JPH0555223A - 集積回路装置の製造方法 - Google Patents
集積回路装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH0555223A JPH0555223A JP21541391A JP21541391A JPH0555223A JP H0555223 A JPH0555223 A JP H0555223A JP 21541391 A JP21541391 A JP 21541391A JP 21541391 A JP21541391 A JP 21541391A JP H0555223 A JPH0555223 A JP H0555223A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring layer
- insulating layer
- aluminum
- layer
- contact hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層配線構造を有する集積回路において、十
分な信頼性が得られしかも製造工程がほとんど増加する
ことのない製造方法を提供することである。 【構成】 絶縁層11上に、アルミニウムを主成分とし
た材料を用いて、第1配線層12を形成する(A)。層
間絶縁層13を形成し、その一部をエッチングしてコン
タクトホ―ル13aを形成する(B)。アルミニウムの
結晶化が促進される温度で所定時間熱処理を行う。熱処
理により第1配線層12の形成材料の結晶化が生じる。
コンタクトホ―ル13aの内部には第1配線層12の一
部が成長し、コンタクトプラグ12aが形成される
(C)。層間絶縁層13上およびコンタクトプラグ12
a上に第2配線層14を形成する(D)。
分な信頼性が得られしかも製造工程がほとんど増加する
ことのない製造方法を提供することである。 【構成】 絶縁層11上に、アルミニウムを主成分とし
た材料を用いて、第1配線層12を形成する(A)。層
間絶縁層13を形成し、その一部をエッチングしてコン
タクトホ―ル13aを形成する(B)。アルミニウムの
結晶化が促進される温度で所定時間熱処理を行う。熱処
理により第1配線層12の形成材料の結晶化が生じる。
コンタクトホ―ル13aの内部には第1配線層12の一
部が成長し、コンタクトプラグ12aが形成される
(C)。層間絶縁層13上およびコンタクトプラグ12
a上に第2配線層14を形成する(D)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線構造を有する
集積回路装置の製造方法に関する。
集積回路装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2および図3は、多層配線構造を有す
る従来の集積回路装置を示したものである。
る従来の集積回路装置を示したものである。
【0003】図2に示したものは、シリコン基板(図示
せず)の主面側に形成された絶縁層21を介して第1ア
ルミニウム配線層22を形成し、絶縁層23のコンタク
トホール23aを介して第2アルミニウム配線層24を
形成したものである。
せず)の主面側に形成された絶縁層21を介して第1ア
ルミニウム配線層22を形成し、絶縁層23のコンタク
トホール23aを介して第2アルミニウム配線層24を
形成したものである。
【0004】図3に示したものは、シリコン基板(図示
せず)の主面側に形成された絶縁層31を介して第1ア
ルミニウム配線層32を形成し、絶縁層33のコンタク
トホール33a内部に形成されたコンタクトプラグ35
を介して第2アルミニウム配線層34を形成したもので
ある。コンタクトプラグ35は、コンタクトホール33
aにポリシリコンやタングステン等を埋込んだものであ
る。
せず)の主面側に形成された絶縁層31を介して第1ア
ルミニウム配線層32を形成し、絶縁層33のコンタク
トホール33a内部に形成されたコンタクトプラグ35
を介して第2アルミニウム配線層34を形成したもので
ある。コンタクトプラグ35は、コンタクトホール33
aにポリシリコンやタングステン等を埋込んだものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示したもので
は、コンタクト部分での第2アルミニウム配線層24の
形状が不十分となり、十分な信頼性が得られないという
問題点がある。
は、コンタクト部分での第2アルミニウム配線層24の
形状が不十分となり、十分な信頼性が得られないという
問題点がある。
【0006】図3に示したものでは、上記問題点は改善
されるが、コンタクトプラグ35の埋込みを行うため、
製造工程が増加するという問題点がある。
されるが、コンタクトプラグ35の埋込みを行うため、
製造工程が増加するという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、十分な信頼性が得られし
かも製造工程がほとんど増加することのない製造方法を
提供することである。
かも製造工程がほとんど増加することのない製造方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における集積回路
装置の製造方法は、半導体基板の主面側にアルミニウム
を主成分とした材料を用いて第1配線層を形成する工程
と、第1配線層上にコンタクトホ―ルを有する絶縁層を
形成する工程と、熱処理を行うことによりコンタクトホ
―ルに第1配線層に用いた材料を成長させてコンタクト
プラグを形成する工程と、絶縁層上および上記コンタク
トプラグ上に第2配線層を形成する工程とからなる。
装置の製造方法は、半導体基板の主面側にアルミニウム
を主成分とした材料を用いて第1配線層を形成する工程
と、第1配線層上にコンタクトホ―ルを有する絶縁層を
形成する工程と、熱処理を行うことによりコンタクトホ
―ルに第1配線層に用いた材料を成長させてコンタクト
プラグを形成する工程と、絶縁層上および上記コンタク
トプラグ上に第2配線層を形成する工程とからなる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示した製造工程の
断面図である。
断面図である。
【0010】絶縁層11は、シリコン基板(図示せず)
の主表面側に形成されたものである。第1配線層12
は、アルミニウムを主成分とした材料(アルミニウムの
み、アルミニウムに1%程度のシリコンを含有したも
の、アルミニウムに1%程度のシリコンおよび銅を含有
したもの、等)で形成されている。層間絶縁層13は、
酸化シリコンや窒化シリコン等を用いて形成され、コン
タクトホ―ル13aを有するものである。コンタクトホ
―ル13a内部には、第1配線層12を熱処理すること
により得られたコンタクトプラグ12aが形成されてい
る。第2配線層14は、アルミニウムを主成分とした材
