JP3985750B2 - 多室形空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1台の室外ユニットに、複数台の室内ユニットを接続し、暖房運転中の多室形空気調和装置において、特にサーモOFF状態で暖房運転を停止している室内ユニットの動作に関するものである。
従来の多室形空気調和機について、図1と図4に基づいて説明する。図1は多室形空気調和機の構成模式図で、室外ユニット102と室内ユニット101a〜101fとは冷媒配管104aと104bにより接続されている。室内ユニット101aがサーモON状態で暖房運転中に、室内ユニット101b〜101fとが運転停止またはサーモOFF状態であるとする。
ここで、サーモON状態とは、室内ユニットに備えた室温センサーがリモコン設定温度より低く、送風機が運転中で、暖かい空気で室内を暖房している状態を意味する。また、サーモOFF状態とは、室内ユニットに備えた室温センサーがリモコン設定温度より高く、送風機が停止中で、暖房していない状態を意味する。
このような状況下では、室内ユニット101b〜101fの各々の膨張弁103b〜103fが閉め切った状態では、熱交換器105b〜105f内に液冷媒が溜まりこんでしまい冷媒不足状態になってしまう。そこで、図4に示すフローチャートのように、停止中の熱交換器の温度を検知し、過冷却度を計算し、過冷却度が大きい場合は液冷媒が溜まり込んでいると判断して膨張弁を開き、過冷却度が小さい場合には閉じる制御を行うことで、液冷媒の溜まり込みを解消しながら膨張弁を流れる通過音を低減するというものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−128747号公報
しかしながら、上記従来の構成では、次のような課題を有している。即ち、膨張弁の駆動は開度を規定するためステッピングモータを用いていることからパルス数で開度調整を行う。このため膨張弁が動く際には必ずカタカタ音などの異音を発生する。例えば、寝室のように周囲の騒音レベルが非常に低く、且つサーモOFF状態で送風機が停止している時の静かな状態では、従来の手法を用いて冷媒音の低減を図っても、逆に膨張弁が動作する際に発する異音がユーザーに不快感を与えてしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、停止中の室内ユニットうちの1台の膨張弁を全閉状態とし、他のサーモオフ状態の室内ユニットの膨張弁を微開とすることで、暖房運転中の冷凍サイクルが冷媒不足状態になることなく、特に寝室など静かな環境で送風機が停止中の室内ユニットからの騒音を著しく低減させることができる多室形空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の空気調和機は、サーモOFF状態の室内ユニットのうちの1台の膨張弁開度を、サーモONするまで閉状態とし、他のサーモオフ状態の室内ユニットの膨張弁を微開とし、サーモONするまで前記膨張弁を閉状態とする前記室内ユニットを任意に選択する機能を有することを特徴とする。
上記から明らかなように、本発明は、多数の室内ユニットのうちの少なくとも1台がサーモON状態で暖房運転中に、サーモOFF状態または停止状態の室内ユニット内の1台の膨張弁の開度がサーモONするまで閉状態とし、他のサーモオフ状態の室内ユニットの膨張弁を微開とし、サーモONするまで前記膨張弁を閉状態とする前記室内ユニットを任意に選択する機能を有することで、寝室などの特に静かな環境で使用中の室内ユニットが停止中に発する騒音を最低限に抑えることができ、ユーザーの不快感を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の請求項1について図1を用いて説明する。既に上述した内容については割愛する。
図1において、室内ユニット101aがサーモON状態で暖房運転中に、室内ユニット101b〜101fが運転停止またはサーモOFF状態であるとする。室内ユニット101c〜101fの膨張弁103c〜103fの開度は、全開より約20%以下の微開に設定する。
これにより、熱交換器105c〜105f内への冷媒の溜まりこみを防止する。室内ユニット101bの膨張弁103bは、サーモONするまで全閉状態とする。設計上は、最も負荷が高い場合を想定し、冷媒を充填している。一方、室内ユニットは1室1台設置の形態が多く、全室で負荷が高い状態を維持しながら運転することは極めて稀な場合であり、冷媒量については余裕を持った充填量になっている。
したがって、熱交換器105b内に液冷媒が溜まりこむものの1台のみであり、冷凍サイクル内に充填された多量の冷媒に対しては極わずかであることから著しい冷媒不足状態になることはない。
