JP3531476B2 - 自動車の車体フロア構造 - Google Patents

自動車の車体フロア構造

Info

Publication number
JP3531476B2
JP3531476B2 JP15148398A JP15148398A JP3531476B2 JP 3531476 B2 JP3531476 B2 JP 3531476B2 JP 15148398 A JP15148398 A JP 15148398A JP 15148398 A JP15148398 A JP 15148398A JP 3531476 B2 JP3531476 B2 JP 3531476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
floor
floor cross
seat
foot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15148398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11342868A (ja
Inventor
智実 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15148398A priority Critical patent/JP3531476B2/ja
Publication of JPH11342868A publication Critical patent/JPH11342868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3531476B2 publication Critical patent/JP3531476B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体フロ
ア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の車体フロア構造として
は、例えば特開平8−80874号公報に示されている
ように、フロアパネル上に、フロントシートの後端を支
持し、フロアパネルとサイドシルとを結合するフロアク
ロスメンバを接合配置したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構造によれ
ば、フロアパネル上にフロアクロスメンバを接合配置し
てフロアパネル剛性を高め、車両の側面衝突対策を図っ
ているが、後席乗員の足先部分の挿入空間に、該フロア
クロスメンバが車幅方向に亘って配設されるため、後席
乗員の足を前方に伸ばすことができず、後席乗員の居住
性を犠牲にしてしまうという不具合があった。
【0004】そこで本発明は、後席乗員の居住性の向上
と、車両の側面衝突対策の徹底化とを両立することの出
来る自動車の車体フロア構造を提供する物である。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、フ
ロアパネル上に、フロントシート前端を支持し、サイド
シルとフロアパネルとを結合する前側のフロアクロスメ
ンバと、フロントシート後端を支持し、サイドシルとフ
ロアパネルとを結合する後側のフロアクロスメンバとを
配置すると共に、前側のフロアクロスメンバと後側のフ
ロアクロスメンバとの間にサイドシルとフロアパネルと
を結合する中央のフロアクロスメンバを配置し、前記フ
ロアパネルを前側のフロアクロスメンバの配置位置から
後側のフロアクロスメンバの配置位置に亘って後傾する
ように形成し、かつ、前記中央のフロアクロスメンバの
高さを、該中央のフロアクロスメンバの上面とフロント
シート下面との間に後席乗員の足先部分の挿入空間を確
保できる高さに設定し、フロントシートの後端の支持点
を前端の支持点よりも地上高を低く設定して、該フロン
トシートを後傾するように設けると共に、フロントシー
トの後傾角度に対して、フロアパネルの後傾角度を大き
くしたことを特徴としている。
【0007】請求項2にあっては、請求項1に記載の後
側のフロアクロスメンバの上面に、足をのせるフットレ
スト面を後傾させて形成して、前記中央のフロアクロス
メンバの後側稜線を該フットレスト面の車両前側に延長
した高さ以下に設定したことを特徴としている。
【0008】請求項3にあっては、請求項1又は2に記
載のフロントシートの後端の支持点を前端の支持点より
も地上高を低く設定して、該フロントシートを後傾する
ように設けたことを特徴としている。
【0009】
【0010】請求項4にあっては、請求項1〜3に記載
の後側のフロアクロスメンバの後方に、段差部を設けた
ことを特徴としている。
【0011】請求項5にあっては、請求項1〜4に記載
の後側のフロアクロスメンバと中央のフロアクロスメン
バとの間に隙間を設け凹構造としたことを特徴としてい
る。
【0012】請求項6にあっては、請求項1〜5に記載
の中央のフロアクロスメンバは、車幅方向に中心に向か
うにしたがって断面を小さく設定したことを特徴として
いる。
【0013】請求項7にあっては、請求項1〜6に記載