料(アルミニウムのみ、アルミニウムに1%程度のシリ
コンを含有したもの、アルミニウムに1%程度のシリコ
ンおよび銅を含有したもの、等)で形成されている。な
お、この第2配線層14には他の導電材料を用いてもよ
い。
の主表面側に形成されたものである。第1配線層12
は、アルミニウムを主成分とした材料(アルミニウムの
み、アルミニウムに1%程度のシリコンを含有したも
の、アルミニウムに1%程度のシリコンおよび銅を含有
したもの、等)で形成されている。層間絶縁層13は、
酸化シリコンや窒化シリコン等を用いて形成され、コン
タクトホ―ル13aを有するものである。コンタクトホ
―ル13a内部には、第1配線層12を熱処理すること
により得られたコンタクトプラグ12aが形成されてい
る。第2配線層14は、アルミニウムを主成分とした材
料(アルミニウムのみ、アルミニウムに1%程度のシリ
コンを含有したもの、アルミニウムに1%程度のシリコ
ンおよび銅を含有したもの、等)で形成されている。な
お、この第2配線層14には他の導電材料を用いてもよ
い。
【0011】つぎに、図1(A)〜(D)にしたがっ
て、製造工程の説明を行う。
て、製造工程の説明を行う。
【0012】(A)シリコン基板(図示せず)の主表面
側に形成された絶縁層11上に、アルミニウムを主成分
とした材料を用いて、第1配線層12を形成する。
側に形成された絶縁層11上に、アルミニウムを主成分
とした材料を用いて、第1配線層12を形成する。
【0013】(B)第1配線層12上に層間絶縁層13
(200nm程度)を形成し、その一部をエッチングし
てコンタクトホ―ル13aを形成する。
(200nm程度)を形成し、その一部をエッチングし
てコンタクトホ―ル13aを形成する。
【0014】(C)アルミニウムの結晶化が促進される
温度(通常は150度C〜450度Cが好ましい。)で
所定時間(通常は10分〜1時間程度が好ましい。)熱
処理を行う。この熱処理により第1配線層12の形成材
料の結晶化が生じる。層間絶縁層13が形成されている
領域下では第1配線層12の形成材料の成長は抑制され
るが、コンタクトホ―ル13aの内部には第1配線層1
2の一部が成長し、コンタクトプラグ12aが形成され
る。なお、コンタクトプラグ12aを十分に成長させる
ために、コンタクトホ―ル13aの直径は1μm程度あ
るいはそれ以下であることが好ましい。
温度(通常は150度C〜450度Cが好ましい。)で
所定時間(通常は10分〜1時間程度が好ましい。)熱
処理を行う。この熱処理により第1配線層12の形成材
料の結晶化が生じる。層間絶縁層13が形成されている
領域下では第1配線層12の形成材料の成長は抑制され
るが、コンタクトホ―ル13aの内部には第1配線層1
2の一部が成長し、コンタクトプラグ12aが形成され
る。なお、コンタクトプラグ12aを十分に成長させる
ために、コンタクトホ―ル13aの直径は1μm程度あ
るいはそれ以下であることが好ましい。
【0015】(D)層間絶縁層13上およびコンタクト
プラグ12a上に第2配線層14を形成する。その結
果、第1配線層12と第2配線層14とは、コンタクト
プラグ12aを介して接続される。
プラグ12a上に第2配線層14を形成する。その結
果、第1配線層12と第2配線層14とは、コンタクト
プラグ12aを介して接続される。
【0016】
【発明の効果】本発明では、アルミニウムの結晶化を利
用してコンタクトホ―ルにコンタクトプラグを形成する
ため、十分な信頼性が得られしかも製造工程がほとんど
増加することがない。
用してコンタクトホ―ルにコンタクトプラグを形成する
ため、十分な信頼性が得られしかも製造工程がほとんど
増加することがない。
【図1】本発明の実施例を示した製造工程の断面図であ
る。
る。
【図2】従来例を示した断面図である。
【図3】従来例を示した断面図である。
12……第1配線層 12a…コンタクトプラグ 13……層間絶縁層(絶縁層) 13a…コンタクトホール 14……第2配線層
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板の主面側にアルミニウムを主
成分とした材料を用いて第1配線層を形成する工程と、 上記第1配線層上にコンタクトホ―ルを有する絶縁層を
形成する工程と、 熱処理を行うことにより上記コンタクトホ―ルに上記第
1配線層に用いた材料を成長させてコンタクトプラグを
形成する工程と、 上記絶縁層上および上記コンタクトプラグ上に第2配線
層を形成する工程とからなる集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21541391A JPH0555223A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 集積回路装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21541391A JPH0555223A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 集積回路装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555223A true JPH0555223A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16671919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21541391A Pending JPH0555223A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 集積回路装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100234398B1 (ko) * | 1996-12-20 | 1999-12-15 | 윤종용 | 반도체소자의 배선층 형성방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61280638A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21541391A patent/JPH0555223A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61280638A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100234398B1 (ko) * | 1996-12-20 | 1999-12-15 | 윤종용 | 반도체소자의 배선층 형성방법 |
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