このように、サーモOFF中の室内ユニットの内少なくとも1台の膨張弁開度を閉状態にする機能を有することで、寝室などの静かな環境で使用中の室内ユニットから発する騒音を最低限に抑えることができ、ユーザーの不快感を解消することができる。
なお、1台のみの場合について説明したが、室外ユニット1台に対し、接続された室内ユニットの台数が多い場合は、複数台の室内ユニットであっても構わない。
(実施の形態2)
図1において、室内ユニット101a〜101fには、制御回路部に選択スイッチ107a〜107fを設け、これを切り替えることでサーモOFF時に膨張弁を全閉にする室内ユニットを選択するというものである。選択スイッチ107a〜107fを設けずに、マイコンや電子回路で全閉機種を設定することもできるが、室内ユニット設置後に容易に変更できるように利便性を高めている。
(実施の形態3)
本発明の請求項3について図2を用いて説明する。図2は、図1の選択スイッチ107a〜107fを、アドレス設定スイッチ108a〜108fに置き換えた図であり、既に図1を用いて上述した内容については割愛する。
多室形空気調和機では、室内ユニット毎にアドレス値を設け、1つのリモコンで複数の室内ユニットを遠隔操作できるようにする。例えば、図2の室内ユニット101aのアドレスは01、室内ユニット101bのアドレスは02というものである。その際、あらかじめマイコン内の制御ソフトに、サーモOFF時の膨張弁開度を全閉にする室内ユニットのアドレス値が、例えば99という特定アドレス値として組み込んでおく。
アドレス値は、室内ユニットを設置してから設定するが、その際、容易にサーモOFF時の膨張弁開度を全閉にする室内ユニットを選択できる。また、異なる室内ユニットが同
じアドレス値に設定された場合、遠隔操作が不可能になってしまうことから、異常表示を出力させる。したがって、特定アドレスの数しか室内ユニットの膨張弁を全閉にすることができないため、多数の室内ユニットで膨張弁を全閉にしてしまうことを防止できる。
(実施の形態4)
本発明の請求項4について図3を用いて説明する。図3はリモコン303の外観図であり、このリモコンによりエアコンの運転停止や温度設定などを行う。リモコン301に、アドレスボタン302を設ける。アドレスを送信する際、アドレスボタン302を押しながら温度設定ボタン303で数値を上下させ、表示部304に表示される数字を見ながらアドレス値を設定し、アドレスボタン302を離した後、アドレス値が送信されるというものである。
この手法で特定アドレスを送信することで容易にサーモOFF時の膨張弁開度を全閉にする室内ユニットを設定できる。
なお、代表的なアドレスの設定手順を示したが、特定アドレスを設定できれば他の方法であっても構わない。
本発明の実施の形態1および2を示す多室形空気調和機の構成模式図 本発明の実施の形態3を示す多室形空気調和機の構成模式図 本発明の実施の形態4を示すリモコンの外観図 従来の液冷媒の溜まり込みを防止するフローチャート
符号の説明
101a〜101f 室内ユニット
102 室外ユニット
103a〜103f 膨張弁
105a〜105f 熱交換器
107a〜107f 選択スイッチ
108a〜108f 制御基板上のアドレススイッチ
302 リモコン上のアドレススイッチ

Claims (3)

  1. 1台の室外ユニットと、前記室外ユニットに接続された複数台の室内ユニットを有し、前記室内ユニットには冷媒回路に設けた膨張弁を備えた多室形空気調和装置において、複数台の前記室内ユニットのうちの少なくとも1台がサーモON状態で暖房運転中に、サーモOFF状態または停止状態の室内ユニット内の1台の膨張弁の開度サーモONするまで閉状態とし、前記サーモON状態の前記室内ユニットと前記膨張弁を閉状態とした前記室内ユニットと以外の室内ユニットの前記膨張弁を微開状態とし、サーモONするまで前記膨張弁を閉状態とする前記室内ユニットを任意に選択する機能を有することを特徴とする多室形空気調和装置。
  2. 室内ユニットには個別にアドレス値を設定する機能を有し、運転制御ソフトでは膨張弁開度を閉状態で維持する室内ユニットを意味する固定アドレス値を設け、前記室内ユニットのアドレス値が特定アドレス値に設定された際、サーモONするまで膨張弁を閉状態とする室内ユニットの膨張弁開度を閉状態で維持する機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の多室形空気調和装置。
  3. リモコンを用いてアドレス値を設定する機能を有することを特徴とする、請求項2に記載の多室形空気調和装置。
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