の中央のフロアクロスメンバの上面に、足を載せるフッ
トレスト面を後傾させて形成すると共に、前記フットレ
スト面の後傾角度を、後席乗員が安楽な姿勢が得られる
ように設定したことを特徴としている。
【0014】請求項8にあっては、請求項1〜7に記載
の中央のフロアクロスメンバの上面の、前記シート後方
の乗員が車両外側で足を配置する相当部分に、足を載せ
るフットレスト面を後傾させて形成し、該中央のフロア
クロスメンバの後側稜線を該フットレスト面の車両前側
に延長した高さ以下に設定したことを特徴としている。
【0015】
【0016】
【発明の効果】請求項1 によれば、フロアパネル上に、
フロントシート前端を支持し、サイドシルとフロアパネ
ルとを結合する前側のフロアクロスメンバと、フロント
シート後端を支持し、サイドシルとフロアパネルとを結
合する後側のフロアクロスメンバとを配置すると共に、
前側のフロアクロスメンバと後側のフロアクロスメンバ
との間にサイドシルとフロアパネルとを結合する中央の
フロアクロスメンバを配置し、前記フロアパネルを前側
のフロアクロスメンバの配置位置から後側のフロアクロ
スメンバの配置位置に亘って後傾するように形成してあ
るため、後側のフロアクロスメンバの閉断面積を確保し
つつ、フロントシート後端下方の開口部を拡げられると
共に、前記中央のフロアクロスメンバの高さを、該中央
のフロアクロスメンバの上面とフロントシート下面との
間に後席乗員の足先部分の挿入空間を確保できる高さに
設定してあるため、後席乗員の足先部分を中央のフロア
クロスメンバに干渉して足の置き位置が規制されるよう
なことがなく、車両の側面衝突対策としてのフロアパネ
ル剛性を高められることはもちろん、当該シート後方の
乗員の足をフロントシート下方に挿入して前方に足を伸
ばすことができるので、後席乗員の居住性を向上するこ
とができる。また、フロントシートの後端の支持点を前
端の支持点よりも地上高を低く設定して、該フロントシ
ートを後傾するように設けてあるので、車両の前面衝突
時に前席乗員をしっかりと保持してサブマリン現象を防
止することができるのはもちろん、フロントシートの後
傾角度に対して、フロアパネルの後傾角度を大きくして
あるため、このようにフロントシートを後傾して設けて
あっても、フロントシート下方にある後席乗員の足先挿
入空間は確保でき、後席乗員の居住性を損なうことはな
い。
【0017】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、後側のフロアクロスメンバの上面に、足をのせるフ
ットレスト面を後傾させて形成して、前記中央のフロア
クロスメンバの後側稜線を該フットレスト面の車両前側
に延長した高さ以下に設定してあるため、シート後方の
乗員の足をフットレスト面に載せることにより、足先部
分が中央のフロアクロスメンバに干渉して足の置き位置
が規制されるようなことがなくフロントシート下方に挿
入して前方に足を伸ばすことができるので、後席乗員の
居住性を格段に向上することができる。
【0018】請求項3によれば、請求項1又は2の効果
に加えて、フロントシートの後端の支持点を前端の支持
点よりも地上高を低く設定して、該フロントシートを後
傾するように設けてあるため、車両の前面衝突時に前席
乗員をしっかりと保持してサブマリン現象を防止するこ
とができる。
【0019】
【0020】請求項4によれば、請求項1〜3の効果に
加えて、後側のフロアクロスメンバの後方に段差部を設
けてあるため、該段差部により足を踏ん張ることができ
ると共に、フロアパネル上に配置されるフロアカーペッ
トの足先挿入時におけるズレを防止することができる。
【0021】請求項5によれば、請求項1〜4の効果に
加えて、後側のフロアクロスメンバと中央のフロアクロ
スメンバとの間に隙間を設け凹構造としてあるため、フ
ロアパネル上に配置されるフロアカーペットの位置決め
を容易に行えて、取付作業性を向上することができると
共に、取り付け後もフロアカーペットが前後方向にズレ
るのを防止することができる。
【0022】請求項6によれば、請求項1〜5の効果に
加えて 中央のフロアクロスメンバは、車幅方向に中心
に向かうにしたがって断面を小さく設定してあるため、
後席乗員のフロアセンタ側に位置する足を中央のフロア
クロスメンバに干渉することがなくフロントシート下方
に挿入して前方に足を伸ばすことができ、後席乗員の居
住性を高めることが出来る。
【0023】請求項7によれば、請求項1〜6の効果に
加えて、前記中央のフロアクロスメンバの上面に、足を
載せるフットレスト面を後傾させて形成すると共に、前
記フットレスト面の後傾角度を、後席乗員が安楽な姿勢
が得られるように設定してあるため、後席での高い居住
性を得ることができる。
【0024】請求項8によれば、請求項1〜7の効果に
加えて、前記中央のフロアクロスメンバの上面の、前記
シート後方の乗員が車両外側で足を配置する相当部分
に、足を載せるフットレスト面を後傾させて形成し、該
中央のフロアクロスメンバの後側稜線を該フットレスト
面の車両前側に延長した高さ以下に設定してあるため、
