JP3640541B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用シートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9(a),(b)は従来の車両用シートの説明図であり、(a)は側面図、(b)は(a)の9−9線断面図である。
(a)において、シート100は、シートクッション101と、このシートクッション101に図示せぬ角度調整機構で角度調整可能に取付けたシートバック102と、上記角度調整機構を覆うカバー103とからなる。なお、104は角度調整のためのレバー、105,106はシート100を図示せぬ車体側に取付けるための取付部である。
【0003】
(b)において、カバー103は、角度調整機構に取付けたフレーム107にビス108,108及びナット109,109で取付けるための2箇所の深絞り部112,112と、角度調整機構に取付けた鍔部113に引掛けるための爪部114とを備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、2箇所の深絞り部112,112及びこれらの深絞り部112,112に挿入したビス108,108の頭部が露出し、外観性を損なうため、更なる外観性の向上が望まれる。
【0005】
また、カバー103を深絞り部112,112で複数箇所ねじ止めする構造なので、ナット109,109が必要になり、更にナット109,109をフレーム107に溶接等で回り止めしなければならず、製造性が悪いという不都合がある。
そこで、本発明の目的は、深絞り部の数を少なくし、ビス止め箇所を少なくすることで、外観性及び製造性をより向上させた車両用シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、シートクッションの側方にシートバックの角度を調整するための角度調整機構を設け、この角度調整機構側にこの角度調整機構を覆う、車体前後方向長さがシートクッション及びシートバックの側面とほぼ同等の長さを持つカバーを取付けた車両用シートにおいて、カバーには、角度調整機構を操作するレバーを配置するためにレバーを通す開口部を備えた凹部と、シート前端側でカバーを角度調整機構にビス止めするための1箇所の深絞り部と、角度調整機構側へ引掛ける複数箇所の爪部とを一体形成し、爪部のうち少なくとも一つは、カバー後端部に配置された後端爪部であり、爪部のうち少なくとも一つは、深絞り部と後端爪部とのほぼ中間位置で凹部の裏面に形成された。
【0007】
従来のようにカバーに深絞り部を複数箇所設けていたのに比べて、深絞り部及びビスが目立たなくなり、外観性がより向上する。
また、従来よりもビス止めの箇所が少なくなって、ビス止めの工数が減り、更に、例えば、カバーを樹脂製とすることで、複数箇所の爪部を容易に形成することができ、シートの製造性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用シートの斜視図であり、シート1は、乗員が腰掛けるシートクッション2と、このシートクッション2に角度調整機構3(不図示。後述する。)で角度調整可能に取付けた背もたれとなるシートバック4と、このシートバック4の上部に取付けたヘッドレスト5と、上記角度調整機構3を覆うリクライニングカバー6とからなる。なお、8,11,12は図示せぬ車体床部にシート1を取付けるための脚部(一つは不図示)、13は脚部8に取付けた左下レールである。
【0009】
図2は本発明に係る車両用シートの要部側面図であり、シート1は、脚部11,12に取付けた右下レール14と、この右下レール14の上部にスライド可能に取付けた右上レール15と、この右上レール15の上部に取付けた角度調整機構3と、この角度調整機構3に取付けたリクライニングカバー6とを備える。なお、14aは右下レール14の後端、14bは右下レール14の前端である。
【0010】
角度調整機構3は、右上レール15の上部に固定した固定部16と、この固定部16の後部に設けた支点部17と、この支点部17に角度調整可能に取付けるとともに、シートバック4内に取付けた可動アーム部18と、シートバック4の角度を調整するときにシートバック4の固定を解除するためのリクライニングレバー19とからなる。なお、22はリクライニングカバー6をビス23で取付けるために固定部16の前部に設けた突出部、24は支点部17に設けた鍔部である。
【0011】
図3は本発明に係るリクライニングカバーの斜視図であり、リクライニングカバーを裏面から見た図である。図のリクライニングカバー6の左側が前部、右側が後部である。
リクライニングカバー6は、前端に形成した湾曲部26と、裏面27の前部寄りに設けた深絞り部28と、中間部のリクライニングレバー19(図2参照)を配置する凹部31の裏面32に形成した爪部33と、裏面27の後部上側に形成した爪部としての円弧状爪部34と、後部下側に形成した爪部としての折曲げ部35とを備える。なお、36はリクライニングレバー19(図2参照)をリクライニングカバー6の内側から外側へ通すための開口部、37はリクライニングカバー6の後部上縁を覆う円弧状壁である。
上記した深絞り部28、爪部33、円弧状爪部34及び折曲げ部35は、カバー6を角度調整機構3(図2参照)に取付けるためのものである。
【0012】
湾曲部26は、図2に示した右下レール14の前端14bを覆うものである。図3の深絞り部28は、円筒状のものであり、底部にビス23(図2参照)を通すための通孔41を備える。
爪部33は、断面L字形状のものであり、補強のためのリブ42,42を備える。
【0013】
円弧状爪部34は、円筒を半割りにして先端を内側に直角に曲げたような形状のものである。
折曲げ部35は、後部突出部43と、この後部突出部43から前部側へ延ばした内側面44とを備える。
【0014】
