器、6
・・・輻射パネル、7・・・室内ファン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 高 3 口 エンタIレピー中 (i) 第5図
Claims (1)
- 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧装置、室外側熱
交換器を順次冷媒管を介して連通しヒートポンプ式の冷
凍サイクル回路を構成するとともに、この冷凍サイクル
回路の四方弁と室内側熱交換器との間に室内側熱交換器
とともに被空調室に配置される輻射パネルを接続し、上
記室内側熱交換器に対向して配置される室内ファンから
の送風ととともに輻射パネルの輻射熱によっても冷暖房
作用をなす輻射パネル型空気調和機において、輻射優先
暖房運転時に室内側熱交換器冷媒出口側で冷媒がほぼ飽
和液線上の状態になるよう上記室内ファンを制御するこ
とを特徴とする輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30798087A JPH01150764A (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | 輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30798087A JPH01150764A (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | 輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150764A true JPH01150764A (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=17975456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30798087A Pending JPH01150764A (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | 輻射パネル型空気調和機の冷媒制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01150764A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5083891A (en) * | 1989-07-13 | 1992-01-28 | Takenaka Corporation | Multistory parking space |
JP2012083103A (ja) * | 2012-01-16 | 2012-04-26 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機 |
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1987
- 1987-12-05 JP JP30798087A patent/JPH01150764A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5083891A (en) * | 1989-07-13 | 1992-01-28 | Takenaka Corporation | Multistory parking space |
JP2012083103A (ja) * | 2012-01-16 | 2012-04-26 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機 |
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