乗員の車両外側の足と、中央のフロアクロスメンバとが
干渉して足の置き位置が規制されるようなことがなく、
足をフロントシート下方に挿入して前方に足を伸ばすこ
とができるので、後席乗員の居住性を向上することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0026】図1〜3において、1は中央部にフロアト
ンネル2を上側に向けて膨出成形したフロアパネルで、
その両側端はフロア側部の車体前後方向骨格部材である
サイドシルのシルインナ3に接合してある。
【0027】5はフロントシート4の前端を支持し、フ
ロアパネル1とサイドシル3とを結合する前側のフロア
クロスメンバ、6はフロントシート4の後端を支持し、
フロアパネル1とサイドシル3とを結合する後側のフロ
アクロスメンバで、これら前側のフロアクロスメンバ
5,後側のフロアクロスメンバ6はその周縁のフランジ
部5a,6aをフロアパネル1中央のフロアトンネル2
の側壁2aとサイドシルのシルインナ3、およびフロア
パネル1にそれぞれ接合して配置してある。
【0028】特にこの実施形態では、前記後側のフロア
クロスメンバ6は、その後方でフロアパネル1との間に
段差部9をもって配置してある。
【0029】前側のフロアクロスメンバ5と後側のフロ
アクロスメンバ6との間にはフロアパネル1とサイドシ
ル3とを結合する中央のフロアクロスメンバ7を、その
周縁のフランジ部7aをフロアパネル1の上面とサイド
シルのシルインナ3とに亘って接合して配置してある。
【0030】しかも、この中央のフロアクロスメンバ7
は、図2,図3と示すように車幅方向で中心に向かうに
従って、その断面が小さくなるように形成してある。
【0031】また、後側のフロアクロスメンバ6の上面
の、前記シート4後方に位置する後席乗員が車両外側で
足を配置する相当部分に、足を載せるフットレスト面8
を後傾させて形成してあり、しかもこのフットレスト面
8の後傾角度を後席乗員が安楽な姿勢が得られる様な角
度にチューニングしてある。
【0032】一方、前記中央のフロアクロスメンバ7の
後側稜線7bを、該フットレスト面8の前側に延長した
高さ以下に設定してある。
【0033】また前述のフロアパネル1は、前側のフロ
アクロスメンバ5の配設位置から後側のフロアクロスメ
ンバ6の配設位置に亘って後傾するように形成して、前
述の中央のフロアクロスメンバ7の高さを、該中央のフ
ロアクロスメンバ7の上面とフロントシート4の下面と
の間に後席乗員の足先部分の挿入空間を十分に確保でき
るようにしてある。
【0034】特に本実施形態では、フロントシート4の
後端の支持点4bを前端の支持点4aよりも地上高を低
く設定して、該フロントシート4を後傾するように設け
てあるが、このフロントシート4の後傾角度に対して、
前述のフロアパネル1の後傾角度が大きくなるように形
成してある。
【0035】図中、10はフロアパネル1上をフロア全
面に亘って覆うフロアカーペットを示す。
【0036】以上のように本実施形態の構造によれば、
後側のフロアクロスメンバ6の上面の、前記シート4後
方の乗員が車両外側で足を配置する相当部分に、足を載
せるフットレスト面8を後傾させて形成し、前記中央の
フロアクロスメンバ7の後側稜線7bを該フットレスト
面8の前方延長線上以下の高さに設定してあるため、中
央のフロアクロスメンバ7を設けて車両の側面衝突対策
としての、フロアパネル剛性を高めていても、シート4
後方に位置する後席乗員の車両外側の足を前記フットレ
スト面8に載せることにより、足先部分が中央のフロア
クロスメンバ7に干渉して足の置き位置が規制されるよ
うなことがなくフロントシート4下方に挿入して前方に
足を伸ばすことができるので、後席乗員の居住性を格段
に向上することができる。
【0037】しかも、本実施形態では、フロアパネル1
を前側のフロアクロスメンバ5の配置位置から後側のフ
ロアクロスメンバ6の配置位置に亘って後傾するように
形成してあるため、後側のフロアクロスメンバ6の閉断
面積を確保しつつ、フロントシート4の後端下方の開口
部を拡げているので、後席乗員の足入れ性が向上してい
ると共に、前記中央のフロアクロスメンバ7の高さを、
該中央のフロアクロスメンバ7の上面とフロントシート
4下面との間に後席乗員の足先部分の挿入空間を確保で
きる高さに設定してあるため、後席乗員の足先部分を挿
入した際、中央のフロアクロスメンバ7との干渉を確実
に回避でき、後席乗員の居住性向上をさらに徹底でき
る。
【0038】また、フロントシート4の後端の支持点4
bを前端の支持点4aよりも地上高を低く設定して、該
フロントシート4を後傾するように設けて、車両の前面
衝突時に前席乗員をしっかりと保持してサブマリン現象
を防止することができる様にしてあるが、このフロント
シート4の後傾角度に対して、フロアパネル1の後傾角
度を大きく設定してラッパ状になっているため、このよ
うにフロントシート4を後傾してサブマリン現象を防止
するようにしてあっても、フロントシート4下方の開口
を大きくとって、後席乗員の足先挿入空間は確保でき、
後席乗員の居住性を損なうことはない。