図4は図2の4−4線断面図であり、リクライニングカバー6の深絞り部28の底部にビス23を通す通孔41を開け、角度調整機構3の突出部22にビス23を通す通孔47を開け、この通孔47の位置にナット48を溶接し、ビス23をワッシャ49、通孔41,47に通し、ナット48にねじ込んだ状態を示す。
【0015】
図5は図2の5−5線断面図であり、リクライニングカバー6の裏面32に垂直部52と平行部53と補強用のリブ42,42(片側は不図示)とからなる爪部33を形成し、平行部53を角度調整機構3(図2参照)の中間部上縁部54に引掛けた状態を示す。
【0016】
図6は図2の6−6線断面図であり、角度調整機構3(図2参照)の支点部17に小径割り部56を形成し、この小径割り部56に円板状部57とコーン形状部58とからなる鍔部24を取付け、小径割り部56の先端を潰して膨出部59を形成することで、支点部17に鍔部24を加締めて固定し、リクライニングカバー6の裏面27に垂直部62と平行部63とからなる円弧状爪部34を形成し、この円弧状爪部34を鍔部24に引掛けた状態を示す。なお、64は角度調整機構3に取付けたフレームである。
【0017】
図7は図2の7−7線断面図であり、リクライニングカバー6の後部に後部突出部43と内側面44とからなる折曲げ部35を形成し、この折曲げ部35を角度調整機構3の後部縁部66に引掛けた状態を示す。
【0018】
図8は本発明に係るリクライニングカバーの組付要領を説明する組付要領図である。
角度調整機構3にリクライニングカバー6を取付けるには、まず、角度調整機構3に対して図の左上側から右斜め下方へリクライニングカバー6を移動させる。
【0019】
これにより、角度調整機構3の鍔部24にリクライニングカバー6の円弧状爪部34を引掛け、角度調整機構3の後部縁部66にリクライニングカバー6の折曲げ部35を引掛け、角度調整機構3の中間部上縁部54にリクライニングカバー6の爪部33を引掛ける。
次に、ビス23(図2参照)をリクライニングカバー6の深絞り部28に通し、角度調整機構3の突出部22のナット48(図4参照)にねじ込む。
これで、角度調整機構3へのリクライニングカバー6の組付けが完了する。
【0020】
このように、リクライニングカバー6へ当ててビス止めするための1箇所の深絞り部28と、角度調整機構3へ引掛ける爪部33、円弧状爪部34及び折曲げ部35をリクライニングカバー6に一体形成したことで、従来のようにリクライニングカバーに深絞り部を複数箇所設けていたのに比べて、ビス23(図4参照)及び深絞り部28が外部から目立たなくなり、外観性をより向上させることができる。
【0021】
また、従来よりビス止めの箇所が少なくなって、ビス止めの工数が減り、更に、例えば、リクライニングカバー6を樹脂製とすることで、爪部33、円弧状爪部34及び折曲げ部35を容易に形成することができ、シート(図1参照)の製造性を向上させることができる。
更にまた、リクライニングカバー6を右斜め下方へ移動させて、角度調整機構3に爪部33、円弧状爪部34及び折曲げ部35を同時に引掛ける構造にしたので、組付けを迅速に行うことができ、組付工数を減らすことができる。
【0022】
尚、本発明の実施の形態では、爪部を3箇所としたが、これに限るものではなく、2箇所又は4箇所でも差し支えない。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の車両用シートは、シートクッションの側方にシートバックの角度を調整するための角度調整機構を設け、この角度調整機構側にこの角度調整機構を覆うカバーを取付けた車両用シートにおいて、カバーへ当ててビス止めするための1箇所の深絞り部と、角度調整機構側へ引掛ける複数箇所の爪部とをカバーに一体形成したので、従来のようにカバーに深絞り部を複数箇所設けていたのに比べて、深絞り部及びビスが目立たなくなり、外観性をより向上させることができる。
また、従来よりもビス止めの箇所が少なくなって、ビス止めの工数を減らすことができ、更に、例えば、カバーを樹脂製とすることで、複数箇所の爪部を容易に形成することができ、シートの製造性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの斜視図
【図2】本発明に係る車両用シートの要部側面図
【図3】本発明に係るリクライニングカバーの斜視図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】図2の7−7線断面図
【図8】本発明に係るリクライニングカバーの組付要領を説明する組付要領図
【図9】従来の車両用シートの説明図
【符号の説明】
1…車両用シート、2…シートクッション、3…角度調整機構、4…シートバック、6…カバー(リクライニングカバー)、19…レバー(リクライニングレバー)、22…突出部、23…ビス、24…鍔部、27,32…裏面、28…深絞り部、31…凹部、32…裏面、33,34…爪部、35…後端爪部(爪部)、36…開口部、43…後部突出部、44…内側面、52…垂直部、53…平行部、54…中間部上縁部、62…垂直部、63…平行部、66…後部縁部。

Claims (1)

  1. シートクッションの側方にシートバックの角度を調整するための角度調整機構を設け、この角度調整機構側にこの角度調整機構を覆う、車体前後方向長さが前記シートクッション及び前記シートバックの側面とほぼ同等の長さを持つカバーを取付けた車両用シートにおいて、
    記カバーには、前記角度調整機構を操作するレバーを配置するために前記レバーを通す開口部を備えた凹部と、前記シート前端側で前記カバーを前記角度調整機構にビス止めするための1箇所の深絞り部と、前記角度調整機構側へ引掛ける複数箇所の爪部とを一体形成し
    前記爪部のうち少なくとも一つは、前記カバー後端部に配置された後端爪部であり、
    前記爪部のうち少なくとも一つは、前記深絞り部と前記後端爪部とのほぼ中間位置で前記凹部の裏面に形成されたことを特徴とする車両用シート。
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