JPH05529U - 自動車用シートの操作ノブ取付構造 - Google Patents

自動車用シートの操作ノブ取付構造

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JPH05529U
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Japan
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bracket
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seat
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稔 武内
勉 大河内
太志 安井
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は自動車用シートのシートバックに設け
るシートバック前倒し用操作ノブが、シートバックの頂
部から上方に突出しないようにすることを目的とする。 【構成】そのため本考案は、シートバックを構成するパ
イプ製バックフレームの一部を下方に圧潰して、凹窪状
のブラケット取付部を設け、このブラケット取付部にブ
ラケットを介して操作ノブを装着することを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用シートにおけるシートバックの頂部に設けるシートバック 前倒し操作ノブの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すようにシートバック(SB)(SB)の頂部(S)に、操作ノブ (a)(a)を設けて、該操作ノブ(a)(a)を操作することにより、シート バック(SB)(SB)を矢印方向に前倒してシートクッション(SC)上に積 み重ねる自動車用シートがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このシートは、図5に示すように、シートバック(SB)(SB)の頂部(S )に対して操作ノブ(a)(a)が、上方に突出しているため、着座者の頭部( H)が、操作ノブ(a)(a)に接触する虞れがあった。 そこで本考案は、斯様に操作ノブ(a)(a)のシートバック(SB)の頂部 (S)からの突出を防止することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本考案はは、シートバック内のバックフレームが パイプ製であることにより着目してなされたものであり、その要旨とするところ は、操作ノブを取付けるためのブラケットに対応するバックフレームの頂部を下 方に圧潰して凹窪状のブラケット取付部を設け、このブラケット取付部に、ブラ ケットを介して操作ノブを取付けた構成である。
【0005】 従って、前記ブラケット取付部はパイプ製のバックフレームを下方に圧潰して 形成されているため、操作ノブの取付位置が低くなり、シートバックの頂部から 操作ノブが上方に突出しない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 図1はシートバックのバックフレーム(F)と、操作ノブ(3)の取付部品を 示し、図中(1)はバックフレーム(F)におけるブラケット取付部を示す。 バックフレーム(F)はこの種の自動車用シートに使用されている断面円形状 の金属製パイプを折曲したものであり、このバックフレーム(F)の上部におけ るブラケット(2)の取付個所には、図2に示すように、上半部が下方に圧潰し て形成した前記ブラケット取付部(1)が設けてある。
【0007】 このブラケット取付部(1)は、図2に示すように下半部は圧潰されずに円弧 状に形成して、フレーム(F)の強度が損なわれないように形成されている。そ して、圧潰した上半部(11)側に、ブラケット(2)が溶接により固着される 。 従って、ブラケット(2)は従来のものに対して、フレーム(F)の外径に対 して略半分低い位置に固着される。
【0008】 ブラケット(2)は従来周知の構造のもので、フレーム(F)に溶接される水 平部(21)と、この水平部(21)と一体で略垂直状の垂直部(22)とから 構成され、水平部(21)にはレバー(5)を挿通する通孔(21a)が開孔さ れ、垂直部(22)の内側にはレバー(5)がピンで左右方向に回動自在に軸着 してなるものである。 また、図中(4)はガーニッシュで、このガーニッシュ(4)にも、ガイド孔 (41)が開孔され、操作ノブ(3)の脚部が左右方向に移動可能に挿通され、 この操作ノブ(3)の脚部には前記レバー(5)の上端が連結されている。そし て、このレバー(5)の下端には、ケーブル(6)の一端が接続され、ケーブル (6)の他端はフレーム(F)に設けた前倒し用ロック装置(7)に連結されて いる。 斯して、操作ノブ(3)をガーニッシュ(4)のガイド孔(41)に沿って移 動させると、レバー(5)が回動して前倒し用ロック装置(7)のロックが解除 され、シートバック(SB)が前倒しされる。 なお、図1において、図中(8)はシートバック(SB)の傾斜角度を調整す るためのリクライニングデバイスである。
【0009】 図3は前記フレーム(F)にブラケット(2)を溶接して取付け、これらを発 泡体製パット(P)、表皮(9)で被覆してシートバック(SB)を組付けた状 態を示す。 操作ノブ(3)はシートバック(SB)の頂部(S)から上方に突出すること なく取付けられる。また、ブラケット(2)を被覆する部分のパット(P)及び 表皮(9)はガーニッシュ(4)で押圧される。
【0010】
【効果】
本考案は従来のブラケット、操作ノブを使用し、従来のバックフレームの一部 を下方に圧潰してブラケット取付部を設けるのみで、操作ノブのシートバック頂 部からの突出を防止できる。そのため、構造が簡単で、着座者の頭部が操作ノブ に接触する虞れのないものを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の分解斜視図である
【図2】 図1のIIーII線断面図である
【図3】 本考案の断面図である
【図4】 従来の操作ノブを有する自動車用シートの
斜視図である
【図5】 従来の操作ノブを有する自動車用シートバ
ックの側面図である
【符号の説明】
F バックフレーム 1 ブラケット取付部 2 ブラケット 3 操作ノブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安井 太志 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式 会社タチエス内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パイプ製バックフレームの上部に、該バックフレームの
    一部を下方に圧潰して凹窪状に形成したブラケット取付
    部を設け、該ブラケット取付部に、ブラケットを固着
    し、該ブラケットに操作ノブを取付けてなることを特徴
    とする自動車用シートの操作ノブ取付構造。
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