【0039】加えて、前述の後側のフロアクロスメンバ
7の後席乗員のフロアサイド側に位置する足を載せる部
分に設けたフットレスト面の後傾角度を、後席乗員が安
楽な姿勢が得られるように設定してあるため、後席での
高い居住性を得ることができる。
【0040】一方、後側のフロアクロスメンバ6の後方
に段差部9を設けてあるため、該段差部9により車両の
減速時や姿勢を整えるときなどに該段差9により後席乗
員が足を踏ん張ることができると共に、フロアパネル1
上に配置されるフロアカーペット10が足先挿入時にズ
レるのを防止することができるほか、後側のフロアクロ
スメンバ6と中央のフロアクロスメンバ7との間に隙間
を設け凹構造としてあるため、前述のフロアパネル1上
に配置されるフロアカーペット10の取付時における位
置決めを容易に行えて、取付作業性を向上することがで
きると共に、取り付け後もフロアカーペット10が前後
方向にズレるのを防止することができる。
【0041】また、中央のフロアクロスメンバ7は、車
幅方向に中心に向かうにしたがって断面を小さく設定し
てあるため、後席乗員のフロアセンタ側に位置する足が
中央のフロアクロスメンバ7に干渉することがなくフロ
ントシート4下方に挿入して前方に足を伸ばすことがで
きる。
【0042】なお、前記実施形態ではフロアパネル1を
前側のフロアクロスメンバ5の配置位置から後側のフロ
アクロスメンバ6の配置位置に亘って後傾するように形
成して、中央のフロアクロスメンバ7の高さを、該中央
のフロアクロスメンバ7の上面とフロントシート4下面
との間に後席乗員の足先部分の挿入空間を確保できる高
さに設定すると共に、後側のフロアクロスメンバ6の上
面に、前記シート4の後方の後席乗員の車両外側で足を
配置する相当部分に、足を載せるフットレスト面8を後
傾させて形成し、前記中央のフロアクロスメンバ7の後
側稜線7bを該フットレスト面8の前側の延長した高さ
以下に設定した最も良い例を示したが、何れか一方のみ
を用いた場合であっても、後席乗員の足先挿入空間を確
保して、後席乗員の居住性を向上できることは言うまで
もない。
【0043】また、本実施形態では2列シートによる本
発明の実施例を示したが、3列シートなどの多列式のシ
ートを有する車両に用いても良いことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 フロアパネル 4 フロントシート 4a 前端の支持点 4b 後端の支持点 5 前側のフロアクロスメンバ 6 後側のフロアクロスメンバ 7 中央のフロアクロスメンバ 7b 後側稜線 8 フットレスト面 9 段差部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネル上に、フロントシート前端
    を支持し、サイドシルとフロアパネルとを結合する前側
    のフロアクロスメンバと、フロントシート後端を支持
    し、サイドシルとフロアパネルとを結合する後側のフロ
    アクロスメンバとを配置すると共に、前側のフロアクロ
    スメンバと後側のフロアクロスメンバとの間にサイドシ
    ルとフロアパネルとを結合する中央のフロアクロスメン
    バを配置し、前記フロアパネルを前側のフロアクロスメ
    ンバの配置位置から後側のフロアクロスメンバの配置位
    置に亘って後傾するように形成し、かつ、前記中央のフ
    ロアクロスメンバの高さを、該中央のフロアクロスメン
    バの上面とフロントシート下面との間に後席乗員の足先
    部分の挿入空間を確保できる高さに設定し、フロントシ
    ートの後端の支持点を前端の支持点よりも地上高を低く
    設定して、該フロントシートを後傾するように設けると
    共に、フロントシートの後傾角度に対して、フロアパネ
    ルの後傾角度を大きくしたことを特徴とする自動車の車
    体フロア構造。
  2. 【請求項2】 後側のフロアクロスメンバの上面に、足
    をのせるフットレスト面を後傾させて形成して、前記中
    央のフロアクロスメンバの後側稜線を該フットレスト面
    の車両前側に延長した高さ以下に設定したことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車の車体フロア構造。
  3. 【請求項3】 フロントシートの後端の支持点を前端の
    支持点よりも地上高を低く設定して、該フロントシート
    を後傾するように設けたことを特徴とする請求項1又は
    に記載の自動車の車体フロア構造。
  4. 【請求項4】 後側のフロアクロスメンバの後方に、段
    差部を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1
    に記載の自動車の車体フロア構造。
  5. 【請求項5】 後側のフロアクロスメンバと中央のフロ
    アクロスメンバとの間に隙間を設け凹構造としたことを
    特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動車の
    車体フロア構造。
  6. 【請求項6】 中央のフロアクロスメンバは、車幅方向
    に中心に向かうにしたがって断面を小さく設定したこと
    を特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自動車
    の車体フロア構造。
  7. 【請求項7】 前記中央のフロアクロスメンバの上面
    に、足を載せるフットレスト面を後傾させて形成すると
    共に、前記フットレスト面の後傾角度を、後席乗員が安
    楽な姿勢が得られるように設定したことを特徴とする
    求項1〜6の何れか1項に記載の自動車の車体フロア構
    造。
  8. 【請求項8】 前記中央のフロアクロスメンバの上面
    の、前記シート後方の乗員が車両外側で足を配置する相
    当部分に、足を載せるフットレスト面を後傾させて形成
    し、該中央のフロアクロスメンバの後側稜線を該フット
    レスト面の車両前側に延長した高さ以下に設定したこと
    を特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の自動車
    の車体フロア構造。
JP15148398A 1998-06-01 1998-06-01 自動車の車体フロア構造 Expired - Fee Related JP3531476B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15148398A JP3531476B2 (ja) 1998-06-01 1998-06-01 自動車の車体フロア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15148398A JP3531476B2 (ja) 1998-06-01 1998-06-01 自動車の車体フロア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11342868A JPH11342868A (ja) 1999-12-14
JP3531476B2 true JP3531476B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=15519498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15148398A Expired - Fee Related JP3531476B2 (ja) 1998-06-01 1998-06-01 自動車の車体フロア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3531476B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7295049B2 (ja) * 2020-01-30 2023-06-20 トヨタ自動車株式会社 車両構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11342868A (ja) 1999-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2297249A (en) Vehicle seating with integral child seat
US8317255B2 (en) Vehicle seat assembly
JP3674809B2 (ja) ヘッドレストの格納構造
JP3980504B2 (ja) 車両用空調ダクト構造
US7597395B2 (en) Vehicle seat
JP3962975B2 (ja) 自動車用シートのスライドレールの構造
JP3531476B2 (ja) 自動車の車体フロア構造
US7165808B2 (en) Rear seat storage console
JP6147048B2 (ja) 福祉車両
JPH0558204A (ja) 自動車の座席の配設構造
JP6880422B2 (ja) 乗物用シート
JP4106657B2 (ja) シートバック構造
JP3543596B2 (ja) 自動車のフロア構造
JP6068413B2 (ja) シート構造
JP6412228B2 (ja) 乗物用シート
JP3314914B2 (ja) 自動車用シートの構造
JP7202203B2 (ja) 乗物用シート
JPH07223468A (ja) 自動車用シートの取付構造
KR0115634Y1 (ko) 스페어 타이어 은폐 구조를 가지는 레저용 자동차의 제3시트
JP2002102005A (ja) シートクッションの構造
JP2010132121A (ja) 乗り物用シート構造
JP6200036B2 (ja) 乗物用シート
US20190299823A1 (en) Vehicle
JP2023060140A (ja) 乗物用シート
JP3870805B2 (ja) 車両用シート装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees